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最近、ク・へソンさんの演技が、ちょいと・・・と思っていた私。彼女独特の表現方法の所為か、なんか感情の起伏が感じられず、無表情に見えてしまってました。愛情を示す場合でも、なんかつまらなそうに見えてね。本当に想ってる?・・・と何度も思った事があります。
でも、この作品では本当に感情豊かな表情が見られます。
だとしたら、それまでのも演技だった・・・ってことでしょうか。
スワンは親友だから当然ですが、ドンジュもジウンも、ミンスに愚痴をこぼしたり相談に乗ってもらったりしてます。
公平な考え方の持ち主で、性格もさっぱりしてて、相談相手には格好の人物なのかもね。
ミンスとしてみたら、女性と見られて無いってことに、少々の不満はあるかもしれませんが。
ドンジュに録音機を返そうとした時、彼の机の中に自分に充てた手紙の束を発見したスワン。
今は引っ越してしまってるから仕方がないけど、まだ引っ越して無い時のも、あて先不明でドンジュのところに戻されていました。
現に、スワンは引っ越した後も、元の家を訪ねて自分宛ての手紙が届いてないか、新しい住人に聞いたりしてました。でも、その都度届いて無いと言う返事に、がっくりしていたのです。
なぜ?・・・とスワン。
ジェボムが受け取り拒否か何かをしてたんでしょうね。
アメリカに発つ時、叔母の住所を書き残して行った・・・とドンジュ。
それをスワンが受け取って無い事を知り、もしかしたらジェボムが?・・・と思い当たったようです。
オ理事長は調査報告から、ジョンファがドナーであり、事故の被害者であり、自分が殺そうとした人物である事実を確認しました。
このところ、ジウンの仕事ぶりが酷いと報告を受けているのもあって、スワンとの結婚を白紙に戻す決心をしたようです。
息子がスワンに振り回されているのも気に入らないしね。
ジウンにそう言い渡したんですが、ジウンがそれを受け入れる筈がありません。
でも、オ理事長は行動に移しました。スワンを呼び出したのです。
スワンの目を見つめるオ理事長。
その目に、ジョンファの角膜が入っていると考えると、自分の罪を見つめられている気になったんでしょうね。
「ジウンを愛してる?」
そうは見えないんだけど・・・と聞きました。
スワン、結婚を断ったと告げました。
そこまで二人の間で話しが進んでいるとは思って無かったようです。オ理事長、息子がどれほど傷ついたかを知りました。
キム元刑事は、捜査に行き詰まっていました。なにせ12年も前の事ですからね。
その時の車が見つかったとしても、タイヤが残ってる筈がありません。
ただ、ジョンファがドンジュに残した『青い車だった』・・・と言う言葉に、ミンスは引っかかりを覚えています。
オ理事長は、ジェボム&スワン、そしてジウンを食事会に呼びました。
二人の結婚を白紙に戻すという意志統一を図りたかったってことでしょうかね。
はっきりとスワンの気持ちを確認したいと言い出したオ理事長。
驚いたのはジウンとジェボム。
でも、結局、ここが破談の確認の場となってしまいました。もう、ジウンがいくら待つと言っても、無理ですね。
ところで、ジェボムを脅していたチェ元医師ですが。
なんと、オ理事長が独断で病院に戻しましたよ。医師免許がはく奪されてる・・・と言うので、何かやらかしたんですね。
で、オ理事長のスパイとなることを条件に、薬剤科に勤務することを許された様です。
ジェボム、愕然としました。
傍に置いていた方が良いから・・・とオ理事長は説明。
まぁ、いつでも捨てられる手駒ってことかしらね。
ドンジュは父の日のプレゼントをジェボムに用意しました。
そして、スワンの手から渡してほしいと言いました。まだ自分には会いたくないだろうから・・・と。
プレゼントをジェボムの机の上に置いたスワンは、そこで、一通の手紙を見つけました。
12年前、アメリカに発つ時、ドンジュが残して行ったモノでした。
スワン、この時初めて自分とドンジュを隔てたモノが、父だったと知ったのです。
家を飛び出してしまいました。
手紙には、スワンの前から姿を消す理由、そしてジョンファが亡くなった事が書いてありました。
どれほどドンジュが苦しんだか、辛かったかが分かりました。そして、自分をどれほど愛していたかも。
ドンジュの元に走り、ドアを開けて驚くドンジュに抱きついたスワン。
「ドンジュ、ごめん。何も知らなかった。ごめん、ごめんなさい。」
ひたすら謝り続けました。
大丈夫だ、大丈夫だ・・・とドンジュ。
その夜は、ヘジュの部屋で泊りました。
この作品の良いところは、こういう状況になった場合でも、すぐに相手の気持ちを考えようとすることです。
スワンは、居なくなった後で大切さに気づくということを、ジョンファの死で知りました。
ジョンファもまた、夫の死でそれを知り、だからこそ息子たちやスワンに毎日毎日愛してると言葉をかけていたのです。もっと言ってあげればよかった・・・と後悔する前にと。
スワンも、自分が如何に父に愛されているかを知っています。
だから、今、父にも示してあげようと思ったんですね。いつ別れる事になるかわからないから。
一人で家に戻りました。何事も無かったかのように、食事の準備をしたのです。
スワンは、ジェボムに言いました。
母親が死んで以来、毎日死にたいと思って生きていた。でも、朝が来て嬉しいと思えるようになったのは、ドンジュたち家族に会えたからだ・・・と。
そんなドンジュのことを、時が経てば忘れられると思う?・・・と。
ジェボムがいまだに妻の事を忘れていないのと同じです。
ジェボム、二人の事を許しました。
いつものように釣りに行ったジェボム&ドンジュ。
そこで、スワンを幸せにしてくれと伝えたのです。
ドンジュ、大喜びでスワンの元に走りました。
その様子をチェ元医師が見てますよ。『家政婦は見た』・・・的な感じで
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