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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『魔女宝鑑』完観

2017-05-31 11:14:02 | 韓国ドラマのエトセトラ
魔女宝鑑 ~ ホジュン、若き日の恋 ~ DVD BOXII
クリエーター情報なし
KADOKAWA メディアファクトリー

レビュー一覧は、こちらから。

 

最後の2日を、ジュンはヨニと二人で過ごしたいと思いました。

二人で一緒に何かをしながら・・・。

まずしたのは、スンドクに“勇気水”を作ってあげること。本当はヨグァンが好きなのに、正直に認められず告白も出来ないでいるのを見かねて・・・です。

しっかりと告白できました

そして、ホ・オクには“警覚水”を。

オクは護送される途中で逃げ出し、明に密航しようと企んでいました。

それを知ったジュンは、もう関わりたくないと思いつつも、やはり一言正直に罪を認めて生きる方が良いと言いに行ったのです。

オクだって知らない外国になんぞ行きたくは無いのです。

でも、罰せられるのが怖くて逃げだしていたわけで。一生追われて隠れ住むことになるのも、本当は嫌だったんです。

この水を飲み、ジュンの言葉で背中を押され、結局自首しました。

 

ジュンは、ヨニには何も話さず、最後の一日をずっと二人だけで過ごそうと言いました。ろうそくは、残すところ、あと1本になっていました。

もう、ともしてくれる人も見つけてあるからとヨニを安心させました。

家をヨグァンに用意してもらって、ちょっとした新婚さんの雰囲気です。

ヨグァンは、勿論、最後のろうそくをともすのがジュンだと知っています。

知った上で、止める事も頼むことも出来ないでいるのです。

 

ここで正体不明のアジョッシが出て来たんですが・・・。

え~とぉ、以前、登場した人だったっけ?又々私の記憶からは抜けてます

とにかく、その人物が、ヨグァンに“犠牲水”を渡したのです。

二人のうち一人は死ぬ、苦しまずに死ねるから渡してやれ・・・・と言って。

ただ、この時、誰に渡すのかははっきりと言わなかったんです。ジュンに・・・なのか、ヨニになのか。

 

ホンジュがヨニを呼び出しました。

なんだか、もう気力が尽き果てた感じで、変に穏やかな表情をしています。

でもね、ヨニに言いましたよ、最後のろうそくをつける方法を。

 

ヨニはショックでした。

これまで、何度もジュンが自分の為に死ぬのではと恐怖を憶えてきました。

なのに、ここにきて、やはり二人で幸せに暮らして行く事はできないと分かりましたから。

 

「どうして逃げないの?」

と、ヨニはジュンに言いました。

私の為を思うなら、逃げて。それが私の願いだから・・・と。

そう聞いても、ジュンの決心は変わりませんでした。

 

二人はヨグァンを立会人として、結婚式を挙げました。

もう、ヨニには時間が残されていませんでした。

二人で夜空を見上げていると、ヨニが苦しみ始め、そのまま倒れてしまいました。

ジュンは倒れたヨニを見つめながら、“犠牲水”を飲みました。躊躇はありませんでした。

 

でもね、それ、ヨニがすり替えてあったのかな?

ただ眠っただけだったのです。

 

ろうそくがともらない事に気付いたヨグァンが行ってみると、そこに倒れていたのはジュンだけ。

ヨニの姿はありませんでした。

ヨニは、“犠牲水”を飲んでいました。

そして、完全に姿を消してしまったのです。

その後、ろうそくがともりました。最後のろうそくが・・・。

 

ろうそくがともり、ホンジュは瀕死の状態に陥りました。

ヒョンソはかねてからプンヨンに頼んでありました。

ホンジュが死んだら、三昧真火をしてほしい・・・と。

まさか、プンヨンは父まで・・・とは思っていませんでした。

でもね、ヒョンソはホンジュを抱き抱えて、自ら火の中に歩んで行ったのです。

 

黒雲が消えました。

 

ジュンは医科の科挙試験を受け、内医官となりました。

宣祖は友達が帰って来たように喜んでいます。

 

そして40年が過ぎました。

ジュンは子供たちに勉強を教えつつ、『東医宝鑑』の執筆に励んでいました。

そしてそれが完成した日、再びヨニと会いました。あの、凧が上がっているのを見たのです。

引き寄せられるように行ってみると、そこは昔ヨニと初めて会った、あのお札が張り巡らされていた家でした。

ヨニがあの頃と同じ笑顔でいました。

 

でも幻なんでしょうね。ヨニと再会したのは、きっとあの世なんでしょう。

 

やーっと終了しました。

この手の話は、どーもやはり私は苦手です。

ファンタジーが勝ち過ぎると、私のような現実主義者はついて行けないみたいです。

でもま、とにかくとにかく、完観です。

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『魔女宝鑑』19話まで

2017-05-31 10:24:13 | 韓国ドラマのエトセトラ
魔女宝鑑 ~ ホジュン、若き日の恋 ~ DVD BOXI
クリエーター情報なし
KADOKAWA メディアファクトリー

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨニの足元に火がつけられました。

どんどん近づいてくる火に、ヨニは苦しみます。

見つめるホンジュは、ほくそ笑んでいます。

民も、どうなるかと息をのんで見つめている状況でした。

 

ヨニの怒りや憎しみ、そして恐怖が湧きあがりました。貼られていた札は消えました。

その時、天には黒い雲が。薪は動いてヨニから遠ざかりました。

ホンジュは、ヨニの力の強さに改めて驚いていました。

 

その時、宮中では大変な事が起っていたのです。

王妃が呪いの影響を受け、身体が宙に浮いて、苦しみ始めたのです。以前、ヨニに呪いの症状が現れた最初の時と同じです。

それを見た宣祖は恐怖にかられました。そして思い出しました。大妃が、ヨニを殺したら、王室に呪いがふりかかると言っていたことを。

ホンジュの狙いはヨニを殺し王室に呪いをかけ代を断つ事だ・・・と確信しました。

ジュンを牢から出しました。

 

ヨニは白髪に変わろうとしていました。呪いが始まったのです。

でも、すぐに黒髪に戻り、そのまま気を失ってしまいました。

その姿を見たプンヨンが、正気に戻りました。

 

そこにジュンが駆け付けたのです。

おいおい・・・宣祖が刑を中止するよう命令すれば早いと思うんだけど?

結局、ジュンとプンヨンがヨニを助け出したのです。

 

結局、王妃は流産してしまいました。

宣祖は、何度も騙されているのに、今回もまたホンジュを信じてしまった自分の弱さを痛感。

今度こそ、ヨニやジュンを信じ、ホンジュの処罰を決心したのです。やっとかよ・・・と言いたい。

 

そして、プンヨンはヨニと距離をおく事を決心していました。

必死に自制しても黒呪術が胸から消えない自分は、またいつヨニを襲うかもしれないわけで。

ヨニを守ろうと生きて来たけど、ヨニから離れる事が守る事なのかもしれないと思ったのです。

ジュンは、そんなプンヨンに“明鏡水”を作、渡しました。自分の心を見る事ができるんだとか。

飲んだプンヨンは、父ヒョンソの幻を見ました。

ヒョンソはプンヨンが幼い頃から、ヨニを守れと言ってきました。その言葉が、プンヨンには重荷になっていたようです、本人も気づかないうちに。

プンヨンのヨニへの想いは、守ると言う意志から出た執着心だ・・・とヒョンソは言いました。

責任感と恋情を履き違えているのだ・・・とね。

プンヨンは、ヨニへの執着心を捨てなければと思ったようです。

これからはお前の幸せだけを祈る・・・とプンヨンはヨニに告げました。

 

その時、ろうそくが一つともりました。

 

ヨニを処刑場から助ける時の騒動で、分ヨンに斬られたホンジュ。

でもま、立ち直るんですよ、これが。

そして、ヒョンソから「魔医禁書」の最後のページを受け取りました。

その後、もうヒョンソは用無しだと追い出すんですよね。これがちょいと意味が分かりません。

だって、プンヨンに引き取らせたんですもん。

もう、ヒョンソは死ぬのを待つだけだとたかをくくっていたんでしょうかね。自分にとって害にはならない・・・と。

 

でもね、ヒョンソは最後の力を振り絞ってプンヨンの黒呪術を自分に移し、それを力として、ホンジュから「魔医禁書」のページを奪い取りましたよ。

 

ジュンは、ヨグァンがヒョンソに襲われた理由が気になっていました。

その時一緒にいたスンドクに事情を聞きました。

で、「魔医禁書」の最後のページというキーワードを知ったのです。元々、ジュンも書き写していた時、最後にまだあるんじゃないかと気になっていた事でした。

何が書かれているんだろう・・・と思うジュンの前に、ヒョンソが現れました。

そして、その最後のページを差し出したのです。

最後のろうそくには主がいる・・・とヒョンソは言いました。

他の人の願いではともせないということです。

「最後の火は真実の愛の犠牲だけがともせる。」

と、ヒョンソは言いました。

つまり、ジュンが犠牲になって死ぬ事が、ヨニの呪いを解く方法なんです。

 

生まれた理由を見つけた・・・とジュンは思いました。

ヨニの為だったんだ・・・と。ただ、自分の選択を、ヨニは一生知らないでほしいとも。

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『魔女宝鑑』18話まで

2017-05-31 08:17:08 | 韓国ドラマのエトセトラ
魔女宝鑑 ~ ホジュン、若き日の恋 ~ DVD BOXII
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宣祖は、ホンジュにヨニを捕えることを許し、釈放しましたが、ホンジュを許したわけではありませんでした。

そりゃそーでしょう。

ホンジュと目的が同じだから利用しようというつもりなんでしょうけど・・・。

「私は王女が死ぬ事以外、何も望んではいません。」

というホンジュの言葉を信じちゃいけないと思うけどね。

 

ヨニはジュンと共に逃げていました。

民は、世の混乱は、全て妖怪にとりつかれたヨニの所為だと思ってますから、ホンジュたちだけじゃなく、民からも逃げなくてはいけません。山に入るしか行き先は無いですよね。

切羽詰まっての事だったけど、二人きりの逃避行というのは、それはそれで幸せなんでしょうね、特にヨニにとっては。

笑う事もなくなっていた最近の事を考えると、ジュンにとってもヨニの笑顔が見れる事は幸せでした。

 

でも、とうとう見つかってしまいました。

ヨニの具合が悪くなって動けなくなってしまったのです。

争った挙句、ジュンは崖から川に転落。

苦しんでいるヨニが、兵たちに取り囲まれた時、プンヨンが。

プンヨンのお陰で、どーにか兵を撒き、逃げる事が出来ました。

でも、意識が戻ったヨニは、ジュンが死んだと思いました。

プンヨンがなだめましたが、ヨニは呪いの症状が現れ、そのまま宮廷に戻ったのです。

怒りに支配されたヨニは、呪いの出現を抑える事は出来ず、激高したまま宣祖や大妃、ホンジュの前に出て行ったのです。

 

ヨニを見失ったとホンジュから報告を受けていた最中でした。

皆、突然現れたヨニに、驚きました。

「ジュンは死にました。この人たちの所為で。」

ヨニは宣祖やホンジュを見ました。

怒りのパワーで、周囲の家具が揺れはじめました。宣祖は恐怖を感じ、叫びました。

「やめろ!さもないと命は無いぞ!」

「何故私が?何故死ななければいけないの

ホンジュが言いました。お前は王室の欲を満たし死ぬために生まれてきたのだ・・・と。

「王室はお前を見捨てたのだ。」

と、ヨニの実母の話をしたホンジュ。つまり、巫女だった母親が世子とヨニを懐妊し、その子をホンジュが黒呪術で大妃のお腹に移したのだ・・・ということです。実母はその後、大妃によって殺された・・・と。

黒呪術でつくられた子だから、呪われたのだ・・・とね。

お前を苦しめた王室を呪い返しなさい・・・とホンジュ。

でも、ヨニは言いました。

「お前の復讐に巻き込むな。何故私がお前の復讐の為に死ななければならないのだ!死ぬべきはお前らだ

家具が大きく動き始めました。

「いや、こうなった以上、皆で死のう

皆が恐怖に包まれた時、ヨニはホンジュの首を締めあげたのです

ホンジュには、ヨニの顔が実母の顔に見えました。

 

その頃、ジュンはプンヨンによって助けられていました。

ところが、ここに至って、プンヨンの胸に巣食った黒呪術はとうとう表に現れ始めていました。プンヨンの意識の内、よこしまな部分、欲の部分を肥やしとして成長したようです。

「お前さえいなければ・・・。」

と、ジュンに呟きました。

ジュンは必死にプンヨンを正気に戻そうとしました。ヨニの為なら何でもできる筈です。守りたいものを思い出して・・・とジュン。

その言葉で、必死に正気に戻ったプンヨンでした。

 

そして、ヨニがホンジュの首を締めあげていた時、ジュンが現れたのです。

「ヨニ、やめろ。」

あいやぁ~、もうちょっとでホンジュを殺したのに・・・と思ったのは、私だけでしょうか。

ジュンはヨニを優しく抱きしめました。ヨニの呪いの症状は消えました。

でも、2人はそのまま捕われ、牢に入れられてしまったのです。

 

プンヨンは、牢にいるヨニに会いに行き、自分の方法で守ると意味ありげに言いました。

どういう事かと思ったら、なんと、死のうとしましたよ。

でも、ホンジュに止められ、そのまま縛られてしまいました。黒呪術の症状もしょっちゅう出現するようになっています。

ホンジュは、いとも簡単にプンヨンの精神を支配しましたよ。

 

ホンジュから「魔医禁書」の最後のページを持ってくるよう命じられたヒョンソは、ヨグァンの元に。

ヨグァンに預けてあったんですよね。

ヒョンソの様子が変なのを感じとったヨグァンはしらばっくれました。

予想通り襲って来たヒョンソを、押さえ付けたヨグァンなんですが、斬る事は出来ませんでした。やはり精神は犯されていたとしても姿かたちは師匠ですからね。出来ませんわ・・・。

で、その隙に、ヒョンソは躊躇なく、ヨグァンを刺したのです。

「魔医禁書」の最後のページは、奪われてしまいました。

 

ソルゲは、プンヨンに解放してもらった以後も、プンヨンのことを見守り続けていました。

孤児だった自分を救ってくれたのはプンヨン。恩もありますし、愛情もありました。

で、ホンジュに捕まったのを見て、救いに来たのです。だけど、結局、プンヨンの前で殺されちゃった・・・。

「何故だーっ

と、叫ぶプンヨン。目がもう正気じゃありません。

 

ヨニの三昧真火の刑が執行されようとしています。

命じた宣祖も落ち着きません。ジュンから、何の責任もないヨニに罪を背負わせて処刑するなど、間違っていると言われていました。聖君に成りたいんじゃなかったのか・・・と。その言葉、宣祖の胸に突き刺さったようです。

大妃は何もできない自分、そして自分の欲の所為で娘を殺すことになってしまった後悔の念に苛まれていました。

そして、ジュンは牢で何もできずにいたのです。

 

ヨニが縛られた足元に積まれた薪。

それに、プンヨンが火をつけました。・・・操られてるよね?

どーなる

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『魔女宝鑑』17話まで

2017-05-30 15:32:32 | 韓国ドラマのエトセトラ
魔女宝鑑 ~ ホジュン、若き日の恋 ~ DVD BOXI
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捕えられたホンジュを、宣祖は火あぶりの刑に処すると言いました。

ところが、ホンジュを殺してしまうと、ヨニの呪いの行き場が無くなってしまうんだとか。

ヨニの呪いを解いた時、その呪いは、掛けたホンジュに戻るらしく。呪いと共に死んでこそ、ヨニは自由になれるんだそうです。

ま~・・・何だか、次から次へと新しい事実や事情が出て来るのね

辻褄合わせに、新しいストーリーを継ぎはぎさせてるように感じます。え?私がこれまでの細かいストーリーを憶えていないだけ

そんな事あったっけ?・・・って感じなんですけど。

もし既に説明されてる事でしたら、済みません私が憶えていないだけです。

 

とにかく、ホンジュを処刑することはできなくなりました。

宣祖はする気満々でしたが、ジュンが必死に頼み込んだので、保留するしかなくなったのです。

 

ヨニの呪いの期日まで残りは10日ほど。

時間はありません。

人々の願いを叶え、ろうそくに一刻も早く火をともそうとしましたが、そう易々とは事が運びません。

 

ある夜、ヨニは夢を見ました。

王妃の子供が危ない・・・とヨニの実母が静かに訴えかけるお告げのような夢です。

現に、宣祖の王妃の懐妊が判明。

久々に王宮は喜びに包まれました。

ヨニも嬉しいのですが、一瞬、その夢のことが頭を過ぎり、不吉な思いを感じました。

 

ヒョンソが王妃に黒呪術をかけようとしました。

でも、ヨニが阻止。

ホンジュは捕まって牢にいるけど、ヒョンソはホンジュの意のままに動かされてしまってて、意味が無い感じですね。

 

街に、貼り紙がされました。

世に疫病が流行ったり、いろいろな災いが起っている。いずれ戦争も始まるだろう・・・なんてね。

読んだ民は、公主が呪われているから、世の中が混乱しているのだと思い込みました。

民の動揺は朝廷にも伝わり、大きな問題となりました。

大妃はヨニを庇うばかり。宣祖は打つ手が無く、苛立ちを隠せません。

 

大妃は、疫病を終息させるため、儀式をしてほしいとプンヨンに言いました。

プンヨンは、父ヒョンソに代わり昭格署の長官となっています。

その儀式にヨニも出席させ、誠心誠意祈る姿を民に見せ、噂が根も葉もないモノだと思わせたい・・・と大妃は言うのです。

 

プンヨンは黒短剣で斬られた傷が、黒呪術に犯されていました。

本人の強い意志で精神をのっとられるのを必死に防いでいる状況です。

ヨニは、それを知り、プンヨンが心配になりました。

プンヨンは、ヨニへの想いが叶わないと分かり、整理しようとしています。ただ、長い時間抱き続けてきた想いですから、そう簡単に整理する事ができないのです。

 

ジュンは、ヨニから離れるよう大妃から言われました。

でも今は、傍にいて呪いを解いてやりたいと言うジュン。

大妃は、呪いを解いた後は?・・・と問いました。ジュンは答えられませんでした。

 

儀式が執り行われようとしていました。

宣祖、大妃、そしてヨニが出席しました。ジュンはヨニの傍で待機していました。

プンヨンが祈りをささげ始めた時、一団が襲いかかって来たのです。

ヒョンソ率いるホンジュの手下たちでした。

 

民が殺されそうになる・・・とヨニは思わず呪いの力を使おうとしました。

でも、それを大妃が止めました。ヨニの能力を世に公表してしまうことになりますからね。

最初は耐えていたヨニですが、ヒョンソの命令で、手下たちが一斉にジュンに向かって矢を放った時、もう我慢できなくなったのです。

眼の色が変わり、敵を睨みつけました。

そしたら、賊たちは皆、吹き飛ばされたのです。

とうとうヨニの能力を公表してしまったことに。

 

民は、やっぱり王女は呪われている・・・と恐怖で激高し、ヨニ目がけて押し寄せて来ました。このままではヨニが殺されてしまいそうです。

ジュンはヨニの手をとって、その場から逃げ出しました。

 

宣祖はヨニをどーにかしなくては・・・と思いました。

その心につけ込んだのが、ホンジュです。

以前、民の恨みは宣祖に向けられていました。宣祖が庶子だというのが大きな理由です。

でも今は、それがヨニに向けられています。

今が王として民に認められるチャンスだ・・・とホンジュは言ったのです。

それを聞いた宣祖は、一切合財の責任をヨニに負わせ、処罰することで、民の不平不満を解消させ、王として認められたい・・・と思いました。

ホンジュを釈放し、兵を使ってでもヨニを捕まえるよう命令し、プンヨンに三昧真火の術によってヨニを殺してしまえと命令しました。

 

ホンジュは「魔医禁書」の最後のページが抜けている事に気づいていました。

ヒョンソに聞きました、何を隠したのですか?・・・と。

そして、隠したモノを持ってきてくださいと命じたのです。

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『華政』完観

2017-05-30 12:54:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX3 [DVD]
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華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 最終章
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イヌは逝きました。

公主と出会い、愛し。ジュウォンと友として家族と同様に生きて来た・・・。

そして二人と同じ志を持ち、正しいと信じた道を歩んで来た事に満足し、逝きました。

 

ジュウォンは、イヌの死をジュソンに告げに行きました。

覚悟していたとはいえ、流石にジュソンも辛かったようです。

 

そして、公主はジャジョムに会いに行きました。

最後に話しておきたかったのかもしれません。敵ではあったけど、ジャジョムの頭脳に助けられたわけですからね、今回は。

 

ジュソンもジャジョムも同じ事を言いました。

勝利してこれで終わりと思うなよ・・・ということです。

ジャジョムやジュソンが消えたからといって、公主たちが思い描く世の中が来るわけじゃない。

また、第2第3の彼らの様な人間が現れる筈ですから。

権力を求め、財力を蓄え、国政を恣意的にゆがめようとする輩が・・・。

 

公主もジュウォンもそれは充分分かっていました。

だから、そのたびごとに、自分たちは戦うと言いました。地位や権力を守るためではなく、民や国を守るために・・・。

「私にとって希望とは、いつか訪れる平和な世の中では無い。今日私と共に戦い明日も共に闘う人々の存在そのものだ。」

と、公主は言いました。

 

ジュウォンは最後に一つ、ジュソンに言いました。

「イヌはあなたを恨んではいなかった。」

その言葉、ジュソンには一番堪えたかもしれません。

以前、子供の中で一番イヌが自分に似ていたから引き取った・・・と言っていたジュソン。

でも、最後に思ったのです。イヌの本来の性格は父親に似ていたかもしれません。でも、似ようとはしなかったんだ・・・と。

 

ジュソンやジャジョム、ヨジョンは死刑となりました。ジュソンの妻はに格下げとなりました。

そして、孝宗は一連の事件の収束を公表し、これから後の新しい世の幕開けを宣言したのです。

 

ジュウォンと父は昇進することになりました。

皆、当然だと喜びました。

ところが、2人そろってそれを辞退し、元の部署への復帰を願ったのです。

 

それは、公主も同じでした。

公主も、傍で支えてほしいと言う孝宗の頼みを断り、火器都監で一緒に働いた仲間の元に戻って来ました。

 

公主は孝宗に一つの書を贈りました。

『華政』

“権力者ははじめに立てた志をいずれ忘れてしまう。民の為の権力などこの世にはない。権力とははじめからそういうものだと。だから、私は王さまのそばでは無く、向い側に立ちたいと思います。王の敵となり、過ちを犯した王と戦います”

と言う言葉と共に。

華政とは、輝く政治、華麗な政治と言う意味だそうで。

常に批判をする立場の者がいてこそ、そのような輝く政治が出来るのだと言う意味です。

 

終わりましたねぇ。

長かった~っ

久しぶりの長編に、途中リタイアしそうになったことも何度もあります。

続けて視聴すると面白いと言えるのですが、やはり主人公が弱い。

表だっての活躍があまりないので、どうしても主人公としての重みは少ないです。

そして、イ・ヨニさん、やっぱり表情の乏しいのが気になります。おっとりとした雰囲気ですので、公主という役はぴったりだと思いますが・・・。

特に、泣き顔・・・ですかね。以前も書いた事あるとは思いますが、彼女の泣き顔は時に笑顔に見えてしまう私なんです。

ま、とにもかくにも、一件落着の感です。

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『華政』64話まで

2017-05-30 11:42:44 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX3 [DVD]
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ジャジョムは、自分が清側と交渉すると言いました。

孝宗をはじめ、皆、ジャジョムが又何か企んでいるのではないかと疑う気持ちも無いとは言えません。

でも、今はそれに縋るしかなかったのです。

 

清の問責団が都に到着しました。

ジャジョムとジュウォンが交渉の場に行きました。

清側から、軍事力を強化している事実、その理由を問われました。

ジュウォンは、倭国に対する備えだと説明。でもそれで納得する筈はありません。

 

ジャジョムは、王が北伐を考えている事を正直に認めました。

ジュウォンの頭には、ジャジョムがまた裏切ったか?・・・と言う疑念が過ぎったでしょう。

でも、続けてジャジョムは言ったのです。

その情報を清側に流すよう提案したのは、自分だと。

そして、その目的は、清の皇帝弟による謀反の思惑だということも。

朝鮮を滅ぼしてしまったら、その功績を盾に、清内部で皇帝弟による謀反が起る可能性が高いということです。

朝鮮を攻めるか、或いは、国内の安定を図るか・・・。どちらが得策かとジャジョムは言ったわけです。

 

それでも、また清側はその話を完全に信じる事は出来ませんでした。

 

で、直接孝宗と話がしたいと清の将軍が言ったのです。

事実を確かめたい・・・と。

 

ジャジョムが交渉の場に現れたと、ジュソンは報告を受けました。

捉われていた筈なのに?・・・といぶかしく思いました。

でも次の瞬間、悟ったのです。ジャジョムが自分を売ろうとしてる・・・と。

 

その頃、イヌは重傷を負った身体にもかかわらず、父ジュソンの行方を追い続けていました。

で、やっと突き止めたと思った時、ジュソンはアジトを出たと言うじゃありませんか。

 

全てがばれたと感じたジュソンは、最後の戦いをしかけました。

もう、力づくで孝宗を殺し、権力を握ろうとしたんです。

孝宗が清の将軍と会談を行っているところに、兵と共に乗り込みました。

 

それにしても、王を守る兵が、どーしていつも弱いんざんしょね。敵に必ず負けるよね。

ま、それはそーとして・・・。

 

ジュソンたちが優勢になったと思った時、援軍が。

公主が兵を送ったのです。

公主は直前に、イヌの部下から報告を受けていました。イヌが酷い怪我を追っているのに、ジュソンを追っていると。

そして、ジュソンは孝宗のいる場所に向かっている・・・と。

ジャギョンから、前夜イヌが来ていた血まみれの服を見せられた後でしたから、出兵の命令は即座だったようです。

 

もうここまでと思ったジュソン。銃の狙いををジュウォンに定めました。

その時、イヌが。

構わず引き金を引いたジュソン。

一瞬の間にイヌがジュウォンを庇ったーっ

 

ジュソン、自らの手で息子を撃ったことは、、流石にショックだったようです。

妻とは違って、裏切られてもやはり血のつながった息子を心底敵とは思えなかったのだと思います。

 

イヌは、父の罪の償いをしたいと常々言っていました。

このような状況になってしまった今、もうジュソンの延命は望めません。だとしたら、自分が、父を裏切った自分がせめて共をしないと・・・と考えていたのです。

本当に、イヌの気持ちが切なくて泣けました。

 

ジャジョムは、協力したといって罪を免れる事は出来ず、ヨジョンも死罪を言い渡されそうです。

そして、ジュソンも、呆然と引っ立てられて行きました。

 

清は兵を進めることはしなかったということかな?

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『華政』63話まで

2017-05-30 11:10:33 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 最終章
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仁祖は亡くなりました。

世子や公主ならば、自分のような過ちを犯さず、国づくりをしてくれるだろうという期待を持って・・・。

 

そして、世子は17代王孝宗として即位したのです。

王座に対する恐れを忘れず、民を思い、国の未来を考える王になろうと決意しました。

 

ところがですよ。

即位間もなく、またも難題が起ったのです。

もち、逃げてるジュソンの所為です。

 

ジュソンは清の皇帝の弟を動かし、兵を国境に呼び寄せる事に成功していたのです。

孝宗が、北伐を計画していると言う情報を流し、元々朝鮮に強い敵意を持っている皇帝の弟を動かしたってわけです。

ジュソンとその妻は、朝鮮国内に潜み、清との合流を待っています。

 

清側からは、孝宗の退位を要求して来ました。

応じないと兵を朝鮮国内に進めるという脅しです。

期限は翌日。・・・おいおい

公主たちは、防ぐ手立ては無いかと考えるのですが、良い方法が思い付きません。

 

イヌは、父ジュソンの行方がまだつかめていません。

でも、ジャギョンの指摘で、自分が何者かにつけ狙われている事を知り、ジュソンのアジトを探る方法を思いついたのです。

自分が囮になろうってことです。

イヌの裏切りで、カン家は潰れてしまいそうになっています。それを恨んでいるジュソンの妻は、イヌの暗殺を目論んでいるのです。ま、実子じゃありませんからね。

元々、イヌを毛嫌いしていたので、こうなった以上許してはおけないってことです。

でも、これってジュソンは知ってるのかしら・・・。

 

イヌはすぐにそれが継母の仕業だと察しました。父がそれに加担しているかどうかはわかりませんが、手繰って行くと父ジュソンにつながる事は容易に想像がつきます。

で、自分が囮になったのです。

危険だから、兵を潜ませておくと言ったジャギョンを制し、一人で行くと言いました。

おまけに、遠くに潜ませておいた兵たちを撒いてしまいましたよ。

相手は手練れの者たち。それに人数も多くて・・・。

イヌは傷だらけになりながらも、賊の一人を捕まえたようです。そして、連絡方法をつかんだのです。

でもね・・・。

傷が深そう

それを、公主やジュウォンには隠しています。死ぬつもり?・・・イヌやぁ

 

公主をジャジョムが呼びました。

公主に協力する気になったと言います。

元々、ジャジョムは公主のような善人、正義漢が嫌いじゃありませんでした。頭も切れます。

なのに、公主たちと行動を共にしなかったのは、たったひとつ。善人は負けるから・・・という理由でした。人は正義より利を選ぶものだと考えていたのです。

自分は勝ちたいのだとジャジョムは以前言っていました。

「でも、もしかしたら公主様のような正義漢が勝つかもしれないと思ったのです。」

そして、何か、策を公主に教えたようです。ジュソンを捕まえる為の・・・。

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『華政』62話まで

2017-05-29 22:28:39 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX3 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

公主は、ジャジョムに会いに行きました。

この状況を打開するためのヒントを得たかったのでしょう。ジャジョムもそれを理解していました。

一切罪を自白しないジャジョムですが、潔白の主張もしないでいました。

もう、悟ったような表情です。

そして公主に言いました。

「自分は民の事も国の事も思わなかったけれど、私が知る最も弱く愚かな人間は違うかもしれません。国と民を思う気持ちが少しはあったようです。」

仁祖のこと?・・・と公主は思いました。まさか・・・と。

 

その頃、釈放されたジュソンは世子に会いに行っていました。

自分と手を組めば、無事即位できるが、そうじゃないと・・・と。

 

ジャジョムのところから出て来た公主を、尚膳が待っていました。

彼は、仁祖の遺言とでも言える言葉を伝える為に、待っていたのです。

「王様は、最後の機会を逃しはしないとおっしゃっておりました。王さまが為し得なかった事を、世子様と公主様なら果たしてくれると。そしてこれが王さまの考える唯一の善政だと仰せに・・・。」

つまり、キム・リュを顧命大臣にしたのも、全て仁祖の策だったのです。そうやって世子のために、朝廷に残る奸臣を全てあぶり出し、追放してしまおうという・・・。

 

キム・リュは、志を同じくする同志を集め、署名押印させました。勿論、スンソン君を世子・・・或いは王にという目的のためです。

仁祖が後継者を再論するようにと言ったことで、事はもう本決まりと言え、有頂天でした。

世子から、手を組むと言う返答が無いことから、一気に進めてしまおうということになりました。

で、反対派を閉めだした状態で大殿で議論をして後継者を決めてしまおうとしたのです。

 

イ・シベクは、仁祖の命令書を公表するべく、その場にいました。

で、開いて見ると、なんと、それは白紙。何も書かれていません。

 

そこに仁祖が。

直接命令を伝える為だ・・・と言いました。

ふらふらとした足取りで、尚膳に支えながら大殿に入って来ました。

そして、シベクに、今から言う命令を、その白紙に書くよう命じました。

「新たな時代を開く新たな君主に背く者どもめ。後継者を再論しようとここへ集まった逆賊を根絶やしにしてやろう。これこそがこの国の王である私が最後に下す命令だ!」

 

なんと

感動しましたよ、あたしゃ。

やっとこの奸臣どもをやっつける事ができるのね

 

父の思いを知り、世子は跪いて敬意を表しました。涙がこぼれます。

仁祖は息子に言いました。

「お前は悔いを残すような王になるな。そして、世子・・・兄を殺した者どもを必ず・・・必ず・・・。」

そこまで口にした時、仁祖は倒れてしまったのです。

 

キム・リュを含む重臣たち、ヨジョンは捕まりましたが、ジュソンは逃走に成功。

イヌも辛い気持ちを押し殺して後を追っています。

 

仁祖は意識を取り戻しました。でも、いつ命が尽きてもおかしくない状況です。

そんな時、公主を呼ぶよう命じたのです。最後に本音を話しておきたかったのでしょう。

 

公主と仁祖は、二人きりで話をしました。

私は公主が嫌いだった・・・と話し始めた仁祖。時には殺したいほど憎んでいた・・・と。

今でもそれは変わらないと言いました。

「だが、今、黄泉の使いが待っている時になってわかった。私が本当に憎んでいたのはおのれ自身だったのだ。責めを負うべきは公主では無く自分だったのだ。だが自分を憎むわけにいかず、公主を代わりに憎んでいたのだ。」

それを聞いて、公主は言いました。

「いいえ、王さま。未熟で弱かったのは私でした。王座の重みがどれほどか分かっておりませんでした。いつも王様に寛大な心を求め続け、いつも責め続け断罪しようとばかりしました。愚かだった私をお許しください。」

公主が自分に許しを請うた事、仁祖にはそれが救いになったでしょう。

初めて自分を理解してくれたと分かったでしょうからね。

そして、自分のように死ぬ間際にならないと正直になれないのではなく、公主はいつも正直だと改めて気付き、公主の器の大きさを悟ったでしょうね。

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『華政』61話まで

2017-05-29 21:08:13 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX2 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

謀反の証拠、それは誓いの文言が書かれたモノでしたね。ま、他にもあったのかもしれませんが。

ジャジョムは、それに、仁祖を廃し、世子を即位させようと公主が画策していると書かれているものだと思いこんでいました。

そして、それはジュソンによるねつ造だと主張し、公主を守るために来たというのです。

既に、ジュソンの屋敷には兵が押し寄せていました。

 

ところが、書かれていたのは、世子と仁祖を廃し、スンソン君を即位させると言う文言だったのです。

ジャジョムの命令でその祈願文を埋めたと言う証人もいるし、ジャジョムが兵を待機させるよう命じた命令書もありました。

 

要するに、ジュソンもジャジョムもお互いを裏切ったということです。

ジャジョムは、まずジュソンを切り、その後世子と手を組み、その上で公主を陥れようとしたんですね。世子を相変わらず惑わされ易い性格だと踏んでの事ですね。

ジュソンは、ジャジョムを売れば、世子によって罪を見逃してもらえると言うジュウォンの言葉を信じたのでしょうかね。自分が助かるならば、何でもするというジュソンらしいやり方です。

 

ジャジョムは全てが公主たちの罠だったと知り、愕然としました。

 

でも、最有力者のジャジョムを捕まえるというのを、キム・リュたち重臣は躊躇しました。

勿論、自分たちの身も危なくなると言う気分が大きいでしょう。

仁祖に、ジャジョムとヨジョンを捕えて良いのかと聞きました。

そこに、ヨジョンがスンソン君を連れてやって来ました。自分に罪は無い、全て公主の企みだと泣いて訴えました。

既に、この一件にかかわった女官は殺しちゃってましたよ。口封じです。

 

仁祖にもう彼女の泣き落としは通じませんでした。

彼らの罪を仁祖はよ~く承知していますからね。今回の一件が万が一濡れ衣だとしても、過去の罪を思うと許すわけにはいきませんでした。

結局、ヨジョンも義禁府に連れて行かれました。

 

ジャジョムは、もう諦めているようです。

助かる手は思いつかないようです。

でも、余裕があるように見えます。一切自白しません。

ただ、ジュソンには助かる道があると言いました。

 

ジュソンも、捕えられて尋問を受けています。

でも、こちらも余裕しゃくしゃく。

彼は、清に使いを出していたのです。兵を出してほしいのかな?

 

仁祖はますます体調が悪化しています。血を吐いてますもんね。

でも、何か決心したようで、都承旨のイ・シベクに一通の命令書を託しました。

仁祖自ら直接書いたモノで、後継者を任命してあるんだとか。

極秘にし、仁祖の体調にかかわらず、指定した日に必ず布告するように、命じました。

そして、キム・リュを“顧命大臣”に任命し、意識を失い、危篤に陥ったのです。

 

顧命大臣とは、遺言としての王の命令を受けた大臣のことで、病気の王に代わり、国事を決定する権限を持っているんだそうです。

つまり、ジャジョムやジュソンにべったりだったキム・リュがこの立場に立ったということは、世子の立場も危うくなるということです。

スンソン君を世子に・・・という変更もあり得ます。

 

公主も世子も、そして勝利を確信していたジュウォンたちも、愕然としました。

やっと分かってくれたと思っていた仁祖が、余命わずかになった今、国が混乱するような決定を何故下したのか・・・。

公主には理解できませんでした。

私もですよ

 

ジュソンが釈放されてしまいましたよ~っ

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『華政』60話まで

2017-05-29 18:08:05 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX1 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

仁祖の気持ちが変わった理由をジャジョムは調べました。

そして、公主と会った事を突き止めたのです。

またも自分の計画をおじゃんにしたのは、公主だ・・・と思いました。

ジャジョムは勿論、ヨジョンなんぞは、激高して今にも公主を殺してしまいそうな勢いです。

 

ポンニム大君が正式に世子となりました。

仁祖は代理聴政を行うようポンニムに言いました。

これまで勝手気ままに仁祖を操って来たジャジョムたちは、新世子が政治を行うと聞き、緊張しました。公主の息がかかっている事は充分分かっていますからね。どんな仕返しがあるかと思ってるわけです。

 

世子は、まだまだ未熟者の自分だから、今現在の政治は経験豊かな重臣たちに任せると言いました。

そして、自分は経験不足を補うため、過去の事を調べ、学んでいく・・・と。

つまり、過去、彼らが罪を隠して来たたくさんの事件を再調査するってことですね。それによって、罪は償わせる・・・と。

まず調べたのは、清が2度に渡って侵入して来た事件です。

 

その上で、キム・リュの息子キム・ギョンジンが逮捕されました。

江華島での行動は、罰せられて当然です

これは見せしめでした。

容赦しないと言う意志を示したのです。

ジャジョムたちは勿論、ジュソンも思わず狼狽しましたよ。

 

公主たちは、世子に慎重に行動した方が良いと言いました。

勿論、充分分かっています。

なにせ、まだジュソンは財産を持っているわけですし、ジャジョムもその資力を後ろ盾として、兵を動かす力を持っていますからね。

 

ジャジョムとジュソン、そして公主と世子たちは、それぞれに策を練りました。

公主たちは、ジャジョムとジュソンを仲違いさせようとしているのかな?

ジャジョムたちは・・・?

なんか、謀反をでっちあげて、公主に濡れ衣を着せようとしてるように見えたんですが、ちょいと違うようで・・・。

 

世子はジャジョムに手を組もうと持ちかけ、ジュウォンはジュソンに何やら話をしに行きました。

 

まだその内容とか詳細は分かりません。

 

一方、仁祖の病状は進んでいるようで。死期が近いようです。

本人もそれを感じています。

世子に対して、嫉妬のような僻みのような感情を見せる事もあるけど、それは彼本来の性格ゆえ、仕方がないところでしょう。

ただ、彼もやはり王なのです。

ふがいない王ではあるけど、ジャジョムに渡してしまう気にはなれないのです。

やはり脈々と続いて来た王室の血は守りたいわけですね。王族のプライドでしょうか。

そして、国を正しく立て直したいと思う気持ちもあるわけです。でも、それには自分の能力は役に立たない事も充分分かっているし、仮にやり始めたとしても、時間が無い事も分かっていました。

だから、世子に託したのです。

世子ならば、自分よりずっとちゃんとできる筈だと思ったのです。

 

イヌは、父ジュソンとは別の道を歩んでいます。

それを、公主は申し訳ない思いで見ているのです。自分の所為で、父を裏切ることになってしまって、辛い思いをしているわけですから。

でも、イヌは、謝らないでほしいと言いました。

自分が選んだ道を後悔したく無いから、謝るのではなく、感謝してほしい・・・と言いました。

 

仁祖の死期が近いと知ったヨジョンは、一刻も早く公主や世子を倒してしまわないといけないと焦りました。

ジャジョムやジュソンたちも、一斉に動き始めました。

公主たちも・・・です。

 

そしてある日、スンソン君の屋敷の補修工事のさなか、なにやら土の中から箱が発見されました。

謀反の証拠が入っているとか。

その知らせを聞いたジャジョムは、すぐに公主の元に。

 

公主を無実の罪で捕まえるのかと思ったら、守るためだと言いましたよ。

どーいうこと

その頃、ジュソンの屋敷に兵がなだれ込んで行きましたけど・・・。

もしかしたら、ジュソンを裏切ったの

でも、出て来た証拠が、何か、ジャジョムやヨジョンが偽装した物とは違ってるような雰囲気ですけど

何がどーなってるの

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『華政』59話まで

2017-05-29 17:00:40 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 最終章
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

世子の死を嘆き悲しむ民は、白い布を町のいたるところに掲げ、疑惑を明らかにしてほしいと訴えました。

でも、彼らはジャジョムの命令で皆捕まえられ、言論を封じられてしまったのです。

その様子を見て、公主は勿論、ポンニム大君もショックを受けました。

これまで、世子が描いて来た夢を理不尽にも潰されてしまうのか・・・と。

許せないと思いました。

ポンニム大君の怒りはこれまでにないほど大きくなりました。

 

ジュソンは、釈放されました。

仁祖は世子の死にショックを受け、政治の一切の決定をジャジョムに任せてしまっていました。

そうなるともう、誰が王なのか分かりませんよ

 

仁祖が放心状態の今がチャンスと、ジャジョムやヨジョンは次の世子を決めてしまおうとしました。

勿論、ヨジョンが産んだスンソン君です。

 

その流れは皆感じとっていました。

でも、世子には王子がいます。世孫・・・ですね。

だから、順当に行けば、世孫が次の世子となる筈なのですが、それを横からかすめ取ろうと考えているわけで

 

ポンニム大君や公主たちは、それだけは防ぎたいと思っています。

 

世子嬪は、ポンニム大君に、次の世子を・・・と言いました。

実は、ポンニム大君は世子からそれを頼まれていたのです。

「世孫はまだ10歳だ。私が死に、世子の座についても長く続くと思うか?実権はジャジョムとヨジョンが握り、父上の怒りは収まらない。世孫に務まると思うか?」

と、世子はポンニム大君に言いました。

この国は、ポンニム大君が世子とならないと、立ち行かなくなる・・・と世子は最後の最後まで国の行く末を案じていたのです。

その話を聞いた時、ポンニム大君は、まさかこんなに早く世子が亡くなるとは思っても見ませんでしたし、自分がその器だとは思えませんでしたから、特に気に留めていなかったようです。

だから、世子嬪から言われても、引き受ける気にはなりませんでした。

戸惑うばかりだったのです。

 

勿論、ジュウォンたちも次の世子は世孫だと考えていましたから、公主からポンニム大君の話を持ち出されて、戸惑いました。

亡き世子がそう願っていたと聞くと、やはり最初は驚きました。

そして、そこまで考えていた世子を失ったことを、改めて大きな損失だと考えたでしょう。

 

ジュウォンは公主に言いました。

ポンニム大君は以前、ジュソンと手を組んだではないか・・・と。王座に就くと、民に尽くすと言いながら、変わってしまうのを見て来たではないか・・・と。

惑わされ易いポンニム大君には、王になる資質はないのでは?・・・とね。

それをポンニム大君が聞いてしまいました。

 

ポンニム大君自身、そう思っていました。

だから、公主に話をしに来たのです。

“ポンニムには王の資質があります。弟こそが王にふさわしいのかもしれません”・・・と、世子は公主に言ったそうです。

“惑わされ易い男だと思われがちだが、それは思いやりの心と正義感に満ちているからです。強情な男だと思われがちですが、それは大君が強い意志の持ち主だからです”・・・と。

世子は単に弟だから次の世子に・・・と言ったのではないのです。

ポンニム大君の人となりを長い間見つめてきて、そう結論を出していたのです。

 

世子はポンニム大君自身も全く気づいていなかった資質をちゃんと見抜いていたのです。

それゆえの頼みだったのです。

ポンニム大君は、兄としての世子をこの時ほど尊敬し、恋しいと思った事は無いかも知れません。

 

ポンニム大君の気持ちは固まりました。

そして、公主たちも、密かにポンニム大君を世子にするべく、動きだしたのです。

 

公主は王妃の協力を得て、こもりっきりになっている仁祖を温泉治療に誘ってもらいました。

王宮を出て、仁祖と話し機会を作ろうとしたのです。

その時、仁祖はジャジョムに全てを任せて自分は大殿に閉じこもりっきりでいたんですね。誰とも会わないというお達しも出てました。だから、公主にも面会は出来なかったのです。

 

宮殿を出た仁祖は、少しは気持ちが楽になったのかもしれません。

でも、そこに公主が現れた時、公主の話は一切聞きたくないと激怒しました。

公主はそんな怒りに怯む事はありませんでした。聞くべきだと、まだ君主ならば、聞くべきだと言ったのです。

公主は、仁祖が世子を殺したのではないと知っていると言いました。

ただ、自分が疑われている事が怖かったのだ・・・と。無能な王だと、無慈悲な王だと思われる事が怖かったのだ・・・と。

仁祖が落ち込んでいるのは、世子を失った悲しみというだけではなく、ここまで自分が無能な王だったのかと言う自責の念に押しつぶされそうになっていたからです。

公主はそれを正す機会が来た・・・と言いました。

 

その頃、仁祖の留守中の宮廷では、ジャジョムが勝手にスンソン君を次期世子に任命すると言う命令書を出そうとしていました。

重臣たちを便殿に集め、それを公表しようとしていたのです。

でもね、ここでジャジョムの思いもよらぬ事が起りました。

まず一つは、命令書を作成する都承旨イ・シベクが命令書を出すのを渋ったこと。

と言うよりは、王の正式な命令が無いのに、勝手に出す気にはならなかったのです。

このところ、シベクは、ジャジョムの言動に反感を抱いたような表情が時折見えていました。シベクを演じているのはイ・スンヒョssi。「善徳女王」でアルチョンを演じていたあの方です。アルチョンのイメージが抜けない私は、シベクには敵側に立ってほしくなかったのですが、この時、やっと公正な態度をとってくれまして、嬉しゅうございました。

 

そしてもう一つは、突然仁祖が帰って来た事です。

仁祖の留守の間に事を決めてしまおうと思っていたのが、出来なくなりました。

おまけに、仁祖は突然、次の世子をポンニム大君に決めたと宣言しちゃったじゃありませんか

 

驚き大慌てのジャジョム。

一応仁祖にスンソン君を世子に・・・という話をしてあったようです。まったく内緒で・・・と言うわけじゃ無かったのですね。

その時、仁祖は気力も何も全く無かったので、適当に返事したらしいんですね。

ま、どーにでもなれという投げやりな気持ちだったでしょうから、正気だったとしても、頷いていたでしょう。

 

話が違う・・・と仁祖に噛みつきましたが、一応相手は王様。

ジャジョムはいくら権力を握っているとはいえ、家臣ですからね、立場は。

王様の決定を覆す事はもう不可能でした。

 

やったね

やっと、ジャジョムたちが下り坂になって行くのかしら。

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ぶらり無人駅訪問♪

2017-05-28 10:48:21 | ご近所探訪

うどん遍路の帰り、腹ごなしに無人駅に寄り道しました。

『讃岐財田駅』です。

土讃線の駅で、無人駅になって、もう30年以上が経つそうです。

 

分岐したところから坂道を見上げると、突き当りにこんもりと木が茂って、由緒あるお屋敷でもあるのかと思った私。

それが、小さな駅でした。

入口を覆うように立ってる木は、樹齢700年以上と言われているようで、かなりの大木。

横から見ると、こんな感じ 

のどかな田舎の夏休み・・・・という感じです。

一時間に1本あるかないかの電車。

丁度到着した普通電車から降りたのは、一人だけ。

通過列車を待つ間、運転手の方も、乗客の方も、一旦降りて身体をほぐしたりしてましたね。

電車のエンジン音が消えたら、物凄く静かになりました。

し~ん・・・という音が聞こえそうなくらいに。

 

左が上り方向。右が下り方向です。

そして、なんと、タイミング良く“特急南風”の、アンパンマン列車が

勿論、通過するだけです。

                  

通過する列車を、ここまでばっちり撮れたのは、私はお初

決して停車中じゃないですよ。

これ一枚で、満足満足した昨日でした。

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初夏のうどん遍路(#^.^#)

2017-05-28 10:19:08 | 食べ物関連

昨日、抜けるような青空の中、東に向けて車を走らせました

もち、うどん遍路です

時間の制約があるので、ぎりぎり大丈夫だと思われる名物店に。

『山内うどん』さんです。

   

“あつあつ”+ゲソ天、エビかき揚げです。

で、今、食べログを見て知りました。お勧めは、“ひやあつ”だったのか~っ

なるほどね・・・と納得

と言うのは、食べた“あつあつ”は、麺も出汁も熱いわけです。

その所為で、評判ほどのコシは感じられなかったし、その上、熱々と言うほどの熱さもなくて・・・。

手打ちのしっかりした歯ごたえのある、ごくごく普通の麺に感じたのです。

出汁は、濃い目のイリコ出汁。

これが、しょっぱかった・・・

アルフィーは、麺がしょっぱかったと言いましたが、私は出汁が煮詰まった感じの塩味を感じてしまいまして。

イリコ出汁というのは、カツオ出汁のようなまろやかさは無いけど、すっきりとしたコクを感じるモノだと思ってます。

コクは確かにあったけど、塩辛かったので、飲み干す気にはなりませんでした。

まぁ、好みもあるでしょうし、日によって天候によって違いはあるとは思いますが・・・。

申し訳ないけど、二度目の訪問は無いな・・・と私の中では結論を出してしまいました。

でも、サイトでは“ひやあつ”がお勧めだと書いてありましたのでね。再訪しても良いかと、今、思ってます。

 

ゲソ天を食べたアルフィーは、ちょいとべたっとしてたと評価はイマイチ。

エビのかき揚げは、ま、普通。からっと揚がってましたよ。

そして、1玉が小さかった。

大を頼んだアルフィーのを、私は自分の小だと思っちゃくらいに。

 

ただ、ロケーションは抜群

トップの写真を見ていただければ分かるように、田園風景から山の中に分け入って行ったところにあります。

以前行った“東の里”に匹敵しそうな雰囲気。ま、あそこまで山奥じゃなかったですけど。

こんなところに?・・・と思ったけど、同じ方向に向かう車がたくさんあって。駐車スペースはあっという間に満車。

凄いです、皆さん

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『華政』58話まで

2017-05-26 16:00:42 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第一章
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ポンニム大君は、世子に言ったのです。

父上の性格は分かっているでしょう、気に入る言葉をかければ良かったのに・・・と。

でも、世子は分かっていても、父に嘘をついたり欺いたりすることはできないと言ったのです。そうすることで機嫌を損ねる事は分かっていても・・・。

「いつか分かってくださる。いつになるかはわからないが・・・。」

父と息子なんだから・・・と世子は言いました。

でもね、それは聡明な世子だからこその考えで、疑心に凝り固まってる仁祖には到底無理なことなんですよ。

 

世子が軟禁されたことを、公主たちは民に知らせました。

貼り紙をしたのです。

重臣たちが不正を行っている事を、世子が追及しようとしたら、咎められて軟禁されている・・・と。

民は怒りました。

捕虜になった民を一人でも多く帰国させようと奔走してくれたことを知っているのです。ふがいない父王のために人質となったのに、異国の地で民の為に、国の為に働いてくれた世子を、民は信頼しているのですから。

 

民心を動かそうとする公主たちの動きを知ると、ジャジョムは取り締まりを始めました。

でも、民がそれを防いだのです。

本当の事を話してくれた人を捕まえるなんて、間違っている・・・と言って。

公主たちの方法は一応成功しました。

 

重臣たちは、チャンスと見るや、世子の廃位を要求し始めました。

でも、おそらく仁祖はそこまでは考えていなかったでしょう。

 

で、一刻も早く決着をつけたいヨジョンが、またも酷い事を企んだのです。

息のかかっている医官に命じて、毒を盛ったのか、或いは、針でどーにかしたのか・・・。

あっけなく世子が死んでしまいましたよ

 

公主たちは、ヨジョンが医官を遣わしたと知るや、世子の命が危ないと察し、仁祖に会う事を許してほしいと頼みました。

世子の命が危ないと必死に訴える公主を見ても、仁祖には全く危機感はありませんでした。

だって、ヨジョンに言われて、自分が許可したんですからね、医官を遣わすことを。

まさか・・・ですよ。

 

だけど、遅かったんです。

ジュウォンとイヌが軟禁されている屋敷に駆けこんだ時、既に世子は息絶えていたのです。

直後に駆け付けた仁祖は、信じられませんでした。

口では許さない、死んでも動じることは無い・・・なんて言い放っていたけど、それはまさかそんな事が起る筈がないと思っていたからで。息子が死ぬなんて、予想もしていなかったのです。

だけど、その瞬間、ヨジョンとジャジョムの顔が浮かんだようです。

何も証拠は無いけど、彼らが企んだということは仁祖にも明白でした。

 

問い詰めた時、一応、ヨジョンは否定しました。

でもね、言ったのです。

王様が許可したのですから、責任を問われるのは王様です・・・と。

 

愕然としました、仁祖。

その時初めて彼らの策が読めたのです。

 

そして、仁祖はヨジョンたちの読み通り、保身にはしり、彼らの罪を問う事はしなかったのです。

公主やジュウォン、そして世子側の重臣たちは、必死に真実の究明を仁祖に訴えました。

民も、世子の死を悼み、号泣しました。

朝廷の役人の中にも、真実を追求してほしいと訴える者もいました。

だけど、この時も、ジャジョムは役人も民も捕まえて、世論を封じたのです。

 

いったい何時まで奴らの悪事は続くんでしょう。

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『華政』57話まで

2017-05-26 14:41:17 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX3 [DVD]
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全てお前が?・・・とジュソンが呟いた時、世子が来ました。

「全て朝廷と清が手を組み、仕組んだ事だ。」

世子の言葉の後、清のヨンゴルテ将軍もその場に現れたのです。

通訳官のチョン・ミョンスはヨンゴルテの姿を見て、観念しました。ま、命が助かったのでラッキーとも言えますが。

その場でジュソンは義禁府に引っ立てられて行きました。

イヌは覚悟していたこととはいえ、そんな父の姿は、流石に心が痛みました。

 

ヨンゴルテ将軍は、世子を改めて評価しました。

初対面の時から世子の素質を感じていましたが、この行動力と強い意志は、清で過ごした年月で充分分かってはいたようですが、今回の一件は、朝鮮の未来は明るいと感じたようです。

公主も世子を頼もしく思いました。

光海君が言っていたように、諦めなければ、必ず公主と志を同じくする者が現れる・・・と感じていました。

 

でもね、この一件は、思っても見なかった事態を引き起こしたのです。

 

仁祖の意識が戻ったんですね。

で、最初に口にしたのが、世子を呼べ・・・という言葉。

常々、世子が清と親密になっていると言う報告を受けていましたし、この様な立派な世子がいるのだから、万が一の事が起ったとしても、心配はないだろう・・・などという清からの手紙もありましたからね。

保身だけを考えている重臣たちは、邪魔な世子を除こうとしか思っていませんから、仁祖の誤解を解くどころか、はやし立てる感じですからね。

 

仁祖は、世子を糾弾しました。

王位を狙っているんだろう・・・と。清と親しくしたのも、今回自分が眠っている間に王のごとく権力を振り回したのもその証拠だ・・・などと。

世子は心外でした。

確かに、世子は人質として清で過ごした間に、外の世界を知ったわけで。

そうなると、我が朝鮮が如何に小さく、遅れているかということもひしひしと感じたわけです。

それを、よかれと思って仁祖に話したのですが、これまた仁祖には自分を否定しているとしか受け取れなかったのですよ。

仁祖がふがいない王だから、朝鮮は外国に比べて遅れてて・・・とね。

そして、世子ならば、自分ならば、もっと国を強く出来ると思っているのだろう・・・なんてね。

 

世子も、その誤解に気付きました。

で、必死になって訂正し、理解してもらおうと言葉を尽くすのですが、もう何を言っても無駄でした。

どんな言葉も、仁祖にはひねくれた受け取り方しか出来ないのです。

世子が・・・息子が自分を裏切り、座を狙う政敵となってしまった・・・と。

 

世子は軟禁状態に置かれました。

世子嬪や王子ですら会わせてもらえませんし、世子嬪たちも屋敷の外には出られなくなってしまったのです。

 

公主やジュウォン、そして世子を推す人たちは皆大きな衝撃を受けました。

朝鮮のために正しいことをしようとしてる世子が、何故報われないのだ・・・とね。

あまりにも偏狭であまりにも無知な王のために、正しい政治が出来なくなっているのです。王に媚びへつらい、王が気に入る言葉しか口にしない重臣たちだけが私腹を肥やし、正しい考えを持ち、行動しようとする者が虐げられるなんて・・・。

絶望的な気分になった公主たちです。

 

捉われたジュソンも、この事で自分が釈放される可能性が出てきたと希望を持ちました。

勿論、清が彼の不正を知ったわけですから、すぐに・・・とはいかないでしょうが。

 

ジャジョムたちは、これを公主の責任にしようと画策し始めました。

息子である世子が・・・と落ち込む仁祖に、ヨジョンなんぞがささやいたんです。

あのように優しい世子が変わってしまったのは、全て公主が後ろ盾となっているからだ・・・とね。世子に責任は無いんだ・・・と。

 

ポンニム大君は、制止されましたが、無理やり世子のところに行きました。

彼にとっては不安適中・・・ですよね。

そんな大君に、世子は何か指示を与えたようです。まだ内容は分かりませんが。

 

暗いわぁ・・・。

ジャジョムやヨジョンの姿を見るだけでムカついてきますよ、あたしゃ

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