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ジョイは、偶然のチャンスを生かしました。
口実を設けて、パク・スンの屋敷を調べたのです。
パク・スンとドスが大騒ぎしているのは、きっとアヘンのせいでしょうね。
ジョイは、事情を知らないので、情けない醜態だと思いました。
使用人が、焚き付けにしていたのは、ラ・イオンが必死に集めた証拠の資料でした。
ジョイはその過程を知っているので、悔しさでいっぱいになりました。
一つ、重要な事実を目撃しました。
頼まれた仕立物で、一つ特別な事がありました。靴下の内側に小さなポケットをつけてほしいということです。
それは、そこに大切な書付を隠すためだったのです。
肌身離さず持っていると言う事は、それが物凄く重要なを持っているものだとジョイは察しました。
眠り込んだパク・スンからそれを奪おうともしてみましたが、流石に無理でした。
トロクソンは数日後、カン・ハンギが用意してくれた船に乗って韓国を離れる予定でした。
もう二度と帰ってくることは出来ないと思いました。
その前に、どうしても聞いておきたいことがありました。ずっと自分たちを支援してくれた人の正体です。
渋る中継ぎの人の口から、ようやく聞き出したのは思ってもみない人の名前でした。
亡き世子です。
生きてるの・・・と思ったけど、それは早とちり。
始めたのは世子でした。
しかし、志半ばで不慮の死を遂げてしまいました。それ以後は、なんと、ラ・イオンが志を引き継いでいたのです。
グァンスン父の遺品のわらじから、煎じ薬の材料の書付が見つかりました。毒の量が記されていました。
世子が毒殺された事を証明するために残しておいたようです。
パク・スンは、王まで殺そうと企んでいます。
世子を殺したのと同じように、毒殺するつもりですよ
トロクソンは、ラ・イオンを訪ねて行きました。お礼が言いたかったのでしょう。
で、いざ話を切り出そうとしたとき、騒々しくジョイたちが駆け込んで来たのです。
一気に主要キャストたちが顔をそろえましたよ。
それぞれが持ち寄った情報を整理しました。
パク・スンの悪事の全体像が明らかになりました。
証拠も集まりました。
しかし、不十分です。あとは、テソの自白があれば、完璧だとラ・イオンは思いました。
出頭すると言う約束を守ってくれるだろうか・・・と、不安があるのは確かです。
が、トロクソンがキッパリと言いました。必ず守るでしょうと。
カン・ハンギの話から、覚悟のほどが感じられたからです。
しかし、そう上手くは事は運びませんでした。
なんと、出頭しようと船着き場に向かっていたテソ、チ・メンス、カン・ハンギはパク・スンとドスの一行と鉢合わせしてしまったのです。
自分の領地となった江華島で気分転換を・・・とドスが言ったので、親子してバカンスにやって来たってわけ。
3人とも殺されてしまいました。
テソとドスを入れ替えた母は、その惨事を目撃してしまいました。
血の繋がったドスが、テソを残酷に殺してしまった場面を・・・。
彼女は、罪悪感を感じながらも、テソを我が子として愛してきたのでしょう。
幸せになってほしいと思った実子ドスが、父親のように悪人になってしまったのを見て、それが自分がした事の罰だと感じたかもしれません。
テソは、悲しいまま死んでしまいました。父の愛情をひたすら求めた人生でした。
パク・スンは、ほんの少しは、テソへの愛情をもっていたのでしょうか。
この知らせは、すぐにトロクソンに届きました。ドスの実母が息せき切ってやって来たのです。
テソの死だけじゃなく、カン・ハンギの商団や仲間まで殺されてしまったと言う事も合わせて知らされました。
トロクソンだけじゃなく、ラ・イオンやジョイたちもショックを受けました。
ドスの実母から、テソがパク・スンの実子だということも明かされました。
「パク・スンを倒すためなら、何でもします。」
実母が言いました。トロクソンも異論はありませんでした。
改めて、ラ・イオンを中心として、パク・スンとドスを捕まえる作戦会議を開きました。
それぞれの特性を生かし、パク・スン親子を自白させる作戦を建てました。
何と言っても、パク・スンが隠し持ってる書状を手に入れることが先決です。
ジョイたちは、精神的にか弱いドスを揺るがし、何とか手に入れました。
何とそれは、王の書付でしたよ
世子を毒殺した事等を口外しない見返りに、領地権を与えるという・・・。
王の後ろ盾があったら、怖い物ないですわな。
証拠があっても、流石に王を罰する権利はラ・イオンにはありません。
というか、誰にも無いわけです。
だったら、パク・スンを逮捕する権利を貰うしかないと、ラ・イオンは考えました。
王お気に入りの餅を持って、ラ・イオンは王のところに行きました。
王の罪状を全て知っていると、証拠を示しました。口にはしませんでしたが。
そして、命を賭してもパク・スンに罪を償わせる覚悟を示したのです。
王は、自分はあずかり知らないことだとしらを切ろうとしました。
しかし、パク・スンへの書付を示すと、激怒。
剣を抜き、ラ・イオンに向けました。
が、振り下ろす勇気はありませんでした。
懐柔しようとしました。領議政にすることもできる・・・なんてね。パク・スンにしたのと同じです。
が、ラ・イオンはそれを拒否。
反対に王を諫めました。
結局、王は、ラ・イオンの要求を飲むしかありませんでした。
パク・スンの領地を取り上げる事と、ラ・イオンにパク・スンの捕縛を命じたのです。
パク・スンとドスは、捕らえられました。