まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』3話まで

2024-11-29 23:36:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

劇中、皆の息の白い事

まるでタバコの煙のようです。それほど寒い過酷な撮影だったんだと、思いました。

 

仁祖と親明派の思惑は、あっけなく外れました。

後金は、一直線に都を目指したのです。

仁祖が江華島に逃げる時間を与えませんでした。

王宮を出た仁祖は、江華島までたどり着けず、南漢山城に逃げ込むしかありませんでした。

そこを、後金によって包囲され、籠城するしかなくなったと言うわけです。

 

その知らせは、ソンチュとイランの回婚礼でにぎわう村にも伝わりました。

皆、呆然と立ち尽くすだけでした。

 

ジャンヒョンの脳裏に幼い頃のシーンが蘇りました。

雨の降る中、幼いジャンヒョン(・・・ですよね?)が必死に父を呼んでいます。

建物の中から、何かを打ち付ける様な音が聞こえます。

あれは、どういうシーンなんでしょう。

ジャンヒョンが今のような生き方をする理由が、そこにありそうです。

 

ヨンジュンたち儒生に王命が下りました。

「忠誠心のある者は策を立て、勇敢な儒生は出征を志願し、国恩に報いよ。」

 

政府の重臣たちは、後金に対して礼を尽くせば、狼藉を働く事も無いだろうと考えました。

ところが、偽者の仁祖の弟と大臣を遣わすと言う小手先の策を採ったのです。

本物が殺されてはマズイと言う理由で。

そんな手、後金はお見通し。

偽の仁祖弟と大臣の前で、代表者を殺してしまいましたよ。

そして、世子を人質として送れと命じたのです。

仁祖の世子はソヒョン世子。演じているのは、キム・ムジュンssi。二宮くんと共演してましたよね、「ブラックペアン2」で。

当然、誰もが反対しました。

しかし、結局、その命を受けることになるんですよね。

そして、1話に出て来た史書の草稿に書かれていた“貶められた世子”というのは、このソヒョン世子のことですよね。

 

王命を受けたヨンジュンは、村の若者に、忠誠心を示す時が来たと呼びかけました。

そして義兵を募ったのです。

儒生のほとんどが手を揚げました。

子供までもが手を揚げたので、辺りは笑いに包まれました。まだ余裕があって、戦いを身近な事と捉えていないからですね。

しかし、お前は?と聞かれたジャンヒョンは、自分は加わらないとあっさり答えました。

当然、人々からは非難されました。しかし、

「王が民を捨てて逃げたのに、何故民が王を救わねばならないのですか?真っ先に逃げ出すのが王たる者の行いですか?私には理解できないので、そなたたちが王様を救えばいい。」

と、言うと、ヨンジュンも言葉に詰まりました。

 

出征の準備が始まりました。

ジャンヒョンは村から出る準備を始めました。

その時、ふと呟きました。

男たちが皆出征してしまったら、この村に誰が残る?と。

残るのは年寄りと女性、子供たちです。

ジャンヒョンは焦りました。

 

ジャンヒョンは、すぐさまギルチェに会いに行き、言いました。

「私と避難しましょう。」

驚いたギルチェですが、すぐに断りました。

死ぬかもしれないぞと、ジャンヒョン。

ジャンヒョンは、後金の兵たちが如何に訓練されていて人を殺すことに躊躇わないと言いました。

それに比べて、ヨンジュンたちはどうだと。

毎日机の前で書を読みながら国を案じているだけの彼らは、後金の兵と戦って無事で居られるとおもうのかと。

 

流石に、ギルチェは不安になりました。

実際、ヨンジュンたち義兵は弓も剣も扱う術を知りません。訓練してから出立すると言いますが、実戦に役立つとは思えない状況です。

ヨンジュンは、それを承知しています。

だから、ギルチェに出征を取りやめてはと言われても、卑屈に生きるよりは、堂々と戦って死ぬ道を選ぶと言いました。

 

ギルチェは、こうなったら、ウネに止めてもらおうと思いました。

ヨンジュンたちは死ぬかもしれないんだと必死に説得しました。

ヨンジュンの意志を尊重し、このまま送り出すしかないと思っていたウネですが、気持ちが変わりました。

しかし、それはギルチェの思惑とは少々違っていました。

なんと、ウネは出征前に自分と婚礼を挙げてもらおうと思ったのです。

そしてヨンジュンも納得したんです。

思いもよらない結果になってしまい、ギルチェは泣くしかありませんでした。

 

ところがです。

ギルチェの立ち直りの速さと言うか、発想の転換の速さと言うか、次の一手を考え出したのです。

まぁ、自己チューで誰もが自分と同じ考え方をすると思い込んでいるギルチェの考えそうな手です。

つまり、ヨンジュンはギルチェへの想いに気づいてないだけなんだ。だから、ギルチェが他人の妻になろうとしたら、自分の想いに気づき、慌てて自分に想いを打ち明けてくれるはず・・・なんてね。

 

ギルチェが結婚相手に選んだのは、ギルチェに片思いしているスニャクと言う青年。

純粋な青年ですので、ギルチェの言葉にまんまと騙されてしまいました。

村で義兵たちの壮行会が行われている場で、突然ギルチェにプロポーズしちゃった。

スニャクを好きな女性は、ショックを受け、その場を飛び出していきました。

 

ギルチェは、こっそりヨンジュンを見ましたが、ヨンジュンは全く表情を変えません。

しかし、それすらギルチェはヨンジュンが戸惑っていると解釈しちゃうんですから、おめでたいというか・・・。

 

ジャンヒョンはその様子を見て、すぐにギルチェの思惑を察しました。

で、忠告しました。

ヨンジュンは計算高い人間だから、ギルチェと結婚するはずが無いと。

でも、ギルチェは信じません。

 

家に帰ると、ウネが待っていました。

あなたは他の人に心を寄せているのかと思ってた・・・とウネ。

「回婚礼の日、戦いが起きたと聞いて驚いたでしょ?あなたはその時、誰を最初に見たと思う?その方が好きなのかと。」

 

話はとんとんと進んでしまいました。

ギルチェがスニャクのプロポーズを受けると言っても、ヨンジュンは全く変化なし。

とうとう、ヨンジュン&ウネと一緒に婚礼をあげるなんてことになってしまったのです。

もう、どうすれば良いのか分からなくなってしまったギルチェでした。

 

ジャンヒョンがギルチェに言いました。

手を貸そうか?と。

 

ジャンヒョンは、ヨンジュンたちに武器を提供すると申し出ました。

彼らは武器と呼べるものを何も持っていなかったのです。ずいぶん昔に使ったようなモノはありますが、既に錆びついて使い物にはならない状況でした。

書院の師たちは恐縮しました。

先日の米の件もあるのに・・・と。

ヨンジュンは聞きました。また条件があるのでは?と。

 

ジャンヒョンは、婚礼を先延ばしにしてはどうかと言いました。

「戦場で死ぬこともあります。男は妻を失い後妻を迎えても子に害は及びません。女人が再縁すれば、その息子は科挙を受けられず官職につけません。それゆえ、妻を失くしても男の人生は続きますが、夫を失くした女人の人生はそこで止まるのです。村の娘たちの将来をお考えに。大切に育てた娘たちのこれからの人生を台無しにしてよいのですか?」

この言葉で、結婚を予定していた者たちは、皆、取りやめにしようと決めたのです。

勿論、ヨンジュンも。

 

スニャクからこの話を聞いたギルチェは、すぐさま、ヨンジュンのところに走りました。

が、ギルチェが見たのは、ヨンジュンとウネのkissシーンでした。

 

流石にショックを受けました。

でも、大丈夫、大丈夫・・・と、ギルチェは自分に言い聞かせました。結婚したわけじゃないんだからと。

そして、また次の策を思いついたのです。

それは、ヨンジュンに無事に帰ってきてもらう事。

スニャクにヨンジュンを守ってほしいと頼んだのです。ウネのためにも・・・と。

どの男性もちょろいもんですな、ギルチェにかかると。あ・・・ヨンジュン以外の。

 

それをまたジャンヒョンに目撃されちゃいましたよ。

ジャンヒョンは言いました。

「私が民の力になり運よく生きて戻ったら、その時は、あなたの唇をください。」

思わずカッとしたギルチェが、ジャンヒョンの頬を叩きました、思いっきり。

ジャンヒョンは微笑んで言いました。

「そうだ。そうすべきだ。男たちの出征後、もし敵兵と出くわしたら、今のように平手打ちを。」

 

出征する日になりました。

ジャンヒョンとクジャム、そしてリャンウムも鎧を着て現れたので、皆、気を変えて一緒に出征するのかと思いましたが、避難すると言いました。

途中で敵に出くわした時のために鎧を着ているだけだと。

 

女人のモノを持っていれば、殺されずに済むと言う言い伝えがあると、ウネたちは義兵たちにそれぞれモノを配りました。

ウネはギルチェにジャンヒョンに渡すよう言いました。

しかし、ウネは先日の事がありますから、渡す物なんてないと言いました。

すると、ジャンヒョンが渡す物があると、ギルチェに手渡した物、それは以前男物の服を借りた時に入っていた短刀でした。

「あの山から煙が挙がったら、必ず避難してください。」

とも。

身重の者もいるし、大勢で逃げるのは大変だとギルチェ。

「そなただけでも避難を。他の者には関心無い。約束です。」

 

ジャンヒョンは、ウネに挨拶しました。

ギルチェを好きでしょ?と、ウネ。

ジャンヒョンは否定しました。

でも、ウネはそれを信じていない様子。

ウネは、ギルチェの事はよく知っていると言いました。

本人よりも知っているかも・・・と。

「恐ろしいことが起こったら、人は一番頼れる人を探します。私は戦いが起こったと聞いた時、思わずヨンジュン様を見ました。ギルチェが見た人も覚えています。」

必ず無事にお帰り下さいと、ウネは微笑みました。

 

ヨンジュンたちとジャンヒョンを見送った後になって、結婚を延期してはどうかと提案したのがジャンヒョンだと、ギルチェは知りました。

手を貸そうか?と言ったジャンヒョンの顔が思い浮かびました。

そして、ウネの言葉も。

回婚礼の日、戦いが起こったと聞いた後、自分が誰を見ていたのかも・・・。

 

ジャンヒョンは、ギルチェがあの日誰を見たのか、気になっていました。

気付いて無かったみたいですね。

ウネもちゃんと言ってあげれば良いのに。

ジャンヒョンはリャンウムに聞きました。

ギルチェがあの時誰を見ていたか知ってるか?と。

リャンウム、知っていました。見ていたのです、ギルチェがジャンヒョンを見たのを。

でも、リャンウム、嘘をつきました。ヨンジュンを見ていたと。

これは・・・どういうこと

嫉妬

 

ヨンジュンたちは、途中で別動隊と合流しました。

南漢山城に籠る仁祖に、兵が到着したと火矢で合図しました。

夜が明け次第、敵を背後から襲って、王を助けるのだと、息巻いていた彼らに、後金の兵が襲い掛かりました。

いきなり、戦いが始まったのです。

不意を突かれた義兵たちは、浮足立って押されました。

スニャクは、ギルチェとの約束を律義に守りました。

必死にヨンジュンを守って戦いました。

が、ヨンジュンは頭を殴られ、倒れてしまいました。

 

ジャンヒョンたちは、その状況を耳にしていました。

知らせを聞いても悠長に構えていたジャンヒョンですが、後金の兵にモンゴル族も加わっていると聞くと、顔色が変わりました。

モンゴル兵の狙いは、物と女性だと知っていたからです。

ギルチェが危ないと思いました。

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『財閥家の末息子~Reborn Rich~』4話まで

2024-11-27 22:48:04 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

オ・セヒョンに、目的はスニャンかと言われ、ドジュンは肯定しませんでした。

「もしかしたら、もっと大きくて大切なものかも。」

オ・セヒョンは言いました。

「金の流れより先に知るべき事がある。金の主人は人間だ。人間を理解してこそ市場を理解出来る。投資の定石だ。」

 

新車発表会を前に、オートレースに出場したスニャン自動車。

ライバルのデヨングループも参加していました。

調子よく快走するスニャンの車を見ながら、優勝すれば、新車発表会に花を添えられるとヤンチョルも機嫌が良かったのですが。

ファヨンが突然気分を台無しにするような発言をしました。

元々スニャングループの中で自動車は足を引っ張るような成果しか上げられていないようです。

なのに、何故執着するのかと、ヤンチョルに言ったのです。

実は、ファヨンは夫の政界進出をヤンチョルが後押ししてくれないことに不満を持っているのです。

ヤンチョルは怒りのこもった声で言いました。

「これからもお前はチン・ヤンチョルの一人娘だ。それ以上望むのは贅沢だ。」

ファヨン、呆然としてしまいましたが、すぐに勝気が沸き上がりました。

だったら、娘がお飾りじゃない事をお父さんに分からせればいいと。

 

トップを走っていたのに、ライバル社であるデヨングループの車に抜かれた時、ヤンチョルは思わず乗り出して不機嫌な表情になりました。

周囲にいたヨンギやドンギは、ヤンチョルの顔色を窺って、言葉が出ません。

ドジュンがコーヒーを差し出しながら、ヤンチョルに言いました。

「まだ3周残ってます。こんな言葉があります。ゴールするまで終わりじゃない。」

ヤンチョル、気持ちが少しだけほぐれました。

その時、よりによってデヨングループのチュ会長が5人の息子たちとやって来ました。

 

散々、嫌味を言うチュ会長。そして対抗するヤンチョル。

ドジュンは、自伝の中で、そして歴史に記されている2人の偉人を目の前に見て、ある種の感動を覚えていたようです。

ヤンチョルは、ソウル大学に首席で入った孫だと、ドジュンを紹介。

ドジュンから聞いたばかりの言葉も添えました。

「ゴールするまで終わりじゃない。」

この場ではヤンチョルが勝ったと思ったのですが、なんと、直後、スニャンの車にトラブル発生。

 

連絡を受けたヨンギが慌ててコックピットに走りました。

ヤンチョルが来ているのに、リタイアなんてさせられないと無理を言い、そのまま継続して走行を命じました。

しかし、結局、炎を吐きながら停止、リタイアする羽目に陥ってしまったのです。

ヤンチョルは、チュ会長に嫌味を言われても、返す言葉が出ませんでした。

おまけに、ヨンギが問題を解決したと得意げに報告してきた内容は、マスコミをお金で黙らせるとか言う姑息な手段。

チュ会長が言ったように、自分には後継者と胸を張って言える息子が一人もいないと感じた瞬間、ヤンチョルはヨンギの頬を叩き、その場を出て行きました。

それっきり、行方が分からなくなってしまったのです。

新車発表会があると言うのに。

 

ヤンチョル抜きで発表会を開こうと言ったヨンギ。

ドジュンが反対しました。

「新車はおじいさんが社運をかけて開発した力作です。なのに、おじいさんがいなかったら、マスコミはおかしく思うでしょう。一身上の都合でと言う言葉は、マスコミの想像力をかきたてるだけです。」

おじいさんを連れて来ましょうとドジュンは言いました。

彼だけが、ヤンチョルの行き先を知っていました。自伝に書いてあったからです。

 

スニャングループの始まりとも言える場所です。

そこには、スニャングループの前身“スニャン運輸”の古いトラックが収納されていました。

ヤンチョルは、その古いトラックではなく、高級外車のエンジンのチェックをしていました。

「誰も知らないのに、何故ここにいると分かった。」

と、ヤンチョルは驚いてドジュンに言いました。

お前も私が自動車に執着することを馬鹿にしているのかと、ヤンチョルは怒鳴りました。

ドジュンは、ヤンチョルが持っていた懐中電灯を受け取り、手元を照らしてあげました。

そして、言いました、バカになどしていませんと。

「スニャン自動車はエンジンだと思ってます。おじいさんをここまで走らせてくれた原動力でありエンジンです。」

ドジュンは、ヤンチョルがスニャンを興した過程を話しました。

ここまでの大企業に成長したのは、スニャン運輸がエンジンとして働いて来たからだと。

チェ検事の政界進出を反対しているのも、これまでの経験から、政治とはつかず離れずの関係で居なければならないと言う教訓を得たからでは?と。

ヤンチョルは、ドジュンの話に心を動かされました。

改めて自分の来し方を思いました。

そして、ドジュンと共に、新車発表会に戻ったのです。

 

ヤンチョルは、大勢の客を前に、挨拶をしました。

そして締めくくりました。

「スニャン自動車は、スニャンのエンジンです。」

ドジュンの言葉をパクったのです。

感動的なスピーチでした。

 

ドンギがドジュンに話しかけました。

製鉄会社がスニャン自動車には絶対必要だとヤンチョルは思っているが、パワーシェアーズにどうやって勝つんだ?と。

何か、意味ありげです。

ドジュンは答えました。

とられるなら、デヨングループより、パワーシェアーズの方がマシでは?と。

実は、ドンギはドジュンがパワーシェアーズのオ・セヒョンと繋がっていると見ていました。

ドジュンの運転手はドンギのスパイだったのです。

ドジュンを尾行していた運転手は、オ・セヒョンと接触していたのでは?と思える状況を目撃していたのです。

 

突然、デヨングループも、製鉄会社の買収に名乗りを上げて来ました。

それも、パワーシェアーズが提示しているより大きな金額で。

現金化できる資産は無いと見ていたので、ヨンギたちは驚きました。

すぐさま、資金の提供先を調べるよう、ヨンギは部下に命じました。

はっきりとしたことは分かりませんでしたが、一つ気になる事が判明しました。

ファヨンが代表を務めるデパートの資産の一部が現金化されていることでした。

ファヨン、今が自分の存在を父にアピールするチャンスだと考えていました。だから、ヨンギに資金援助しようと考えたのです。

 

ドンギは、ドジュンがオ・セヒョンと組んでいると思いました。

で、イ秘書室長を通して、ヤンチョルに2人が接触していると思われる状況を報告したのです。

ヤンチョル、初めてドジュンに疑いを持ちました。

 

その疑いを確認しようとしました。

ドジュンに言いました。何故私がここまで上り詰めたか分かるか?と。

「私に反旗を翻した者は絶対に許さない。それが血を分けた兄弟や子供だとしても。」

そして、以前土地で儲けたお金をドルに替えた理由、使い道を問いました。

ドジュンは言いにくそうに話しました。

「ニューヨークに父さんと行った時、映画に投資しました。」

答えを緊張して待っていたヤンチョル。

思ってもみない答えに、失望の色を隠しませんでした。しかし、ほっとしてもいたんじゃないでしょうか。

 

オ・セヒョンの部屋に花駕籠が届けられました。

持ってきたのは、ホテルでアルバイトしていたソ・ミニョン。

花駕籠に添えられていたカードに“レーチェル”とあったので、てっきり女性への誕生日プレゼントだ誤解しました。

でもこれはオ・セヒョンに部下から贈られたもの。

嫌味を言ったソ・ミニョンはバツが悪いったらありゃしません。

そのまま部屋を出ようとしたのですが、引き返して来ました。

誕生日プレゼントに・・・とホテルのレストラン招待券を渡しました。

実は、これが大きなプレゼントになりました。

 

花駕籠に盗聴器が隠されていたのですが、それをソ・ミニョンが招待券の裏にメモして知らせたのです。

ドジュンとオ・セヒョンは一芝居打ちました。

いかにも製鉄会社を買収しようとしているような会話をしたのです。

 

盗聴器を忍ばせたのは、ヤンチョル?それとも、ドンギ?

 

どちらにしても、その音声はヤンチョルに届けられていました。

すぐさま、ヤンチョルはオ・セヒョンを呼びました。

そして、パワーシェアーズに資金提供したのはドジュンかと問いました。

オ・セヒョンは、正直に言いました。

ドジュンに資金提供をしてもらったが、今は関係を解消している。そして、ドジュンの投資先はインターネットで本を売る小さな会社だと言いました。製鉄会社ではなく。

「全産業のエンジンの役割を果たすとドジュンは言うのですが、ありえない。だから、解消しました。」

ヤンチョルは、信じられません。てっきりドジュンが製鉄会社を買収しようとしていると、自分に反旗を翻したと思い込んでいましたから。

 

オ・セヒョンは続けました。孫を疑っても仕方がないと。

「父親の悲願だった事業を息子が邪魔して、長男の計画に弟が水を差す。それが財閥一家ですから。」

その時、ヨンギが飛び込んで来ました。

自分にまかせてはいられないと、ヤンチョルが直接オ・セヒョンと話し合おうとしていると考えたのです。

ヤンチョルはそれに構わず聞きました。計画に水を差しているのは?と。

「デヨンに資金提供しているのは、スニャン家の方では?」

ドンギでした。

 

ヤンチョルは、これを知っても、何も手を出しませんでした。

ヨンギに任せたのです。

ドンギを止めることもしませんでした。

 

結局、ファヨンの資金援助を受け、ヨンギは製鉄会社を買収することに成功したのです。

 

ドンギはバレているとも知らず、お祝いのケーキを持って帰宅しました。

ヨンギは、そのタイミングで全て知っていると告げました。ヤンチョルも知っていると。

ドンギ、心底びびりました。

 

家族そろった食事の席で、ヤンチョルはヨンギを後継者として認め、遇しました。

ヨンギ、感動で涙がこぼれそうでした。

 

これ、全てドジュンの読み通りでした。

オ・セヒョンが言った“投資の定石”。人間を理解してこそ市場を理解出来ると言うと言うのを実践したまでだと、オ・セヒョンに言いました。

そして、製鉄会社を取られたのではなく、スニャンに莫大な負債を抱えさせたのです。

 

ところで、ドジュンが投資したインターネットで本を売る小さな会社・・・。Amazonでした

大儲けです、ドジュン。

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』2話まで

2024-11-26 22:26:05 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ギルチェは、ヨンジュンに抱き留めてもらいたかったのです、本当は。

が、当のヨンジュンはウネと一緒にいて、その場には来ていませんでした。

期待通りに行かず、ギルチェはイ・ジャンヒョンにお礼を言うどころか、散々失礼な物言いをして背を向けました。

ジャンヒョンは呆れてしまいました。

 

ジャンヒョンは、親しい農夫のソンチュにギルチェのことを聞きました。

自分が美しいと勘違いしてる娘は?と聞いただけで、ソンチュはそれがギルチェの事だと察しました。

大勢の男を泣かしてるとソンチュは言いました。

ジャンヒョンは、ギルチェを見返してやろうと思いました。

で、この村に根を下ろしてやろうと思いました。

それにはやはり書院に入らなくてはと思いましてね。

クジャムを使いに出しました。

「熟柿を3倍の値段で買うので、書院にいれてくれないだろうか。」

と。

その値段で米を買い入れてくると。

最初は、賄賂など受けないと言っていた師たちも、ジャンヒョンに上手く言いくるめられ、その条件を飲むことに。

 

ジャンヒョンは、もう一つお願いがあると言いました。

ソンチュとイランの夫婦が、結婚して60年になるのを祝ってあげたいと。

回婚礼と言う儀式です。

本来、両班が行う儀式なので、縁が深い師たちが執り行うべきことですが、今回は、ジャンヒョンが行うのを許可してくれました。

礼は情から生じるものだ・・・と。

 

ところで、ギルチェはあまりにも自分に自信を持ち過ぎているので、ヨンジュンも本当は自分を好きに違いないと思い込んでいます。

美しいギルチェに見つめられたら、笑顔になるのは、男性なら仕方がないことです。

ギルチェは、ヨンジュンに、想いを抑えないでくれと迫りますが、ヨンジュンは真面目で規律正しい青年ですから、ウネを裏切るようなことは絶対にしません。

ギルチェは、がっくりしましたが、やはりこのまま諦めるようなことはしません。

ヨンジュンのことを知らなさ過ぎるのが良くないと思いました。

だから、誰か・・・世情に通じていて、都の人々の好みを知る人に教えを請わなくてはと考えたのです。

イ・ジャンヒョンです

 

ギルチェは、ジャンヒョンに取引を持ちかけました。

頼みを聞いてくれたら、私も力になる・・・なんて言って、試験問題を教えてあげると言いましたよ。

ジャンヒョン、そんな事全く願っていないのに・・・と、苦笑しました。

ギルチェは、都の事を教えてほしいと言いました。

ジャンヒョンから見たら、ギルチェは世間知らずの田舎のお嬢さまに過ぎません。

一生懸命に余裕ぶってる様子を見ると、つい、笑ってしまいそうになるのを堪え、ジャンヒョンは話を合わせてあげました。

 

ジャンヒョンは、ギルチェに都を案内しました。

流行りの衣装や化粧、書物を紹介しました。

そして、男装させ、妓楼に連れて行ったのです。

 

そこで、ギルチェは、リャンウムと言う歌手の歌を聞きました。

朝鮮最高の歌い手だと称賛されているリャンウムの歌を聞き、ギルチェは心を掴まれました。

感動のあまり涙を流すギルチェを、ジャンヒョンは驚いて見つめました。

 

ジャンヒョンはギルチェを知れば知るほど、新しい魅力に惹きつけられるようです。

男女の仲についても、あけすけに語るギルチェを、ジャンヒョンは新鮮に感じたようです。

どう見ても、知ったかぶりをしてるわけですからね。

「そなたの知る男は学問に励んでばかりいる世情を知らぬ儒生だけだろう。それゆえ、そなたに一目ぼれしたのだろう。だが私はその者たちとは違う。まぁ、そのうち分かるだろう。」

ジャンヒョンは、ギルチェを抱き上げて船から降ろしました。

さらっとそんな態度をとる男性は初めてだったのでしょうね、ギルチェ。

ジャンヒョンなど、石ころや道端の草くらいにしか思っていないと言っておきながら、ドギマギしてしまった自分を不思議に感じていました。

 

借りた男性用の服をいつ返せば良いかと聞いたギルチェ。

翌日には、熟柿と米を交換に出かけると言うジャンヒョン。

「では、明日返すついでに見送ります。」

と、ギルチェは言いました。

 

その言葉を受けたジャンヒョンは、翌日、ギルチェが来るのを待ち続けました。

なかなか現れないギルチェ。

ようやく・・・と思ったら、それは小間使いのチョンチョニ。

ギルチェが来られなくなったので・・・と、チョンチョニは服の入った包みをクジャムに渡しました。

ジャンヒョンは少し寂しそうでした。

 

ギルチェは、服の中に、小刀を見つけました。

それに文章が刻まれていました。

“梨花を包む月光、わが心の愛しき人”

女性から貰ったモノだと思えました。

その瞬間、一時でもときめいた自分が情けなくなったギルチェでした。

チョンチョニから、ヨンジュンが父に会いに来ていると聞きました。

もう、ジャンヒョンに会いに行く気にはなれませんでした。ヨンジュン>ジャンヒョン・・・ですわな。

 

ヨンジュンは、仲間と共に、仁祖に上疏する文章を書き上げ、内容を師に確認してもらっていました。

仁祖への上疏は、ヨンジュンたちだけじゃありませんでした。

多くの者から、後金と戦うようにと言う意見が寄せられていたのです。

 

大臣の意見も分かれていました。

後金を攻めよと言う意見と、後金に使臣を送り、宥めよと言う意見です。

仁祖も悩んでいました。

以前、後金との和解に反対し、義挙を挙げて王位についたわけです。今更、後金に媚びたら、儒生たちから非難を浴びるのは見えています。

10年前は、江華島に避難してなんとかしのぎました。

今回も同じようにすればよいと考えたみたいです。

仁祖は、後金との戦を選択したのです。

 

しかし、後金は既に清と国名を変え、勢いを増していましたし、同じ轍を踏むことは無さそうです。

 

村では、ソンチュとイランの回婚礼の準備が開かれていました。

両班も庶民も総出で、準備しました。

美しく着飾ったイランを、これまた馬子にも衣裳のソンチュが嬉しそうに見つめました。

儀式が始まろうとしたとき、ジャンヒョンが米を積んだ馬と共に戻って来ました。

 

イランの回添えをするギルチェを、ジャンヒョンは嬉しそうに見つめました。

今回、ジャンヒョンはリャンウムも同行していました。

式で歌を歌ってもらうためでした。

リャンウムは、ジャンヒョンの視線に気づきました。その視線の先にいるギルチェを見て、妓楼に来た若い男性だと気付きました。

リャンウムの歌が始まり、居合わせた皆が感動し、ソンチュとイランの幸せそうな姿を嬉しそうに見ていました。

 

ギルチェは、ウネとヨンジュンが寄り添って幸せそうにしているのを見て、傷つきました。

しかし、それでくじけないのがギルチェの凄いところで。

ここに至っても、まだヨンジュンを自分のモノにしようと考えましてね。

チョンチョニに嘘をついてヨンジュンを呼びに行かせ、2人っきりになったところで、kissしちゃおうって作戦。

ところが、あえ無く失敗。

おまけに、その様子の一部始終をジャンヒョンに見られてしまったのですから、そりゃぁねぇ・・・

 

「横恋慕は諦めた方が良い。期待せずに、私の元へ・・・。」

一瞬、驚いて言葉が出なかったギルチェですが、すぐに気を取り直して言いました。

「私はあなたが大嫌いです。」

 

ヨンジュンは一途な人だとギルチェは言いました。ジャンヒョンとは違うと。

「私はお慕いする人と共に春にはお花見をして、夏には小川に足を浸し、秋につくった山葡萄酒を冬に飲みたい。そして共に歳を重ねたい。」

そのように生きたいと?と、ジャンヒョン。

初めて自分の生き方を変えても良いと思ったのかもしれません、ジャンヒョン。

 

雪が降り出しました。

ソンチュとイランは幸せそうに笑い、民はリャンウムの歌に会わせて踊っていました。

 

しかし、彼らの知らないところで、戦争が始まろうとしていました。

とうとう後金が攻め込んで来たのです。

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今日もお外でオヤツ♬

2024-11-26 20:46:18 | 食べ物関連

定期的にショッピングセンターのフードコートでオヤツをとってるアルフィー&まぎぃ。

今日は、チョコパイとスタバのコーヒー。

 

朝から雨模様の四国瀬戸内側。

肌寒かったので、熱々のコーヒーがとても美味しゅうございました。

 

今日の話題は、温泉。

冬は温泉だよね~っと言いながら、一度も実行していない私たち。

アルフィーがお風呂嫌いと来てるから、地元の温泉施設にも行けてません。

この冬こそは温泉に行けるでしょうか。

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』視聴開始

2024-11-25 13:41:47 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

朝鮮王朝第17代孝宗の時代に、ある文書が司憲府で見つかりました。

先代の世子ソヒョン世子の死後に既に見つかっていたもののようです。

史書の草稿だと思われました。

先代の世子を貶める内容となっているようで、厳密に言うと、闇に葬るべき文書でした。

しかし、この草稿に何度も登場する一人の人物の行いが気になると上司は言いました。

その人物について調べ、草稿の真偽を密かに確かめよと、上司に命じられたシン持平。

イ・ジャンヒョンと言うその人物について調べ始めました。

行き当たったのが、一人の老女。

牢に入れられているのですが、高貴な人が手厚く世話するよう頼んでいるんだとか。

“時が来れば、あの方が私を迎えに来る”と何度も何度も繰り返して呟いているようです。

 

シン持平は、洞窟の奥の牢にいる老女を訪ねました。

そして聞きました、迎えに来ると言うのは、イ・ジャンヒョンか?・・・と。

正気を失っているように見えた老女ですが、イ・ジャンヒョンの名を聞くと、動揺を見せました。

「イ・ジャンヒョンの話を聞かせてくれぬか?」

 

時は、20年ほど遡ります。第16代仁祖の治政です。

 

ギルチェ=アン・ウンジンさんは、マイペースで我儘で自分の美貌に自信を持ちまくりの両班のお嬢さま。

花嫁修業をする毎日ですが、何せ歯に衣着せぬ物言いですので、友達からは敬遠されたりしています。

が、本人は至って平気。

ギルチェが気になるのは、成均館の儒生ヨンジュンのこと。

彼女の初恋の相手のようです。

ところが、ヨンジュンは、ギルチェの友達ウネと恋仲なんです。

 

ギルチェは最近同じような夢を見続けています。

刺繍をしていると、赤い糸巻が転がってしまい、それをどこまでも自分が追いかける夢です。

野を超え、山を越え、川を渡り、雪山を走るギルチェ。

すっかり服もぼろぼろになり、顔だって汚れてしまいます。

やっと糸巻が浜辺で止まりました。

一人の男性の足元に糸巻はありました。

男性が糸巻を拾い上げ、ギルチェに言いました。

「私はここで長きにわたってそなたを待っていた。」

顔は夕焼けで見えません。

 

当時、朝鮮は明と後金と言う外敵に悩まされていました。

明と後金の争いはもう長く続いていて、親明政策をとる仁祖は日増しに勢力を強める後金にどう対処すべきか、頭を痛めていました。

 

ある日、ギルチェは友達と花摘みの祭りに出かけました。

男性も多く参加しているのを見て、これ見よがしに美貌と愛嬌を振りまき、男性陣を惑わせようとしました。

が、ヨンジュンは振り向きません。

女性陣の反感を買っただけで終わりそうです。

 

そんな時、ヨンジュンが声高に政治について主張しました。

「後金は朝鮮の事を貶めたと言うのに、朝廷は後金を宥めようと使臣を使わそうとしている。師の許可を得たので、皆で王様に対して上疏しようではないか。」

そーだ、そーだと皆で気勢を上げたのですが、その高揚気分に水を差した者が。

イ・ジャンヒョン=ナムグン・ミンssiです。

 

「明が後金に勝てると?後金が明に勝つとは少しも考えないのですか?」

よってたかってイ・ジャンヒョンの主張を否定しようとする書生たちでしたが、弁舌はイ・ジャンヒョンの方が数段上。

イ・ジャンヒョンは、ここで勇ましく戦うと叫ぶ書生たちが、どれほど戦いの役に立つかは疑問だと言いたかったようです。正確な情勢判断も出来ていないのにと。

 

イ・ジャンヒョンは変わり者だと噂されていました。

少し前にこの村にクジャムという従者と共にやってきて、書院に入りたいと突然申し出たそうで。

そして試験に受かったら・・・と言われると、子供たちに交じって受験しました。

ところがどういうわけか、一文字も書かず、不合格に。

しかし、イ・ジャンヒョンは村の長老たちに物凄く人気になっちゃって、彼らの口添えで書院に入る事が出来たのです。

また、どうやって儲けたのかは分かりませんが、お金持ちだとも言われています。

おまけに、女たらしだとも。女たらしと言われる理由は、女性と交際しても、結婚する意志を持っていないからでした。

 

ギルチェは、そんな非婚を信条としているイ・ジャンヒョンなんぞ、完全に対象外。

なんとしても、ヨンジュンを虜にしたいと考えまして。

ブランコに乗る事を思いつきました。

ブランコに揺られながら、ちらちらと足首を見せるのが良いかもなんてね

「春香伝」のパクリです。チョ・スンウさんファンなら、皆さんご存じのあの話です。

 

ギルチェがブランコをしているのを見かけたイ・ジャンヒョンがクジャムにあれは誰だと聞きました。

「尻尾が99本の狐です。」

と、クジャム。

イ・ジャンヒョンは興味が湧きました。

これまで美声の女人、心優しい女人などなど、多くの女性に出会って来ました。しかし、皆見た目は華やかだけど、中身は空っぽだと思いました。

だから、その狐はどれほどの女性なのか、見て見たくなったのです。

期待はしていませんでした。自分は目が高いと思っていましたから。

でも、イ・ジャンヒョンはギルチェが高く高くブランコをこぐ姿に目が釘付けになってしまったのです。

後に、ギルチェがこの時の事を尋ねたら、

「とても不思議な音を聞いた。花の音だ。」

と、イ・ジャンヒョンは答えたようです。

ギルチェもまた、ブランコを漕ぎながら、夢のあの人に会えるかもしれないと感じていました。

 

突然ブランコの綱が切れました。

乗っていたギルチェが放り出されました。

受け止めたのは、イ・ジャンヒョンでした。

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『禁婚令ー朝鮮婚姻禁止令ー』5話まで

2024-11-24 15:18:48 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「お前はバカか。目の前で何が起こってるのか、分からないのか

と、シノン。

ソラン・・・分かってないんですよ、この状況にあっても。

あまりにも鈍過ぎます。

「床入りだ。」

と、シノンに言われて初めて自分の衣装を確かめたソランです。

嘘よ・・・と引き返そうとしたソランを、シノンは抱きしめました。

それを、ホンも、内官も尚宮も目撃しちゃった。

 

どう言う事だと詰め寄るホンに、シノンは言いました。

今夜はソランを寝殿に送る事はできないと。

ホンは、シノンに剣で対決をしようとしたのですが、シノンは本気で立ち向かうことをしません。

相手は王ですからね。

ホンは本気で斬りかかりました。

それを、シノンは巧みにかわしながらも、決して負けることはしません。

ソランへの想いは、シノンもホンも同じでした。

が、一瞬、シノンの剣先がホンの衣服の端を撫で、小さく切り落とされました。

シノンは戦意喪失です。それだけでも大罪ですから。

 

「お前の蝶はソランか。」

と、ホン。

お前にとって余は、親友か恋敵かと。

シノンは答えません。

ホンが剣を振り上げた時、間にソランが割って入りました。

シノンを庇うのかと問われ、ソランはホンを守るためだと言いました。

そして、今夜は床入りだから、戻ってくださいと。

 

ホンもソランから聞くまで、今夜が床入りだと知りませんでした。

その瞬間、シノンの行動の意味が分かったのです。

 

今回の仕儀に責任を感じている内官と尚宮は、ホンに必死に謝りました。

そして、シノンを許してやってくれと。前日、ソランが襲われたことを報告し、シノン以外にソランを守れる者はいないと。

ホンに近づく女性が次々に死んでいく状況ですから、ソランが狙われても不思議はありません。

もうすぐ世子嬪の命日が来るのだから、猶更です。

 

ソランは、シノンにどういうつもりだったのかと問いました。

おいっそれを聞くかって感じ

女官に心を寄せる事は、死罪に値することだと、ソラン以上に承知しているシノンに何を聞くんだといいたいですね、あたしゃ

お前は分からないのか?と、シノン。

「私たちは友達よ。」

私が男に見えたことは一度も無いのか?と、シノン。

「ないわ。」

と、ソランは答えました。友達のままでいましょうと。

可哀想だわ・・・シノンが

 

大王大妃がウンジョンの屋敷を訪ねました。

王妃になるための教育を受ける施設・・・花嫁学校的な場所です。

大勢の若い女性が集まって、様々な教育を受けていました。

大王大妃は、ホンの相手となれそうな女性たちがたくさんいるのを見て、満足そうです。

ウンジョンは、ヒョニを大王大妃に紹介しました。

しかし、ヒョニは、自分がヒョンソンだと名乗ってます。成り代わるつもりのようです。

 

ホンはシノンに言いました。

「ソランを守ってくれ。」

ホンは言いました、命令ではないと。

「頼みだ。そして胸に想いを抱くな。守っても近しくなるでない。」

命令ですか?とシノン。

「命令じゃ無ければ、背くのか?」

答えずにシノンは問いました。

「世子嬪様をお忘れに?」

ホンは動揺しました。答えられませんでした。

 

ホンは、世子嬪の姿が自分の中で徐々に消えていくのを感じていました。

魂が消えようとしているのかもしれないと思いました。

で、ソランに憑依してくれと頼みました。

 

ソランは、憑依したフリをし、必死にホンに自分を・・・世子嬪を忘れて幸せになってくれと言いました。

何度言っても、ホンは聞き入れないので、苛立ったソランは今回は少々冷たい態度を取りました。

愛してはいなかった、今一番望むのは忘れてくれることだ・・・とかね。

ホンの目には、世子嬪の姿しか見えていませんから、世子嬪に冷たく突き放されたとしか思えません。

ショックでした。政務に支障が出るほどに。

 

こうなったら、世子嬪の父・・・つまり、ホンにとっては舅に当たるアン・ジヒョンに聞くしかないと思いました。父親ならば、娘の気持ちを分かっていた筈だからと。

アン・ジヒョンは久しぶりにホンに会えて、嬉しそうでした。

ホンから、世子嬪は夫であるホンのことを愛していたかと問われ、勿論と頷きました。

ほっとしたホン。

でもね、アン・ジヒョンが言いました。

「娘は王様への忠心に厚い娘でした。」

と。常に臣下として務めを果たすと言っていたと。

ホンが本当に聞きたい答えではありませんでした。

だから、すっきりするどころか、余計に悶々としてしまいました。

 

ソランは、娘の本心は、父親より小間使いの方がよく知っている筈だと言いました。

で、世子嬪に仕えていた者に話を聞くことに。

王様だと分かったら、本当の話はしてくれないだろうとソランは、言いまして、ホンとシノンには一般人の格好をさせました。

自分は両班の娘の格好をしました。その方が話をしてくれるからと。

 

結局分かったことは、世子嬪はホンに心からの忠心を持って仕えていたということだけ。

男女の愛情を思わせる話しは一つも出ませんでした。

「主君として慕ってはいても、夫としては・・・。」

がっくりするホンでした。

 

しかし、これはソランがお金を払って仕組んだ芝居。

ホンにきっぱりと世子嬪を忘れて禁婚令なんぞを廃止してほしいと思ったからでした。

 

ソランはそれを知り、ホンに言わない代わりに、約束しろと言いました。

「王様に心を渡すな。どんな恋心も抱かぬと約束しろ。」

 

その頃都に大礼服を着た世子嬪の幽霊が現れると言う噂が立っていました。

実際、何人も目撃者がいました。

そして、とうとう、世子嬪の実家にも出現したのです。

目撃したのは、父であるアン・ジヒョンと使用人たち。複数です。

 

その噂を胡散臭いと思ったソランとシノン。

大礼服という手掛かりから調べてみることにしました。

大礼服を作れるのは、限られた人だけ。

当時、大礼服は亡き世子嬪の実家に下された一着しか残っていないと、針師は言いました。

そして、実際、実家に大礼服はありました。

 

その夜、世子嬪の幽霊が、王宮に出現しました。

目撃したのはホン、内官、尚宮と言う多数。

見間違いとか、錯覚じゃないと、誰もが思いました。

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ハピバ!アルフィー (=゚ω゚)ノ

2024-11-23 22:11:11 | 家族関連

本日は、アルフィーの○△回目の誕生日。

ホールケーキじゃ、何日かかって食べなきゃいけないか・・・と言うお歳になってしまったので、ショートケーキを買って来ました

最近、

「モンブランが食べたい。」

と呟き続けていた私のチョイスで、モンブラン

主役のアルフィーは特にこだわりはありませんのでね

本当にお久しぶりの『パティスリー エム』さん。

いったい、いつぶりかしら・・・。

やっぱり美味しいですねぇ。

クリームもスポンジも軽いです。

クリームに栗感は少なかったけれど、クリームの下にはちゃんと栗が隠れていました。

ご馳走様でした

 

一旦投稿した後、肝心の題名に関することを殆ど書いてなかった事に気が付き、追記します

 

この歳になると、誕生日もあまり嬉しくないとアルフィーは言いながらも、いそいそとコーヒーの準備をしてました。

確かに、本当にたくさんの時を過ごしてきました。

喧嘩もしましたし、お互い、ムッとする事も今でも多々あります。

それでも、健康に2人で過ごせている事に感謝しなくてはと、心から思います。

「美味しいね。」

と言ったら、

「そうだね。」

と返してくれる人がいるということが、どれほど恵まれているかを、ひしひしと感じる今日この頃です。

 

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豪華なランチ( *´艸`)

2024-11-22 15:44:27 | 食べ物関連

アルフィー&まぎぃには珍しく、うどん屋さんじゃないオシャレなお店で、それも豪華なランチを食べて来ました

勇んでテーブルについて、一応、お店の方に

「写真撮って良いですか?」

と承諾を得ての写メだったのに・・・。

なんと、めっちゃオシャレで綺麗な前菜盛り合わせを取り損ねました

よって、スープからになります。

 

にんじんスープ

甘くて美味しゅうごいましたし、アクセントに乗ってるクミンが確かにアクセントとなってました

 

魚料理・・・鯛だったかな?ほうれんそうのパンも

白と黒(実際はくすんだ赤)の丸いのは、バター。黒っぽいのは、アルコールを飛ばしたワインバターですって。お皿に入っているのは、オリーブオイル。

 

肉料理・・・土佐赤牛のステーキ ミルクパン

粗塩が美味しゅうございました。

 

デザート コーヒーもありました

 

砂糖とミルクの入れ物が可愛かったです

 

そして、こんな可愛い一口サイズのスポンジも

 

コロナ禍でお店の灯りが消えている事が多かったお店ですが、最近時々車が停まってるのを見かけていて、営業しているんだと気付きました。

ちょっとした機会に恵まれましたので、予約して行って来ました。

たまには、こういう豪華なランチも非日常で良いです。

ご馳走様でした。

晩御飯、作りたくありません

 

追記:11/23 21:32

何故か、今日になって、前菜の写真が発見されました

とってもオシャレ

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美味しゅうございました(≧▽≦)

2024-11-21 21:13:12 | 食べ物関連

弟が伊勢のお土産を買ってきてくれました

それが、皆さんご存じ『赤福』と、上の『伊勢宮笥 つぼやき』

 

赤福はもうね、馴染みの美味しさ。全く変わりませんね

あ・・・でも、ちょいと小さくなってたように見えたのは、気のせい

 

つぼやきは、全くお初。

そのままでも、炊き込みご飯でもイケるとありましたので、炊き込みご飯にしてみました。

具の貝とだし汁を分けて、2合のお米にだし汁を先に入れて水の量を調節。

貝は炊き上げた後に混ぜても良いとありましたが、私は最初から入れて炊きました。

少々の生姜も一緒に入れました。

 

結論。

めっちゃ、美味しい

上品な貝の出汁の香りと、塩味。

2合が丁度良かったです。

 

ご馳走様でした。

もし、機会があれば、是非お試しください。

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「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」あらすじ

2024-11-21 16:50:18 |   ★「か」行

ナムグン・ミンssi、アン・ウンジンさん出演のロマンス史劇。

2023年、多くの賞を受賞した作品。

また違うナムグン・ミンssiの姿、楽しみです。

アン・ウンジンさん、別のベテラン女優さんかと思ったのですが、別人でした。

名前が思い出せません・・・

 

     1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで

     8話まで  9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで

     15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話まで  21話(最終話)まで

 

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『財閥家の末息子~Reborn Rich~』3話まで

2024-11-20 15:47:34 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

少年時代のドジュンを演じているキム・ガンフンくんですが。ソン・ジュンギssiに似てますよね、雰囲気。

そして、今年39歳になるソン・ジュンギssiの大学生姿が、全く違和感無いのにも驚かされます。

 

ドジュンが取引をして見事ソウル大学法学部に首席入学し、ヤンチョルから貰った土地。

その後、新都市開発によって開発され、莫大な富を生み出しました。

見る目があるのか、運が良いのか・・・と流石のヤンチョルも驚きました。

ヤンチョルの孫であると言うこと自体が、運が良いと言ってもよいのでは?と、ドジュンは言いました。

確かに、それは言えますね

 

ドジュンの土地は、240億Wもの利益を出しました。

ドジュンが何に使うのか、ヤンチョルは興味があります。次はどうやって自分を楽しませてくれるのか・・・ですかね。

ドジュンは、それを全額ドルに替えました。

ヤンチョルは全く予測していませんでした。

 

この状況を面白くないのは、ヤンチョルの3人の子供たち。ヨンギ、ドンギ、ファヨンです。

運が良いんだとドンギは言いました。

跡取りのソンジュンにすらそんな事はさせなかったのに・・・と言われ、ヨンギも不機嫌になるのかと思ったら。

「あれは、父さんの命の値段だ。」

と冷静に言いました。航空機墜落の一件のことです。ドジュンがいなければ、ヤンチョルは死んでいたわけですから。

「テストかもしれない。後継者を決めるための。」

と、ファヨンが言いました。

流石に、この言葉は、ヨンギを動揺させました。

 

ドジュンの父ユンギはその頃、映画製作や輸入の会社を経営していました。

ドジュンは一緒にアメリカのフィルムマーケットに連れて行ってほしいと頼みました。

大学入学までの休みだからと。

投資アドバイザーとして・・・と。

実は、数年前、ドジュンは「ホームアローン」の輸入をユンギに提案し、大当たりをさせていました。

 

街では、人気絶頂の音楽グループの突然の解散を報道していました。1996年の1月でした。

そこで、泣きながらニュースを見ていた女性に気づいたドジュン。

なんと、後のソ・ミニョン検事です。

いつも黒いスーツに身を包み、笑顔を全く見せず、凛とした姿勢のソ検事も、この頃はまだアイドルに夢中の女の子だったのです。

ドジュンは、その差に驚き、興味を持ちました。

 

ファヨンの夫チェ検事が、ある製鉄会社が経営不振で倒産しそうだと言う情報をヤンチョルに持って来ました。買収すれば、スニャンにとって好都合ではないか?と。

良いわけ?そんな裏情報を漏らして。

それには狙いがありました。

これを機に、検察を辞めて、政界に乗り出そうと考えているのです。だから、ヤンチョルに支援してほしいわけです。

スニャンのために働きたいと、必死にヤンチョルに言いました。

ヤンチョルは、じっと見つめた後、許可しました。

 

父と兄ヒョンジュンと一緒にアメリカに行ったドジュン。

そこで、偶然、オ・セヒョンと知り合いました。

オ・セヒョンは韓国系アメリカ人の投資家です。

オ・セヒョンもフィルムマーケットに来て、投資すべき映画を選んでいたのです。

 

ドジュンは、「タイタニック」を輸入すべきだと父に言いました。

父もヒョンジュンも反対しました。

おそらくその場にいた同業者たちの多くも、その意見だったでしょう。全く注目されていなかったのです。

しかし、オ・セヒョンだけがドジュンと同じ意見でした。

 

ドジュンは、オ・セヒョンの会話を耳に挟み、共感しました。

で、オ・セヒョンについて調べました。

パワーシェアーズと言う投資会社のアジア担当者でした。

すぐに会いに行きました。

丁度、オ・セヒョンは、食事をしながらスーパーコンピューターとチェスのチャンピオンとの対決を見ていました。

TVを見ている誰もが、チャンピオンの勝利を疑わない状況でした。

しかし、ドジュンは一人、コンピューターが勝つと言ったのです。

当然、オ・セヒョンは若造が何を言ってる・・・と言う感じでバカにしました。

「対決が終わったら、あなたは僕に会いたくなる筈です。コンピューターの勝率は100%です。」

そう言って、ドジュンが席を立ってまもなく、TVはコンピューターの勝利を告げました。

オ・セヒョン、ドジュンの後を追いました。

 

チェ検事が知らせて来た大手製鉄会社の買収を本格的に進め始めたスニャングループ。

ヨンギやドンギ、そして主だった重役たちが集まり、検討しました。

デヨングループも買収準備中だという情報が入っています。

ヤンチョルは、デヨングループに渡すことは出来ないと言いました。が、一方で、3000億W以上は出さないと。

予想よりかなり低い金額です。

どうすれば?・・・と戸惑ったように、ヨンギが聞きました。

「私に聞くな。」

と、強い口調でヤンチョルは言いました。情けないと思ったようです。

そして続けました。

この買収を、ヨンギに任せると。自信が無いなら、退任しろと。

 

ドジュンを気に入ってるのは、ヤンチョルだけじゃありません。

祖母のピルオクも可愛がっています。

面白くないのは、ヨンギの妻。息子のソンジュンの座が危ういですもんね。

 

会議が終わり、ドジュンが呼ばれました。

ヤンチョルは大喜びでドジュンを迎えました。

部屋に入った時、ドジュンは製鉄会社の買収の書類が目に留まりました。

 

ヨンギも、ドジュンのことが気にならない筈はありません。

あまりにも鮮やかにすることなすことを成功させていますから。

ファヨンの言うように、父は後継者をドジュンにしようと試しているのではないか・・・とか、ドジュンもそれを分かっていて、ヤンチョルの傍にいるのではないか・・・と。

父ヤンチョルが自分の事をどう考えているのかも、読めません。

で、ヤンチョルの最側近であるイ秘書室長に聞きました。

「父さんは、私に何を望んでいるのですか?」

製鉄会社の買収なのか、或いは、自分を気に入らないだけなのか・・・と。

イ秘書室長は言いました。

ヤンチョルは自分に似た者を後継者にしたいと思っていて、まず、ヨンギにチャンスを与えたんだと。

「買収に専念しなさい。副会長の闘志と根性を見たがっているのです。」

 

ヤンチョル、ヨンギがこの疑問を持つことを予測していました。

イ秘書室長に尋ねるだろうということまで。

イ秘書室長が、ヤンチョルにその旨報告し、どう答えたかも聞くと、ヤンチョルは満足したようです。

そして、イ秘書室長のような人物が自分の息子であればよかったのに・・・と思ったようです。

 

ヤンチョルは、ドジュンの登校のために車と運転手を用意しました。

一見すると、甘い祖父だなぁと思えますが、ヤンチョルの狙いは違うようです。

可愛がってるドジュンですら、いえ、可愛がっていて才能豊かなドジュンだからこそ、監視しておこうと考えたのかもしれません。

ドジュンは、ちゃんと察しているようです。

 

入学してすぐに、ドジュンは先輩学生から声をかけられました。

名門会と言う、名家の子供だけが集まる社交の場です。

新歓コンパに女性同伴で来るよう誘われました。

 

ドジュンは、ソ・ミニョンを誘いました。

大ファンの解散したアイドルグループが、いつ復帰するかを教えてあげると言う条件で。

食事をすると言う事だけを聞かされていたソ・ミニョンは、行った場所が名門会だと知ると、気分を害しました。

どうも、ソ・ミニョンも名門会に誘われていたようです。

断ったようですね。

実は、ミニョンの父はソウル地検特殊部次長なのです。当然、名門会の資格はありました。

 

名門会と言う名の社交場は、後に社会に出た時、法律や制度を無視して助け合う関係になると、ソ・ミニョンは思っていました。

要するに、極端な言い方をすれば、未来の犯罪集団だと。

「勘違いしないで。ここで培われるのは友情じゃない。強固な特権よ。」

と、ドジュンに言いました。

自分はそんな特権とは無縁だからと。

しかし、ドジュンは指摘しました。

ソウル大学に合格出来たのは、高校3年間何の心配もなく勉強に集中できたからだし、今も働かずに学業に専念できるのも親の経済的な支援のおかげだと。

「代々、法曹の家系に健康な体と頭の良さ、そのすべてが生まれた時から与えられた特権だと思わない?」

当たりですね。

おそらく、ソ・ミニョンはこれまでそれを当たり前だと思ってきたのでしょう。

本物のドジュン・・・ヒョンウから見ると、それも立派な特権ですよね。

 

買収を進めようとしていた製鉄会社がとうとう倒産しました。

計画を一気に進めようとしたヨンギたちですが、大きな問題が起こりました。

債権者たちが提示した買収金額5000億Wを出すと言う会社が現れたのです。

パワーシェアーズ社のオ・セヒョンでした。

 

慌てるヨンギたち。

しかし、ヤンチョルは冷静に事態を分析していました。

オ・セヒョンは駒だと思いました。主は裏にいるに違いないと。

 

ドジュンでした。

無謀な買収を行う理由をオ・セヒョンに聞かれたドジュンは答えました。

「チン・ヨンギ副会長に買収されるのを防ぎたいから。」

君の目的は、スニャンか・・・と、オ・セヒョンは愕然としました。

 

ドジュンは、ヒョンウの実家を密かに訪ねていました。

と言っても、近づくことはせず、ただ遠くから苦労する母親の姿を見つめるだけです。

辛くて苦しくてたまりませんが、会うことは出来ませんでした。

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『禁婚令ー朝鮮婚姻禁止令ー』4話まで

2024-11-19 15:32:31 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソランは、高熱で殆ど意識の無い状態でした。

だから、ホンもシノンもそのまま何事も無かったかのように振舞いました。

 

講武が終わって通常の日々が戻って来ました。

体調が整ったソランが出仕してくるまでの間、ホンは退屈でたまりませんでした。

 

出仕したソランを見ると、kissしたことを覚えていない様子。

ホンは、ほっとしたような、残念なような・・・。

 

相変わらず眠れないホンに、ソランはお酒を勧めました。飲み比べを・・・なんてね。

そして、共にかなりの酒豪だと分かったので、飲むだけじゃつまらないから、“真実遊戯”をしようと、ソランが持ちかけました。交互に質問し、答えられなかったらお酒を飲むと言うルールです。

“目方は?”と問われ、ソランが飲み。

“世子嬪様の後、女人を抱いたことは?”と問われ、ホンは動揺しながら“無い”と答え

“シノンはお前にとってなんだ”と問われ、“友”とソランは答えました。

他には?と、ホンが尋ねました。

「命を救ってくれました。」

と、ソラン。続けて、他には?とホンが尋ねました。

“私が嫁ぐはずだった相手です。禁婚令が出なかったら、新郎新婦となったかも”と、ソランは心で呟きました。

「それ以上でもそれ以下でもありません。」

しかし、ホンは飲めと言いました。

嘘じゃないとソランは言いましたが、真実でもないとホンが言いました。

「私が世子嬪様に見える時がありますか?」

と、ソランが問いました。

「いや。」

と、ホンは言いました。

真実じゃないですねと、ソラン。飲んでくださいと。

一瞬ためらった後、ホンは盃を空けました。

見間違いによって起こったことだ、深刻に考えるなと、ホンは言いました。恋心など残っていないと。

取り戻して差し上げましょか?と、ソラン。

そうすることで、禁婚令は終わり、国のためになりますからと。

 

都承旨は、内禁衛の従事官の男が怪しい動きをしている事に気が付きました。

ホンの周辺を常に見張っているだけじゃなく、チョ兵曹判書の側近と密かに会っているのも見かけたからです。

ホンは、しばらく泳がせろと命じました。

しかし、王の親衛隊である内禁衛の従事官までチョ兵曹判書の手の者だと言うのは、流石にショックを受けたホンでした。

 

ソランは、恋心が無いと言うホンのために、いかがわしい春画なんぞを大量に仕入れて来ました。

しかし、ホンはそれを一蹴。

効果が無かったと項垂れたソランでしたが、置いて行った春画をついチラ見しちゃったホン。

そしたらすっかり気に入ってしまって、なんだか世の中を見る目が優しくなっちゃってましたよ

そんな時、宮中でシノンとソランが武術の練習をしているのを目撃。

 

ソランが、シノンに武術を教えてもらっていたのです。

ソランは何も思っていないようですが、シノンはやはり違います。

シノンも実は、無理に預けられた春画を見ちゃった後なんでね

まぁ、そうじゃなくても、ソランへの想いは自分でも認識しています。

そして、ソランがこうやって自分を信用してくれるのは“友”と言う意識ゆえだと言う事も分かっています。

 

ホンは、2人が仲良くしてるのを見て、心穏やかではいられませんでした。

 

ところで、ソランの継母ウンジョンが、侍女から街でヒョンソンに似た娘を見たと報告を受けました。

ウンジョンはなんと、チョ兵曹判書と不倫中なんですよ

ヒョンソン父が病なのを良いことに

 

ウンジョンは、その娘が愛達堂に住んでいると探り出し、すぐさま会いに行きました。

が、ラッキーにも、その時ソランは王宮。顔を合わせることはありませんでした。

この時、クェンイがウンジョンの顔相を見て言いました。

「娘さんの事が心配でいらっしゃったのでしょう?ご心配なく。娘さんの一人が国母になります。」

ウンジョンはすっかり良い気分になって帰って行きました。

しかし、娘のヒョニは冷静に言いました。娘は私だけじゃないと。

「実の娘とは言っていない、あの女も義理の娘です。片付けるべきです。7年前にそれを怠った結果、心配の種が残ってるんです。」

あいや~っ ウンジョンも怖いけど、娘のヒョニの方がもっと怖いかも。

 

それと、クェンイは、ウンジョンがソランにとっては危険な相手だと察していました。

それは、占いで分かったの?それとも、ソランの素性を知ってるんだっけ

 

チョ兵曹判書は、王と近しくなった女官がいると報告を受けていました。

ソランのことです。

彼らが次に狙うのは、ソランですな。

 

ホンはソランを呼び、シノンとの本当の仲を問いただしました。

ソランは、友に間違いないと言いました。

ホンが春画を見たと察したソランは、ホンを揶揄いました。

任務の一環だと言う意識だったはずのソランですが、いつの間にか、自分自身の心も動いている事に気づき始めています。

そんな2人の様子を常に傍に仕えて来た内官と尚宮の目から見ると、チャンス到来と思えたようです。

ホンがソランを見る目に恋心を感じたと、内官は嬉しそうに言いました。

床入りさせなくてはってね。

 

密かに床入りの計画を進めようとする内官と尚宮。

シノンは、2人から、ホンの本心を聞き出してもらいたいと、頼まれました。

勿論、シノンが冷静でいられる筈はありません。が、役目は仕方ありません。

 

シノンは最近の気分はどうかと、ホンに聞きました。

変わりつつあるようだとホンは答えました。

それが嫌で戸惑っていると。動悸がするが、ときめきなのか不安なのか分からない・・・と。

お前は?と聞き返されたシノン。

「私は最近蝶を飼っています。」

と、答えました。ホンの気持ちを察した上で、ちょっと張り合う様な表情です。

閉じ込めているのではなく、暫しの羽休めかと思う・・・と。

「花が咲いて蝶が来たのか、蝶が来て花が咲いたのか。紐でつなぎ止めたいですが、今は、その羽ばたきで十分です。」

ホンもシノンの気持ちを察したかもしれません。

シノンはホンに自分の気持ちが伝わったと感じたのかもしれません。その上で言いました。

「王様は、変わりつつあります。以前よりずっと温かになられた。ですが、こみ上げる想いは抑えてください。王様の変化や戸惑いを気取られてはなりません。」

ホンはチョっとムッとしたようです。

自分の気持ちに確信が持てたら、ためらいはしないと、シノンを見つめて言いました。

「お前の蝶が飛び立ったら言え。余が蝶を動かす風となろう。」

ホンもシノンも、お互いの気持ちを理解しました。

シノンは、相手が王だけに、自分が引くしか無いと分かっています。

苦しいですよね。

 

ソランは急に豪華な食事を供され、豪華な衣服を新調され、何が起こったのか、戸惑いまくりです。

王宮のしきたりを知らないソランだから、それが何を意味するのか、分かりません。

そうしているうちに、床入りの日も決まりました。

シノンは苦悩しました。

 

その夜も、シノンはソランを愛達堂まで送って行こうとしました。

その時、クェンイから手紙が届きました。

愛達堂にソランを連れて来るなと言う内容です。ウンジョンがまだ周辺にいるかもしれないからですね。

「逃げよう。」

シノンはそう言って、馬を走らせました。

 

2人が襲われました。

何とか賊を振り切ったシノンは、馬の首を王宮に向けました。

今一番安全なのは、王宮しかないと思ったのです。

 

翌日、ソランは何の説明もされないまま、着飾って化粧までされ、ホンの前に連れていかれました。

ここまでされても、分からないソランって、鈍過ぎよね。

ところが、ホンの部屋に入ろうとした瞬間、シノンがソランの手を取って、連れ出したのです。

内官や尚宮だけでなく、ホンも驚きました。

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『模範刑事2』完観

2024-11-18 22:40:56 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

チャンチーム長は、取り調べに素直に応じ、ジヒョクとカン刑事が読み上げる罪状を全て認めました。

これまで、たくさんの事件に関わり、成果もあげて来ていたチャンチーム長です。

曲がりなりにも、広域捜査隊と言うエリートのチーム長を任されているわけです。

カン刑事は、いったい何が切っ掛けで、どうしてこんな誤った道に進んでしまったのか・・・と情けないやらやりきれないやら。

チャンチーム長は、最後に言いました。

刑事生活で何が一番辛かったと思う?と。

「犯人が分かっているのに捕まえられない事だ。腹が立ち過ぎて舌を噛んで死にたくなるほど。その時に感じた苦しみをお前たちにやるよ。」

そして、言いました。ヒジュを殺したのは、ナナだ・・・と。

強力2チームは、ナナを捕まえられないと思っているのですね、チャンチーム長は。

 

確かに、ヒジュの服についた血痕が唯一の証拠です。

動機も現場の証拠も見つかっていませんからね。

まだ逮捕には程遠い状態です。

 

マックイーン社は、ナナを最高責任者に・・・と言ってきていました。

チョン前会長からそれを聞いたナナは、チョン前会長の力添えが必要だと言いました。

チョン前会長にその気は無さそうです。

しかし、今は、そうせざるを得ない状況になっていると、チョン前会長は認識していました。

理事たちにナナを後継者とすると公表しました。

突然の話に、理事たちに戸惑いの色が見えます。

まだチョン前会長への信認が厚いのが見て取れます。

 

チョン前会長は、ナナが真犯人の可能性が高いとジヒョクから聞きました。

サンウだけでなく、ナナも助けたいと言うのが本音でした。やはり自分の子ですから。

しかし、ジヒョクは言いました。既に2人のうち1人を選んだのです・・・と。

つまり、捜査妨害を阻止してくれたことで、ナナに対する捜査が可能になったわけですからね。

 

旗色が悪くなってきたことを察したナナは、それとなく、ジヒョクたち強力2チームに警告しました。

自分に手を出すと、彼らの家族にも危険が及ぶぞと。

サンウの裁判に、ジヒョクが弁護側の証人として出廷すると知ったからです。

「殺したのはあなたです。当然サンウは釈放するべきです。」

と、ジヒョク。

自分一人でも、証明してみせると言い切りました。

 

サンウの裁判が始まりました。

全ての証言や証拠が、ドンジェがヒジュを殺していない事を示していました。

ジヒョクも証言しました。

ドンジェが殺したと言う直接的な証拠は何も無いと言いました。そして、今でも捜査を続けているのは、ドンジェが殺したと言う事に疑問を持っているからだと。

捜査が間違っていたと、ジヒョクは認めました。

サンウは無罪を言い渡され、釈放されました。

 

直後、ミンジがサンウを暴行事件で告訴しました。

ナナの指図でした。子供を人質に取るような言い方をされたら、従わざるを得ませんよね。

 

ナナが予定通りTJの会長に就任しました。

チョン前会長とサンウは、しばらく静観するつもりのようです。

サンウは、これまでとは打って変わった殊勝な態度をナナに示しました。

しかし、本当は悔しくてたまらないわけで。人間そうそう性格が変わる筈もありませんよね。

ジヒョクたちに、ナナはチェ・ヨングンと手を組んでいるとチクりました。

ま、そんなのは強力チームには既にお見通しだったんですけどね。

 

ナナに仁川西警察署から呼び出し状が届きました。

ヒジュの事件に関して聞きたいことがあると。

無視しようかと思った時、ジヒョクからメールが届きました。

3回拒否したら、緊急逮捕しますと。

 

借名口座の金が、チェ・ヨングンに流れていると、弁護士から報告を受けたサンウは、借名口座の存在を検察に申告しろと指示しました。

 

チェ・ヨングンが何者かに襲われました。

釈放されてたのね、ヨングンも。

直後にサンウに呼ばれたので、てっきり自分を狙ったのはサンウだとチェ・ヨングンは思ったようです。

でも違うみたいです。

ナナの方がヨングンを狙うんじゃ?と、サンウ。

口封じのためにと。

サンウは、ヨングンを惑わせようとしたようですが、ヨングンはサンウの言葉を信じませんでした。

が、拘置所のチャンチーム長の話を聞いて、ナナへの信頼が揺らぎ始めました。

「この事件の真相を知るものは4人です。ドンジェ、テホ、ナナ、そしてアニキ。ドンジェとテホは死んだ。後はアニキだけです。」

ナナを信じてはいけません・・・とね。

 

ナナが暗にジヒョク殺害をチェ・ヨングンに指示しました。

決してはっきりと口に出しはしません。

しかし、そうとしかとれない言い方をするのです。

刑事って危険な仕事だとか、命を狙われることもあるとか、殺したいと思ってる人は大勢いるでしょうね・・・とか。

 

ジヒョクを口実を使って呼び出し、いきなり襲い掛かりました。

が、ジヒョクは予期していたんです。

直前に、防刃ベストを購入してました。それも、FBI仕様の高価な奴を

チェ・ヨングンに手錠をかけたジヒョク。

「執行猶予中に刑事への暴行は大罪です。」

と、言いました。

そして、昔のよしみで見逃す代わりに、ナナの犯罪の証拠を持って来てくれと言ったのです。

 

チェ・ヨングンは血まみれの状態でナナを訪ねました。

ジヒョクを捕まえようとしたが、反対にやられてしまった。しばらく身を隠そうと思うが、警察よりナナの方が心配だ。自分の命を守るためにも、ヒジュを殺したと言う自白を録音させてくれと。

「私を殺さないと言う確約が欲しい。」

しかし、ナナが従う筈ありません。

私は殺していないと、叫びました。

すると、チェ・ヨングンは、自首すると言いました。その方が安全だと。

 

ナナはもう正常な精神じゃ無さそうです。

余裕が無い表情になっていました。

老練なチェ・ヨングンにかかったら、権力を持たないナナなど、ちょろいもんです。

ここに至っても、まだ事故だったと言い逃れしようとしたナナ。

が、元刑事であるヨングンがヒジュの遺体の状況から導き出した殺害方法は、まるで見ていたかのように正確だったのです。

 

「私が殺したの。」

とうとうナナが言いました。

言う直前に、ヨングンの携帯が壊れているのを目の端で確認するのを忘れなかったのは、流石ぬかりはありません。

確かに、ヨングンの携帯はナナに壊されてしまってました。

しかし、ナナの部屋に監視カメラが仕掛けられていたのです。

サンウの仕業でした。

以前自分がされたたのと同じことをし返したってわけです。

全てが録音録画されていました。

 

実際、ナナはヒジュを殺すつもりは無かったようです。

ただ、サンウがヒジュを殺せと言っている映像を見せて、警察に通報させようと考えたのです。

映像を見せたら、ヒジュがショックを受けることは察していたでしょうね。

それがテホと付き合った事への復讐になると思ったのかもしれません。

 

案の定、映像を見てショックを受けたヒジュは、洗面所に駆け込みました。

そこで、妊娠検査キットを発見したのです。

ナナの妊娠を知ったヒジュは、更にショックを受けました。

だから、ナナから大統領府に父チョン前会長の不正を告発する文書を送れと言われても、素直に従ったのです。

その時、サンウから電話が入り、いつものようにナナは母の事を侮辱され、苛立ちました。

 

申し訳ありません・・・とヒジュ。

「ウチーム長は、理事を心から愛していました。私を許さないでください。代わりにウチーム長を許してあげてください。それから、おめでとうございます。ウチーム長なら、いい父親になると思います。幸運を祈っています。」

丁寧にお辞儀をして、ヒジュは部屋を出て行こうとしました。

その瞬間、ナナはワインのボトルを振り上げ、ヒジュの後頭部を殴りつけたのです。

あんたなんかに幸せを祈ってほしくないと。

 

ナナは逮捕されました。

ヒジュ殺害の真犯人として。

 

やっぱり、仁川西警察署の強力2チーム、最高です

 

パート3はあるかしら

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『模範刑事2』15話まで

2024-11-17 22:02:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ナナが倒れたのは、インシュリンの過剰摂取でした。

単にナナのミスなのか、或いは、何者かの仕業なのかは分かりません。

カン刑事とジヒョクがたまたま現場にいたということから、仁川西警察署が担当を押し付けられてしまいました。

面倒だからと言うのが、見え見えの指示です。

 

ナナは、ジヒョクにある音声ファイルを送って来ていました。

先日、父チョン前会長と会った時、敢えて自分が父と兄の罪の証拠を警察に提供したと打ち明けました。

当然、チョン前会長は激怒しますわな。

“本気であの世に送られたいようだな”

と言う前会長のセリフを、録音しておいたのです。

その後、今回の事件が起こった・・・とナナは言いたいわけです。自分は殺されかけたんだと。

しかし、ジヒョクたち強力2チームは、それを真に受けることはありませんでした。

 

ジヒョクは、それを反対に利用しようと言いました。

ナナの企みを前会長に知らせて、自分たちに協力してもらおうと言う事です。

血のつながった父と娘ですので、普通ならそんなことは望めませんが、チョン前会長とナナは、父娘と言うより、仇のような感情が強いですからね。

 

様々な証拠から、ナナがテホとヒジュを殺したと推察できる状況にはあります。

しかし、なかなか決定打が見つかりません。

ナナがヒジュを殺したとなると、現在服役中のサンウは無罪となります。ドンジェは殺していないことになりますからね。となると、サンウは殺人教唆犯ではないということになってしまうのです。

そんな時、ナナの方から陳述を行うと言って来たのです。

 

ナナは堂々たる態度で仁川西警察署にやって来ました。

ナナは、内部の者・・・つまり、社員が指示を受けて、自分の薬に細工したに違いないと言いました。

ジヒョクとカン刑事は、ナナに疑いを持っているということを隠しませんでした。

それでも、ナナは、相手が誰でも・・・つまり、父であっても捕まえてくれと言いました。協力するからと。

サンウを逮捕した時、証拠を押収する過程において、違法だと知りつつも自分は協力したのに・・・と言いました。暗に脅すような言い方です。

その上で、ナナは、事件当日にヒジュと会ったと言いました。

サンウがヒジュを殺せと指示しているのを言えば良かったと後悔していると。

自分が話していれば、ヒジュは死なずに済んだかもしれないと。

その罪悪感から、テホと心中しようとした・・・と。

ハンドルやシートベルトの金具に自分の指紋がついている理由を示したつもりなんでしょう。

 

覚えていないのでは?と、ジヒョクが言いました。今更・・・ですもんね。

「無意識に記憶がゆがむことがあります。あまりにも衝撃が強いと、自分が有利になるように記憶するものです。」

と、ジヒョクが言いました。

しかし、ナナは違うと言い切りました。

 

今のところ、ナナの供述に穴は見つかりません。

強力チームの面々は、悩みました。

 

そこに、広域捜査隊がやってきて、シン刑事を収賄と背任容疑で逮捕しました。

兄の口座に巨額な振り込みが確認されていました。振り込んだのは、TJの関連会社でした。

強力2チームがシン刑事の兄に事情を聞くと、見え見えのやり口だと判明しました。

以前、パシリにしようとしたチェ・ヨングンに指示されて開いた口座だったようです。今現在は全く使っていなかったとか。

それを、チャンチーム長が利用したわけです。

強力2チームは、チャンチーム長逮捕に動き始めました。

ところが、チャンチーム長の方が早かった。

シン刑事の件を記者発表したのです。

ドンジェが隠していたヒジュの衣服が見つかったが、サンウの無実が明らかになるのを防ぐために、シン刑事が伏せていたと。

そして、被害者以外の血痕は、事件後に証拠捏造のために誰かがつけた可能性が高い・・・なんてね

 

ナナは、その発表を見て、ヒジュの衣服は焼却した筈では?と、チャンチーム長を詰問しました。

罪を重ねてしまった自分の身を守るためだと、チャンチーム長は言いました。

 

強力2チーム、苦境に陥りました。

検事も、彼らより広域捜査隊の方を信じてしまうからです。

全員が召喚調査を受けるよう命じられました。捜査の邪魔をするつもりだと思われました。

 

とりあえずカン刑事が出向いて事情を説明することになりました。

担当は、ユン・サンミ捜査官。

「模範刑事」でも登場したカン刑事の後輩です。カン刑事を尊敬していますが、良き喧嘩相手でもあります。

ユン捜査官は、カン刑事にいつものように噛みつきました。これ以上上に楯突くなと。自分は何の手助けも出来ないと。

大声で言ったので、近くにいた警官たちには、聞こえていたようです。

でもね、それはユン捜査官の建前。

周囲にいた同僚や後輩たちの手前、協力するとは言えません。

だから、大声で拒否しておいて、実は、実状を調査して強力チームの召喚を遅らせると後でこっそり連絡をくれました。

流石、カン刑事の人徳です。

これで捜査時間が減る事は防げました。

 

チョン前会長に召喚状が届きました。

当然拒否されると思われました。

だから、仁川西警察署強力2チームは、それに音声ファイルを添付してありました。

例の、ナナとの会談の録音です。チョン前会長が、ナナを殺す云々と言う会話が録音されているものです。

チョン前会長は、仁川西警察署に赴きました。

 

ナナが薬の過剰摂取で倒れた一件と、この録音内容とがタイミング的には一致するので・・・と説明。

しかし、その一件は、ナナの自作自演だと我々は思っているとジヒョクが言いました。

「娘が父親に罪を着せるために自作自演を行ったと主張しろと?」

と、チョン前会長。

ジヒョクたちが要求しているのは、捜査妨害されているのを阻止してほしいということ。

その協力をしてもらえないならば、この音声を公表するということです。

 

ため息を一つついて、チョン前会長は言いました。

「私の力は確かに衰えましたが、警察と取引するほどではない。プライドが傷ついた。」

録音ファイルを世間に公表してください・・・と。

自分の発言には責任をもたねば・・・とね。

流石ですね、チョン前会長。サンウも、そしてナナも、父親に比べたら、まだまだひよっこです。

この時点では、カン刑事&ジヒョクは、チョン前会長を動かすことは出来なかったと言えます。

 

ジヒョクは、帰ろうとしたチョン前会長を追いかけ、言いました。

「ヒジュを殺したのは、ドンジェではありません。明らかになれば、サンウは無罪となります。」

それを聞いた瞬間、チョン前会長は、ナナだと察したのかもしれません。

捜査に協力すると言いました。

 

チョン前会長は、すぐに動きました。

議員や総長、庁長、長官といったそうそうたるメンバーを集めました。

これまで彼が援助してきた人たちです。

チョン前会長は、援助はしても、一切見返りや助けを求めたりはしませんでした。

切実に助けを求めたい時のために、とっておいたのです。それが今でした。

チョン前会長は、深々と頭を下げました。

「力を貸してください。」

 

事態が一気に変わりました。

 

広域捜査隊に家宅捜索が入りました。

ドンジェの殺害とヒジュ祖父の殺害未遂容疑です。

ウネが襲われた一件の犯人はチャンチーム長だという訴えが証拠として取り上げられていました。

広域捜査隊のメンバーも、最近のチャンチーム長のやり方に納得していませんでした。

だから、きちんとした説明をチャンチーム長に要求しました。

 

シン刑事が釈放されました。

強力2チームの監察を中断しろと言う指示も出ました。

 

切羽詰まったチャンチーム長は、秘密をばらされないために、拘留中の暴力団のボスを殺そうとしました。

密かに逃がしたのです。

匿うフリをして、殺してしまえば、口を封じることが出来ると考えたのです。

しかし、強力2チームを舐めちゃいけません。

チャンチーム長のせいで捕まっていたシン刑事は、必死にチャンチーム長を文字通り追っていたのです。

そのおかげで、行動パターンを読め、目的まで察していました。

で、ボスを殺そうとした瞬間をとらえて、逮捕することが出来たのです。

素晴らしい

 

殺されかけたボスは、もう口をつぐむことはしませんでした。

チャンチーム長からドンジェとヒジュ祖父を殺せと命じられたことを、聞かれもしないのに、べらべらと白状したのです。

 

チャンチーム長が逮捕されたと知ったナナは、拘置所のチェ・ヨングンを訪ねました。

今後、捜査がどうなるのか、予想してもらいたかったようです。

チェ・ヨングンは、ヒジュの事件に関しては、これ以上新しい証拠も出ないだろうから、心配ないと言いました。

気にかかるのは、テホの事件だと。

そこから、ヒジュの事件の捜査に広がる恐れがあると。

 

ナナは、心中だとジヒョクたちに話してありますが、やはり気になりました。

実は、テホは、ドンジェからヒジュを殺したのは、自分でもサンウでも、チェ・ヨングンでもないと聞かされていました。

ヒジュの遺体を渡されたのは、ナナの実母の別荘で、チェ・ヨングンからだったと。

その時の経緯で、サンウが殺したのではないと分かっていたので、真犯人はあの時別荘にいた人物に違いないと。

テホは、それを聞いて、ナナだと分かったのです。

 

ナナに確認しましたが、ナナは認めません。

テホは、自分が殺したと警察に自首すると言いました。辻褄が合うからと。

誰のために?と、ナナが聞きました。

ヒジュのためなのか、ナナのためなのか・・・です。

テホは答えませんでした。

ナナは、答えないのが答えだと思ったようです。ヒジュのためなんだ・・・と。

だから、テホを殺したのでしょう。

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『カーテンコール』完観

2024-11-15 15:32:31 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ムンソンは、グムスンと話したのは、2度だけ。

父と一緒に離散家族の会で初めて会った時と、先日、自分を本当の孫だとも知らず、会えないと諦めていた孫に会えて嬉しいと話した時です。

グムスンが如何に父と自分に会いたいと思っていたかを知ることが出来ました。

そして、その時、父と自分も北でグムスンを待ち続けていたんだとそれとなく伝えました。

ちゃんと、グムスンに伝わっていたんだと、ジェホンの話を聞いて、ムンソンは気づきました。

 

セギュがムンソンをお酒に誘いました。

セギュはジェホンと芝居のけいこを続けています。

ジェホンとは、良き友人関係になれました。

だから、次はムンソンと思ったのでしょうね。

セギュも、本当に優しい人です。人の痛みが分かる・・・。

ムンソンは、セギュのお陰で、自然に笑顔を取り戻せました。

 

グムスンの意識が戻りました。

それどこか、起き上がる事も出来ました。

そして、サンチョルを呼び、家に連れて帰ってもらいました。

 

ジェホンは、ずっとグムスンの意識が戻るのを待っていました。

依頼した役者たちは、時間がどんどん経つのを不安がっていました。会場費等の費用もかさみますし、そうなると、自分たちの報酬が貰えるのかどうか・・・ってね。

しかし、ジェホンは大丈夫だと言い続けていました。

そして、とうとう、グムスンの意識が戻ったと連絡を受けたのです。

「最初で最後の舞台だ。一度きりだ。今日だ

 

グムスンが部屋に1人でいるところに、ムンソンが入って来ました。

言いたいことがあるなら、何でも言いなさい、私は大丈夫だから・・・とグムスン。

お祖母さんを恨んでた・・・とムンソン。

「また会おうって約束覚えてる?その約束を信じて待つのは、辛かった。」

だから、恨み続けた・・・と。

ごめんなさい・・・と。

「父さんも恋しがってた。南に来ようともしたけど、ダメだった・・・。」

 

ムンソン・・・とグムスンが呼びました。

「お前が会いに来てくれて嬉しい。心から感謝してる。私も会いたくてたまらなかった。」

ムンソンはもうこらえきれずに泣き出しました。

ムンソンの涙は、効くわ~っ泣けます

 

グムスンは、家族を集めて話し始めました。

 

セジュン・・・愛してる。

セギュはいったいどこに行ったの?呆れたわ、まだ子供のままね。

それでもセギュを愛してる。

セヨン・・・愛してる。

ジウォン・・・ありがとう。

ジョンスク・・・ありがとう。

考える時間はたくさんあったのに、これ以上の言葉は見つからなかったの。

 

もうねぇ、涙々ですよ

 

そして、最後に行かなくちゃいけないところがあるの・・・とグムスンは言い、劇場に家族揃って向かいました。

 

芝居は、まず、元々ジェホンたちがやっていた北朝鮮兵の物語から始まりました。

芝居が終わって暗転し、次に現れたのは、セギュ扮するサンチョル。

ここからが、ジェホンが本当に伝えたい事。

ジェホンとユニがサンチョルの依頼を受けて、このとんでもないリアルな芝居を始めた経緯、心情を演じたのです。

そして、家族一人一人を生き生きと演じ、ジェホンたちが経験した様々なエピソードを盛り込みました。

グムスンたちは、笑いながら泣きながら、芝居を見ました。

 

芝居が終わり、カーテンコールの時間になりました。

 

役者だちが勢揃いして、客席に向かって挨拶をしました。

ジェホンは、グムスンを舞台に呼びました。

グムスンの人生の舞台が今、終わろうとしています。

グムスンの人生を精一杯演じきった今、家族たちにきちんと挨拶をさせてあげたいとジェホンは考えたのです。

グムスンは、笑顔で挨拶をし、手を振りました。

 

グムスンは遺言状を残していました。

総資産の10%をサンチョルとジョンスクに譲るとありました。

残りは、均等に、セジュン、セギュ、セヨン、そしてムンソンに分けると。

しかし、条件が一つありました。

ムンソンが韓国籍を取得するまで、彼の財産はサンチョルに信託させるということです。

 

ムンソンの保有するホテルの株はサンチョルが預かることになり、サンチョルはそれを売却する意志は無いということをはっきりと言いました。

セジュンに異論はありませんでした。

ホテルは安泰ということです。

 

サンチョルはムンソンに言いました。

一度中国に戻って身辺整理の後、再度韓国に戻ってこいと。

韓国籍をとれるよう、協力すると。

ムンソンは、初めて、素直にサンチョルに従うと言いました。

 

ユニは、勉強を続けるために、アメリカに戻りました。

 

ドンジェは、セヨンとの結婚を白紙に戻しました。

 

そして、ジェホンとセヨンは、これから始まるようです。

 

ハッピーエンドです。

全てが丸く収まりましたね。

 

途中、まどろっこしい気もしましたし、ストーリーも予測の出来る展開でしたから、飽きが来た感じでした。

でも、役者さんたちが、演技達者ってこともあり、ラスト近くになると、泣かされました。

やっぱり、離散家族の話は、胸が痛みます。

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