天体ショーの真っ最中の今。
ここ四国の瀬戸内側は、厚い雲が出て来ちゃったーっ
始まった頃は、上のように、晴れていたのですが、徐々に雲が出て来て、今はもうほのかな光も見えません
慌てて携帯で写メしたので、ボケてますが・・・
こんな感じでした
この後、観測できるでしょうか。
時々空を見上げてみようと思ってます
天体ショーの真っ最中の今。
ここ四国の瀬戸内側は、厚い雲が出て来ちゃったーっ
始まった頃は、上のように、晴れていたのですが、徐々に雲が出て来て、今はもうほのかな光も見えません
慌てて携帯で写メしたので、ボケてますが・・・
こんな感じでした
この後、観測できるでしょうか。
時々空を見上げてみようと思ってます
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ボイス~112の奇跡~ DVD-BOX1 |
クリエーター情報なし | |
エスピーオー |
レビュー一覧は、こちらから。
グォンジュは、通話中に聞こえた音を必死に思い出し、場所の特定をしました。
そして、周辺の監視カメラの映像をチェックしたら、ジニョクの車のレッカー移動の映像が発見されたのです。
強力1チームも、ジニョクの命がかかってると察し、出動しました。
一斉に捜索開始です。
しかし、ジニョクは自力でその状況から脱出しようとしていました。
見張りが手薄になった時を見計らって、反撃開始です。
自白したナム・サンテを逃がしたくはありませんからね。妻の敵を討つためにも。
たっくさんの敵を、ジニョクは、傷を負いながらも倒して行きます。
そして、この間に、警察の方も、様々な手掛かりからジニョクの監禁場所をはじき出していたのです。
ところが、ジニョク、最後の最後にナム・サンテの一番の側近チュンべに銃を突きつけられてしまいました。
でもね、やっぱり執念が勝っていたんですよ。あっという間に形勢を逆転したのですが・・・。
警察が突入したのを見たサンテは、その場から逃走してしまいましたよ。
ジニョクは、サンテが自白したとグォンジュに報告。
サンテは指名手配となりました。
もう自由に動けません。
この状況になっても、ぺ庁長は、ゴールデンタイムチームの動き方に難癖つけました。
ジニョク一人で捜査するからだ・・・なんてね。警官は二人ひと組が鉄則だろう・・・とかね。
グォンジュがすぐに反論しました。
「警官が二人ひと組で捜査するのを知らない者はいません。誰も取り合わないから、一人で捜査をしたのです。ファン・ギョンイル事件を信じてくれましたか?」
そしたら、ペ庁長は、その事件を持ち出すなと言った筈だと言いました。
グォンジュは、車載カメラの映像を示しました。
それに映っているのは、ナム・サンテ。この事件の犯人でもあります・・・と。
「警察官にも命は一つしかありません。我々も怖いけど仕事に命をかけるのは無念な思いをする人をなくし、犯罪者に相応の罰を受けさせるのが務めだからです。」
ペ庁長も言葉は出ませんでした。
ここで登場したのが、ソンウン通運の社長モ・テグ=キム・ジェウクssiと、彼の父親で会長のモ・ギボム。
やっと大本命が登場したって感じです。
大きな権力を持ってるようで、市の担当者なんぞを顎でこき使っているようですね。
ナム・サンテとはかなり親しい間柄のようです。兄貴・・・と呼んでいますからね。
ところで、チュノクは、身元を偽っていたと言う事だけで、大きな罪も無く、釈放されたのですが、弟のヨンウンは、直接手を下しわけじゃないけど、殺人をほう助したと言う罪はあるわけで。
知的障害があると言っても、なかなか無罪放免というわけにはいきません。
でも、グォンジュは、情状酌量を求めて、少しでも罪が軽くなるように取り計らおうとしています。
チュノクは、グォンジュに何度も頭を下げて礼を言いました。グォンジュの言葉を信じたからこそ、自由になれたのですからね。
ところが、釈放された直後に、チュノクが殺されたのです。
それも、グォンジュの父やジニョクの妻と同様、鉄の玉で殴られて・・・。
おまけに、わざわざ112に通報してジニョクたちを呼び寄せましたよ。
これは、テグ・・・ですね。
駆け付けたジニョク、グォンジュ、そしてシム刑事が見たのは、磔のような状態のチュノク。
壁には、血でルカ福音書の一節が。
警察の捜査に協力したチュノクへの報復殺人だ・・・とグォンジュは言いました。
遺体の前には、鏡もありました。
これは、次の標的の指定かもしれない・・・と、福音書の意味を調べたヒョノが言いました。鏡を見た者が、次のいけにえだと言う意味だと。
映っていたのは、ジニョクとグォンジュです。
残されたチュノクの携帯から、ナム・サンテの指紋がでました。
それを、ペ庁長は誰かに報告してます。
ジニョクは、殺人の性質がナム・サンテには合わないと感じていました。
グォンジュも、以前から、ウニョン洞事件の時に聞いた犯人の声は、サンテより若い男だったと主張していました。
いくら、サンテがウニョン洞の犯人は自分だと自白したとしても、何か違和感を感じていました。
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遺体の主は、大家のパク・ボクスンという老女でした。
そして、犯人として逮捕されたのは、知的障害のあるシム・ヨンウンという男。そして、その姉チュノク。
なんと、チュノクは、ボクスンそっくりに整形して成り澄ましていたのです。
ヨンウンは、凶暴性を示したり、パニックになったりと、まったく供述を取ることが出来ません。
一方、チュノクは、全部自分がした事で、弟には関係無いと言い張りました。
でも、グォンジュは、チュノクを粘り強く説得し、真実を供述させる事が出来ました。
これには、暴力団が絡んでいました。
ボクスンの持っている土地を狙っての事らしいです。ボクスンは自分の土地を福祉施設に寄付する考えでした。それを手に入れようとして・・・ってところでしょう。
ある日、ボクスンが殺され、ヨンウンの仕業だとチュノクは言われたのです。
本当は違うようですが。
弟を庇うために必死になったチュノクに、暴力団は整形させ、ボクスンに成り済まさせ、住人を追い払い、土地を手に入れようとしたみたいです。
昨日も来た・・・とチュノクは言いました。
住人を追い出すのを急かされたと言いました。
その時に、耳にした話があると言って聞かせてくれたのが、なんと、ジニョクを襲う計画だったのです。
その直前、ジニョクに情報屋のチラシから連絡が入っていました。
新しい情報を手に入れたと言うのです。
で、ジニョクは、チラシに会いに行ったのです。
その流れが、チュノクが耳にした話と合致しました。
ジニョクが危ない
すぐにジニョクに連絡を取ろうとしたんだけど、話し始めた途端、ジニョクが会話を中断したのです。
そして、次の瞬間、グォンジュの耳に飛び込んで来たのは、破壊音
凍りついたようになったグォンジュ。
呼びかけても呼びかけても、ジニョクの応答はありません。聞こえるのは殴打する音や破壊されるような音のみ。
そして、ジニョクの携帯の電源が切れました。
追跡が出来ません。
グォンジュは、すぐにシム刑事たちゴールデンタイムチームメンバーに指示を出しました。
ジニョクが危険だと。
ジニョクの携帯の電源が入りました。
でもね、それは囮。
電源を入れた携帯を持って、バイクが街中を疾走していたのです。警察の目を引きつけておいて、ジニョクは別のところに拉致されて行ったのです。
車もレッカー移動され、拉致の痕跡は何もありませんでした。
携帯の移動の仕方が、あまりにも自由なので、ヒョノはバイクでは?・・・と言いました。
車では無理な動きをしているから・・・と。
その意見によって、シム刑事は一台のバイクを発見。
追い詰めたのですが。
運転していた男は、携帯を落とし、そのまま逃走してしまいました。
ジニョクは、食肉工場に連れて行かれていました。これがねぇ、なんとも不気味なのよ食肉工場っていうのが・・・
身動きできないようにつるされていました。
彼をおびき出した情報屋のチラシも、結局、同じように吊るされちゃったよ
そこに現れたのは、ナム・サンテ。
口の中でカチカチという音がするのを聞いたジニョクは聞きました。
お前か?・・・と。俺の女房はお前が?・・・と。
「そうだ。俺がやった。」
と、サンテは言いました。
えそーなの
「しっかり始末しろ。」
そう言い置いて、サンテは出て行きました。
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ボイス~112の奇跡~ DVD-BOX1 |
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ファン・ギョンイルは話し始めました。
雪がしんしんと降る日だった・・・と。
彼は盗撮をしようとしていたのです。
ところが、ウニョン洞で彼が目撃したのは、グォンジュの父が殺害されるシーンだったのです。
スーツをびしっと着た男が、鉄の玉で殴ってた・・・と言いました。
犯人の顔も覚えていると言いました。
犯人の風貌を詳しく聞こうとした時、チャン係長がやって来ました。そして、グォンジュの話も聞かず、そのままギョンイルを連行して行ってしまったのです。
チャン係長は他の刑事から、ギョンイルがウニョン洞の犯人の顔を見たと言っていたと聞きました。
ジニョクはグォンジュを落ち着かせようとしました。でも、落ち着いてなんかいられるわけありません。
父と犯人とグォンジュしか知らない父の今わの際の言葉を、呟いたのですから。
ジニョクも、驚きました。目撃者がいたのが分かったのですもんね。
命拾いしたウンビョルは、祖母とウンスと共に心から喜び合いました。
ウンビョルが言いました。
トランクに閉じ込められていて、息も詰まるかと思った時、グォンジュの声が携帯から聞こえたのです。その瞬間、息ができたと。
「電話越しだけど、誰かの声が聞こえるのは、とても大きな支えになるのね。」
その言葉を聞いたウンスは、ゴールデンタイムチームに入る事を決めました。
ファン・ギョンイルを連行途中、ガス欠なんぞという事態が発生。
仕方なく、ガソリンスタンドに立ち寄ることに。
その時、ギョンイルが、トイレに行きたいと言い出し、一人の刑事がついて行ったのですが、丁度電話がかかってきたため、ギョンイルを一人にしました。
トイレのドアに鍵をかけたのはギョンイル。もち、窓から逃げようとしたんです。いつの間にか手錠の鍵も手に入れていました。
ところがこれは全て計算済みでした。
トイレの中に一人の男が潜んでいて、ギョンイルに襲いかかったのです。
首を絞められ、もがく音を、手を洗いに来たグォンジュが耳にしました。
例の、口の中でカチカチと鳴らす音も聞こえました。
ジニョクたちに知らせたものの、ドアを開けた時、既にギョンイルは瀕死の状態。
首を絞められた上、火を点けられていたのです。
でも、最後に少しだけ声が出ました。
「ク・・・ミ・・・。」
グォンジュが何度も何度も問いなおしたけど、それだけでした。
これもまた、自殺として処理されてしまいました。
ポケットから発火装置が発見されたこと、逮捕されたら自殺するとサイトに描き込んでいたことなどが理由でした。
遺族も、捜査を希望していないと言われました。
でも、グォンジュには納得できません。と言うより、口封じに殺されたと確信していました。
ジニョクも、この事件が仕組まれたモノだと思い始めていました。ガス欠なんぞ、刑事にあるまじき事だからです。
調べてみると、車のパイプに亀裂が入っていました。それは、のこぎりか何かで切られたような跡がありました。そして、チャン係長の指に、同じような傷があるのを、ジニョクは見ていたのです。
現場のトイレには、手錠の鍵が残されていましたし。
全て強力1チームの車の中で起ったことだとグォンジュは指摘しました。協力者がいるのは間違いないと。
現にチャン係長に何者かが連絡して来ていました。
「俺に出来ることは全て処理した。」
と、チャン係長は答えていました。
グォンジュとジニョクは、現場となったガソリンスタンドを綿密に調査しました。
で、一台の車載カメラの映像を手に入れたのです。
ギョンイルが死んだトイレの窓から出てくる男の姿映っていました。
男には歩き方に特徴がありました。
コ・ドンチョルが死ぬ前に行った高級クラブを調べた二人。
グォンジュは、この店でドンチョルが会っていた男も、口の中でカチカチと音を鳴らしていたと、ウェイターから情報を得ていたのです。
クラブのマダムに話を聞きました。
客が相当な地位の者ばかりだというそのクラブのチャンマダムは、口が堅い女性でした。
それでも、どーにか情報を得ることが出来ました。
ナム・サンテという男です。
そして、GPという会社の名前です。
でもね、彼らがナム・サンテの情報を得た頃、ナム・サンテもグォンジュとジニョクの情報を手にしていました。
ジニョクは、シム刑事にGPと名の付く会社の情報を集めさせました。
シム刑事は、その意味を聞いて来ました。常々、ジニョクの行動を不審がっていましたからね。
で、ジニョクは、シム刑事に自分とグォンジュが追う男の事を打ち明けたのです。口の中でカチカチと音を鳴らす男のことを。
ウニョン洞殺人事件も、コ・ドンチョル自殺事件も、その男の犯行だと。
グォンジュは、ペ庁長から釘を刺されました。
ウニョン洞事件の再捜査がゴールデンタイムチームを作った理由なら、許さないということです。即座に解散させるとね。
通報が入りました。
一人の男が包丁で老女を脅していると言うのです。
これがまた新たな事件の発見につながりました。
通報に応じて、ジニョクとシム刑事が現場に急行し、男を取り押さえている時、老女の家の中から、変死体が発見されたのです
この老女が、何とも不気味な雰囲気の人なんですよね。
この女優さん、たまにお見かけしますが、こう言った役が多いように思えます
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ボイス~112の奇跡~ DVD-BOX1 |
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穴に放り込まれ、上からどんどん土が掛けられていきます。グォンジュも流石に恐怖に襲われました。
でも、その時、幸か不幸か、警察無線で、警察がこの場所に向かっていることを、ファン・ギョンイルが知ったのです。
ジニョクが、応援を要請してありましたからね。
一目散に逃げ出したファン・ギョンイルと共犯者のボンギル。
ジニョクが追いましたが、ま、無理ですな。
しかし、グォンジュは危機一髪で助かったのです。
グォンジュから、ファン・ギョンイルたちの計画が判明。
ウンビョルを乱暴するライブ動画をネットに流そうとしていたのです。これまでも、同じような犯行が続いていて、警察も注視し始めたところでした。
ここに至っても、まだ捜査方針で意見が合わない強力1チームとゴールデンタイムチーム。
強力1チームは、犯人が海外に高跳びするに違いないと港を捜査しました。
でも、ジニョクとグォンジュは、無線から位置を確認したのです。
で、居場所が分かりました。既に廃校となっているファン・ギョンイルの母校の中学でした。
また、経歴を調べた結果、ウンビョルを狙った理由も分かりました。
ウンビョルとウンスの父親は、彼の中学時代の担任教師だったのです。
当時、女手一つでギョンイルを育てていた母親は、ウンスたちの父親と不倫の噂が立ちました。元々、身持ちの悪い女性だと噂されていたのです。
その結果、ウンスの父は学校を追われ、ギョンイルは母親や女性に対して、偏見を持つようになってしまったのです。
その後、放火で母親を殺してしまったようです。
ジニョクとグォンジュ二人だけで中学校に忍び込みました。
援軍を要請したものの、間に合うかどうか・・・。
ファン・ギョンイルは仲間割れからボンギルを殺してしまい、半ば自棄になっています。
学校のあちこちに可燃物を仕掛け、着火スイッチを手に、ジニョクやグォンジュ、ウンビョルを脅しました。
しかし、結局は、ジニョクに逮捕されたのです。
強力1チームは間にあいませんでしたよ。
ギョンイルは連行されて行く時、グォンジュの方を振り向き、呟きました。
「俺が死んだら、娘はひとりぼっちになる。」
傍にいた刑事にも聞こえないような小さな呟きでした。
でも、グォンジュにははっきりと聞こえました。
そしてそれは、父が亡くなる最期の瞬間の言葉だったのです。
血相変えてギョンイルに詰め寄ったグォンジュ。
何故分かったのか言って・・・と。
そして、ヤツの顔を覚えてる・・・と。
チャン係長は、ジニョクに、強力1チームに戻って来いと言いました。
それをジニョクが相手にしないでいると、グォンジュと一緒にいる理由は何かと問いました。シム刑事も、以前、同じ事を聞いてきたことがあります。
ゴールデンタイムチームに残る理由が分からなかったからです。
でも、ジニョクは、全く相手にしませんでした。
車に戻ろうとした時、騒動が見えました。
グォンジュがギョンイルの首を押さえこんでいるじゃありませんか。
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ボイス~112の奇跡~ DVD-BOX2 |
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強力1チームは、既に、コ・ドンチョルの墜落事件を自殺と断定する雰囲気になりつつありました。
遺書があったと言うのが大きな理由でした。
そこに、ジニョクとグォンジュがやって来ました。
3年もの間、ずっと追い続けていたコ・ドンチョルだけに、又何か問題を起こしそうだと思ったチャン係長は、ジニョクたちが現場に入るのを拒みました。
が、グォンジュが権利を主張し、どーにか許可されました。
遺体を見たグォンジュは、父やジニョクの妻と同じような丸い凶器で撲殺されたと判断しました。
でも、結局、これは自殺と断定され、早々に収拾されてしまったのです。
でも、グォンジュは諦めていませんでした。
ジニョクに、隠密裏に捜査をすると言ったのです。警察内部に協力者がいる事は間違いないと思っているからです。
グォンジュはゴールデンタイムチームに、空港警察のパク・ウンスを誘っていました。
でも、ウンスにはその気は無く、断って来ました。
ある日、そのウンスの妹が事件に巻き込まれたのです。拉致です。
妹の名前はウンビョル。契約社員でお気楽過ぎるとウンスは思っていまして、口を開けばお小言を言ってしまうため、ウンビョルに煙たがられていました。
そう言いながらも、ウンビョルは、姉を頼っているとこもあり、他愛の無い話で何かと連絡してくるのです。
ウンビョルは、ジニョクたちが通っている食堂の孫娘でもあり、顔見知りでした。
グォンジュはウンビョルの携帯に連絡し、音を拾いました。
ガムテープで口をふさがれているため、会話は出来ませんでしたが、グォンジュは様々な音を聞き、車の大きさや形態を予想しました。
その判断を頼りに追跡するゴールデンチーム。
でも、犯人になかなか辿りつけません。
捜査の途中で、ジニョクが運転する車が事故に遭い、同乗していたシム刑事が負傷するに至り、ペ庁長は捜査本部を強力1チームに置くと指示しました。
犯人は、ウンビョルの元カレだと断定し、捜査する強力1チーム。
でも、ジニョクは、間違っていると睨んでいました。で、意見を言うのですが、邪険にされるだけで、チャン係長は全く取り上げてくれません。
グォンジュは、それならば、ゴールデンタイムチームも独自に捜査すると宣言。拉致捜査の山は12時間だとされています。
間違った方向の捜査をしている余裕など無いのです。
グォンジュは、ウンビョルの友人ファン・ギョンイルに目を付けました。
ところが、ファン・ギョンイルも、グォンジュに疑われていることを察知したのです。
グォンジュにナイフを突きつけました。
その時、ファン・ギョンイルが言ったのです、思い出す?俺の声・・・と。カチカチ口の中で音がしていました。
父を殺した犯人
一瞬、凍りついたグォンジュ。
でも、そこんところは警察官。反撃に出て、ファン・ギョンジュに銃を突きつけ動けなくしました。
そして、通報センターに一報を入れた時、共犯者がグォンジュを後ろから襲ったのです。
今度はグォンジュも拉致されてしまいましたよ。
すぐさま、情報が共有され、ジニョクや強力1チームも、グォンジュ拉致犯を追いました。
ところが、全く情報がつかめません。車も見つかりません。
ファン・ギョンイルは警察無線を傍受していたのです。警察の動きは逐一把握していました。
ジニョクは、馴染みの情報屋から、抜け道の情報を得ました。
そして、向った先で、ファン・ギョンイルたちの車を発見したのです。
ファン・ギョンイルと共犯者の男は、グォンジュを埋めようとしていました。
グォンジュは、なんとしても父の事件の情報を得ようとファン・ギョンイルを挑発しました。何か知ってるに違いありませんからね。
カチカチと口の中で音がするなんてこと、警察関係者しか知らない情報でしょう、おそらく。
でも、ファン・ギョンイルはそれ以上何も教えてはくれませんでした。
掘った穴に、グォンジュが投げ込まれちゃったーっ
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ボイス~112の奇跡~ DVD-BOX1 |
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『犯罪捜査を題材にしたフィクションですので・・・』というお断りが最初に流れるだけに、ショッキングな映像が多いです。
韓国のドラマや映画って、こう言うシーンがとことん残酷だったりするので、気分が悪くなりそうです。
とうとうアラムは母親に見つかってしまい、洗濯機の中から引きずり出されました。
泣きながら母親に許しを請うアラム。
母親はヒステリックにアラムを叱り、脅します。
この様子が、通話中のままのアラムの携帯から、グォンジュたちに聞こえていました。
一刻も早くアラムを救い出さないと、命の危険もあるのが、容易に想像できました。
様々な音がグォンジュの耳に飛び込んで来ていました。
その中から手掛かりとなりそうな音を拾い出そうと、グォンジュは必死に耳を澄ませ、考えました。
「お前が突き止めたら、俺が必ず救い出す。」
と、ジニョク。
グォンジュは、母親に電話しました。
そして、話を聞き、宥めました。
母親は少しずつ落ち着きを取り戻したかに見えました。
助けてほしい・・・と母親は泣きだしました。
彼女自身も、救いを求めていたのです。
ジニョクたちがようやく現場を突き止め、踏み込んだ時、母親一人だけがいました。
アラムの姿はありません。
その時、アラムは別の人物によって連れ出されていたのです。
母親の父でした。
母親もまた幼い頃から養父に虐待され続けていたのです。
一旦は、逃げ出す事が出来、幸せな生活が始まったと思っていたのに、養父と再会してしまったのです。
なんと、その養父は、彼女たちが済んでいるアパートの警備員だったのです。
ジニョクの機転でアラムは発見され、解放されました。
警備員も捕まりました。
ジニョクは、この捜査で、グォンジュの言っていた“特殊能力”が真実だと確信しました。
で、グォンジュに聞きました。
いつからだ、誰が知ってる?・・・と。
12歳のころから・・・とグォンジュは言いました。
事故に遭って、2年間目が見えない時期があったんだとか。その頃から、人に聞こえない音が聞こえ始めた・・・と言いました。
そして、知っているのは、亡くなった父親と自分、そしてジニョクだけだと。
秘密にしていてほしい・・・とも。
悪かった・・・とジニョクは初めて謝りました。
誰だってそんなこと、信じられる筈はありませんからね。
そして、改めて聞きました。
あの日、あの事件の、ジニョクが知らなかった真実と、消えた音声データの内容を。
もう一つ、ジニョクをゴールデンタイムチームに引っ張った理由も。
2014年11月、グォンジュが112通報センターに配属されて1週間目の日。
他の通報もたくさん入るような忙しい日でした。
そんな時、ジニョクの妻から通報が入ったのです。殺される…と。
しかし、結局、警察官の到着が間にあわず、ジニョクの妻が殺される様を聞く羽目になってしまっただけでした。
直後に緊急配備をしたけど、もう遅かったのです。
でも、一人、現場近くにいた警察官がいました。グォンジュの父でした。
グォンジュの父は、その旨、通報して来ました。出たのは、娘のグォンジュ。
待機しているようグォンジュは指示しましたが、父は不審者とぶつかり、犯人だと察したため、追跡したのです。
そして、グォンジュは父が犯人に襲われる様子も、聞いてしまったと言うわけです。
グォンジュ父を鉄の玉で殴り殺した後、犯人は無線機から聞こえる声を聞きました。
『父さん』
と、グォンジュが叫ぶのを聞いて、犯人は言いました。
「なんだ、娘も警官か。」
グォンジュは、話すたびに口の中でカチカチという音が鳴るのを確かに耳にしました。
グォンジュ・・・という父の声が聞こえました。
まだ生きていたのです。
でも、それは犯人にトドメを刺す決意をさせただけでした。
このウニョン洞殺人事件の犯人として逮捕されたのがコ・ドンチョルでした。
お葬式でそのニュースを見たグォンジュは、自分が聞いた犯人の声とは違うと思いました。
そして、父は、犯人の車に轢かれて死んだという嘘で幕引きされてしまったのです。
それ以降は、ジニョクも知っていました。
裁判が開かれ、証人として出廷したグォンジュが、コ・ドンチョルの声が自分が聞いた犯人の声とは違うと主張しても、証拠も音声データも無くなっていて、証言を取り上げてくれることはありませんでした。
ジニョクも、グォンジュに嘘の証言をするなと、自分のミスを隠そうとして嘘を言っていると誤解したわけです。
グォンジュは当時の庁長に半ば脅すように説得され、黙るしかなかったのです。
「その時気付いたのです。真犯人を隠そうとする者たちが警察内部にいると。」
と、グォンジュは言いました。
アメリカに行ったのは、自分に力を付けて犯人を捕まえると決心したからでした。
愕然としたジニョク。
それでも、まだグォンジュの話を完全に信じることは出来ませんでした。
全てが憶測だと思えたのです。なにせ、証拠が何一つないのですから。
「証拠を持って来い。」
と、ジニョクは言いました。
真犯人とコ・ドンチョルは、今、ソンウン市にいます・・・とグォンジュは言いました。
ドンチョルが犯人だと断定されたのは、真犯人としか思えない証拠があったからです。と言う事は、真犯人と交渉があったと思われます。
そして逃走中の今、おそらく何らかの問題が発生して、二人は会っていると思われる・・・とグォンジュは言うのです。
その時、緊急通報が入りました。
墜落事故の通報です。
死亡者の名前は、コ・ドンチョル・・・と。
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シン・スグンは、チンソン大君に言いました。この結婚は、政略結婚では無く、平凡な結婚だと願います・・・と。
「チェギョンの運命は、大君にかかっています。ですから、どうか私の婿としてだけ、チェギョンの夫としてだけ、王様の弟としてだけ生きてください。」
切に願います・・・と頭を下げるシン・スグンに、チンソン大君も返礼しました。言葉ではYesとは言えませんでしょうね。
チェギョンは、チャスン大妃と話をしていました。
回り回って元の縁を結んだということは、この縁が正しいということではないでしょうか・・・とチェギョンは言いました。
過去を二度と繰り返さないつもりだと言い、どうか憎しみを捨ててほしい・・・とね。
「これからは、父ではなく、私の息子ヨクに従って生きると信じて良いか?」
と、チャスン大妃は問いました。
はい・・・とチェギョンは言いました。
チンソン大君は、燕山君が攻撃を途中で止めた事が気になっていました。
もしかしたら、狙いは別のところにあったのでは?・・・と。
当たりです。
イム・サホンは部下に命じてソノの動きを監視させていました。例の一件が罠だと分かった時、ソノ父の居場所を知っているなら、かならず無事を確認しに行く筈だとふんでいたのです。
ソノは父が隠れている小屋に向かっていました。
父と再会し、喜んだのもつかの間。
ソノ父は、息子の身に危険が及ぶと思い、また姿を消したのです。
でもね、それはイム・サホンの部下たちにきっちり見られていました。
で、あっという間に拉致されてしまったのです。
チェギョンは結婚初日だというのに、自分を放ったらかしでどこかに行ってしまったチンソン大君が恨めしく、また心配でした。怪我を知ってますもんね。
そこに、燕山君が。
様々な薬を持って来ました。
チンソン大君は、昔から怪我が多いから・・・と。
燕山君の頬の傷に気付いたチェギョンは、二人の間に何かあったのでは?・・・と思いました。
燕山君は、質店が怪しいとチェギョンに言いました。こう言えば、好奇心旺盛なチェギョンが調べると察しているのかな?
チンソン大君は、夜遅くに、帰って来ました。花束を持って。
チェギョンは、すっかりオカンムリ。
チェギョンとすると、傷の事を話してほしかったのでしょう。でも、話すつもりは無さそうな大君を見て、余計に腹が立ち不安が募りました。
だけど、結局、信じるしかないと思ったのです。
大君が言う言葉だけ、心だけを信じようと。
ソノ父は拷問を受けていました。
勿論、密旨について吐かせようとしたのです。
燕山君は、チェギョンとチンソン大君の事を考えると、とても冷静じゃいられなかったようで。いつも以上に残忍でした。
ソノ父に酷い拷問を自ら行い、口を割らせようとしました。
でも、ソノ父は知らぬ存ぜぬをつき通していました。
だけど・・・息子に害が及ぶと知ったら、話すしかなくなったのです。
密旨は、成宗の近くにいた女性の体に刻んである・・・と。
あれまさか、チェギョンの
だけど、あれは二文字だけだったよね?神樹・・・だっけ?
それを聞いた燕山君は、直後にソノ父を殺しました。他の者に知られないように・・・。
燕山君は、まだチェギョンとチンソン大君の結婚が納得できていません。
チェギョンがチンソン大君と一緒にいると言う事すら、考えただけで心が落ち着かず、荒れてしまうのです。
亡き母の気持ちが今ようやく理解できました。
燕山君の母ユン氏は、夫成宗の愛情を求め続けていました。王妃でありながら、側室に嫉妬し、廃位されて、結局死罪となったわけです。
息子の自分を口実に、成宗の寝所に入る母を、当時の燕山君は、恥ずかしいと思っていました。
でも、母は王妃である前に、愛する人に愛されたいと願う一人の女性だっただけだと、今、思うのです。
「ゆえに、気になった。余は王として生きたいのか。或いは、一人の女性の男として生きたいのか。」
傍にいるチャン・ノクスは、複雑でしょう。
燕山君は、決して自分を愛してはくれません。ただ、その時々で自分を癒したりする利用すべき存在としか見ていないでしょうから。
その時、イム・サホンが女性たちを連れて来ました。
成宗に仕えていた女官たちです。つまり、“密旨を刻んだかもしれない”女性たち・・・ですな。
ところが、途中で燕山君は、チェギョンに雰囲気が似ている女性を見つけ、本来の目的を忘れてしまうんです。
その女性に、その夜の伽をさせてしまいました。
チェギョンは、チンソン大君の仲間を酔わせて、隠していることを探りだそうと企みましてね。
お酒をたくさん持って質屋に行ったのです。
で、グァンオたちに散々飲ませて、酔いつぶれさせたのです。
チンソン大君がお酒を買い足しに出かけた隙に、アジトの中を探ったのですが、何も見つかりません。
そのうちに、自己嫌悪に陥ってしまいました。信じると言っておきながら、なんて事を・・・です。
戻ってきたチンソン大君は、チェギョンのその葛藤を見ていました。チェギョンの苦しみが理解できました。
そっとチェギョンを抱きしめました。
チェギョンは言いました。
田舎で暮らしませんか?畑を耕しながら・・・。
チンソン大君は言いました。分かった、そうしよう・・・と。
その夜、チェギョンはチンソン大君と過ごそうと決めました。
なのに・・・。
なんと、ソノ父の遺体が質屋の前に運ばれたのです。
知らせを受け、チンソン大君は飛び出して行きました。
そして、朝まで帰ってこなかったのです。
チェギョンは、やはり燕山君が言うとおり、疑念が再度湧いてくるのを抑えきれませんでした。
で、質屋に向かったのです。
そこで見たのは、血痕。多量の血痕が質屋の中まで続いていました。
鍵を壊し、中に入ると、隠し部屋までその血痕は続いていたのです。
そして、隠し部屋でチェギョンが見たのは、謀反の証拠たちでした。
思わず崩れるように座り込んでしまったチェギョンでした。
チンソン大君は、ソノ父から、密旨が女性の体に刻まれていることを聞いていました。
大君が成人した時、手に入れられるように・・・という成宗の指示だとか。と言う事は、その時許嫁としてチェギョンの名前が挙がっていた事を考えると、やっぱりチェギョンの背中の入れ墨が、それ
チンソン大君は、チェギョンの名前をソノ父から聞いているのかしら
レビュー一覧は、こちらから。
燕山君、kissしてなかったーっ
あれは、チンソン大君の姿が目に入ったから?でも、そーなると、聞こえるのに、その後の台詞を言うのは変だし・・・。
寸前で、理性が勝ったって思いたいですね、私としては。
「間者になれ。」
と、直後にチェギョンに言いましたからね、燕山君。それが、婚姻を許した理由だと。
そして、チンソン大君の一挙手一投足を報告しろと言ったのです。
チンソン大君が意志を持った瞬間、それは反逆となると言いました。
燕山君は剣を取りだし、言いました。それでチンソン大君を刺すことになるかもしれないが、するか?・・・と。
チェギョンは頷きました。
でも、剣は受け取りませんでした。必要ないと言いました。
自分が婚姻をする理由は、燕山君とチンソン大君の疑心を払しょくし、大君の忠誠心を証明するためだから・・・と。
聞いていたチンソン大君は、ほっとしました。
でも、一方で、チェギョンが負わされる苦しみを思いました。
燕山君は、チェギョンのチンソン大君への想いを哀れに思いました。
死をも恐れないくらい、チンソン大君を信用しているからです。
もし間違っていたら?・・・と燕山君が聞きました。
「剣を受け取ります。そして、誤った信頼の罪を償います。」
チンソン大君は、母チャスン大妃に、旗揚げを急がなくてはいけないと言いました。
それまで、チンソン大君は急いではならないと言っていました。
でも、チェギョンのように、そして他にも大勢の人がもっと危険になり試練が与えられることに気付いたのです。
そして、チェギョンを守るためには、彼女に対してとことん嘘をつき通さなくてはならないと思ったのです。
盗品が返されて来たと大臣たちが燕山君に報告しました。
もしかしたら、タニシ姫では?・・・と一人の大臣が言いました。タニシの殻があったそうです。
当時、タニシ姫とあだ名される義賊がいました。飢饉などの時、困っている民に米が届けられることがあり、皆、そう呼んでいたのです。
燕山君は、それがチンソン大君の一派だと察しました。
イム・サホンはいっそうの警戒が必要だと言いました。王座を狙って、行動を始めたということだと。
勿論、燕山君は、分かっていました。
で、突然自ら敵地に乗り込んだのです。あの質屋のアジトを、一人で訪ねたのです。
その時、アジトの地下には、チンソン大君がソノと共にいました。
息をひそめて燕山君の動きを窺っていた時、なんと、タイミング悪く、パク・ウォンジョンとミョンへが入って来て、おまけに、チンソン大君の名前を口にしちゃったんですよ
なんとか、やり過ごせるかも・・・とグァンオとソッキが思った瞬間でした。
燕山君の表情が一変。
ここがチンソン大君のアジトだと確信が持てたもんね。
まったく・・・迂闊過ぎるよ
否定すればするほど、チンソン大君とパク・ウォンジョンのつながりが鮮明になりますわな。
燕山君は、配下の者に、その質屋を監視するよう命じました。
これによって、チンソン大君の動きは、もっと詳細に掴まれそうです。
シン・スグンの妻は、嫁ぐ娘のために、精一杯の準備をしようとしていました。
チャスン大妃がチェギョンを気に入っていないことは充分分かっています。苦労することは目に見えているわけです。だから、少しでも軽くしようと、準備にはお金の糸目をつけないつもりのようです。
そんな時、燕山君から呼び出しがありました。
行って見ると、チンソン大君も呼ばれていました。
燕山君は、新しく所帯を持つ二人のために、屋敷や使用人を準備していたのです。
立派な屋敷でした。
そして、使用人の数も半端ありません。
ただ、その使用人の全てが、監視役だということは、チンソン大君には分かっていました。
チェギョンも、燕山君から言われました。毎日チンソン大君の行動を報告するように・・・と。監視役から聞いた内容と違わないか、チェックする・・・とも。
チェギョンは、チンソン大君に言いました。
まだ隠している事があるのなら、結婚する前に、今のうちに話してください・・・と。
勿論、大君が打ち明ける筈はありません。反対に、チェギョンに言いました。
「そなたこそ、最後の機会だ。怖くて後悔するなら、ここで止めてもいい。私から逃げろ。」
そんなぁ・・・ですよね。逃げようとした時は捕まえたくせに。
婚家に入ったら、チンソン大君だけを信じて頼りにして生きて行くのに、逃げろだなんて・・・ねぇ。
「こんな時は、愛していると何度も何度も言って抱きしめてくれないと。」
と、チェギョン。
でもね、チンソン大君は、言葉など何の意味も無いと言うのです。
「言葉から始まるのです。言葉でまず表現してすぐ行動に移す。それを繰り返すのが、夫婦の人生になるのです。愛する気持ちはっそうやって守れば良いのです。」
チェギョンは、涙をためて言いました。
そして、怒ってそのまま行こうとしたのですが、思いなおし、引き返して来ました。
チンソン大君の手を取って言いました。
「大君は許します。口よりも目で話す事が多い人だから。返事をしなくて、表現が足りなくても、寂しがりません。一緒に生活しながら一つずつ教えますから。」
くじけない逞しいチェギョンです。
アジトを、突然ソノの父が訪ねて来ました。チンソン大君一人がいる時でした。
チンソン大君は、ソノ父を匿ったようです。
そして、手紙も。これは、ミョンへが受け取りました。
でもね、この手紙は、罠だったのです。
チンソン大君とチェギョンの婚礼の日でした。
チンソン大君の伴をしたのは、ソノ。
彼らだけは作戦を知らされていませんでした。
ミョンへやソッキは、ソノ父が待つと言う小屋に向かっていました。
でもね、その小屋の周囲は、燕山君やイム・サホンの兵が取り囲んでいたのです。
燕山君は、行く前に、チャスン大妃に警告していました。
まさか、妃を変えるつもりじゃないだろうな・・・とね。チェギョンを傷つけるような事、彼には許せないのです。
チンソン大君がチェギョンを本当に愛しているなら、無事に式を挙げられるだろう・・・と燕山君が言いました。
その意味をチャスン大妃が不吉な暗示だと悟ったのは、チンソン大君が、なかなか現れなかった時でした。
グァンオは、民の一人から、イム・サホンたちの不審な動きを聞き、罠に気付きました。
で、必死にチンソン大君に知らせたのです。
大君は、ミョンへたちを救いに、駆け出しました。
駆け付けた時、燕山君たちは、一斉に弓を射ました。
大君の腕を矢がかすめました。大君の放った矢は、燕山君の頬をかすめました。でも、1本は右胸に刺さったーっ
大事には至らなかったようですが・・・。
チンソン大君たちは、どーにか逃げ出すことに成功。
皆が騒然としている中、チンソン大君は、身なりを整え、婚礼の式に現れました。
チェギョンは、ほっとしました。
実は、既に彼女の元には、燕山君から剣が届いていたのです。もし、チンソン大君がチェギョンの信頼を裏切るような事をした時には・・・という、あの剣です。
だから、大君が現れたことに、ほっとしたのですが、次の瞬間、見てしまいました。
チンソン大君の腕から、血が流れているのを。
『ヨクはそなたをだましている』
剣と共に、そう書いた手紙が届いていたのを、思い出しました。
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いくらでも怒っていい、だが、会わないなんて言うな・・・とチンソン大君。
「そなたなしでは生きて行けぬから帰って来たのだ。」
それでも、チェギョンは黙って家に入って行きました。
燕山君がチンソン大君に声をかけました。
そして、そのままシン・スグンの屋敷に入って行きました。
チンソン大君とチェギョンを前にして王命を出しました。婚姻しろ・・・と。
チンソン大君の願いを聞き入れただけだと。
こうなったら、もう命令に従うしかありません。
シン・スグンと妻は、頭を悩ませました。チェギョンも・・・です。
そのくらい当時予言と言うモノは重いものだったということですね。
その話を、チンソン大君は聞いてしまいました。
チェギョンが自分を想っていることは確信していたでしょう。なのに、何故婚姻を拒否するのか、これで納得できました。
予言を信じるのですか・・・とチンソン大君は、シン・スグンに言いました。
当たり前です・・・とシン・スグンは言いました。
「私にとっては娘の安危にかかわり、娘にとっては自分と愛する人の運命にかかわります。」
確かに・・・とチンソン大君は思ったでしょう。でも、チェギョンには自分への想いを優先してほしかったのです。
その頃、燕山君は、チェギョンへの想いを痛いほど実感していました。
チェギョンとチンソン大君が、お互いを想い合ってる事に気が付いたのと同時に、自分の胸の中にも、チェギョンへの想いが育っていたことに、ようやく気付いたのです。
なのに、自棄になったように、二人の婚姻を許してしまったわけで・・・。
今になって、自分のその王命の重さ、そして嫉妬心に苛まれていたのです。
パニックになった燕山君は、思わず傍にいたチャン・ノクスの首を絞めてしまいました。チェギョンと混乱したのです。
自分の傍におけないのなら、殺してでも傍に置きたい衝動に駆られてしまったのです。
寸でのところで正気に戻った燕山君。
涙が頬をつたっている事に、気付きました。
「婚礼だけです。その後、間者になさいませ。身体はチンソン大君の傍にあっても、王様の命令のもとで王様の味方となり、生きる筈です。」
チャン・ノクスはそう言いました。
この世で最も地獄の様な婚姻をさせてやる・・・と燕山君は呟きました。
悲しいねぇ、ほんと。
愛情を素直に伝える事が出来ないのですね、燕山君は。
燕山君は遺言によって自分を疑い、チェギョンも予言によって自分を遠ざけようとする・・・とチンソン大君は悩みました。
その様子をみたソノは、チンソン大君も幼い頃、周囲の人の言葉によって燕山君を怖がっていたではないかと、言いました。
「そんな兄貴を諭して勇気をくれたのは、チェギョン様です。今度は兄貴が、他人の言葉より大切なことがあると教えてください。婚姻をするなら、信頼を与えないと。」
その言葉に、勇気をもらったチンソン大君でした。
燕山君は、シン・スグンとチャスン大妃を呼び、正式にチンソン大君とチェギョンの婚姻を言い渡しました。
王命です。誰も断れません。
シン・スグンはチャスン大妃が心から喜んでいるとは思っていません。予言の事だけでなく、チャスン大妃やチンソン大君と燕山君の勢力争いに否応なしに巻き込まれてしまうことになる娘の行く末がもっと心配になりました。
実際、燕山君は、もしチンソン大君が謀反を起こしたら、どちらの味方をする?・・・とシン・スグンに問うてきました。
勿論、そんな事はある筈無いとスグンは答えました。
そして、万が一そんな事があったとしても、自分は燕山君を守ると言いました。
燕山君は、幼い頃から、父に距離を置かれていました。チンソン大君との関係にも、線を引かれていました。
家族としてふれあいたいと思っても、そう簡単に出来る事ではありませんでした。
寂しい思いをしている燕山君を慰めてくれたのは、シン・スグンただ一人でした。だから、燕山君にとって、この宮中で信じられる者は、彼だけだったのです。
ソノに会いたいとチェギョンはチンソン大君に伝えてありました。
それを聞いたソノは大喜びでした。やっとチェギョンに自分だと名乗る事が出来るわけですから。
ワクワクしながら会いに行ったソノ。勿論、チンソン大君も一緒です。
久しぶりに友達として顔を合わす事ができたソノとチェギョン。
この時初めて、チェギョンは自分に気を使ってくれた兵がソノだったと知ったのです。
自分より予言の方が大切なのか?・・・とチンソン大君はチェギョンに聞きました。
「予言の方が大事なのではなく、大君様が大切過ぎるから予言が怖いのです。」
と、チェギョンは答えました。これまで、会うたびにチンソン大君に危険が及びました。死にそうな目にも遭いましたからね。
でも、チンソン大君は諦められません。
危険に陥ったのは真実だけど、自分が今こうやって生きて帰ってこられたのは、チェギョンへの想いがあったからだと思うからです。
「その予言がそなたの運命なら、私の運命はそなたなのだ。」
ソノやチンソン大君の友人たちと思いっきり遊んだチェギョンは、悶々とした気持ちが吹っ切れたようです。
予言より、心を取ろうと決心したのです。
勇気を出していいのですか?後悔しない自信はありますか?私の予言が怖くないですか?
私が大君の人生を台なしにしてしまうかもしれません・・・とチェギョン。
「どうせそなたがいなければ、私はダメになる。」
と、チンソン大君は言いました。
落ちていた木の枝をチンソン大君に渡し、髪を結いあげ、簪代わりに刺してもらいました。
それって、婚姻した女性の髪形にすると言う事ですよね?プロポーズを受け入れるという意志表示ですね。
シン・スグンと妻も、辛い苦しい決断を下していました。
もう、悲劇を食い止める覚悟で婚姻させるしかありませんでした。
チンソン大君から、チェギョンがプロポーズを受け入れたと聞いた燕山君。
思わず顔がゆがみました。
自分のモノを奪ったチンソン大君への憎しみが募りました。
そして、チンソン大君は、これが始まりだと思っていました。燕山君に奪われたものを一つ一つ取り戻すことです。その最初がチェギョンだったのです。
ミョンへは、必死に悲しみをこらえていました。
これは自分たちの計画の一歩に過ぎないと思おうとしていました。
計画が成功した暁には、王座についたチンソン大君の妃として傍にいるのは自分だと固く誓っています。
パク・ウォンジョンがチンソン大君に相談せずに勝手に行動を起こしました。
イム・サホンがチンソン大君の仕業に見せかけるために起こした重臣たちの屋敷の窃盗事件。
その時に奪った宝物を隠している倉庫に、仲間を忍び込ませ、奪い返したのです。
何の相談もなく、仲間を危険な目に遭わせるなんて・・・とチンソン大君は抗議しました。
まぁ、無事に仲間が帰って来たし、宝物を持ち帰ったので、ほっとはしたのですが・・・。今後も考え方の違いで混乱が起きそうな予感。
ところが、それをイム・サホンの部下に見られちゃって。後を付けられて、アジトまで知られちゃった。
イム・サホンはすぐに乗り込んで来ました。
その時、チンソン大君も、アジトの隠し部屋にいたので、緊張マックス
隠し部屋までばれそうになった時、チェギョンがやって来ました。
チェギョンも、チンソン大君に会おうとアジトに向かってる時、イム・サホン一行の姿を見かけ、ついて来たのです。
チェギョンの機転でどーにかその場はしのぐ事が出来ました。
でもねぇ、イム・サホンはすぐにこの事を燕山君にちくったのですよ。勿論、自分が窃盗事件を仕組んだなんてことは言わず、チンソン大君の仲間が集まってるアジトのような場所を見つけた・・・ってことだけです。
こうやって、チャン・ノクスと二人してチンソン大君と燕山君の仲を裂こうとしてるんですよ。
その直後に、チェギョンが燕山君の元にやって来ました。
チンソン大君への疑いを消すことは出来ないかと言うチェギョン。
「もう私の夫になる人ですから。私が守りたいのです。」
チェギョンのその言葉を聞いた瞬間、燕山君の忍耐が切れました。
何故自分の前で、チンソン大君の話ばかりするのだ・・・と。
「私は王だ。手に入れられぬものがあってはならぬ。ゆえに、そなたも手に入れる」
そう言った途端、燕山君はチェギョンを抱きしめ、kissしたのです
そしてそれを、チンソン大君が見てしまったのです。
以前から、チラシや看板で見かけていたラーメン屋さん
開拓して来ました。
左が私の“チャンポンラーメン”。右はアルフィーの“味噌ラーメン 中辛”。
チャンポンラーメンの方は、とろみのついたあんがかかってて、相当熱々
一気に麺をすすれないほど、熱い
麺は、太麺。野菜のほか、豚肉やタコ、かまぼこ等がたっぷり入ってて、玉子とじっぽい感じ。
ただ・・・最初の一口で、しょっぱかった
料理の一口目から塩辛いと言う事は、相当塩分過多ってことが多いです。
最初薄味で物足りなくても、完食した時に、丁度良いというのが私の好み。
味噌ラーメンも、やっぱり少々塩辛かったですね。
味噌の味は、あっさり目だったんですが・・・。
中辛ということだったのですが、辛さは殆どありませんでした。途中で、アルフィーは胡椒を足してましたもん。
お客さんは、結構たくさん来てましたね。
体力を使う方々には、必要な塩分量なのかも。
動いてない私には、少々多かったように思います。
少し遅れましたが、御用達TSUTAYAさんで、いつものフリーペーパーをいただいて来ました。
来月も、楽しみな作品が続々レンタル開始されます。
今月のイチオシ!
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・「裸の消防士」<スペシャルエディション版>・・・2/2レンタル開始
・「その女の海~愛の行方~」・・・2/2レンタル開始
・「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」・・・2/2レンタル開始
・「瞳の奥の殺人者」・・・2/2レンタル開始
・「ハべクの新婦」・・・3/2レンタル開始
・「推理の女王」・・・3/2レンタル開始
いよいよ「トッケビ」のレンタルが始まります。
たくさんの方が、レンタル日の検索で訪問してくださっています。
あと少しです。
ちなみに、後半部と“トッケビ召喚スペシャル①”は、3/2レンタル開始です。
昨日夕方、四国に戻って来ました
最大級の寒波が押し寄せる中、交通網が大幅に乱れているとさかんにニュースが騒いでいましたし、覚悟はしてましたが・・・。
人身事故という追い打ちがかかるとは思ってもみませんでした。
在来線快速に乗り、ほっとした時、車内放送で人身事故で東京駅で運行を中止するとのお知らせ。
ま、東京駅にさえ着ければ、どーってことないさ・・・と思ったのもつかの間。
発車するとすぐに、次の車内放送。
先行する列車が、どの駅にも停車中とかで、千葉より先に行く事が出来なくなったとかの理由で、結局、千葉止まりに変更・・・とのこと。
その瞬間、乗り換え情報を確認し始めたのか、或いは、誰かにその旨報告するためなのか、車内のほぼ全員が一斉に携帯を操作し始めました。
私も、焦りながら、乗り換え情報を確認。
“蘇我で京葉線だ”
と思ったら、なんと、その手前の浜野駅で緊急停車
信号待ちだとか。その先の駅まで停車中の電車がいるってことですわ。
きゃぁ~っ
乗る予定の新幹線に間に合うか
10分ほどの停車の後、出発し、蘇我駅に到着。
私は大きなスーツケースを引きずりながら、激走
乗り換え時間は数分しかありません。
飛び乗って、幸い空いてた1席に座り込んで、ほっとした瞬間、電車がスタート。
これで京葉線が止まったら、アウトだな・・・と心で呟いているうちに、爆睡
無事、東京駅に到着しました
こう言う事もあろうかと、1本早目の電車で出て来たのが幸い。
まさか、予想が当たろうとは思ってもみませんでしたが。
新幹線は、約20分の遅延。
でも、遅延を見込んで30分ほど早い便を指定していたので、岡山駅でも楽々乗換
危機管理、大事です。
それをつくづく感じた昨日でした。
トップは、ほっとして予讃線しおかぜに乗り、瀬戸大橋を渡りはじめた時のモノです。
ボケてますが、お天気も良く、遠くの島までよく見えました。
今日も、四国の瀬戸内側は物凄い良いお天気
風は強いですが、からっとキーンと澄んでます。
さぁ、今日から介護生活開始です。
頑張るぞー
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ウォンソン公主は、リンの次に父親のワン・ヨン、そして兄のジョンも捕まえました。
ダンは、ウォンに救いを求めました。
その時、ウォンはサンを介抱していました。体調を崩してしまっていたのです。
ウォンはすぐさまウォンソン公主の元に急ぎました。
ジョンは仕方が無いにしても、ワン・ヨンも、リンも罪はありません。
でもね、ウォンソン公主の狙いは、最大勢力のワン家を潰してしまうことでした。ダンを世子妃にしてしまうと、勢力はもっと大きくなりますからね。
それに、リンは王位継承者の一人としてウォンより信望が篤いので、これを機に追いおとしてしまおうと言う魂胆なのです。
ウォンは、今、王権を握っています。釈放せよと言えば、それでリンを出す事も出来ます。
母の顔を潰さないために、一応根回しに来たってところです。
しかし、ウォンソン公主は許しませんでした。
ダンは、家門が存続できるかどうかの瀬戸際にあるというのに、一方で、ウォンとサンの仲を嫉妬していました。
そんな自分に嫌気がさしていましたが。
ダンは、リンに免じて許してほしいとサンに頼みました。
でもね、罪はダンの想像の上を行くモノです。サンは、最初、恩のあるダンを傷つけないよう、詳細を話しませんでしたが、やっぱり我慢できなくなりました。許すなんてこと、出来る筈がありません。
ダンも知っておくべきだと思ったのかもしれません。
ジョンが如何に酷い事をしたかを、ダンにぶちまけたのです。
流石に、ダンも許してくれとは言えなくなりました。
サンとヨンべクがウォンソン公主に呼ばれました。
ワン家の者たちを尋問するのに、被害者家族も立ちあうようにというお達しでした。そして、目撃者でもあるサンに、ジョンと殺害犯とが手を結んでいたことを証言するよう、指示されたのです。
でも、サンが見たのは、腕に蛇の入れ墨がある男・・・ムソクたちが、商団の使用人や護衛を皆殺しにし、母まで殺したと言う事。そして、ジョンはと言うと、自分を助けに来た事しか見てはいないのです。
リンが言ってた証人も、ジョンと犯人との関係までは証言してはくれませんでしたから。
それでも、やっと一味の一人ジョンを処罰することができると、サンは証言する事を約束しました。
ところが、尋問場に行こうとしたサンを、ウォンが引き留めました。
リンを許してくれというのです。サンの証言如何では、リンやダンにも影響が及ぶことは必至です。
必ず自分が償うから・・・とウォンは言いました。
そんな事、出来る筈がありません。
リンはともかく、ジョンをこのまま許すなんてこと、到底できないとサンはウォンの頼みを撥ねつけました。
ところが、いざ、尋問場でリンの前に立った時、ジョンの罪を証言することは出来ませんでした。
勿論ジョンは憎いです。
でも、リンは・・・。
いつもサンが気がつかないのに守ってくれ、庇ってくれていたわけで。
リンを振り返って見たサン。リンもサンを見つめていました。そして、小さく頷きました。
サンに証言を促す意味でした。
なのに・・・サンは、ジョンの罪を証言しませんでした。
リンのために長年の恨みを忘れることを選んだのです。
ウォンソン公主は計算が外れたことに気分を害し、席を立ちました。
ウォンはほっとしました。
その時、サンが倒れそうに。
ウォンが抱きかかえて、尋問場を出て行きました。
リンは縛られて身動き取れない状況にあるのに、サンに手を差し伸べようとしました。勿論、不可能でしたが。
ウォンに支えられて歩きだしたサンは、リンをもう一度振り返りました。
何とも言えない表情です。
結局、ジョンは謹慎処分。ワン・ヨンの財産は没収され国庫に入りました。
そして、リンは、遠方の官職に就くことになったのです。勿論、ウォンソン公主の決定です。
ウォンソン公主は、リンとサンの想いを察しました。
あの眼差しで分かったようです。
ウォンはそれを否定しました。
実は、サンが証言する前、リンを見つめていたことに気が付いていました。でも、それは恋心ではないと思おうとしていたのでしょう。
そして、リンを信じていました。リンの忠誠心を。
「サンは、私が愛する女性です。リンもそれを知っています。私が好きな女性をリンが想うわけがない。それがリンです。私のリン。」
きっぱりとウォンソン公主の目を見ながら言うウォン。
この時の表情がねぇ・・・上手いのよ
世子としての気品とプライドがにじみ出ていて、リンへの信頼、リンの忠誠心を心から信じている表情です。
でも、一方で、リンの想いにも実は気づいているのでしょう。
それを自分の誤解だと思いたい気持ちもあるように思えます。
そして、そんな息子を、切なげに痛々しい思いを抱いて見つめるウォンソン公主の表情も上手いです
リンがヨンべクの屋敷に来ました。
ヨンべクの前に跪いて謝りました。無罪とはなったものの、罪を拭う事はできません・・・とリンは言いました。
ヨンべクは元々リンに対して好印象を持っていました。
こうやって謝罪に来た事で、リンに対するわだかまりは消えました。
サンに会う事を許しました。
リンはサンの部屋の前で部屋の中に向かって話しかけました。
許しは請いません、ただ心配です・・・とリン。
ウォンソン公主に呼ばれた事を聞き、あの証言で公主に睨まれる事になったのではないかと思ったのです。
そして、地方の官職に就くことになり、都を離れると告げました。
サンが現れました。
ショックを受けたようですが、別れの挨拶をして、そのまま行こうとしました。
リンがサンの手を取りました。
苦しまないでください・・・と、リン。
あなたに罪は無い・・・とサン。
むしろこれまで自分を何かと助けてくれた・・・と。
だけど、サンは、母の遺体と一緒に馬車に揺られて帰って来た時のことが忘れられないのです。
温かかった母の冷たくなってしまった身体が。
だから、サンは何事も無かったかのように、リンの傍にいる事は出来ないのです。
それは、多分ウォンに対しても同じ事が言えるのでしょうね。
ウォンに会いに来たリンですが、宮殿に立ちいることを禁止されているので、門の外でウォンを待っていました。
これまで物心ついた時からリンと一緒だったウォン。
リンを信じ切っていたから、自分は自由に行動できたわけで。
リンと離れる生活が、ウォンには不安だったでしょう。
でも、リンは都から離れたいと言いました。外の世界の様々な情報を仕入れて、ウォンに報告すると言いました。
ウォンは、ヨンべクの妻のお墓に参りました。
ヨンべクは、ウォンの気持ちが真摯なモノだと改めて気付きました。
彼は自分の命がそう長くはないと感じていました。亡き妻に会えるのは嬉しいけど、サンを一人残して行くことが不安でした。
サンを誰に託せば良いのか、まだ決心出来ないでいるのです。
ウォンはサンに言いました、自分の傍にいろ・・・と。
リンが去る今、サンまで居なくなったら、この世の全てに意味が無くなる・・・と言いました。
「私は待ち続ける。お前が私を見るまで。」
ヨンべクは、先日のリンとサンの様子を見て、二人の気持ちが分かりました。
ピヨンにも、サンの気持ちを確認しました。ウォンではなく、リンに想いは向かっていると思うと、ピヨンは答えました。
ヨンべクは決断しました。そして、すぐにワン・ヨンを訪ねました。
リンとサンを結婚させ、この国から遠く離れたところで暮らさせようと。それが一番二人にとって安全だと思われるから・・・と。
ワン・ヨンは、ヨンべクの話に納得したようですが、王族の結婚はウォンソン公主の許可がいるんだとか。
ヨンべクは、その足でウォンソン公主に会いに行きました。
ところが、プヨンに殺されちゃったーっ
正確に言うと、何かの薬の入った香で体調を崩したヨンべクが、持病の発作を起こしてしまうのです。その時に飲む薬も常に持ち歩いているのですが、その薬をプヨンに取りあげられてしまったのです。
ウォンが知らせを聞いて駆け付けた時、既にヨンべクの呼吸は止まっていました。
レビュー一覧は、こちらから。
ウォンが一気に権力を手中にしたのかと思ったけど、状況はそれまでとさほど変わりはありませんでした。
ただ、サンが自由になったってことだけでしょうか?
サンは父ヨンべクとともにイ・スンヒュの元に行きました。
これからどうすれば良いのか、どんな道を歩めば良いのか、ウォンがスンヒュに教えを請いに来ました。
「民の喜びを我が喜びとする、そんな王になってください。」
と、スンヒュは言いました。
ウォンはサンに、自分の傍に来るよう言いました。
でも、サンは断りました。父の持病を治すために、外国に行くとい言うのです。
これまで長い間父と離れて暮らしていたので、これからは一緒にいたい・・・と。
どうしても引き留めたいウォンは、サンの母の事件の真相を調べ復讐するのを手伝うと言いました。
ウンべクが言いました。
自分たちは既に復讐を諦めている、だからサンの言うとおりにさせてほしい・・・と。
そう言われても、ウォンは納得できません。
元皇帝からウォンに重要な官職に就かせる旨の連絡が来ました。
忠烈王は、苦い顔です。
それならば・・・と突然言い出したのが、プヨンを正式に側室に任命すると言う事。
ウォンソン公主の神経を逆なでするようなやり方です。大人げないと言うか・・・。
リンは、ウォンがサン母の事件を再調査すると聞き、もう隠してはおけないと思いました。兄のジョンが絡んでいるということです。
それを父ワン・ヨンに再度報告に行きました。
このままでは、ジョンの罪は早々に明らかとなるだろう・・・と。覚悟を決めてほしいと言う事だったのでしょうか。それとも、ウォンに突き止められる前に自ら罪を自白して、情状酌量を求めようということだったのでしょうか。
今回も、ワン・ヨンは、家門の事を心配するばかりで、罪を暴こうと言う意志は無さそうです。ジョンの言葉を信じていると言うより、ジョンの罪を隠し通して家門を守りたいという一心なんでしょう。
その話を聞いてしまったダン。
兄が罪人でも、世子妃になれるのでしょうか?・・・と涙をためて聞きました。
その顔を見たら、リンも何も言えなくなりました。
サンは、父の言うように復讐を諦めたわけではありませんでした。
外国に行く前に、敵を始末しようと考えているのです。それも、一人で。
公にしたら、リンとダンも苦しむ事になります。それは避けたいのです。
ヨンべクは、そんなサンの気持ちはお見通しです。不安でたまりません。
今回の奇襲作戦は、兵糧や武器の公平な分配を条件として兵を動かしました。それまで、忠烈王の息のかかった軍は潤沢な兵糧や武器が与えられていましたが、その他の部隊は、本当に貧しい状況でした。
生きるために兵が盗賊になって兵糧等を盗む事も多々あったようで、部隊長もそれを見て見ぬふりしてる状況だったのです。
で、成功したわけだし、公平な分配を・・・となった時、宮中の倉庫からそれらが一斉に消えうせたのです。
何者かが、全て運び出してしまったのです。
こんな事考えるの、ソン・インしかいないでしょう。
運び出した物は、全て王の管轄の倉庫に隠されました。忠烈王の許可なしに開ける事は出来ません。
サンが王宮にやって来ました。
ウォンもリンも嬉しそうです。
サンは、スンヒュにウォンを助けるよう指示されたのです。昼間は仕事をし、夜は復讐と言う感じ。
スンヒュは、今、ウォンたちが悩んでいる兵糧の事も、ちゃんと予想していて、多額のお金を持たせてくれていました。
サンは言いました。
「復讐手伝わないでください。父の望みです。」
意外な頼みでしたが、ウォンは何も聞かずに了承しました。
でも、リンは納得できません。
その夜、ジョンの後を尾行しているサンを呼びとめました。
リンは、ジョンがサン母の事件に関係していることを証明する者に、サンを会わせました。
自分の兄が関わっていると教えようとしたのです。
でもね、サンは既に知っています。
自分がウォンに手伝うのを止めてほしいと言ったのは、リンが巻き込まれるかもしれないからだ・・・と言いました。
それでも、一人で真相を突き止めようと思うのは、真相を知ってこそ、再出発出来ると思ったからだ・・・と。
「負い目を感じずに美味しいモノを食べ、好きな人を想って生きていけそうです。」
サンは、母が死んだのは自分の所為だとずっと思って来ました。
だから、スンヒュの元に来た頃は、食事もろくにとりませんでした。
自分の所為で母を死なせておいて、喜びを感じてはいけないと思ったのです。
ウォンの周辺を探っているムソクから、サンとリンの話を聞いたソン・インは、リンの想いに気付きました。
ウォンだけじゃなく、リンもサンを愛しているに違いない・・・とね。
ウォンの弱点はリンとサンだと思いました。
ウォンソン公主は、サンを世子妃にしようと考えているのかな?
だから、候補者のあらさがしを始めました。
それに引っかかったのが、ダン。
ジョンの悪事が・・・と言うより、ワン家の紋章を付けた男にヨンべクの商団を襲えと命令されたと証言する男が現れたのです。
盗賊の頭領でした。
ソン・インの手下に皆殺しにされた筈だったんだけど、どーにか生き残った者がいたのです。
その紋章が我が家のモノだと、リンは認めました。しらばっくれるなんてこと、出来ません。
その場でリンは捕えられました。
サンは、その様子を見ていました。
このままではリンが死ぬ・・・と思ったのでしょう。
すぐさま、ジョンを殺そうと屋敷に忍び込んだのです。
でも、寸でのところでウォンに取り押さえられました。
ウォンは、サンやリンの行動を見張らせていたのです。行動は早いです。
今、ジョンを殺せば、全て終わると必死のサンを、ウォンは力いっぱい抱きしめました。
「お前のためにならない。止めるんだ。」
ウォンって、ちょいとちゃらいし軽いから、考え方も軽いかと思ったらそうじゃないんですね。
幼い頃から複雑な環境で育っただけに、物事を深く考えるし、それでいて直情的だし。自信に満ちた態度でぐいぐい押して行くし。
魅力的な世子です。