高知県のアンパンマンミュージアム傍の食堂でお昼ご飯。
「きつねうどん」
これぞ、学食!…って感じのお店。
ま~、麺はきっと冷凍物。
いえ、私、冷凍麺、よく利用しますよ。だから、結構イケるのは充分知ってます。
でもね、茹でムラは…(;^_^A
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、茹でると半透明っぽくなりますよね。
でも、ちょっと古くなった所為なのか、或いは、茹で方に問題がある所為なのか、部分的に白いところが出来る場合があります。
これがあったんですよ。それも、たくさん…。
ま、お出汁が、かなり美味しかったので、気にならなくなりましたが。
日頃、安いセルフのうどん屋さんばかり行ってる私には、これで500円は、ちと高い(゜o゜;
ま、観光地ですから、仕方がないですかね(´`:)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/99/5ef17e2fe31027b736b7d43de9b46137.jpg)
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桃の木 (1 DISC)/ロマンス |
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やっと視聴が叶いました。
スンウくん、リュ・ドックァンssi、ナム・サンミさん主演、ク・へソンさん監督作品。
待ちわびた子供が、シャム双生児だったという衝撃。
母親はその事実に耐えられませんでした。心を病み、息子を受け入れる事が出来ず、一度は殺そうとまでします。
死の直前、笑顔を浮かべたのは、どういう意味だったんでしょう。
双生児のドンヒョンとサンヒョン。父が二人をずっと隠して生きて来ました。
外の世界とは全く関わりを持たないで。
ドンヒョン=リュ・ドックァンくんは、所謂表の顔。そして、身体の裏側にサンヒョン=スンウくん。
似ているようで、全く性格が違う二人です。
でも、サンヒョンは、自分では動けません。だから、自然と穏やかで静かな性格となったみたいです。
ドンヒョンは、サンヒョンが居なかったら、自分は普通の人間として生きて行くことができたのに・・・と恨みに思っています。
ただ、彼が死ななかったのは、サンヒョンを生かすためでもあったのです。
それに気づいたのは、サンヒョンとの別れが近くなった時でした。
スンア=ナム・サンミさんは、挿絵画家を夢見ながらアルバイトで生活している女の子。
なかなか日の目を見られないでいます。
そんな時、スンアの友達のブティックに、ドンヒョンたちの父親が訪ねて来ました。
父は、昔妻の友人だった口の利けない写真家の女性を探していたのです。そのあたりに、写真館があったとか。
偶然スンアの職業を知り、息子の小説のために、挿絵を描いてもらえないだろうかと頼むのです。
スンアは、ためらいながらも、OK。
フードをかぶったままのドンヒョンと初めて会いました。
ドンヒョンは、明るくて可愛いスンアに惹かれて行きます。
スンアも、ドンヒョンの描く二つの顔を持った人間の話に引き込まれて行くのです。
でもね、ある時、ばれてしまったのです、彼がシャム双生児だということが。
サンヒョンの顔を見て、一瞬立ち止まり、後ずさりしたスンア。
哀しげなサンヒョンの顔を見て、何も言えなくなってしまいました。
彼女は初めて分かったのです。ドンヒョンが描く二つの顔を持った人とは、自分自身の事だった・・・と。
この時の、スンウくんの表情が良い
蒼白な顔で、暗く青く澄んだ瞳で泣きだしそうなのを、必死で堪えている・・・。
その日、自宅に出版社の編集者と記者たちが押し寄せて来ました。
ドンヒョンの作品を、スンアが持ちこんでいたのです。それを呼んだ編集者が、是非出版を・・・と言って来たってわけです。
遠慮の無い記者は、ずかずかと部屋に入り込み、ドンヒョンをカメラに収めようと押し寄せました。
怖くなったドンヒョンは、必死に逃げますが・・・。
結局、彼らにも真実の姿を見られてしまったのです。
ドンヒョンは、自分の顔を隠す事が出来ます。でも、サンヒョンはそれが出来ません。ただ、フラッシュを浴び続けるしか・・・。
スンアは、彼らを受け入れました。
なのに・・・。
木から落ちて、サンヒョンは亡くなってしまうのです。
サンヒョンには、顔しか残らなかったのか・・・と泣く父。
スンアは、友達の店から、マネキンを持って駆け付けました。これで、サンヒョンの身体が出来た・・・と、泣き崩れる父でした。
一人の人間になったドンヒョン。
スンアから完成した絵本を手渡されました。この本の中では、二人はそれぞれに別の身体を持っていました。
正直、ドンヒョンたちの姿を最初は少々怖かったです。
それと同時に、哀しかったです。
ク・へソンさん・・・いえ、監督。独特な演技をする女優さんであるとともに、独特な世界観を持った監督さんでもあるのですね。
知りませんでした、実家近くに、こんな小さな大師堂があるのを・・・。
「‘大師堂入口’ってあるけど、どこに大師堂があるの?」
と、アルフィーに聞かれたのが始まり。
実家近くの交差点の名称が、“大師堂入口”だったんです。
ところが、見回しても、それらしき建物は見えず。名前だけ残ってるのか?・・・と思っていたら。
ありましたよ
表通りから一筋入った細い通りに面して、ひっそりと建っていました。周囲に家が立ち並んでいるので、注意して見なければ気が付きません。
一歩門から入ると、こんな感じ
『厄除大師』・・・と額には書かれてありました。
所謂‘大師堂’というのは、大師号を贈られた僧を祀るものだとか。(Wikipedia参照)
アルフィーは、“弘法大師が立ち寄ったところ”と、私に説明してくれましたが・・・
私は、Wikipediaを信じる事にしましょう。
こういう小さな大師堂。あっちこっちにあるようです。
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7番房の奇跡(字幕版) |
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7番房の贈り物 韓国映画OST (韓国盤) |
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Windmill Media |
リュ・スンリョンssi、カル・ソウォンちゃん、パク・シネさん出演の、心温まる作品。
2013年の大鐘賞の主演男優賞等4部門を受賞し、百想芸術大賞で映画部門の大賞を受賞した作品。
泣けましたわ~っ
無実の罪で服役することになったヨング=リュ・スンリョンssi。
彼は知的年齢が6歳。彼には娘が一人。イェスンと言う6歳の女の子。
とてもしっかり者で、父親の生活管理を、彼女が一人でやっているんです。
貧しいながらも、真面目に堅実に生きてる二人でした。
そこに、降ってわいたような突然の事件が
たまたま傍にいたヨングは、犯人とされてしまうのです。自分の立場、事情、そして意味が分からないまま、あっという間に一審は終わり、死刑が求刑されてしまいました。
彼が入れられたのが、刑務所の7番房。
そこには、5人の様々な罪を犯した者たちが。
最初、知的障害のあるヨングをいじめたりしてたけど、ある日、房のリーダーの命を救ったことから、見直されていきます。
面々は、知れば知るほどヨングが凶悪犯なんて思えなくなるのです。
そして、もう一人、刑務所の課長も。
彼は、息子を面倒をみてやっていた服役囚に殺されると言う過去を持っていました。だから、子供を誘拐し殺したというヨングの罪を聞くと、もう、許せない思いだったんです。
でも、彼もヨングの人となりを知るうちに、これが冤罪では?・・・と疑いを持ち始めるのです。
課長も、房の面々も、それぞれに事件を洗い始めました。
そして、結論に達したのです。ヨングは無罪だ・・・と。
一方で、ヨングに命を救われた房のリーダーは、願いを聞いてやるとヨングに言いまして。
ヨングの願いは、ただ一つ。娘のイェスンに会いたいということ。
これがね、イェスンの小ささが幸いして、段ボールの荷物に紛れこませて外から連れ込む事に成功するんですよ
託児所かよ・・・と思ってムカついてた房の他のメンバーも、父と娘の愛情あふれる様子を見るうちに、心がいやされて行くんです。
刑務官も、同じでした。
まぁ、現実じゃあり得ないことだけど
そんなこんなで、イェスン効果は絶大。房だけじゃなく、他の房の面々も、見て見ぬふりをしてるんですよ。
第二審が始まる前に、房のメンバーは、ヨングに時間をかけて受け答えの練習をさせました。
なのに・・・。
課長が再捜査を必死に頼んだ警察庁長官は、よりによって裁判の直前にヨングに会い、こともあろうか、彼を散々に殴り、脅したのです。
ヨングが死ぬことで、イェスンは助かる・・・と。
ヨングは、なによりイェスンが大事です。
イェスンに害がある・・・と聞かされたら、もう、助けなきゃ・・・という思いだけが頭の中を巡ってしまって。
自分の命がどうとかいうのは、二の次になってしまうのです。自分が死ななきゃイェスンが死ぬ・・・と。
二審で、うつろな目をしたヨングは、検事の問いかけに、うなずき、罪を認めてしまったのです。
期待して傍聴していた課長は、愕然としました。
結局、ヨングは死刑が決定してしまったのです。
そして、執行の日は、よりによってイェスンの誕生日。
房で特別にイェスンのバースディパーティをし、ヨングは刑場に向かいました。
イェスンは、これからも会いに来ると言って、いつものように明るく別れようとしました。
でもね、いつもなら、3つ数えたら振り向いておどけてくれる父親が、今回だけは姿を見せません。
何か、異変を感じ取ったのです。
ヨングも、それまでは我慢していました。イェスンとの最期の別れを、静かに冷静に過ごしていました。
でも、自分を泣きながら呼ぶ声を聞いたら、もう、耐えられなくなってイェスンのところに駆けて行ったのです。
その時になって初めて、自分が嘘をついた事を後悔したみたいです。
一生懸命謝りました。誰に向かって・・・と言うのじゃなく、とにかく、謝りました。そして、許してください・・・と。
「生きたいです。死にたくないです。」
と、本当は叫びたかったんでしょうね。
何年か後、イェスン=パク・シネさんは司法修習生となっていました。
模擬国民参加裁判の場に立っていました。弁護人として・・・です。
父ヨングの事件を取り扱っていました。
そして、ヨングの無実を勝ち取る事が出来たのです。
ま~、久々に泣けましたよ、たーっぷり
俳優さんたちが皆、演技達者な方々ばかり。
いかつい面々のいる刑務所の房。その中で、カル・ソウォンちゃんの小ささが、際立ちましてね。だからこそ、いっそう泣けて笑えて・・・。
お薦めです
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秘密 DVD-BOX 1 |
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ポニーキャニオン |
現在、レンタルで視聴中の「秘密」。
衛星劇場さんで10月から放送が始まるそうです。
放送開始日時は、10月2日(木)23:00~。
後半部のレンタルは、9/2から・・・。
先にレンタル視聴すべきか、或いは、放送を待つべきか・・・。思案のしどころ
ブログでの、レビュー一覧は、こちらから。
韓流人気が下火に・・・とは、このところ良く聞くセリフ。
でもね、レンタル店に占める韓国作品の数は、相変わらず凄いし、そこそこレンタルされてるし・・・。
あんまりそんな雰囲気は感じないんですけどね。
だけど、このフリーペーパーの減り様を見ると、そーかもね・・・と思ったりもします。
置かれておそらく1週間近くなるんじゃないかというのに、まだまだたっぷり在庫がありましたよ。
何年か前は、置かれて二日も経つと、在庫0・・・って感じだったのに。
そうは言っても、私の熱はまだまだ冷めていませんよ。
今月のイチオシ!
俳優“今コレ”イ・ミンホ特集 「相続者たち スペシャル・エディション」・・・9/3レンタル開始
俳優“今コレ”!ユン・ウネ特集 「未来の選択」・・・9/3レンタル開始 このブログでの記事は1話のみ。
アジアMAGAZINEだけのスペシャルコンテンツ
・キレイな男withチャン・グンソクvol.1
その他レンタル予定作品
・「わたしが一番きれいだったとき」・・・8/29レンタル開始 イ・ジョンソクくん出演作。レビューは、こちら。
・「7番房の奇跡」・・・既にレンタル中 リュ・スンリョンssi、カル・ソウォンちゃん出演。
・「キレイな男」・・・10/2レンタル開始
・「メディカル・トップチーム」・・・10/2レンタル開始
・「ファイヤー・ブラスト恋に落ちた消防士」・・・9/10レンタル開始 原題「ばんそうこう」
今回の表紙は「創造者たち」と「未来の選択」。
どちらも、衛星劇場さんで放送が始まります。
両方見る事が出来ると言うのが、些細な事ですが嬉しい私です。
昨日、アルフィーと買い物に出かけたつもりが、何故かこんな道に…(;^_^A
元はといえば、風来坊アルフィーが
「こんな道、入ったりして♪」
などと、ハンドル切ったところから始まりまして。
どんどん狭くなる道に、私は助手席で
「ひゃあ~っ!ひゃあ~っ!」
と、騒ぎ立てるばかり。
とうとう、高速道路の側道に。
四国の側道はすごい!
舐めちゃいけませんσ(^◇^;)
一応舗装された道はあるけど、殆ど人は通らないようで、獣道と言っても良いほど。
その証拠に、突然アルフィーが叫んだ!
「あ!猿!!」
指差す方向には、次々木から降りてくる猿のご一家。
背中に小猿を背負ったのも♪ヾ(≧∇≦)
動物園以外で、小猿を見たのは、二人とも、お初(≧∇≦)b
いやぁ~、恐るべし我が故郷(゜o゜;
この‘ぼん’とは、大きいぼん=息子のこと。
お正月以来の帰省をしてます。
日ごろ、まーったく連絡が無くて、こっちからメールしても、なしのつぶての連続。
男の子というのは、そういうもんだ・・・と友達からも聞かされていますが、それでも携帯&メール=必ず本人と連絡可能という認識ゆえ、いっそうの不安感が募るというもの。
20日ごろに帰るかも・・・という曖昧なメールが届いたっきりで、本当に帰って来るのか、昨日の朝まで定かじゃなくて。
まぁ、しつこく連絡するのもな・・・と諦めていたら、昼前にいきなり
『今から新幹線に乗る』
え~っですよ。
慌ててアルフィーに連絡したら、
『今日?』
『今日!』
というわけで、夕方には、到着したと言う次第。
お墓参りを済ませ、ランチを母&息子でしてきました。
あれこれ話を聞いたら、仕事が忙しくて、あまりちゃんとした食事をしてないとのこと。
これまで、娘よりマメに自炊していたんだけど、流石に会社でのそういう年代に突入してきたのか、帰りも遅いようで。自炊する余裕はないみたいです。
「栄養のあるモノを食べさせてやって。」
というアルフィーの父ごころを遠慮なくいただき、がっつり洋食のお店に。
わたくし自身は、全然カロリーは必要ないんですが、つい、一緒になって食してきまして、今現在、
「晩御飯要らないかも。」
などと言う状態
ちなみに、左は私のチキンのなんとか。右はぼんのイタリアンハンバーグ。
ご馳走さまで・・・げふっ
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私の10年の秘密 DVD-BOX 2 |
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ポニーキャニオン |
レビュー一覧は、こちらから。
検察が、やる気のない対応をしたのは、やはりイェガグループからの裏金の一部が賄賂として渡っていたからでしょうね。
それを提案したのも、イヒョンだったのですから、自業自得と言えるでしょうね。
ギテ母は、この一件で、イェガグループの中心から、息子ギテが追い出される事になる事を恐れていました。
で、考えた策が、パク本部長に全ての罪を負わせるということ。
動かない検察をいつまでも信じてはいられないってことで、形だけでも捜査を進めさせ、本部長を裏金作りの責任者として事を収めようって魂胆でした。
イヒョンも、パク本部長の指示の元に動いた・・・とするとね。
パク本部長は、一瞬唖然としました。そして、不満そうに言いました。
長男の結婚が迫ってて・・・と。
でも、ギテ母は冷たく言ったのです。これまで他の人に比べて法外な給料をもらっていたのは、こう言う時のためだ・・・と。イヒョンを黙らせるには、子供を遣うしかない・・・とも。
神に日々祈っているのは、一体何を懺悔してたの?善良そうな風を装ってて、本当は一番冷たいんじゃないの?
流石に、パク本部長は迷いました。そして、ギョンドゥに会いに行ったのです。
イヒョンを止めて欲しいと頼みました。
でもね、ギョンドゥは苦しいのを我慢して、イヒョンが罪を償って帰って来るのを待っているんだと言い、頼みを聞き入れませんでした。
パク本部長は一通の手紙を渡しました。イヒョンに直接渡してほしい・・・と言って。
読んでもイヒョンの気持ちが変わらない場合、そして手紙が届かない場合は、自分の運命だと思って諦めます・・・。そう言いました。
ギョンドゥは、本部長の様子から、重要な手紙だと言う事はすぐに分かりましたので、イヒョンに届けようとしますが、会う事を拒否されてしまうんですね。イヒョン自身に。
で、仕方なく、封を破って読んでしまいました。
手紙は遺書の様な物でした。
慌てて本部長の行方を追いましたが、分かりません。で、イ専務を呼び出し協力してもらいました。会社で信用がありますからね。
本部長の自殺は、止められました。
ギテも、子供を誘拐してイヒョンの口をつぐませるという母のやり方には、猛反発、彼自身、企業のトップに就くには力不足だと充分認識しているんです。
だから、もう諦めようというのですが、母の会社への執着は抑えられません。
仕方なく、へドゥムの傍に自分が付いてることにしましたよ。
これが一番良い方法かもしれませんね。
家に突然やってきたギテに、グクとへドゥムは、優しく迎え、何事も無かったかのように家族のように応対しました。食事を一緒にしようとした時、自分の手にスプーンを持たせてくれるへドゥムと、ご飯の上におかずを乗せてくれるグク。この何気ない優しさに、彼の心も素直になっていったようです。
結局、この計画は、うやむやに終わったみたいですね。
パク本部長は、事の次第を息子に打ち明けたようです。
息子に送られ、イヒョンと一緒に検察に入って行きました。
ギテは、本物の遺言状に従い、父ソクと共にイェガを去る事に決めました。イェガグループは、グクが専門家に経営を任せる事で落ち着きそうです。
アメリカに行くと言うソニョンに、罪を改めたら、また付き合ってほしいと言いました。アメリカに会いに行って良いか?・・・と。
でも、この時、ソニョンは返事をしませんでしたね。
で、ソニョンが旅立つ日。空港に急いだギテは、ゲートをくぐるソニョンを遠くから見つめるだけしか出来ませんでした。
ソニョンは、論文盗用を申し出て、学位を返上し、改めて勉強を始めるそうです。イヒョンも、公になる前に自分から罪を認めたから・・・と言っていました。これでソニョンの気持ちも軽くなりますね。
イヒョンは釈放され、ギョンドゥとへドゥム、グクの元に帰って来ました。
グクが初めて感情をあらわに、娘を出迎えるシーン。両手を大きく広げてイヒョンを抱き止めようとするシーンは、彼が真剣な表情なだけに、よりいっそうじ~ん・・・としました。
ソクは、すっかり子供になってしまって。
兄に会いたいとしきりに言うようになりました。ギジュンは、母が倒れたため、そっちを自分が看病することにしまして、父をグクに会わせる事にしました。
グクは、最初、子供に戻ってしまったソクを見て、驚き悲しげな表情をしましたが、すぐに自分が弟に合わせてやり、子供の頃のように遊んでやりました。へドゥムとよい友達になっちゃってますよ、ソクは。
ハッピーエンドです。
やっぱり、ギョンドゥの役は、ユ・ジュンサンssiのような素朴な風貌のアジョッシが敵任ですね。
ソン・ユリさんとの、あまりにも対照的な雰囲気が良いです。
そして、何と言っても、この作品は、へドゥム役のカル・ソウォンちゃんの演技が光りましたね。
素直でリアルな演技が、とても良かったと思います。あまりにも演技力を誇示するような子役じゃないのが、良かったかなと、個人的には思いました。
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出生の秘密 韓国ドラマOST (SBS) (韓国盤) |
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Danal |
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ギョンドゥは、株主総会に出るために来たのではなく、イヒョンを連れ出すために来たのでした。
幼稚園から連絡が入っていたのです。
最近、へドゥムの様子がおかしい・・・と先生は言います。
鬱の症状が出てる・・・と。お母さんは忙しいからと本人が言うので、お父さんに連絡を取りました・・・と。
イヒョンは、仕事やこの一連のごたごたで、すっかりへドゥムのことを置き去りにしてしまってました。
へドゥムは、父にも会えず、頼りになる母は留守がちで、一緒に居られる時間は少なくて、寂しかったのです。だから、イヒョンの匂いのついた洋服や化粧品を身につけたり、枕の匂いを嗅いだりしてました。
初めて3人で遊びました。でも、へドゥムは時間を気にするんです。
一緒に居られるのが、あと1時間と少しだとイヒョンが言ったからです。
イヒョンが、総会に行こうとしました。へドゥムが嫌がりました。
「ケリはついた。会場に行っても意味はない。」
そう、ギョンドゥが言いました。どういう意味?・・・とイヒョンが聞いた時、ソニョンから連絡が。
総会の決議で、会長とギテとの解任が決まりそうだと言うことです。議決権の計算をしてみたら、解任賛成派が上回る事が分かったというのです。
ギョンドゥに渡した株の所為でした。
ギョンドゥは、その株の議決権をイ専務に一任したのです。
それを知ったギテが会場を閉鎖し、総会は開かれない状態になりまして。大揉めに揉めてる最中だったんです。
イヒョンは心配になりました。こうなった以上、ギテが何をするかわからなかったからです。
グクと一緒に姿を隠して・・・と言いましたが、ギョンドゥは、拒否。
怖くないから・・・と。
ギテは、グクとイヒョン、ギョンドゥの一家が、イェガグループを乗っ取るつもりだと思いこみました。
で、ギョンドゥを連れて来いと部下に言ったのですが、その時突然現れたのはグク。
グクは、本当の遺言状のコピーを持っていました。
『全権をグクに譲る』と言う内容です。
ギテは、激怒。
丁度やってきたイヒョンに、グクを止めろ、さもないと・・・と脅しにかかりました。
でもね、イヒョンはソクから、裏金の一件では、自分に責任があるように仕向けると既に言われてましたからね。今さら・・・ですよ。
「裏金は、お前の策略だと言う事を早く思い出してもらいたいな。」
なーんて、ギテは言ったけど、脅しだとしか思えなかったイヒョン。
ところがですよ。いきなり記憶が戻ってしまいましたよ。
この裏金の作り方等々は、全てイヒョンの提案だったんです。
その代わりに、イヒョン名義で作った裏金のプール口座を、自分が管理する、その中に、得た裏金の一定割合を振り込んでもらいたい・・・とね。
頭が良いだけに、巧妙な手段を作り上げたってわけです。
それともう一つ、大切な事も思い出しました。家出する切っ掛けになった事です。
チョン支社長が、ソクとギテに、グク殺しの一件を突きつけているところです。
この時既に、チョン支社長はグクの後見人的な動きをしていたようですね。グクが生存している事を伏せ、巨額の報酬を要求していました。
この話を、イヒョンが聞いてしまったんです。
行きつく先は、例の崖しかなかったってわけです。
失っていた記憶を全て取り戻しました。そして、自分の罪までも。
イヒョンは突然ギョンドゥをデートに誘いました。
罪を償うつもりだったんでしょうね。その前に、ずっとずっと頼ってきたギョンドゥと楽しい時間を過ごしたかったんでしょう。
様子が変なのは、すぐギョンドゥも気が付きました。
事情は分からないけど、イヒョンがまた自分の前から去って行こうとしていると言う事は察せられました。
止めました。
「へドゥムに恥ずかしいと思いたくないし、へドゥムに恥ずかしい母親だと思われたくないから。」
と、イヒョンは決心を変えません。
結局、イヒョンは、一日、ギョンドゥとへドゥム、そしてグクと家族4人で楽しい時間を過ごしてから・・・と決めました。
買い物に行ったり、食事をしたりという、ごく普通の家族の時間を過ごしたのです。
そして、とうとうイヒョンは裏金の資料の隠し場所も思い出したのです。
あれは、誰の書斎?ちょっとこのあたりの時間の流れが分からなかったんですが・・・。
イヒョン、出産後、街で倒れていた時の服装なんだけど・・・。
ま、とにかく、シェーンベルクのCDケースの中に入ってましたよ。
ギョンドゥと一緒に取りに行き、やはりそこに入ったまんまになっているのを見つけたのです。
「前科者になっても、好きでいてくれる?」
と、イヒョン。
ギョンドゥは優しく抱きしめました。
「出張に行く事になったの。長くかかると思う。」
と、へドゥムに言うイヒョン。
泣きだしたへドゥムに背を向け、イヒョンは検察に向かいました。
隣の部屋では、ギョンドゥも泣いていました。
車に乗り込もうとしたイヒョンを、グクが呼びとめました。
手をさしだし、言いました。
「お前が指をからめてくれると私はとても心強かった。」
イヒョンが手を出すと、グクは優しく指をからめて握ってくれました。
「勇気ある私の娘、いとしい私の娘、行って来なさい。」
ゆっくりと噛みしめるように話すグク。泣けましたよ。
検察に一人入って行ったイヒョン。
ところが、待てど暮らせど検事は現れません。
イェガグループの権威でしょうか。
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ポニーキャニオン |
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イヒョンは、ソクから散々な言い方をされて、落ち込んでいました。で、ギョンドゥにふらっと会いに行ったものの、そこにはミョンジョンが居て、声をかける事もできず、帰って来たわけで・・・。
余計にイラついていました。
その時、又も、ギョンドゥがお弁当を持ってきてくれたんです。グクが、イヒョンが好きなお肉を買って来たんです。それをお弁当にして持って来たんですが、イヒョンは、部下に差し入れだと言ってあげてしまいました。
イヒョンは、裏金の資料を、パク本部長が隠したと思っていました。CDのラックに入れたのを目撃したんですね、昔。
で、探ってみたけれど、音楽CDしかなくて。
パク本部長に直接当たってみたけど、案の定何も得られませんでした。パク本部長としても、これまで家族を何不自由なく養ってこれたのは、イェガグループのおかげだったわけで。裏切る気持ちに晴れなかったようです。
でもね、最後に言った言葉、
「ベートーベンはお好き?」
とイヒョンが聞いた時、
「いえ、私はあまのじゃくで。私はシェーンベルクが好きです。」
と答えたのって、何かのヒントじゃないよね?とってつけたようなセリフなんですもん。
イヒョンは、グクがギョンドゥに世話になっているのが嫌で、別の家を用意しました。
グクに、そこに移ってほしいと言ったのです。
でも、グクはそれを拒否。ここがよい・・・と動きません。
無理やり連れて行こうとした時、ギョンドゥが。まったく、グッドタイミングで現れるよね、ギョンドゥ。仕事は?・・・とふと思ったんですけど
「大声を出すな。お父さんが嫌がる。」
と、ギョンドゥ。
ギョンドゥは、イヒョンを外に連れ出しました。
「お腹がすいてるんだろ。イライラしてるのは。」
どうして一緒にいるのかと、イヒョンは問いました。
「お父さんは、ずっとお前の傍に居た。姿は見せなかったけど、ずっと遠くから見守っていたそうだ。」
どんな気持ちで見つめていたと思う?・・・とギョンドゥ。
会わないと誓約書にサインした時、どんな気持ちだったか考えてみろ・・・とも。
俺は、へドゥムと別れる時、とても辛かったが、これからは俺と一緒にいるよりずっと良い物を食べさせてやれる・・・と、それだけを思った・・・と。
グクと自分は似ているから、放っておくなんてできない・・・とね。
「あなたはへドゥムを渡しに預けたけど、お父さんは、私をあの家に預けた。利口な犬が必要な家に。許せない。」
・・・とイヒョン。
二人が話している間に、グクの姿が荷物と共に消えました。もしかしたら・・・と、チョン支社長のお墓にイヒョンを連れて行ったギョンドゥ。
でも、いなくて・・・。
だけど、代わりに重要な人物と会う事が出来たのです。イ専務です。
彼は、役員たちの先頭を切って、ソクやギテのやり方を批判していました。チョン支社長とは同期入社だとか。
だから、チョン支社長がグクの後見人のような立場にいることを知っていましたし、だからこそ、ギテたちに狙われるんじゃないかと心配していたようです。
今度はイ専務の番でした。
ギテが、イ専務を狙わせたのです。ってか、ギテは殺せとまでは言って無かったようですが、部下は、これまでの事を思うと、これは消せと言う意味だと思い込んだんです。
酔っ払ったイ専務を送って来たギョンドゥは、危ないところでイ専務を庇い、自分が刺されてしまったのです。
これを知ったイヒョンは、グクのところに急ぎました。
「何もしないで。私は叔父さんに媚びる。じゃないと、お父さんとあの人が危険なの。」
グクが口をはさむ余裕はありませんでした。
それだけ言って、イヒョンは飛びだして行ったのです。
「私の所為だわ。私がお父さんに会いに行ったりしなければ、あの人もお父さんも人生を狂わされることなんてなかった。」
そう言うイヒョンでした。
イヒョンから話を聞いたソニョンは、ギテに即離婚すると宣言。
家に戻って荷物を持って出て行きました。いくらギテ母に止められようとも。
ギョンドゥとグクの姿が消えました。
イヒョンは、ギョンドゥの体調を心配して訪ねて行きましたが、テマンが冷たくそう言うだけでした。
そして、臨時株主総会の日が来ました。
イヒョンが会場に先乗りしたら、そこに、現れたのはギョンドゥ。株主として?・・・ですよね。
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出生の秘密 韓国ドラマOST (SBS) (韓国盤) |
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Danal |
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なんだか、今話くらいからユ・ジュンサンssiが素敵に見えて来たのは、気の所為でしょうか?・・・
役柄が役柄なんで、ずるっとしたジャージ風な服装が多かったんですが、ソウル編になってからは、スーツ姿もちょこちょこ見るようになりましてね。
それだけじゃなくて、ただただ妻を大声で恋しがるだけじゃなくて、静かにそっと遠くから見守ってて、必要な時に現れてパワーを充電してあげる、そんな存在になって来ているってこともカッコ良く見える理由の一つかもしれません。
イヒョンとグク、久しぶりのご対面。
なのに、イヒョンには16年前の記憶しか無くて。ソクが、グクを殺そうとしたことと、例の自分とは無関係だと署名した誓約書のことだけが頭にあるんですね。
だから、どうあっても、それを確認したかったんです。本当なのか、どうなのか・・・。
グクは、そんな話はしたくないと言いました。
どれほど会いたかったとか、会えなくてどれほど辛かったか・・・ということを話したいと言ったのです。
「じゃぁ、この話は?」
と、イヒョン。ここで誓約書の話を切り出しました。
「あの誓約書を書いたのは私だ。」
と、グク。でも、話は続きがありました。
なのに、イヒョンは聞かずに飛び出したのです。
「私は父さんを愛していたのに。」
ソクは、会議でとうとう粗相をしてしまいましたよ。それを、役員たちは目撃し、苦虫を噛んだような表情を浮かべています。
大会社を率いる者がそれでは、先行き不安ですもんね。
ギテは、流石に、耐えきれなくて、一人声を殺して泣いていました。それを、ソニョンは見てしまったのです。
二人、離婚することで意見は合っていて、時期を待つだけの状態です。それでもやっぱりこの姿は、可哀相に思えますよね。
「自分だけ遠くに逃げて、それでお終い?寝込むなんて、この世で一番卑怯だわ。」
ソクの寝顔を見ながら、イヒョンはそう呟きました。
ギョンドゥは、意を決してグクに問いました。何故、イヒョンと離れ離れになってしまったのか、知りたい、協力したいから・・・と。
それで、グクはこれまでの事を話す事にしたようです。
イヒョンは留学途中でソクに呼び戻されたんですね。留学費用を返せ・・・と言われて。
で、イヒョンは会社に勤めることで少しずつ返す事にしたようです。
これらを、グクは全く知らされていませんでした。
グクは、意を曲げてでも、学費を返そうとしていたのに、ギテが手をまわして実験動物を全滅させてしまった。
その事で、グクは、奥の手と言える亡き父親の遺言状を使おうとしたようです。そうすることでイヒョンを取り戻す事が出来ると思ったんです。
で、チョン支社長にスイスに行ってもらおうとしたんですが。
ソクに会いに行った時、イヒョンは、自分を拒否したんですね。どう言い含められたのか、グクを他人だと言ったのです。留学中、ただの一度も手紙を電話も無かった・・・と。
これも、もしかしたら、ギテ辺りが手をまわしていたんじゃないかしら?
とにかく、イヒョンに拒絶され、ショックを受けたグクはソクの家を出て行きました。
その途中、トラックがグクの車に向かって来たのです。きっとグクの足は、この事故の時の後遺症でしょう。そして、偶然、近くを走っていたチョン支社長によって、匿われたんでしょうね。
イライラしているイヒョンを、ソニョンもスチャンも見守るしか出来ません。
そんな時、ギョンドゥがイヒョンの前に現れました。
「ご飯を食べよう。」
昔、一緒に住んでいたころ、ギョンドゥはイヒョンに食べさせるために生きてる・・・そんな感じだったようです。
それを、思い出したイヒョン。幸せな時間でした。
ギョンドゥが目の前にいないと、ご飯も美味しくない、そんな日でした。
「私には、ずっと傍に居てくれる人が必要なの。だから、アジョッシのお腹に穴を開けて風を吹かせたりしない。アジョッシも私を捨てないでね。」
イヒョンが居なくなったら、お腹に穴があいた気がするに違いない・・・とギョンドゥが言ったからです。
とにかく、ギョンドゥが無理やりにでもイヒョンに食事をさせたことで、イヒョンはかなり落ち着く事が出来たようです。
仕事も上手く行き始めたんですが、ここで、会社の利益剰余金が消えるという事件が起りました。
担当者は何日も出社して来ません。
スチャンは、ギテだ・・・とすぐに思ったようです。会いに行きました。
スチャンは、この一件を徹底的に調査するとギテに言いました。全てが明るみに出て、イェガクループが揺らごうと、親友のスニョンとイヒョンが揺るごうと、手は抜きません・・・と、きっぱり。
スニョンも、流石に妻、夫ギテだとすぐに分かったようです。
で、事情を聞きに行こうとしましたが、スチャンに止められました。自分がやる・・・と言って。
イヒョンは、この一件が起った時、また一つの記憶が戻りました。
何かの帳簿です。金額も思い出しました。
そして、それが裏帳簿だということも・・・。
すぐにソクの元に行きました。自分が握ってるソクの弱みと言うのが、これか・・・と悟ったからです。
ソクは、開き直ったように言いました。
イヒョンが担当している投資部署を設立するための費用はそこから出たんだ・・・とね。
全ての責任がイヒョンにかかるように仕組まれてる・・・とね。
「家に置いてやったが、家族の一員じゃない。飼い犬を家族と呼ぶ者もいるな。だとしたら、お前は図太くて利口な飼い犬だ。首輪を切って出て行かない限り、家には置いてやる。」
とうとうソクが本性を見せました。
ショックを受けたイヒョンの頭に浮かんだのはギョンドゥでした。ところが、ギョンドゥの家から出て来たのは、ミョンジョンとギョンドゥ。
とても声をかけられませんでした。
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へドゥムからの連絡を受けて、ギョンドゥは農園に急ぎました。
幸い、重い病気ではなく、昔から、精神的に疲れた時は熱を出していたらしいです。
ギョンドゥはお粥を作ってあげました。
やはり昔、イヒョンが体調を崩した時、お粥を作って食べさせてあげた事を思い出しました。それは、妊娠が分かった時の事でした。
幸せだったあの時を、ギョンドゥは懐かしく思い出していました。
「夢にも思わなかった。こんなふうに生きられるなんて。信じられない。一生こうやって暮らすのもいいかも。おじさんのおかげよ。」
あの時、イヒョンは、こう言っていたのに・・・。
イヒョンが目が覚めたので帰ろうとしたギョンドゥ。
でも、イヒョンが止めました。眠るから一緒に遊んであげて。
ギョンドゥもへドゥムも嬉しそうでした。久しぶりに二人遊びました。
イヒョンは不安でした。子供が出来たと分かった時の情景は思い出せたけど、自分は嬉しかったのか、その感情が思い出せないのです。
担当医は、言いました。
「記憶をかい離させた原因、脳が記憶を消すしか無かった原因、人生で最も辛かった気持ちを甦らせないよう脳が抵抗しているんです。」
グクは、セル・バイオという製薬会社で、元部下と会っていました。グクの研究用の動物を全滅させた犯人のあの男です。以前、イヒョンが訪ねていったこともある・・・。
グクは彼に厳しく言いました。
「セル・バイオを渡せ。君は無能な上に不道徳だ。」
怒った元部下は、ギテに連絡し、怒りをぶつけました。
と同時に、イヒョンにも連絡し、グクを迎えに来いと言ったのです。
ギテは、すぐにやって来ました。
男はギテに怒りをぶつけましたが、大金の小切手を渡されると、あっという間に黙りましたよ。
そこに、イヒョンも到着。
でも、既にグクは出ちゃってて、結局、会う事は出来ませんでした。
へドゥムは3人で一緒に暮らしたいと言いました。
ギョンドゥは、へドゥムにイヒョンの傍にいてあげて・・・と頼みました。
今、お母さんは辛い事があるから・・・と。そして、ハラボジが、もうすぐ終わると言った・・・とも。
初めてグクの存在を、へドゥムに話して聞かせたのです。
ミョンジョンは、テマンたちに、イヒョンの連絡先を教えて欲しいと頼みました。
彼女は、裏切られても、子供を取られても、ギョンドゥがイヒョンのために尽くし、挙句にグクまで面倒みているのが我慢ならないんです。
ギョンドゥに想いを打ち明けた事もありました。でも、受け入れてはもらえず、反対にイヒョンの事を悪く言わないでほしいと言われたのです。
「忘れられる筈がないじゃないですか。こんな自分をへドゥムの父親にしてくれたんですから。」
この言葉は、結構ショックですわな、ミョンジョンとしては。
で、イヒョンに直接意見するのが良いと思ったってわけです。
テマンは、悲しかったですねぇ。彼も、ミョンジョンに対して報われない想いを抱き続けて来ましたからね。
イヒョンを呼び出したミョンジョン。
「突き放すふりをして、本当はすがっているのはあなたです。思わせぶりな事はしないでください。」
と、イヒョンに言いました。
不愉快な気分のイヒョンも、とげとげしい口調になってしまいます。
「彼が好きなら彼と話しあってください。私と彼との向きあい方は、私が決めます。あなたには関係ない。こんな話は二度とごめんです。」
そう言って店を出て行ったイヒョン。
思わずミョンジョンは後を追って言ってしまいました。
「彼だどれだけ馬鹿な男かと言うと、別れた女の父親を守ってること。身体の不自由な人を放っておけないと言って。」
イヒョン、驚きました。思ってもみなかったことですからね。
即、ギョンドゥの家に向かいました。
何年ぶりかの父と娘の体面になりました。
ところで、即は、相変わらずまだらぼけの状態です。
今まで家に帰らなかったギジュンは、父親の状態を今回初めて知り、ショックを受けました。
でもね、ギジュンはショックを受けながらも、父の世話をしてあげるようになったのです。彼の優しさが伝わって来ます。いつも、父に怒られてばっかりだったのにね。
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Danal |
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イヒョンはグクが見えてなかったんですねぇ、残念だわ。
グクがイヒョンの姿を見て、さっと隠れましたからね。
ギテは、スチャンに会いに行き、いきなり会社を辞めろと言いましたよ。
ソニョンとの昔の関係を持ち出し、不愉快だから・・・なんて、勝手な言い分です。
そんな事で、辞めるスチャンじゃありません。生活かかってますからね、彼の場合。
でもスチャンだって、そんな事言われたら不愉快ですわな。イヒョンにこの一件を話しておきました。
グクが狙われたことで、チョン支社長は危険を感じ、引っ越しを薦めました。
で、ギョンドゥは、ギジュンが歌手のために用意したアパートがあるのを思い出しまして、しばらくそこで暮らす事になったのです。
この間、チョン支社長はスイスでやるべき事を済ませてくることになったのです。
チョン支社長は、ギョンドゥの人柄を気に入りました。彼がグクの傍についていてくれるのを喜んでいます。
ジョンテが、チョン支社長のボディガードとして一緒に行く事になりました。
昔、イヒョンと出会った頃。イヒョンの学資をソクに頼みに行ったけど、結局はイヒョン自身が断って帰ってしまったわけで。
だから、グクは意思を曲げても動物実験をする会社で仕事をすることでお金を稼ごうとしました。家も売り払って・・・。
それを、イヒョンは自分の犠牲になってると悲しみ、留学をしないと言いだしたんです。
「突然現れた存在にどうしてこれほど胸が苦しくなるのか。生まれたと知らされたら良かったのに。生まれ育って行く姿を見る事が出来たら良かったのに。存在しなかった存在が急に存在する存在となって傍に居るのが気まずく煩わしい。だが、煩わしく無かったころが思い出せない。信念を曲げても恥だと思わないのは、おそらくその存在のせいだ。」
自分の感情を表現するのが苦手なグクが一生懸命、たどたどしく、イヒョンに説明しました。
イヒョンは、スチャンからギテとの事を聞き、スニョンに話をしました。
その時、3人の過去について、思い出した・・・と告げたのです。
スチャンを巡る三角関係について、やっと本音で語り合った二人。その中で、論文盗用の事もスニョンが口にしたことから、イヒョンは激怒。
でもね、決して友好的じゃなかったけど、やっと二人は隠すことなく気持ちをぶつけあう事が出来本当の意味での親友になる事ができたようです。
チョン支社長が帰国しました。
彼はギテの監視がある事を予測してて、重要な書類はジョンテに持たせていました。そして、自分の後を誰かがつけていても、何か事が起ったとしても、自分に駆けよる事なく、書類をグクに届けて欲しい・・・と指示していたのです。
その通りになりました。
不安で、チョン支社長を見ていたジョンテに、以前ギョンドゥの肉まん屋で働いていた従業員が声をかけました。偶然出会ったのです。
その元従業員に、自分の荷物を預け、ジョンテは支社長の後をこっそりとつけました。
そしたら、なんと、運転中に心筋梗塞だかなんかの発作で、事故を起こしてしまったのです。で、そのまま亡くなってしまったようで。
報告を聞いたギテは、愕然としました。
ギテから、話を聞いたソク妻もまたショックを受けました。
「夫がイヒョンの父グクを殺し、でも生きてて良かったと思っていたのに、今度は息子のあなたが支社長を・・・。」
と、呟くソク妻。
この話を、イヒョンが聞いちゃった
怖くなったんですよね、イヒョンは。
そのまま、へドゥムを連れて家を出ちゃった。行き先は、以前へドゥムと行こうと話していた農園。
荷物だけが届き、ジョンテも支社長も帰って来ないので、ギョンドゥは心配していました。
で、やっと帰って来たジョンテに事情を聞き、これからの事に不安を覚えたのです。
翌日、グクは一人で書類を持って出て行こうとしました。
ギョンドゥが一緒に行くと言っても、一人で行くと言って聞きません。
仕方なく、ギョンドゥはこっそりと少し離れてついて行く事に。
グクは、書類を貸金庫のようなところに収めたようです。そして、例の製薬会社(?)に行ったのです。
ギョンドゥに、へドゥムから電話が入りました。
イヒョンが熱を出して倒れたんです。
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ギョンドゥの申し入れを、あっさりとOKしたイヒョンでしたが、これで、イヒョンもへドゥムを買った事と同じです。
ギョンドゥに裏切られたようで、ショックを受けました。
でも、きちんと株の譲渡契約書をギョンドゥに渡しました。自分が出来る限りの量だったようですね。
ある日、へドゥムは、ギョンドゥに会うために、こっそりと一人家を抜け出しました。
記憶力の良さが、災いしましたね、この場合は。
ギョンドゥと暮らした屋根部屋までの道順を、ちゃんと覚えていたんです。
ところで、この屋根部屋ですが、「いとしのソヨン」のソヨンたちが住んでいた部屋ですよね?
いきなり現れたへドゥムに驚いたテマンたちは、すぐさま、ギョンドゥに連絡しました。
で、急ぎ仕事先から戻ってきたんですが、一足遅かった。イヒョンが先に着いて、車に乗せたところだったんです。
イヒョンは、グクのこともあって、気分が落ち込んでるところに、へドゥムが勝手にギョンドゥに会いに行ったことで、苛立ちました。
父親を呼びながら泣くへドゥムに、余計に苛立つんです。
ギョンドゥが呼びだしたと思いこみ、呼び出しました。そして、怒りをぶつけたのです。
ヒステリックに怒るイヒョン。
ギョンドゥは、会いたくて遠い道のりを一人で来たのに、父親に会えなかったへドゥムの事を考えたかと聞きました。
でもね、イヒョンはいろんな事で頭がいっぱいで、とても冷静に彼の言葉を聞ける状態じゃありませんでした。
ぽろぽろ泣きながらヒステリックに叫ぶイヒョンを見て、ギョンドゥは、彼女が何かに苦しんでいると察したようです。
「辛いんだろ?俺と暮らそう。」
優しくそう言いました。
思わずすがりそうになるのを、イヒョンは必死にこらえ、背を向けました。
この件で、世話役のキム室長が、ソク妻から解雇を言い渡されました。
それをスニョンから聞いたへドゥムは、ソクのところに行きました。
そして、この家で一番偉い人なんだから、ハルモ二を叱って・・・と頼んだのです。
あんなにワンマンで強面で笑顔を見せないソクが、へドゥムの言葉に従いました。それに、妻はとても驚きました。それに、なんと、へドゥムとツーショットの笑顔の写真なんぞも撮っちゃってるんですよ、ソクは。
アルツハイマーで年を忘れてるってこともあるのかもしれませんが、へドゥムの存在は、人を和ませるのかもしれません。
その証拠に、何とソク妻は、へドゥムを息子夫婦の養女にしたいと言いだしましたよ。
能力が人並み外れてすごいと言うのも、大きな要素だとは思いますが・・・。
でもね、この話を聞いて、スニョンは、子供を持ちたいと初めて思ったようです。避妊薬を飲んでいたんですが・・・。
ただ、父親はギテじゃないんです。
ギテに離婚を要求したのです。離婚した後、別の愛する人との間に子供をもうけたい・・・と言ったのです。
そんな事言ったら、意地でもギテは離婚しないでしょうね。きっと、ギテはスニョンの事を愛してるんでしょうから。
スチャンが元恋人だと言う事を調べ上げてて、現在一緒に仕事してるのを嫉妬してるように見えますもんね。
イヒョンは、養女の話を聞かされ、激怒。
ソク妻に抗議しました。
「あなたは野心家なのよ。野心を満たして生きるには、子供を手放すのが賢明よ。」
と、ソク妻は言いました。それに反論できないイヒョン。純粋で野心の無いギョンドゥに満足できなくて捨ててしまった・・・と言われたら、否定できない思いもあったようですね。
ギテが、グクの生存を知りました。
そこに、ギョンドゥやチョン支社長が出入りしてるのも。
父ソクは、役員の前でアルツハイマーの症状を見せてしまい、会社の運営に大きく影がさしました。
母に相談したギテは荒療治に出ました。
いきなり、グクを拉致しようとしたんです。
ただ、ギョンドゥ&テマン&ジョンテが、グクの家の片付けにやって来たのと遭遇しましてね。
危ないところでグクを奪還。
ギョンドゥの家にかくまいました。
でも、ギョンドゥはしこたま殴られてしまって・・・。
ふらふらと歩いてるところを、イヒョンが目撃。家まで連れて帰ろうとして、屋上を見上げたら、そこにグクが。
やっと、父と娘が会えるのかな?