前回の記事は、こちらから。
ソルは超豪邸に入りました。まだ皇女とは認められてないんですけどね。これは、国民投票によって決定するわけです。
いつのまにかヘヨン祖父は、こんな宮殿を用意していたんですね。中には、豪華な調度品に、ドレス、靴、バッグ等々。最初は驚き嬉しくなったソルなんですが、それはすぐに空しさに変わったようです。
こんな大きな宮殿に住んでいるのは、自分一人なんですから。家族と呼べる存在がいないのですから・・・。
初日、宮殿に入ると、そこには養母が待っていました。
養母だって、ソルが皇女だなんて思いもよりませんでした。問題児とも言えるソルですが、とっても愛して育てたんだと言うことが二人の関係を見ているとよくわかります。
だから、こんなところに娘一人残して帰って行かなくてはいけないと言うのが、とても心配だし、悲しく寂しい思いだったんです。
ヘヨンは…と言うと、相変わらず皇室再建には反対の立場です。テハングループの財産を皇室に返上する・・・と祖父が決めたため、彼の持ち物の内、祖父の財で買ったものは、全て取り上げられました。
カードも停止です。
今履いてる靴にまで赤札を貼られて、もう、完全に頭に来てるヘヨン。
ガラガラ一つ引っ張ってマンションを出る羽目になりました。
ソルに電話して、
「皇女と結婚するという記者会見をしてやる。」
などと嫌がらせを言うヘヨン。
焦ったソルは、丁度その時、宮殿を訪れていたジョンウに協力してもらって、宮殿を抜け出すことに成功。ヘヨンのところに駆けつけようとしました。
ところが、その姿を、例の食事担当のお兄さんコニ=イ・ギグァンくんに見つかっちゃいまして、事情を知らないコニが拉致だと勘違いして追っかけてくるんです。
で、慌てたジョンウは、道端の工事中の車止めに突っ込んじゃいました
病院に担ぎ込まれたソル。ヘヨンも駆けつけました。ジョンウが連絡したのかな?
大げさに痛がってるソル。それを
“仮病だ”
・・・と、あまり信用してないヘヨン。
で、子供の急患が来たものの、ベッドの空きが無いから・・・と診療を断られてるのを見たソルが、
「全然痛くないから、退院します。」
と言うのを聞いて、
“やっぱりな”
・・・と思ったんです。でもね、本当は体中痣だらけだったんですよ、ソルは。
直後に熱を出して倒れてしまったソル。自分のマンションに運び込んで看病してる時、それらの痣に気が付いたヘヨン。ソルの意外な一面を見たような気がしたんでしょうね。優しくなりましたよ。
翌朝ソルが目覚めると、ヘヨンはお粥を作ってくれてました。そして、食べようとして腕が痛むのに気が付いたヘヨンは、スプーンを取って食べさせてあげました。
このシーン、本当にソルが可愛いすっぴんみたいなんだけど、本当に可愛い。食べさせてもらってる姿がとっても可愛いですまぎぃのお気に入りのシーンですね。
ユンジュは、新しく作られた皇室財団の理事長の座におさまりました。
ヘヨン祖父は財産を全て皇室に返上・・・と決めてますが、その前に、今まで自分に尽くしてくれたユンジュ父娘に何か好きなモノを・・・と聞いたのです。そしたら、ユンジュは、理事長に・・・と言いました。
一応、財団を預かる事で、ヘヨン祖父と皇女の為に力を尽くしたい・・・と。でも、本心は別のところにありそうです。
だって、後でソルに言ってましたもん。
記者会見用のドレスを選びに来たソルに、
「楽しむことが出来る間に楽しんでおきなさい。」
なんて意味ありげに言ってましたからね。国民投票で皇室が再建されるとは限らない。あなたが皇女になるのは嫌だと思ってる人もたくさんいるし、会長(=ヘヨン祖父)がいつ倒れるかわからないから・・・とね。
ソルは、少なからずショックを受けたようです。
姿を消してしまいました。
ここでつづく・・・なんですけどね。
あ、そうそう。ユンジュは、財団の理事にジョンウを推薦しました。
悩んだ末、引き受けたジョンウなんですが、ある時、ユンジュを呼び出して、その決心を伝えました。
ユンジュが推薦したんじゃなかったら、もっと早く決心していた。もう、ユンジュに対して何の感情も持っていない・・・とね。
ユンジュ、茫然としてました。二股かけるからだよ~。気持ちはジョンウにあるのに、ヘヨンの財産も捨てられない…って感じなんだもん。でもね、ジョンウとの関係を、ヘヨンも気づいてる感じだよ。ジョンウからユンジュにかかってきた電話に出たもんね。
これでユンジュはヘヨンに…と言うところでしょうが、ヘヨンも、既にソルに気持ちが向かい始めてるかもよ。
ところで、ヘヨンは、考え方を少々変えて、宮殿に入ることに決めました。大統領から、ソルの教育係を任命されたんです。祖父に逆らっていた父とは違う方法でこの件に反対していく…と言う事なのかしらねぇ。イマイチヘヨンの真意が理解できません。
まぎぃの目には、財産を全て没収されたんじゃ、やってけないよーってな感じに思えてしょうがない・・・
いやいや、そんな世俗にまみれた考えじゃなくて、もっと深い意味があるんでしょう、きっと。そう思いましょう。
最初、ソルは、猛反対しましたが、彼ほどの適任者はいない・・・と大統領に言われてしまって、渋々受け入れることになりました。
そして、初日、ソルの学力等がどのレベルなのか調べるために、テストが行われました。
・・・が、なんと、0点
おまけに、大統領に報告義務があるからと言われ、答案用紙をヘヨンにもっていかれてしまったソル。
「きゃぁ~っ」
てな感じで、焦って取り戻そうと大騒動。このシーンも、スンホンssiのお茶目な表情が本当にお初の面白さで、かなりイケました
ソルはなんとな~くヘヨンの事を意識し始めたようです。まだ自分では気づいてませんが。
実父の詐欺師疑惑の件も、養父がやったことを、実父の事のように伝わった所為だ・・・と、ヘヨンが調べてくれまして。その事も、彼を教育係の先生として受け入れる理由の一つとなったのかも。少しずつ、ヘヨンを信用し始めてますしね。
そして、ソルの戸籍が整理されることになりました。養母の戸籍から外れて、新しく実父の戸籍に入ることに。
養母と姉が宮殿に呼ばれ、その手続きがなされました。
帰り際、
「私の皇女様をよろしく。」
と何度もヘヨンにお願いしていく養母。じ~ん・・・としました。
その夜、一人部屋で泣くソル。
「オンマァ~・・・」
という泣き声が部屋の外に漏れてまして、それを切なげな表情でヘヨンが聞いていました。
このソルの泣き顔、本当に幼子のようでしたね。母親を求めて泣く小さな少女のようでした。
翌朝、泣きつかれた表情のソルのところに、ヘヨンが来て言いました。
「勉強の時間です。」
いつもなら、抵抗するソルなんですが、心を決めたようです。
「勉強します。」
と、歩きだしました。
やっぱね、何と言ってもソルが可愛い
ヘヨンの表情も面白い。ふざけた態度も意外にイケるスンホンssiです。
そして、一人、まぎぃが注目するのは、警護のポンジェ。この人、時々見かける方なんですが、そのたびに良い味出してる…とは思ってたんですが、この作品でも、細かい演技に笑えます。