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ドンジュは、セヨンの表情が、自分がこれまで見た事の無い明るいモノだったことがショックだったようです。
セヨンのことは、自分が一番知ってると思っていたのかもしれません。
で、ジェホンに婚約者だと宣言しましたが、セヨンが否定したのを見て、ジェホンは事情を察したようです。
その場は、ジェホンが上手くかわしました。
演じきったってことですね。
セヨンは、ジェホンを見直したし、よりいっそう親しみを感じるようになったようです。
ジェホンは、セヨンに、人の事ばかり心配していると言いました。これからは自分をもっとこき使ってくれと。弟なんだからと。
セヨンは、そんな風に言われた事が無かったので、ちょっと感動したようです。
ユニはその頃、グムスンやジョンスク、ジウォンに歌を聞かせていました。
昔懐かしい歌だったようで、グムスンはとても喜び、自分も口ずさんだりしました。
その様子を見たセジュンは複雑な表情を見せ、セギュは、嬉しそうでした。祖母のそんな表情を見るのが初めてだったからでしょう。
グムスンが幸せそうなのを見るのは、彼らにとっても幸せでしょうからね。
セジュンがセギュに言いました。
ジェホンが本当にグムスンの孫かどうか、信じられないと。
このタイミングで現れること自体が怪しいと考えているのです。
セジュンにそう言われると、ジェホンたちを信じかけていたセギュも不安になって来ました。
ホテル経営に全く興味が無いセギュ。今のお気楽な生活を続けられたらそれでよいわけです。
しかし、ジェホンが本当に孫で、セヨンの言うように一緒に暮らし続けることになったら、その生活が続けられるかどうか・・・と考えたのでしょう。
セギュの善人なところは、ずる賢く企むことをしないところです。
ジェホンに正直に言いました。
誤解を解く意味で、DNA鑑定をしないか・・・と。
流石に、ジェホン、焦りました。
しかし、うまい具合に事が運びました。
クラブで知らない女性から絡まれて騒動になった隙に、セギュの髪の毛を採取しておいたのです。
で、いかにも自分の髪を抜いたかのように装って、セギュに渡したのです。
セギュが、明日突然空しくしぬかもしれないから、皆と同じようにがむしゃらに頑張って生きる必要なんてないと言いました。無念だろうからと。
ジェホンはそれに異議を唱えました、努力しない方が後悔しませんか?と。
「僕はお祖母ちゃんに会いたくて先も分からないまま来ました。無念よりも、何もせず後悔するほうが怖くありませんか?」
セギュの心に少しだけ響いたようです。
当然、99.9%一致と言う結果が出ました。
セジュンは、それを信じました。
セヨンは、次に、ジェホンとユニに韓国全土を案内しようと旅行を計画しました。
流石に、ジェホン、焦りました。
ずーっとセヨンと一緒と言う事は、気の休まる時がありません。
そこでまたジェホンの弁舌が役に立ちました。
韓国に来たら、夫婦二人で自由に旅してみたいと話してたんだ・・・と言ったのです。
何かに追われることがなく、気楽な旅をと。
だから、2人だけで気儘な旅をさせてほしいと言いました。
セヨン、理解しました。
ジェホンとユニは、この芝居が始まって初めて1週間の休日を手に入れることが出来ました。
ここで明らかになったことがあります。
サンチョルは養護施設出身なのですが、同じ養護施設にジェホンもいたようです。
サンチョルはそれでジェホンに白羽の矢を立てたってことでしょうか?
サンチョルは長年施設に寄付をしてきたようですが、ジェホンも今回初めて寄付をしたようですね。この芝居の報酬の一部を。
ジェホンとユニは、別れてそれぞれの家に戻り、自由な時間を過ごしました。
緊張ばかりの毎日じゃ、流石に大変ですもんね。
ジェホンは契約金で友人のノグァンと、クラブで豪遊しました。
そのクラブ、セギュの御用達だったので、危うく鉢合わせしてしまうところでしたが、寸前にジェホンが気づいて難を逃れる事が出来ました。
ノグァンの勤務先が車販売店だったので、そこで高級車を現金で買おうともしました。
しかし、クラブで豪遊した残金の少なさを知ると、気が変わりました。
そんな事もあろうかと、ノグァンは、正式な契約はしないでおいたのです。
良い友達です。
ユニは、自宅に戻り、母と久しぶりに顔を合わせました。
そこで、分かったのですが、母が現在担当しているのが、ホテル「楽園」の売却問題なんです。
セジュンが売却しようとしているけれど、セヨンが反対していると言う事情をユニは知りました。
ジェホンとユニは、旅行の証拠を作らなくちゃいけないと、必死に観光地のセットを作り上げ、その前でツーショットの写真を撮りました。
そして、セヨンに写真を送りました。
サンチョルからリ・ムンソンの調査を依頼されていた興信所のテジュが、調査結果を報告しました。
サンチョルは、調査を打ち切りにしろと言いました。
韓国に連れてくるようなこともするなと。
成功報酬は払うから・・・と。
そして、調査資料は全て処分しろとも。
テジュは謎でした。
グムスンは、また夢を見ていました。
別れた夫のジョンムンと会う夢です。
グムスンが苦しみ始めました。
嫌な予感がしたセヨンがグムスンの部屋に行った時には、グムスンの姿がありませんでした。