不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』4話まで

2020-01-31 06:43:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

病的な潔癖性のソンギョルがどーなったのか気になっていたら。

何と、気絶しちゃったみたい。

気がついたら、病院にいましたよ。

いったい自分に何があったんだろうと考えた時、脳裏に浮かんだのは、オソルのkiss!

思わず吐き気を催してしまいました。

心配するクォン秘書には、鳥の糞がよりによって口に!・・・と言いましたが、クォン秘書は意味不明です。

 

オソルも、自分のkissでまさか気絶されるとは思ってなかったので、何か重い病気でもあるのかと心配になりました。

で、病院に様子を見に来たのですが。

ソンギョルは謝るオソルに言いたい放題。

あまりにも不快で不潔だ!と。

そして、考えられる菌という菌の名前を羅列し、オソルを責め立てました。

バイ菌の固まりだ!とね。

流石に、ショックを受けたオソルでした。

 

オソルを酷い言葉でけなしまくりのソンギョルなんですが、一方で絶えずオソルの幻覚を見るようになってしまったのです。

その度に、ソンギョルは恐怖の叫び声を挙げてしまいました。

そして、血が出るほど歯磨きをしたり、更に一生懸命手を洗ったりしました。

クォン秘書は、ソンギョルが心配になりました。

で、アメリカでソンギョルを治療してくれていたポー博士の弟子が韓国にいると耳にしたので、情報を集めました。

 

“ダニエル”と言うその弟子、どうもオソルの家の屋根部屋に住む正体不明の男チェ・ハインのようですね。

クォン秘書に連絡先を渡されたソンギョルは、大丈夫だと気のない素振りを見せましたが、結局、電話でカウンセリングを受けました。

ダニエルによると、ソンギョルの現在の症状は気にするモノではないとか。そのうちに消えて行くからと言いました。

ただ、例外もあると言ったのですが、それが何なのかは描かれていませんでした。

 

オソル父は、相変わらず不当解雇を訴えて元の勤務先の前で一人デモをしています。

オソルたちには、解雇された事を話していません。

オソルも知ってることを敢えて言わずにいました。

でも、ある夜、デモしてた父が突き飛ばされて転ぶのを見たら、もう知らんぷりはできませんでした。

駆け寄って父を立ち上がらせ、二人でお酒を飲みました。

これからは、自分が稼ぐから、家でのんびりしてて・・・と、オソルは言いました。

ただ、オソルも自分の仕事を父に話すことはできませんでした。ただの事務だと言いました。

 

ドンヒョンを中心としたオソルのチームは、徐々に仲良くなっていきました。

ジェミンとヨンシクは、すぐに口喧嘩するような険悪さだったのですが、お互いの事がわかるにつけ、相手のことを尊重する気持ちが湧いて来たのです。

笑顔を見せなかったドンヒョンも、少しだけ見せるようになりましたからね。

 

ソンギョルは、オソルのことを毛嫌いしてる態度をとりつつも、つい、オソルの姿を目で追ってしまいました。

ふと、微笑んでしまうこともありましたし、オソルに気づかれそうになると、さっと隠れてしまったり。やっぱり、恋し始めた少年の感じがぷんぷん。

ま、あの体の大きさゆえ、少々違和感ありますが。

 

ある日、オソルは朝から必死に家の掃除を始めました。

サングラスをかけてマスクまでして。

年に一度のオソルの習慣でした。その日は、母親の命日だったのです。

普段はしない掃除をし、身だしなみを整えて、化粧をします。

まるで、空にいる母に自分は元気だということを見せているようだと父は言いました。

 

オソルの母は、6年前に亡くなったのですが、それはどうも不慮の事故のようです。

再開発地域で強制的に立ち退きを迫られていた中、事故が起こったようです。まだ詳細は描かれていません。

その事故、ソンギョルの祖父チャ会長もなんらかの関係がありそうです。

 

オソルは綺麗に化粧をし、可愛い服を着て出社しました。

仲間たちは、見違えるようなオソルの姿に驚き、褒めました。

ソンギョルも、その姿に驚きました。

思わず、食い入るように見つめてしまいましたよ。

きっと、動揺したんでしょうが、彼の口から出たのは、やっぱりオソルをバカにした言葉。

あ~あ、ソンギョル、まるで好きな子を苛める小学生みたいです。

 

その日、オソルたちの仕事先は、フィギュアの収集家の家。

高価なものが、ところ狭しと並べられています。収集家の男は、かなり神経質そうな人物です。

嫌な予感通り、オソルがフィギュアを壊してしまったのです。

でもそれは、収集家自身のせいで床に落ちて壊れていたフィギュアをオソルが踏んでしまったというのが事実でした。

でも、収集家もメンバーもそうとは知りません。

オソルが説明しようとしても、一切収集家は聞く耳を持たないどころか、食ってかかりました。

かなり高価なフィギュアだったようで、その補償を会社に求めて来ました。

 

ソンギョルは激怒。

オソルがいくら謝罪しても、許してはくれません。

会社の信用とイメージを失墜させたと言いました。それは当たってるよね。

チームのメンバーが、共同責任なのでと言うと、ソンギョルは、では全員を懲戒委員会にかけると言い出しました。

オソルは、それではメンバーに悪いと、自分が責任を取ると言いました。

 

ソンギョルはオソル以外のメンバーを外に出しました。

そして、その日の化粧や服装についてまでけなしましたよ。

浮かれているから、こういうことになるんだとね。

流石にオソルも、そこまで言われたらむっとしました。

 

ソンギョルは会社から出ていけと言いました。

解雇ってこと?


人気ブログランキング

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コッパダン(原題)』12話まで

2020-01-30 19:06:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

ごめんなさいねぇ、ケトン。

完全にス側の私は、ケトンが泣いても、全然じーんと来ないわ。

ここまでストーリーに異論をぶつけたくなったのは、お初かも。

 

禁婚令が出されました。

コッパダンは商売上がったりになってしまうと、ケトンは焦りました。

ヨンスは、何も知らないケトンが歯がゆい感じ。

両班の未婚の令嬢は全員申請すると決まってるとヨンス。

ケトンでは太刀打ち出来ない相手ばかりです。

でもね、世間では、出来レースだと言われていました。領議政の親戚の娘に内定してると。

 

領議政は、捕まっている大妃の弟が余計な事を口走ったと知りました。

左議政に、“歴史を変えた”と言った事です。

左議政からその話を聞かされ、自分の身に危険が迫っていると察しました。

で、動いたんです。

大妃弟の口を封じてしまおうと。

ヒョンに命じて、大妃弟を殺してしまおうとしたのです。

でも、間一髪でムンソクが駆けつけ、命拾いしました。

予測していたのでしょうね。

 

報告を受けた大妃はおろおろし、スに命乞いをしようとしました。

でも、領議政は弟を捨てろと言いました。

これまでも問題を起こしてばかりだったそうです。

フンだったとしても、そう言うのですか?と大妃。

「たとえ、息子であっても一族の害になる者は私の手で必ず処断するでしょう。」

それは、大妃であっても同じことだと。

大妃、恐ろしくなりました。

 

フンはスが王であることを、ジファのところで催される会が終わってから話そうと考えています。

今は、兄を救いだすことでいっぱいいっぱいでしょうからね、ケトンは。

 

一方、ジファに王だと嘘をついたジュンも悶々とする思いでいました。

いつ真実を打ち明けるのか、打ち明けないのか。

もう会わない方が良いとフンは言いました。好きになったら余計に混乱するからと。

でもねぇ、既にその忠告は遅いよね。

 

フンはケトンに対して正直になりました。

「自分の心にすら気づかず、事をこんなふうにしたのは、私の過ちだ。無視も否定もすべきではなかった。もう我慢しない。」

 

スは垂簾聴政を終わらせる方法をムンソクと考えていました。

ムンソクは言いました。大妃弟の罪を厳しく問い、マ家を圧迫するのはどうかと。

一生懸命に政務に当たるスを、ムンソクは心配そうに見ていました。

ケトンと会って以来、寝ずに政務をしているとチャン内官から聞いていたのです。チャン内官も、心配していました。

スは、ムンソクに聞きました。

私の父を憎まなかったか?・・・と。

スと母を守るため、家族を捨て結婚も出来ず生きてきたからです。

「楽しかったです。」

と、ムンソクは言いました。

スを守ることが日々楽しくて、尊敬してくれる息子がいて、幸せだったと。

 

「ですから、王さま。どうか怯えずに。自慢の息子をそう育てた覚えはありません。」

じんわり泣けた・・・

勇気がわきますよね、スやぁ。心強い味方が側にいると。

 

ジュンがジファを呼び出しました。

話があるが、今日しか勇気が出ない・・・と、ジュン。

そっとジファの手を取りました。

本当の事を話すのかと思ったら、

「会いたかった。」

と一言。

言えなかったってことでしょうか。

もし、私が王でなくても、会ってくれるのですか?と、ジュン。

「仮定は必要ありません。王様は国の頭であり、それは永遠に変わりません。」

ジュンはがっくりしたようです。王であることが前提だと言う意味ですよね?

 

ヨンスは、ケトンに新しい服をあつらえようと店に連れて行きました。

揀択に普段着で出すなんてこと、出来ないと言って。

そこで、偶然ジファと会っちゃった。

火花ばちばちです

 

ところで、ノー天気な両班の息子だとばっかり思ってたヨンスにも秘密がありそうです。

両班じゃないんですね。

それどころか、お尋ね者の書類が残っていましたよ。

役人がヨンスの顔に見覚えがありましてね。

左議政が見ていたコッパダンの資料の似顔絵を見て、思い出したのです。

チルノムと言う名前で、100両もの懸賞金がついていますよ。いったいどんな罪を犯したのでしょう。

左議政は、しばらくこの情報を伏せておくことにしました。一番効果的に使うタイミングを見計らっているのでしょうね。

 

ヨンスは、ストレスがかかると全身が痒くなるみたいです。

男性にも関わらず、装身具に興味が会って、化粧も上手だってことで、よく変人とからかわれてきたようですね。

ケトンにも聞きました、自分は変かと。

「はい。」

と、即答したケトン。

「誰でも少しずつ変よ。だから面白いの。」

ほっとしたように笑顔を見せたヨンスが言いました。

そう言ったのは、お前で2人目だと。

 

大妃がスに会いに来ました。

突然ひれ伏して大妃が言いました。

「弟を助けてください。」

必死に頼みました。その代わりに自分は何をすれば良いかと。垂簾聴政を止めるからと。

 

スは悩みました。

大妃弟を軽い罰で終わらせてしまうと、他の甘い汁をを吸って隠れているものを罰することが出来ないわけですからね。  

そこで、ムンソクが言いました。今は大妃と手を組むべきでは?と。

王の地位を確固たるものにしなくてはいけないわけですから、これは良いチャンスと言えましょう。

 

大妃は領議政に相談することなく、会議で突然垂簾聴政を止めると宣言しました。

勿論、領議政はまだ早いと反対しました。

それに、大妃が反論。珍しいと言うよりは、初めての事でしょう。決定事項として押し通したのです。

 

激怒した領議政。

こうなったら、王を押さえるためにもケトンを捕まえなくてはならないと思いました。

 

ジュンの嘘がジファにばれました。

妓女の一人が嫉妬してちくったのです。

ジュンがいくら気持ちは本物だと言っても、ジファはもう信じられませんでした。

王でなければ私など意味が無いのか?と、ジュン。

「ありません。」

冷たくジファが言いました。

ジファは、自分の代わりに誰と会っているのかと、問いました。

「ユン・スヨン。」

おいっ名前出しちゃうの

この先、ケトンが酷い目に遭うと容易に想像できるでしょうに。

混乱して、そこまで考えが及ばなかったとしておきましょう。

 

スと会う日になりました。

フンは、ケトンを行かせたくありません。自分が責任を持って処理するから行くなと言いました。

でも、ケトンは自分が行くと言いました。

やっぱり、ケトンにとって、スは家族なんです。フンを愛する気持ちとは別物でした。 

手助けすることはないか?と、フン。

半歩だけ近づいてください・・・と、ケトン。

 

半歩・・・。あれが半歩なら、一歩はめちゃ広いよねと思ったのは、私だけでしょうか。

 

ケトンは手を伸ばしました。

フンの体に触れるか触れないかという距離です。

「このくらい側にいて。今は、それでいいです。」

 

フンが何か言いたそうにしているのに、ケトンも気づきました。 

早く言って・・・と言いましたが、フンは会が終わったら言うと約束しました。

ケトンは、以前、フンが半分に折ったクジを渡しました。

もしあなたも次の機会が必要なら私があげるわ・・・と。  

 

スは鍛冶屋の格好でケトンを待っていました。

昔住んでいた家も、その当時そっくりにしてありました。毎日していた食事を再現し、庭のアジサイもそのままでした。

ケトンはスの気持ちを察した?こうしてまでもケトンと結婚したいと思ってる気持ちを。

自分の話を聞いてくれないスに、泣きながら言いました。

私を見て。話を聞いて・・・と。

「約束したじゃないか!生涯家族でいると。家族になってくれると。」  

スが大声を挙げました。  

 

私たちが・・・いえ、私が変わってしまったの。

 

ここも、昔とは変わった。でも、元通りににした。僕たちも昔に戻れるさ。僕がそうしてみせる。

 

ケトンは、スに簪を返しました。

「ごめん、ごめん。無理よ。」

泣きながらケトンが言いました。

やっぱり、ケトンの涙じゃ泣けないわ。泣くまいと我慢してるスの表情で泣けるわ。

 

フンが好きか?とスが問いました。

「戻ろうとしたけど、あなたの所が戻る場所だと思ったからそうしようとしたけど、無理だった。私が悪いのは分かってる。でも、心が思う通りにいかないの。」

謝り続けるケトンを、スは黙って見つめていました。

涙が一筋こぼれました。

これで泣けた  

 

たった一人のための道を作ろうと、これまでスは宮中で頑張って来ました。

なのに、その人がこの道を嫌だと言う・・・。

ケトンがいないのに、この道で何をすればいいんだろう・・・。

スは呆然と座り込んでしまいました。

もっと泣けた~っ

 

ジファはケトンへの憎しみがさらに強くなりました。

正体を天下にさらしてやる!そう決心しました。

 

ヨンスが左議政の指示によって拉致されました。

屋敷に連れて来られ、昔の自分を突きつけられ、ヨンスは恐怖に震えました。また、体が痒くなりました。

コッパダンの情報を持ってこいと言われました。

従うしかないみたいです。

 

約束の会の日になりました。

ジファの家に行ったケトン。

ところが、他の令嬢たちは誰も来ていません。

中止したとジファが言いました。この会など小さすぎるからと。

揀択の場で両班の令嬢だと認めて貰うことを条件とすると。

 

その頃、フンはスと会っていました。フンが呼び出したようです。

スは日中に、堂々と兵を連れてやって来ました。

「この結婚は白紙に戻します。」

フンが言いました。ケトンは渡さないと。

 

あーっこれ以上スを苦しませないでほしい。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「欠点ある人間たち(原題)」衛星劇場で日本初放送

2020-01-30 16:22:31 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

アン・ジェヒョンssi、オ・ヨンソさん出演の「欠点ある人間たち(原題)」の日本初放送が決定しました

衛星劇場さんです。

 

放送開始は、3月19日(木)

 

詳細は、こちらから。

 

私とすると、この作品の撮影中に、アン・ジェヒョンssiとク・ヘソンさんの離婚騒動が起こった事の方が記憶に残っています。

表向きだけじゃ、本当に分からないのね、夫婦って・・・と、思った次第です。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コッパダン(原題)』11話まで

2020-01-30 11:42:01 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

ますます切ない展開に、私は胸が苦しくなります。

どーして、スじゃないんだと、叫びたい。

 

スは密かに宮殿を抜け出し、ケトンに会いに来たのに。

まさか、ここでケトンの告白を聞くなんて事になろうとは・・・ですよ。

背中を向けたまま、凍りついてしまいました。周囲は華やかで楽しげなのに、彼だけが暗い。

でもね、この時、フンは拒絶したのです。

背を向けて帰って行くフンの後を、ケトンが追いかけました。

そして、スはそのケトンの背中を見つめるしかできなかったのです。

 

フンはそのままコッパダンに戻る気にはなれませんでした。

一人悶々と考えこんでいるところに、ジュンが来ました。

彼も、ジファへの想いをもて余していたのです。

「欲深く高慢だから敬遠されている彼女に何故こだわる?」

と、フンが聞きました。

「欲深いのではなく才能がある。高慢なのではなく慎重なのだ。」

と、ジュン。そして今度はジュンが聞きました。

「どちらだと思う?王妃揀択。王様が望む女人と王様に似合う女人と。君はどちらを望む?」

フンは答えませんでした。

 

スは、左議政にジファと会うと言いました。

左議政が垂簾聴政を止めるよう手を打つと言うと、スは自分がすべき事だと言いました。

ならば、何を望むのかと左議政が聞きました。

「国婚をなるべく急いでください。」

と、フンは言いました。そしてもう一つ、今夜宮殿の外に出たいから準備してほしいと。

セアが死んで以来、スの側にいる女官や尚宮、兵も含めてチャン内官以外皆、領議政の息がかかっています。

スは身動き取れないのです。

外に出る理由を聞かれ、スは答えました。

「宮殿の外にとても大事なものを預けてある。」

 

フンはケトンを避け続けました。

縁談の仕事で忙しいと言って。

令嬢になるための教育も、ジュンが代役をしました。

 

スはフンに会いに行きました。

この様子を左議政の手下が見ていました。

コッパダンに大事なものを預けているのか?それも、領議政の息子に?と、左議政は、考えましたが、全く意味が分かりません

 

フンはスをジュンの所に連れて行きました。

ジファと会うことになっているとスは言いました。

ケトンに縁談が持ち上がりそうだと、フンは言いました。緊張してくださいと。

すると、スは言いました。

「王の女を欲したのなら、極刑に処し三族を滅ぼさねば。」

フンの表情が固くなりました。でも、スはすぐに冗談だと言いました。冗談とは思えない表情をスもしています。

心配していないと、スは続けました。

「あなたがいますから。」

皮肉に聞こえたかも、フンには。

 

スはジファに会うつもりはありませんでした。

代役を立てようと考えたのです。

ジュンが引き受けました。

 

何があっても、ケトンを諦めません。

縁談が来たら言ってください。ケトンを奪う気なら、それなりの覚悟が必要だと。

スの言葉は、フンに向けてのものでした。フンもそれを十分感じていたでしょう。

 

ムンソクが都に帰って来ました。

日本との戦で勝利し、凱旋してきたのです。

スにはこれ以上無い味方が帰って来たのです。本当に心強く嬉しかったでしょう。

久しぶりに二人で鍛冶屋の仕事をし、お酒を飲みました。

「苦労したと聞いています。よく耐えました。」

スの顔を見てムンソクが言いました。やつれて見えるのが気になりました。

その言葉だけで、スは嬉しかったでしょうね。

スは、ムンソクにこれまで調べて来た宮中の様々な悪事についてまとめた物をムンソクに見せました。

「これで領議政と闘えますか?」

と、スが聞きました。うなずきながらムンソクが言いました。

「権力を使う時が来ました。」

あとは、ケトンを連れてくるだけです・・・と、スは言いました。

 

ケトンは全く顔を会わさなくなったフンを彼の部屋で待っていました。

それでも避けようとするフンに、ケトンは言いました。

「会いたいんです。この気持ちは自分で何とかします。だから、逃げないで。どこへも行かず、私のそばにいて。」

ケトンが想いを真っ直ぐにフンに伝える度に、私の胸はスを思って苦しくなります。

 

ある日、大妃の実の弟が捕まりました。非常事態に備えて蓄えていた物品を売り払い、不当な利益を得たというのが、罪状でした。

左議政が事件の捜査を担当するよう命じられました。

 

実は、この一件には、領議政が加わっていました。

王室の宝を売り払って戦費に変え、世子殺害の武器や人員を整えたのです。

ばれたら、極刑は免れません。

何とかしてくださいと、大妃は領議政にすがりました。

 

取り調べは左議政が行いました。

大妃弟は、余裕ありげな表情を浮かべて、一切白状しません。

でも、矢じりを横流しした男は、牢で死んだと聞くと、ちょっと表情が変わりました。そして、つい、口走ってしまったのです。

「あんな雑魚とは違う。私はこの手で歴史を変えたのですよ。」

その瞬間、大妃弟はしまった!と言う表情をし、左議政はしめた!と言う表情になりました。

 

フンがスに会いに行ったとヨンスから聞いたケトン。自分も会う事になっていると。

出掛ける前、ケトンはフンに聞きました。本当に行って良いのかと。

このまま縁談を進めて良いのかということですね。

自分の鼓動が速くなるのを示し、自分はユン・スヨンでもなく、スの求婚者でもなく、ただあなたを好きな女です・・・と。

フンの鼓動も速くなってるのに気づいたケトン。

これでも、本当に行くのですか?と聞きました。

でも、ケトンを守るためにも王の元に送るのが一番の方法だと思ったのです、フンは。スの想いは切実で不変ですしね。

本心を話すことはありませんでした。

 

スは、ケトンに花束を差し出しました。

そしてフンの方を振り返ったケトンを見て、心配せずに、もうお帰りくださいとフンに言ったのです。

後で迎えにくるとフンが言うと、私が送って行くから心配ないとスは言ったのです。

3人の口に出さない葛藤が見える気がします。

 

一方、鍛冶場で待っていたジファの前には、ジュンが現れていました。

イ・スだ・・・と、ジュン。

一瞬信じられないと言う表情をしたジファですが、確かにこれまでジュンが話した事は王だからこその事情だったように思えました。

慌てて、跪き、これまでの無礼を謝りました。

もう、すっかり信じきってしまいましたよ。

今後、どーするの?こんなばればれの作戦を採っちゃって。

騙されるジファの方が可哀想に思えます。

 

スとケトンは大道芸人の芸を見たりして楽しい時間を過ごしていました。

でも、ケトンはスに本当の事を打ち明けなくてはとずっと思っていました。

話があるの・・・と、切り出したケトン。

でも、スは、話を遮りました。何の話か知らないが、次にしよう、今日はもう時間が無いんだと。

「今じゃなきゃ、ダメなの。」

と、ケトンが言い始めた瞬間、スはケトンを強く抱き締めました。

「次にして。今日はやめよう。時間が無いんだ。」

泣き出しそうなス。

ケトンも、スの気持ちに気づいた?先延ばしする理由に気づいた?

 

ヨンスも遅ればせながら、スの正体を知りました。

フンとジュンの話を聞いてしまったのです。

 

スが宮殿に戻ると、領議政が待っていました。

大妃弟にお目こぼしをと言いに来たようです。

些細な事だから・・・と、領議政が言うのをスは遮りました。

「そのせいで争乱の時食料不足になり兵が死にました。それでも小さな逸脱なのですか?」

想像以上にスが勉強している事を領議政は知りました。あなどれない相手になってきたと。

つい、負け惜しみのように、ケトンの事を持ち出し、危険な目に遭う可能性を示唆しました。でもね、もうスは怯みませんでした。

「気になるのなら、お探しください。でも、大事な人にまた何かしたら、その時は、私が本当の王の務めを果たすかもしれません。分かりましたか?」

領議政、初めてスに王の姿を感じたかも。

ヒョンに、ケトン捜索を急がせました。

 

そして、朝の会議において、国婚を急ぐようスに迫りました。

これは、左議政も異論はありません。珍しく二人の意見が一致しました。

大妃も、禁婚令をだし準備に入るべきだと言いました。

スは、焦った様子はありません。

 

フンが左議政に呼ばれました。

コッパダンに王は大事なものを預かってもらっていると察し、それが何か、探りを入れたのです。

でも、スはしらばっくれました。

フンは一筋縄ではいかない人間だと改めて思った左議政は彼を味方につけたくなったのかな?王側なのか、父領議政側なのかと問いました。

私は客の味方です、と、フン。

領議政は息子だろうと容赦しないから、気をつけるようにと言われ、フンは言いました。

「領議政に息子はいない筈です。」

 

帰り道で壁の落書きに気がついたフン。それが、以前ケトンが描いていた絵に似ていたからです。

辿って行った先に、ケトンとがいました。

ケトンの様子を見て、そのが兄だと、フンは気づきました。

鋭い!

 

令嬢になって迎えに来るわ・・・と言うケトンの言葉を聞いて、全てが分かりました。

両班の令嬢になりたいと言うのは、何らかの事情でそうすると兄を解放してもらえるからで、スと結婚したいからじゃなかったと。

 

フンは、ケトンの告白が真実だったと気づきました。

兄の件をケトンに確かめました。何故言わなかったのかと怒りました。

兄を見つけたら、出ていかなくてはいけないから・・・と、ケトン。

フンへの想いが強くて、言えなかったと。

 

フン・・・とうとう、ケトンに正直になりました。kissしちゃったよ。

とても綺麗なシーンで、喜ぶべきシーンなんでしょうが、やっぱり私の頭にはスの事しか考えられません。だから、辛いっす。


人気ブログランキング

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』3話まで

2020-01-30 00:30:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

久々に爆笑してしまいました。

キム・ユジョンさんの酔っぱらい姿は相変わらず可愛くて面白いし、ユン・ギュンサンssiの思いきった壊れた演技にも笑わされました。

 

クォン秘書は、オソルに期待しています。体力テストでは男性を押さえてオソルがトップだったようですし。

ロボット掃除機を届けてくれたのもあるし、何か縁があるのでは?と思ったのです。

でも、ソンギョルは嫌な予感しかしません。

 

案の定、初日から大騒ぎを起こしました。

そして、オソルの騒動に必ずと言って良いくらいに、ソンギョルが関わってしまうのです。タイミングが悪いのか、良いのか。

 

勿論、オソルも気まずい思いをしています。

借金の事もあるし、何より、ソンギョルが病的なほどの潔癖性と言うのが嫌なんです。

 

オソルが就職したのを、父は本当に喜んでくれました。

就職難の折り、就職できたということで自慢できるようですね。

ただ、父が市の清掃員だったこともあり、オソルは清掃会社だとは言えないでいます。自分のような仕事を娘にはさせたくないと常々言ってますから。

オソルは父にも弟にも事務職だと嘘をついてます。

 

初出勤の日。想像以上に過酷な清掃作業に、オソルとヨンシクはバテバテ。

それでも頑張ってトイレ掃除に取り組みやり遂げました。

帰ろうとしたとき、その会社の女子社員がオソルのことを、バカにした言動をとりましてね。

我慢していたオソルですが、あまりにも酷い言動に、思わず言い返したのです。

口喧嘩になってしまい、女子社員はたまたま通りかかった上司に被害者ぶって告げ口しちゃうんです。

オソルは社会人らしく、一歩引き、謝りました。ぐっと我慢したのです。

勝ち誇ったように女子社員がその場を去ろうとしたとき、ソンギョルが現れました。清掃会社をバカにした言い方に、ぴしっと言い返しました。

「我々は清掃サービスをする会社だ。自尊心を捨てて謝罪する必要は無い。」

社長として社員を守ってくれました。

気持ち良いです。オソルも気分が晴れたでしょう。

厳しいけど、社長としては立派です。

 

オソルは全身筋肉痛になりました。

父たちに内緒の仕事なので、家で湿布は貼れません。で、コンビニの前で貼ってるところをチェ・ハインに見つかってしまいました。

ハインが湿布を貼ってくれました。

 

ある日、寝坊してしまったオソル。

慌てて家を飛び出しました。ちゃんと顔も洗わず、髪もセットせず、父からキンパを受け取り、食べながら走りました。首にはタオルをかけたまま。

バスにも乗り遅れてしまい、途方に暮れたとき、偶然ソンギョルが車で通りかかったのです。

どうせ同じ所に行くんだからと、オソルはのせてほしいと頼みました。

でもね、オソルの姿はソンギョルにとって恐怖そのもの。

バイ菌の固まりに見えてしまったのです。

だから、とっとと車を走らせちゃった。

 

会社について、車をチェックするソンギョル。

マスクをし、手袋をはめ、ピンセットでオソルがつけた食べ物の欠片を取り除き、叩いたガラス窓の汚れを落としました。

ソンギョルには、オソルの生活の全てが信じられない不潔さなんです。

クォン秘書は、そんな二人を面白そうに見ています。

 

突然、オソルにイ・ドジンから連絡が入り始めました。

親友のジュヨンの話では、恋人と別れたそうです。

その寂しさから、オソルを思い出して連絡をし始めたようです。

オソルは電話もメールも無視しました。

 

会社の食事会が開かれました。

オソルは豪華が食事に大喜び。お酒もしこたま飲んでしまいました。

おかげでべろんべろん。

皆が、二次会に行ってしまい、ソンギョルとオソルが取り残されてしまいました。

ソンギョルは、オソルの醜態ぶりを見て、そのまま置いて帰ろうかと思いました。ところが、知らない男たちがオソルを連れて行こうとしたのを見て、放っおけなくなりました。

結局、家まで送り届けることになったのですが。

 

ソンギョルは車のシートにビニールをかけ、汚れないようにしたというのに、オソルは揺れも手伝って吐きそうになるんです。

この時の二人のシーンは本当に爆笑もの

「雲が描いた月明かり」でも、ユジョンさんの酔っぱらいシーンが可愛かったですが、この作品は、もっとパワーアップしててね。

ユン・ギュンサンssiの弾けた演技も爆笑もん

上手いです、二人とも

 

オソルの家の近くまで来たとき、突然イ・ドジンが現れました。

オソルが電話を無視し続けるので、会いに来たのです。

酔っぱらっていても、オソルはドジンを拒否。

それを見て、ソンギョルは思わずオソルの手を引いてしまいました。

嫌がっているじゃないですか・・・と。

でもね、ちゃんとソンギョルは手袋をはめてるんです。

 

なんと、男性二人がオソルを取り合いしてる図となりました。

そこに、偶然、弟のオドルとチェ・ハインが来あわせました。

ソンギョルはオドルにオソルを託し、帰って行きました。

 

オソルは、オドルが持ってた袋の中からスンデを取りだし、ソンギョルの後を追いました。

送ってくれたお礼です!と、無理矢理スーツのポケットに押し込みました。

でもね、ソンギョルが一番嫌いなのが、スンデなんです。

ポケットからつまみ出したのがスンデだと知ると、恐怖の叫び声を挙げてしまいましたよ

 

翌日、オソルは前夜の醜態を謝ろうと社長室に向かいました。

ところが、その時、ソンギョルの所には母が来ていましてね。

言い争いの真っ最中だったんです。

母は、恋人のヤン会長を紹介しに来ていたのです。ヤン会長がソンギョルの会社に投資してくれると言ったから。

でも、ソンギョルはきっぱりと断りました。

で、母と子の喧嘩になってしまったのです。

 

これまで母親らしいことを何一つしてこなかったから、今からでもしてあげたいと母親は思ったのです。

でも、ソンギョルとすると、自分が必要としているときにいなくて、今さら・・・なわけです。

 

母を残して部屋を出てきたソンギョルは、そこにオソルがいるのを見ました。

オソルは、本当に間が悪いと思いました。

昨日は済みませんでしたとしか言えませんでした。

ソンギョルは、何も言わずにエレベーターに乗りました。

 

オソルにイ・ドジンからまた電話が入りました。

オソルは意を決して会いに行きました。

直接口ではっきりと断ろうと思ったのです。

もう連絡してこないでくださいと、はっきり言いました。

ドジンは、ソンギョルが恋人だと勘違いしました。恋人が出来たから、断ると思ったのです。

オソルは敢えて訂正しませんでした。

 

帰り道でソンギョルとばったり会いました。

側にいるときは、当たり前過ぎて気づきません。でも、永遠にいるものなど何もありません、両親も・・・と、オソル。

お母様は、社長をとても大切に思っているようです・・・と。

母を失くしているオソルは、それが実感でした。

でもね、ソンギョルの状況とは少々違うのを知りません。

「余計な口出しはやめてください。」

ソンギョルが言いました。そんな通り一辺倒な説教じみた言葉など、聞きたくなかったのでしょうね。

 

ある日、仕事をしているときに、偶然、イ・ドジンに会いました。

ツナギを着たオソルを、ドジンは頭の先から爪先までじろじろ見て、バカにした態度になりました。

恋人の社長も一緒に掃除するのか?なんて。

怒ったオソルを見て、もしかしたら、恋人何て言うのは嘘か?と言いました。

おまけに、清掃会社を恥ずかしいとまで言ったのです。

オソルは、腹が立って、ソンギョルが恋人だと嘘をついてしまいました。

ソンギョルが丁度こっちに来てるのを見たからです。

駆け寄って、今だけ芝居してくれと頼みました。

でも、そんな器用なこと、ソンギョルにできる筈も無いし、何より、やりたくないですよね。

ドジンにばれそうになったので、オソルはとうとうkissしちゃった

「済みません、一度だけ借ります。」

と言って。

あはは~っ


人気ブログランキング

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Black Swan」初披露♪

2020-01-29 18:36:52 | 映画、ドラマ以外の韓国話題

BTSが、先日公開されたばかりの「Black  Swan」のライブパフォーマンスを初めて披露しましたっ

既に、動画公開サイトで何本か動画が公開されています。

私も、年甲斐もなくハマリこんでるわけですが。

 

この曲の最初の動画には、かなりの衝撃を受けました

今現在使用中のネット環境では、動画投稿できないので、写真で失礼します。

興味がある方は、“Black Swan BTS”で検索してみてください

 

BTS自身のパフォーマンスに期待が高まる中、今日、公開されました

その動画も、記事に載せられないので、検索してください。

トップの写真のような、素敵な動画を見ることができます。

 

幻想的なステージに、オールブラックの衣装。

そして、裸足。

良いです

なんて表現すれば良いのか分かりません。

後日、動画を載せる事ができるようになったら、紹介します。

今夜は、きっとリピート間違い無いです。


人気ブログランキング

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コッパダン(原題)』10話まで

2020-01-29 00:49:36 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

いやもう、今話は悲しゅうて悲しゅうて

 

フンは、ジファの申し出が本心からじゃないと察していました。

だから、いいですよと言った後、あれこれと自分を婿した場合にマイナス点を挙げました。

ジファもバカじゃありません。それが断りを遠回しに言ってるだけだと察しました。

要するに、ジファは誰と結婚するのが自分にとっては最善かを見極めようとしているのです。王の情報を得ようとしたり、フンに直接会いに来て、その人となりを自分の目で見て判断するために。

 

一方、宮殿に現れたフン伯母。

家門を捨て家を出たというのは本当かとスに問われ、本当だと認めました。

そして、領議政の指示で妓房に居たと言ったのです。生涯独り身の自分を哀れんで家門の栄光を捨てて再婚を勧めてくれたと。噂にならないよう、妓房で暮らせと言ったと。

スは、そんな領議政の深い考えも知らず・・・と、表彰しようとしたことを謝りました。

領議政こうなったら、この嘘に乗るしか道はありません。

結局、フン伯母の望みである娘の幸せ・・・つまり、愛する人との結婚を王室が推進すると約束し、事は収まったのです。

領議政のみが恥をかいた格好です。それを知っているのは、領議政が最も知られたく無い相手だけ。

それが余計に彼のプライドをずたずたにしました。

 

大人しく退いた領議政ですが、腹の虫は収まりません。

ヒョンにフン伯母の始末を命じました。

でも、これもフンは予想していましてね。フン伯母はすぐに都から外に逃がしたのです。

 

左議政は領議政が痛手を被った今が、反撃のチャンスだと思いました。

で、ユン・ドンソクを復帰させようと会いに行ったのですが、その落ちぶれた姿を見て、かなりがっくり。

それに、ユン・ドンソクにその気は全く無いようで、あっさり追い返されました。

 

ケトンの教育が再開。

フンは知識と教養を指導。

あまりにも量が多いので、またまたケトンが文句&弱音。

ちゃんと覚えられたら、七夕に連れて行くという約束をしてやっと本を開いたケトンでした。

 

ケトンはユン・ドンソクにきちんと挨拶をしたいと、訪ねて行きました。

そこで、ユン・ドンソクと会ったのですが、ケトンはそのとも紛う男性が両班だとは思えなくてね。

以前から何度か顔を会わせていたから、余計にだと思っちゃった。

でも、会話から、ユン・ドンソクの方は、その娘こそが実の娘スヨンの名を与えた娘だと分かりました。

 

フン伯母を逃がそうとした時、領議政の命を受けたヒョンたちが襲いかかって来ました。

必死に逃げるフンたち。

フン伯母を守って、ジュンは必死に賊と戦いました。

これが思った以上に強いのよ、ジュンが。

あっという間にやっつけちゃったんだけど、ジュンも怪我をしました。

戦っている間に、ジュンは忘れていた記憶が甦って来ました。

 

母との思い出は、自分が都合の良いように間違って記憶していましたし、その後の父からの母を憎む言葉を聞いていたため、かなり重要な部分が抜け落ちていました。

母は、父の暴力を受ける毎日でした。

体には常に痣が出来ていました。

耐えかねて逃げようとしたのですが、本当は息子のジュンも連れて行くつもりでした。でも、事情を知らないジュンが行くのを嫌がったため、仕方なく置いて行ったのです。

次に会う場所の約束をして。

行かなかったのは、ジュンの判断でした。

つまり、母が自分を捨てたのではなく、自分が母を捨てたくせに、謂れの無い勝手な憎しみに支配されてきたってことです。

それに気がついたジュン。愕然としました。

 

母が言ってた待ち合わせの場所に行ってみました。

勿論、母はいる筈ありません。

でも、いつか会えるに違いないと、ジュンは思いました。

 

騒動が一段落し、フン伯母を見送ってコッパダンに帰って来たフン、ケトン、ヨンスの3人。

ケトンが足を痛めていることに気づいたフンは、ハンカチでくるんであげました。

そんな大事な物で足をくるむなんて・・・とケトンが言うと、

「お前の足の方が大事だ。」

と、フンが言いました。

「初めて言われた、そんなこと。」

と、ケトン。

「これから全てにおいてお前が一番大事だ。」

フンが言いました。思いもよらない言葉に、ケトンは立ち尽くしてしまいました。嬉しさが込み上げて来ました。

 

ジュンの前にジファが現れました。

調査を中止してくれと言いました。来るのはこれが最後だと。

立ち去ろうとするジファをジュンが引き留めました。

世界でただひとつ、君にだけ興味がある・・・と、ジュン。

彼なりの告白です。

でも、ジファは行こうとしました。

後ろから抱き締めたジュン。

しばしこのままで・・・と。今日は慰めが必要だと。

「私のところへ来い。」

ジュンが言いましたが、ジファは帰って行きました。

「妓房の情報屋が私に何をくださるの?」

と、言って。

 

ジファは帰るなり、父に王に会わせてくれと頼みました。

2回だけだと。

1度目は判断するため、2度目は確信するためだと言いました。

叶えてくれなければ、結婚するなり尼になるなりして、揀択を避けることもできるなどと、父を脅しましたよ。

 

左議政はスに会い、ジファに会ってほしいと言いました。

その代わり、大妃による垂簾聴政を終わらせると。

スは受け入れたのでしょうか。そこは描かれていません。

この様子をチャン内官が又も領議政に報告しました。

スに謝っておきながら、やはり家族の事を考えると、命令に従ってしまうのね。

 

領議政は左議政と手を組む前に、スに自分の権力を見せつけておかなければと思いました。

で、彼がしたのは、セアを拷問し、スが毎晩何をしているのか、左議政と何を企んでいるのか、どんな大臣と関わっているのかと、問い詰めること。

セアは、知らないと言い張りました。

でも、被害が家族にも及ぶと言われたら、もう口をつぐんでいる勇気は無かったようです。

セア、その後、自殺してしまいました。

 

翌朝、スはチャン内官に内医院で特別に作らせた薬を渡しました。

病気の父に・・・と。

王は不慣れなゆえ、何もしてあげられなくて済まないと。

その言葉を聞いて、チャン内官は罪悪感に苛まれました。自分がしてきたことが、如何に不忠な事だったかを思い知ったのです。

話そうとしたとき、セアの死が伝えられました。

 

慌てて部屋を飛び出したス。

その前に領議政が現れました。

セアの死に関わっていることを否定しませんでした。

自分の権力はスなど比べ物にならないと示したのです。

「ケトンを助けたいなら、逆らわぬことです。」

怒りが込み上げてきたス。悔しくても悲しくても、自分には何も出来ません。

 

セアと共に風灯に書いた願い。

王様を幸せにしてくださいというのが、セアの望みでした。

また大事な人を守れなかった・・・と、スは泣きました。

チャン内官が言いました。

「代わりに私がここにいます。行ってください。」

その日は七夕のお祭りでした。

 

そして、スがケトンを見つけたのは、ケトンがフンに想いを告白している時だったのです。

ちょっとーっ

 

ケトンの願いは、兄と一緒に暮らしたいということと、フンに結婚しないでほしいということ。

そして、スは、ケトンと結婚させてくださいと書いてありました。

でもね、スはショックのあまり、その風灯を飛ばせなかったのです。

何も言えず、ただ涙をこぼすスが辛い

やっぱり私は、スを選んでほしかった


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コッパダン(原題)』9話まで

2020-01-28 23:02:11 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

レビュー一覧は、こちらから。

 

気が変わった理由は?と、スがフンに聞きました。

借りを返したいからとフンは言いました。仲立ち人としての責任を果たせなかったからだと。

あなたが王だと知ってもケトンはそばにいるでしょうか、自信はありますか?と、フンが問うと、スはやはり即答はできませんでした。

ケトン次第です。そして、スはケトンの性格を知っていますから、この地位を受け入れてくれるかどうか、確信は持てなかったのでしょう。

 

スの口からケトンに話し、説得してくれとフンは言いました。

スは、今はまだ自分すら守れない王だから、ケトンを守れる準備が整ったら、自分から話すと言いました。それまでは秘密にしていてくれと。

あぁ、切ない。

 

帰り際、フンは、領議政に気をつけるよう、スに言いました。

この時点で、スはまだフンの素性を知らないのね。

 

フンは、両班の令嬢にしてやると言いました。そして、スのところへ連れて行ってやると。

ケトンは、それで、フンが誤解していると知りました。

でも、兄のためだとは言えませんでした。自分を送り出そうとしているフンに、スのところに行きたいわけじゃないとは言えません。

 

コッパダンメンバーで、ケトンを両班の令嬢に仕立てるための教育プログラムが始まりました。

ジュンは、それでよいのかとフンに聞きました。フンの心を一番察してるのはジュンかもしれません。

王についても、フンに尋ねました。

勿論、フンはしらばっくれました。

 

スは、チャン内官が自分を探っていることに気づいていました。

でも、決してチャン内官を責めませんでした。その理由が分かるからです。

数少ない自分の味方だと思っているからね。

そして、大妃にも優しく接しています。

ケトンを迎えるためにも、この場所で生き残らなければいけませんし、ケトンが自分のところに来るための道を切り開かなくてはならないからです。

地道ではありますが、スは自分ができる方法を、一人で必死に見つけているのです。

う~っ、やっぱり切ない。

 

ヨンスはケトンを磨きあげました。

文字通り、お風呂に入れ、顔にパックし、服を選びました。

 

ジュンは、フン伯母を密かに妓房に匿っていました。

コッパダンでは、危ないですからね、もう。

でも、フン伯母に対する反感が消えたわけではありません。家も子供も捨てて、自分だけが幸せになろうとしているとしか思えないのです、自分を捨てた母と同じように。

 

フンは令嬢としての作法を教えました。

食事の仕方、言葉等々です。

ケトンは慣れない作法に四苦八苦。

私がケトンをイマイチ好きになれないのは、あれほど令嬢にしてくれとしつこく頼んだのに、レッスンが厳しくてなかなか上手くいかないと文句ばかり言って怠けようとするところ。

自分が望んだ事でしょ!と、言いたい。

 

ある日、一人の青年が手紙を持ってコッパダンにやって来ました。

フンの従姉妹ファジョンから母親、つまりフン伯母に当てた手紙です。詳細は話しませんでしたが、フンには見当がついたようです。

すぐにフン伯母を訪ね、全て知ったと話しました。だから縁談の件は断ると。

自分は再婚する気など無く、結婚させたいのは娘のファジョンで、相手は手紙を届けに来た青年だろうと。

烈女として表彰されてしまったらファジョンは中殿候補とされてしまうので、自分が再婚すると言って表彰を逃れようとしたんだろうと、フン。

「はい。」

フン伯母は認めました。

家門の栄光のために娘の幸せを奪うような事が無いよう、力を貸してくださいと。

この話を、ジュンが聞いていました。

自分は誤解していたと気づきました。

 

フンはある日、ユン・ドンソクを訪ねました。

その日は、彼の娘スヨンの命日でした。

世間は皆、スヨンが生きていると思っていますが、フンは最初から死んでいると知っていました。

その理由が分かりました。

病気だったスヨンは、死ぬ前に結婚式をしたいと言っていました。

誰もそんな事に協力してくれる者はいませんでした。唯一、フンだけが協力してくれたのです。それも、花婿の役割を。

ユン・ドンソクは感謝しました。

この恩はいつか必ず返すと約束していました。

その約束を果たしてほしいとフンは言いました。スヨンの戸籍です。

まだ戸籍が生きていたのです。

そろそろきちんと届けようとしていたユン・ドンソク。

スヨンの名前で世の中を楽しめるよう機会を与えてください・・・と、フンは言いました。

そして、ユン・ドンソクは納得したのです。

 

フンの伯母にファジョンからの手紙が届きました。

困った事が起こったので、家にきてくださいと言うもの。

でもね、これは偽の手紙でした。領議政が筆跡を似せて別人に書かせたものだったのです。

王との約束の日は目前なのに、フン伯母を捉えられていませんからね。

 

ジファはジュンに惹かれながらも、流されないように必死に踏みとどまっているように見えます。

父左議政には、結婚の相手は自分が決めると言いました。

でも、ジュンには冷たい態度をとっているのです。

ジュンは、頼まれていた王の情報を伝えました。元は鍛冶屋だったということを。

ジュンは、ジファが王妃の座を望んでいる理由が分かりませんでした。プライドの高い彼女が夫選びに奔走する理由が。

「一番高い所にいるからよ。」

と、ジファ。

要するに、女性の人生は男性によって決まるという父の教えが染み付いているということです。でも、敢えて、それを言うのは、何も持っていないジュンに惹かれ始めている自分を律しようと思っているからじゃないでしょうか。

ジュンはやはりショックでした。

科挙も受けられない自分にしてしまった母への憎しみが込み上げても仕方がないですね。

 

フン伯母は手紙が偽物で、罠だと察していました。

フンたちに相談しに来ました。

 

フンは、ケトンに“ユン・スヨン”の名前を与えました。

事情を話しました。

親からきちんと名前をつけてもらえず、ただ道端の犬のフンという意味のケトンと呼ばれ育って来た彼女にとって、初めての名前です。

感動してフンに思わず抱きついてしまいました。

 

期限の日が来てしまい、領議政は妓房に押し入ってでもフン伯母を捕まえろとヒョンに命令。

しかし、見つかりません。

 

宮殿でスや重臣たちを待たせたままの領議政は、いらいらしていましたが、どうしようもありません。

その時、フン伯母が姿を現したのです。

 

ジュンも、今回の一連の事件の真相に行き当たっていました。

矢じりから考えていくと、フン父に行き当たり、王の情報を得て、それがスだと言うことにも気がつきました。

ケトンを父から守るために、スと結婚させようとしているのでは?とジュンが聞きました。

フンが口ごもっていると、そこに突然ジファがやって来たとヨンスが知らせて来ました。

ジュンは慌てて隠れました。

 

「私と結婚しませんか。」

と、ジファ。

立ち聞きしていたジュン、ヨンス、そしてケトン、驚いて声も出ません。


人気ブログランキング

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コッパダン(原題)』8話まで

2020-01-28 15:41:19 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

突然現れたスに、ケトンは驚き、すぐには言葉も出ません。

両班の服装でしたから、余計戸惑いました。

でも、向き合ってみると、スは変わらないスでした。

胸をどんどん叩き、元気でいるなら何故連絡してこなかったと泣いて怒りました。

ケトンが叩くのを止めたら、スは手を掴んでもっと殴れと言いました。これがねぇ、痛そうなんですよ。マジ痛そうに本気で叩いてました。

 

私を捨てて逃げる気だった?と、ケトンが聞きました。

スは、首を横に振りました。

突然、両班の親戚が現れたんだ・・・と、スは言いました。

ケトンは、良かったと言いました。

スが死んでしまったんじゃないかと思って、どれほど心配したか・・・。

事情が分かって、スが元気でいたなら、それで彼女は満足だったのです。

スはケトンを抱き締めました。

このまま宮中に連れて行きたかったでしょうね、きっと。

私もそうしてほしかったわ。トンイみたいに。

でもね、スには分かっていました。自分にはまだそんな力が無いことを。

そんなことをしたら、危険になるのはケトンの方だということを。

 

だから、ケトンをコッパダンに送り届けたのです。おんぶして。

別れ際に、スは母の形見の簪を渡しました。約束の印ですよね。

「方法を見つけて必ず迎えに来る。約束通り婚礼を挙げよう。」

 

スが帰ろうとした時、フンが出て来ました。

やっと立ち直ったケトンを惑わさないでください・・・と、フン。

「惑わすのではなく、捕まえに来たのです。」

と、ス。

フンに言われ、一度は諦めようと思ったけど、やっぱり無理だったと。

「どんなに難しくても辛くても一緒にいたい。困難を覚悟で進みたいのです。この気持ちは変わりません。」

この気持ちは変わらないと、スは以前もフンに言った事がありました。

コッパダンに婚礼の準備を申し込みに来たものの、フンに断れてしまった時でした。それを、フンは思い出していました。

 

ケトンは自分の気持ちに混乱していました。

あれほど待ち焦がれていたスが帰って来て、プロポーズされたのに、イマイチ嬉しくないのです。

フンに気持ちが向いているのを、ケトンは気づいていました。

 

フンに聞きました、これからどうすれば良いかと。

フンは言いました。

「キム・スに会えたし、兄を見つけたら帰れ。元の場所に。」

こんな風に言われたら、ケトンは兄を見つけたとは言えなくなってしまいますわな。フンの言うことは正しいんですもん。

でもね、ケトンはこの場所が自分の家のように思えているのです。

 

ところで、ケトンが名乗っているユン・スヨンと言うのは、既に亡くなっている両班の娘の名です。

すっかり落ちぶれてしまってるユン・ドンソクの娘です。

世間には、数年前父ユン・ドンソクと病の治療のために地方に行ったまま、音信不通になっていると思われています。

 

フンは、ケトンが両班の令嬢にしてくれと言っても頼みを聞いてくれません。

約束と違うとケトンが必死に頼んでも、断り続けています。

フンは、両班になったスのためだと思ってるんでしょうね。ケトンが一生懸命に頼めば頼むほど、意地でも頼みを聞いてやる気分にはなれませんでした。

 

ある日、町で白磁の壺を買おうとしていたジファの前にジュンが現れました。

つい、つっけんどんな態度をとってしまうジファ。

ジュンが突然kissしちゃった!

思わず棚を倒してしまって、白磁の坪を木っ端微塵にしちゃった。

ジュンはジファの手を取って逃げだしました。

ジファも、笑顔です。この二人、どーなる?

 

スは、領議政の甥の妻(・・・甥の妻だったの?)に対する褒賞を認めました。

でも、自分が直接表彰したいと言ったのです。

領議政にとってはマズイ事になりました。

家を出たまま、まだ行方が分かっていないからです。

3日後に呼んでくださいとスが言いました。もう、決定事項となってしまいました。

慌てた領議政は、部下に至急捜索し、連れてこいと命じました。

 

ケトンは、何とかしてフンの気持ちを変えようとしました。

しきりに世話を焼いたり、手伝いに励んだり。

でも、フンの気持ちは変わりません

 

フンの伯母はコッパダンの屋敷に住んでいるようです。

結婚相手の候補をあれこれ示しても、どの人も気に入りません。

ただ、平凡な人がいいと言うだけ。

 

ケトンはフンの伯母に両班の令嬢になるための教育を頼むことに。

どうすれば、上品な令嬢になれますか?とケトンが聞きました。

「我慢です。一日中刺繍をして指に針が刺さっても、腰が痛くても、私が夫を殺したと姑にいびられても、素敵な男性がいても、我慢すればいいのです。」

そして、我慢できない時に飲んでくださいと、強いお酒の入った壺を渡してくれたのです。

 

ケトンはフンにそのお酒をお茶だと偽って飲ませました。

驚いてしゃっくりが止まらなくなったフン。

そこに、ヨンスがケトンを探しにやって来ました。

面倒な事を言いつけられると思ったケトンは、フンの手をとって隠れました。

でも、フンのしゃっくりのせいで、見つかりそうになっちゃった。

で、ケトンはしゃっくりを止めるために、最後の手段とばかり、kissしちゃったよ

見つからずに済んだし、しゃっくりも止まったけど、フンは勿論、ケトン自身も驚いちゃった。

 

チャン内官は、スの部屋を探り、様々な書物や資料を発見。

領議政に届けました。

それを見て領議政と大妃は驚きました。

スは能無しのフリをして、勉強していたと分かったからです。

 

フンとジュンは捕卒を呼んで、手に傷が無いかチェックしました。

詐欺師の男が殺される時、抵抗した傷がついてる筈だからです。

でも、そんな捕卒はいませんでした。

 

行き詰まったフンは、以前、左議政が言った言葉を思い出しました。

「誰が死んだか分かれば、誰が殺したかも分かるのでは?」

と言う。

血のついた矢じりで殺された人物を探るのが先決だと思いました。

左議政は、詐欺師の男が死んだ一件を捜査させようと会いに来たのです。

でも、その口調から、左議政は既に犯人を知っていて、敢えて自分に探らせようとしていると感じたフンは、話を断ったのです。

その時に、ヒントのように、左議政がそういったのです。

ジュンに、指示しました。

左議政が動くくらいだから、ある一定以上の位の人の中から、最近死んだ人物を探ってくれと。

 

ところで、この時代、女性が不義を働くと、その婚家は子々孫々まで許されなかったようです。それほどに重い罪だったのです。

だから、息子であるジュンは科挙を受けることも出来なくなり、当然、官職に就くことも結婚すらできなくなったんだそうです。

ジュンが妓房に入り浸り、遊び暮らしている理由がここにありました。

そんなジュンを見込んで一緒に仕事をするようスカウトしたのが、フンでした。

 

ケトンはスを待っていたにも関わらず、フンに惹かれる自分がわからなくなっていました。

フンの伯母にコッパダンの客の話だけど・・・と、断って打ち明けました。

フン伯母は言いました。

「ひどい方だわ。心が教えている答えを知ろうとしないとは、実に愚かな女性です。伝えてください。私のように後悔すると。」

 

フン伯母から頼まれて、ケトンは伯母の娘に手紙を届けに行きました。

塀の瓦の中に、手紙を隠す方法で、連絡を取っていたようです。

ケトンが手紙を隠した後、領議政の部下がその姿を見つけました。

被っていたのが“マ”と刺繍された被り物だったので、顔は見えなかったけど、てっきりフン伯母だと思い込みました。

後をつけると、コッパダンに入って行くじゃありませんか!

 

報告を受けた領議政は、時間も無いので、すぐにフン伯母を連れてくるよう命令しました。

で、ケトンはフンの目の前で拉致されてしまったのです。

格闘となったフンは、相手の顔に見覚えがありました。おまけに、その男の額に“奴”と言う入れ墨も見たのです。

それは、を示すものでした。同時に“キツネ”と言う意味もあったようです。

 

人違いだったと分かった時、領議政は生意気な口をきくケトンに詰め寄りました。

「触るな!」

フンが来ました。

ケトンを後ろに庇い、言いました。指一本触れさせません、と。

「私の大事な人たちに今度何かしたら私も黙っていません。」

 

初めて見る顔だ・・・と、ケトンのことを思った領議政。

フンが大事な人と言ったのが、気になりました。すぐに身元を調べさせました。

 

フンは、全ての事情が繋がりました。

ジュンから、最近死んだ高位の人は、王と世子しかいないと聞いていました。

だとしたら、王宮の外で死んだ世子しか考えられない。

世子を殺しても、揉み消せる権力者。詐欺師を殺したのは父の部下のヒョン。世子が死んで一番得をした人物は父だ。

すべての黒幕は、父だ。

そして、ヒョンたちが狙ったケトンは、単なる女ではない。王が結婚しようとした女だ。

だから、ケトンを殺そうとしたんだ。

 

ここまで父親が悪事に手を染めているとは、流石にフンも思わなかったでしょう。

ショックでした。

そして、ケトンが心配になりました。あまりにも大きな権力を握っている父ですから。

フンが頼れるのは、王であるスしかいないと思ったのでしょう。

 

スに会いに行ったフンが言いました。

「この結婚は有効ですか?」

「はい。」

「これは国中の人を欺く大詐欺劇です。失敗すれば全員の命は無い。それでも、やりますか?」

はい・・・と、躊躇なくスは頷きました。

「いいでしょう。この結婚を私が引き受けます。」

 

こんな展開なのに、やっぱり私は切なくて仕方がありません。

こんな展開だからこそ、いっそう切ないです。スが可哀想でなりません。


人気ブログランキング

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コッパダン(原題)』7話まで

2020-01-28 12:25:29 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

レビュー一覧は、こちらから。

 

フンが牢に到着したとき、詐欺師の男は首を吊ってしまっていました。

慌てて下ろしたら、まだ息がありました。が、

「気をつけろ。狐の捕卒。」

それだけ言って、死んでしまいました。

爪には血がついていましたし、首には綱の痕が2本もありました。自殺ならば1本だけの筈なのに。

他殺だと主張しましたが、事件はあっさり終結になってしまいました。

 

ケトン!と叫びながら駆けて来た兄。

でもね、ケトンを素通りして、小さな女の子に駆け寄った兄は、別れたあの日と同じように、女の子を藁の中に無理矢理隠したのです。

間違い無いと思ったケトン。

涙がこぼれてきました。

 

その時、ジファの侍女チュンシムが駆けつけて来て、箒で兄を叩き始めました。

驚いたケトンは、慌ててチュンシムを突き飛ばして兄を庇いました。

それを見たジファは、いっそうケトンに不審を抱くようになりました。

を“兄”と呼んだと知ると、余計に怪しく思いました。

この場は、何とかケトンが誤魔化して終わりましたが、疑念はジファの中で膨らむ一方でした。

ところで、兄が知恵遅れのようになっているのは、捕まった時にかなり酷く殴られたせいだと分かりました。

ケトンは、兄の生存が分かっただけで、今はヨシとするしかないと思うことにしました。涙は止まりませんが。

 

ある日、コッパダンを一人の女性が訪ねて来ました。

フンの伯母に当たる人です。自分の縁談を仲立ちしてほしいと言って。

実は、フン伯母は結婚後すぐに夫に先立たれていました。でも、これまで18年間も独り身を通し、姑に仕え、娘を育てて来たのです。

その振る舞いは称賛に値するとして、表彰されることで、娘を王の妃候補として揀択に出そうと領議政は考えたのです。

揀択に出るには、両親が揃っているとか、あれこれ条件があるようですが、母親が表彰されるほどの人物であれば、領議政が叔父という条件もあるので、容易いと考えたようですね。

ところが、フン伯母は、それに反対のようです。

自分が再婚することで、表彰されないようにと考えたようです。

 

この縁談を引き受けるのに、ヨンスとジュンは反対しました。

ヨンスはフンが父親に反抗していると考えました。

ジュンには反対する理由がありました。

どうも、彼の母親は彼を捨てて他の男性と逃げたようです。今度の話も、家と子供を捨てて自分だけ幸せになろうとしていると受け取ったのです。

 

フン伯母が置き手紙をおいて、家を出ていきました。

実力行使?

領議政は、ただちに見つけるよう、フン伯母の姑に指示しました。

う~ん、フンの家と伯母の家との関係がイマイチ分かりません。そう近い関係じゃないのかもしれません。

領議政は、自分に王妃候補とする娘がいないので、必死に親族の中から探そうとしているようですからね。

 

ケトンは兄と会った事をフンに打ち明けませんでした。

ただただ自分の境遇が不運だと思いました。何をしても上手くいかないと。

やっと会えた兄はああいう状況だし。

何度ひいたクジでも当たりは出ないし。

またサングラスをかけてるケトンを見て、泣いた事を知ったフン。

外れクジを半分に折ってケトンに持たせました。それには、“外れ”の文字は無く、“次の機会に”と書かれていました。

機会を与えると言いました。

自分が不幸過ぎると思ったら、それを使え・・・と。

 

領議政は、大臣に根回しをして、フン伯母を烈女として表彰するようスに提案させました。

左議政たちは、悔しそうに聞いていました。

誰もが、逆らわないと思った議案ですが、スは慎重に判断すべきだと言いました。検討させてくれと大妃に言ったので、大妃も従うしかありませんでした。

左議政は嬉しそうです。

 

ジファは、ケトンのことが気になってしかたがありません。

で、今回も、ジュンに頼むことにしました。

妓房に赴いたジファは、そこで珍しい楽器を見つけ、ふと触れてみました。

現れたジュンが、優しく使い方を教え、ジファも楽しく弾いていたのですが。

我に返って焦りました。

すっかりジュンの手玉にとられた感じですからね。

ケトンの事を依頼するのも忘れて部屋を飛び出してしまいました。

 

まだ、セアはスの勉強の手伝いをしています。

報われないのに、何故そばにいるのかとスに問われ、自分にも結婚を約束した人がいたと言いました。

家のために宮中に入ったため、会えなくなったと。

もう諦めないと・・・と、呟きました。

それを聞いたス。

自分は諦められないと思いました。ケトンの事が思い出され、想いは決して変わっていないと改めて感じたのです。

フンに諦めろと言われましたが・・・。

 

ケトンを密かに探している人物がいるとフンは知りました。

報告してくれたジュンは、ケトンの安全のためにも、しばらく両班の娘でいさせないとと言いました。

でもね、ジファによって、正体が暴かれそうです。

敢えて、兄が売り飛ばされる事になったとケトンに知らせ、動かしたのです。

 

罠だとケトンも思いました。

でもね、真実かもしれないと思う気持ちもあるわけで。

つい、ジファの家を覗きに行ってしまったのです。

待ち構えていたジファが声をかけました。

ケトンをだと決めつけました。

でも、ケトンはしらばっくれました。言いがかりだと。

証明しろとジファは言いました。

両班の娘なら、それなりの教養、品位、心持ちが身に付いている筈だから、それを示せと。

半月後、両班の令嬢だけの会を催すので、そこで全員が認めたら、謝罪するとジファ。

そして、兄を譲ってやるとね。

そうじゃなければ、世間の笑い者にして、兄と一緒に売り飛ばしてやると。

 

ケトンはフンにあのクジの半分を差し出しました。

「自分を両班の令嬢にしてください。」

何故だとフンが聞きました。

「どうしても会いたい人がいるの。」

フンは、スの事だと思ったかも。スの現状を知ったせいかと。

 

その時、コッパダンの門を叩く音が。

スです!

セアがチャン内官の目を引いてる好きに、王宮を抜け出したようです。

セアは、スの真摯な想いを叶えてあげたいと思っています。だから、合わせてあげたいと思ったのでしょう。

 

え~っ

先が読める展開だけに、私は切なさが込み上げてきます。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コッパダン(原題)』6話まで

2020-01-28 10:47:41 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

レビュー一覧は、こちらから。

 

フンは、どぎまぎの頂点。

慌てて身を起こしました。

そして、全くこんな状況を知らずに爆睡しているケトンを憎らしく思いました。

でもね、実は、ケトンも気づいていたのです。

知らないフリをするのが、最善だと考えたのです。

 

ま、そんなこんなもあって、フンとケトンはあっという間に詐欺師を捕まえました。ケトンに頼まれた兄の捜索もせずにお金を持ち逃げした男です。

この男は血のついた矢じりをケトンに売った人物でもあります。

ケトンは詐欺師として追っていますが、フンは不穏な事件が隠されていると察し、事情を知ろうとしているわけです。

男は確かに矢じりの一件について知っている様子です。ただ相手が高位にいる人物なので、フンが知っても手を出せないと思っていました。

フンは、男に言いました。

自分より危険なのはお前だと。秘密を知っている人間をそのままにしておくことは、無いとね。

 

スは、密かに王としても教養、知識を積んでいました。

例の女官セアに手伝ってもらっています。

そのせいで、セアがお手付きになったと誤解されていますが、スは気にしていません。誤解させておいた方が、やり易いってことですね。

自分付きのチャン内官にすら秘密にしています。

チャン内官にまで、領議政の手は伸びていました。スパイの役目を命じたのです。チャン内官の実家がお金に困っていることにつけこんで。

領議政が勝手に政を行うことは出来なくなってきました。大妃も計算違いだと思い始めました。

 

イ・ヒョンギュの婚礼の準備が始まりました。

ケトンは、重要な役をヒョンギュから頼まれましたが、自分のような不運な者が関わって、今後ヒョンギュたちにまで不運がうつったらどうしようと思ったのです。

フンはそれを知り、自分の運を分けてやると言いました。自分はこれまで幸運続きだったからと。

 

左議政の娘ジファは、父が自分を王妃にしようと考えていると知り、王の人となりが知りたくなりました。

ジファも好奇心旺盛な女性です。

で、そういう情報を得るなら妓房にいるジュンが最適だと聞き、出掛けて行きました。

でも、両班の娘が堂々と昼間から妓房に入るのはかなりの勇気が必要です。

躊躇してる彼女に声をかけたのが、ジュン。

この時初めてジファは最近何度か顔を合わせていた男性がジュンだと知ったのです。実は、少々心を揺さぶられている相手でした。

ただ、プライドが高いジファは素直になれませんが。

これはジュンも同じのようです。遊び人の彼はまだからかう気持ちがあるようですが、ジファに興味が湧いたのは確かのようです。

 

フンの言葉に勇気をもらったケトンは、婚礼の仲立ちの役割を勤める決心をしました。

これで事は順調に運ぶのかと思ったのに、突然ジヨンの方から縁談を白紙に戻したいと言って来ました。

実は、ヒョンギュ母は、納得したように見せかけて、まだ逡巡していたのです。だから、ジヨンから断らせようと、多くの結納の品を贈って来ました。それと同等の物を礼物として要求したのです。

そんなこと、出来る筈が無いと分かってて。

これは、コッパダンとは別の仲立ち人からの入れ知恵でした。

 

フンは、それらの結納を売り払い、礼物を用意しました。

予定とは違う成り行きに、ヒョンギュ母は混乱。

このやり方は受け入れられないと破談を宣言。

でも、フンは母自身のやり方が法に触れるものだと指摘し、結局、作戦失敗に追い込んだのです。

そしてやっとのことで、結婚にこぎ着けたのです。

 

婚礼の行列をコッパダンのメンバーと一緒に見つめていたケトン。

ふいに、自分の婚礼を思い出しました。

スが突然消えてしまった日のことを。

涙がこぼれてきました。

隠すために、ヨンスのサングラスをかけました。

 

ジファはある日、町でケトンとヨンスの姿を見ました。

それが、両班の娘と言うより、ヨンスに使える侍女のように見えたのが、不審に感じました。

元々、ケトンに良い感情を持っていないジファは、今度はケトンに興味が湧いてきましたよ。

 

ケトンは、スの行方がとんと知れないのは、死んでしまったからかも・・・と思いました。

ジュンに、死んだ人でも探せるのかと問いました。

その意味を察したジュンは、何も言わず、ケトンを哀れむ目で見つめました。

で、ある日、スに似た死体が上がったとケトンに知らせて来たのです。

慌てて駆けつけたケトン。

人違いでした。

思わず、泣き出してしまいました。ほっとしたのもあるでしょうが、こうやって死体を探さなくてはならない状況が辛かったんだと思います。

 

帰ってきたケトンに、フンが言いました。もう諦めろと。

両班の息子として幸せに暮らしているんだからと。だから、忘れろと。

「そんな筈無い!探すのが嫌ならそう言って。」

思わず、フンは事実を話してしまいそうになりました。でも、言えませんでした。

「スはそんな人じゃない!」

 

怒って歩いていたケトン。

壁の落書きを見つけました。

兄の絵だ!

すぐに分かりました。

そして、道の向こうに兄の姿を見つけたのです。

「ケトン!」

と呼んでいましたから。

 

詐欺師が扱った矢じりの一件を左議政が耳にしました。

すぐに事情を探るよう指示しましたが、動くのは領議政の方が一足早かった。

牢で出された食事に毒が盛られたと知った詐欺師は、フンに言われた言葉が甦りました。狙われているのは自分だということです。

だから、助かるためには、フンに事情を話すしかないと思いました。

で、フンを呼ぶよう頼んだのですが。

フンが来たとき、既に襲われていたのです。


人気ブログランキング

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ジャスティス(原題)』2話まで

2020-01-27 03:07:13 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

やはり、女優殺人事件の犯人はヤン・チョルギでした。

そして、事件発生時に偶然訪れた宅配業者はテギョンの弟だったのです。

ヤン・チョルギの表情から、何かあると察したテギョンですが、ふと我に返りました。ソ検事の前だと言うこと、自分の仕事はチョルギの弁護だと言うことを思い出し、どうにかその場を取り繕いました。

 

ソ検事は、テギョン弟が目撃者かもしれないと言いました。

テギョンはそれを思い過ごしだと一蹴しました。

でも、確実に彼の中に疑念が植え付けられたのです。

 

弟の事件は、3人の加害者の軽い処罰で終結しました。

テギョンがいくら訴えても無駄でした。示談に応じろとまで言われました。

相手の親がお偉いさんだったのです。

テギョンは怒りを押さえきれませんでした。

一人で加害者に復讐しようと思い、包丁を持って家を出ました。

その時声をかけたのが、ソン会長でした。

 

ソン会長は言いました。許すか復讐するかの二つにひとつしか選択肢は無いと。

その時、テギョンは復讐したあと、自分も死ぬ気でした。それしかないと思っていたのです。

「復讐するのはいい。ただし、自分に害が及ばないやり方でだ。それが復讐というものだ。」

ソン会長の協力のもと、テギョンは復讐を遂げたのです。

 

テギョンは弟の死は7年前の殺人事件に関係があるかもしれないとソン会長に言いました。

その殺人事件の犯人はヤン・チョルギかもしれないと。

でも、弟が死んだ事故の加害者は、俺たちが・・・と、テギョン。

やっぱり、ドラマの最初のシーンは、テギョンとソン会長が殺人を犯した後を描いていたのですね。

殺人事件とは関係無いとテギョンは思おうとしました。でもね、弟を知っているかと問われているとき、ヤン・チョルギが笑っているのを確かに見たのです。それが気になっていました。

テギョンはヤン・チョルギの事をもっと調べる決心をしました。

 

翌朝、カン刑事が事故死した状態で発見されました。車を運転していて、橋から転落したというのが、担当署の見立てでした。

あれ?土に埋められていたんじゃなかったっけ?あれは別人?

駆けつけたソ検事も、コンビを組んでいたマ刑事も信じられません。

ソ検事はカン刑事に捜査のいろはを教えてもらった仲でしたし、マ刑事も口ではあれこれ反抗していましたが、本当は尊敬していたのです。

ソ検事は、このタイミングでの都合のよい事故死なんて、裏に何かあるとしか思えませんでした。絶対にヤン・チョルギが指示したに違いないと思いました。

 

ヤン・チョルギに言いました。指示しただろうと。

バカにしたように笑うヤン・チョルギ。

ソ検事は、証拠を捏造してでも7年前と今回の2つの殺人事件の犯人として起訴してやると言いました。

検事がそんなことをしてよいのかと、ヤン・チョルギは冗談と受け止めました。でも、ソ検事の表情がまんざら嘘を言ってるように見えません。

少々不安になったようです、チョルギも。

 

調べてみると、やはり7年前の事件の犯人はヤン・チョルギとしか思えなくなりました。なのに、嫌疑なしというのは、何者かが手を回したとしか思えません。

テギョンは、弟の行動に関しても詳細に調べてくれと事務長に指示しました。

 

防犯カメラの映像から、事件直前にテギョンの弟は街角で一人の女子学生に荷物を手渡しているのが写っていました。

その女子学生が、よりによって、先だっての暴行事件の被害者の女性ヨンミでした。

受け取った荷物を、別の場所で男に渡しているのも写っていました。その男がヤン・チョルギのように見えます。

 

ヨンミに事情を聞きに行ったテギョン。

ヨンミはテギョンに散々酷いことを言われたのを忘れていません。

一切事情を話しませんでした。

そりゃそーでしょうね。

 

ヤン・チョルギに話を聞きにいきました。

ヨンミの話を持ち出しました。が、チョルギは何の事やら・・・と言う態度。

一切話す気は無さそうです。

テギョンは釈放させなかったらどーなる?と、脅しのように言いました。

すると、会長を裏切る気か?とチョルギ。

この言葉でソン会長が関係していると察せられますよね。

 

テギョン、実際、裁判で反対弁論をしませんでした。

思わず、焦りの表情を浮かべたヤン・チョルギでした。

でも、まだまだ強気です。

テギョンに弟の死の真実を知ってるように匂わせました。釈放させてくれたら、それを話してやる・・・と言う感じです。

 

テギョンの中で、弟の思い出が甦りました。

忘れようとしていた弟の存在が、その死の悔しさが甦って来たのです。

 

ヤン・チョルギは、ソン会長の方にも改めて念を押しました。

秘密を守り、計画通りに事を運んだ暁には、それ相応の報酬を貰うことになっているのですが、それを少々増やしてほしい・・・なんてね。

でも、これがソン会長の気持ちを硬化させたようです。

 

ある日、ソ検事は、突然この事件の担当を下ろされてしまいました。

直属の女性上司チャ部長検事に抗議しましたが、無駄でした。

長いものに巻かれろ的な言い方をするチャ部長検事。でもね、本当のところは、チャ部長検事も上のやり方には疑問を抱いているのです。

ただ、それを表だって抗議したりするつもりは無いだけです。

 

テギョンはソン会長に、ヤン・チョルギが弟の一件に関わっているに違いないと報告しました。

釈放させて調べようとソン会長。

「いや、やっぱり釈放はダメだ。絶対後ろ楯がいる。」

ソン会長は、怪しいなら釈放させるなと言いました。え?

 

ソ検事の後輩検事が担当となりました。

が、たどたどしい自信無げな雰囲気で、ソ検事もはらはしながら傍聴していました。ちらちらソ検事の方を見ています。

懲役10ヶ月執行猶予2年の求刑が出されました。

ヤン・チョルギはほくそ笑みました。

その時、傍聴席にいたソ検事が立ち上がりました。そして、

「補足説明があります。」

チョルギには殺人容疑がかけられてもいると言いました。でも、それ以上の発言は許可されませんでした。

 

最終弁論を促されたテギョン。

「殺人事件の有力な容疑者だということは本当です。」

と、口を開きました。

一瞬、自分の代わりに説明してくれるのかと思ったソ検事。そして、ヤン・チョルギは裏切られたと思って顔が強張りました。

でも、テギョンは言ったのです。

この法廷は未解決事件ではなく、暴行事件について審理する場だと。

そして、計画通りの弁論で釈放を勝ち取ったのです。

 

釈放されたヤン・チョルギは、今日は忙しいから別の日にと言いました。

だったら、ひとつだけ聞きたいとテギョン。

「お前の後ろ楯は誰だ。刑事を殺し、検事を下ろした。」

それには答えず、家に重要なものがあると言いました。弟の死に関する重要な証拠だと。

 

テギョンはヤン・チョルギを残して立ち去りました。

 

ヤン・チョルギを迎えに来たのは、ソン会長の部下。

チョルギはソン会長を脅しました。報酬をもう少し多くくれと。

でもね、ソン会長はちゃんと手を打っていました。妻と息子を連れて来ていたのです。

それはすなわち、人質のようなもの。

子供は無邪気に喜んでいましたが、妻は緊張の表情を浮かべています。

結局、チョルギはソン会長の言う通りにするしかありませんでした。

 

テギョンが、ヤン・チョルギの動きを見張っているのに、ソン会長側は気づいていません。

ソン会長の家から、チョルギと妻、息子が出てくるのを、見ていました。

 

そして、そ知らぬフリをしてソン会長の元に行ったのです。

チョルギが行方をくらました・・・と。

 

ソン会長に疑念を抱きはじめましたね。


人気ブログランキング

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ジャスティス(原題)』視聴開始

2020-01-26 13:50:49 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

雪の日、イ・テギョン=チェ・ジニョクssiは、手を血に染めて歩いています。

顔にも血飛沫がかかっています。

まるで、誰かを殺してきたような感じ。

後悔してるか?と聞くソン・ウヨン=ソン・ヒョンジュssi。差し出されたウィスキーを、震える手で受け取ったテギョン。

「存分に楽しめ。取引の代償を。」

このシーンがどういう意味を持つのか、これから分かってくるのですね。

 

それからどのくらい時間が流れたのか。テギョンはすっかり荒んだ目をしています。

セレブ御用達の弁護士をしているので、羽振りは極めて良さそうですが。怖いモノは無いと言ったような投げ槍な感じもします。彼の周りに集まるのも同様なクズたちばかり。

 

ソン会長=ソン・ヒョンジュssiから呼ばれたテギョン。

国税庁長官から息子の不祥事を処理してくれと頼まれた案件です。

暴行事件で訴えられた息子を無罪にしてくれと言うのです。勿論、今後、税金において優遇するという条件をつけてのこと。

テギョンは有罪だと十分分かっています。

でも、頭の良さ、度胸、口の上手さで、あっという間に無罪を勝ち取ってしまったのです。

報酬は莫大なお金でした。

被害者の女性が猛抗議しましたが、一切怯まず、言い返しました。

「あいつの父親が誰だか分かってるのか?それに対して君は?身の程を知れ。真実がどうであれ、最初から結果は決まってた。世の中は汚い。正義や真実など夢見るな。」

 

テギョンはソン会長に報告しました。

当然、国税庁長官からは感謝され、他の議員や記者にもつながりがありますから、彼らにもテギョンの手腕は伝わります。

仲立ちしたソン会長の株も上がると言うものです。

 

ソン会長の次の依頼は、あるチンピラを釈放させてくれというもの。

ヤン・チョルギと言う男で、前科7犯です。今回は暴力団同士の抗争で現行犯逮捕されていました。

テギョンは家族を養うためだったという筋書きで裁判に臨むつもりでした。

ところが、裁判に出てみると、彼の前に立ったのは、ソ・ヨナ検事。

 

ソ・ヨナ=ナナさんはソウル中央地検の検事。

相手が誰であろうと、忖度など全く頭に無い強い信念を持った検事です。

父親が法務部長官候補でもあるソ・ドンソクなのも、強気に出られる理由なのかもしれません。上司からあれこれ手加減を加えるよう命令は入るようですが、一切気に止めていません。

どうもテギョンとは昔馴染みのようです。

 

ソ検事は、テギョンがわざわざチンピラの弁護をするのを不思議に思いました。スター弁護士が扱う相手じゃありませんからね。

でも、背後にソン会長がいることを知り、単なるチンピラじゃないと察したのです。

「イ・テギョン弁護士さん。今回はせこい真似は通用しないわ。泥沼に入ろうと私は絶対に諦めない。」

ソ検事がきっぱりと言いました。宣戦布告ですね。

 

裁判はシナリオ通りに進みました。途中までは。

勿論、ソ検事は負けていません。

ヤン・チョルギの前科を指摘し、殺人容疑もかかってると言ったのです。

これは、テギョンは初耳でした。

 

ヤン・チョルギの殺人容疑をソ検事に示唆したのはカン刑事。

退職間際になったので、気になる事件を再調査してみたようです。

7年前の女優チェ・スジョン殺人事件です。

有力容疑者とされたのがヤン・チョルギ。家に行った唯一の人物で、死亡推定時刻等から割り出された動線、指紋も発見されたのに嫌疑無しで釈放されていました。

凶器が発見されていないのと、動機がはっきりしない点、そして彼がマネージャーだったから、指紋等も問題無いとされました。

警察はあっという間に事件を終結させ、その後、何故か防犯カメラの映像や捜査資料が廃棄されてしまったと、カン刑事が言いました。

その上、退職間近の刑事の動きに何故か圧力もかかって来たから、検察に任せた方が良いと思った・・・と、カン刑事は言ったのです。

ソ検事は、ヤン・チョルギの背後に大物がいると感じました。

 

テギョンも、事件の概要を知ると、軽微な罪でヤン・チョルギを逮捕し、この事件を一気に解決に持ち込もうとソ検事は考えていると察しました。

 

事実を明らかにしようと思ったテギョンは、ヤン・チョルギに直接当たりました。

でも、ヤン・チョルギはテギョンが知ってる事実を繰り返すばかり。自分は無実だとね。

だけど、隠してる事がありそうですね。

勿論、それにテギョンは気づいています。

 

ソン会長にそれを報告しました。

すると、ソン会長は、やはり殺人事件にヤン・チョルギが関わっているような口ぶりです。

やっぱりな・・・と、テギョンは思いましたが、自分には関わりの無いことだと思いました。凶悪犯だろうが、絶対に釈放させるのが、自分の仕事だと考えていましたから。

 

ソン会長は、テギョンが欲しがってた土地の権利書を渡しました。

それと、ケーキも。

テギョンの弟の誕生日だったのです。

 

テギョンには弟がいました。

でも、事故で死んでしまったのです。

そのお墓を訪ねる一人の青年がいます。まだ正体は分かりません。

 

殺人事件の資料の中で、唯一廃棄を逃れたものが見つかりました。

カン刑事がソ検事に示したのは、宅配業者の青年の資料。

事件発生時刻に、偶然訪れたようです。それが、テギョンの弟だとソ検事は気づきました。

思わぬところで繋がってしまいました。

テギョン弟は、殺人事件の翌早朝、飲酒運転の車に突っ込まれてトラックが横転し、死亡しました。

加害者は処罰を受けて、事件は終結していました。

 

翌日、テギョンが裁判所に行くと、ソ検事がヤン・チョルギを取り調べていました。

ヤン・チョルギが大声で騒いでいたので、たくさんの人が取調室の前に集まっていました。

騒動を納めようと部屋に入ったテギョン。

そこで、ソ検事が示した証拠に愕然となりました。ここで、弟が出てくるとは思ってもみませんでしたからね。

写真に写っているのは、確かに弟でした。

 

ヤン・チョルギに、知っているのかと詰め寄りました。

知っているという目をしたヤン・チョルギ。

テギョンはこの展開に動揺しました。

 

その頃、ソン会長の指示で、誰かが生き埋めにされようとしています。

あれは、カン刑事?


人気ブログランキング

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジャスティス(原題)」あらすじ

2020-01-26 11:34:19 |   ★「さ」行

チェ・ジニョクssi、ソン・ヒョンジュssi、ナナ(AFTERSCHOOL)さん出演のサスペンス。

VIPたちの権力をフルに使った悪事の数々・・・となると、どうしても「インサイダーズ/内部者たち」を思い出してしまいます。

始まりから、あれこれと勘ぐってしまう展開です。

 

TV版  1話まで  2話まで 

 

ひとえにコロナのせいで、継続視聴が出来ません。

よって、これ以降、レンタルでの視聴にします。

 

レンタル版  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで  10話まで  

      11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで

      17話まで  18話まで  19話まで  20話まで  21話まで  22話まで

      23話まで  24話まで  25話まで  26話まで  27話まで  28話まで

      29話まで  30話まで  31話まで  32話(最終話)まで


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コッパダン(原題)』5話まで

2020-01-26 11:07:56 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

フンは、これまでの様々な事実から、スの失踪が単なる逃亡ではないと察していました。

スたち父子の借金が、何者かによって倍返しされたという事実、ムンソクが王宮の方向に行ったということ、そして、自分を迎えに来た兵、その中にムンソクがいたということ。連れて行かれた場所は、独特な臭いのする灯りがあり、重厚な音のする門がある。

目隠しをされていたけど、それらが指し示すのは王宮だと分かったのです。

 

そして、以前スから見せられた王妃だけが持つ筈の簪。王と世子が急逝した後、新王が現れたのが、スの婚礼の二日後。

つまり、連れてこられた王宮で、当然現れたスは、新王だと言う結論に達していたのです。

 

スは、フンにケトンの事を聞きました。

彼が知りたかったのは、それだけですから。

何者かが、ケトンを襲おうとしたため、自分の家に住まわせていると聞き、スは一瞬驚きましたが、ほっとしました。

王と結婚する約束をしていたと分かれば、今回は無事だったが、今後はどうなるか分からないとフンは言いました。

「ですから、ケトンは死んだと思い、忘れてください。」

責任を持って別の者と縁組みさせますからと言って、帰ろうとしたフンを、スが引き留めました。

「約束したじゃありませんか、必ず結婚させると。僕は何をすれば良いのでしょう。」

スは、必死にすがろうとしました。

でも、フンは冷たく言いました。私と会うのも自由にできないのに、何が出来ると?と。

 

私が愛する人はケトンだけです。

ケトンを傷つけずに側におけるだけの力をつけます。

それまで、代わりにケトンを守ってください。

 

私を信じられるのですかと、フンが聞きました。

「他の人なら分かりませんが、あなたなら信じられます。」

真っ直ぐに見つめてスが言いました。

 

スはケトンを忘れて生きる事など考えられませんでした。

生きていけないと思いました。

この一途さが切なくてね。

 

家に戻ると、門の前でケトンが不安げにフンを待っていました。

フンを見つけると、駆け寄って抱きつきました。

突然姿が見えなくなったので、兄やスのように消えてしまったのではないかと、不安に苛まれてしまったのです。

「私はどこへも行かない。」

フンは言いました。

 

イ・ヒョンギュの件は、そう簡単に事は運びませんでした。

ヒョンギュが母に事情を説明しても、母が受け入れてはくれなかったのです。

おまけに、母は、仲立ち人を替えると言い出したのです。

フンはプライドが許せませんでした。

 

で、こうなったら、ヒョンギュ母が望んでいる相手、左議政の姪の方から手を打とうと考えました。

事情を調べるため、ケトンが両班の娘のフリをして近づくことに。

既に亡くなっている女性の身分を詐称させましたよ。ばれない?

まぁ、元々ケトンには戸籍が無いみたいですけどね。

しかし問題は多々。なにせ、普通の女性より遥かに男らしいケトンです。両班の娘に仕立てあげるには教育が必要だったのです。

でもま、苦労しながらも、何とか作法、立ち居振る舞いは身に付けることが出来ました。付け焼き刃的ではありますが。

 

フンは一生懸命なケトンに少しずつ惹かれています。

自分で気がついているのかどうかは分かりませんが。

どうしてそんなに一生懸命なのだとフンが聞くと、

「新婦が悲しむのは嫌なの。」

それが、自分の実体験からだと、フンは察しました。スの強い想いも考えると、ケトンを実際に両班の娘にすると言うのも、手かもしれないと考えました。そうすると、王との縁を結ぶ可能性もゼロじゃなくなるからでしょう。

でも、ケトンは笑って拒否しました。

兄やスに会えなくなるからと言いました。名前を変えたら、探せないからと。

その健気な一途さが好ましいと同時に、スとの縁が不可能になる選択をしたようで、私は悲しいです。

 

両班の娘たちが集まってもお茶会の席がありました。

ケトンはそこでターゲットの左議政の姪と、娘であるジファと知り合いました。

危ない場面にも遭遇しましたが、そこは度胸と機転の速さで切り抜けることができました。

 

フンは不安で居ても立ってもいられず、部屋の中をうろうろ。

それを愉快な表情で見るジュン。

遊び人のジュンは、フン自身も気づいていない想いに気づいているようです。

ふと、フンは気になっていたことを、ジュンなら答えてもらえるかと聞きました。結婚相手を他の男に頼むと言うのは、どういう意味かと。

「任せた男を心から信じている場合。或いは、自分の女を奪われるおそれが無い場合。兄弟でなければ、前者の可能性は低い。男としての魅力が全く無いから安心して任せたのさ。」

フン、ショーック!

その表情を、ジュンは面白そうに見ていました。

 

コッパダンのメンバーは、それぞれの得意分野を駆使し、左議政の娘を別の男性に出会わせました。

これが、チェ・ジニョクssi扮する武官なんです。

贅沢なカメオ出演者の数々だわ

そして、とうとうイ・ヒョンギュ母も折れ、ジヨンを嫁とする決心をしたようです。

作戦、成功です。

 

突然、ムンソクが内禁衛将の職を解かれ、地方の官職を任命されました。

領議政の仕業です。スを孤立させるためですね。

でも、ムンソクはこれを予想していました。

だから、あらかじめスに覚悟するよう伝えてあったのです。抗議せず、受け入れるようにと。

スが独りだと安心させるように・・・と、ムンソクは言いました。

 

このことで、領議政の勢力が増すのを警戒した左議政一派は、ユン・ドンソクという人物に目をつけました。

何やら、両班にも関わらず、貧しいと同じような格好をしてますけど。

どういう方?

 

ある日、スが大切にしていた母の形見の簪が失くなりました。

血相を変えて探し回るス。

見つかったは洗濯物の中。洗濯担当のセアという女性が見つけて保管してくれていたのです。

いつか自分の手で大切な人に渡すものだ・・・と、スは嬉しそうに言いました。

このあと、スアが夜、スの元に来るのですが、領議政が遣わしたのでは無さそうだし、大妃の命令?まさか、スア自身の希望で?

勿論、スは帰るよう言いました。

でも、スアはお友だちから始めましょう的な感じで、スの仕事の手伝いをすると言いました。友として・・・と。

ムンソクがいなくなったタイミングですからね。話し相手はほしいでしょうね。

 

ケトンを襲った一味の情報をジュンがつかんで来ました。

フンは一人で調べようとしたのですが、ケトンが話を聞いちゃってて。

後をつけて来たんです。

そのうち、通行禁止の時間になってしまったので、何とか、泊まれる場所を探したのですが、粗末な小屋しか見つかりません。

仕方無く、そこに泊まる事になったのですが、爆睡するケトンとは違って、フンは眠れません。

そのうち、寝相の悪いケトンが転がって来ちゃってね。

フンの腕の中に。

おまけに、寄り添って来たもんだから、kissしちゃった

ありゃ


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする