まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ボーイフレンド』10話まで

2020-02-29 10:47:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

午後休を取るのに、正直者のジニョクは上手く嘘がつけません。

でも、キム部長は察してくれ、快く退社させてくれました。

広報チームは皆察してましたね。

 

黙って無いのは、スヒョン母。すぐに電話を寄越しました。

でも、スヒョンは釜山に出張中だと嘘を言い、早々に電話を切りました。

ミョンシクは、口裏を合わせておくからと笑ってくれました。

 

ジニョクが案内したのは、高速道路の高架下にある“美術館”。

高架橋に絵が掛けてあるのです。

いわゆる、ちゃんとした建物の中の美術館ではありません。

ジニョクは一つ一つ絵の紹介をしました。がっかりしたと言いながらも、スヒョンは楽しそうでした。

 

「この絵が一番好きです。」

と、ジニョクが紹介したのは、抽象画。

“どこで何になり再び会えるのか”と言う題です。詩の一部だそうです。

その詩をジニョクが語り始めると、続きをスヒョンが口にしました。

スヒョンも以前からこの画家が好きで、そのつながりで詩も知ったんだとか。

キューバで出会い、会社で再会し、この絵も知っていたと言う事実。縁があるとジニョクは思いました。

でも、スヒョンはそこまで思えなかったようです。あまりにも現実を知りすぎているからでしょう。

 

ミョンシクは久しぶりにスヒョン父と会っていました。

唯一心を許せる相手なのかもしれませんね、スヒョン父にとっては。

娘の事を聞く父。やはり記事の事が気になっていました。

ミョンシクは事情を説明し、ジニョクは良い青年だと言いました。

ほっとしたようではありますが、やはり不安は消え去りませんでしたね。父親とすると、そういうものでしょう。

 

ミジンがまたデチャンの店にやって来ました。

前回、酔っ払っちゃって店に財布を忘れて行ってしまってたのです。

財布が洗濯バサミで挟まれているのを見て、高価な物なのに・・・と激怒。

またまた口げんか勃発です。

そこに、ジニョクとスヒョンがやって来ました。

二人一緒の姿を見て、ミジンは更に機嫌が悪くなりました。

 

でも、結局、3人でお酒を飲む事になりました。スヒョンは飲まなかったようですけどね。

スヒョンとミジンの関係は、ジニョクとデチャンの関係に似てます。愉快で気遣いの必要無い関係。

それを、たまたまやって来たヘインが目撃しちゃったよ。

自分のテリトリーにスヒョンが入ってきた、そんな気がしたかも。

黙って見てるしか無いとヘインは思ってるようですが・・・。切ないね。自分の想いを整理しなくてはいけない時が来たと感じたかも。

 

店にジニョクの弟ジンミョンが来ました。と言うか、アルバイトしてるから来るのは当たり前ですが。

一目でスヒョンの正体に気づいたジンミョン。

と言う事は、ラーメンを食べてた男性が兄だったと言う事にも、気がつくってことです。

結局、この日、ジニョクはデチャンとジンミョンに事情を話す羽目になったみたいですね。

 

ウソクは、ジニョクの事を調べさせていました。

極々普通の青年だと分かり、ある意味ショックだったのかも。

ウソクは、スヒョンが初恋だったのかもしれません。昔の写真をまだ携帯に入れてますから。

政略結婚目的のお見合いの席だったけど、彼にとってはその時一目ぼれしたようです。

 

あなたのお母さんを含めて、敵だらけよ・・・とミジンが言いました。

スヒョンは分かっています。だから、ジニョクを拒もうとしました。

でも、やっぱり戻ってしまうのです。

「こんな気持ちになるのが、もっと早ければ良かった。」

と、スヒョンは言いました。今更、この年で、離婚を経験した後で・・・と。

ジニョクを好きなんだと、ミジンにも分かりました。でも、最悪のタイミングだということも。

「自由な人生は私には許されない。我慢は得意よ。」

涙をためて言うスヒョン。ミジンは可哀相でなりませんでした。

 

ミジンを降ろして、自宅に戻ると、ロビーで母が待ってるのが見えました。釜山出張が嘘だとばれたのです。

全てが嫌になったスヒョン。

車を引き返しました。

泣きました。車の中で一人泣きました。

充ても無く車を走らせました。

ガス欠になってしまいました。

 

給油サービスを依頼し、また走らせました。

涙が止まりません。

 

行ったのは、ジニョクが教えてくれた高架下の美術館。

 

ジニョクにも、スヒョンの苦しみが消えたわけじゃないと分かっていました。

一人辛い立場に立たされているのも分かりました。

自分に何が出来るのかと思いました。

思わず自転車を走らせ高架下の美術館に向かいました。そしたら、スヒョンが立っていたのです。

あの絵の前に。

 

僕たちは高架下でまた会いました・・・とジニョク。

絵のタイトルをなぞって聞きました。僕たちは何になって再会したことにしますか?・・・と。

我慢が得意なのに、ここに立ってた・・・とスヒョンは言いました。気持ちを見透かされたのねと。

本で読んだんですけど・・・とジニョク。

「異性への好感は、好きだという確信と疑念との闘いだと。確信と疑念が入り交じっていて疑念が薄まり確信だけが残ると、その時、恋が始まる。」

確信と疑念との闘いに任せてみませんか?・・・と。

「“僕たちはここで好感を持つ関係で再会した”ダメですか?」

と、ジニョクがスヒョンの目を見て言いました。

 

一瞬下を向いたスヒョンですが、心が決まったようです。

顔を上げてジニョクを見つめて言いました。

「いいわ。」


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『ボーイフレンド』9話まで

2020-02-29 09:24:17 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

一瞬躊躇したスヒョンですが、屈託の無い明るいジニョクの笑顔につられたように、笑顔になりました。

「私がおごるわ。」

そして、あっけにとられる社員たちを置いて、出て行ったのです。ミョンシク、ミジンと共に。

チェ理事は苦虫をかみつぶした表情になりました。

 

緊張は車に乗ってからも続いていました。

誰も口を開きません。

ミョンシクが笑顔で話し始めて、緊張がふっと緩んだ感じです。

スヒョンは、ミジンとミョンシクに車を降りるよう言いました。

ミジンは、“えと言う感じ。

 

ジニョクはこんな時にぴったりの場所があると、スヒョンを案内しました。

教会です。

でもね、そこはキューバでジニョクが話した“カメラをくれた父の友人の妻”の家だったんです。

何も聞かず、歓待してくれました。

美味しいお茶を出してくれました。そして、用事があるからと二人を残して出かけて行ったのです。

 

スヒョンは落ち着きました。そして、ジニョクの明日からを思うと心配になりました。

「僕は決心して名乗り出ました。“僕は代表にとって意味ある人間になる”と。」

と、ジニョクが言いました。やはり詩人です。

スヒョンの不安が消えたわけじゃありません。でも、一時の感情ではないと確信出来ました。

 

ヘインはやはりショックでした。

これまで彼女にとってジニョクは一番大切な人だったのです。

ジニョクは自分を友人と思っていると知っています。でも、いつか自分の気持ちが伝わり、自然と恋人関係になれると期待していたかもしれません。

それが、自分だけの妄想だと気付かされたのですからね。

 

ミジンは、ジニョクの先輩デチャンの店にいました。前回も、ジニョクに指定されて、この店に来ていました。二度目です。

その時から、デチャンとは全く気が合いません。

又も口げんかとなりましたが、ジニョクをデチャンに呼び出してもらいました。

正直、感動したわ、あなたの勇気に・・・とミジンは言いました。

でも自分は秘書だから、スヒョンの事を一番に考えるの・・・と。明日何が起るか心配だと。

「ここまでは感謝してるけど、今後は知らないフリをして関わらないで。」

ジニョクは笑顔で言いました。

「そう深刻に考えると状況を悪くするので、僕たちは気楽に過ごすことに。」

ミジンは、ジニョクの“僕たち”と言う言葉に驚きました。ミジンは呆れて、余計に頭が痛くなりました。

で、結局、お酒をしこたま飲んでしまったのです。二日酔いで出社する羽目になってしまいました。

 

そうは言っても、ジニョクだって不安でした、明日からが。

そして、酔ったミジンからスヒョンのこれまでの人生を聞き、哀れに思いました。自分とは全くかけ離れた世界で生きて来たんだと改めて分かりました。そこまでとは予想していませんでした。

 

この一件は、当然ウソクの母に報告されました。

呆れたウソク母。チェ理事に、上手く処理するよう命じました。

その電話をウソクが聞きました。

スヒョンに何かあったと知り、すぐに事情を探らせました。母の剣幕が気になりますからね。

 

翌日、スヒョンはそれまで以上の好奇の視線にさらされることになりました。

ジニョクは、経験したことの無い注目を浴びる事に緊張しました。好意的な視線ではないので、なおさらです。

ヘインはそんなジニョクを心配そうに見つめていましたが、何も言いませんでした。

 

午前中は何とか仕事をこなしましたが、ランチに社員食堂に行くと、全員と言ってよいくらいの視線が自分に集中するのを感じ、いたたまれなくなってしまいました。

で、一人外でランチをすることに。

その姿を見かけたスヒョン。ため息をついているのも見ました。

その心情は容易に想像が出来ました。

“ラジオにリクエストしてみたら?”とメールを送りました。

すると、ジニョクは昼からサボろうかと思うんだけど、勇気が出ないと返信してきました。

“代表と一緒なら、安全かも。美術館でもどうですか?”と、ジニョク。

迷いましたが、スヒョン、ジニョクのサボりに付き合う事にしました。


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『ボーイフレンド』8話まで

2020-02-28 11:09:06 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウソク母の命を受けた男がへインを呼び出しました。

スヒョンとジニョクの事を会社の社内掲示板に投稿してほしいと言うのです。

昇進を約束すると。

でも、へインはきっぱり断りました。

スヒョンに関心は無いし、ジニョクが危うくなることは望まないからと。

流石です

 

代わりに運転したジニョクは、スヒョンの家の近くで車を停めました。

まだスヒョンの家の周辺は、マスコミがうろついていました。

 

ジニョクは日付が変わるのを待って、スヒョンに小さな箱を差し出しました。

その日はスヒョンの誕生日だと先輩社員から聞いていたのです。

新作の口紅でした。

高級品じゃないけどと言いました。

気持ちだけ受け取る・・・とスヒョン。

ジニョクの行動が負担だと言いました。

ジニョクは、理解しました。そして車を降りたのです。

でも、スヒョン、ジニョクの後姿を見たら、やっぱり呼び止めてしまったのです。

ジニョクは嬉しそうにプレゼントを渡しました。

 

お祝いに来たミジンは、口紅を目ざとく見つけました。

ジニョクからだと聞くと、また不安になりました。

でも、ミジンは気づいていました。最近のスヒョンは昔の明るかった頃を思い出させることを。

スヒョン自身も気づいています。

喜ばしいことだけど、やはりミジンはここで止めておいたほうが良いと言いました。

 

スヒョンは誕生日のお祝いということで、実家に行きました。

母は、ウソク母からのプレゼントを渡しました。

父親は詩集をプレゼントしました。それは、ジニョクが好きだと言った詩人のものでした。

 

ミジンはジニョクを呼び出しました。

スヒョンの事情をきちんと話しておかなくてはと思ったのでしょう。

一般人には理解出来ない世界に属していることを。

「代表と関わらないで。」

と、ミジンは言いました。見かけほど強くはない人なの・・・と。

自分やジニョクのような一般人なら、誰とどこで会っても注目されることはないけど、スヒョンの住む世界は違うと。

そして、些細な接触事故ですらこんなことに・・・と示した携帯には、事故の相手が投稿した写真等が載っていたのです。ジニョクを秘書だと勘違いしたのが幸いでした。

秘書だと勘違いされなかったら、大変な事になってた・・・とミジンは言いました。

「興味本位で面白がってるようだけど、代表にとっては小さな傷が命取りなの。」

そう言って席を立ったミジンを、ジニョクが追いました。

 

追い付いたジニョクが言いました。面白がっていません・・・と。

「驚きの連続です。本当に別世界だと驚いています。困らせないようにします。ですが興味本位じゃありません。」

人が誰かを心に置く事は束の間であってもそれは意味があることです・・・と。

詩人だわ。

ジニョクが真剣だと言う事を、ミジンも感じたでしょう。

そして、この様子を見ていたヘインも。

 

社内掲示板にスヒョンのスキャンダルが書きこまれました。

ジニョクのことを、下請会社の社員だとしてありました。権力を利用したハラスメントだと。

散々です。

掲示板ですから、社員は皆読みます。あっという間に嘘が広まりました。

 

ヘインではありません。

なんと、同じ広報チームのイ課長でしたよ。

ヘインと同じように、昇進を約束され、卑劣な事に手を貸してしまったようです。でもね、あまり罪悪感は感じて無いように見えます。

見た目では善良そうな人なんですけどね。分からないもんです。

 

この件で、チェ理事はスヒョンに説明を求めて来ました。

でも、スヒョンは無視。

チェ理事はウソク母側の人間で、スヒョンを追い出した後、代表の座を与えるとウソク母に言われ、唯々諾々と従ってるように見えます。

理事会を開き、ホテルの名を汚した責任を問うと張り切っています。

 

殆どの社員が、スヒョンに失望したと噂しましたが、スヒョンをよく知る広報チームのキム部長などは、きっちりと部下の根拠の無い噂話を叱責しています。

キム部長は、ミョンシクと共にスヒョンを昔から知ってるようです。

 

ウソクもこれを知り、激怒。

でも、冷静に記事の裏を調べるよう部下に指示しました。

そしてこれ以上拡散しないよう、手を打ちました。

ただのボンボンじゃなく、仕事も出来る人なんですね。スヒョンを心から大切に思っているようですし。

 

ジニョクは、悶々としていました。

これが、スヒョンの置かれている世界なんだと、改めて思いました。

自分が出来ることは何も無いのかと思ったでしょうね。

 

スヒョンは悪いことはしていないと、堂々と会社の正面玄関から退社しようとしました。

そしたら、チェ理事が嫌味な感じで声をかけてきました。

スヒョンは動じません。

忙しいので・・・とミジンが言うと、チェ理事は言いました。

「忙しいのなら、ここで釈明してください。社員たちも聞きたがっています。」

退社時間とて、大勢の社員が成り行きを見つめていました。ジニョクもその一人です。

「釈明はしません。答える義務はありません。」

と、スヒョンは言いました。

「代表の座を懸けてお答えを。」

と、チェ理事は引き下がりません。

社員たちも、釈明をしないと聞くと、記事が事実だと思い口々にそう呟いていました。

ジニョクはそれを聞くのが苦痛でした。

四面楚歌状態で一人立つスヒョンが可哀相で辛くて、愛おしかったのでしょう。

 

さあ、お答えを!・・・とチェ理事がにやにやしながら言いました。

その時です、ジニョクが堪え切れずに声をかけたのです。

「代表。」

その声が誰か、スヒョンは振り向かなくても分かったようです。

ミジンも、そしてミョンシクも。

振り向くと、ジニョクが笑顔で見つめていました。

そして、真っ直ぐにスヒョンの元に歩み寄りました。

前に立ち、言いました、退社されるのですか?と。

 

スヒョンは心の中で思いました。

あなたの人生を生きて。それ以上近づかないで・・・と。

 

でもね、ジニョクは決心したのです。スヒョンが独りで立つその世界に入って行くことを。

 

「お金ならあります。今日は僕のおごりでラーメン食べましょう。サービスエリアではなく、コンビニで。」

 

スヒョンの目に涙が浮かんでいました。

味方が現れたと思ったかも。


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『ボーイフレンド』7話まで

2020-02-27 14:57:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

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スヒョン、どきっとしたのは確かでしょう。

こんなに真っ直ぐな告白、経験無かったかもしれません。

ジニョクの善良さを改めて知りました。

だからこそ、自分のいる醜い汚れた世界に入れたくは無かったでしょうね。

スヒョンは冷静になり、一歩、退きました。

聞かなかったことにすると言いました。

でも、ジニョクは引きませんでした。

こんな運命と言えるような縁、二度と無いと思うから。

 

海辺のカフェでコーヒーを飲みました。

徹夜で長距離を二度も往復したジニョクは、心地よさからつい居眠りしちゃうんです。

スヒョンの肩にもたれかかりました。

きっと、スヒョンにはこういう経験も無かったのでしょうね。

払うこともせず、じっとそのままにしました。

そして、独り言を呟きました。

幼い頃から母親のせいで友達が出来なかった。仲良くなっても、遠ざかることばかりだった。だから、自分に言い聞かせた。どうせつまらないと。仲良くなった友達と遠ざかるのはとても寂しい。久しぶりにその感覚を思い出した。やっぱり辛い。だから・・・止めましょう。

寝ていたと思ったジニョク、この呟きを聞いていました。

 

ウソクは、スヒョンと会えないまま帰ることに。

でもね、見ちゃうんですよ、スヒョンとジニョクを。

トラックに乗るスヒョンなんて、想像もできませんでした。

ウソクは、それでもスヒョンへの協力は惜しみませんでした。例の画家に無理矢理会い、スヒョンへの協力を頼んだのです。

母は画家の後援者ですが、スヒョンは画家の大ファンです・・・と。

結局、画家はウソクの話に心を動かし、スヒョンに絵の提供を連絡したのです。代金もいらないと言いました。ファンサービスだからと。

ところが、ウソクの協力があったと知ったスヒョンは、その絵を受け取りませんでした。望まぬ助け船が負担になるからと画家に言いました。

画家はスヒョンの苦労を知りました。

 

ウソクは、母にスヒョンを苛めるのは止めてくれと言いました。

もう嫁じゃないんだからと。

そして、これ以上口出ししたら、自分はテギョングループを離れると。

この脅し、母親に効くかしら。

 

ウソクがホテルに預けておいた服は、ミジンに返してもらいました。

その時、ウソクが言伝てを頼みました。世間を騒がせている時期だから、気を付けろと。

その言葉でミジンはジニョクとの事だとぴんっと来ました。

ミジンはスヒョンをたしなめました。心配でなりません。

相手は、人を人とも思わないウソク母ですからね。

 

スヒョンが多くを語らないので、ミジンはミョンシクを問い詰めました。

で、ジニョクをスヒョンの出張先に連れて行ったと知りました。

大変な事になると怒るミジンに、ミョンシクは言いました。

「スヒョンが明るく笑ったんだ。あんな笑顔を見たのは中学以来だ。」

 

テレビのニュースでスヒョンのラーメンデートが流れました。

服が同じだとジニョクの弟が言い、ジニョクは焦りました。

母は、訳ありの女性は嫁には出来ないと言いました。ジニョクはびくびくもんです。

 

ウソク母は、相変わらずスヒョンの尾行をさせています。

当然、今回の地方出張の時の報告も受けていました。

で、次の手を打とうとしています。

 

ある日、スヒョンは事故を起こしてしまいました。

バス停のジニョクの姿を見ていたため、前方の注意不足で、突然出てきた車を避けようと急ブレーキを踏んだため、後続車が追突してきたのです。

スヒョン自身、混乱し、慌てて車を降りました。

そこに、気がついたジニョクが駆け寄って来て、てきぱきと処理してくれたのです。

いつもの冷静さを失っていたスヒョンがジニョクにかみつくと、ジニョクも強引に車に押し込み、運転を代わりました。

 

スヒョン、徐々に冷静さを取り戻しました。

こんな時なのに、ジニョクの行動にくすっと笑ってしまいました。


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『ボーイフレンド』6話まで

2020-02-27 10:24:47 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ミジンは、何も持たずに出張したスヒョンが心配になり、荷物をミョンシクに頼んで届けてもらうことにしました。

そして、ミョンシクは良い方法を思い付いたのです。

ジニョクを誘おうと。

休日に出張?と、ジニョクも不審に思いましたが、スヒョンがいると聞き、笑顔になりました。

 

海辺を散歩していたスヒョン。

カメラを構えた後ろ姿を見て、ジニョクだとすぐに気づきました。

ミョンシクは口実をもうけてジニョクとスヒョンを二人だけにさせようとしましてね。成功です。

 

写真の一件以来、二人は話をしていませんでした。

スヒョンはジニョクが不安になっていると思っていたし、ジニョクはスヒョンが心配でした。

慣れてるから・・・と、スヒョン。

ジニョクは、キューバでの写真を詩集に挟んで渡しました。

そのページには、ジニョクの好きな詩が載っていました。

 

ミョンシクが遅くなるという連絡を入れて来ました。

だったら・・・と、ジニョクはドライブに誘いました。

素朴な土地の名物を食べ、清々しい空気に触れ、スヒョンの心は少し晴れました。

 

ミョンシクとスヒョン父は昔テレビ局で記者をしていた同僚でした。

父が一番信頼していた人で、スヒョンを幼い頃から見つめて来ました。友人のように、父親のように。

だから、スヒョンの苦しみも十分分かっています。

ジニョクの人柄を知り、スヒョンが惹かれていることも気づいているようです。自分の代わりにスヒョンの気分転換をさせて、笑わせてあげられる人としてジニョクを考え始めました。

任せても良い人間だと確信したのです。

 

確かに、ジニョクと一緒だとスヒョンはよく笑いました。

そんな二人を、ミョンシクは嬉しそうに眺めていました。

 

ヘインは、休日なのにジニョクが出張しているとジニョクの弟から聞き、不審な感じを抱きました。

ジニョクには、除隊したばかりの弟がいるのです。

一人息子かと思ってましたよ、あたしゃ。

 

ホテルにスヒョン一人を残し、ミョンシクとジニョクはソウルに戻りました。

後ろ髪を引かれる気分のジニョクでした。

深夜、自宅に戻ったジニョク。

ラジオから流れて来たリクエスト曲に心が決まりました。

それは、キューバでスヒョンに聞かせた曲だったのです。

リクエスト者がコメントしていました。

“友達と一緒にいて一人になるといっそう寂しい”

スヒョンだと思ったのです。帰り際、ラジオを聞くのも良いとジニョクが言ったのです。

一人残ることを、全く不安がっていなかったスヒョンの本音だと思ったのです。

当たっていたようですね。

 

ジニョクは友人のデチャンにトラックを借りて、スヒョンの元に急ぎました。

 

夜遅く帰宅したばかりのジニョクが早朝に戻って来たので、スヒョンは驚きました。

必死に言い訳をするジニョク。

「食べたら僕の気持ちが分かります。」

何とも意味不明な言葉ですが、スヒョンは快諾しました。

名物のクッパを食べに行きました、トラックで。

 

入れ違いにホテルに到着したのは、ウソク。

スヒョンへのプレゼントに、ドレスを買っていました。

流石に直接連絡するのは躊躇するところがあったので、ミジンにスヒョンの居場所を聞いたのです。

でも、ミジンはウソク母のやり方の酷さを嫌と言うほど知ってますから、つい、苦情をぶつけたのです。

守れないのにスヒョンの様子を聞かないで・・・と。

それでも、会いたかったのでしょう。

 

クッパは噂ほどに美味しくはなかったようです。

どうして来たの?とスヒョンが問いました。

「ラジオから好きな曲が、二人で聞いた曲が流れたから。」

自分がリクエストしたことを思い出したスヒョン。思わず話を逸らしました。

代表、僕たちはどんな関係なんでしょう・・・と、ジニョクが真っ直ぐに見て言いました。

「私たち・・・キム・ジニョクさんと私は、代表と新入社員でしょ。」

と、スヒョン。

ジニョクは言いました。

「自分は責任感が強く世間知らずでもないのに、なぜ駆けつけたのか。僕たちは微妙な関係ですよね。」

“私たち”と言う言葉はちょっと・・・と、スヒョンが言葉を挟みました。

「会いたくて来ました。会いたくて。だから来ました。」

目を真っ直ぐに見て言うジニョクです。

 

スヒョンはジニョクが好きだと言った詩を思い出しました。

“行くなと言われても行きたい道がある。それが人生であり恋しさ。まさに、君だ”


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『ボーイフレンド』5話まで

2020-02-27 09:25:31 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ジニョクは驚き、心配になりました。自分が・・・ではなく、スヒョンが、です。

ヘインに確認され、すぐに写真に写っているのは自分だと認めました。キューバで会った経緯も。

ヘインは不安そうでした。ジニョクが傷つくんじゃないかと思ったのでしょう。

ヘインは言いました。スヒョンはこう言う事に慣れているから大丈夫だと。

 

この一件は、予想通りウソクの母ファジンの指示でした。

離婚の時に交わした契約書の中に書かれた“不祥事を起こしたら全ての権利を失う”と言う一条項に触れると主張できるよう仕向けたようですね。

スヒョンは完全に縁を切る事を望みましたが、それはウソク母のプライドが許さなかったようで。元妻、元嫁であってもそれはテギョングループの者だという認識なんです。

だから、自分の誕生日にも必ず出席を求めているわけです。

それに、元々ウソク母はスヒョンの出来の良さが気に入らなかったようですね。赤字のホテルを立て直したって事は立派な事の筈なのに、自分の能力を上回る実力があると認めたくないのでしょう。

嫁として家に入り、息子を支える影になってほしいようです。

このスキャンダルの責任を取ってホテルの代表の座を退き、復縁してもらいたいわけです。

 

ウソクは、浮気が原因で離婚したわけですが、その後、その相手と再婚する気は無さそうです。母も許していませんしね。

ウソクはスヒョンを愛しているのです。

そして、スヒョンに自分を愛してもらいたいのでしょう。

両家の母親同士が決め、無理やりに復縁するのではなく、スヒョンの意思で戻って来てくれるのを待ち続けていると言うのが本当のところのようです。

 

そんな事をおくびにも出さず、ウソク母はスキャンダルを責め立てました。条項を持ち出して。

スヒョンは誤解だと言い、ジニョクは真面目な新入社員だと言いました。

既に、ファジンの元にはジニョクの詳細な資料が渡っていました。

もうテギョングループの者では無いとスヒョンが言うと、更に機嫌を悪くし、スヒョン父の事を持ち出しました。テギョングループの後押し無しに今の地位に上る事は出来なかった筈だとね。

死んでもあなたはテギョングループの人間よ・・・とウソク母。ジニョクをクビにしろと言いました。

 

話しても通じない相手ですね。

スヒョンは深く大きなため息をつきました。

 

もう一人、話しの通じない相手がいます。彼女の母親です。

激怒して何度も電話してきましたが、スヒョンは無視し続けました。

なので、ホテルに押しかけて来ましたよ。

そして、言いたい放題言って、スヒョンをいっそう落ち込ませました。

両家の母親同士でこの一件は既に落ち着かせ方が決められていました。ジニョクをストーカーとして解雇するという方法で。

あまりにも酷いやり方に、スヒョンも激怒しました。

でも、母親には全く通じません。無力感に襲われますわな。

「身売りさせられるのはもうまっぴら。二度目は無いわ。」

スヒョンがそう言うと、母も夫・・・スヒョン父のことを持ち出しました。

テギョングループ無しには、大統領になれないと。大統領になるのは、父親の夢なのにと。

でも、スヒョンはそれが母の夢だと分かっています。

 

まったく話の通じない相手とのやりとりは精神を疲弊させます。

スヒョンが睡眠剤を常用している理由がここにあるのでしょうね。

 

スヒョンはジニョクを何としても守ろうと動きました。

ウソクを呼び出したのです。

そして二つ頼みがあると言いました。

一つは、ジニョクを首にするのを、止めさせるよう母親を説得してほしいということ。

二つ目は、ウソクとの復縁話を消すためにも、再婚してほしいということ。

一つ目の頼みは引き受けたウソクですが、二つ目は管轄外だと言いました。

自分の人生じゃない!と、スヒョンが言うと、

「これまで君も僕も自分の人生なんてあったか?」

と、なげやりな言い方をしたウソク。

スヒョンも答えられませんでした。

 

ウソクは母にジニョクの首を撤回するよう求めました。

ウソク母は、手段はなんでも良いのです。スヒョンを屈服させるためだったら。

ウソクは、復縁もしないと言いました。が、流石母親です。息子の想いには気がついているようです。スヒョンを待っていると。

事業をスヒョンから取り上げ、自ら戻って来るよう仕向けたいウソク母です。

でも、ウソクはスヒョンの心がほしいのです。

トンファホテルに手を出さないで・・・と、きっぱり母に言いました。歯向かいたくないからと。

ウソク母、息子の本気度が分かったようです。

 

地方に新しく開業するホテルの準備に支障が出ました。

ロビーに飾る予定だった絵を渡せないと突然画家から言ってきたのです。

おそらく、ウソク母の差し金だとミジンは言いました。

居留守を使って会ってもらえません。

スヒョンは自分が直接会って説得すると、地方に一人で出張することに。

 

ところが、やはり画家は居留守を使って、会ってくれません。

仕方がないので、週末はそこに滞在し、機会をつかもうとスヒョンは思いました。

まだ開業前のホテルに泊まることにしたのです。

 

ミョンシクがジニョクに会いに来ました。

一緒にランチをしました。そうやってジニョクの人柄を見極めようと思ったようです。

で、お眼鏡にかなったようです。


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『ボーイフレンド』4話まで

2020-02-26 21:00:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

スヒョンは、ある日母に呼ばれ、実家に向かいました。

父は大統領候補らしいです。

優しい人で、スヒョンの気持ちを大切にしています。

でも、母は違います。

テギョングループの御曹司であるウソクとの結婚も、母が企んだように思えます。ウソク母と利害が一致したってことでしょうか。

だから、離婚はスヒョン母にとって失望以外の何物でもないのです。

散々にスヒョンをけなしました。もう随分離婚して時間が経っていると言うのに。

どうも、ウソク母から呼び出されているようです。

ウソク母の誕生会に出席したスヒョンが何かしでかしたせいかと思ったようですね。で、スヒョンを呼んだのです。

 

私がこれまで粗相をしたことがあった?と、スヒョンは大声を出しました。

婚家に売られたとスヒョンは言いました。その婚家では息を潜めて過ごしていたのに!と。

母への苛立ちが爆発しそうでしたが、どうにか堪えました。

一人になって泣き、心を静めました。

 

ウソクには交際中の女性がいます。

でも、母は家柄が違い過ぎると、嫁にする気は無さそうです。

やはり、スヒョンが最適だと考えているのです。

で、復縁をスヒョン母に提案しました。スヒョン母に異論はありません。

 

残業をして帰宅する途中、スヒョンは道端で正体無く酔っぱらってるジニョクを見つけました。歓迎会でしこたま飲まされて帰るところだったのです。

一旦通りすぎたんだけど、もう一度戻って声をかけました。雨も降っていましたしね。

酔っぱらったジニョクは可愛いです。

タガが外れたようにはしゃぐので、スヒョンは戸惑わせられました。

こういう状況になった経験も、同僚と飲み明かす経験も無かったでしょうからね。

でも、ジニョクを降ろした後、笑いが込み上げて来たのです。決して嫌な気分ではありませんでした。

 

焦ったのはジニョク。

翌朝、思い出したのです、自分のしでかした事を。

スヒョンと会わない事を願ったのに、よりによってその日は新人と代表との個別面談がありました。

 

緊張したのと、気まずさとでスヒョンの目が見られないジニョク。

スヒョンは、からかうように話しかけました。

自分の言葉におたおたするジニョクがとても可愛いと思ったでしょうね。

なんてお詫びすれば・・・と、恐縮しきりのジニョク。

「お詫びなんていいわ。気がすまないなら、私の頼みを聞いて。」

スヒョンの望みは高速道路のサービスエリアでラーメンを食べること。

世間の注目を浴び続けてきたスヒョンには、そんな簡単な事すら取りざたされるので、出来ないままだったのです。

 

休日、スヒョンがジニョクを迎えに来ました。

まだ気まずい心境のジニョクを、スヒョンはからかい続けました。

首になるとしても、言わせてください・・・と、ジニョク。

「代表は根に持つ性格ですね。」

スヒョン、思わず吹き出してしまいました。

ジニョクも、それで、スヒョンがわざと言ってたと気づき、一気に気持ちが楽にほぐれました。

キューバの時の雰囲気が少し蘇った感じです。

 

二人でラーメンを食べました。

ただそれだけで楽しい二人でした。

別れ際、ジニョクは手のひらに自分の携帯番号を書き、それをスヒョンの携帯で写メしました。

 

こういうの、恋人が嫌がるんじゃ?と、スヒョン。

「恋人はいません。」

と、ジニョク。

この前、好きな女性と通話していたと・・・と、スヒョン。

あ~・・・と、ジニョク。

「オモニです。」

スヒョン、墓穴を掘った感じです。彼女にとって母親とそういう関係にあるなんて、信じられないですからね。

可愛い・・・と、ジニョク。

 

そんな温かい思い出になる筈だったのに、状況は翌日に一転しました。

二人でラーメンを食べているところを、撮られてネットに投稿されてしまったのです。

幸い、ジニョクの顔にはモザイクがかけたありましたが。

でも、知る人にはそれがジニョクだとすぐに分かりました。

ヘインにも。


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「친구(Friend)」BTS/구오즈/JIMIN/V

2020-02-26 15:11:01 | 映画、ドラマ以外の韓国話題

                                                                          

 

今、もっとも気に入ってる曲です。

最初聞いた時は勿論、もう何度目か分からないくらいリピートしてますが、その度にほっこりじんわりとします。

“いつかこの歓声がなくなった時、そばにいてほしい”

と言う一節が、一番。

現実には、いつか、そういう日が来るんだなぁと思う反面、いつまでも今のままで輝いていてほしいと思うのもファンとしての本音。

彼らには、こういう一面もあるんだよと、ファン以外の方に知ってほしくて、紹介しました。


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『ボーイフレンド』3話まで

2020-02-26 11:42:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジニョクは、本当に真っ直ぐに育った好青年です。

家族を愛し、文学を愛し、父の教えを疑う事なく信じ、勉強にもアルバイトにも頑張ってきたようです。

その成果として、初めての海外旅行にキューバを選んだのです。

そこで出会って心惹かれた人が、雲の上の存在と言える女性だったこと、そして自分の上司になったこと。

思いもよらぬ出会いに戸惑うのが当たり前ですよね。

 

両親は、就職が決まったことをとても喜んでくれました。

昔からの友人の一人ヘインも、同じトンファホテルの広報課勤務です。ジニョクより先に就職してますので、職場では先輩になります。

ヘインは、ジニョクの事が好きで、冗談めかして結婚しようなんて言ったりしてますが、ジニョクは友人として見てるだけです。

それを知ってるから、ヘインも真剣さを感じさせないような言い方をしてるのでしょうね。

 

ジニョクは、さりげなくヘインにスヒョンについて聞きました。

“氷姫”、“笑わない”と評したヘイン。

秘書を連れずに一人であちこち行くような、好奇心の強い人?とジニョクが聞くと、そうは見えない・・・と、ヘインは言いました。

そして、この時初めてスヒョンの生きてきた環境をヘインから聞かされたのです。

世界が違うと感じたかな?

 

1ヶ月の研修期間が過ぎ、入社式になりました。

 

朝、ジニョクはスヒョンが出社するのを見かけました。

思わず、背を向けてしまいました。

 

受付にいた秘書のミジンは、ジニョクを見て驚きました。

まさか、新入社員だなんて!・・・ですよね。

ジニョクも、焦りましたが、軽く頭を下げました。

 

式典で、スヒョンが挨拶をしました。

会場を見回した時、ジニョクに気がつき、言葉が途切れました。

ジニョクは、なるべくスヒョンを見ないようにしていました。目が合ってはいけないと思ったのでしょう。

でもね、ちょっと不自然な程のスヒョンの沈黙に気がつき、目をやると、スヒョンが自分を見ていたのです。

気づかれたと知ったジニョクは、軽く会釈しました。

 

スヒョンもこの思いもよらぬ再会に驚きましたが、ふっと喜びも感じたのでしょうね。

微笑みながら、歓迎すると式辞を締めくくったのです。

 

スヒョンは、ミジンに新入社員の履歴書を見せてほしいと言いました。

ミジンは、スヒョンがジニョクに気づいたせいだと、敏感に察していました。

でも、それは単純に自分と同じ興味だと思ってるでしょうけどね。

 

キム・ジニョク、29歳・・・若いのねと、スヒョンは呟きました。

履歴書と自己紹介文を読み、キューバで話した事が全て真実だったと知りました。

ジニョクの裏表の無い真面目さを改めて知りました。

 

昼休み、ジニョクが満面の笑みで誰かと通話しているのを見かけたスヒョン。

相手が誰だとあんな表情になるのかな?と聞くと、ミジンが言いました。

恋人に決まってると。

相手が誰だと聞くのは、変?と、スヒョン。

ため口で答えていいですか?と、ミジン。

きつい言葉が返って来ると察したスヒョンは、それを許可しませんでした。

この二人、本当に良いコンビです。

ミジンは、スヒョンの事を一番理解して、友人としても秘書としても守ってきたのがよくわかります。

 

スヒョンを理解してくれている人物がもう一人。

運転手のミョンシクです。

車と言うある意味プライベートな空間で、スヒョンが本音を口にする事が出来る相手です。

 

その日、仕事帰りの車中で、スヒョンはジニョクの自己紹介文に書いてあった“実家近くの古い公園”の話をしました。

ミョンシクは、気持ちを察して、寄り道をしてくれました。

一人でブランコに乗っていると、声がかかりました。

ジニョクです。

想定外の事に、スヒョンは少々焦りました。ばつが悪いって感じ?

 

ジニョクは、嬉しそうでした。

 

でも、なかなか次の言葉が出ない二人です。

キューバではなく、ソウルと言う現実の世界にいるわけですからね。

心配でした・・・と、ジニョクが口をきりました。

「地球の反対側で出会った友人が入社した会社の代表だと知って驚きました。もしかしたら、代表だと知ってて僕が助けた、いい思い出じゃなく、計画的な出会いだったと誤解されたかと。」

心配しなくて良いわ・・・と、スヒョン。

あなたの人柄は知ってるからと。

 

キューバでの写真があります・・・と、ジニョクが言いました。

見ますか?と。

でも、まだフィルムの状態なので、そのままではよく見えません。

ジニョクは、クレーンゲームにスヒョンを連れて行き、その明かりで写真を見せてあげました。

 

クレーンゲームもしたことが無いスヒョン。

お金持ってる?と、聞きました。キューバの時と同じです。

嬉しそうなジニョク。

でもね、ぬいぐるみを取ったのはスヒョンでした。

楽しくて、つい、あの時と同じような話し方をしてしまうジニョク。その度に反省しました。

ぬいぐるみは、スヒョンがジニョクにプレゼントしました。

 

そんな微笑ましい二人の姿を、ミョンシクは嬉しそうに見ていました。

 

帰り際、スヒョンが聞きました。

「今日の昼12時42分頃、誰と通話してたの?」

ちょっと躊躇して・・・。

好きな女性とです、と明るく答えたジニョク。

あ~なるほどね、とスヒョン。

 

まだ確信じゃないけど、お互いが“特別”だと感じ始めてるようです。


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「チョンイル電子ミス・リー(原題)」衛星劇場で日本初放送

2020-02-26 09:37:28 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

Girl's  Dayのヘリさん主演のヒューマンドラマの日本初放送が決定しました。

衛星劇場さんです。

「チョンイル電子ミス・リー(原題)」です

 

放送開始は、4月7日(火)23:00~。

 

詳細は、こちらから。

 

もう、4月の予定が上がってきましたね。

なんだか、今年は冬らしい冬をあまり感じないまま、春本番を迎えそうです。

ただでさえ、忙しないこの季節。

ウィルスのせいで、缶詰状態に近い生活を送っています。

それでも、食料品等の買い物はあるし、確定申告なんぞもあるし。

人混みに出掛けなくてはいけない用事が多々あります。

皆さん、自衛策を徹底し、乗り越えましょう


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『ボーフレンド』2話まで

2020-02-25 17:41:36 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

補償します・・・とスヒョン。お世話になったからと。

ジニョクは断りました。

「キューバ最後の日の刺激的な出来事ですから。」

そう言って別れようとしたとき、スヒョンが声をかけました。

お金ある?と。

いくら必要ですか?とジニョクが聞くと、

「ビール1本分。」

その答えでジニョクは完璧に魅了されたようです。笑った理由を聞かれ、思わず口をついて出てしまいました。

「可愛くて。」

 

ビールを飲み、タクシーが拾える所まで送ってもらうことに。

靴擦れに気づいたジニョクが、裸足で歩けば?と言いました。

躊躇するスヒョン。すると、ジニョクも裸足になりました。

「何でも二人なら勇気が出て寂しくない。」

魔法にかかったことにするわ・・・とスヒョン。

 

初めて裸足で町を歩いたスヒョン。

人に見られても平気でした。ジニョクが一緒だから。

 

この時、スヒョンはジニョクが昼間タクシーが突っ込んだ相手だと気づいています。

でも、ジニョクは、スヒョンがタクシーの乗客だったとは知りません。

幸い、カメラはまだ写真を撮ることができるようです。

父親の写真館を営んでいた友人が、廃業するとき、父に子供の写真を撮ってあげてくれとプレゼントしてくれたカメラなんだそうです。

 

食事とサルサのステージを共にしたスヒョンとジニョク。

経験したことのない事ばかりです。

何をするにも、躊躇してしまいました。サルサを踊ろうと誘われても、周囲の人たちが皆立ち上がったので、背中を押されたように出ていき、ジニョクの手を取りました。

心からの素直な笑顔がこぼれました。

ちゃんと補償するから・・・と、何度もスヒョンは言いました。

だから、連絡先を教えてと言ったのですが、ジニョクは下心があると思われたくないと言い、教えません。

でもね、このまま別れたくないという気持ちもありました。

 

「いつまでいますか?明日、朝食をおごってください。今日の補償ということで。質問もあるし。」

 

明日の朝9時に・・・と、言って別れた二人です。

 

でもね、翌朝、急な仕事が入ってしまったスヒョンは、約束の時間に行けなかったのです。

随分遅れてカフェに行ったスヒョン。

でもね、もうジニョクの姿はありませんでした。

30分だけ待つと言ってたジニョクですが、もっと長く待っていたのですが。

 

でもね、その後、空港で再会したのです。

その時、ジニョクはスヒョンの側にいるミジンに気がつきました。

あのときのタクシーに乗っていたのかと、気づきました。

 

スヒョンもジニョクに気がつきました。

朝食もおごれなかったから、飛行機をビジネスクラスに・・・と、スヒョン。

ジニョクは、それも断りました。

「アルバイト代で行ける所まで行こうと計画を立てました。狭い席で長時間は確かに辛いけど、その過程も旅行の一部です。旅行を計画通りに全うしたいだけなんです。」

スヒョン、納得しました。

 

韓国に帰った時、ジニョクはミジンからもらった名刺を思い出しました。

トンファホテル・・・とありました。

ネットで検索して、スヒョンの素性を知りました。

トンファホテル代表だと。

その時、ジニョクに連絡が入りました。

トンファホテルからです。

“入社試験に合格しました”

 

波乱の予感ですね。


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『ボーイフレンド』視聴開始

2020-02-25 16:07:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャ・スヒョン=ソン・ヘギョさんは、政治家の娘として幼い頃から世間の注目を浴びて生きて来ました。美しさゆえ、余計に注目されたのでしょう。

それが日常となっているため、プライベートでも自由にできるのは自分の部屋の中だけと言う感じです。

おそらく彼女自身、その不自由さに慣れてしまって、自由と言うことを忘れてしまっていたのではないでしょうか。

 

スヒョンは、財閥御曹司ウソク=チャン・スンジョssiと結婚したものの、夫の浮気が原因で離婚することに。

おそらく、恋愛をして・・・と言うのではなく、政略結婚だったのでしょうね。愛情が無いので、憎しみも無い、そんな感じです。

元姑ファジンの誕生日には必ずお祝いに行くという事と、経営不振に陥っていたホテルを慰謝料として受けとるというのが、離婚の条件でした。

そして今、そのホテルを立て直すことが出来たのです。経営者としての才能が彼女にはあると言うことですね。

 

元夫ウソクは全く悪びれた様子は見せません。

浮気をしたものの、それは本当に遊びであって、スヒョンへの想いが本物だと、今更ながら気づいているのかもしれません。

 

キューバにもホテルを出すという話があるようです。

で、スヒョンは秘書で親友のミジンと共に、キューバに出張することになりました。

 

一方、キム・ジニョクは就活真っ最中。

でも1年アルバイトで貯めたお金をもとに、キューバに旅行に来ていました。

お供は、父の大切なカメラ。

目に留まる珍しいもの、美しい風景、人々の笑顔など、次々に思い出として写真に撮っていました。

 

ところが、カフェで休んでいたときの事。

携帯で話しながら運転をしていたタクシーが突然突っ込んで来たのです。

ジニョクに怪我は無かったものの、大切な父のカメラが壊れてしまいました。

 

乗っていたのはスヒョンとミジン。

彼女たちに責任は無いのですが、やはりそこはちゃんと償わないと・・・とスヒョン。

ミジンが弁償すると申し出ましたが、ジニョクは断りました。お金では買えないものだからです。

生まれた時の贈り物なので・・・と、ジニョク。

通行の邪魔になってしまい、混乱が起きそうなので、とりあえず連絡を・・・と、ミジンがジニョクに名刺を渡して別れました。

 

仕事は順調に運び、スヒョンとミジンはホテルに引き上げました。

スヒョンは入眠剤を飲み、休もうとしました。でも、噂に聞いた美しい夕焼けが見える場所に行こうと思い立ちました。

ところが、ミジンは既に一人で出掛けた後。

 

思いきって一人で出掛けることにしました。

ところが、タクシーが途中で故障しちゃって。

仕方が無いので、歩いて行く途中、置き引きに遭っちゃって。

歩き続けて足には靴擦れも出来ちゃうし。

踏んだり蹴ったりです。

バッグを盗られ、携帯も財布も無くなってしまったスヒョン。

それでも、くじけずに歩き続け、目的地に到着したのです。

 

城壁のような場所ですね。

そこに座ったものの、薬が効き始めて朦朧としてしまったのです。

つい、ふらっと、落ちそうになったのを助けてくれたのが、ジニョク。

スヒョンはそのまま、ジニョクの肩にもたれて眠り込んでしまいました。

 

ジニョクは、町で写真を撮っているとき、スヒョンの姿を偶然撮ったのです。

その美しさに惹き付けられたのでしょうかね。

後をついてきていたのかしら?

とにかく、危ないところでした。

 

随分時間が経って、ようやく目を覚ましたスヒョン。

知らない青年の肩にもたれているという状況が飲み込めません。

片方の靴も履いていません。

 

「私の靴、取ってきてくれませんか?」

あきれたような表情を浮かべたジニョク。

その時、スヒョンが目の前の夕日に感動の声を挙げました。

ジニョクは、イヤホンを渡しました。感動が二倍になると。

スヒョンは素直に受けとり、ジニョクが聞かせてくれる曲を聞きながら風景を見ていました。

その感動的な風景とは正反対の自分のこれまでの人生が頭を過りました。

風景は暖かく、そして記憶はモノクロ。

ここに集う人たちのように人生を楽しむことをしてこなかったと気づいたのでしょうか。思わず笑みがこぼれました。

 

ふと見ると、ジニョクが靴を拾いに行ってくれていました。

ジニョクにも自然に笑いかけることができました。

 

ジニョクは、スヒョンに見覚えがあるような気がしていました。


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「ボーイフレンド」あらすじ

2020-02-24 16:58:16 |   ★「は」行

ソン・ヘギョさん、パク・ボゴムssi出演のラブストーリー。

物凄く注目され、今月いよいよレンタル開始となったわけで。

レンタル店でも、かなりのスペースを割いてますが、予想よりレンタル数が伸びてない印象を受けました。

元々、レンタルで視聴しようと思っていたので、今日借りて来たわけですが。

まぁ、ちょっと理由が分かった気がします。

なにせ、1話あたりに収録されてるのが少ない!

70分前後しか本編はなくて、後はメーキング映像。そして、サービスとして他作品の1話。

これじゃぁ、全編見るのに、何枚レンタルしなくちゃいけないんだろうと、思わず計算してしまいましたよ。

ま、そーは言いながらも、レンタルするんでしょうけどね。

 

とりあえず、レンタル版で視聴開始です。

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで  10話まで  

     11話まで  12話まで 

     13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話まで

     21話まで  22話まで  23話まで  24話まで  25話まで  26話まで  27話まで  28話まで

     29話まで  30話まで  31話まで  32話(最終話)まで


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もう春?!

2020-02-23 16:57:56 | ご近所探訪

財匠さんへ行ったついでに、思いだしました。

あの付近は、垂れ梅が綺麗だったということを

うろ覚えだったので、あちこち迷いながら見つけたこれ

今日も青空にピンク色が映えていました。

私たち以外にも、数組、写真を撮っていましたね。

観光ガイドブックに載ってるのかしら?

かなり花びらが散ってましたし、色も白っぽくなってたようなので、もしかしたら、ピークは過ぎていたのかもしれません。

で、調べて見ると、前回来たのは3月半ば

約1ヶ月も早いんですよ。

今年はやっぱり暖かい冬なんだなぁと改めて思いました。

 

この地域には垂れ梅だけじゃなく、紅梅、白梅、そして、こんな源平も

源平・・・なのかな?

接ぎ木をしたように、根本は同じなんだけど、下の枝には白梅。その上の枝は赤と言うよりはピンクの梅。

 

他にも、河津桜、ソメイヨシノのように見える桜も見ました。

まだ2月だと言うのに、もう春本番のようでした。

 

世間を騒がし、不安に陥れている例のウィルスが、一刻も早く消えてしまうことを願ってやみません。


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激辛!

2020-02-23 16:20:14 | 食べ物関連

二度目の訪問です。

『財匠』さん。

前回から、約1年ぶり。

冬の間に・・・いえ、辛味大根のあるうちに行かなくちゃ!と、アルフィーと話していたんです。

で、二人揃って“おろし蕎麦”を注文。

アルフィーは中盛。私は並盛。

 

辛いですよ・・・と、お店の方が、今日も前もって注意してくれました。

「大丈夫です

と、胸張って答えたものの、やっぱり、相当辛い

口の中から喉の奥。鼻の奥まで痛い

写真ではよく分からないかもしれませんが、かなりの量、乗ってます。

 

必死に食べ終えて、蕎麦湯を並々に出汁に入れて口腔内をリセット。

この蕎麦湯割りの出汁がかなり美味しゅうございました。

で、全部飲み干してしまいましたよ。

 

蕎麦は細目でコシがしっかりあります。

量的にも十分なのですが、アルフィーとすると、もう少しあっても良かったかもという感想。

 

〆て二人で1700円也。やっぱりうどんの相場に慣れてると、お高く感じてしまいます。

やっぱね~、讃岐でのうどん遍路をしてると、相場の感覚が麻痺してしまいます。二人で1000円以内は当たり前。時には、二人でワンコインってこともありますからね。

 

開店直後に行ったので、すぐに着席できましたが、すぐ後から続々とお客さんがやって来まして。

相変わらずの盛況ぶり。

帰り際に、大型車でやって来た方がいらっしゃって。

うどんでも蕎麦でも、遍路する場合は、コンパクトカーの方が、他の方の迷惑にならないと思いますよ。注意事項の一つです。

駐車場が狭いところが多いですから。

 

何はともあれ、久々のお蕎麦、美味しゅうございました。


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