韓国ドラマ・ガイド トンイ 後編 (教養・文化シリーズ) | |
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前回の記事は、こちらから。
トンイは、危ういところで難を逃れ、その後、ケドゥラとも再会を果たしました。
この二人の再会は泣けましたね コムゲの殆どのメンバーが殺されてしまい、残った二人は追っ手から逃れながら、苦しい日々を一緒に過ごしましたからね。
幼いころは、トンイの方がお姉さん的な気丈さでケドゥラを支えていました。その記憶は強く深く彼の心に沁み込んでいるようです。トンイやチョンスに諭されて、両班を殺すことを止めました。
トンイは、一方で例の手のサインの謎を追っていました。そして、ふとした事から、それが南人達が重要としている書物の内の音楽関連が手掛かりとなっている事に気づくのです。
そして、それをもとに解読していくと、そのサインは、なんと、オ・テソクを指している事がわかったのです。
でも、十数年も昔のことゆえ、告発するための証拠となるものがありません。
それならば、オ・テソクが動くのを待とうとトンイが提案したのです。
例のコムゲに無実の罪を着せた事件に関して、秘密を知っているぞと言う張り紙を彼の屋敷に張ったんです。これに動揺したオ・テソクは、ムヨルのところに駆けつけます。
ムヨルに、動揺せずに・・・と言われたものの、どうしてもじっとしていられず、当時の秘密を知っているかつての仲間を無きモノにしようとするんです。
でも、それはトンイ達の予想通りの動きで、ますますテソクは追い詰められます。
その頃、チャン妃の事件で地方に流刑になっていた南人たちが、続々と都に帰ってきていました。
彼らが私財を投げ出して、窮乏する民に分け与えたから、王様としても許さざるを得なかったのです。これも、彼らの策謀だったんですけどね。
で、チャン妃兄も、勿論帰って来ましたよ。
そして、追い詰められているテソクを、このまま都に置いておくのは、自分達の首を絞める事になる・・・と、罠を仕掛けました。
昔の事件と同じものでしたね。
つまり、テソクを殺し、それをコムゲの仕業だとするって事ですよ
それにまんまと引っ掛かったケドゥラたちコムゲ。
彼らは、昔の事件の犯人であるテソクが都から脱出しようとしているのを阻止し、自分達が捕らえておこうとしただけなんです。トンイの為にも、決して殺そうなんて思ってなかったんです。
なのに、駆けつけた時には、既にテソク一同は皆殺しにされていて、その場にいた官軍に一網打尽にされてしまいましたよ~っ
命からがらその場から逃げ出したケドゥラ。
ようやく妓女のソリの元に逃げ込み、それの知らせはトンイの元にも届きました。
トンイは、それをヨンギ達に知らせようとしたのですが、あいにく彼らも、コムゲの騒動で宮中を出払っていて、捕まりません。携帯があればね~っ
ところで、トンイは、昔の事件の謎を全て解き明かしていました。
オ・テソクが南人の中での首領となりたいがために、起こした事件である事。そして、それにはチャン妃も深く関わっていた事。
ヨンギを呼んで、事件について話し、彼はこの事件には関わっていないという態度を取るよう言いました。
なぜなら、この事件を明らかにする過程で、自分の本当の素性を明らかにしなければ、証拠は申し立てられないし、信じてはもらえないと判っていたからです。
だから、自分がどうなろうと、王子を守ってほしいと頼んだのです。この宮中で王子を守れるのは、ヨンギしかいないから・・・と。
これまた泣かされたシーンです
トンイは、まだまだ乳飲み子の王子を抱きながら、涙を流します。
自分と言うの母親を持ったために、これから先、どのくらい苦労をするか・・・と、思ったんでしょう。
そして、ムヨル達は、トンイの素性を掴みました
で、トンイ達が自分達の罪を明らかにする前に、彼女の素性を明らかにしようとしたんです。
王様にムヨルから話したようです。
トンイが、瀕死の状態のケドゥラを逃がそうとしている時に、妓房になんと王様が
ケドゥラは、官軍に捕縛されて連行されました。
それを、トンイが必死で阻もうとします。
「ケドゥラ」
・・・と。
その時、王様の悲痛な声が彼女の声に被るんです。
「トンイ」
いやもう、今回も泣けましたわ
次回も泣けそうです。
トンイはどーなるの チョンスは