まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『30だけど17です(原題)』完観

2019-02-28 14:31:42 | 韓国ドラマのエトセトラ
三十ですが十七です OST (CD + ブックレット) (韓国盤)
クリエーター情報なし
bonfactory

レビュー一覧は、こちらから。

 

叔母さんも決心がつかなかったのです。

自分は悪くないと思う反面、結果的にソリを見捨てることになってしまったことを・・・。

 

目覚めて本当に良かった・・・と叔母さんは言いました。これは本心だったでしょう。

「ごめんなさい。」

と何度も言って泣く叔母さん。

叔父さんはどこ?・・・とソリが聞くと、もっと泣きだしてしまいました。

 

ソリが意識が戻らないまま時間だけが過ぎて行く間、叔父夫婦にも様々なことがありました。

叔父の会社が傾きかけたのです。

どうも信頼していた人に裏切られたようですね。ソリの費用が理由では無かったのです。

家を売ってお金を工面すればいいと言う叔母を、叔父はたしなめました。ソリが両親と暮らした大切な家です。絶対に売れないと叔父は言い張りました。

でも、看病と仕事、双方の心労から、身体を壊してしまい、ソリのベッドの傍で倒れてしまったのです。

死ぬ前に、叔父は離婚を申し出ました。

万が一の時、妻と生まれ来る子供に負担をかけてはいけないという苦肉の策だったようです。そして、ソリの後見人に叔母がなる事で家も守れると考えたのです。

 

叔母さんは、家を売ったお金を全てソリのために保管してありました。

 

生きてどこかで元気に暮らしていてほしかった・・・とソリは叔父のお墓で泣きました。

 

落ち込むソリでしたが、ウジンたち‘家族’のお陰で徐々に立ち直って行きました。

 

音楽療法という治療法があることを知ったソリ。

ソリが専門医になるには、かなりの壁がありました。第一、高卒認定もとらなくてはいけません。資格が取れるまでには相当な年月がかかりそうです。

 

ある日、リン・キムからメールが届きました。

彼女もドイツで自由に音楽を楽しみながら学んでいるようです。

大学の教授に、ソリの事を覚えている人がいるとか。その教授が、ソリにここで学ぶのはどうかと言っているのだそうです。

勿論、学歴等から学位や資格はとれないけど、音楽を充分楽しむことはできるとリン・キムは書いていました。

 

思いがけない誘いに、ソリは迷いました。

ウジンは、ソリの気持ちが最優先だと言いました。

周囲の人は皆こんなチャンスを逃しちゃいけないと言います。ウジンも・・・。

音楽療法士の資格を取るには、相当な時間がかかる事を思えば、やはりドイツに行く方が良い・・・ソリもそう思うようになりました。

で、ドイツ留学を決めたのです。

 

ウジンは、鷹揚なところを見せて賛成してはみたものの、寂しくてたまりません。

 

出国当日、見送りに来ないでと言われたウジンは、一人悲しみに打ちひしがれていました。

でもね、ソリ、出発してなかったのです。

周囲の皆はソリから聞いて知ってました。

ソリも、そしてチャンたちもウジンにそれを伝えようとしたのに、ウジンは一人にしてくれと言って部屋に閉じこもってしまったので、それ以上言えませんでした。

ウジンの部屋には、ソリからの手紙がありました。

お別れの手紙かと思いました。

書き出しはそうだったのですが、手紙を書きながら、自分の気持ちに気づいたようなんですよ、ソリ。

 

やっぱり、行きたくない。

ドイツには行かない

家は恥ずかしいから、あの場所で待ってる

 

ソリはあの歩道橋の上でウジンを待っていました。

ハッピーエンドです

 

チャンも独立し、ジェニファーも新しい人生を求めて家を出て行きました。

二人だけになったウジン&ソリ。これに気づいた時のソリの狼狽ぶりが又笑えます。

そして、プロポーズだと勘違いしたエピソードも爆笑もんです

是非、実際に映像を見て確かめて笑ってください。

 

最後まで楽しませてくれました。

ウジン&ソリ、本当に面白いカップルでした。

シン・へソンさんの演技力は改めて感心しましたし、ヤン・セジョンssiのコメディも結構イケると思いました

最後まで楽しく、気持ちよく見る事ができる作品です

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』15話まで

2019-02-28 13:51:13 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

物ごとには、見る人、経験した人それぞれの側からの視点、事実があります。

一方から見ただけでは分からない事実が隠されていることもあるのです。

ウジンは、自分の所為でソリの人生を狂わせてしまったという罪悪感から、立ち直れないでいます。

でもそれは、ウジン側からの事実に基づく感情であって、ソリ側にはソリの感情ゆえの別の事実があったのです。

 

ソリがウジンの存在に気づいたのは、ウジンよりずっと前だったようです。

ドイツに試験を受けに行こうとしていた時、偶然空港で迷子になってるチャンと出会ったのです。

チャンの世話をしている間に、バイオリンを置き忘れてしまったソリ。戻ってみると、そこに既にバイオリンはありませんでした。

忘れ物としてカウンターに届けられていたのです。届けたのが、ウジンでした。

お礼を言おうと後を追ったソリですが、結局、ウジンは気付かずに行ってしまいました。ソリの記憶には、少年が背負った絵筒とそれに貼られているキャラクターシールだけが残りました。

後日、歩道橋の上で偶然耳に留まった自転車のベルの音。そこには、あの少年がいたのです。

ソリは恋をしました。

名前を知らないので、クレッシェンドと名付けました。

ソリは、自分が持っているキーホルダーと同じモノを作ってもらいました。そして、バイオリンのお礼に渡したいと思い、毎日持ち歩いていたのです。

 

そしてあの事故の日、ソリの願いが叶ったのです。

バスの中でウジンと出会ったのですから。

声をかけようかどうしようか、ソリは迷いました。でも、意を決して声をかけたのです。本題とは程遠い、美術ホールへの最寄りバス停のことしか聞けませんでしたが。

そのことで、ウジンはソリに気づき、今度はウジンが迷い始めました。絵を渡そうかどうしようか・・・と。

ソリが渡そうと決心した瞬間、今度はウジンが声をかけたのです。次のバス停の方が近いから、そちらで降りてください・・・と。

でも結局、スミが来たため、絵を渡せずにバスを降りちゃったウジン。

そして、ウジンの目の前で事故が起ってしまったのです。

 

その事実を聞いても、ウジンの心は晴れません。

どちらにしても、ウジンが引き留めたから、事故に遭ってしまった事実は変わらないのだから・・・と。

でもね、それもウジンの誤解でした。

実は、そのルートは、ソリにとって通い慣れた練習場への道だったのです。美術ホールに通っていたのですから。

バス停を聞いたのは、話しかける口実に過ぎなかったというわけです。

降りるバス停は、ウジンが指摘したバス停でした。つまり、ソリは降りようとしてベルを押していないし、ウジンが言ったバス停で降りるのが習慣だったということです。

事故に遭うのは必然だったのです。

 

「あなたの所為じゃない。私はいつも通り次のバス停で降りてた。すごく不幸なことだけど、私は事故に遭う運命だったの。あなたの所為じゃ無い。」

私が先にあなたを知って、私が先にあなたにときめいて、私が先にあなたに恋をした。

コン・ウジン。あの子の名前はコン・ウジンだったのね。

 

「13年間17歳のままだったのは、私だけじゃ無かった。」

このセリフの瞬間、泣けました

 

やっと本当のコン・ウジンとウ・ソリになれました。

 

チャンは、ウジンを固く抱きしめました。

甥っこの方が大きい身体で、叔父さんを包み込んだように見えました。

そしてそれは、彼の初恋を終わらせる決定打となったようです。ソリがウジンを連れ戻したってことが・・・。

 

チャンは翌日、ソリと出かけました。ちゃんとウジンに許可を取って。

チャンがソリを連れて行ったのは、彼が毎日練習している川べりでした。

背伸びせず、チャンなりのソリとの別れの儀式だったようです。

チャンは、きちんとソリに想いを伝えました。

大人のように上手く振る舞えるソリではありません。戸惑いました。

でも、チャンは言いました。初恋をきちんと終わらせたいから告白した・・・と。

「俺とは良い友達になりましょう。叔父さんのことをたくさん愛してください。お願いします。」

ソリは涙がこぼれました。

話して良かった、気分爽快だ・・・とチャンは笑顔で言いました。勿論、まだ嘘が交じってます。泣きたいのはチャンも同じでした。でも、少しだけ大人になったチャンです。

 

ウジンに主治医から連絡が入りました。

舞台デザイナーとしてのウジンへの仕事の依頼でした。

ウジンは、別人のように明るい顔でソリとの事を話しました。饒舌でした。

主治医も心からほっとしたようです。これで完治だと思えたのでしょう。

 

ヒョンテから入院費用を支払った男性の事を聞いたウジン。

直接謝りたいと言うその男性に、ソリを会わせました。

ソリの前に土下座する男性。なんと、飲酒運転だったそうなんです。

自首する前に謝りたかった・・・と言いました。

ソリは怒りをぶつけました。

だからと言って、何も状況は変わりません。

ずっとソリを見ていたと言う男性に、叔父夫婦のことを聞いたソリ。

分かったのは、転院して数カ月で連絡が取れなくなり、費用の支払いも滞ってしまったということだけ。

だから、男性が代わりに支払い続けたのです。せめてもの罪の償いになるかと思って。

 

その時、買い物から帰って来たジェニファーが男の胸倉をつかみました。

なんと・・・ジェニファーの夫もその事故で亡くなっていたのです。

ジェニファーはもうすぐ生まれる子供と夫と幸せな暮らしをしていました。しかし、それがある日突然奪われてしまったのです。何の過失もないのに。

事故の二人の死者、一人はノ・スミ。もう一人が彼女の夫キム・テジンだったのです。

それがショックでお腹の子まで失ってしまったジェニファー。

だから、婚家を出て来たのでしょう。

夫を失ったことで子供を死なせてしまったのは自分の罪だとジェニファーは思って来ました。だから、平気になる資格や恋しがる資格はないと思ってきたのです。ましてや家族を持つ資格なんて・・・。

私は何時も大丈夫・・・とジェニファーは言いました。

でも、ソリは大丈夫じゃ無くていいとジェニファーを抱きしめました。平気なフリをしないでください・・・と。

ジェニファーは泣けました。心から泣けました。

そして男性は、自首しました。

 

叔父夫婦を探すチラシの効果が現れました。

一人の女性が、叔母を知っていると連絡して来たのです。

その女性は、引っ越す前の家に何度も配達をした事があると言いました。そして、最後に聞いたのは、二人が離婚したということだと言いました。

家の売買契約書では、売主は叔父ではなく叔母の名前になっていました。

ウジンは、その事と、叔父の会社が破産したことを、ソリに打ち明けました。

ソリは、自分の所為かも知れない・・・と罪の意識にさいなまれました。

 

叔母さんに会う決心をしたソリ、花屋を訪ねました。

でも、店は休んだままでした。

途方に暮れて家に帰って来た時、後ろから声をかけた人が。

叔母でした。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』14話まで

2019-02-28 12:01:38 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スミの写真を見ながら泣きじゃくるソリ。

そのソリを、ウジンは力いっぱい抱きしめました。

ウ・ソリ、名前はウ・ソリだった。生きていたのか、本当にありがとう、よかった・・・。

泣きながら抱き締めるウジンに、ソリはちょっと驚き、戸惑いました。でも、その理由を深く考える余裕はその時のソリにはありませんでした。

 

でもね、次の瞬間、ウジンは我に返ったように、ソリから離れました。視線を逸らしました。

ソリが生きていようと、起きた事実に変わりは無いと気付いたのです。

自分の所為で、ソリの人生を狂わせてしまったことに違いは無いと。

これまでの、ソリの苦労、悲しみを見て来たウジンには、その原因が自分にあったということは、あまりにも衝撃的な事実でした。

 

ウジンの姿が消えました。

 

チャンはその時、既に退院して来ていました。

彼は、病院でソリの保護者がウジンで、恋人だと話していたと言う事を知り、ショックを受けましてね。それを確かめるために、急遽退院してきたのです。

治療を始めて、まだ2日目だと言うのに、怪我はほぼ完治してたんです

これが漫画チックなんですけどね担当医師も驚くほどの回復力を見せましたよ

ま、そんなわけで家に飛んで帰って来たのですが、その混乱も吹き飛ぶほどの状況だったのです、ウジンの態度が。

ウジンは、倉庫で一人泣いていたのです。

 

チャンは覚えていました。

大好きなウジンがドイツに来ると言うので、大喜びで迎えました。

でも、その時のウジンは別人のようだったのです。笑顔しか見たことが無かったウジンが声も無く泣いていたのですから。

6歳のチャンにも、それがどれほど異常な事か、記憶に残っていました。ある意味、恐怖だったのでしょう。

その時から、ウジンは感情を無くしてしまったかのようでした。

最近、昔のウジンに戻ったように朗らかになって、チャンは嬉しく思っていました。なのに、またあの時のウジンに戻ってしまうのではないかと思いました。

また、どこかに行ってしまうのではないかとチャンは思いました。

だから、パスポートを取り上げ、破りました。これでもう外国に行く事は出来ないから。

 

ソリも、ウジンの様子が変なのに気がついていました。

でも、ソリはスミを失った悲しみで精一杯で、ウジンに注意を払う余裕はありませんでした。

ソリは眠り続けました。悲しみを忘れるために眠り続けているようでした。

 

翌朝早く目が醒めたソリ。

夢だったの?・・・とソリは思いました。ウジンと話したことが・・・。

ぼんやりと庭でスミの事を思っていると、どこかで携帯の呼び出し音が。

倉庫の中でした。ウジンの携帯だとすぐに分かりました。

その時、足元に落ちてる絵に気がついたソリ。13年前、ウジンが描いたソリの絵でした。渡したいと思っていつも持ち歩いていたあの絵です。

ソリにも、それが自分だとすぐに分かりました。

高校生の自分を、ウジンは知っていたのか?

確かめなくてはと家に駆けこんだ時、チャンがウジンを探していたのです。

 

一気に関係が明らかになっていきました。

 

ウジンの持ちモノを調べた時、何も無くなっていないので、遠くに行ったわけじゃないと一安心したチャン、ソリ、ジェニファー。

その時、タンスの隅に置かれてる絵筒に気づいたのです。

見覚えがありました。貼ってあるキャラクターにも。

高校時代のウジンの写真を見せてもらいました。

ソリの中で全てがつながりました。

「私の所為だわ。私の所為でいなくなったみたい。」

ソリは涙をぽろぽろこぼしました。

どこにも行けないよ・・・とチャンは破ったパスポートを示しました。でもね、期限切れのパスポートでしたよ、それは。チャン・・・相変わらず抜けてるわ

 

ウジンは一人空港にいました。

一番遠くに行ける早い便を・・・と、チケットを取りました。

何も持っていません。荷物を整える気持ちの余裕も無かったのでしょう。ただ一つ、ソリからプレゼントしてもらったイヤホンだけがポケットにありました。

そのイヤホンを耳に付けたウジン。

その先端は、またポケットに。何かを聞くためじゃないのです。他人を拒否するためにつけているのですから・・・。

 

ソリとチャンはタクシーを飛ばして空港に向かいました。

夢じゃ無かった・・・とソリは気付きました。

夜中にウジンが自分の寝てる傍に座っていたことが。

「おやすみ。」

と、ウジンは言って、頭を撫でてくれました。そして、額にkissして、部屋を出て行ったのです。

 

家では、ジェニファーがウジンの置き手紙を見つけていました。

その連絡がチャンに入りました。もう間に合わない・・・とチャンは思いました。

 

ウジンの手紙は、あのソリのカバンについていたキーホルダーの飾りと一緒に階段下のソリの部屋に置かれていました。

ウジンが初めてソリを見たのは、アトリエの帰り道で、ソリのキーホルダーの鈴の音に気づいた時でした。ソリはその時歩道橋の上で、あの絵のポーズを取っていたのです。

何をしてるのか気になったウジン。

その時から恋が始まりました。

自分が見たソリのいろんな姿が書かれていました。名前をノ・スミだと勘違いしたことも。

いつでも手渡せるように絵を持ち歩いていた・・・と。突然来たそのチャンスは、あの事故の日だった・・・。

自分がバス停を一つ先にした方が良いと言った言葉の所為で、あの事故に巻き込まれてしまった。自分が引き留めた所為で・・・。

卑怯な自分は、何をすべきか分からなくて逃げてしまった。

気づくのが遅くなったけど、生きててくれて嬉しかった。でも、どう足掻いても何も変わらないわけで。

君の人生を台無しにしてしまったのこの僕だということは・・・。

君の傍にいる資格は無い。

僕に会わなければ13年という月日も、バイオリンも叔父さん夫婦や大切な家も失わずに済んだ筈だ。

「好きになってごめん。仲良くなろうとしてごめん。君の時間を奪ってしまったね。」

 

手紙を読みながら、ソリは泣きました。

 

チャンは、ソリが手紙を一人で読もうとしたことで、ウジンとの仲を確信したようです。

そして、本当にウジンが行ってしまったということも。

 

ソリの入院費用を支払っていた人が来て、ソリの居場所を知りたいといっていると、療養病院からヒョンテに連絡が入りました。

ヒョンテは、その人物と会う事にしました。

見知らぬ男性でした。

 

ソリの姿も消えました。

ソリは、歩道橋の上でウジンを待っていました。

そこは、ウジンとの思い出の場所でした。来るたびにいい事が起る場所でもありました。

そして、今度も、ウジンは現れました。

行かなかったよ・・・と。

 

一旦は、飛行機に乗ったウジン。でも、思いなおして戻って来たのです。二度も逃げるわけにはいかないと。

そして、ソリへの想いは、そう簡単に消せるものではないと分かったから。

勿論、何も無かったように隠して生きて行く事も考えました。

自分の所為でソリの人生が変わったのだと知っていたら、近づく事も無かっただろうし、愛することもなかった・・・。

でも、もうこんなにソリを愛してしまった・・・。ソリに憎まれることより、会えなくなる方が怖かったとウジンは言いました。

この台詞、最近の韓国ドラマでよく使われる表現方法ですよね。

 

ウジンの泣きながらの告白を黙って聞いていたソリ。

「コン・ウジン。あなたの名前、コン・ウジンだったのね。」

と言いました。

ウジンの知らない事実があったのです。ソリしか知らない事実が・・・。

「あなたが知ってるのは全てじゃない。」

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』13話まで

2019-02-28 10:08:58 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

あいやぁ~っ

13話の最初がkissシーンで、私はちょいと驚きましたよ。私にとってはいきなりの展開ですからね。

 

ソリが傷つくのが嫌で、フェスティバルに参加しないよう言うウジンと、やっと舞台に立てる貴重なチャンスを奪わないでほしいと思うソリとで、気持ちがすれ違います。

でも、お互いの想いをきちんと分かりあえたようです。

そして、ソリは舞台に立つ事ができたようですね。

一歩踏み出したってことですね。

で・・・の、kissシーンだったのです。

 

そのまま甘~いシーンになったかと思いきや、この二人、本当に面白くてね

kissの後、ソリが思わず後ずさりするんです。

どこにいくの?・・・と驚くウジンに、ソリは言います。

「心臓がドキドキして、音が聞こえそうだったので・・・。」

初めてなんです・・・とソリが言うと、僕も・・・とウジン

そしたら、え・・・とソリは驚き、言うんですよ、その年までキスもしたことなかったの今まで何してたんですか・・・って

可愛いやら面白いやらで、思わず噴き出してしまいましたよ。それにしてもシン・へソンさんの演技が上手い

 

このイベントに限っての契約だったソリは、これで仕事も終わりだと思っていました。

でも、今回の舞台デザインが好評で、依頼が殺到したため、ソリは正社員として契約してもらえる事になりました。

初めて会社名義の携帯を渡され、ソリは大人になった気分で大喜びでした。

 

ウジンは、叔父さん夫婦を探すのを本格的にやってみようとソリに言いました。

横断幕とチラシです。

もう意味ないと言うソリでしたが、叔父さん夫婦の友人が目に留める可能性もあるからとウジンは言いました。

 

ウジンはソリが長い間入院していた理由を聞きました。これまで、気になりつつも、聞けないでいたのです。

「交通事故でした。」

と、ソリは言いました。小さい事故だったんだけど、自分だけが運が悪かったみたいで・・・と。

大事故だよねソリは、小さい事故だと知らされていたんですね。だから、友人のスミはどこかで生きていると思っているのです。

そして一つソリは気になってることがありました。事故の日、叔父さんは出張だと言っていたのに、家の近所でソリは見かけていたのです。嘘をついていた事になります。

それと、自分を捨てて居なくなったことには何か関係があるのではないか・・・とソリは思っていました。

 

チャンの試合の日が来ました。

これまで、チャンは仲間たちと一生懸命練習して来ました。何としても優勝して、ソリに告白したいという目標がありますからね。

実は、チャンは足を痛めていました。

でも隠しています。棄権なんてこと、彼には考えられないのです。

チャンはいつもとは違う真剣な表情でソリに約束しました。

「必ず優勝するから。」

 

その日、ソリはチャンに渡す花束を買っていました。

買った店がなんと、叔母さんの店だったのです。ソリは知りません。

でも、叔母さんが先に気づきました。

と言うのは、店にソリが手帳を置き忘れていたからです。手帳には、大きな文字で名前が書いてありました。13年前の写真も挟みこんでいました。

写真を見た叔母さんは、ソリ本人に間違いないと知りました。

突然のことに、叔母さんは大きく動揺しました。

いったい、どういう経緯が隠されているのでしょう。

 

チャンは、途中リードされながらも、ラスト、必死に追い込みました。ソリへの想いの強さ、目標を達成する意欲の強さでしょう。

そして、激しい接戦の末、ほぼ同時にゴール。

審判の判定により、チャンが優勝

ウジンは思わず泣きだしてしまいました。涙もろいんだから

 

夜7時に公園で・・・とチャンはソリに言いました。約束してたでしょ?・・・と。

 

手帳を忘れた事に気づいたソリ。ウジンが代わりに取りに行くと言いました。

そしたら、叔母さんも、大会会場に来ていたのです。その為の花束だと、注文の時に聞いていたのかしら?

人とぶつかって転んだ叔母さんを助け起こしたのは、ウジン。落とした手帳を見て、ソリの物だと気付きました。

知り合いの物です・・・とウジンが言った時、ソリがウジンを呼びました。

叔母さんは、逃げるようにその場を去って行きました。

 

リン・キムがソリを呼び出しました。リン・キムは、ソリに対するこだわりが消えているようですね。

12話の後半部分にでも描かれていたのかな?とにかく、とても自然な笑顔になれてよかったです。

リン・キムは留学すると言いました。そして、率直な気持ちをソリに伝えました。

嫉妬していた・・・と。

きっとリン・キムは音楽を楽しめないまま続けて来たのでしょう。それが、ソリの演奏を聞いて、その姿を見て、音楽を楽しむことが何より重要だと気付いたようです。

それを探しに行くと言いました。長く音楽を続けるためのインターミッションだと。

ソリも、舞台に立てた事でたくさんの事を学びました。

次に会ったら一緒に弾きたい曲があるとリン・キムは言いました。

練習しておきます・・・とソリは言いました。

新しいつながりが二人の間に出来ましたね。ソリの世界がまた少し広がりました。

 

チャンはプロに行こうとしているようです。そしたら、早く大人になれると思っているのです。

ソリと待ち合わせたチャンは、オートバイにソリを乗せ、走り出しました。

ところが、初めてのナビに、おたおたしまくりで、ナビが示すルートから大きく外れてしまいましたよ。

当然、道に迷ってしまって・・・。

おまけに、パンクまで

人通りの少ない道で立ち尽くす二人の前に、偶然パトカーが来たため、なんとか処理できましたが、チャンは自分の情けなさに言葉もでません。

 

ソリの叔母さんは、療養病院に電話しました。ソリの意識が戻ったのかどうか確認したかったのです。

でも、ソリとの関係を言わないので、病院側も個人情報ゆえ、話してくれることはありませんでした。

ため息をついて店を出た叔母さんを待っていたのはウジン。

ウジンはその人がソリの叔母さんだと気づいていました。

どういう理由で気付いたのでしょう。

 

ソリが会いたがっています・・・とウジンは言いました。

でも、叔母さんは、人違いだと言い、そのまま行ってしまいました。

 

警察署に迎えに来たウジンに責められそうになったのを、ソリに庇ってもらって、ますますチャンは自分が情けなくなってしまいました。

トドメは、足の怪我を見つけられてしまったこと。

なんと、靭帯断裂と言う大怪我でしたよ誰にも悟られないよう、練習し、試合にも出て優勝したチャン。それほどソリへの想いが強いってことです。

病院に担ぎ込まれたチャンは、そのまま入院となりました。

幸い、選手生命を奪うことにはならないようで、良かったです。

 

もう一つラッキーだったのは、担ぎ込まれた所が、キム・ヒョンテが勤務している病院だったこと。

ヒョンテは、やっとソリに会えたと、思わず抱きしめました。

・・・え~とぉ、どうしてヒョンテはソリが来てると知ったの

 

ま、とにかく、ヒョンテにとっては感動の再会となったのですが、ソリにしてみれば、初対面の医師でしかありません。

チャンはいきなり抱き締めたことに激怒するし。

 

ソリは、頭では、同級生のヒョンテだと理解できますが、やはり長い時間が過ぎていて、30歳のヒョンテにはなかなか慣れません。

それでも、やっと昔の自分のことをよく知る人に会えた喜びはあります。

聞きたいことがたくさんありました。

叔父さん夫婦が何故自分を捨てたのか・・・と聞きました。

ヒョンテは、叔母さんが家を出て行くのを目撃していました。理由は分かりませんが。だから、病院の費用を払い続けてくれていたんだから、捨てたんじゃないと言いました。海外に行ってるんだ・・・と。でも、嘘ですよね。

スミは?・・・とソリ。

ヒョンテはまた嘘をつきました。引っ越しして連絡してないけど、きっと元気だよ・・・と。

ソリが知りたいことは、どれも辛い答えでした。だから、ヒョンテは嘘をつくしかなかったのです。傷つけないためにも・・・。

 

ヒョンテは、検査を受けるようソリに言いました。完治する前に病院を出ましたからね。念のために・・・ということです。

 

ヒョンテは、今後は自分がソリの面倒をみるとウジンたちに言いました。

自分は宿直室で寝るから、ソリはヒョンテの家に来ればいい・・・とね。

それを聞いて、ウジンはもとより、チャンは猛抗議。

でもね、ソリはきちんと断りました。

「今の家で家族と過ごす方が楽です。」

家族?・・・と言う言葉がヒョンテは引っ掛かりました。

ウジンは、入院治療等の申し込み用紙に、自分が恋人で保護者だから・・・と書き込みました。

それも、ヒョンテにはショックでした。

 

ヒョンテはウジンに保護者面しないでほしいと言いました。何もソリの事を知らないのに・・・と。

「今は僕が保護者です。」

と、ウジン。

自分が3浪してまで医者になったのは、ひとえにソリを目覚めさせたかったからだとヒョンテは言いました。

僕は15年ソリを想って来た、たかだか数カ月のあなたが保護者になれるとでも?・・・と。

「いろいろあったけど、元気に過ごして来ました。辛い事も乗り越えたし何も問題はありません。どうやって過ごしていたか気になっているようなのでお話します。突然現れてくれて、感謝してます。友達に会いたがっていたので。医者として友人としてよろしくお願いします。長い間眠っていたので、時間が必要です。あまり焦らないでくだっさい。大人になった先生を見て、ソリはきっと戸惑っています。大人になった自分にも戸惑っていましたから。これ以上彼女を混乱させたくないんです。」

落ち着いて冷静に話すウジンに、ヒョンテはイラつきました。

彼はとても落ち着いて話す気にはなれないからです。

「あなたの気持ちは分かりません。でも僕は確信しています。何があっても彼女のことを愛すると決めたから。だから落ち着いているんです。確信していることに不安は抱きません。」

ウジンは、ヒョンテの嘘も気づいていました。

ウジン・・・なんてステキなんざんしょ

 

この一件の余波で、ヒョンテの家の家政婦ジェニファーが、ソリたちの家でも働いていて、一度代わりにソリが来たことも明らかになりました。

 

ジェニファー手作りのお弁当を、ドクス&へボムも加わってソリの病室で大騒ぎしながら食べてる様子を見たヒョンテ。

ソリが‘家族’と言った意味が分かるような気がしました。

 

ソリは、ヒョンテにきちんと今の気持ちを話しました。

13年の時間は、お互いの姿を変えるには充分過ぎる年月で。自分の姿にもまだ慣れていないから、ヒョンテの医者姿には・・・と。

私に時間をくれない?すぐに受け入れられなくて、ごめんなさい・・・と。

 

思いがけない事が起きました。

ソリがヒョンテの先輩医師の言葉から、スミの死を知ってしまったのです。

 

スミの納骨堂を訪ねたソリ。

同行したウジンは、そこで‘ノ・スミ’と言う名前を聞いて、またフラッシュバックが起りそうになりました。

でも、ふらつく視線の先にあったのは、自分が思っていた人の写真ではありません。

その瞬間、名前を間違えていたと気付いたのです。

ソリがあの時の女子高生と被る理由が分かりました。同一人物だったのですから。

ウジンは、ソリを抱きしめました。

生きてた・・・生きててくれてありがとう・・・。本当にありがとう。

キツクキツク抱きしめました。泣きながら・・・。

 

泣けたわ・・・

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』12話まで

2019-02-27 16:24:57 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

泣きながら自分は大丈夫なのに・・・と言うソリ。

ウジンは、好きな女性が傷つくのは嫌だと・・・。

でも、ソリは言いました。傷つくのも利用されるのも自分だと。バイオリンさえ弾ければ、こんな機会さえ私には有難いことなんだ・・・と。

 

ソリは練習室に戻り、一人で必死にバイオリンを弾き始めました。

泣きながら・・・。

その時、弦が切れちゃった・・・。ソリの気持ちも切れてしまったのかもしれません。

 

その夜、ソリは練習室にこもりました。

 

 

==========

すみませんっ

ここで、録画中断しちゃってました

13話以降のストーリーやネット等でフォローできる限り頑張ってみますが、かなり端折ったモノになることは確かです。

申し訳ありません

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』11話まで

2019-02-27 16:00:21 | 韓国ドラマのエトセトラ
三十ですが十七です OST (CD + ブックレット) (韓国盤)
クリエーター情報なし
bonfactory

レビュー一覧は、こちらから。

 

少しだけこのままでいさせて・・・とウジン。

ソリは、背中を優しく叩いてあげることしかできませんでした。

薬を買いに行こうとするソリの手を掴んで、ウジンは言いました。

「薬はいいです。傍にいてくれたら落ち着くと思います。」

まだ誰にも話した事の無い苦しみがあると、以前ウジンから聞いていたソリ。それが理由かもしれないと思いました。

 

ウジンは主治医を訪ねました。

ソリに全てを打ち明けることができるかもしれない・・・と言いました。勇気を出したいと初めて思いました・・・と。

ソリが自分を素直にさせてくれる、罪の意識が消えたわけじゃない、一生謝罪して行きたいし、背負って行こうと思っているが・・・と。

「罪悪感を抱いているからと言って、他の人の前でも心を閉ざすのは、もう嫌なんです。」

主治医は黙ってウジンの話を聞いていました。嬉しそうでした。ウジンのソリへの想いを確信できたのでしょう。ウジンが苦しみから解き放たれることができるかもしれないと感じたのでしょう。

 

ところで、療養病院を訪れた謎の男は、看護師に、目覚めたのかとだけ聞いて、また立ち去ったようです。退院したとは思ってないのかもしれません。

この男性、警察署に入ろうかどうか迷っていました。

何か罪を犯してるの でも、この時は、勇気が出なかったのか、踵を返して立ち去りましたけど。

 

仕事中も、ソリはウジンの事が気になって仕方がありません。

ウジンはそれに気づいていて、何度も大丈夫だとメモを渡すのですが、ソリはそれでも気になって仕方が無い様子です。

 

二人は少しずつ近づいています。

お互いを充分意識しているけど、まだまだソリなんぞはその気持ちに戸惑ってる感じです。

でもね、折に触れてお互いへの感情や感動を口にするんですよね、この二人。『好き』という単語を言って無いだけ。

ある時、ソリはウジンが道端の植え木にペットボトルの水を掛けてるのを見て、ふいに記憶が甦りました。

少年が同じように水をかけている記憶です。当時流行ったキャラクターのシールを貼った絵筒を肩にかけています。

13年前のウジン・・・ですね?

え?ソリは当時、ウジンを知ってたのウジンが片思いしていたのは描かれていましたが、もしかしたら、ソリも惹かれてた

もしかしたら、ウジンだったかもしれないと、ソリは確かめようとしました。でも、高校時代からウジンはドイツに行ってたと聞いてますから、別人だと思いました。

 

ウジンは、自分の気持ちをソリにすぐ伝えようとは思っていません。

応援しながら待とうと思っています。自分の気持ちには迷いはありません。だから、ソリが落ち着いてウジンの想いを受け止められるまで待つつもりなんです。

でもねぇ、ウジン。ホント、見え見えだよ

 

チャンも、ソリへの想いは日増しに強くなっています。

淡い恋心ではありません。

やっぱり気になるのは、11歳の年の差。自分が子供に見られていないか、それが気になるのです。

制服が良くない・・・と思ったチャンは、コーチの結婚式の日、スーツを着た姿をわざわざソリに見せに行きました。

ソリは、初めて見るスーツ姿を褒めてくれました。すっかり気をよくしたチャンでしたが、他人からはやっぱりソリが姉とか叔母さんに見えてしまう事を知り、がっくりしました。

こうなったら、一刻も早く大人っぽくならなくては・・・と思ったシャン。以前スカウトされたプロに行く事を考え始めました。

 

ソリは、リン・キムが昔会ったことがある人だと言う事を知りました。シム・ミョンファンから聞きました。

知り合いが一人ずつ増えるのが、ソリには本当に嬉しいことでした。目覚めた時、知り合いが全くいなくて世の中に一人っきりだという孤独感にさいなまれたソリですからね。

でも、リン・キムは複雑な表情を浮かべています。

 

ジェニファーはまだキム・ヒョンテの家政婦も務めています。

雨が急に降った日、ソリが傘を届けに行ったのですが、一瞬のずれでヒョンテとすれ違ってしまい、会う事はありませんでした。

ヒョンテとソリが再会するのは、いつになるのでしょう。

 

ある日、ウジンは偶然、ミュージックフェスティバルのピョン委員長の計画を知ってしまいました。

クラシックは客の入りがイマイチという現状を打破するため、ピョン委員長はソリを利用することを思い付いたのです。

これは、リン・キムにも、カン代表にも言わず、一人で進めていました。

記者に、刺激的な記事を書くよう要望しているのを、ウジンは聞いてしまったのです。

ソリの気持ちや実力なんて、全く考えていませんでした。話題性ばかりを狙っているのです。

ウジンは激怒し、計画を止めないと、手を引くと言いました。カン代表は、突然のウジンの変化に戸惑い、怒りました。この時は理由が分からなかったからです。

 

ウジンは、ソリにも舞台に参加しないでと言いました。

これまた理由を言わずに突然のことゆえ、ソリは驚きショックを受けました。

でも、ソリは従いませんでした。舞台に立つと言い張ります。ウジンの気持ちが理解できませんでした。

まぁそーでしょう。

 

ウジンはピョン委員長に直接掛けあいました。

でも、全く聞く耳持たない感じです。

 

練習に参加したソリは、気が入らず、上手く弾けません。

リン・キムは、追い打ちをかけるように、ピョン委員長の計画を打ち明けました。もしかしたら、ソリも承知の事だと思ったのかな?

 

ソリは、ウジンのところに行き、言いました。

あなたが止めて、私がお礼でも言うと思ったのですか?・・・と。

「利用されてもいい。大好きなバイオリンが弾ける。舞台で演奏できるんです。私を捨てた叔父さんも演奏するのを見てたら、また会いに来てくれるかも・・・。私は平気なのに、何で余計なことをするんですか?関係ないでしょ。」

「嫌だから。」

と、ウジン。

「好きな人が・・・いや、好きな女性が傷つくのは死ぬほど嫌です。」

言っちゃった・・・ウジン。

こんな状況で言うとは思ってもみなかったでしょうね。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』10話まで

2019-02-27 08:34:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

最接近したウジンとソリですが・・・。

いきなりそう言う関係にならないのが、この二人。30歳という年齢の割に幼いと言うか、精神年齢が低い。

ウジンのお腹がぐ~っと鳴って、トッポキを食べに行く事に。例の無料チケットを使おうと言う話になったのです。

しかし、その時、合宿先からチャンが倒れたとの連絡が。

ウジンは、飛び出して行きましたよ。

本当に大切に思ってるのが分かります。

 

チャンは練習のしすぎで精神的にも疲労が蓄積していただけでした。

ぐっすり眠ったら、翌朝にはけろっと回復していました。良かった良かった。

 

チャンは、ソリが一人で留守番してると聞くと、すぐにでもウジンを帰そうとしました。

そして、ウジンとソリの仲を疑った自分を反省したのかもしれません。ウジンは何を置いても自分を優先してくれると改めて分かりましたからね。

そんなところ、ウジンは昔も今も変わっていないと。

ウジンが、スリッパのまま駆け付けていたのを知り、その愛情がチャンの心に沁みました。

 

ところで、ジェニファーは、元夫の法事(?)に出かけていたようです。婚家と何らかの理由で絶縁状態にあったのを、義妹が修復しようと動いたようです。

以前から、ウジンの家を窺っていたのは、この義妹でした。

ジェニファーも、少し重荷が軽くなったように見えます。

 

バイオリンの修理が終わりました。

ソリは今持ってるお金をすべて持って店に駆け付けました。それでもまだ足りませんが。

でも、修理工のアジョッシは、それで十分だと言いました。

ソリの元に待ちに待った友が帰って来ました。

 

会社に戻ると、シム・ミョンファンが待っていました。

今度のフェスティバルに参加しないかと声をかけて来たのです。13年前に出来なかった曲を一緒に演奏したい・・・と。

公演組織の委員長がソリの事情を聞いて提案したようです。

ソリは悩みました。バイオリンは直ったけど、問題は自分の腕です。13年のブランクは大きいですから。自信がありません。フェスティバルを台無しにしてしまうのではないか・・・と思いました。

ウジンは、そんなソリが心配でなりません。

ぼんやりと歩くソリを見たら、放ってはおけなくなり、何とか理由をつけて家まで車で送りました。

 

何を悩んでいるのか分からないけど、とにかくソリが心配でならないと、ウジンは言いました。

バイオリンの事だろうと思うけど、自分がしてあげられるのは心配だけだから・・・と。

そうか・・・とソリは気付きました。自分も心配ばかりしていたから悶々としていたんだと。まずは弾いてみようと思ったのです。

家に帰って階段下の部屋で思いっきりバイオリンを弾いてみました。

どのくらい弾いたのか・・・。

気がついたら、眠りこんでいました。舞台に立つ夢を見ていました。でも、その舞台で弦が切れてしまいました。

ソリは、断りの電話をシム・ミョンファンにかけました。

 

その電話を受けた時、シム・ミョンファンはリン・キムにその計画を話していました。

リン・キムは不安でした。また劣等感にさいなまれる幼い頃の記憶が甦りました。

でも、断って来たと知ると、ほっとしました。そうなると、一気に寛容な気持ちになることができ、残念だ、今度何か手伝えることがあれば言ってくださいと言えました。

 

ソリは、バイオリンを片付け、自分にできることから始めようと考えました。

フェスティバルに関して自分が出来ることは何かと考え、詳しい企画書を作りはじめたのです。

ウジンには、もう大丈夫だとメモを残しました。

 

舞台デザインを実際に作る製作所に出かけたウジン&ソリ。

そこの所長が、ソリを気に入ってね。息子を紹介したいと言いだしちゃった。医者だと言うその息子を、せっせと売り込む所長。

慌てたウジンは、そのすべてに口を挟みました。相当鈍くないと、ウジンの気持ちに気づかないわけはありません。ソリくらいに・・・。

ウジン・・・感情表現があまりにもあからさま

 

作業所で突然ソリの上に舞台セットが倒れかかって来ました。幸い、無事でした。ま、発泡スチロール製だったので、万が一ぶつかったとしても、大したことはなかったでしょうが。

その時、ソリは咄嗟に自分の手を守ろうとしました。

そんな自分の行動に、ソリは自分の本心に気づかされたのです。

腕もなまってるし、舞台には立てないと思ったけど、諦めたくも無い・・・と。一生懸命練習して、舞台に立てるようになりたい・・・と。

「インターミッションも終わりそうだね。」

ウジンが言いました。

 

カン代表も、ソリの決心を後押ししてくれました。

 

合宿から帰宅したチャンは、庭でバイオリンを弾くソリを見ました。

美しいと思いました。

ソリは、今回の一件をチャンに一気に報告しました。目が醒めて最初に知り合いだと言ってくれたチャンに、一歩踏み出す決心を話したかったのでしょう。

チャンの体調を気遣うソリに、チャンはプロチームからスカウトされたこと、そして川でおぼれている男の子を助けたことを話して聞かせました。

ソリは久しぶりにできた指の水膨れを、チャンは手のひらの豆を見せあいました。頑張ってる証拠です。

 

ソリは、17歳の時と同じように、左右違う靴を履いてる事にも気付かず、練習に出かけました。

目の前には、楽譜が見えました。曲を考えると、目の前に楽譜が見えてくるとソリは昔から感じていました。ホント、超越してる感じです。

この日から、ソリは練習に励みました。勿論、会社の仕事も一生懸命です。

 

チャンに、助けた男の子の母親からお礼の電話が入りました。

やっぱりソリの叔母さんです。

 

音楽フェスティバルは、他のジャンルに比べてクラシックは人気がイマイチ。ウジンたちは、舞台装置で何とかならないかと会議を重ねていました。

そんな時、ソリの詳細な説明書を見たウジンがひらめきました。

分かりづらい曲を、見えるようにすることで理解を深めて楽しんでもらえたら・・・と。

 

ソリが入院していた療養病院に、また謎の男性が現れました。

病室にソリがいないのを見て、戸惑っていました。で、看護師が声をかけたのです。意識が戻ったと知ったかな?

 

ある時、街かどでソリを見つけたウジン。

また、心ここにあらずと言った状態で曲の事を考えながら歩いているソリ。自分の世界に入り込んでて、周囲の状況なんぞ、全く見えていません。

歩く先にホースで水撒きをしてる人がいるのを見つけたウジンは、ソリを呼びました。

「ウ・ソリ

その瞬間、13年前の思い出が甦りました。当時同じような状況があって、ウジンは咄嗟に呼んだのです、‘ノ・スミ’・・・と。

その声でソリは立ち止り、難を逃れたのですが、今の状況は、その時全く同じだったのです。

 

フラッシュバックが起りました。

周囲の音が遠くなり、脂汗が。意識が遠のきそうです。

別人だ別人だとウジンは自分に言い聞かせました。あの時の女の子とソリは別人だと。

 

ソリは、ウジンの様子を見て、飛んできました。

不安で心配でおろおろしました。

ウジンは、しがみつくようにソリの肩に頭を乗せました。

ソリは、そっとウジンの背中をぽんぽんと叩いてあげました。理由は分からないけど、ソリも涙がこみ上げてきました。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

注目スターのブレイク作品一挙放送!第2弾

2019-02-26 16:24:35 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

3月5日から放送開始の「恋のスケッチ~応答せよ1988~」注目スターがブレイクした作品の一挙放送企画です。

その第2弾が発表されました

 

「上流社会」です

「力の強い女ト・ボンスン」「花郎」でおなじみのパク・ヒョンシクssiの出世作と言われています。

放送開始は、4月9日(火)

1日1話で、毎週月曜日~金曜日の6:15~7:30の一挙放送です。

 

詳細は、こちらから。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』9話まで

2019-02-26 16:01:09 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

丁度ジェニファーが出かけていたのを良い事に、ソリを家政婦だと誤解したウジン姉の言葉を訂正せず、そのままで押し切ろうとしたウジン&チャン。

日本に行く途中、2時間の余裕があったので、立ち寄ったと言うウジン姉。

2時間だけの辛抱だとウジンたちは言いました。

 

ウジン姉は、家の様子が変わっている事にすぐに気が付きました。

綺麗に整えられているし、トックが見違えるように元気になってるし、枯れかけてた観葉植物が青々としているし。

それに何より、ウジンが昔のウジンのように朗らかで明るく、熱心に自分に話しかけてくるし。

勿論、チャンも元気で楽しそうですし。

 

2時間はあっという間に過ぎ、空港に行こうとしたウジン姉を、ソリが呼びとめました。

ウジンの車を追いかけてまで。

ソリは、嘘をついたままじゃいられなかったのです。ただでさえ、お世話になってばかりいるのに・・・と。

正直に居候だと打ち明けたソリに、ウジン姉は、二つだけ質問があると言いました。

ウジンに観葉植物が元気になる置き場所を教えたのはあなた?

天窓の開け方を教えたのもあなた?

そのどちらも、ソリはそうだと答えました。

ウジン姉はそれで満足でした。ウジンとチャンが必死にソリを庇ってることにも気がついていました。

 

それでも、ソリは不安でした。気分を悪くさせたに違いないと思ったのです。

送って帰宅したウジンに、ソリは怒ってなかったかと問いました。

早く出て行かせろと言ってた・・・なんて、ウジンは嘘を。そしたら、それを真に受けたソリは荷造りをしようとするじゃありませんか。

何故、正直に話したの?・・・とウジン。

「嘘をつくのは嫌だったから。何より、大好きなオジサンのお姉さんでチャン君のお母さんだから。」

大好きな・・・と言われたのが、心に沁みたのか、ウジンはソリから目が離せなくなってしまいました。どうしてなのか、はっきりとは分かりませんでした。

そこに、チャンが帰宅しました。

チャンは初めて二人の間に不吉な雰囲気を感じたようです。恋する者は敏感だからね。

 

ウジン姉から電話が入りました。ウジン姉は嬉しそうに言いました。

「正直に話してくれてありがとう。昔のウジンに戻った様で嬉しかった。ところで、あなた彼女の事が好きなんでしょ?」

流石です、お姉さん。すぐに察しました。

でもねぇ、誰にでもわかるかもしれません。ウジンも感情が正直に表情に表れるもの

 

その翌朝、早朝にウジンの姿が消えました。携帯も置きっぱなしです。

荷物はあるので、旅に出たわけじゃないと、チャンは言いました。

ソリは、仕事中も気になって気になって仕事が手につきません。

ところが、突然ウジンが戻って来たのです。

ソリがお使いを頼まれて外出した時、横断歩道の向こう側にウジンが立っていたのです。満面の笑顔で、手を振って。

 

ほっとしたソリ。

次の瞬間、怒りがこみ上げて来ました。

で、ウジンを無視して歩きだしたのです。

「家は売らないよ

ウジンが向こう側から叫びました。

・・・ソリは駆け出しました。ウジンに向かって。

歩道橋の上で向き合いました。

 

ウジンは父親を説得しに、済州島まで行っていたのです。

それを聞いたソリは、思わずウジンに抱きつきました。

「家もサルスベリの木も無くならないよ。だから、叔父さんを見つけて家を取り戻して。」

サルスベリの木は、ソリが幼い頃父親が植えてくれた物で、その時のソリの身長を刻んだ石が木の根元に元のまま置かれているのです。

 

ところでさっき無視した理由は?・・・とウジンは聞きました。

「私を不安にさせたから。何も言わずに消えたでしょ?叔父さんみたいに消えちゃったかと思って。怖くなったんです。」

涙をためて言うソリ。

「消えたりしない。いなくなったりしません、絶対に。」

微笑みながらウジンが言いました。

 

ウジンの父も、久しぶりにウジンに会ってほっとしたようです。昔のウジンに戻ったようですから。

あの家で過ごした時間や空間を残しておきたい・・・と言うウジン。

もう放浪もしない、だから心配しないでください・・・と。

そんな息子を見たら、父親とすると嬉しくてほっとして望みをかなえてやりたいと思いますわな。

 

オーケストラの練習を見に行ったウジンとソリ。

そこで、ソリは13年ぶりにシム・ミョンファンに会いました。

シム・ミョンファンはソリが消えて理由をこの時初めて知ったようです。

一枚の写真をソリに渡しました。13年前、第二バイオリンとしてミョンファンのオーケストラで練習した時のモノでした。

ソリが覚えている自分がそこにいました。

 

ある日、ソリはカン代表と共に、ある島で開催される音楽祭を見に行きました。

今手掛けてるフェスティバルの参考になると思ったのかな?

ところが、天候が荒れちゃって、船が欠航してしまい、戻れなくなってしまったのです。

ウジンは、ソリを待っていました。

以前、ソリが応募したトッポッキの無料チケットが当選したので、一緒に食べに行こうと思ったのです。

まるで子供ですよ、うきうきしちゃって

結局、その日は、島に泊まる羽目に。

ソリは携帯を持っていませんから、直接連絡も出来ず、悶々としてしまうウジンでした。

 

カン代表の携帯を使えば済むんだけど、もう寝てるかもしれない・・・なんてウジンもソリも気遣うもんだから、結局、携帯を眺めながら一夜を明かすことになってしまいました。

二人とも、お互いの事を考え続けた初めての夜だったかもしれません。

 

翌日も天候が不順で帰れないかもしれないと言う連絡を受けたウジンは、がっくり。

ところが、街かどで自分を呼ぶソリの声が。

ソリです。

「会いたかった、アジョッシ。」

最初の一声がそれでした。ウジンは本当に嬉しかったようです。

ソリの事が好きだ・・・と思いました。

ソリも、自分の言葉に戸惑ったようです。本心に違いないけど・・・。

 

チャンは、合宿に参加していました。

練習後、偶然子供が川に落ちたのに気が付きました。

で、飛び込んで助け上げたのです。

幸い、命に別条はありませんでした。

しかし・・・この男の子の母親と言うのが、どうも行方不明のソリの叔母さんみたいなんですけど

 

ソリが帰宅したと知ったチャン。

大喜びで声を聞こうとジェニファーに電話したのですが、ジェニファーはその日から翌日まで休暇を貰って、出かけていると言うじゃありませんか。

と言う事は、家には、ウジンとソリの二人だけ。

チャンは不安になりました。

ウジン父・・・チャンの祖父に、ウジンが家を売らないでほしいと言って来たと聞きました。家が好きになったとウジンが言ったからと。放浪するのもやめたと。

少し前、ソリと見つめ合っていたのも見ました。

そして、ワークショップに行く列車内で撮った新婚さんっぽい写真も見ました。もしかしたら・・・と思いました。

 

ウジンとソリも、かなり意識してました。

かなりのぎくしゃくぶりです

蛾が絡んだハプニングもあって、急接近。

きゃぁ~っ

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』8話まで

2019-02-26 13:54:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

トックが走り込んだ倉庫。そこは、ウジンの仕舞いこんだ過去が詰まっていました。

ジェニファーが来て、ウジンしか入ってはいけない場所だと言ったので、ソリもこの時はすぐ出ました。

 

ウジンの父が、予定通り家を売るつもりだと連絡してきました。

来週にもソウルに行って、契約する・・・と。

逆らうつもりは無いウジンです。でも、やはり行くあての無いソリの事が気になっていました。

自分と一緒にチャンの家に行くか、カン代表の家の空き部屋を借りるか・・・。あれこれ案を考えるウジンでした。

 

そんな時、チン・ヒョクから耳より情報が。

親戚が海外に行く間、金魚に餌をやると言う条件のみで住む人を探していると言うのです。家賃無しだなんて、そんな好条件の家、他にはありません。

ソリは即OKしました。

ウジンは、次から次へと文句をつけました。

管理費くらい払わないと・・・と言うと、1年分既に支払ってると言われるし、あんまり遠いと・・・と言うと、ここから5分だと言われるし。おまけに、女性専用。

挙句の果てには、そんな好条件のところがある筈無いなんて、意味の無い反対なんぞしたりして・・・。ソリと離れたくない気持ちが見え見えです。

カン代表はあまりにもあからさまなウジンに、つい笑っちゃってます。分からないのは、ソリとチン・ヒョク。

 

チャンは、ウジン以上にショックを受けました。

なんとかして阻止しようと、必死にウジンに頼みこみました。一緒に自分の家に来てよ・・・と。

その話を聞いたソリは、本当に喜びました。そう言ってくれるだけで本当にありがたいと思ったのです。

でも、断りました。ここは自分の家だったから居候できたけど、チャンの家に居候は出来ない・・・と。そして、今後も皆と会うつもりだから、永遠の別れみたいに思わないでほしい・・・と。

 

引き留めたいとウジンも思っています。

最初は早く過ぎてほしいと思っていたけど、今はゆっくり過ぎてほしいと思っていると、ジェニファーに言いました。

「勝手に通り過ぎて、決して戻ってこないのも“時間”です。」

と、ジェニファーは言いました。

過ぎ去る時間を惜しむのは誰にでもできるけど、その名残惜しさを残して一生後悔し続けるか、振り返りたい思い出として心に残すかは、本人次第だと思う・・・と。

「今からでも行動を起こせるあなたが羨ましいです。」

ジェニファーは、皆の様子を見守っていて、それぞれの感情を察し、その時々で示唆する言葉をかけてくれます。ロボットのような話し方ですが、言葉の意味はとても人情あふれるものです。

 

キム・ヒョンテがまだウジンの家を訪ねて来ました。

病院からの連絡で、ソリの退院を知らないで、まだ入院費の支払いが続いていると聞きました。

何の手掛かりも無いので、やはり・・・と元の家を訪ねて来たのでしょう。

その時応対したのはチャン。

ソリから、病院からの連絡には、居所を知らないと答えてほしいと頼まれています。だから、この時もソリは来ていないと答えました。

そして、この家を近々売る予定だから・・・と告げたのです。

ヒョンテは、唯一の手掛かりが消えてしまうとショックを受けたようです。

 

ワークショップが始まりました。

車が故障したため、ウジンとソリは列車で現地に向かう事になりました。

ちょっとした旅行気分の二人。カップルが旅行に行ってるように見えます。

 

ソリは、得意なクラシックということもあって、楽しみながら会議に参加しています。

休憩中、一人の演奏家がバイオリンの練習をしているのを見たソリは、つい、近づいてしまいました。

ソリがバイオリンに詳しいと気付いた演奏家が、弾いてみますか?・・・と渡してくれました。

一瞬躊躇したソリですが、弾きたいという衝動にかられ、弦を手にしました。

 

ソリのバイオリンの音色が響きました。

それを耳にしたのは、13年前ソリを気に入ったバイオリニストであり指揮者のシム・ミョンファンでした。

彼はソリの演奏に魅力を感じ、自分のオーケストラの第二バイオリンに抜擢しようと考えていました。なのに、突然ソリは姿を消してしまったわけです。

13年経っても、その音色を忘れてはいなかったようです。

で、慌てて音のする方に行ったのですが、その時既にソリの姿はありませんでした。ソリ・・・途中で弾けなくなってしまったのです。

 

リン・キムは、不安でした。

13年前、自分が選ばれたのに、周囲の評価はソリの方が上でした。彼女には後ろ盾があるから・・・と言うのが、周囲の意見でした。。

劣等感を感じたのでしょうね、リン・キム。

だから、またソリによって自分の立場が危うくなりそうで怖いのでしょう。

できれば、シム・ミョンファンにソリに会ってほしく無かったんだと思います。

 

このソリの様子を、ウジンは見てしまいました。

昔のように弾けなくなって落ち込むソリに、気分転換をさせてあげたいと思うんだけど、上手く誘えません。

ソリの方から声をかけたので、ほっとしたウジンです。

この時初めてウジンは、ソリが10年以上意識不明だったと知りました。

それで、これまでのソリの言動の意味が分かりました。

取り戻したい、私の時間・・・と言った意味。自分は今30歳だった・・・と呟いた理由。“何事も無ければ”と言った理由等々。

想像していたよりずっと悲痛な理由でした。

 

「今はインターミッションだと思ってます。」

と、ソリは言いました。

公演の間の休憩時間のことです。今は、次のステージを待ちながら休憩する時間だと言う事です。

「だから、大丈夫です。終わりじゃ無くて休憩時間だから。ドキドキしながらステキな未来に期待して立ち止まってるだけ。だから、一人で頑張りたい。皆に頼らなくても一人でやり遂げたい。」

涙をためながらも笑顔で言うソリでした。

ソリは、ちゃんと分かってました。ウジンが自分の住む場所を考えてくれていたことを。

 

僕には無理だった・・・とウジンは言いました。

以前、ソリに指摘されたように、心を閉じ込めて逃げて遠ざけてた・・・とウジン。

ウジンは、家族の誰にも心の傷を打ち明けなかったようです。隠すのに必死だったのです。

「昔、ある子に取り返しがつかないことをしました。当時の僕はバカで幼かった。今でもこの事は誰にも打ち明けられません。だから・・・。」

そう言った時、ウジンの目から涙がこぼれました。

ソリはそっと腕に手を置き、言いました。辛いなら言わなくていい・・・と。

「話してくれてありがとう。」

見つめるソリは、ウジンよりずっと大人の雰囲気でした。

 

ソリとウジンは、また一歩近づきました。

 

まだソリを一人にするのは不安だし、離れるのが嫌なチャン。

相変わらず何とか阻止しようと考えるのですが、ウジンが説得しました。

ソリを信じよう・・・と。

 

そしてソリは、家を出て行きました。

ところがですよ。

なんと、引っ越し先には、まだチン・ヒョクの親戚の女性が住んでるじゃありませんか。

出国が遅れてしまったらしいです。

皆と名残を惜しみながら、感動的な別れをしてきたソリ、もう戻れません。

でもね、そんなソリを、ウジンが見つけました。

なんやかんやと帰るのを拒むソリに、ウジンが言いました。

「うちにいてほしい。一緒に。」

ほっぺが真っ赤になったソリ。差し出されたウジンの手を取りました。

 

チャンは大歓迎ですし、ジェニファーを笑顔で迎えてくれました。

 

一件落着かと思ったその時、ウジンの姉、チャンの母が突然帰国して来たから大変。

だって、ソリの同居は知らせてませんからね。

え?いけない事なの

慌ててチャンとウジンが家に帰ったら、既に母は到着してて、ソリと顔を合わせてしまってました。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「悪い刑事(原題)」衛星劇場で日本初放送

2019-02-26 08:04:23 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

「Mr.Back」のシン・ハギュンssi主演の刑事ドラマ。

新人のイ・ソルさんとの共演です。

衛星劇場で、4月24日(水)からの日本初放送が決定しました

 

詳細は、こちらから。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』7話まで

2019-02-25 16:40:11 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

彼女が僕を刺激するんです・・・とウジンは主治医に言いました。

「僕への言葉や態度が手に取るように伝わるから素直になれない僕を苦しめます。逃げようとする僕を振り返らせるんです。見ないフリをした方が楽だって分かってるし、このままでも大丈夫だと思ってたのに、なぜか関わろうとしてくるんです。でも彼女を遠ざけることができません。僕が作った壁を壊して外の世界に連れ出そうとします。こんな生き方は間違っていると彼女が思わせるんです。」

 

ウジンは、ソリの頬に触れ、そのままkissするつもりだったかもしれません。

でもね、ウジン、足元の玉ねぎの山を崩しちゃって。

結局、未遂に終わったばかりか、そのままいつもの大騒ぎになって終わり。二人とも、玉ねぎの汁が目に沁みちゃってね。大騒動です。

もうウジンも笑うしかありません。

でもやっとウジンも素直にソリに向きあう事ができるようになりました。ソリを遠ざけるのは無理だと思ったのでしょう。心のままに行こうと、成すがまま・・・ですね。

 

確かなことは、ウジンはもとより、ソリもウジンの事を異性として意識し始めたってことです。

ソリは、嘘をついたと言いました。実は泣いていたんだと。

リン・キムの演奏を見て、羨ましかったし悔しかったんだ・・・と。何事もなければ、私も・・・とね。

ウジンは、‘何事もなければ’と言う言葉が引っ掛かりました。まだ事情を知りませんからね。これまで、他人の事情なんぞ、全く興味が無かったウジンですから、当たり前です。

 

チャンは、目標が出来ました。

全国大会で優勝したら、ソリに気持ちを告白するって。

その目標に向かって、毎日朝から晩まで練習をし始めました。

ドクスとへボムは、チャンらしくないとちょっと心配してます。

 

変わったのは、もう一人、ウジンです。

カン代表たちは、いきなり人が変わったように仕事に前向きになり、愛想が良くなったウジンを不安そうに見詰めています。

 

そんな時、パク代表と言う人物が仕事を依頼して来ました。

でもね、物凄くムカつく人物なんです。人を人とも思わないでこき使ったり、常に上から目線だし、女癖も悪いときた。

カン代表はそれをよく知ってるので、適当にあしらっていますが、ソリは何も知りません。

だから、忘れて行った携帯を持ってきてくれとパク代表から連絡があった時、素直に応じたのですが・・・。生憎、カン代表たちがいなかったのでね。

たまたま仕事の連絡でパク代表の携帯に電話をしたウジンは、ソリが出たので驚きました。

で、事情を聞いて、ぴんっと来たのです。

慌てて現地に向かいましたよ。

 

何も知らないソリは、パク代表相手に食事をしていました。

そこに、ウジンが現れ、パク代表の思惑をぶち壊したのです。ソリだけがその事情に気づいていません。

 

その時、ウジンはソリの代わりにワインをがぶ飲みする事態に。

パク代表がいる間は、正気を保ってましたが、帰った後、酔いが一気に回ったウジン。

いつもの冷静さはどこへやら。マジな顔をして、散々やりたい放題。

ソリは参ってしまいました。

結局、寝転がってしまったウジンを、リヤカーに乗せて、必死に連れ帰った次第です。

この一連のシーン、結構笑えます。ヤン・セジョンssiの悪酔いした姿、かなり可愛いし、笑えます

 

ところで、謎の家政婦ジェニファーの過去が少しだけ描かれました。

どうも恋人に裏切られたか、死に別れたか・・・。お腹に子供もいたのかな?

雨の中を呆然と歩き続けるジェニファーに傘をさしかけてくれたのは、なんと、ソリの叔父さんでした。

知り合いと言うのじゃ無く、見かねて・・・という感じでした。それだけのつながり?これが切っ掛けってわけじゃないよね

 

パク代表からは、翌日仕事のキャンセルの連絡が入りました。

カン代表は、あっさりとOKしました。

この一件のウジンの言動を考えると、最近人が変わったように明るくなった理由が、ソリにあるのでは?・・・と思ったようです。

 

リン・キムは、ソリと顔を合わす事に躊躇しています。

13年前、コンクールで優勝したのはリン・キムでした。しかし、指揮者が興味を示したのは、ソリの方だったのです。

その時、リン・キムが挨拶をしたんですが、ソリは全く彼女の存在に気づいていませんでした。名前は勿論、楽器さえ・・・。

それがリン・キムにはショックだったのでしょう。自分は充分意識しているのに、ソリは全く気づいてもいないなんて・・・。

その悔しさが、彼女の中にはまだ残っているようです。

 

家を売るまでの期限は、1カ月とされていました。もう、その期日まであまり時間は残されていませんでした。

まだ、叔父さんの手掛かりも見つけられていません。

だからと言って、これ以上無理を言うのは我儘だとソリは充分分かっています。

 

ところで、ソリが入院していた療養所の治療費を支払っていたのは、キム・ヒョンテじゃなかったのです。

ヒョンテにも、それが誰なのか分かりません。

ただ、ヒョンテは、ソリの事が心配で心配でならないのです。何の情報もありませんから。

 

不動産屋が来たとジェニファーから報告を受けたウジンは、倉庫は自分が片付けると言いました。

倉庫には、ウジンの思い出が詰まっているようです。

13年前にソリを描いた絵も、ソリのストラップもそこにありました。

ある時、ウジンは鍵をかけ忘れて倉庫を出ました。ドアを閉めた時、勢いで棚の物が落ちました。その中に、ソリを描いた絵もありました。

 

そこに、トックが走り込んだのです。

ソリも後を追って入って行っちゃった。

何か気付く

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』6話まで

2019-02-25 10:21:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウジンはカン代表に抗議しました。

勝手に人を雇うな・・・と。

でも、もうどうする事も出来ませんでした。

カン代表は、不思議でした。他人に興味がないウジンが同居させたことは勿論、こうやって嫌うことすら、異例のことだからです。

ただただ、ウジンは怖かったのです、ソリと関わるのが・・・。でも、それを口にする事は出来ません。

 

そうとは知らないソリは、ウジンにお礼を言いました。てっきりウジンが紹介してくれたと思ったからです。

でも、ウジンは人が変わったように冷淡な態度を取りました。

ソリは一生懸命でした。カン代表とチン・ヒョクも好ましく見ています。

リン・キムも、担当がソリになってくれて、とても嬉しそうです。でもこの段階でまだリン・キムは担当の名前を聞いていませんでした。

まさか、あのソリだなんて・・・ね。知ったら、態度が変わりそうで不安です。

 

そして、チャンは、自分の気持ちが単なる好意じゃないと気付きました。

でも、相手は11歳も年上の女性です。はたから見たら、とうてい恋愛対象とは見ないだろうし、ソリもそうとは思ってくれない可能性が大です。

気付いたと同時に、悩みが多くなってしまったチャンでした。

 

ウジンは、ソリを思い出すと、13年前の記憶が鮮明に甦る事に気づきました。

必死にフラッシュバックに耐えています。

だから、ソリとの関わりを減らそうとしています。

仕事を早く済ませて出かけたりして、なるべく顔を合わせないようにし始めました。もしかしたら、ソリの所為?・・・とカン代表は思いました。

 

ある日、カン代表はソリの歓迎会を開いてくれました。

そこで初めてお酒を飲んだソリ。案外イケる口のようです。

カン代表は、ウジンと10年来の付き合いです。だから、ソリに言いました。

「あいつはよく他人を困らせたりするけど、根は悪い奴じゃないから、理解してあげてね。」

ソリは首を振りました。

「そんなことないですよ。いい人だし、気配り上手ですよ。」

気配り?・・・とカン代表。そんな台詞、ウジンを表現する時に使われた事は無いからです。

 

初めてのお酒に、散々酔っ払ったソリ。

カン代表からそれを聞いたチャンは、ソリを迎えに出ました。

ふらふら歩くソリを見つけたチャン。でもね、そこで声をかけたら、ソリが恥ずかしがるんじゃないかと、後ろから一定距離を保って見守ったのです。

こういうところ、チャンって年に似合わず気配りができる青年です。悩むウジンを見続けてきたからでしょうかね。

 

一旦は寝たソリなんですが、夜中に喉が渇いて起きましてね。

酔いの残ってる状態だったため、つい、13年前自分の部屋だったウジンの部屋に戻っちゃった。

朝起きて、隣にウジンを見つけたソリ。

夢だ・・・と思いました。

で、ふっと息を吹きかけると、ウジンが目を開けました。本物みたい・・・目を開けたし・・・と呟くソリ。

ぱちっとウジンの頬を叩いてみました。

「これは夢よ・・・。」

と呟くソリに、ウジンが言いました。違うと思いますが・・・って

 

その後は、パニックよ

おまけに、チャンが来ちゃったし。

ソリは、慌ててタンスの中に隠れちゃった。

ま、何とかばれずに済みましたけどね。

 

思い出したく無い記憶を、ソリは掘り返してしまう。拒もうとするんだけど、ソリだけは避けられない・・・そうウジンは感じていました。

 

ソリは、ウジンの態度の変化を気付き始めていました。

そんな時、いつもウジンが耳にしてるイヤホンが、本当は壊れていて音が聞こえないと言う事を知りました。

イヤホンの先が、携帯とかにつながれていない事も以前気づいていましたし・・・。

だから、つい、ウジンにその理由を聞いたのですが、説明する必要はないとけんもほろろ。

優しさを示してくれていたのに・・・と不安になるソリ。

そうなったら、確かめずには居られないソリは、ウジンに率直に聞きました。

「私が何かしましたか?どう考えても分からなくて。でも、アジョッシの態度を見たら、私が悪いのかと・・・。はっきり言ってください。」

話す事は無いです・・・と行こうとしたウジン。

「私はアジョッシと親しいと思ってます。会わないと言ったけど、家に置いてくれたり店にまで探しに来てくれたり、凄く感謝してるんです。家を出ても恩返しのためにいつも会いに行きます。長い付き合いになるんです。」

目覚めて出会った人の中で、一番仲いいと思ったのに・・・とソリは言いました。

だけど、ウジンは何も言わずに行ってしまいました。

 

会社で手掛けた舞台装置の一部で事故が起りました。開演までに時間がありません。

カン代表から連絡を受けたソリは、必死にウジンと連絡を取ろうとしました。でも、いつものように電話にも出ないんです。

ウジンが言ってた言葉から行き先に気づいたソリは、必死に後を追いました。

で、やっとのことでウジンを見つけて、現場に駆け付けたのです。

結局、ソリの機転もあって、無事修理が出来ました。

この一件で、ソリとウジンのぎくしゃくも解決に向かい始めました。

 

その後で、リン・キムの公演に行った面々。

リン・キムの演奏する姿を見て、ソリは涙がこぼれました。自分が夢見た姿だったからです。

事故が無ければ、自分もあのように舞台に立てていたかもしれないと思うと、泣けて来ました。

ウジンはそんなソリが気になりました。

 

そして、この時、リン・キムは、初めて担当者の名前がウ・ソリだと知ったのです。

昔とは全く違うソリの姿に、リン・キムは言葉が出ませんでした。何があった?・・・と思いました。

 

その夜、ソリは玉ねぎの皮むきをしながら泣いていました。

ウジンがそれを見ました。

玉ねぎに触った手で目をぬぐおうとしたので、ウジンは手を掴んで止めました。

泣いてるんじゃなくて、玉ねぎの所為で目が痛くて・・・とソリ。

ウジンは、そっとソリの頬に手を当てました。

 

パニックになりそうだったら、心地よく幸せに感じたことを思い出せば良い・・・と医師はウジンに言いました。

そんな時は何時だったのか・・・と考えたウジン。

それは、ソリと一緒に居た時だったと思いました。

最も恐ろしくて怖かった瞬間も、最も心地よくて幸せだった瞬間もソリと一緒に居た時だった・・・と。

 

いきなり、kiss

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』5話まで

2019-02-25 09:06:38 | 韓国ドラマのエトセトラ
三十ですが十七です OST (CD + ブックレット) (韓国盤)
クリエーター情報なし
bonfactory

レビュー一覧は、こちらから。

 

天窓の一件があってから、ウジンの心が少しだけソリに向かって開きました。

まぁ、ソリが切っ掛けかもしれませんが、チャンの友人たちドクス&へボムの図々しさも、一役買ってる事は間違いないでしょう。

自分の叔父さんのように、図々しく接しますからね。

 

ソリは、経歴関係無く出来る仕事を始めました。

まずは、玉ねぎの皮むき。ま、これも目が痛いと大騒ぎとなりましたが。

でも、バイオリンの修理や独り立ちするための部屋代、生活費、そしてウジンたちへのお礼・・・と考えると、玉ねぎの皮むきくらいじゃ、全然足りません。

何か、一気に儲かる仕事は無いだろうかと、ソリは考えました。

 

ところで、チャンは、ソリへの想いが募り始めています。まだ本人はきちんと恋心だとは認識していません。

 

ウジンは、仕事で相手先との打ち合わせ中、窓の外にソリの姿を見つけました。

何をしているんだろうと気になってみていたら、『バー』に入って行くじゃありませんか

ドクスだちと、割の良い仕事は無いだろうかと話しているのを耳にしていたウジンは、水商売か・・・と慌てました。

で、店に乗り込んで、ソリを探したのです。彼も思い込んだら一直線で周りの事は見えない性格です。

そんな人はいないと店の男たちが言うのを信用せず、叫んだのです。

「ウ・ソリ出て来い

一見してそのスジと見える男たちだけに、余計に言葉が信用出来なかったのですが・・・。

大騒ぎの最中に、別の所からソリが現れました。

ウジンの誤解だったんです。ソリは別の店に行っていたのです。

男たちにつまみ出されるウジンを、必死に庇うソリ。どっちが保護者だか・・・。

ソリは、ウジンが自分の名前を大声で呼んでくれた事がとても嬉しく思っていました。これまで呼ばれた事が無かったのです。

それに何より、自分を心配してくれたことも本当に嬉しかったでしょう。

 

ウジンは、ソリと普通に話せるようになりました。

ソリといるのが、気楽だったのです。他人と関わって感じる全ての気まずさとか面倒くささとかを感じさせなかったからでしょう。

ソリはウジンを真っ直ぐに見詰めました。純粋な感情を込めて。

「やっぱりオジサンはいい人ですよ。いい人なのを、わざわざ隠しているようなんです。まるで、心をぎゅっと閉じ込めている様な感じ。そう見えます。」

ウジン、自分の奥底を見抜かれた気がしたのでしょう。思わず動きが止まりました。

 

ところで、チャンの友人にリアンという女子高生がいます。

実は、随分前にウジンと出会っていて、その時散々ウジンともめてたんです。ウジンは覚えていないかもしれませんが。

リアンは、チャンが好きで将来は結婚したいとまで思っていましてね。あれこれとアタックしてるんですが、チャンには全く通じていません。

ウジンとは顔を合わせたくないリアンは、ウジンの留守中に家にやってきまして、そこでソリと初めて顔を合わせました。

で、恋する女の子の勘で、チャンがソリを大切に思っているというのを敏感に感じ取ったのです。

だから、何とか自分の優しさを示しつつ、ソリと近づけないようにする方法を考えました。それは、ソリに洋服をプレゼントすること。

ソリは着たきりすずめ状態でした。

だから、捨てる服だと言って、大量の洋服をソリにあげたのです。勿論、ソリもチャンもリアンに感謝しました。

 

ソリとウジンは、少しずつ距離を縮めていました。

ウジンは、ソリに対してとても優しくなりました。笑顔も普通に見せるようになりましたし。

そして、ソリもウジンに惹かれて行っています。

 

ある日、ジェニファーがテコンドーの練習中に怪我をしました。幸い、大した怪我ではなかったのですが、仕事に支障が出て来てしまったのです。

と言うのは、ジェニファーはウジンの家だけじゃなく、空いてる時間に別の家の家政婦もしていたからです。

で、臨時にソリがその家に行く事になりました。

その家と言うのが、なんと、キム・ヒョンテの家だったんです。

だけど、家政婦と家主が顔を合わせる事は無く、すれ違いに終わってしまいました。

ソリも、家主の名前がキム・ヒョンテだと知り、同級生と同じ名前だ・・・とは思いましたが、まさか本人だとは思ってもみなかったのです。

そしてヒョンテも、家政婦が右と左とで違うスリッパを履いた形跡があるのを見て、またソリを思い浮かべました。彼の頭の中は、常にソリのことで一杯なんです。

似通った条件の人が救急搬送されると、慌てて駆け付けて確認してますからね。

いつ会えるんでしょう。

 

ヒョンテの家からの帰り道、ソリは歩道橋の上で空を眺めました。月が出ていました。

その時、自然に、昔母から教わったバイオリンの弓を持つ手の形・・・月を目と考えて、ウサギの恰好にする形をしました。

それを、ウジンが見ちゃった。

13年前の光景がウジンの頭に甦りました。

自分の所為で死んだ‘ノ・スミ’が同じようにしていた姿を・・・。

 

発作が突然ウジンを襲いました。

あの頃の思い出が一気に彼の頭の中を駆け廻りました。それはあの恐怖の交通事故の惨事と一緒になって襲いかかってきたのです。

実はウジン、ノ・スミのお葬式にも行っていたのです。

そこで見たのは、スミの友人たちの泣きじゃくる姿。そしてスミの父親からの来てくれた事への感謝の言葉。

ウジンは葬儀場から逃げ出したのです。

その時、その場にはソリは勿論いませんでした。意識不明で入院中でしたから。

 

ウジンは何年かぶりに神経精神科の医師の元を訪ねました。

当時、引きこもり状態になってしまったウジンの治療に当たってくれた人です。最近偶然会う事がありましたが、その時、医師は自分とは会わない方が元気な証拠だ・・・とウジンに言っていました。

ウジンの姉の先輩に当たる人です。

ウジンは、ソリと会ってから、上手く隠し通せてきたと思っていたのに、気にしなくなっていたと思っていたのに、また思い出してしまった・・・と言いました。

一度目は事故のこと、そしてもう一回は死んだスミの事を思い出したのは、どちらもソリと一緒にいた時だった・・・と。

「大変だとは思うが、ずっと避けるよりは別人だと思って認識できるよう努力するべきだ。」

と、医師は言いました。

そして、又フラッシュバックが起ったら、自分が落ち着く事を思い出し、ゆっくり深呼吸しなさい、心地よく幸せに感じた事でも良いから・・・と言いました。

ウジンは言いました。ソリと会うのが怖い・・・と。近づけば近づくほどの記憶がさらけ出されるのではないかと・・・と。

「また誰かの人生に絡まれるかと思うと・・・。怖いんです。」

 

リン・キムがソリを今回の仕事の担当者に指名して来ました。

クラシック音楽についての意見が合うと感じたからです。

カン代表は、それがソリだと知ると、すぐに連絡してきました。

ソリの就職先が決まりました。

 

ウジンは、ソリと顔を合わせるのは1カ月もないと自分に言い聞かせ、会社に戻ってきました。

そしたらそこにソリがいるじゃありませんか。

呆然と立ち尽くすウジンでした。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『30だけど17です(原題)』4話まで

2019-02-23 15:35:05 | 韓国ドラマのエトセトラ
30だけど17です OST (SBS Drama) CD+Booklet [韓国盤]
クリエーター情報なし
Kakao M

レビュー一覧は、こちらから。

 

お願いだから、行かないでください・・・と、縋る様な眼差しで言うウジン。

でも、ソリはその手を振りほどいて駆け出しました。

結局、叔父さんは見つからず・・・。

「あなたの所為で見失ったわ。関与されたくない人が、何故私に構うの?もし止めなかったら、叔父さんや家を取り戻してバイオリンだって、また・・・。全部あなたの所為よ。」

僕の所為で・・・と言う言葉が、ウジンの頭の中で回りました。13年前も同じ言葉が頭の中で回っていました。

「死んだら?僕の所為で死んだら・・・。」

ソリは冷静にその言葉の意味を考える事は出来ませんでした。そして、そのままその場所に残って叔父さんを探すと言い、ウジンと別れたのです。

 

ウジンは、また13年前と同じような精神状態になるのではと不安を感じました。

決して完治したわけじゃないと感じたのかもしれません。他人と関わると、こういう事が増えてくると思ったのでしょう。

ソリがいる1ヶ月間、作業室に泊まることにしました。

で、荷物を持って家を出て行ったのです。

チャンは、ソリの所為か?・・・と聞きました。二人の様子が変だと思ったのでね。何かあったと気付いていたのです。

ウジンは何も答えませんでした。

 

ソリは、尋ね人の貼り紙をし始めました。

そして何日目かに、以前見かけた男性を見つけ、追いかけました。でも、別人でした。

あの日見たのは、その人だった・・・とソリは思いました。

自分の思い込みで、散々にウジンを詰った・・・と気付きました。ウジンには何の責任も無いのに・・・。

何とか謝らなくてはと思っていた時、ジェニファーがウジンにお弁当を作りました。で、別の用事があるので、代わりに届けてくれないかと言ったのです。

ソリ、チャンス

おまけに、ジェニファーは、正当な権利だと、お手当もくれました。

 

到着した時、会社には誰もいませんでした。

丁度、電話がかかってきたので、仕方なくソリが出ました。相手はリン・キム。

伝言があるとリン・キムが話だしたのですが、ソリは昔取った杵柄よろしくリン・キムの話の内容を素早く理解する事が出来ました。

で、要点を掴み、リン・キムが伝えたいことをすぐに察したのです。

リン・キムは、嬉しく思いました。久しぶりに話が合う人と会った・・・と言う感じ。

 

直後にウジンが戻って来ました。

すみませんでした・・・とソリ。

叔父さんだと思ったのは別人だった・・・と言いました。あの日、ウジンの所為だと言ったことを謝りたい・・・と。

「急に飛び出したら、誰でも止めますよ。家にいさせてくれる恩も忘れて。私の所為で出たなら、戻って来てくれませんか?」

ウジンは、すぐに戻る気にはなりませんでした。

でも、ソリが行くあてがなく、叔父さんを必死になって探そうとしている気持ちは察する事ができました。

 

ソリは、バイオリンの修理を諦めると修理工に言いに行きました。

「お金はある筈だよ。」

と、修理工。取りだしたのは1枚のお札。30万Wにはなる筈・・・と言いました。

それは、叔父さんがくれた200ユーロ札でした。

海外に行く時、万が一迷子になっちゃった時の為に・・・と渡してくれたモノでした。バイオリンケースに入れていたのを忘れていたのです。

「また楽器を放置する気なら、置いて行きなさい。ぼちぼち直すから。」

優しい修理工の言葉を聞き、ソリは何としても自立しようと決心しました。

 

ソリは、その決心をウジンに伝えようと思いました。家に帰って来てほしかったのです。

で、会社から出たウジンの後を追ったのですが。

途中でウジンはいつもの癖で何でもメジャーで測定しまくり、人に変態だの変わりモノだのと言われまくり。

それでもウジンは、全く気にすることなく、人の言葉にも耳を貸しません。

ソリは、それを見て見ぬふりできず、つい庇って誤解を解こうとするのですが、ウジンはそれすら止めてくれと言います。

「誰かと関わるのも関わりたくもないです。」

それはあまりにも・・・とソリが言おうとすると、それを遮ってウジンが言いました。

「好意が人を傷つけるのを知ってるから

でも、ソリは黙りませんでした。

「そうしていつも目を逸らしているから、周りがどれだけ心配してるのか気付かずにいるんですよ。」

言った筈です・・・とウジン。

「知ったような口を利くなと。僕の何を知ってると言うんだ

「知りませんでも、これだけは分かってます。‘僕に関わるな’と言うのではなく、‘ありがとう’と言えばいいと。」

 

作業室に戻ると、チャンが待っていました。一緒に焼き肉を食べようと材料を用意して。

「誰とも関わりたくないのは知ってるけど、もっと関わりを持って生きてほしいな。自分の大事な時間だろうけど僕のためにも帰って来てくれよ。叔父さん。」

チャンの心遣いがウジンに沁みました。どっちが叔父さんなのか・・・。

ソリの言葉が思い出されたウジンでした。

 

翌朝、ウジンが帰ってきました。

ソリがトックに餌をあげてるのを見て、言いました。

「今後は吸収力を上げる餌も混ぜてください。」

今後も・・・です。ソリを受け入れてくれたという証拠です。ソリ、大喜びです。

 

ウジンの机の上に、トイレの詰まりを直す“スッポン”が置かれていました。

“???”な、ウジン。

ソリからのプレゼントでした。

実は、ウジンの部屋は、元ソリの部屋でした。部屋には天窓があって、ウジンはそこは開かない窓だと思っていました。

でもね、開け方にコツがあったのです。

それを知っているのはソリ。

すっぽんは、その時使う道具だったのです。

 

初めて開いた天窓から外を眺めたウジン。

明るくて気持ちが晴れ晴れしました。

初めてソリに笑顔を向けました。

 

「ありがとう。開け方を教えてくれて。」

これも初めてです、ウジン。

 

誰か女性が家の外にたたずんでいました。

トックが何かを感じて外に向かって吠えました。

この女性、以前にもソリたちのことをこっそり見てましたよね?叔母さん

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする