レビュー一覧は、こちらから。
へウォンは、ドンソクの手を取りませんでした。
ドンソクは、怒ったように、へウォンの前から去りました。で、チスに連絡を入れたんです。
脅迫された事・・・へウォン父が自分たちの不幸のタネの一つである事故の加害者だと言う事について答える・・・と言いました。
どう答えるのかと思ったら、強気に出ました、ドンソク。
「脅迫だなんて人聞きの悪い。」
と、チス。すっかり、ドンソクが自分に対する捜査を中断すると思いこんで、上機嫌です。
でもね、ドンソクは言いました。
「ほざくな。これが答えです。」
おーっ
チスは一度に表情が変わりました。
「家族に話せばいい。僕は15年間家族に背を向けて来た。家族がどんな傷を負おうが関心が無いし、結婚に反対されてもその意見に耳を傾ける気は無い。へウォンが事実を知って背を向けるなら、縁が無かったと思って諦めますよ。僕は女のために信念を曲げるような人間では無い。」
そして、続けて言いました。
ゴルフ場にも、長男と二男が代表をしている会社にも調査が入ります・・・と。僕も脅迫に報いないと・・・。
ドンソクが真面目で何事にも動じない性格だということは、充分分かってるチス。これが単なる脅しじゃ無く、自分の身に危機が迫ってることが分かりましたよ。
へウォンは、突然逃げようと言いだしたドンソクに、何があったのか、確かめに行きました。
そこで、ドンソク母から、ドンウクの事があったために、ドンソクを可愛がる事が出来なかったという反省の言葉を聞かされました。
これから、充分な愛情を注いでやりたいと思っているのに、ドンソクを認めない家の娘と結婚させるなんて考えられない・・・とも。
へウォンは、表からは分からなかったドンソクの悲しみを初めて知ったんでしょうね。
帰り道で、ドンソクと会いました。
「何があっても絶望するな。」
とドンソク。チスがへウォンに話すかもしれないからの言葉ですね。
何があっても一人で判断して決めないと約束してくれ、何があっても僕を信じて僕の言葉だけを聞くんだ、何があっても・・・。
へウォンは、うん、うん・・・と全ての言葉に頷きました。
そして、ドンソクの言葉を遮るように抱きついたのです。
「何があってもあなたの傍を離れないし、絶対に諦めたりしない。おばさんも説得してみせる。」
ドンオクは、ウジンを病院に訪ねて行きました。
余談ですが、ウジン=チェ・ウンssiって「秘密」でチソンくんの側近のグァンスを演じていた人なのね。全く違う役柄なので気が付きませんでしたよ。優しい雰囲気の人ですよね。
自分の頭を治してほしいと言うのです。馬鹿な自分を・・・。
言葉に詰まるウジンでした。
そこに、マリがカメラを借りにやって来まして。ウジンはドンウクを残して診察室を出たんですが。
マリと二人でいるところを、またもドンヒに見られてしまったんです。二人が恋人同士だと思い込んでるドンヒは、ウジンがドンウクを弄んでいるとしか思えないんです。
だから、マリがいくら勘違いだと言っても、全く信用せず、一方的にウジンを殴りつけちゃって・・・。
それを見たドンウクが、前日の事もあって、ドンヒに対して激怒したんです。
ウジンは、ドンヒに詰め寄られ、つい、本気だったら?・・・と口にしてしまいました。
自分でも思いがけない言葉だったようです。
でも、それなら結婚しろと言われたら、流石に、はいとすぐに答える事は出来なかったんですね。真面目だからこそなんでしょうが、すぐに返事が出来ないってことで、ドンヒには、本心じゃないと思えたんでしょう。
へウォンは、まだ懲りずにドンソクの家に来ています。
店の掃除をしたり、豚足の下ごしらえの手伝いをしたり。
それを、邪魔だと追い返そうとするドンソク母。何をしても、許す事は出来ない・・・と繰り返すだけです。
「ドンソクさんを、これ以上寂しくさせません。辛い思いもさせません。」
そう言うへウォン。この言葉は、ドンソク母の心に響いたようです。
ところで、ドンタクは、へウォンの姉ヘジュとの結婚を本気で考えています。ドンソクとへウォンが結婚しちゃったら、自分たちの結婚は、法律上は問題ないけど、韓国での世間体としたら、よくない事なんでね。そうなる前に先に結婚しちゃおうと思ってるんです。
で、息子のムルにも紹介しようとしてるんですが、実は既にムルとヘジュは顔見知りになってまして。
決して良い関係じゃ無く、ムルの実母の女優のファンサイトに、クレームばかりを書き込むクレーマーだとムルは思ってるんですね。
まだ、正式に顔を合わせてはいません。
ヘジュも口は悪いし常識は無いけど、悪い人間じゃないってことは分かってますからね。上手く行ってほしいもんです。
そして、ドンソクの双子の叔父サンホとサンシクも、女性問題がこんがらがって来てますよ。
ある夜、ドンソク母は、ドンソクが家の前に停めた車の中で眠っているのを見つけました。眠っていたのかな?それとも、考え事をしていただけなのかな?
とにかく、母とすると、悩みや苦しみが多い息子だと言う事が充分分かる状況でした。
なのに、家に入らず一人で車の中で考え込んでいるのを見たら、そりゃぁ、悩みの一つでも解決してあげたいと思いますよね、母親とすると。
「私さえ許せばいいの?」
と、母。
「他には何の障害も無いのね?」
一歩も二歩も譲った母でした。
ドンソクは、すぐにへウォンを呼び出しましたよ。