千葉に向けて、ひた走ってますo(^-^)o
瀬戸中央道を通り、今夜は焼津に泊まってます(^_^)v
焼津魚センターで、名物を食し、夜は居酒屋さんに🏮
爆安ホテルを見つけるのも、私たちの楽しみの一つ。
今回は、またまた物凄く安い物件を見つけましたよo(^o^)o
明日、千葉の自宅に到着予定。
千葉に向けて、ひた走ってますo(^-^)o
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華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 最終章 |
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レビュー一覧は、こちらから。
清は一気に国境を越えて朝鮮国内に侵入して来ました。
ジャジョムの報告が遅れたため・・・いえ、正確には遅らせたため、朝廷では情報を得た時には、既に攻め込まれてしまっていたという状況です。
情報を掴んだ公主は、すぐに仁祖に報告しましたが、仁祖は信じません。
自分の密書を持った一行が、清の陣地に向かっている時でしたからね。
でも、その一行が、清の軍と国内で遭遇。
急ぎ引き返して報告したというわけです。
もう全てが遅過ぎました。
世子嬪や王子、公主たち女性が江華島に避難することになりました。
一人では行きたくないと世子嬪は泣いて頼みましたが、王子を守る事が使命だと言われ、どうする事も出来ませんでした。
公主も息子たちと共に、ジュウォンを残して避難することに。
仁祖は世子も避難させようと考えていたようです。
でも、世子は父一人残して自分だけが生き残ろうなんてこと、全く考えていませんでした。
だから、宮廷に残ったのです。
この時やっと仁祖は息子の真心を信じたのです。遅いよ…まったく
港についた公主たち。ところが、江華島に渡る船を先に到着した領議政キム・リュの息子キム・ギョンジンが勝手に自分の身内を乗せて行っちゃってまして。
公主や世子嬪たちは途方にくれてしまいました。
まったく・・・いつもキム・ギョンジンは自分の事しか考えないんだから
まだイ・グィの息子たちの方がマシです。
その時、ポンリム大君が。
なんと、清軍は、一気に南下し、江華島や都に迫ろうかという勢いだと言うのです。途中の城なんぞに目もくれず。
朝鮮の王族たちが以前と同じように江華島に逃げ込むことを察していたのです。
あと少しで清軍が来ると聞き、公主たち一行は慌ててポンリム大君の船を調達し、江華島に渡ったのです。
そして、清軍は、あっという間に都に迫りました。
仁祖たちが避難しようとしても、もう既に江華島への道はふさがれてしまっていました。
もう逃げ場はありません。
公主は朝鮮の策が全て清軍に筒抜けだったと察しました。
これでもジュソンを信じるのですか・・・とポンリム大君に言いました。
大君、自分の読みが甘かった事を知りました。彼なりによかれと思って取った策が、ジュソンにとっては渡りに船だったということ、利用されただけだと言う事を知ったのです。
イヌは、少数で王宮を出て、勤王兵を集めて来ようとしました。
勿論、清の軍を抜けて行く事になるかもしれないわけで。と言う事は、命の保証はありません。
ジュウォンは止めました。
でも、イヌは行きました。父ジュソンがこの事態を招いた事は分かっていました。
息子として、せめてもの償いだと、思っているのです。
戦いが始まりました。
どの戦場でも、朝鮮軍は劣勢です。
どんどん兵が死んでいくのを、世子は悲痛な思いで見ていました。
「どうしてこんな事に。再び国がこうなるまで、私と王室、朝廷、そして重臣たちは一体何をしていたのでしょう。」
悲痛な問いをジュウォンにしました。
ポンリム大君も同じでした。
江華島でも激しい戦闘が繰り広げられていたのです。
その様を見て、呆然と立ち尽くしてしまいました。
如何に自分が愚かだったかを痛感していました。
一体、この国はどうなってしまうのでしょう・・・。
世子も大君も、公主も・・・皆がそう思っていました。勿論、仁祖も・・・。
敗戦が決定的になったある日、ジュソンが仁祖に会いに来ました。
清の皇帝の代理として。
この時、仁祖も初めてジュソンが自分を騙していた事を知ったのです。
世子は激怒しました。
ジュソン、ジャジョムに憎しみを募らせました。決して許せないと、いつもは穏やかな世子が血相変えて叫んだのです。
ジュソンが持って来た和議の条件は、なんと世子を人質に出せということでしたよ。
皆が激怒しました。
仁祖も、大切な世子を人質に出すなんて、考えられません。でも、世子はそれを受け入れると言いました。
そうしないと、朝鮮の民は兵は一人残らずいなくなってしまうのですから・・・。
辛い時代です。
見てるのも辛いです。
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華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第二章 |
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清に屈することをヨシとしない重臣も、流石にこの状態での決裂は驚きました。
世子も物凄く驚き、いったい何故心が変わったのか、理解できませんでした。
必死に仁祖に問いかけました。跪いて、自分に何か粗相があったのかと問いました。それならば、自分が改めるゆえ、言葉を撤回してほしい・・・と。
そしたら、仁祖は冷たく言ったのです。
「今後は私を“王様”と呼べ。そなたに父と呼ばれる理由が無い。」
仁祖を欺いて公主と通じてきたと、激怒しているのです。
まぁ・・・その言い方も、間違ってはないけど、仁祖にとっては自分ではなく公主の意見を聞いていると言う事だけでも怒りの原因となるのです。多分それは相変わらず劣等感に根ざしているんでしょうが、本人もそれには気付いていないようです。
ただただ自分にとって公主は敵だと思いこんでいるのです。だから避けているのだと・・・。
今後は世子の意見を聞かず、自分の意思で政治を行って行くと仁祖は言いました。世子は、公主の元に行くがよい・・・と。
世子は嘆きました。
自分と仁祖の関係、そして国の行く末、民の生活がこの先、どうなって行くのかと不安でたまらないのです。
ヨジョンはこの隙に、また自分の勢力を盛り返そうと企んでいます。
親身になっているように見せかけて、仁祖に近づき、さりげなくジャジョムの復帰を進言しました。
この時、ジャジョムは、世子の意見によって左遷されていました。都元帥として国境の警備に当たっていたのです。
ま、地方でのんびりと政局を見据え、自分がどのタイミングで都に戻るかを考えているようです。
その姿勢は、兵たちには不評で、やる気が無いように見られていました。これまたジャジョムには好都合だったようです。動きを悟られる事がないですからね。
ポンリム大君が父と兄の不和を心配して世子を訪ねて来ました。
やはりポンリム大君にとっては、公主は一線を画すべき相手だと思えるようです。
世子とポンリム大君は、幼い時から公主に世の中のことを教わって来たようです。だから、ポンリム大君も世子と同様、公主の民を思う気持ち、民が世の主だという考えには共感しているようです。
ただ、その方法があまりにもよくないと思っているのです。
世子と仁祖とが不仲になるのは・・・世子がその座を危うくするような事は絶対に避けたいわけです。それでは元も子もありません。
公主の動きは民の生活を何一つ変えていないじゃないか・・・と。敗北ばかりを喫しているではないかと。
清との盟約が決裂したからには、いつ清が攻めてくるが分かりません。
民は以前の戦いで散々な目に遭ったことを考えると、大混乱に陥りました。
仁祖の周辺では、前回同様、江華島への避難を考えていました。前回、清が攻めて来た時、王室をはじめとした政治の中枢を江華島に移転させて難を逃れた経緯がありました。
だから、今度も・・・と言ってるのですが、清も馬鹿じゃありません。
容易にその方法を察するでしょうし、対策を考えている筈です。なのに、お馬鹿な重臣たちはその策を取ろうとしていますし、仁祖もその案を取ろうとしているのです。
公主やジュウォン、ミョンギルたちは、それに不安を感じていました。
で、公主は提案したのです。北に行ってはどうか・・・と。
清は朝鮮軍が北に進行するとはおそらく予想していない筈。待ち伏せするには最適な山城も築ける・・・と。
逃げるのではなく、抗戦するという意志を示せば、軍の士気も上がります。
イヌが息せき切って公主の元にやって来ました。
ポンリム大君がジュソンに会いに来たと言うのです。ジュソンと会うと言う事は世子をけん制するためとしか思えません。
まさか・・・と驚いた公主は、すぐにポンリム大君を訪ねて行きました。
大君は、公主とは考えが違うと言いました。でも、それは世子や国を思っての事だと。
ジュソンが危険な人物だと言う事は、ポンリム大君の重々承知していました。それでも彼の力が欲しかったのです。
「世子様が無事即位できるよう、国が戦乱を逃れるよう、今は本物の力が必要なのでは?しかし、公主様にそれだけの力がありますか?」
公主はこの件に関して何も反論出来ませんでした。決して私欲に駆られてのことではないのですから。
ただ、一言言いました。
「ジュソンはその力を世子様や民のために使うでしょうか。そんな権力は間違っています。民を思う王を立て、そして王が民を正しい道へと導く、世子様と私の志が分からぬのですか?」
そんな事、分かっていますよ、大君も。
でも、このままでは世子を失う事になってしまうと言う危惧が現実の物になりそうで怖いのです。
戦いさえ防げないのに、いつか必ず・・・という言葉を繰り返すだけでは、何の意味も無いと言いました。大君は大君なりに、兄世子を守り、世子の望みを叶えてあげたいと心から思っているのです。
確かに見ていて歯がゆく思うのは、この所為ですわな。
公主たちはあれこれと活動しているけど、政局に及ぼす力はほんの少々に過ぎません。
それどころか、世子の立場が悪くなる一方です。兄を慕う大君とすると、我慢できなくなっても不思議はないです。
ジュソンは王室に自らの資産を提供しました。
そして、さりげなくポンリム大君の事を持ち出しました。国を思う気持ち、王さまを気持ちの強さを知り、こうする事を決意した・・・なんてね。
その上で、知り合いを通じて、清と交渉してみようかと・・・なんて事も。
戦いを避ける事が出来るなら・・・と。
仁祖にしてみれば、戦いを避ける事ができるなら、それに越したことはありません。
仁祖は清の皇室に密書を送る事を決意しました。
ジュウォンからこの話を聞いた世子は、喜びました。
世子嬪は、それがポンリム大君の計らいだと知ると、不安を口にしました。
世子はそれを止めました。彼にとっては、誰の提案でも良いのです。戦いを避ける事が出来るのならば。
こういうところが世子の純粋なとっころですよね。世子嬪とすると、純粋過ぎて不安になるところでしょう。
公主はジュソンには他に何か企んでいる事があるのではと不安に思っていました。
ポンリム大君に見せた顔以外にも、おそらく何か裏があるんだろうと。
そんな感じです。
イヌも、ジュソンが領議政と密かに会ったりしてるのを知り、計画の内容を知ろうとしているのですが、慎重な動きなので、まだつかめていません。
ジュソンは、密書を送っても無駄だと分かっているのです。
彼は清に朝鮮を攻めさせようと思ってるみたいです。
そんな時、ジャジョムからヨジョンに手紙が届きました。
『随時処変』とだけ書かれていました。時流を見て、ただ身を任せよという意味だそうで。
ヨジョンもまだ何を意味するのか、分かっていません。
ジャジョムがいるところで、敵兵が国境を越えたと言う合図の狼煙が上がるのが見えました。
兵たちは、急ぎ都に知らせなくてはと言うのですが、ジャジョムはそれを止めました。
彼も清の進行を見逃そうとしているようですが・・・。
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華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX3 [DVD] |
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仁祖は、世子に自分の代理として後金の使節団に会うよう言いました。
今回、勝手に使節団を迎えに出た責任をとるよう言ったのです。
自分は国王であり、後金の前で屈辱を受ける事は出来ない。自分の威信を守るためではなく、自分こそが朝鮮を表すのだから・・・と。自分が屈辱を受けると言う事は、朝鮮という国自体が屈辱を受けると言う事と同じだというのです。
使節団のヨンゴルテ将軍に会って、要求が書簡の通りなのか確認せよと仁祖は言いました。
世子はその命に従い、使節団の宿所に向かいました。
最初、王ではなく世子が来たと言う事で、後金の者たちは、皆バカにした態度をとりました。世子が待っているというのに、全く意に介さずお酒を飲んだり、賭けごとをしたりして・・・。
そのうち、ヨンゴルテ将軍は、一応話を聞くか・・・という態度になりました。
世子は言いました。大明でも、今では後金に攻められて風前の灯状態になっているのだから、後金と言えど、驕っているといつか消えてしまうかもしれないのだから・・・と。礼儀を尽くせということです。
ヨンゴルテ将軍は、世子の気概を気に入ったようです。
「力を得たいと思ったら、まずは弱いと言う事を認めねばなりません。認めると言う事は屈辱を受け入れて、その瞬間を忘れない事です。」
なるほど・・・です。世子も納得したのじゃないでしょうか。仁祖に必要なのは、これだと思います。
その頃、世子嬪は公主と会っていました。
世子が仁祖の命で後金の使節団と会うことになり、不安でたまらなくなったのです。
ヨジョンが親切顔して自分を訪ねて来た意味を、ちゃんと世子嬪は分かっていたんですね。自分を心配してではなく、世子と公主の関係を探りに来たんだと。
そして、おそらく仁祖に世子と公主のことをあれこれと告げ口するであろうことも察していました。
だから、公主から世子を説得してほしかったのです。今、仁祖の気持ちを逆なでするような事、誤解されるような事をしないでほしい・・・と。
公主も世子の周囲の者たちも、それは重々分かっていました。
だからこそ、先だってポンリム大君が公主に話をしたのですから。
純粋な世子だからこそ、危うい立場になるのではないかと、疑い深い仁祖から疑念を抱かれるのではないかと。
そして、それを煽ろうとしているのが、ジュソンやヨジョンなんです。既に世子嬪が公主を訪ねたことは、ヨジョンの耳に入ってますよ・・・。
世子は、ヨンゴルテとの会談の内容を仁祖に報告しました。
清は、朝鮮の態度を確かめるために、盟約式を行いたいと要求しました。それは獣の生き血を分けあって飲むというモノでした。
以前は重臣が飲んだんだとか。今度は王が飲めと言って来たのです。
そうすれば、捕虜は解放すると。
これを拒否することは、また戦いになると。それは負け戦だと始まる前から分かっているようなモノだそうで。
重臣の意見は二つに別れました。
屈辱を受けいれるしかないという意見。そんな事をするくらいなら、戦争を・・・という意見。
民も同じでした。
公主が世子に会いに行きました。
世子嬪や周囲の者たちの不安を話しました。
親子と言えど、敵味方になってしまうのが王室で、今現在、仁祖と世子がその危うい関係になるかもしれない瀬戸際なのだと。
だから、清の件からは手を引くように・・・と。
でも、世子は父を信じると言いました。仁祖はせっかちだが、優しいし、民のことを心から大切に思っているのは本当だから・・・と。
「王様は、私の真意を理解し、正しい選択をされます。息子の私が信じなければ、誰が信じるのでしょう。」
ホントに純粋な世子です。でもね、こういう乱世で生き残るためには少々ずるい方が良いのかもしれません。
そして、ポンリム大君には、ジュソンが接触して来ましたよ。
世子が仁祖と対立するかもしれないと見て、世子に代わる者と今から関係を密にしておきたいと言う考えです。
仁祖は悩んでいました。
以前の戦いで、都が戦火になり、大勢の民が死にました。
戦いが終わった後、都を見て回った仁祖は、そこで悲惨な状況を目の当たりにしました。
二度とこのような悲劇を繰り返さないと心に誓ったでしょう。
そして今、同じような状況になり、自分の選択に全てがかかっています。
世子の言葉、ヨジョンの言葉、そして重臣たちの言葉を思い起こしました。
やはり世子の本心を聞いておきたいと思ったようです。世子を呼びました。
本心を聞かせてくれ、父として朝鮮の王として、一つ尋ねる・・・と。
私が盟約式に出るべきだと思っているのか?・・・と仁祖。
「本心を申し上げます。出るべきです。」
世子ははっきりと仁祖を見て言いました。
「父上と私は現実を受け入れるべきです。残念ですが、朝鮮はまだ相手に対抗出来ません。悔しい事に、朝鮮はまだ弱小国なのです。」
屈辱に耐えるよう父上に申さねばならない事をどうかお許しください・・・と。
「しかし、民の命を救う事ができます。私は父上が出くださる事を信じています。」
「今日の屈辱を忘れなければ、いつか朝鮮は大業を成し遂げます。それができるのは父上だけなのです。」
信じるという世子の言葉が、仁祖の胸に沁みたようです。
多分、仁祖はこれまで信頼を得たいと思って来たでしょうからね、重臣たちからも、民からも・・・。
体面や威信を気にしている場合ではないと思いました。
でも、もう一つ仁祖は気になっている事を世子に問いました。
世子の意見に公主の意向が入っているのではないかと言う事です。密かに指図でも受けたのか?・・・と問いました。
「誤解です。」
きっぱりと否定しました。
仁祖は世子を信じました。あの目と言葉に偽りは無いと思ったのです。
そして、盟約式の日になりました。
仁祖はもう迷ってはいませんでした。自分の味方となってくれる世子の存在が力強く思えて嬉しかったのでしょう。
ところがですよ。
またヨジョンがーっ
公主の罠にはまったのです・・・なんて思い込みの嘘を仁祖に訴えましたよ。
世子嬪が公主に会っていたことを告げ、それは世子の命令だった・・・なんてね
すっかり世子を信じていた仁祖は、裏切られたと激怒。
公主に対する憎しみが大きいだけに、公主と関わる事=自分への裏切りだと即座に思ってしまうのです。
あ~あ・・・
世子嬪は仁祖に物凄い剣幕で問い詰められ、誤解だと言う事を申し開きする事も出来ませんでした。
仁祖は、盟約式に臨みましたが、血の杯をこぼしました。
決裂です。
くっそ~っヨジョンーっ
以前、リクエストを集中的に募集していた衛星劇場さん。
その結果、『視聴者リクエスト祭 第1弾』が決定しました
なんとなんと・・・ 3タイトルも
・「雲が描いた月明かり」・・・6/20(火)放送開始 ブログでの記事は、こちらから。
・「THE K2~キミだけを守りたい~」・・・6/14(水)放送開始
・「〇〇〇〇〇」5月1日発表
残る1作品は、5月1日に発表されるそうです。
お知らせを見て、思わず声が出ちゃいましたよ
「いいの~?いいの~?こんなに願いが叶っちゃって」
・・・と。
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華政[ファジョン](ノーカット版) Blu-rayBOX2 [DVD] |
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仁祖は、公主が世子のところに行ったのは、世子に子供が生まれたからだと、そうなんだと何度も自分に言い聞かせました。
他意は無いのだと。
ポンリム大君も、お祝いに来ない方が問題ですと言って、とりなしました。
公主と世子はジュウォンやミョンギルたちと手を組み、捕虜を奪回していたのです。
このところ、国境で逃亡して来た捕虜を後金に送り返そうとすると、何者かが襲って来て捕虜を奪われる事が続いていました。
宮廷でも問題になっていました。
ジュソンも、後金との交渉に於いて、それは頭の痛い問題になっていました。
正体が何なのか、掴もうとしているのですが、全く分からないままでした。
その組織がジャギョンを中心とした火器を武器とした精鋭部隊なんです。
組織の資金は、公主が自分の土地を売ったりして工面していました。
世子は宮廷で捕虜を送り返す予定を掴む等の役割をしていました。
ポンリム大君は、公主に世子と距離を置いてほしいと頼みました。
決して公主の事を嫌っているわけではありません。
父と兄との仲を裂くようなことをしてほしくないのです。親子が対立するなんて事を避けたいのです。
その気持ちが分かるだけに、公主は悩みました。
捕虜の輸送を襲う一団は、資金力から言っても、武器の確保やその技術から言っても、相当高い能力を持っているとジュソンは思いました。
なのに、何も情報を掴む事が出来ないなんて・・・と。
それは黒幕がいるからに違いないとジュソンは思いました。
で、妻の口からヨジョンに世子と公主の仲を探るよう伝えたのです。
ヨジョンは、世子に男子が生まれたことから、万が一自分に男子が生まれたとしても、世継ぎに成れる可能性はほぼなくなりました。それが悔しいのです。
その上、以前ほど仁祖の寵愛も無いようですしね。
何とかして以前のような勢力を・・・と思っているわけです。
そんな時、ジュソンの妻から、世子の話を聞きました。
すぐさま、世子嬪に近づきましたよ。
世子嬪は、王妃が亡くなった今、頼れる人がいません。
そんな時に、夫の世子は公主と組んで何やら秘密裏に行動をしています。それが心配でならないのです。
すり寄って来たヨジョンに、上手く丸めこまれそうです。純粋だもんね・・・。
後金がとんでも無い通達をして来ました。
国号を清と変えるということ。そして皇帝と呼ぶように・・・とね。
つまり、朝鮮は明との関係を断ち、清の臣下となれと言う意味です。属国扱いですか・・・。
そして、その返答を聞く為に、後金は使節団を寄越したのです。
その上、仁祖に使節団を迎えに出てくるよう命令が下ったのです。
仁祖、激怒して拒否しました。
重臣たちは、戦いを避けるためにも、仁祖に引いてほしいと頼みました。
でも、仁祖は、一切聞き入れませんでした。
これを聞いた世子は、屈辱なら自分が受けると言って、仁祖の許しを受けないまま、使節団を迎えに行ったのです。
決して卑屈な態度は取らず、堂々と朝鮮の世子として出迎えました。
でも、仁祖は激怒しました。
元々、出来の良い世子に嫉妬しているところがあったようですね。
もしかしたら、父親の自分を見下していて、隙あらば王位を奪ってしまおうなんて考えているのでは?・・・なんてね。
だから、今回も、朝鮮の王として出迎えたのかと、世子に怒鳴りました。
世子にとっては心外な言葉でした。
でも、世子は父の性格をよく知っていました。きっと劣等感を持っていること、以前の戦いで負けて屈辱を味わった事が傷として残っていることも分かっていたのでしょう。
決して父に逆らうような言い方はしませんでした。
自分の本心を、一生懸命訴えました。
以前の戦いで誰よりも傷ついていたのは仁祖だということを知っているから、もう二度と同じような苦しみを味わってほしくないとおもったから・・・と。
これは自分の勝手な思いであって、仁祖の本心を分からず行動した事は申し訳ありませんでした・・・と。
なんて人の気持ちの分かる純粋で真っ直ぐな気性なんでしょう。
公主たちが守りたいと思う気持ちがよく分かります。
このような君主に王位についてほしいと思う気持ちが。
仁祖も世子の気持ちに感動したようです。
自分の勘違いだった・・・と。
なのに、またヨジョンが余計な事を
世子と公主を結び付けて仁祖に要らぬ事を吹き込んでいます。
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公主やイ・ウォニクたちは、国境警備が手薄なままと言うのが気になっていました。
国内的には、騒乱が治まったのですが、対外的には不安が募るばかりでした。
公主はジュウォンと結婚したので、宮廷から外に出なくてはいけません。そう言う決まりなんですね。
で、最後の挨拶に行こうとした時、ジャジョムからの呼び出しがありました。
本音で語りたいと思ったのでしょうか。
結局2人が分かり会える事は出来ませんでした。
ジャジョムは、宮廷で権力を握りたいがため、都の警備を主張しました。後金でも明でも、戦うよりは要求に応じながらその時々の勢力の強い国と手を結んで行くのが朝鮮と言う小さな国にとっては大切な事だと考えているのです。
でも、公主は違いました。
光海君が唱えていたように、朝鮮が独り立ちして行くすべを考えるべきだと思っているのです。
強国にすり寄ってご機嫌伺いをしながら、理不尽な要求にも応えて行くような、そんな卑屈な国にしたくはないのです。その時一番被害に遭うのは、民なのですから。
「民の為の権力など無い事を思い知った。ゆえに、私はもう王様やそなたの様な者には期待せぬ。この国に民の為の権力が無いのなら、民が権力を手にすればいい。」
公主はジャジョムに宣言しましたよ。
仁祖は、公主が挨拶に来たのを、少々煙たく気まずく思ったようです。相変わらず劣等感は消えていないようです。
それでも、仁祖は国や民の事を思って今回の決断をしたんだと主張しました。でも、
「それは口先だけの事です。王様は王座を守る事を優先したのです。」
と、公主は言い切りました。そして、
「覚えておいてください。王様はこの国の主ではありません。この国の主は朝鮮の民です。」
・・・と。
今後、この国の主である民は自ら国と己の命を守るでしょう・・・と。
公主の言葉を聞いて、仁祖は目が覚めたようです。
ジャジョムと距離を置く事を決めました。そして、思ったのです。
そんな君主には絶対にならない・・・と。
仁祖は仁祖で真摯に国を治め、民を幸せにしたいと考えているのです。ただ、苦難の時期に当たっている今、仁祖の計画通りに行くかどうかは全く分かりません。
それが彼にとっての不運なんでしょうね。
権力は己の物では無く、国の主は民だと知る者を、いつか必ず自分たちの手で王に立てたい、そう公主は思っていました。
そして何年かの月日が流れました。
大妃、領議政イ・ウォニク、王妃が亡くなりました。
皆、国の行く末、公主の事を案じながら、亡くなりました。
国境では、敗戦の交渉によって捕虜となった朝鮮の民たちの後金からの脱走が続いていました。
同じ国の民だというのに、国境警備の兵は彼らに向けて発砲します。逃げ込まれたら、後金からまた難題を吹っ掛けられる可能性があるからです。
だから、泣く泣く発砲している次第でした。
その一方で、両班たち金持ちは、多額のお金を準備して違法に後金と取引し、捕虜となった家族を取り返そうとしてるんですよ。
その所為で、身代金の金額は高騰していました。
お金を持たない一般の民は、そんな金額、出せる筈も無く。結局は高官だけが得する恰好になっていたのです。
領議政となったキム・リュも違法行為をする一人でした。
娘を大金を出して取り戻したのです。
その口利きをしたのは、ジュソン。
以前は明にすり寄っていたのに、今では後金だそうですよ。後金の勢力が大きくなっているんですね。
イヌは、結局、父と志を同じくすることはできないと悟り、密かにミョンギルと手を組んでいます。
公主はジュウォンとの間に既に2人の男子をもうけていました。
今度は3人目です。
で、今度も男子の誕生に、皆大喜びです。相変わらずな2人ですね。
そして、同じ日、宮中では世子嬪も出産を迎えていました。そして男子が生まれたのです。
仁祖にとっては初めての男の子の孫なのかな?
大喜びです。
ソヒョン世子を演じているのはぺク・ソンヒョンくん。チョ・スンウくんのファンは、「マラソン」の弟役だった方と言う事でおなじみですよね。もう28歳になられたのですね。ジュウォン役のソ・ガンジュンくんより4歳ほど年上なので、師と弟子という関係のシーンを見ても、なんだか落ち着きがあって、どっちが年上なのか、ちょいと混乱しそうになります。
一人、渋い顔をしているのはヨジョン。
側室になっています。王妃が亡くなったから、もう堂々と側室になっちゃったってことかしら。
公主は世子や世子嬪にお祝を言うために宮中に行きました。
世子と公主とは親しいようです。おそらく考え方も同じなんでしょう。仁祖に意見を述べる世子が、公主のように見えます。
でも、もう一人の王子ポンリム大君は、ちょいと違うタイプのようですね。
兄の世子とはとても親しいのですが、公主とはソヒョン世子ほどには・・・って感じ。
父仁祖が少々敬遠している公主と世子が親しいことに一抹の不安を持っているようです。
公主が世子と共に館に入るのを、一足遅れてやって来た仁祖が遠くから見詰めているのをポンリム大君は気付きましてね。
その父の表情が曇っているのを、見逃しませんでしたから。
結局、昨晩と今朝食べました。
で、上の様な量しか残っていない事を考えると、
美味しかったってことです
オンマにも少々お裾分けしましたが、残りは二人でがっつり食しましたよ。相変わらずの大食いだと認識した次第です
賞味期限は3日ということで、食べきれるか、ちょいと焦った自分がお恥ずかしい・・・
ミミまでふんわり柔らかく、中はしっとりとしてます。
キメが細やかですね。
お店の方の助言に従って、むしって焼かずに食べました。
かみしめるとほんのり甘く、一瞬酵母パンのような味を感じましたが、気になるほどではありません。
いえね、私、あんまり酵母パンが好みじゃ無いので。
で、結論。
口コミ、評判は正確でした
ちょいとお店が遠いので、機会があったら、又購入したいと思います。
目先の変わったプレゼントにも良いかと。いえ、決してお店からの回しモノじゃありませんよ。
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ギュマンは逮捕されました。
やっぱりナム会長がヘリコプターを止めたようです。
でも、やはり検察やら判事やらに手を回し、ギュマンを何とかして釈放に持って行こうとしています。
こう言う時のために、以前からお金を賄賂として贈っていたわけですからね。その恩を返してもらおうということです。
ヨギョンは家を出ました。海外に行くようです。
その前に、父ナム会長に話をしました。
自分がギュマンの密航について検察にばらした・・・と言いました。
そして、ギュマンがこうなってしまったのは、全てナム会長の所為だと。
「平気で人を殺すような2人には嫌気がさしたわ。」
さようなら・・・と父が呼んでも振り返りもせず、出て行きました。親が子供に捨てられた恰好です。
ジヌは、これまで集めて来たイログループの違法行為の資料、ギュマンの悪事の証拠等々を、イナに渡しました。
そして、チョルジュにも証言を求めました。アン秘書以外にも証言をしてもらう事が重要だと考えたのです。
チョルジュが出所した後、ギュマンが出てきたら、きっと殺されるぞ・・・とジヌは脅しました。それを防ぐためには、ギュマンに長い間刑務所に入っていてもらう事が必要だから・・・と。
なるほど、納得できる理由ですね。
ギュマンは、面会に来たアン秘書に自分に有利な証言をしてくれと言いました。
でも、アン秘書は自首するつもりでいます。それに、もうそんな嘘を付きたくありません。きっぱりと断りました。
「お前の所為で寂しい人生を送ってきた。今まで孤独だったよ。元気でな、友よ。」
そう言って出て行こうとするアン秘書を、縋る様な眼で見つめるギュマン。
「バカ野郎。孤独なのは自分だけだと?」
と、アン秘書が出て行ったあと、呟くギュマンでした。彼も充分分かっているのです。自分には味方をしてくれる人は一人もいないことを。豪華な食事を広いレストランでとるけど、その周りには温かい空気は無く、冷たい殺風景な光景だけが静まり返ってあるだけでした。
初めて見せたギュマンの寂しさです。
ギュマンの裁判が始まりました。
驚きました。判事が代わっていたのです。今度の判事は、イログループの息がかかっている人物です。
イナの主張は、ことごとく退けられました。
ほくそ笑むギュマンとホン元部長検事。
ところが、休廷中に空気が変わりました。
ジヌが、判事にある事実を知らせたのです。ナム会長やホン元部長検事と関係があるチャン次官が、収賄容疑で逮捕されたというニュースです。
自分に火の粉が飛んでくるのを防ぐためにも、公平な判断を下さなければならなくなりました。
それはすなわち、イナの主張を認めると言う事です。
だって、ホン元部長検事の主張は、無理がありますもんね。
クァク元刑事、ジェヒョクをアルツハイマーだと診断した医者等の証言がサイン入りで提出されました。
全てギュマンに脅されたりお金をもらったりして偽証して来たという内容です。
トドメは、ジヌでした。
アルツハイマーだから、証言に信憑性は無いと主張したホン元部長検事。
でも、イナが症状はまれにしか出ないから大丈夫だと主張したのを認め、ジヌを証人席に座らせました。
ジヌは、父ジェヒョクの濡れ衣の一件から、無実だと証明するまでの自分とギュマンとの戦いを詳細に述べました。
ギュマンは怒りを抑えきれずに、思わず立ち上がろうとしました。
でも、ホン元部長検事に抑えられました。
もうねぇ、ここまで証拠が上がって証人が出てきたら、反対尋問なんぞ、する意欲もうせてしまうってもんです。
結局、ホン元部長検事は、反論らしい反論も出来ないまま、結審し、ギュマンに死刑が言い渡されました。
皆ほっとしました。やっと終わった・・・と。
でもね、気持ちが清々したかと言うと、そうじゃないんですね。人に罰を与えると言う事は、自分にも何かしらの傷ができるということでしょうか。
ギュマンは一瞬呆然とした表情を見せましたが、次の瞬間、裁判長に向かって暴言を吐き、ジヌに向かって掴みかかろうとしました。
刑務官に取り押さえられ、そのまま刑務所に収監されたのです。
ギュマンにとって、残る頼みの綱は父ナム会長だけでした。
いつかは父が助け出してくれると思っていたようです。
でもね、ナム会長は、息子に対しても冷たく当たりました。役に立たない人間は息子だとしても容赦なく切り捨てる人だとパク弁護士が言った事が当たりました。
もう、お前は息子では無い・・・。
そう言ったのです。
流石にこの言葉にショックを受けたギュマン。全てが終わったと感じました。
そして、自殺してしまったのです。
結局、彼にはこれしか無かったように思います。生きて罪を償うなんてこと、頭の隅にも無かったのでしょう。
息子が死んだと連絡を受けたナム会長。
流石にこの時ばかりはショックを受けて言葉も出ませんでした。
やはり息子なんです。血を分けた・・・。失うなんてこと、おそらく考えた事は無かったでしょう。自分が見捨てたとしても・・・。
ホン元部長検事は、ナム会長を裏切りました。
イログループはこの一件で傾き、もう危うい状態になっていました。
そうなったら、一刻も早く沈む船から逃げ出さなくては・・・ですよ。
タク検事に様々なナム会長の悪事の証拠を渡し、自分は別の会社の顧問弁護士となりました。
ナム会長は、逮捕されました。
でもね、逃げたつもりでも、そうは問屋がおろしません。
タク検事は、次にホン元部長検事を捕えようとしました。それにはイナが適任だと思い、任せました。
イナは、逃げ切ったと有頂天になってるホン元部長検事を逮捕しました。
これで悪役たちは皆舞台から降りる事になったのです。
ジヌは、ほっとはしたものの、すっきりはしませんでした。
パク弁護士が、これからは身体の事を考えろと言った時、ジヌは静かに言いました。
「あんたを忘れてしまったら、知らないフリをしてくれ。記憶を失う前に頼みたい事がある。」
事務所の事でした。
自分が居なくなった事務所を、引き継いでほしいと言う事でした。そして、お金の無い依頼人こそ、大切にしてほしいということでした。
その時は突然に来ました。
いつものように、納骨堂で一緒になったジヌとパク弁護士。
話しかけたパク弁護士を見るジヌの目が・・・。初対面の人を見る目になっていました。
でも、昔、パク弁護士が試験に合格した時の事は憶えていました。自分も弁護士なんですよ・・・と明るく言うジヌ。
パク弁護士は泣くのを必死に我慢しました。
去り際、ジヌが問いました。
「弁護士が同業者に使う最高の褒め言葉は何だと?」
「“私を弁護してくれ”じゃないか?」
あなたを見てたら、その言葉を何故だか思い出しました・・・とジヌは明るく笑い、去って行きました。
残されたパク弁護士は、泣きました。一人で声を出さずに泣きました。
泣けたわ~っ
ジヌは、忘れたい記憶と忘れたく無い記憶の両方を書いたノートを持っていました。
忘れたい記憶のノートだけを燃やしました。
そして、ジヌの姿が消えました。
事務所には、ジヌが時々録画していた動画がありました。
その時々の思いを録画していましてね。最後の映像は、イナや他の親しい人たちに宛てた言葉になっていました。
そして1年が経ちました。
ジヌの行方は分かりません。敢えて探していなかったのかもしれません。
ある日、イナはあの場所でジヌと会いました。
初めてkissした場所です。ジヌとジェヒョクの思い出の場所でもあります。
イナだけは忘れないと語っていたジヌですが、やはりイナを見ても微笑むだけで憶えてはいませんでした。
目が合った時、微笑んでくれたので、もしかしたら・・・と思ったイナですが。
つい呼びとめてしまいましたが、結局、よく似た人と間違ったとイナは知らないフリをしました。
掛けてあったカードの言葉を読みました。
“失った記憶は君が持っているだろう。その記憶を永遠に忘れないでほしい。君の幸せをいつも祈ってる”
ジヌは誰かを愛した記憶は残っているのでしょうか。ただ、名前も顔も憶えてはいないんだけど・・・。
イナは後を追いました。
そして、ジヌの母の形見の指輪を通したペンダントを見せました。
これ、憶えてる?・・・と。
でも、ジヌは答えました。いいえ・・・と。
もしかしたら、記憶が一瞬でも戻るかと期待したのかもしれません。ジェヒョクがそうだったように・・・。
無理でした。
それでもイナは、ジヌの後ろを付いて行きました。
ゆっくりと明るい笑顔で坂道を上って行くジヌの後を・・・。
ラストのジヌの表情が本当に明るくてね。一切曇りが無い明るさなのです。
だから余計に泣けましたよ。
身近にアルツハイマー患者を見て来た私は、現実はこれほど美しくは無いと知っています。
でも、こうあってほしいと願うツクリで良かったと思いました。
それにしても・・・。ユ・スンホくん、大人になったねぇ。子役時代と変わらない容貌なんだけど、凛々しい大人の男性に成長したなぁと知り合いの男の子を見る目で見てしまう私です。
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マスコミの影響は本当に大きいです。
裁判の事は知らなくても、TVやネットで流れた動画は、たくさんの人が見ました。
世論の力は大きいのです。
社内でもギュマンに面と向かって批判はできないけど、陰口をたたき目引き袖引きして噂しています。
一人の男性社員がギュマンが後ろにいるのに気が付かず、あれこれ批判してしまいましてね。勿論、その場で散々に暴行されたのです。それを、他の社員が動画に撮って、これまたネットに流すと言う事態になりました。
結局、ギュマンは自分で自分の首を絞めてるのと同じです。
ナム会長も頭が痛い事です。
タク検事の潜入捜査も、この日で終わりました。
ギュマンの事件だけじゃなく、会社ぐるみで隠ぺいして来た様々な悪事が、タク検事の手で暴かれる事でしょう。
そして、ギュマン自身の裁判の担当検事がイナになったことで、もうお金で操る事も出来なくなりました。
全ての検事がホン元部長検事のように、お金で操れる人ではないのです。
タク検事のように正義を貫こうとする人も多いと言う事が分かってホントにほっとしました。やっと気持ちが軽くなりましたよ。
見てて重かったもんね。
担当の判事と検事を替えろとナム会長はホン元部長検事に言いましたが、もうこれほどまでに事態が悪化してしまうと、誰も引き受け手はいません。
今のまま裁判を受けるしかありませんでした。
で、せめて社会的に立場を回復しようと、ナム会長が直々マスコミの前で謝罪しました。
ギュマンを全ての役職から退かせ、謹慎させる・・・と頭を下げたのです。
パク弁護士は、鼻で笑いました。本心じゃ無い事は充分分かっていますから。
ジヌは、アン秘書に証言してもらいたいと考えました。
彼が一番ギュマンの傍にいたわけですからね。彼以上にギュマンの罪を分かってる人はいません。
ところが、この時、アン秘書と全く連絡が取れなくなっていたのです。
カン判事は、すぐにギュマンが何かしたと思いました。
で、ギュマンを直接問いただしましたが、しらばっくれました。
パク弁護士は、真っ当な方法じゃ時間がかかるだけだと考え、サンホに手下たちを集めさせました。
で、ギュマンの動きを探り、監禁場所に乗り込んだのです。
パク弁護士、一人じゃ敵わないよね。ぼこぼこにされちゃって、口だけは元気だけど・・・って感じになりましたよ。
でも、結局、サンホと手下たちが駆け付け、アン秘書を助け出したのです。
アン秘書も、監禁されている間、決してギュマンの要求には応じませんでした。もう罪を重ねるようなことはしないと固く誓っていたのです。
でもね、助け出されたアン秘書なんですが。
証言はしないと言いました。ギュマンが怖いから・・・と。
よほど怖い目に遭って来たんでしょうね。ギュマンと言う人間は、人の情というのが全く無い人間だと、充分分かっているからでしょう。
ジェヒョクの再審裁判が始まりました。
証言に立ったクァク元刑事。
彼にもまたイログループの手が伸びていました。有利な証言をしてくれたら、すぐにでも釈放してやる・・・なんてね。
一瞬、また裏切るのかと思いましたよ。
実際、多分一瞬は心が揺れたでしょう。でも、結局、クァク元刑事もナム会長父子の悪事、法をも恐れない終わりの無い悪事に加担するのが嫌になっていたのだと思います。
刑務所の中で更生が出来ているようです。
ジェヒョクに対して、脅迫して嘘の自白調書を書かせたと証言しました。
ジヌは本当の凶器も証拠として提出しました。
ただ、出所は言えない・・・と。そうなると、証拠として扱われないことになります。
検事もそう主張しました。
その時、アン秘書が法廷に入って来ました。
思いなおしたのです。
きちんと証言しようと・・・。
アン秘書の登場は、ギュマンにとって致命的となりました。
犯行の現場は見ていないにしても、直後にギュマンから始末を命令されたこと、万が一、自分に罪を着せられた場合の為に凶器をすり替えた事・・・等々。
アン秘書の証言は生々しいものでした。
凶器に付いている指紋はギュマンの物であり、血痕等は被害者のモノだという科捜研の鑑定書があります。
もう、動かしようのない事でした。
結局、ジェヒョクに、無罪が言い渡されました。
裁判長たちはジヌに向かって深々と頭を下げました。
ジヌ・・・全てが終わったと感慨深げでした。
でもね、ギュマンがそう易々と捕まる筈ありません。
ホン元部長検事の助言で、ナム会長にも内緒で中国に逃亡しようと企てました。
中国で死んだ事にし、ほとぼりが冷めた頃、別人として帰国するというのが、彼らの計画でした。
でもこの計画、ヨギョンが耳にしましてね。
パスポートも見つけましたし。
イナに報告したのです。せめてもの償いでした。
イナたち検察が逮捕に向かった時、既にギュマンは行方をくらましていました。
でもね、結局、追い詰められたのです。
乗ろうとしていたヘリコプターが、ギュマンの前で飛びました。
もしかしたら、ナム会長の指示かしら?
一人だけ逃げようとした息子を、ナム会長は許すような人間じゃないのです。
決着がついたようですが・・・。
あと1話で、何がどーなる
先日うどん遍路の帰り道、ふと見かけた“高級生食パン『乃が美』”の看板。
パン大好きな私としたら、試してみなきゃ・・・と思いましてね。
でも、ちょいと遠いし・・・と思っていたら、地域のフリーペーパーにそのお店の広告が
全国的に有名店だったんですねぇ。
全く知らなくて・・・
一応、電話で取り置きをお願いして、愛車を飛ばして行ってきました
お店の中は、このような
袋だけが棚に並ぶ、ちょいと見にはパン屋さんとは思えない風景。
そう言えば、あんまりパンの香りもしなかったような・・・。
それでも、ひっきりなしにお客さんが訪れて、何本かまとめて購入されてました。
私はとりあえず、1本、864円也。
通常私が買ってるパンと比べると倍以上の金額。
期待値がです。
まだ食べてません。
今晩にするか、明日の朝にするか・・・
むしって食べるのが美味しいとか。
塊のパンをむしって食べるなんて、なーんて贅沢
お味は、後日、報告いたします。
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悲しい事は、ジヌのアルツハイマーだけにしてほしいわぁ・・・。
今話から、少しずつ反撃の様相を呈して来たけど・・・。まだ後2話あるもんねぇ。
ジヌ自身、自分が何を言ったのか、分からなかったようです。混乱している時の記憶は正常になると憶えていないのでしょうか。
カン判事は、何かを察し、休廷を宣言しました。
無理だったら代わるから・・・とイナはジヌに言いました。
ジヌは、大丈夫だと言い、パク弁護士に会いに行きました。
大丈夫か?・・・とパク弁護士は聞きました。
知られた事を察したジヌは、弁護士を代えても良いと言いました。でも、パク弁護士にとって信じられる弁護士はジヌただ一人です。代えるなんて、あり得ません。
審理が再開されました。
ジヌは、検事側の証人として出廷したペ刑事からも、パク弁護士に有利な証言を引き出しました。
ジヌはサンホと共に真犯人をおびき出す手を打ちました。
ジュイルが意識を取り戻したら、真犯人にとっては最悪です。現に、ナム会長は、ジュイルを確実に殺せと命じていました。
だから、ジュイルの意識が戻ったと情報を流し、襲わせたわけです。
まんまと罠にハマった真犯人は、サンホとジヌ、そして警察が待ちかまえるところに現れましたよ。で、即、逮捕です
それが検事に報告され、もうパク弁護士を犯人として起訴する事は無理となりました。
検察はあっさりと起訴を取り下げました。
無罪が確定したのです。
「お前への借りはどう返せば良い?」
と、パク弁護士がジヌに言いました。
返せないし、清算する気も無い・・・とジヌ。
以前は、依頼人を法廷に立たせないのが良い弁護士だとパク弁護士は言っていました。
でも今は変わった・・・と言いました。
「被告席に座っているとお前が隣にいるだけで心強かった。唯一自分を信じてくれる人。自分の代わりに人生をかけて戦ってくれる人。それが最高の弁護士だろう。」
後はお前との契約を守るだけだな、お前がそうしてくれたように、俺も最後まで戦う・・・と。
ジュイルの意識がほんの少しの間戻りました。
パク弁護士を父親のように見つめ、言いました。
お前に会ってから行こうと、我慢して来た。済まんな・・・と。そして息を引き取りました。
パク弁護士が正式に無罪となり、ジヌの再審請求が出されました。
ギュマンは激怒し、大暴れですよ。
その足でジヌのところに行きました。既にギュマンはジヌがアルツハイマーだと言う事を知っています。
それを持ち出し、散々嫌味を言いました。
そしたら、ジヌはギュマンの病気を持ち出しました。“衝動制御障害”なんだそうです。
あのヒステリックで誰にも抑えられない暴れ方は、それだったんですね。勿論、本人は知ってますし、治療も受けています。
全く効果は無いようですが・・・。
「可哀相なヤツだ。そんな生き方をしてるから誰も信用できないんだ。よく周りを見てみろ。味方がいるか?」
思わず口ごもってしまったギュマン。思い当たる事が多々・・・でしょう。
「ナム・ギュマン。記憶を失う前にお前を消してやる。」
ホント・・・、この作品って、敵に対して宣戦布告をしまくると言うか、手の内をひけらかし過ぎるよね。
何度も書きますが・・・。
パク弁護士の前にペ刑事が現れました。
父親の病気治療の為にナム会長からお金を貰って裏切ってしまったわけですが。
完全に言いなりじゃなかったみたいです。パク弁護士の父の事件の証人ハ社長を海外に行かせたと言っていましたが、実は密かに匿っていたんです。
これはもしかしたら、パク弁護士の為にと言うより、万が一の時の自分の為の保険だったのかもしれませんけどね。
その事をパク弁護士に打ち明けました。
ハ社長は、やって来たパク弁護士に、証人になると言いました。
ある日、イナがジヌを誘って両親のピザ屋に行きました。
そこではハヨンが働いています。匿っていたのです。
ソン弁護士、ヨン事務長も一緒に食事を始めたのですが、その時、またジヌが混乱しちゃって・・・。
父が生きているかのような発言をしたんですね。
皆、凍ったようにジヌを見つめました。
弁解が出来なくなったジヌは、そのまま店を出て行きました。
そのまま行方が分からなくなってしまいました。
事情を知ったイナの母は、いますぐジヌと離れるよう言いました。娘が苦労するのは目に見えてます。
周囲の者がどれほど苦しむか、皆分かっていますからね。
でも、イナは自分が傍にいる・・・と聞き入れませんでした。
ギュマンはアン秘書に、再審を止めさせるよう手を打てと命じました。
でも、アン秘書は、もう止めよう・・・と言いました。自分も一緒に罪を償うから・・・と。
そして、いつものように暴力を振るおうとしたギュマンの手を掴み、叫びました。
「お前の尻拭いはもううんざりだ。自分で解決しろ!」
そのまま部屋を出て行きました。
でもねぇ、ギュマンがそのまま収まる筈は無く。
これまでのアン秘書の言動、カン判事の言葉を思い起こしてみると、本当の凶器がジヌの手元に渡ったって事が容易に推察出来ました。
ナム会長の下で裏の仕事をしている者を使い、あっという間にアン秘書を捕まえ、監禁してます。
死にたくなかったら、ジヌの元から本当の凶器を盗み出せと命じました。
イナは、父との思い出の場所でジヌを見つけました。
ジヌは言いました、これ以上迷惑をかけたくないと。
考えてみれば、ギュマンのことも、病気のことも、イナには全く関係ありませんよね。
自分の為に検事を辞めたことも気になっていたようです。
「同情しているだけだと思ってるの?」
と、イナは言いました。
あなたが辛い時、何もして上げられない自分が情けなかった・・・と。
「とても怖いと思うけど、あなたは一人じゃない。これからは私が傍にいる。」
「君の名前、君の顔を憶えていられる時間もあまりないんだ。」
平気よ、ジヌ。私が記憶してあげる・・・とイナは言いました。
ジヌはそっとkissをしました。
ヨギョンは突然海外に行かされる事に。
兄ギュマンの仕業かと思ったら、なんと父ナム会長の意志だと言うじゃありませんか。
自分は切り捨てられたと、ヨギョンは思いました。
そして、ジヌとイナのところに行き、兄の代わりに・・・と謝ったのです。そうしたからと言って何も変わりはしないんですけどね。
そうせざるを得ない思いに駆られたのでしょう。
そしてそして、何と裏切ったと思っていたタク検事が、ジヌとイナからの依頼で、イログループに潜入捜査していたことが分かりました
イログループの中でのホン元部長検事の立場を弱くするような活躍ぶりだったんですけど。
あれは全てナム会長の信頼を得るためだったようです。
その所為で、使い道のある人物だと認められ、グループの内情を充分調査できる立場になっていたようです。
様々な悪事を調査し、証拠を掴んだようで、そろそろ潮時と見て、本性を明かそうって感じです。
ジヌもいよいよ本気を出し始めました。
手始めにしたのは、パク弁護士がジュイルが残して行った例の動画をマスコミに流す事です。
ジョンアを殺したと自白してる動画です。一応顔にモザイクはかけてますが、見る人が見たら、ギュマンとチョルジュだということは一目瞭然です。
流石にナム会長も衝撃を受けました。
そしてもう一つ彼らにとっては思いもよらない事態が。
ギュマンの裁判の検事を自分たちの息のかかった者に替えるようタク検事に指示していたのですが。
タク検事が決めたのが、なんとイナ
検事に復帰したようです。
さぁ、やーっと視聴意欲が湧いて来ましたよ。
やられてばかりで気が滅入ってましたので。
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パク弁護士事務所からは、凶器も出て来ました。
勿論、ナム会長の命令で何者かが密かに置いて行ったのです。
ペ刑事は全てを承知でイログループに寝返ったのです。
パク弁護士は、ショックを受けました。
お金のもとでは誰もが簡単に意志を変えられるということです。
パク弁護士の弁護を引き受ける者がいません。
サンホは無理を承知でジヌに頼みに来ました。無実だから・・・と。
でもね、ジヌ、流石に引き受ける気にはなりませんでした。
ただ、イナはジヌが気にしている事に気づ来ました。パク弁護士が無実だと察しているからこそ、迷っているのだと。
カン判事は、少しずつジョンアの事件の調査を進めていました。
証拠も集まっているようです。
偶然ヨギョンに会ったことから、それとなく話をしました。今現在裁判中の事件以外にも罪を犯している・・・と。
ヨギョンにも、それがジョンアの事件だとすぐに分かりました。
ヨギョンは兄からジョンアを殺したと直接聞いていましたが、考えないようにして来たようで。
だけど、カン判事が調べていると言う事は、それが確実に立証される可能性が高いということです。
思わず、父ナム会長に訴えてしまいました。いつまで兄を庇うのか・・・と。
でも、ナム会長の反応はヨギョンにとっては意外なモノでした。ヨギョンを責めたのです。兄を庇うどころか邪魔をしようとするなんて・・・と。
ヨギョン、ショックでした。父もまた兄と同じように罪を覆い隠そうとしていると。
ギュマンは、パク弁護士の面会に行きました。
いい気味・・・ってな感じで嫌みの一つでも言ってやろうと思ったんでしょうね。
ここでまた、パク弁護士が言わなくても良い一言を言っちゃったよ。ジヌがギュマンの犯罪を一つ一つ暴こうとしている・・・なんてね。ジヌが襲われるとか、思わないのかね
ホント、この作品は、一言多いんだよなと感じる事が多いです。
ジヌはイナの助言もあって、パク弁護士の弁護を引き受けることにしました。
そんな時、カン判事が、ジョンアの事件の凶器・・・本物の凶器をジヌの元にもって来ました。指紋と血液に関する科捜研の調査書も添えて。
ジヌが持っている事が一番良いだろうと考えたのです。
ジヌはショックを受けました。
再度、再審請求をすると決意しました。
ギュマンの薬物使用と暴行致傷に関する裁判の2審が開かれました。
ギュマン側は、ハヨン以外の被害者ミニを証人として召喚していました。
あらかじめ、ミニに大金を渡し、偽証を強要してありましたから、ホン元部長検事もギュマンも意気揚々って感じです。
でもね、イナとハヨンは何度もミニの元に足を運び、説得していたのです。
ミニはギュマンに暴行されたこと、ハヨンも同様で、おまけにギュマンは大金で偽証を要求したとまで証言。
前回提出されていた動画を裁判長が証拠として有効と判断していたため、ギュマンの形勢はもーっと不利に。
怒るナム会長に、ギュマンはホン元部長検事の手際が悪いと責任転嫁しようとしました。
でも、今回ばかりはナム会長も息子にきつく当たりました。お前に会社は任せられないと激怒し、裁判が終わるまで自重しろと命じました。
ギュマンの怒りがどこに向かうかが心配・・・。
パク弁護士の1審が始まりました。
ジヌは検察側の主張をことごとく否定し、優位に立つかと思われたんですが・・・。
検事が“凶器”と言う言葉を使った時、先日カン判事が持って来た父の事件の時の真の凶器の記憶が甦って来たんです。
そうなると、記憶が混乱し、現実と過去とが分からなくなってしまったのです・・・。
ジヌは今この場が、父の裁判だと錯覚sきてしまいました。
パク弁護士も、検事も、カン判事も、突然ジヌが何を言い出したのか・・・と驚きの表情です。
ただ一人、傍聴席のイナだけがその状況を察していました。
とうとう・・・と涙があふれそうです。
えーっジヌ、いったいどーなるの
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反乱軍は、奇襲が仕掛けられる場所を特定していました。
松明の明かりを確認していたのです。
そーよねぇ。あの灯りの無い時代、松明ってぇのは物凄く目立つ筈。以前から、夜の行軍をしてる時、密かに・・・とか言いながら、松明を掲げてるシーンが多々ありましてね。そのたびに、あれじゃぁ、秘密裏の行動は無理だろ・・・と一人突っ込みを入れていた私なんです。
いざ、奇襲・・・と言う時、宮廷の方角から角笛の音が。
これは、有事の際に兵たちに招集をかける時に吹かれたモノで、この場合は、反乱軍にジュウォンたちの動きが察せられたと考えられます。
ジュウォンたちは作戦を変更せざるを得ませんでした。
ジュウォンとジャギョン率いる鳥獣部隊が反乱軍を誘導しているうちに、隙をついてイヌとチョン・チュンシン率いる訓練都監の兵たちが宮殿を奪い返すという策です。
ジュウォンは、鳥獣部隊の兵たちに、言いました。
最小限の攻撃にしろと。出来る限り殺すなということです。
だから、足や手を狙って撃ったのですが、相手は容赦ありません。
火薬を装填している間に、次々と襲われ、鳥獣部隊はどんどん倒れて行きました。
なかなか合図が出なくて、イヌたちは宮殿に攻め入る事が出来ません。
イヌは気が気じゃありませんでした。こうしている間ににも、ジュウォンたちの命が危機に瀕しているのは間違いないからです。
ようやく合図が
イヌたちは一気に宮殿に攻め込み、あっという間に制圧しました。
イ・グァルたち反乱軍は勢いに任せて鳥獣部隊の後を追っていましたが、ふと気づくと、宮殿の方角から狼煙が。
奪回された・・・と分かると、反乱軍の兵士たちは次々に剣を捨てて逃亡を図りはじめました。
自ら軍は崩れてしまいました。
反乱軍は、最後に公主を人質にとって抵抗しようとしましたが、イヌたちが攻め入ると、あっけなく解放しました。
イ・グァルは、結局、自軍の兵の裏切りによって殺されてしまったようです。
公主はジュウォンが心配でなりませんでした。
大殿の前で立ち尽くす公主の前に、ジュウォンが駆け戻って来ました。血だらけです。
公主は、その姿を見て、如何に激しい戦いだったかを察しました。
仁祖やジャジョムも、戦いの行方をはらはらしながら待機していました。
勝利したとの報告を受け、本当にほっとしたようです。
そして、何事も無かったかのように、いけしゃしゃあと宮殿に戻って来たのです。自分たちが取り戻したという顔をしてますよ
いくら仁祖が大殿の前に立って感慨深い表情を浮かべたとしても、なんだかなぁ・・・って感じです。
大妃は、悔しくて仕方がありません。
勿論、公主も同じ気持ちだったでしょうし、他の者たちも、皆同じ気持ちでした。
逃げたくせに・・・ですよ。
なのに、戻るなり、残った重臣の中にイ・グァルに同調した者がいるとかで処罰しようなんて言うんですよ。
人を罰する資格なんて無いくせに
都元帥は、イヌを罰しませんでした。
彼も、今の政治が良いとは思っていないのです。でも、命令には従うのが軍人の在り様で・・・。
そのジレンマにあったわけです。
本来ならば、イヌは処刑される罪を犯した事になります。でも、都元帥はこの事を上に報告することはありませんでした。
命をかけても国を守ろうとした軍人としてのイヌを失いたくなかったのです。
ジョジャムは、公主たちに勢力を奪われないためにも、策を立てなくてはいけなくなりました。
領議政たちは手薄になった国境警備を一日も早く立て直す事が先決だと主張。
でも、ジャジョムは、都を守る事が大事だと仁祖に言ったのです。
結局、仁祖はジャジョムの意見をとりました。都の警備を強化したのです。
仁祖は、この一件を通して、少しだけ成長したようです。
公主をはじめとした宮廷に残った者たち、そして民は皆自分を蔑んでいるに違いない。
私欲のために仁祖についているジャジョムや重臣だけど、彼らを失ったら自分の味方はいなくなるわけで。
本当に良い王になりたいと思い始めた仁祖は、王権を強化しないと自分が思うような政治はできないと思ったのです。
その為に、味方を増やし、権力を強化し、そうなってから国境警備に力をいれる・・・と。
ジャジョムたちの意見を採ったことを抗議した王妃に、仁祖はそう言いました。
そんな時間無さそう・・・。
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華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第四章 |
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イ・グァルは、後金が国境を越えて攻め入って来るのを覚悟の上で、軍を率いて反乱を起こしたのです。
明は頼りにならないと考え、後金と手を組んでも良いと思ったのですね。
自分を統治者として認めてくれたら・・・。
仁祖は重臣たちの言うがまま避難したものの、都が宮殿が反乱軍の手に落ちたと聞くと、やはり焦りました。
一緒に逃げた重臣たちは対抗策を出せずにいます。
いったいこの先、どーなるのか、策はあるのかと仁祖は苛立ちました。
重臣たちも、兵を集めて対抗しようと考えないわけじゃなかったのです。
でも、肝心の兵が集まらないのです。民は自分たちを捨てた王のために兵となって戦おうとは思いませんよね。
その上、一緒に避難した兵の中からも、脱走者が出ているとかで、統率がとれないのです。
そのうち、後金の軍が国境に移動を始めたとの知らせが入りました。
国境を越えて侵入されるのも時間の問題だと思われました。そうなると、国境を守る兵がいないのですから、国が後金に奪われてしまうのも時間の問題でしょう。
ジュソンやジャジョムも、策を考えあぐねていました。
元々彼らは明寄りの立場をとっています。後金が国を奪うようなことがあると、自分たちの命は無いと思わなければいけません。
キム・リュなんぞ、明に逃げようかなんて事を言いだしてますよ。
仁祖を守る考えなんぞ、微塵も持ってないのです。
ジュソンとジャジョムは、訓練都監の火器を反乱軍との戦いに使おうと考えました。
反乱軍とは言え、自国の兵に対して・・・です。火器の威力が凄い事は充分分かっています。
死者が多数出る事は確実です。精鋭部隊を失う事になるのです。
イヌは反対しました。
でも、自分たちの命を守るのが先決だと彼らは言うのです。
この策を聞いた仁祖もショックを受けました。
とうてい許可する事は出来ないと言いました。でも、もう今は重臣たちの意見に最後まで反対することは出来ないのです、仁祖には。
仁祖が押し切られる恰好で、訓練都監の出撃準備が始まりました。
仁祖は準備を見つめながら重い気持ちでいました。本当にこれしか策は無いのか・・・と何度も何度も自分に問いました。
王座の重さをひしひしと感じていました。
誰よりも自分は優れていると思っていたのに、王宮から逃げ出し、自分の兵と民を討つ王になり下がろうとしているわけですから・・・。
光海君が王座を奪われ、自分に対して跪いた時の言葉を思い出しました。
光海君は、仁祖の事をならず者だと言いました。ならず者に王座を譲った事が一番の自分の罪だと。
そして、言ったのです。
「お前はいずれ痛恨の敗北を招き、この国に暗黒の時代を築くことになるだろう。ゆえに、一つだけ憶えておけ。私はお前に跪いて王座を譲る形になるが、お前はこうした恥辱を味わう君主にはなるな。今日の私を忘れるな。」
公主がイ・グァルに出した条件とは、反乱軍の半分の兵を国境に引き上げさせろということでした。
つまり、まずは国境を守れということです。
それを守ったら、自分は民の前に出て反乱軍を指示すると伝える・・・と言いました。
反乱軍の中でも意見は別れました。
公主と同じように、本来自分たちは国を守る兵なのだから、後金の侵入に備えるのは当然という意見と、これは公主の罠であり、信じることは出来ないと言う意見です。
そして結局、イ・グァルは条件を拒否したのです。
イ・グァルは、大妃やジュウォン、そして他の公主を指示する者たちの命を盾に、公主の協力を強要したのです。
まずはジュウォンが刑場に引きずり出されました。
こうなることは、ジュウォンは予測していました。だから、公主にあらかじめ言ってあったのです。
決して揺らいではいけません・・・と。自分の意志を貫くように・・・と。
でもね、見捨てるなんてことできませんよ。
反乱軍と共に歩むことは出来ないのだと改めて悟ったのです。これから戦っていかねばならないのだと。だとしたら、味方を失うわけにはいきません。今、敗北を認める形になろうとも。
公主が引き下がり、大妃もまた認める旨の教示を書いたようです。
反乱軍は、宣祖の王子である興安君を王として担ぎあげました。
酒宴を開き、大騒ぎする反乱軍です。
その頃、公主たちも巻き返しを図っていました。
ジュウォンが密かに王宮殿を抜け出し、火器都監の職人たちと一緒に、チョン・チュンシンと合流していました。勿論、火薬も運び出していました。
ゲリラ戦をしようと考えていたのです。
チョン・チュンシンと言う人物は、イ・ウォニクと志を共にしていたイ・ハンボクが目をかけていた人物で、充分に信頼できる者です。
彼に鳥獣部隊を任せようと考えたのです。
犠牲者を最小限に食い止めたいという公主たちの思いも伝えました。
そして、いよいよ・・・と言う時、またまた邪魔ものが。
仁祖が命令を下した都元帥がイヌたち訓練都監の兵と共にやって来たのです。
彼らは、反乱軍を皆殺しにしても良いと言う指示を受けていました。
チョン・チュンシンやイヌがいくら説得しようとしても、王の命令は絶対という頭の固さゆえ、聞き入れません。
朝になり、出陣となった時、思いあまったジュウォンが、都元帥の首に刀を突きつけました。命令を撤回してください・・・と。
それを防げと言われたイヌも、同じ行動に。
さぁ、どーする、都元帥。
その頃、イ・グァルも異変に気づいていました。
ジュウォンの姿が見えないばかりか、火薬も消えていると言う知らせが入ったのです。
公主やミョンギルに剣を突きつけましたが、白状させることは出来ませんでした。
さぁ、決戦