千葉に戻ってきました。
今回は、アルフィーと一緒です。月曜から東京で仕事があるとか。
なので、駅弁も2種類
左は、私の“味折小町”。右はアルフィーの“行楽弁当”・・・確か
で、ですよ。
以前から何度か“味折小町”を食して、要望をあげてた私の声が聞こえたのか。右上隅の味の無かった天ぷらに、味が付いてた
あんの様なタレがかかってましたよ。ほんの少々ですが。
濃い味じゃなかったのが、また良かった
これだけで印象が随分違います。
ご馳走様でした
千葉に戻ってきました。
今回は、アルフィーと一緒です。月曜から東京で仕事があるとか。
なので、駅弁も2種類
左は、私の“味折小町”。右はアルフィーの“行楽弁当”・・・確か
で、ですよ。
以前から何度か“味折小町”を食して、要望をあげてた私の声が聞こえたのか。右上隅の味の無かった天ぷらに、味が付いてた
あんの様なタレがかかってましたよ。ほんの少々ですが。
濃い味じゃなかったのが、また良かった
これだけで印象が随分違います。
ご馳走様でした
昨日記事にしたマイントピア別子に向かう途中には、大三島の大山祇神社から分社した別子銅山の守護神である大山積神社があります。
『積』と『祇』の違いは、どこいらへんなのかは、全く知らないんですけどね・・・
こちらは、サツキの名所だと聞いていたので、寄ってみました。
道路から見ると、こんな感じです
道路を渡って・・・
階段を上がって一つ目の鳥居
二つ目の鳥居の下
二つ目の鳥居をくぐると
社殿です
静かでねぇ・・・。
だ~れも居ませんでしたよ。
右を見たら、こんな感じで、記念館が・・・
無料で入場出来ます。
別子銅山のいろんな資料が展示されています。
外の暑さを忘れるくらいに、ひんやりとしていました。もち、私の貸し切り状態でした
ちょいと気分転換に、ドライブに行ってきました
もち、一人で。行き先は『マイントピア別子』。
ニュースで、芍薬が綺麗だと聞いていたので、期待したんですが、遅すぎました・・・
既に殆どが散ってしまってて、葉っぱだけが生い茂ってました。
仕方が無いので、園内をひと巡り
かなり強い日差しが照りつける今日。
それでもお客さんはそこそこ来てましたねぇ。
日差しを避けてレストランとかに入ってる方が多かったですが・・・。
私は、木陰をお散歩。
緑がどんどん濃くなって来ています。夏本番も近いかと思わせられます。
つい先だって行ったお惣菜のお店に、チラシが置いてありまして。
本日、オンマ&弟と言う、珍しいとり合わせのメンバーで行ってきました
お昼だけの営業という食堂です。
6種類の定食のみと言うメニュー。
地元の食材を中心として、昔懐かしいメニューばかりが並びます。
左は、オンマ&弟が注文した『瀬戸内地エビのかきあげ定食』。右は私が注文した『あつあつ玉子焼き定食』。
ご飯は、中と小・・・と、選べます。でもね、炊飯器が置いてあって、お代わりは自由なんですって。
かきあげは、サクサクしてて、ボリューム満点。
私の玉子焼きは、驚くなかれ、地元産の玉子5個を使うと言う贅沢さ 出汁の利いたほんのり甘い味。本来、甘い玉子焼きは苦手な私なんですが、これは大丈夫 ただ、大根おろしがもう少し欲しかったなぁ・・・
勿論、どちらも作りたて
アツアツです、ホント。
そして、お味噌汁が美味しいの
具だくさんで、いったい何種類の野菜が入ってるのかと数えてみたくなるくらいでした。大根、ニンジン、白菜、玉ねぎ、青菜、ねぎ・・・。豚汁と交互に出るそうです。
味噌の味は、ちょっとだけ甘め。でも、野菜の甘さと相まって、程よい味加減なんです。味噌も手作りのモノだとか。
食べる直前に、1杯ずつ味噌を入れて仕上げてくれているんだそうです。
凄いです
一人で来店してる方も多かったし、食べたらさっさと帰るという状況で、回転が良いです。
ちなみに、他のメニューは、『ささみdeとり天定食』『でっかいエビフライ定食』『ハンバーグナポリタン定食』『本日のお魚定食』の4つです。
ご馳走様でした
御用達店が一つ増えました。
きのこがおいしい ! アヒージョの素 20g×10個 | |
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ダイショー |
初見参は、確か、一年ほど前。
美味しさに衝撃を受けたものの、お店で食べるもの…という固定観念があって、自宅メニューにしようなんて考えた事が無かったんですが。
こんなモノ見つけてしまいました!
『アヒージョの素』byダイショー
裏面の作り方には、マッシュルームやエリンギ等のきのこ、シーフードミックスとオリーブオイルで…と。
私は、エリンギ、椎茸、シメジ、イカを山盛りで作りました。
オリーブオイルが少ないかと思ったのですが、材料から出た美味しい水分で、充分具材は浸りましたよ。
大変美味しく頂きました♪
ご馳走さまでした。
で、残ったダシなんですが。
一応、フランスパンを浸して食べたんですが、量が多い!
捨てるには惜しいし…(´`:)
何か良い使い道無いですかねぇ(?_?;
あ!
パスタにしよう!
明日の昼は決まったな(≧∇≦)b
未来の選択 OST (KBS TVドラマ)(韓国版)(韓国盤) | |
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CJ E&M |
これまたレンタルDVDの中に、サービスとして入ってた作品です。
ずっとずっと待ってた久々のイ・ドンゴンssiの姿です
ユン・ウネさん、チョン・ヨンファくん、チェ・ミョンギルさん主演のラブコメ・・・?きっと。
ミレ=ユン・ウネさんは、コールセンターで働いてます。もう若くはなく、これといって取り柄も無い普通の女の子です。
女の子と呼ぶにも、少々抵抗が出てくる年齢ですね。
日々、クレーマーと戦いながら、それなりに一生懸命働いてるんだけど、やっぱりストレス溜まりますよね。
そんなある日、いきなり正体不明で、言う事が半端無く危ない雰囲気のするオバサンが現れるんです。
それが、ミレ=チェ・ミョンギルさん。
将来のミレなんです。
未来から、自分の人生を変えたくて、この時代にやってきた・・・らしいです。
特に、ドンゴンssiを夫としてことに、相当な後悔をしてるんですね。だから、どうにかして二人が出会わないように・・・とあれこれミレに指示するわけです。
ミレとすると、いきなり“未来のミレよ”なーんて言われてもねぇ。頭がおかしいとしか思えませんよ。
でも、家の暗証番号は知ってるし、自分しか知らない筈の亡き父との思い出とかも知ってるし、だんだん真実に思えて来たんですね。
ミレは、富豪の相手パク・セジュと結婚させたいと思いまして。あれこれとこの時代を探り、セジュに会うには、チェジュ島に行かねば…と言う結論に達したってわけ。
会社の一発芸の大会で、記憶を元に、優勝者と同じ格好をさせて、同じ歌を歌わせたんです。
優勝記念品は、チェジュ島へのチケットでしたから。
その時、セジュもチェジュ島に居たんです。将来結婚することになる女性と出会ったのがチェジュ島だとか。そして、その縁は、水に関係してることだ・・・ってとこまで分かってるんですけど。
将来のミレ・・ややこしいんで、オバサンミレと呼ぶ事にします。現代のミレはそのまんまで・・・。
チェジュ島で、オバサンミレはセジュの居所を掴もうと必死。
でも、全然分かりません。・・・そこんところまで調べてくれば良かったのにねぇ。
その上、ミレは全く向上心の欠片も無いってんで、いらっとするんですよ、オバサンミレとすると。今の仕事を辞めて、公務員になれと言いだしまして。公務員試験の答案を暗記してきた・・・なんて言うんですよ。
今で充分幸せだ・・・と言うミレ。
でも、オバサンミレに、職場でのストレスとか、あれこれと指摘されて、何も言えなくなってしまうんですね。
一方、もう一人の主人公キム・シンは、アナウンサー。
頭が固くて、アナウンサーという職業に、高い理想を持っているんです。でも、世間が求めているのとは少々違って来てて。
そのせいか、今度の編成で、メインキャスターを外されてしまうんです。全く別のタイプの番組に左遷されてしまいました。
全く面白みの無い人間ですね。
プライドが高くて人を人とも思わないような傲慢さも持ってます。
このシンが、将来のミレの旦那様になるんだとか。
その証拠が上の写真です。
オバサンミレは、この結婚を阻止したいと思ってるんです。
だから、切っ掛けとなった事故を、どーにか防ごうとしました。
幸い、事故は起こったものの、ミレは当事者にならずに済みました。ミレの代わりにに、事故っちゃったのは、ソ・ユギョン。レポーターですって。
シンは、放送局の会長イ・ミランに、直接アンカーに戻りたい旨、説明しました。
でも、ミランは、一切聞き入れませんでした。
このミランの孫がパク・セジュ=チョン・ヨンファくんなんです。
セジュは、素性を隠して、放送局に入社。警護の人とかは、顔を知ってますが・・・。
で、チェジュ島で、偶然ミレの姿を目撃してるんです。
オバサンミレが、必死になって探していたのに、セジュは、案外近いところに居たんです。
最初は、プールで。次は海で・・・。
海のミレの姿は、自殺か?・・・と思わせるような展開でした。
セジュはこの時のミレの姿が心に焼き付いていたようです。まだ正式に出会ってるわけじゃないんですが。
ミレは、セジュに見られてるってことを、一切知りませんからね。
ミレは、コールセンターに辞表を提出しました。
放送作家になる勉強を始めたのです。勿論、オバサンミレは大反対。
だって、シンが居ますもんね。
可能な限り、縁につながるような事は避けてもらいたいわけですよ。
でもねぇ、出会ってしまいましたよ、二人。
事故を起こしてしまったんです。
ここでつづく・・・。
この作品、同時間帯に「奇皇后」という高視聴率を稼ぐ作品があった所為もあって、視聴率的には伸び悩んだそうです。
でも、この1話を見る限りでは、面白そうですよ。
九家(グガ)の書 / 韓国ドラマOST (2CD + DVD)(韓国盤) | |
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ヨウルは、手の施し様が無い状態でした。
ピョンジュンも、娘の死を覚悟し、黙って耐えています。
ガンチは、ソジョン法師に相談に行きましたが、法師にしても何の方法も持ち合せてはいませんでした。
ヨウルは、ガンチに願い事が3つある・・・と言いました。
一つ目は家族皆で食事をすること・・・。
コンやヨジュ、スン、コン先生、テス・・・。そして、ピョンジュンとガンチ。
苦しい息の下で、皆が敢えて話す面白い話しを、ヨウルは笑顔で聞いていました。
ピョンジュンとガンチは、ヨウルの様子をそれとなく見つめていました。
傷口から、血が滴り落ちても、頑張ってその場を離れないヨウル。
皆が泣きながらヨウルを見つめていました。
「部屋に戻りなさい。もう休みなさい。」
ピョンジュンの言葉、それは娘に、もう頑張らなくても良いよと言う言葉だったと思います。大きなため息をピョンジュンは一つ吐きました。
「父上。ごめんなさい。ごめんなさい。」
そう泣きながら言うヨウル。
「お前は私にとって最高の喜びだ、ヨウル。ガンチ、ヨウルを頼む。」
娘の手を取って、ピョンジュンは泣きながらそう言いました。
だっこして部屋に戻ろうとした時、ヨウルはガンチに散歩に行きたいと言いました。
二つ目の願いだ・・・と。
川のほとりで寄り添って座るガンチ&ヨウル。
「結婚してくれる?」
と、ガンチ。幼いころ、約束していた事です。ヨウルは、ガンチも自分たちが昔出会っていた事を思い出していたと知りました。
料理も、裁縫も上手じゃない・・・とヨウル。
その度にガンチは言いました。
「結婚してくれる?」
ウォルリョンが、昔ソファに言ったのと同じ言い方でした。
「必ずまた会おう。待ってる。愛してる。」
「愛してる。」
“又会えたら、その時は俺が先に見つける。俺が先に愛する”
そうガンチは思っていました。
最期のkissをして、ヨウルは息を引き取りました。
ヨウルの3つ目の願いは、自分の存在が、ガンチの悲しい思いでじゃなく、笑顔になること・・・でした。思い出すたびに幸せになってほしい・・・と言いました。
え~っ
と思ったら、ちゃんと現代になって再会してましたから、ほっとしましたよ。
ガンチは、不老不死ですから、若いまんまのガンチで。
そして、それぞれ生まれ変わりの人たちがいて・・・。
ある日、ガンチの前に、刑事になったヨウルが
やっと会えた・・・。
ほっとした私です。
面白かったし、泣かせてくれましたよ。
特に、最終話は、久々瞼が腫れるほど泣いてしまいましたよ。
お勧めですね
あ、そうそう。グァヌンですが、そのまま法で裁かれて・・・というのではなく、チョンジョが毒を渡しまして。
詰まらない人生だった・・・という言葉と共に、死にました。
素敵だとずっと思って来たイ・スンジェssiが、ここまでイヤな役になっちゃうとはね・・・。演技力がすごくて、全くの別人に見えました。
もっと知りたい! 韓国TVドラマvol.60 (MOOK21) | |
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ヨウルの行方は全く分かりませんでした。
ピョンジュンは、四君子とガンチを呼びました。そこで自分の決断を話したのです。
「チョ・グァヌンの挑発には乗らない事にした。今回は諦めろ。」
皆驚きました。ヨウルの命を諦めろと言うのですから・・・。
「大事な娘を諦めると言っているのだ。皆も言う事を聞け。」
「俺にとっても大事な人です。」
・・・とガンチ。ヨウルのいない世で、人間になる意味は無い…と言いました。九家の書を探す旅に出ろとピョンジュンが言いましたのでね。
コンとテスも、ガンチと同じ意見でした。
スリョンも言いました。
「私たちが国のために力を尽くすのは愛する人を守るためでもある。」
とにかく、ヨウルがどこに閉じ込められているのかを探る事に。
そんな時、タイムリーな情報を持って来たのが、ボンチョル。
前夜、飲んだくれてはいたけど、ヨウルが担ぎ込まれるところを目撃していたんですね。百年客館の傍・・・って。
まぁ、ハッキリと場所を確認したわけじゃないんだけどね。
そこには宮本商団の倉庫があるとか。・・・まぁね、そこしかないでしょ、普通考えても。
ボンチョルも含めた4人で、探しに行きましたが、見つかりません。
危険を察知して、商団が、別のところにヨウルを移していたんです。チェ執事たちが閉じ込められてる倉庫です。
百年客館?・・・分かりやすいところだよね。
ただ、ヨウルの頭上には、重い鉄のとげとげのついた球がセッティングされてて。
それを吊るしてる重りの砂袋に穴を開けましてね。砂が少しずつ落ちるようにしたんです。
つまり、重りが軽くなって行くにつれて球は下がってきて、ある時、ぐーんと落ちるようになってるわけです。
ヨウル、危うし
その時、ガンチが飛び込んできましたよ。危機一髪でした。
この話は、スンシンにも報告されていました。
スンシンは、もう我慢がならなくなったようです。それで、一人でグァヌンの元を訪れました。
人質を解放しろ・・・とスンシン。
そんなスンシンを、ソ副官が火縄銃で狙っていました。
そこに、ガンチたちがやって来たのです。
ヨウルも一緒でした。
ヨウルが一番怖いのは、ガンチと離れることだと、そして、大切な人を守るには、常に傍にいることだとスンシンから聞いていたからです。本当は、危険な場所に行かせたく無かったガンチなんですけどね。
それが運命の分かれ道だったのかも。
ガンチが出て来た事で、ソ副官の狙いは、ガンチに変わってました。
ところが、射撃の腕がイマイチだったんですよ。
撃った弾はガンチじゃなく、ヨウルに当たっちゃった
ヨウルも、ソ副官が狙ってるのに気がついたんで、庇ったのかな?
ヨウル、崩れ落ちました。
そして、どこにも行かないで・・・とガンチに言って意識を失ったのです。
その瞬間、怒りでガンチの目が緑に変わりました。聖獣に変身したんです。
抑えられませんでした。
スンシンから、グァヌンたちを復讐心で殺したりするなと、法で裁くから・・・と言われていたんだけど、この時は無理でした。
まっすぐ、ソ副官の元に行き、首を締めあげたのです。
もう少しで殺してしまう、そんな時、ヨウルの声が・・・。
「ガンチ・・・。」
それで、ガンチは思いとどまる事が出来たのです。
グァヌンは、又も失敗したんで、この際一気に皆殺しに・・・と命を下しましたが、既に屋敷はスンシンの部下の兵たちで囲まれていました。
でも往生際が悪くってね。煙幕をたいて逃げ出したんですよ。
逃がすなよ、あんなに大勢いたのに・・・って感じ。
でも、結局は、追い詰められ、ガンチに右手を切られ、捕まってしまいました。
自分だけが大切で、自分の欲望に正直に生きたかっただけだ・・・なんて事を偉そうに言ってたグァヌン。
本当に情状酌量の余地が全く無い悪役でしたね。
ここまでの悪人、珍しいよと思った私です。
九家(クガ)の書 ~千年に一度の恋~ DVD SET3 | |
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いったいどう言いわけするんだろうと思いましたよ。
グァヌンが言い訳するんじゃなくて、この顛末の意味を、スンシンが話したのです。
つまり、逆賊同志で争わすようにすれば、自分が苦労しなくても、望むモノを得られる・・・と。
グァヌン、テスの策をここで初めて知ったのです。
ふと見た先に、テスがどや顔で現れましたしね。
悔しい気持ちを押し殺して、関係無いフリをしなくちゃいけなかったグァヌンでした。
でもね、やっぱり我慢出来ません。
宮本商団に精鋭の忍者を借りようとしてます。もち、スンシンを殺すためです。
その頃、ガンチ&コンは、宮本商団の宿舎に忍び込もうとしていました。スンシンからの指示でした。
この時、ガンチは、ヨウルを待機させたのです。やっぱり、出来るだけ危険な場所からは遠ざけておきたいですからね。二つ目の願いだと言ってヨウルを納得させました。
でもまぁ、相手は忍者ですからね
すぐに気がつかれて、格闘となったのです。待機していたヨウルの背後にも忍者が忍び寄ってて・・・。
お腹を切られた(・・・軽傷?)ヨウルは、ガンチたちの元に走りました。
ただ、ガンチは、ヨウルが来たのに気が付きませんでね。振り回した爪が、ヨウルの腕を切り裂いたのです
ヨウルも、ガンチもショックを受けました。
ガンチはすぐに自分の手を傷つけ、血をヨウルの傷に垂らすんですが、こうやって治すのは、一人1回だけなんだとか。以前、やったことがあるんでね、ヨウルには。
だから、もう、効き目はありませんでした。
余計にガンチはパニックになりました。
幸い、怪我はコン先生の手当てで治りそうです。
ただ、ガンチのショックは相当なもんでした。
ヨウルが死ぬかもしれないというのは、もしかしたら、自分が殺すかもしれないと言う事も含まれてると思ったのです。
ヨウルは、ガンチの様子が変なのを見て、お告げを聞いたんだとすぐに察しました。
「そんな運命、私は全然怖くない。」
そう、ヨウルは言いました。
恐怖にとらわれれば、全てを失う・・・と言ったウォルリョンの言葉が頭に浮かびました。それでも、ガンチは怖かったのです、ヨウルを失う事が。
「別れよう。」
ガンチは、そう言うしかありませんでした。これが3つ目の願いだ・・・と。
ヨウルがいくら縋っても怒ってもガンチは気持ちを変えませんでした。
でもね、やっぱり迷っているんです。どうすればよいのか、本当に良い方法が思い浮かばないんです。
だから、スンシンの元に、相談に行きました。
「もし大切な人が自分のために死ぬと言われたら、どうしますか?」
「その人が死なずにすむよう最善を尽くす。」
「別れるしか方法が無かったら?」
「お前が一番恐れている事は何だ?」
「自分の所為で大切な人を失う事です。」
「では、大切な人が一番恐れている事は何だ?」
ガンチは、その問いに答えられませんでした。ヨウルが恐れている事?・・・。
その時、彼らを取り囲んだものが
宮本商団の警護係のアジョッシたちです。
スンシンがガンチたちを商団に遣わしたのは、アジョッシの呼び出し状を渡すためでして。その呼び出し状に応じてやってきたってわけ。
で、何をするのかと思いきや。
彼らに対して、警告をしたんです。企んでいる事を全て把握している、今回は見逃すから、3日間のうちに退去しろというものです。
言う事聞くかしら?
グァヌンは、無形道館の弟子のユン云々というモノを味方に引き入れていました。
ガンチを迎え入れ、人間の自分たちより優遇していると反感を持っていた者です。
その男は、嘘をついてヨウルを森に連れ出しました。弟子ですからね、ヨウルも疑いは持ちませんよね。
ヨウルが居なくなったのを心配して、コンが探しに来ました。そこで、倒れているヨウルと、その傍に立ってるユンを発見。
忍者がヨウルを連れ去ろうとするのを、防ごうと切り合いになったんですが、まだユンのことを疑ってないコンが背中を向けた瞬間、ユンが刺したーっ
深手を負いながらも、コンは必死にヨウルを助けようとしました。
でもねぇ、相手は多勢。危なくなった時、ガンチが間に合いました。
コンの傷は、ガンチの血で治りました。
コンは、幼いころから、ヨウルの護衛として生きて来ました。なのに、みすみす拉致されるなんて・・・とかなりのショックを受けています。
ガンチは、グァヌンの元に行きました。
こんなことするのは、彼しかいませんよね。
グァヌン、サイテーです
何の罪も無いのに、ヨウルとチェ執事、オクマンを捕まえ、彼らの命が助けたければ、スンシンを殺せ・・・ですってよ
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ガンチは、やっと会えた母を送ったところ。
そして、ヨウルは3日後に、ガンチを送りだすと言う決心を話すと父と約束したばかり。
二人とも、辛い気持ちを抱えていましたが、口にすることはありませんでした。ただ、お互い、堅く抱きしめ合ったのです。
ヨウルは、ガンチを見るたびに涙がこみ上げて来そうになるのを、やっとのことで耐えていました。
「3つ願いを言って。」
そう、ヨウルは言いました。
「一つ目は、お前の手作りのご飯。」
あいやぁ・・・ヨウル、家庭的な事は大の苦手と来てますからね。
ウォルリョンが昔の姿でソジョン法師の前に現れました。ただ一人人間の友人ですからね。
ソジョン法師は、本当に喜んで抱きしめました。
ウォルリョンは、ガンチに会いたかったようです。ソジョン法師と共に無形道館に行きました。
ガンチと並んで見ると、同じ年頃に見えて、父と息子だなんて思えません。聖獣ですからね、やっぱ。年をとらないってことですよね。
「永遠に一緒にいるつもりだ。」
ガンチが母ソファの事を聞いたら、ウォルリョンはそう答えました。
裏切ったのは、母さんだと聞きました・・・とガンチ。
「先に信じられなくなったのは私の方かもしれない。」
そう、ウォルリョンは言いました。
裏切られると言う恐怖が私を千年悪鬼にしてしまったのかも・・・と。
これは、誰のせいでもなく私の心の恐怖がしたことだ。恨みや復讐心を抱くな。悪業は必ず罰せられる。人間になりたいのなら、恐怖心を抱くな。恐怖にとらわれれば、全てを失う。信頼の対は不信ではなく恐怖だ・・・。
ウォルリョンは、初めて優しくガンチの肩に手を置き、去って行きました。
ウォルリョンは、月光庭園に眠るソファの隣に横たわりました。これは・・・眠り続けるってこと?死んだってこと?神獣は死なないんじゃなかったっけ?
この辺を曖昧にしておくのが良いのかもしれませんが・・・。
ガンチはすっきりした気分で、ソジョン法師に『九家の書』を探す方法を聞きに行きました。
まだ誰ひとりとして成し遂げた事が無いわけで。ウォルリョンでさえ、失敗したわけで。
ソジョンは、何度もガンチの意志を確認しました。
ガンチが思いとどまる筈がありません。でもね、ソジョン法師の次の言葉に愕然としました。
ヨウルと自分とは大凶の悪縁で、どちらかが死ぬ運命にあるということです。ガンチは不老不死です。と言う事は、死ぬのはヨウル・・・です。
ヨウルが居ない世界で生きて行くなんて考えられないガンチ。
皮肉な運命に、愕然としました。ヨウルと一緒に生きて行くなんて、ヨウルを殺すことと同じですからね。
そして、このお告げをヨウルはずっと前から知ってて、それでも自分の事を愛してくれている・・・。
ガンチは、ショックを受けました。
そんなガンチを、ヨウルはご飯を作って待っていました。
ご飯を炊いただけですが
ガンチは小石混じりのご飯を、美味しいと言って食べました。
お互い、泣きそうな気持ちを押し込め、冷静な態度を取ろうとしていました。
テスが、スンシンのスパイだということがグァヌンにばれまして。命の危険が迫っていました。
でもね、テスはもう昔のテスじゃありません。すっかり四君子としての資質を開花させてるようです。
グァヌンに、双方のスパイをしていたように思わせたのです。そして、百年客館を取り戻そうと隙を狙ってた・・・て思わせたんですね。
グァヌンに都合の悪い情報は、全てスンシンの元にある・・・とテス。
宮本商団などからの賄賂をもらって国の情報を売っていた両班たちの名簿も・・・とテス。
彼らの口からグァヌンの名前が出たら、まずいんじゃ?・・・と焦らせ、それを防ぐには彼らを始末して口封じするしかないと言いました。
グァヌン、その策に乗っちゃいまして。
スンシンが動く前に、名簿に乗ってる面々を次々と暗殺。
残り3人が、不安のあまり春花館にグァヌンを呼び出しました。どう対処するか聞きたかったのです。
でも、グァヌン、あっさりとその場で彼らを殺しましたよ
その直後に、スンシンが兵を連れて春花館にやって来たのです。
グァヌンと鉢合わせです。
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ガンチはスリョンから出された課題についてまだ何の手がかりも得ていませんでした。
ふとテソに聞いてみると、その『木』と言う文字の真ん中を切り裂いたんですよ、テソは。
『本』という文字になりました。
「人は自分の根本を知るべきだ。根本が何か知れば、自分を大切にできる。そういう意味では?」
自分の根本とは?・・・と考え始めたガンチでした。
ソファは、意識が戻った後、すぐに月光庭園を探しに行ったらしいです。でも、ウォルリョンがああいう状態成っていたため、探し出すことはできなかったそうで。
でも、ガンチの事を忘れた事は一日とて無かった・・・と言いました。
ガンチは、それを聞いて嬉しそうでした。
ウォルリョンは、どんどん近付いて来ています。
喉の渇きが止まらない・・・と、人々を皆殺しにしつつ。
自分でも何を求めているのか、分からないようです。
ルートを見てみると、次は百年客館だと皆察しがつきました。スンシンも、軍を派遣し、グァヌンも警戒を強めました。
ソファは、自分が止めるしかないと思いました。
ヨウルにガンチを幸せにしてやって欲しいと頼み、無形道館を出て行きました。手には、ずっと持っていたソジョン法師が作ったサンザシの剣。
ソファがスンシン達に頼んだのは、自分亡きあと、ガンチを良い方向に導いてほしいと言う事でした。
頼まれたヨウルは、迷った挙句、やはりガンチに知らせた方が良いと思いまして、それを告げました。
慌てて駆け付けようとするガンチ。
ヨウルも一緒に行こうとしますが、ガンチはヨウルをコンに託し、一人で村に駆け付けようとしたんです。
でもね、ガンチの行く先には、スンシンがいて、止められたんです。ソファの頼みだから・・・と。
そして、彼もそれが一番良い方法だと思ったからでしょう。
ウォルリョンは、グァヌンや軍兵たちが待ちかまえる百年客館の前に現れました。
どう出るのか、皆が息をつめていました。
グァヌンがとりだしたのは、ピルモクからもらった火縄銃。それをウォルリョンに向けたのです。
ウォルリョンは、それを見て一気に行こうとしたんですが、その前にソファが・・・。
「もうやめて。ウォルリョン・・・。」
そう言うソファ。
一瞬怯んだものの、すぐソファの首を絞めるウォルリョン。
苦しい息の下で、ソファは泣きながら名前を呟きました。涙がウォルリョンの手に落ちました。
徐々にウォルリョンの表情が変わって来ました。
それを逃さず、グァヌンが引き金を引いたーっ
一瞬早く、ウォルリョンはソファを庇ったんです。銃弾はウォルリョンの肩を貫き、ソファの腕をかすめました。
「ウォルリョン」
ソファが叫び、傷口を手で押えました。
そしたら、ウォルリョン目の色が変わり、本来の穏やかなウォルリョンの表情に戻ったんです
「会いたかった。」
ソファを力いっぱい抱きしめるウォルリョンでした。そしてそのまま二人の姿は消えてしまったんです。
ガンチは、スンシンから、ソファが行こうとしてる道を聞きました。
やっと会えてこれから母と子としての穏やかな生活が送れる・・・と思っていた矢先のこと。ガンチはなかなか納得出来ませんでした。
でも、どうしようもありませんでした。
ソファに永遠に会えなくなってしまったと感じたガンチは、がっくりして戻るしかありませんでした。
ヨウルが待っていました。
何も言わなくても、ヨウルは分かってくれました。
この時、ヨウルはヨウルで、父からガンチを手放してやれと言われていたんです。もう一人でもやっていけるようになったから、“九家の書”を探す旅に出してやれ・・・と。
ヨウルとガンチはどちらかが死ぬような運命にある・・・と言われていたのを心配する親心でもあったのかもね。
ソファは目覚めたら月光庭園にいました。
20年前、ウォルリョンと幸せな時間を過ごしたあの場所です。
ウォルリョンは、完璧に戻ってるわけではありません。千年悪鬼になるのが、少し遅れただけだったようです。
だから、ソファを突き放そうとしました。
でも、ソファはそこでサンザシの剣を取り出したのです。
一気に自分の胸を刺しました。
「愛してるウォルリョン。私の愛がこれだけでごめんなさい。」
ウォルリョンは号泣
「逝くな、ソファ。憎んでなどいなかった。恋しかっただけだ。恨んでなどいなかった。痛いほど愛しただけだ。」
泣けましたね~っ
グァヌンも、呆然としていました。
ソファが永遠に自分のところから去ってしまったこと、それもウォルリョンと共に行ってしまった事がショックだったようです。
彼も、ソファを本当に愛していたのかもしれません。
結局、何も手に入れられなかったわけです。
九家(クガ)の書 ~千年に一度の恋~ DVD SET3 | |
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ソファが発つと聞いても、ガンチは会いに行こうとしませんでした。
ヨウルが、勧めても、母と呼ぶ価値が無い人だ・・・と。
そして、ピョンジュンとの修練に戻ったのです。
ソファは日本に戻るしかありませんでした。
でもね、ソファをそのまま帰したんじゃ、ピルモクだって、グァヌンだってまずいよね。
二人とも、ソファを亡きものにしようと、部下を差し向けていたのです。
ガンチがピョンジュンとの対決を始める前、ヨウルは、ソファに会いに行ったことをガンチに話しました。
ソファは、ウォルリョンを裏切った事、ガンチを捨てた事を罪として充分意識している事、それを忘れた事は20年間一度も無いと言う事、だからこそ自分から謝ってガンチの傍に居るなんて事、出来ないんだ・・・と。
それを聞いたガンチは、母に会わなければと思ったようです。修練を早く終わらせようとしました。本気になったのです。
「師匠にとって、剣とは何ですか?」
と聞いたガンチ。
「戦っている時、剣は私の全てだ。」
そう答えたピョンジュン。
ガンチは、ピョンジュンの命を奪うのではなく、剣を持てなくする…と言う作戦に出ました。
ピョンジュンの剣を持つ腕を傷つけたのです。ガンチの勝ちでした。
この時、ガンチは聖獣から普通のガンチの姿に戻りました。それを見て、ピョンジュンは驚きほっとしました。
ガンチは、腕輪がなくても、ヨウルがいなくても、自分の意思で聖獣になったり元に戻る事が出来るようになったと言う事ですからね。
ガンチとヨウル、コンは、ソファの後を追いました。
追い付いた時、既にソファは、ピルモクの部下に取り囲まれてて、危ういところでしたよ。
ガンチは、ソファを連れて逃げ、ヨウルとコンが相手になってたんですが、どんどん敵は増えるばかりで、少々不利になって来そうだった時、テソが現れました。テソも、なかなかの腕前みたいです。
ソファと逃げたガンチ。やっと本音で向き合う事が出来ました。
母と子として、初めて抱き合う事が出来たのです。
安全なところまでソファを連れて行き、ガンチは一旦皆の元にもどることに。
でも、行きかけてふと何らかの気を感じたようです。ウォルリョンです。
ソファの前に、とうとうウォルリョンが現れました。
「ウォルリョン?」
と、ソファが呼びかけた時、ウォルリョンの表情が変わりました。
ソファの顔に見覚えがあるようなんです。自分の名前を呼ぶ声にも思い出を掘り起こす力があったようです。
“なぜか見ているだけで心が痛い”
そう、ウォルリョンは思いました。
その時、ウォルリョンとソファの間にガンチが立ちふさがりました。
もうこれ以上人を殺させない・・・とガンチ。
父と子の対決ですよ。
互角に見えましたが、やっぱりウォルリョンの方が力は上。ガンチが押さえ付けられ、爪で切り裂かれそうになった時、ソファが叫びました。
「やめて!」
私たちの息子よ・・・と。
ウォルリョンの手が止まりました。
その時、今度はグァヌンの部下が矢でウォルリョンたちを狙ったんです。
それに気づいたガンチは、ウォルリョンを庇いました。背中に4本も矢が刺さっちゃったよーっ
続けて矢を射そうになったのを見て、ウォルリョンが彼らを一網打尽に。
そのまま姿を消してしまいました。
ガンチの怪我は、駆け付けたコンが矢を抜いてくれたんで、聖獣としての血によって完治したようです。
ソファは、ガンチ達と一緒に無形道館に行きました。
そこで、スンシンとピョンジュンに、宮本商団がこれまでやってきた朝鮮内での裏工作や、賄賂を受け取った役人について報告。
その代わりに、お願いがあると言います。
何?
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囚われたまんまになってたヨウルとボンチュル。
ガンチが助けに行きました。
縄をほどいて、思わずヨウルを抱きしめたガンチ。
様子がおかしいのを、ヨウルは敏感に感じ取っていました。ガンチは、母への失望が大きく、心が傷ついていたんです。
でも、ガンチは何も言わずにただ抱きしめるだけでした。
面白いのは、ボンチュル。この時まだヨウルを男だと思ってて。二人が抱き合ってるのを見て、ショックを受けるんですね。
よりによって‘弟’だと思ってるガンチが、そう言う趣味だったとは・・・ってね
ガンチとヨウルが無形道館に戻ると、コンやスン、そしてコン先生が待っていてくれました。
温かい食事を一緒にとり始めた時、ガンチは涙があふれて来ました。母親に捨てられた自分ではあるけど、こんなに温かい人たちに囲まれているんだと改めて感じたんでしょうね。
ウォルリョンは、次々と村をつぶして行ってます。人々が殺されているんです。
そして、とうとう何かに導かれるように百年客館に現れたのです。
この夜、ソファは、グァヌンを殺そうと刺客を向かわせていました。でも、それは失敗。なんと、ソ副官が生還して来ちゃったってんですよ。
あと一息だったのに・・・。ちっ
とにかく、ここから逃げようと、ソ副官が言い、グァヌンと共に客館を出ようとしたら、そこにウォルリョンが
グァヌン、驚きました。
死んだ筈のウォルリョンが突然現れたからです。それも、姿を変えて・・・。記憶も無くなってるようですし。
ずる賢いグァヌンは、ウォルリョンの記憶が無いのを良い事に、悪鬼にしたのは、ソファだ・・・と言いましたよ。確かにソファの裏切りが彼を追い詰めたわけではありますが、自分もその原因の一つだってことは口にしませんでした。
すべての元凶はソファにある・・・とウォルリョンに言ったのです。
ガンチは、ウォルリョンと戦わなきゃいけない事を自覚していました。だから、もっと強くならなくてはいけないとコンに修業を願い出ました。
コンは、ピョンジュンの前にガンチを連れて行きました。
ピョンジュンは、現れたガンチに、聖獣になれと言いました。聖獣になって自分と真剣勝負をしろと。自分も手加減は一切しない・・・と。
これは、武人にとって人生最後の修業だとか。『極剣修練』と言って、どちらかが死ぬか致命傷を負うまで続けられる対決なんですって。弟子を強くするために師匠が命を差し出す、人生でただ一度だけできる修練なんです。
いくらなんでも、師匠を・・・とガンチは尻込みします。
でも、ピョンジュンの気持ちを察し、腕輪を外したのです。
ソファの暗殺計画は、もろくも失敗し、翌朝、部下の死体と共に、グァヌンがやって来たのです。
そして、この場でソファはピルモクの裏切りや、部下が全てグァヌン側についたことを知ったのです。
ピルモクは、グァヌンに火縄銃を贈りました。結びつきが強くなった証に・・・と。
そして、グァヌンは、スンシンが計画している軍船の図を贈りました。
ピョンジュンとガンチの修練は翌日まで結着がついていませんでした。
まだガンチが本気を出せていないってことも理由の一つです。
それを、コンに指摘されたガンチ。ウォルリョンと戦うには、もっと強くならなければ・・・と言われました。
ピョンジュンからも、どんな時に力を発揮できるのか、考えてみろと言われました。ヨウルやチェ執事が襲われている時・・・と思いだしたガンチ。
大切な人が傷ついている時・・・ですね。
で、とうとう本気になったのですが、最後のとどめってところで、やっぱり躊躇。
ピョンジュンを爪で引裂く事は出来ません。
そしたら、ピョンジュンが、ガンチを刺しましたよ
「最後の瞬間にためらうな。命取りになる。お前の大切な人も死ぬのだ。強さとは慈悲であり無慈悲だ。熱い心と冷徹さを併せ持つべきだ。だから、強者は孤独なんだ。全てに打ち勝った時、人は強くなれる。」
傷を治して、再度・・・ってことで一旦休止。
その頃、ソファは苦境に立たされていました。
ピルモクから、日本に帰るよう指示されていたんです。逆らいようがありませんでした。
それを、チョンジョがガンチに知らせに来ました。
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団長・・・いえ、ソファはグァヌンに切りつけた後、ソ副官に切られちゃったんで、死んだかと思われていましたが、瀕死の重傷ってところだったようです。
それを助けてくれたのが、日本の宮本商団の団長だということでしょうか。
これからは、団長じゃなく、ソファと書きます。
ソファは、震えながらガンチを見つめるだけでした。息子だったということ、そんな息子を傷めつけてるグァヌンへの怒り憎悪・・・。
そんなものがごちゃ混ぜになって、立っているのがやっとと言うところだったんじゃないでしょうか。
目の前で聖獣に変身したガンチ。
その姿を見て、生まれた時人間だった・・・と安心した自分を思い出したソファ。でも、やっぱりウォルリョンの息子でもあったんだと改めて知ったのです。
自分がソファだとは認められないんで、痛々しいガンチを見ても、どうにでもしてくれとグァヌンに言いましたよ。それを、ガンチは、夢うつつで聞いていました。
スリョンは、解毒剤を用意し、テソに渡しました。
それを、養父であるチェ執事が、おにぎりに入れて飲ませようとしました。このチェ執事も、泣かされます。育てただけだ…と言いながらも、ガンチを本当に慈しんで愛してますからね。
でもね、なかなか飲ませられないんですよ。警備の兵がいますからね。
囚われたガンチのことは、スリョンからピョンジュンへ伝わりました。
ヨウルは、ガンチが逃げられないということは、何らかの異常が発生したからだと駆け付けようとしました。
そんなヨウルを、怪我しても死なないから・・・とコンが止めました。
でも、痛みは感じるんだ・・・とヨウル。余計に悲しいですよね。
ヨウルはボンチュルに協力してもらい、ガンチが囚われてる倉庫に。でも、結局は、反対に捕まっちゃうんです。ただ、どさくさに紛れて、ガンチが解毒剤を飲む事は出来ましたよ
グァヌンは、ガンチを市場に吊るし、なぶり殺しすると宣言。
ソファにもそう言いました。
で、倉庫から引きずり出した時、チェ執事がそれだけは許してくれと必死になってグァヌンに頼みました。聞いてくれる筈ありません。反対にぼこぼこにされちゃって・・・。
それを見たガンチは、感情が一気に爆発。聖獣としての力がみなぎってきまして、鎖を引きちぎったのです
でもね、解毒剤をのんだからと言っても強い薬を飲まされた後です。体調は完璧じゃありません。
宮本商団のボディガード的なアジョッシに取り押さえられてしまいました。そこに現れたのが、朝鮮の服装になったソファ。
グァヌンに、ばらしましたよ。自分がソファだ・・・と。さぁ、どーする?・・・と。
結局、ガンチはそのまま手当てを受けてましたけど・・・。ソファの息子だとグァヌンがこの場は配慮したってこと
ソファは、チェ執事に、自分が母親だと言う事はガンチに内緒にしてくれと頼みました。
でもね、ガンチ、それを聞いていたんです。母は自分を愛してなかったのか・・・だから生まれてすぐに川に捨てたりする事が出来たのか・・・と受け取ったようです。
ソジョン法師は、ピョンジュンに、ウォルリョンのことを話しに来たんですね。
ウォルリョンが完璧に千年悪鬼になりそうだ・・・と。そうなったら、人間は殺される・・・と。
止められるのは、ガンチしかいない・・・とね。
客館を出て行こうとしたガンチは、ソファに聞きました。
「気になっていたことがあります。俺がそんなに嫌いでしたか?産んですぐ川に捨てるほど憎かったですか?」
涙をためて聞くガンチ。
ソファは、何も答える事が出来ませんでした。口を開けば、想いが溢れてきそうだったのかも。グァヌンへ復讐するために生きて来た自分の気持ちが萎えてしまうと考えたのかも。
そんなソファを見て、ガンチは、図星だから答えられないんだろうと理解したようです。
いいです・・・それで結構です・・・と背中を向けました。
ガンチが立ち去った後、崩れるように座り込み、自分の胸を叩くソファ。
そんな姿を、商団のピルモクが見ていました。彼は、商団が最優先と言う人間でして。グァヌンから声をかけられているんです。自分に就かないか・・・と。
団長であるソファが、自分の気持ちを優先してグァヌンを殺そうとしているのにも危惧を覚えていました。それは、朝鮮に足がかりを・・・と思ってる商団にはさし障りになるからです。
ソファの揺れる姿を見て、グァヌンに就こうと決めたようです。