レビュー一覧は、こちらから。
ヨニにかかった呪いをヒョンソは解こうとしていました。それが明宗の命令でもあります。
その方法が「魔医禁書」という書物に載っている筈だと考えたヒョンソ。「魔医禁書」を手に入れようと動き始めました。
ヨニが生きている事がホンジュに知れると、必ずヨニは生贄として狙われる筈だとヒョンソは言いました。なぜなら、ホンジュが行う黒呪術は生贄を必要とするものなんだそうです。
ホンジュは、黒呪術を使って朝鮮を滅ぼそうとしている・・・とヒョンソは言いました。
その理由はまだ分かりません。
ヨニの呪いが解ければ、黒呪術を止める事が出来るとヒョンソは思ってて、それはすなわち国を守ることにもなると信じているのです。
17歳になったら、ヨニの呪いが始まり、それは死の連鎖を生むわけで。だからヒョンソは急ぐのです。ってか・・・これまで17年あったんだから、それまでにどーにか手を打っておきなさいよと言いたい。
黒呪術の悪霊は毎夜ヨニの周囲をさまよっていました。
それが入って来ないように、家の周りにお札を貼って結界を作っているのです。
ヨニは一人でその恐怖におびえていたのです。
ジュンは、凧を手にしたものの、崖から落ちちゃって。
必死の思いでヨニの家まで戻って来ました。
結局、その日はヨニの家に泊めてもらいました。
ジュンはどきどきもんだったようですが、ヨニは初めて安心して眠る事ができたでしょう。
ジュンは、ヨニに、一人でこんな寂しいところに住んでいる理由を問いました。
お前も周りから疎まれているのか?・・・と。生まれた事自体迷惑がられているのか?・・・と。
「この世に必要の無い人なんていない。どんな人でも生まれたからには生まれて来た理由がある。人生はその理由探し。」
ヨニのこの言葉、ジュンの心に深く沁みたようです。
ジュンの母は、オクの家の奴碑です。ジュンを生んだ今でも、その境遇は変わりません。
却ってオクの母親・・・つまり本妻から疎まれ、苛められていました。
ジュンがお金を稼ごうとしているのは、奴碑の身分を記した証文を買い取るためだったんです。
ジュンが凧を手に生きて帰って来たので、オクは驚きました。
でもね、その場で散々ジュンの母を馬鹿にした言葉を吐いたもんだから、ジュンの堪忍袋の緒も切れました。
オクを殴りつけました。
オクがまた情けない男でね。すぐさま母親にチクりましたよ。
オクの母から罰せられそうになったのを見て、ジュンの母が先に息子を叩きました。そうやって自分が罰を与えることで、もっとひどい罰を受けるのを防いだのです。
でもね、そんな母の気持ち、ジュンには伝わらなかったようで。
母が卑屈になってると受け取ったようです。
息子が息子なら母親も母親で。
オクの母は、ジュンの母をせっかんしましたよ。筵で巻いて、木の棒で殴る、あれです。酷いわぁ・・・。
ヒョンソたちは、苦労の末、「魔医禁書」を探し出しました。
呪いを解く方法が書かれていましたが、何だかややこしそう・・・
とにかく、この場所にヨニを連れて来ようということになりましたが・・・。
なんと、戻ってみるとヨニの姿がありません。結界の外に出てしまっていたのです。
誕生日のその日、プンヨンが村の灯籠祭りに連れて行っていたのです。
一度で良いから外の世界を見てみたいというのが、灯籠に書いた願いだったのです。プンヨンはそれを読んで決心したのでした。
ヨニは躊躇しました。
でも、プンヨンが守ると言ってくれた言葉を信じたのです。勇気をだして結界を破りました。
でもね、プンヨンはヨニが軟禁されている理由を聞かされてはいなかったのです。結界の外に出して、呪いが始まることが如何に危険な事か知らなかったのです。
ヒョンソは、ヨニを守りたいのは勿論ですが、ヨニを愛するプンヨンも守りたかったのです。
ヨニを愛する者、そしてヨニが愛する者、全て死ぬと言う呪いですからね。だから、ヒョンソも妻も愛情を注げなかったのでしょう。
初めての外の世界。
ヨニは楽しそうでした。
ところが、灯籠を挙げた直後、プンヨンの傍からヨニの姿が消えてしまったのです。
無意識のうちに、宮殿に入ってしまいました。
そこでは、世子の誕生日の宴が盛大に開かれていました。
ところが、舞を見せていたホンジュが突然血を吐いて倒れてしまいました
ホンジュはすぐに意識を取り戻し、異変を感じ取りまして、世子の首筋を見ました。そしたら、ヨニに移した筈の呪いの痣が
ヨニが近くに居ると感じたのかな?宮殿をさまよいます。その時、扉の向こうにヨニの姿を見ちゃった。
この時は、偶然宮殿に怪しげな薬を売りに来ていたジュンに助けられ、見つかりませんでしたが・・・。
プンヨンと森の家に戻ったヨニ。
結界が破られた今、悪霊は簡単にヨニの身体に入りました。
で、白髪の姿に変わってしまいました。
その時、王宮では世子も白髪となり、呪いが始まっていました。
そして、プンヨンも、血を吐いて倒れてしまったのです。
人気ブログランキングへ