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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『被告人』2話まで

2018-05-31 16:58:45 | 韓国ドラマのエトセトラ
被告人 DVD-BOX2
クリエーター情報なし
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レビュー一覧は、こちらから。

 

ジョンウは遺体の解剖を要求しました。

彼は、死んだのがミノではなく、ソノだと確信したのです。

被害者の最期の言葉が“ミノ・・・”だったからです。自分の事を、そう呼ぶなんてありえないと、思ったのです。

何より、自殺する様な人間じゃないとミノのことを考えていたからです。

 

ソノとミノの父親チャ会長が病院に到着したとの連絡が入りました。

ミノは緊張しきって父の前に出ました。

「チャ・ミノ。」

と口を開いたチャ会長。その瞬間、ミノは、ばれたと思いました。

そして、謝ろうとしたのですが、チャ会長は、言葉を続けました。

「あいつは本当に死んだんだろうな。」

父は自分をソノだと思ってる・・・とミノはほっとしました。

チャ会長は、言いました、これで良かったんだ・・・と。

会社の為にも、お前の為にも良かったんだ。全てを抱えて去ったと考えろ。あいつとお前は兄弟だが、似て非なる。最初からいなかったと思え。

ミノ、ほっとした反面、ショックでもあったでしょう。最初からいなかったと思えなんて・・・。

 

ミノの母親は、認知症のようですね。

でも、息子の見分けはつくようです。見た瞬間、ミノだと呼びましたから。

周囲の目があるので、ボケた母親の言う事に合わせようと、ミノだと言ってみせるフリをしましたが・・・。

この様子をジョンウはちゃんと見ていたのかしら?ミノは見られたと感じたようです。

 

ところで、チャ会長は、本当に判別できなかったのでしょうか。

もう起った事を変える事が出来ないと分かったから、とにかく会社を守ることを最優先にしようと考えたのでしょうか。

ソノを失った上に、ミノまで殺人者にすることはできないと思ったのでしょうか・・・。

 

ジョンウは検死で、まず身元の確認を要求しました。

で、指紋を・・・とすると、両手の指先が傷んでしまっていて、指紋が取れない状況でした。

ソノが落ちる瞬間、ベランダに必死にしがみついた時の傷ですね。

ジョンウはミノの指紋を調べることで、身元の確認ができると指摘。

ミノは、拒否するのは首を絞めることになるので、素直に応じました。

 

翌日、駆け付けたジョンウに、医師は指紋の検査結果を告げました。

「チャ・ソノ代表の指紋です。」

そんなバカな・・・とジョンウは思いました。

ミノが、誰かに指示して検査データを変えたのでしょう。

ミノ自身も、要求されるがまま指紋を押しましたが、もう居ても立ってもいられないほど焦っていましたからね。

 

もしかしたら、検死をした医者が?・・・と思いましたが、違いましたね。

その医者も、ちょっと不審な思いを抱いていたのです。

被害者にメガネをかけていた痕があったからです。写真ではミノはメガネをかけていませんでしたから。

「サングラスを好んでかけていました。」

と、咄嗟にミノは答えました。

でも、医者はその答えを納得した様子ではありませんでした。ミノもそれを感じたようです。

で、すぐに動きました。

医者を事故死に見せかけて殺してしまったのです。

 

このドラマの最初にあった暴力団のボスの事故死の一件。

あの事故には、もう一人死んだ人物がいました。巻き添えを食ったのかと思っていたのですが、それが、この医者だったのです。

え?ってことは、ミノが指示した人物は、医者を殺そうとしてたってこと?ボスの方が巻き添え

 

ミノは、チャミョングループ代表チャ・ソノとしてこの一連の事件に関してマスコミに謝罪会見を行いました。

ミノの財産はすべて社会に還元すると発表。捜査にも協力し、被害者への充分な補償も約束しました。

チャ会長は、これで一件落着したと、一応の満足はしたようです。

 

事件は収束しようとしていました。

でも、ジョンウだけは納得していませんでした。

捜査報告書を書きあげたものの、まだ提出出来ないでいました。そんな時、捜査官から、ある情報を聞いたのです。

ミノは先端恐怖症だった・・・と。ソノにその病気はありませんでした。

確認しないといけない・・・とジョンウ。

葬儀場に行き、わざとミノに封筒の尖った先を向けたのです。

ミノ・・・恐怖に震えてパニックになりそうなのを、必死で堪えました。

ジョンウは、その表情の変化を見逃しませんでした。ほんの少しの表情の揺れとか、目の動きを、じっと観察していました。

 

ミノは、ジョンウが目ざわりでなりませんでした。

 

4カ月後のジョンウ。

相変わらず、全く何も思い出せませんでした。

彼の最後の記憶は、ハヨンの誕生日のこと。その夜、幸せな気分で眠りについたことまでです。

 

会いに来た国選弁護人は、もう事件は終わったんだからと、書類にサインさせようとしました。

でも、ジョンウには何の事か・・・。

妻子を殺して遺棄したと聞き、思わず弁護士を殴ってしまいましたよ。

 

ジョンウの事件の担当検事は、カン・ジュニョク。ジョンウの友人です。

カン検事は、ジョンウがこんな事件を起こした事が今でも信じられないでいました。

そして、記憶障害があるのも謎でした。

刑務所の精神科医キム医師に相談に行きました。

ジョンウはハヨンの誕生日の記憶を最後に、事件から4日目にはその4日間の記憶を失ってしまっていたのです。そして今は4カ月分の記憶をうしなっているわけで・・・。

キム医師は、一番幸せな時に戻りたいと言う欲求、その後の衝撃的な事件から目を背けたいという欲求から、引き起こされている記憶障害だと言いました。珍しいが、皆無な症状ではないと。

 

カン検事が、初めてジョンウに事情聴取をした時、ジョンウは泣きながらハヨンを早く見つけないと・・・と叫んでいました。

いつものジョンウの姿では無かったのです。

キム医師は、何度も記憶障害を起こすことで、ジョンウの傷はますます深くなることが心配だと言いました。現状を認識することが先決だと。

 

ジョンウの国選弁護を引き受ける予定だった弁護士は、ジョンウに殴られたことで、辞退しました。

役所としても、困りました。

その様子を見て、名乗りを挙げたのが、ソ・ウネ弁護士=ユリ(少女時代)さん。

 

ソ弁護士は、小さな裁判であっても、丁寧過ぎる弁論を展開するため、裁判に時間がかかり過ぎると、裁判長や検事から大ブーイングを受けていました。

不必要なほど多くの証人を呼んで証言させたりするもんでね。

で、殆どの判事が彼女を国選弁護人にするのを拒否しちゃうんです。

なかなか弁護の依頼が来ません。

文句を言ったら、ほどほどにすれば?・・・と役所から言われる始末。

でも、ソ弁護士にはほどほどと言うのが許せないんですね。

 

実は、彼女の父親は無実を訴えながら、刑務所に入れられていたようです。

だから、そんな免罪事件を失くす・・・という強い使命感を持って弁護に当たっているのです。

でも、依頼人を回してくれないんじゃ、仕事も出来ません。

で、皆が嫌がってる被告人ならば・・・と手を挙げたわけです。

引き受けた後で、事件の内容を知って愕然としました。

 

ソ弁護士は、以前、ジョンウと裁判で相対したことがありました。

その時は、ジョンウにあっけなく敗北してしまったソ弁護士。

まだ、ジョンウと対等に戦える腕が無かったのです。

自分を弁護士として選任してくれるかどうか・・・。ちょっと不安なソ弁護士でした。

 

ジョンウにカン検事が会いに来ました。

自分が起こしたと言う事件の内容を、初めてジョンウは知りました。初めて・・・というか、この時は初めて知ったということですね。

妻ジスが不倫をしていて、それを知って激怒して・・・という動機が挙げられていました。

が、ジョンウにはジスが不倫する事自体が信じられません。

それを証明するのは、1枚の写真だけだということも信じられない原因でした。

そして、自分の記憶が何故ハヨンの誕生日が最後となってしまってるのかも、ジョンウ自身が混乱する大きな原因でした。

二人を殺したのなら、何故自分が今生きてる・・・と泣き叫ぶジョンウ。

ジスは発見されたのかしら?ハヨンはまだ見つかっていないようです。

 

ハヨンの叔父デスも、ハヨンがどこかに埋められているのではないかと、探し回っています。

 

ジョンウは、カン検事から事件の記録を受け取りました。

目を通すことで、記憶が戻るかもしれないから・・・というカン検事の好意でした。

カン検事は、ジョンウの犯罪を信じられず、一審の内容を再度チェックしています。何か引っかかる事が

 

ジョンウは、一人、その記録を読みました。泣きながら・・・。

そして、落ち着きを取り戻していったのです。

同房の囚人たちも、ほっとしました。

一番年下のソンギュは、ジョンウの面倒を嫌がらずにみてくれました。それまでも、ずっとそうだったようです。

他のメンバーも、口は悪いけど、罪は犯してるけど、人は良い感じです。

 

ソンギュが教えてくれました。

同じ刑務所には、ジョンウが逮捕した囚人もたくさんいました。

彼らがジョンウに仕返しをしないのは、ジョンウが無罪となったら後が怖いからなんだと。

ジョンウは一審で死刑を言い渡され、次は二審を迎えようとしていたのです。

 

所長は、ミノと繋がっています。

定期的にジョンウの情報を報告しています。

 

そして、厄介な囚人がまた一人やって来ました。

ジョンウが逮捕したシン・チョルシクです。

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『被告人』視聴開始

2018-05-31 09:47:08 | 韓国ドラマのエトセトラ
被告人 DVD-BOX1
クリエーター情報なし
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レビュー一覧は、こちらから。

 

始まりは、パク・ジョンウ=チソンssiの脱獄シーン。

道に転がり出た時、トラックのライトが迫って来て

そこで、時間は戻りました。

 

ジョンウは腕利きで無鉄砲な検事。

その日も、娘のハヨンを幼稚園に送り届けた後、連絡が入り、ある暴力団ボスの葬儀に出かけて行きました。

元々捜査対象だった相手とあって、手下たちはジョンウを敵視しています。そんなところに、一人で乗り込んでいくくらいですからね。

実は、事故死だとされていたボスは、事故死に見せかけて殺されたのです。ナンバー2のシン・チョルシクという男が、何者かに殺人を依頼してトラックをぶつけて事故死させたってわけです。

その証拠も、ジョンウはちゃんと押さえてありました。

で、葬儀場でそれを披露したもんだから、空気は一転。

部下たちは、チョルシクとジョンウに襲いかかったのです。

結局、裸足で逃げ出した二人を、ジョンウの部下のコ捜査官が車で拾い、無事脱出成功。チョルシクはそのまま逮捕となったのです。

 

そんなジョンウに、ある法律事務所から破格の待遇の勧誘が。

でも、ジョンウにその気はありません。妻のジスも、そんな気はありません。ジスは言いました。

「私は検事の妻になりたくてあなたと結婚したの。お金は私が稼ぐわ。」

あっさりと断ることに。

 

その日は、ハヨンの誕生日でもありました。

ジョンウはジスに頼まれて、ケーキを受け取り自宅に戻りました。

ジスの弟デスもお祝いに来ていましたが、仕事があるからと、一緒に食卓を囲むことはなく、帰って行きました。

娘のお祝をし、寝かせつけ、自分もベッドに横になったジョンウ。

幸せな時間でした。満ち足りた本当に幸せな時間でした。

 

なのに・・・。

次にジョンウが目を覚ました時、時間は4カ月も過ぎていて、自分は服役囚となって監獄の部屋でいたのです。

昨日はハヨンの誕生日だった、自分は自分のベッドで寝た筈・・・。ジョンウは混乱しました。

事情がまるで分かりません。

同部屋の囚人たちは、またか・・・という表情です。

 

ジョンウはその房に来て、もう3か月になるのです。

昨日は普通だったのに、寝て起きたら、また記憶が大混乱してしまって、同じ事の繰り返しなんだとか。

『3866』という番号札を胸に付けた囚人となっている自分を見て、ジョンウは呆然としてしまいました。

おまけに、その罪状が、妻と娘の殺人と言うのですから・・・。

事件は4か月前で、ジョンウは死刑を宣告されたと言うのですから・・・。

 

点呼の時、所長に掴みかかってしまったジョンウは、そのまま懲罰房に入れられてしまいました。

何が何だかわからないジョンウ。

でも、ふと気付きました。

葬儀場から裸足で逃げる時に怪我をした足の傷が、もう癒えていることに。

時間が経っているということです。少なくとも、昨日の傷ではありません。

 

チャミョングループ代表のチャ・ソノ=オム・ギジュンssiには、双子の弟ミノがいます。

冷静な企業人であるソノに対して、副社長ミノは性格的に異常・・・

出来の良いソノへの嫉妬もあるだろうし、劣等感もあるだろうけど、元々歪んだ性癖なのかもしれません。仕事もせず、遊び暮らしているようです。

ある日、ミノは自分をバカにした女性をゴルフクラブで殴り、瀕死の重体に陥らせてしまいました。

 

この事件を担当したのがジョンウ。

どー見ても、ミノの仕業なんですが、ミノは腕利きの弁護士を雇って罪を逃れようとしています。

でも、現場での捜査で凶器も見つかり、逮捕状が出ました。

ジョンウは捜査官たちと、会社に乗り込みました。

そこで出会ったのは、兄のソノ。

一卵性双生児とあって、ソノとミノは見わけがつかないくらいにそっくりです。

「チャ・ミノssi。」

と呼びかけたジョンウに、ソノは冷静に言いました。

「チャ・ソノです。」

 

逮捕状を見せられ、一瞬躊躇したかに見えたソノですが、すぐに、協力をすると言いました。

ところが、ミノは雲隠れしちゃって、行方が分かりません。

財閥ですからね。たくさんの物件を持ってるわけですよ。

その一つに、ミノはいました。

 

ソノにはミノの行き先の見当がついていたようです。

一緒に行くから、自首しろ・・・とソノは言いました。

でも、ミノにその気はありません。

酔っ払っていたミノは、言い争った挙句、ソノを洋酒の瓶で殴ってしまったのです。

その瞬間、一瞬は、正気に戻ったようで、救急要請しようとしたんですが、思い留まりました。これしか自分が逃げる方法は無いと思ったのです。

意識がもうろうとしているソノを抱えあげ、ベランダから落としたのです。

 

ところが、ソノは落ちる瞬間、ベランダを掴んだんですね。

必死にしがみつくソノを見て、ミノは恐怖に襲われました。

が、無理でした。ソノは、落ちて行ったのです。

 

ミノは、遺書を書きました。

落とす前に、服は取り替えてありました。ソノのメガネ、腕時計も・・・。

それらを身に付け、ミノはソノに成り代わったのです。

 

でもね、ソノの近しい人は、すぐに違和感を感じたようです。

まず、ソノの秘書。

ミノに会うと言ってビルに入って行ったソノなんですが、出て来た時、何だか違う印象を受けたのです。

そして、ソノの妻ヨニ。

彼女は、一目で判別しました。ニュースでは、自殺したと報じられているのに、帰って来て目の前に立つ男性が、夫ソノではなく、ミノだと。

ミノは、ヨニを脅しました。

どうも彼女の息子ウンスはソノの実子じゃないようです。ソノは気付いていなかったようですが、ミノはそれを知ってる・・・と言いました。

「お互い、秘密を一つずつ持っている・・・そう思ってくれ。」

・・・と。ヨニ、黙っているしかないのでしょうかね。

 

ただ、計算外の事が起りました。

ソノは即死しなかったのです。

意識が戻ったら、ミノは一巻の終わりです。必死に心で祈りました、死んでくれ・・・と。

 

ジョンウには、ミノが遺書を残して自殺する様な人間だとは到底思えませんでした。

調べで、相当アルコールを摂取していたという証言を得ていたのに、被害者の血液からはアルコールは検出されませんでした。

最期に会ったのは、ソノだという事も分かりました。

ジョンウは、すぐに入れ替わったのでは?・・・という疑問が浮かんだようです。

 

被害者の病室でソノと名乗る人物と会った時、かまをかけました。

「はじめまして。」

それにすぐミノは答えました、はじめまして・・・と。

でも、本当は、会社で一度顔を合わせています。ちゃんと名乗り合っていますからね。

で、ジョンウは、初対面じゃなかった・・・と告げたのです。

ところが、ミノも頭は悪くないのです。すぐに、ソノの言葉を思い出しました。検察が会社に来た・・・と。

「昨日会社に来られましたね。取り込み中で、勘違いしました。」

 

ジョンウは、じっと目の前の男性を見つめました。

ほんの少しの違和感も見逃さないぞ・・・という鋭い目つきです。

 

その時、看護師が駆けこんで来ました。

被害者の意識が戻ったと言うのです。

 

慌てて病室に行ったミノとジョンウ。

被害者の口が動いているのを見たジョンウは、ミノを押しのけて、耳を近づけました。

「言え。何?もう一度。」

ジョンウは確かに聞きました。

「ミノやぁ・・・。」

と言う言葉を。

 

でも、次の瞬間、ソノは息を引き取ってしまったのです。

すぐに蘇生術が施されました。無駄でした。

びくびくしながら成り行きを見守っていたミノは、医者の手を静かに止めました。

遺体に縋りついて泣くミノ。

その顔には笑顔が浮かんでいたのを、誰も気付きませんでした。

ただ、ジョンウだけは、それが偽りの涙だと察していました。

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「被告人」あらすじ

2018-05-30 22:53:24 |   ★「は」行
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チソンssi、オム・ギジュンssi、ユリさん(少女時代)等出演のサスペンス。

かなりの高視聴率を叩きだした作品です。

私にとっては「キルミー~」以来のチソンssiと、お久しぶりのオム・ギジュンssiの共演。

心躍ります。

 

        1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで

        10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話(最終話)まで

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『明日、キミと』10話まで

2018-05-30 14:55:56 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

マリンは、いきなり『自分はタイムトラベラーだ』と言われても、大混乱しちゃって、理解できません。

確かに、これまで不思議なことはありました。

まだ発売前のラーメンがあったり、大統領選の結果が載った雑誌だって・・・。

ソジュンが何か隠していると気付き、それがまだ打ち明けられないと言われていたわけだし・・・。

だけど、まさか、こんな事だなんて、SF映画じゃあるまいし・・・ですよ。

 

何故、今打ち明けたの?・・・とマリンは聞きました。

悪いことがあるから・・・とソジュン。

そう聞いても、信じられないマリン。

ソリと一緒に、良く当たると評判の占い師を訪ねました。そこで、自分の未来を見てもらったんです。

そしたら、不安になる事は無いと言われたのです。

ちょっと安心したマリンなんですが・・・。実は占い師、マリンとソジュンの未来が見えなかったのです。

商売に関わるんで、そんな事を客のマリンに言うわけにはいかなかったのですが、そんな事初めてだったと知り合いに言いました。

未来が無いの

 

ソジュンはギドゥンに、マリンに全てを打ち明けたと報告しました。

ギドゥンは、それで良かったと言いました。

そして、自分がソジュンから打ち明けられた時の混乱を話してくれました。

未来がもう決まっているのなら、今更何をしてもしょうがないと自棄な気分になったり、ふざけるな、そんな筈無いとムカついたりした・・・と。

 

ソジュンは、打ち明けた理由をギドゥンに話ました。

セヨン父が事故で死ぬ・・・とね。それを防ぎたいからだと。

マリンにも、事実を話しました。

何とかして防ぐから・・・と。

マリンと最初に会ったのは、マリンが事故に遭うのを防いだ時だと言いました。だから、防ぐ事ができると。

 

ソジュンは、セヨン父の事故を防ぐために、ハピネスに社員旅行をプレゼントしました。

セヨンと一緒に日本に行くよう説得するのに、都合がよいと思ったのです。

ハピネスの社員たちも大喜びしたし、セヨン父も心からソジュンに感謝しました。

 

ところが、それがセヨン父の運命を変えてしまったのです。

セヨン父は、感謝を伝えにソジュンを会社に訪ねたのです。この時、キム常務がセヨン父を見かけましてね。

ソジュンと親しいと知り、自分の計画がソジュンにばれると焦ったのです。

 

実は、キム常務、投資家チェ社長に詐欺を働こうとしていたんです。セヨン父と知り合いなんですよ、チェ社長は。

で、ビルを売る予定がある・・・と話を持ちかけたんですね。丁度ビルを買おうと考えていたチェ社長は、すぐに話しに乗りました。

手付金を3割受け取って、それをドゥシクと進めていた土地売買に関する投資話の違約金に充てようと考えているのかな?

実際、そのビルを売る予定など、ソジュンにはありません。

事が発覚する頃には、自分はゴンソクと共にベトナムに移住しちゃってる・・・という計画なんです。

ゴンソクは移住しようと以前夫に話した事がありました。マリンの幸せそうな顔を見たくないって言う理由ですけどね。だけど、その行き先はアメリカじゃないと・・・と考えていました。

それが彼女の考えるリッチな移住生活の条件でした。

だから、ベトナムだと聞かされても、それに従う気にはなりませんでした。

 

セヨン父は知り合いのチェ社長から、そのビルの話を聞いていました。

だから、ソジュンに会った時、ちらっと話を振ったのですが、ソジュンには何のことやら・・・です。

ビルを売る気は今は全くないとソジュンが言ったものですから、チェ社長にすぐに連絡しちゃった。

チェ社長から問い合わせの連絡が入ったキム常務は、もう事前にばれるんじゃないかと大慌て。パニックと言っても良いくらいです。

で、セヨン父を何とかして黙らさないと・・・と思ったわけです。

 

10月27日。

ハピネスの社員旅行の日、一緒は嫌だと言うセヨン母は社員旅行に加わり、父だけがセヨンと日本に行く事になりました。

でも、社員にお酒代くらい渡したいとセヨン父は言い、社員の集合場所に一人向ったのです。セヨンとは空港で待ち合わせることになりました。

 

ギドゥンは、計画通りならば心配はいらないんだけど、やっぱり、何かあった時の為に・・・と事故現場となる建設中の現場に向かいました。

マリンは、セヨンを見送りに空港に。

そして、ソジュンは、ドゥシクをギドゥンの家で待ったのです。日記を盗みに来る筈ですから。

 

現れたドゥシクを捕まえ、ソジュンは事情を問いただしました。

でも、ドゥシクはきちんと答えません。

だから、ソジュンはドゥシクが殺人犯じゃない事を証明するためにも、自分と一緒に事の成り行きを見てほしいと言ったのです。

二人は、未来に行きました。

そこで、セヨン父の事件の記録が変わるかどうかをじっと待ったのです。

 

ネットの記事は、一瞬消えました。

作戦が成功し、セヨン父は生きていることになります。

ところが、その直後にやはり死亡記事が出たのです。でも、事故現場は別の場所でした。

別の‘愛の家’の建設現場だったのです。

 

キム常務は、セヨン父に黙っていてもらう代わりに、大金を渡すという取引を持ちかけました。

でもね、セヨン父はボランティアを行うような人です。そんな取引に応じる筈はありません。

結局、キム常務はセヨン父を縛りあげ、車のトランクに押し込んでしまったのです。

命の危険を感じたセヨン父は、必死に取引に応じると言いました。

だけど・・・ここまでやってしまっキム常務は、もう、セヨン父の言葉を信じることは出来なかったのです。

そして、建物から突き落として殺してしまったのです。

 

現場が違うと気付いたソジュンは、現代に戻り、慌ててギドゥンに連絡。

その時、なかなか空港に来ないセヨン父を心配したマリンも、現場に来てギドゥンと一緒にいました。

実はこの時、マリンはキム常務の車とすれ違っていたのです。マリンは気付きませんでしたが、キム常務はマリンの姿を確認していました。

 

二人は、ソジュンの連絡を受け、別の建築現場に急ぎました。

でも・・・もう遅かったのです。

既にセヨン父は亡くなってしまっていました。

 

キム常務は人を・・・セヨン父を殺す運命でした。横領を知られたためです。

だから、ドゥシクは事が起る前に会社を辞めさせようと投資話を持ちかけ、独立させようと考えたのです。

だけど、それに失敗・・・。

結局、過程は違うけど、キム常務は殺人犯となってしまったというわけです。

それを、ドゥシクがソジュンに知らせなかったのは、ソジュンとマリンを守りたかった為でした。それがどういう危険なのかはまだ分かりませんが・・・。

ドゥシクは、これらの事情をボイスレコーダーに吹き込んで記録しています。

 

自分がしたことは、結局、セヨン父を救う事は出来なかった・・・とソジュンは思いました。

人の生死は変える事が出来ないとドゥシクから言われていたけど、やはり救いたかったですよね。

知っていたのに、全て知っていたのに・・・とソジュンは泣きました。

「運命だったと思おう。」

と、マリンはソジュンを抱きしめました。

運命だったなんて言うな・・・とソジュンはマリンに言いました。

だって、運命を避けられないのなら、ソジュンとマリンに残された時間はわずかということになりますから・・・。

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『明日、キミと』9話まで

2018-05-30 11:17:26 | 韓国ドラマのエトセトラ
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PONY CANNYON Inc(JDS) = DVD =

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「確認したくなるの。」

と、マリンは言いました。

私のことが好きか、そろそろ飽きてないか、まだ私にときめくか・・・。

「変わるなよ。」

と、ソジュンが言いました。

僕は毎日もっと好きになっていくから、だから変わるな・・・。

「私は変わらない。もともと変わりにくい性格なの。」

と、マリン。

幸せでした。二人とも、本当に幸せでした。

 

それまで近づかなかったハピネスの活動にも、ソジュンはマリン会いたさに顔を出すようになりました。

マリンが作業員の男性と親しげにしてるのを見ては嫉妬し、不機嫌になったりするのですが、マリンはそれがまた嬉しいのです。

でもね、そんなな二人を見て、セヨン父はちょいと不機嫌。

娘が日本に行こうとしていると言うのに、長年家族同様に親しくしてきたソジュンが、全然平気な様子なのが気に入らないのです。

ふとソジュンは良いことを思い付きました。

セヨンが日本に行く前に、楽しい思い出を作ろうと、ギドゥンも誘って4人で小旅行に行こうと言いだしたのです。

マリンは、二人っきりで行けると思っていたので、少々がっくり。

でも、今回は仕方が無いと割り切りました。

 

ところが、セヨンもギドゥンも気まずくなるのが分かっているから、断って来たのです。

マリンは、・・・と思いましたが、ソジュンはあくまでも二人と一緒に行きたいってんで、もう宿を予約してしまったと嘘をついて二人を参加させました。

 

ソジュンとマリンは、ギドゥンとセヨンが居ると言うのに、な態度を変えません。ま、気を許せる二人だからこそ・・・でしょうけどね。

ギドゥンとセヨンはたまったもんじゃありません。

ソジュンが、マリンとセヨンに仲直りするよう言ったので、とりあえず大人な態度で表面的には仲直りしましたが、心の底から・・・というわけにはいきません。

マリンは、セヨンが自分を嫌う理由を知りました。

ギドゥンとセヨンが話をしているのを、偶然聞いてしまったからです。

ソジュンは、セヨンを家族のように考えているけど、セヨンはそうじゃなかったと分かり、自分を嫌う気持ちを理解できたマリンでした。

 

ところがですよ。

夜、散々お酒を飲んで、正体無く酔っ払ってしまったギドゥンとセヨンは、ベッドを共にしてしまったのです

朝起きて、パニックになる二人。

無かった事にしようと言い合いましたが、余計に気まずくなってしまいました。

 

海辺でソジュンは面白いモノを見つけました。

『50年先までの望む日に手紙を届けます』

というポストです。

ソジュンは、マリンに宛てて手紙を書きました。

“ここは2016年10月 未来のソン・マリンへ 僕がタイムトラベラーだと知る前で、とても幸せだ。未来に行けるのではなく、時間を止められたらと思うくらいに。これを読む君が僕を憎んでないといいな”

ソジュンは、この手紙をいったい何時、届くように投函したのでしょう。

 

一方、キム常務は契約条件にある会社を辞めて独立するという事を、もう少し先にしたいとドゥシクに申し入れました。

キム常務とすると、成功するかどうか不確実な事なので、独立するという勇気が出ないのでしょう。

で、ドゥシクに分かってもらおうと、あれこれと説得にかかりました。

でも、ドゥシクの目的はどうもキム常務をソジュンから切り離すことにあるようで、この条件だけは譲れないのです。

それを守れないと言うのなら・・・と、あっさりと契約破棄を言い渡しました。

手付としてキム常務に渡してある大金を諦めてでも・・・ですよ。

キム常務は、そこまでの事とは当然思っていなかったので、ドゥシクの本気度を知ると、必死に気持ちを変えてくれるよう縋りました。

だけど、ドゥシクは、キム常務からの電話にも出なくなってしまいましたよ。

焦るキム常務です。

計画は実行に移っているので、この計画がおじゃんになったら、他の投資家への違約金を払わなければいけなくなります。そんな大金、準備出来ないと分かっているので、彼も必死です。

 

マリンの母親は、娘が幸せな結婚したことを夫にも知らせたいと思っていました。

毎月決まった日に生活費が振り込まれていたので、銀行で振り込まれた支店を調べてもらい、その前で待ち伏せしようと考えました。

ドゥシクが銀行にやってきたのですが、彼が先にマリン母を見つけました。

ささっと隠れたので、マリン母は諦めて帰るしかありませんでした。

 

ソジュンはギドゥンの家に仕掛けた監視カメラの映像をチェックしました。

そしたら、なんと、そこにドゥシクの姿が写っていたのです2016年の10月27日でした。

ソジュンが天井裏に隠しておいた日記帳を盗む姿がはっきりと写っていました。

 

ソジュンはタイムスリップし、10月27日に行きました。そして、ドゥシクの後をつけたのです。

ドゥシクは、日記帳を盗み出すと、タクシーに乗ってどこかに急ぎました。車中で日記帳を破っています。

セヨン父が死んだ事故・・・あれは事故じゃなかったのかも。殺人事件だったのかしら?

そして、その犯人は、キム常務だとドゥシクは知ってて、それを隠そうとしているのです。何故

 

ドゥシクが行ったのは、ハピネスが建てている“愛の家”の工事現場。

ソジュンがタクシーから降りて近づくと、マリンの叫び声が

「ソジュンどうしよう助けて誰かいませんか

 

マリンのコートは血まみれです。

半狂乱で泣き叫ぶマリンに驚き、ソジュンは駆け寄ろうとしました。

それを、ドゥシクが止めた

今出て行ったら、マリンが・・・いや、奥さんが変に思う。お前は過去から来たんだろ・・・と必死にソジュンを押しとどめました。

 

ドゥシクが言いました。

セヨン父が事故死したと。マリンは怪我をしたセヨン父を発見しただけだ・・・と。

どうしてここに来た?・・・とソジュンが尋ねました。

事故を阻止しようと思って・・・とドゥシク。

どうして僕の知人まで助けようとするんだ・・・とソジュン。

同じタイムトラベラーだとしても、他人の、それも知人に過ぎないセヨン父を助けようとするのは不自然ですわな。

俄然、ドゥシクに対する疑念が湧いて来たソジュンでした。

 

その時間のネットで調べ、やはりドゥシクの言うとおり、事故死と断定された事を知ったソジュンでした。

 

現代に戻ったソジュンは、さりげなくセヨンの出国日を聞きました。そしたら、10月27日と言うじゃありませんか。

セヨン父が事故死する日です。

よりによって・・・と暗欝な気分になったソジュンは、なんとしても事故死を阻止しようと考えました。

だから、チケットを準備するから、両親と一緒に日本に行けと言いました。住む家とか、いろいろと気になっているだろうから、見せれば良い・・・なんて言って。

 

キム常務は何とかして計画をまとめようと必死です。

で、ドゥシクではない他の投資家に当たってみました。

その会談の後で、偶然セヨン父と会うんです。投資家がセヨン父と知り合いだったようで、この時は、簡単な挨拶を交わしただけでした。

キム常務とセヨン父がどういうつながりがあるのかと思っていましたが、ここが始まりだったようですね。

 

ソジュンは、マリンをハピネスから離そうと思いました。

セヨン父の事故が防げなかったら、マリンは第一発見者として物凄いショックを受けることになります。

だから、それを防ぐためには、ハピネスの仕事を辞めてもらうことが一番確実だったからです。

だけど、マリンは拒否しました。

楽しかったのです、ハピネスの仕事が。初めて楽しんで仕事をする事ができたから、変えたく無かったのです。

 

嫌がるマリンに、ソジュンはいろいろと好条件の職場を紹介しました。

あまりにも強引なやり方に、流石にマリンも腹が立って来ました。いくらハピネスが両親の辛い事件にかぶるからと言っても、このやり方は無いんじゃない?・・・ってところですね。

君の為だ・・・とソジュンは言いました。

でも、マリンにとって今が壊れるのが怖いほどに幸せなわけで。マリンの為を思うなら、このままで放っておいてと思うわけです。

「僕もそれを望んでる。君と長く幸せでいること。だから、ハピネスを辞めてくれ。」

ソジュンが言いました。

 

もう、事実を隠しておくことはできないと、ソジュンは思いました。

そして、とうとうマリンに打ち明けたのです。

タイムトラベラーだということを。

「僕は未来に行ける。」

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『明日、キミと』8話まで

2018-05-29 12:27:39 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

ええーっ・・・ですよ。そこにつながるわけ?

 

ソジュンは初めてマリンに心に溜めて来た思いを打ち明けました。

多分、地下鉄事故以来、誰にも打ち明けたことのない気持ちだったのでしょう。ギドゥンにも話せないですよね。

両親の目に記憶に焼きついたのは、大人げない息子の姿で、失望しながら死を迎えたに違いないとソジュンはずっと思って来ました。

だから、ハピネスを立ちあげてはみたけど、事故の日を思い出したくないために、活動には一切関わらないでやって来たのです。

「あなたも被害者よ。ご両親は、きっと思った筈。息子だけでも助かって良かったと。」

と、マリンはソジュンの背を撫でてあげました。

 

「君に話せるのは、まだここまでだ。」

と、ソジュンは言いました。

マリンに内緒にしている事があるけど、それはまだ話す時期では無いと思うから・・・と。

いつまで?・・・とマリンが聞きました。

「2019年3月25日まで。」

その日は花火大会が開かれる。一緒に見に行こう・・・とソジュン。もう地下鉄事故の時の様な後悔はしたくないから、信じて待って・・・と。

長いわね・・・とマリン。3年も先ですからね。

 

二人は生まれ変わったような気分で家に帰りました。

ところがですよ。ここからが笑えます。

マリンは、すっかりこれからが本物の新婚さんと言う気分でいるのに、ソジュンはマリンの気持ちを優先するから・・・とか何とか言って、必要以上に気を使うんです。

純粋なマリンを汚しちゃ行けないとか何とか言って、寝室も別にしたまんま。

マリン・・・悶々としますが、自分から一緒に寝ようとは言えまくてね

 

マリンの気持ちを考えて・・・とソジュンは言いますが、全く女性の気持ちを理解できてないと言う事に気がついていないのです。

だから、自分はなんて紳士なんだ・・・と悦にいってますよ

マリンを、触れたら葉を閉じるオジギソウのように気を使って扱う・・・なんてね

なんじゃそりゃ・・・という感じのマリンです。

 

ドゥシクはキム常務に会社を辞めて独立することを条件に、投資話を持ちかけています。

独立というのは、流石に躊躇するものがあるキム常務です。

ドゥシクは大金を見せて信用させました。

で、とうとう計画が動き始めています。

偶然、キム常務が他の投資者と電話で話しているのを聞いてしまったマリンは、その雰囲気に不審な感じを抱き、ソジュンに報告しました。

でも、ソジュンは、全く気にしていません。

 

ソジュンは、キム常務とゴンソク夫婦を食事に誘いました。

ゴンソクが、ソジュンとギドゥンのあらぬ噂を立てた張本人だと気付き、釘をさしておこうと思ったのです。

わざとらしいくらいにマリンと熱々なところを見せつけ、噂を流したのを知ってるぞ・・・と指摘。

ゴンソク、いい気味・・・と思っていたのに、藪蛇でした。

 

セヨンはハピネスを辞めて、日本に行こうとしています。

ソジュンとマリンを見ていられないのでしょう。

なのに、ソジュンはセヨンの気持ちを全く理解せず、背中を推すように励ましたりしてます。

セヨンもまた悶々としています。

そして、そんなセヨンの気持ちを充分分かってるギドゥンも、もやもやとしてます。

 

ソジュンはギドゥンの家に監視カメラを設置しました。

12月3日に会ったギドゥンは、一刻も早くマリンと別れろと言いました。元々夫婦仲が悪かった・・・と。

だけど、今のソジュンに、そんな状況は考えられません。

だからそれまでの間に何があるのか、監視カメラの映像を未来に行って確認しようと考えたのです。

 

未来に行ったソジュンは、ギドゥンの家の監視カメラの映像をチェックしに行きました。

ところが、10月までしか記録が残っていません。

とりあえず、保存された映像をメモリに移し、持ち帰ってチェックしようと考えました。

ところがですよ、その帰り、マリンに会っちゃうんです。勿論、未来のマリンです。

 

「私が知ってるソジュンじゃないでしょ。」

と、マリン。

過去のソジュンね・・・。

ソジュン、マリンが全て知っていると気付きました。

ソジュンがタイムトラベラーだということを。

 

僕たちは何故不仲に?・・・とソジュン。

理由が必要?気持ちが冷めたからでしょ・・・とマリン。

でも、ソジュンは明るく言いました。君の未来は変わる・・・と。

「目覚めたら、何事も無かったかのように、僕が傍にいる。ここで僕に会った事も覚えていないし、僕を憎んだことも記憶にない。」

まだそんな事を?・・・とマリンが言葉を遮りました。

「私たち、出会うべきじゃなかった。私たちは、あなたが未来を変えた所為で出会った。結果がこれ。」

どこまで知ってる?・・・とソジュンは呟きました。

「帰ったら、一日も早く私と別れてちょうだい。私の人生を元に戻してよ。」

嫌だ・・・とソジュンは言いました。

 

キミが好きだ。君が心変わりしそうで怖い。それで最近顔色を窺ってばかりだ。僕を嫌いになるんじゃないかと。いや、君が傷つくんじゃないかと。

いつも気が張ってる。

それでも、幸せだ。

僕は君が好きだし、この先もずっと好きだ。何も覚えていないようだから、言ってるんだ。

 

覚えてる・・・とマリンは涙をぬぐいました。

つかの間だったけど・・・と。

「そのつかの間が、今の僕のすべてだ。」

 

「セヨンさんは、まだ日本に行く前かしら?それなら引き留めるべきだわ。」

突然、マリンが話を変えました。そして、去って行ったのです。

ドゥシクがソジュンには知らせたくないと言っていた何かが起りそうです。それはセヨンの父が事故に遭う映像でしたけど・・・

 

2016年に戻ったソジュンは、自分を真っ直ぐに見て愛してくれるマリンが愛しくてたまりませんでした。

やっと正直に愛し合う事ができるようになった二人。

ところがです。

マリンの母が、見ていた家族写真に写っていたのは、紛れもなくドゥシク

ドゥシクは、死ぬ運命が待っていた女性と結婚し、子供をもうけたことで未来が変わって、幸せに暮らしている・・・と自分の事をソジュンに話していました。

だから、ソジュンもマリンと結婚して子供を作れ・・・と。

マリンが、ドゥシクの娘

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『明日、キミと』7話まで

2018-05-28 19:16:34 | 韓国ドラマのエトセトラ
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「僕の未来がもっとこじれてしまった。」

と、ソジュンが言うと、

「未来の心配はせず、今に集中して生きろ。」

と、ドゥシクは言いました。

でもね、未来を知ることができるソジュンは、もう未来に待っている不幸に対して対策を立てずに生きることなんて考えられないのです。

その時、ドゥシクは、マリンに気が付きました。

で、そそくさと逃げるように去って行こうとしました。

 

ソジュンは、後を追いかけて捕まえました。何故逃げるの?・・・と。

ドゥシクは、心を決めたようにソジュンに向き直り、聞きました。

未来を知ることができて、幸運だと思うか?今日を台なしにしていないか?・・・と。運命をもっとややこしくしていないか?・・・と。

知らなかったら悲惨でしたとソジュンは言いました。

「今年の冬、僕は失踪する。2年後の生死も分からない。最悪の未来が事前に分かって良かったと思うよ。」

知れば知るほど、2人は不幸になるかもしれないんだぞ・・・とドゥシク。

何のこと?何を知ってる?・・・とソジュンは思ったでしょう。

「俺を信じて、1カ月だけ未来に行くのは止めろ。未来で何を見ても、俺が不可解な行動を取っても俺はお前の味方だ。それだけは最後まで信じろ。」

ソジュンは、信じないと言いました。自分の妻は自分が守る・・・と。

ドゥシク、何をしようとしてるの?

 

ゴンソクの夫キム常務の提案に多額の投資をしようとしています。

この案は、ソジュンは反対していました。それがキム常務は不服でしたので、ドゥシクが声をかけると、一も二も無く話しに乗って来ましたよ。

大丈夫

 

マリンは、ソジュンの事がますます分からなくなっていました。

外で会っていた男性・・・ドゥシクは、一体誰?ですよね。

もしかしたら、北朝鮮の諜報員?・・・とか。あれこれ余計な推測をしたりしてます。

マリンは、ソジュンが話してくれるのを待っていました。

でも、ソジュンもマリンの気持ちが全く分からないのです。と言うか、隠す事が多くて、マリンの思いまで気が回らないのかもしれません。

マリンを大切に思っていることは確かなのに・・・。

 

ゴンソクは、夫からソジュンのことを調べろと言われ、夫の秘書であるファン秘書にソジュンの事で何か知らないかと聞きました。

そしたら、ファン秘書、とんでもない事を吹き込んじゃった。

ソジュンが親友のギドゥンと怪しい関係じゃないか?・・・って

ま、いろいろと特別待遇してるので、親友とは名ばかりで、本当は恋人なのではないか?・・・なんてね。

ゴンソク、すぐに信じちゃった。そして、マリンに憐みのこもった眼でその話を吹き込んじゃったよ。

 

マリン・・・バカバカしいと思いながらも、つい、調べてしまうんですよ。

そしたら、ソジュンが嘘をついてギドゥンの家に行ってるのを見ちゃった。会社で仕事をしてると言ったのに、ギドゥンの家から出て来たんですもん。

あいやぁ~っですよ。

仲直りしたくても、これじゃぁねぇ。

 

だけど、ソジュンも、これじゃいけないと思ったのでしょう。

ハピネスの活動には資金は出すけど、関わらない主義だったのに、新しい福祉の家の完成イベントにやって来ましたよ。

マリンがカメラマンとして参加していたのでね。

慣れない引っ越し作業の手伝いをするソジュン。

マリンは、その姿を見て、心がほぐれて行きました。

 

セヨンは反対でした。

ソジュンへの想いをギドゥンにばれてしまったことも気まずいのに、マリンと顔を合わさなきゃいけないのも気分が悪いし。

その上、今まで関わったことのないソジュンが、マリンのためにハピネスの活動に参加するなんて・・・。

嫉妬しないわけがありません。

ギドゥンが宥めていますけどね。

 

仲直りできるかと思ったけど、マリンがなかなか頑なでね。

ソジュンはそれまでの彼には考えられないほど、マリンに合わせようと努力してるんです。

だけど、マリンにしてみれば、ソジュンは肝心な事を隠したままだという思いが強いんですよね。だから素直になれないんです。

流石にソジュンも苛立ちました。

どこまで合わせろと・・・と怒ったのです。努力してるだろ・・・と。

ハピネスにも近寄りもしなかったのに、分かるか・・・とソジュン。

「分からないわよ。話してくれないんだもの

と、マリン。

あなたに一番近い人になりたかったの・・・と。

私が欲しいのはあなただけなの、それもだめなら、どうやって愛すれば良いの

マリンは、一緒に帰ろうと言うソジュンを振り切って一人でバスに乗りました。

 

ところが、マリン、倒れてしまったのです。

リンパ節炎だとか。数日の入院が必要と言われました。

連絡したのはソリだけ。

ソジュンには連絡しないでくれとマリンは言いました。

帰ってこないマリンを、ソジュンは本当に心配しました。

翌日、さりげなくマリン母に連絡してみましたが、実家に帰ってないのは明らかでした。

そんな時、ソリから連絡が入ったのです。

 

ソジュンは仕事を放り出して病院に駆け付けました。

あなたを家族と思えない・・・とマリン。苦しくても隠したくなる、あなたのように・・・と。

一人でいたいの、帰って・・・とマリン。

ソジュンは、何と言えば良いのか、分かりませんでした。

 

マリンといつ仲直りできるのか、タイムスリップして確かめようと地下鉄の駅に行きました。

でも、引き返したのです。そんなやり方はダメだと思ったのでしょうね。

食べたい物は?・・・とマリンに聞きました。

「野イチゴ。」

と、マリンは言いました。今の季節・・・秋には売って無いモノでした。

「買って来る。待ってろ。」

ソジュンはきっぱりと言いました。

そして、買って来たのです。

 

マリン、流石に驚きました。

遠いところまで行って来た・・・とソジュンは言いました。

他には?・・・とソジュンが聞くと、今度は、“カレイのスープ、天然ものの”とマリンは言いました。それも、秋には無いものなんだそうです。

だけど、ちゃんとソジュンは持って来たのです。

そして、春の花フリージアの花束も。チューリップも。

 

「サクラ牡蠣がほしい。」

と、マリンがメールしたのは夜中。

ソジュンが電話して来ました。流石に夜中は・・・と。

ソジュンは、地下鉄事故の慰霊碑の前に立っていました。慰霊碑を見ながらマリンに話しました。

地下鉄事故の日は、両親とハピネスの活動に参加した帰りだった・・・と。

後片付けを頼まれていたんだけど、それが嫌で、マリンとのいざこざをチャンスと思って電車を降りたのです。

その直後の事故です。

「両親が最期に見た僕の姿は、大人げないものだった筈・・・。がっかりして死んだ。」

だから、あの日の事は思い出すのも話すのも嫌だった、今から行っても良いか?会って話そう・・・と。

 

早く来て・・・とマリン。

やっとソジュンが胸の内を話してくれたと感じました。

 

やっとやっと仲直りできました。

心からお互いを愛しいと思って抱きしめる事ができました。

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母の日のその後

2018-05-27 14:24:38 | その他

一昨年の母の日に、オンマにプレゼントしたアジサイが、我が家の庭でその後の人生・・・正確に言うと、花生を過ごしています。

まだ、咲き始めです。

今年は随分枝が張って、花芽も増えています。

小さな鉢植えのアジサイだったのですが、ちゃんと根付いて枝を広げて来ました。

可愛い色合いでオンマも気に入ってくれたのですが、庭では少々地味かも。

満開が楽しみです。

こちらの家は、庭が狭いのと、既に木が植えられているので、もう何かを植えるスペースはありません。

せめて、プランターで・・・と、唐辛子を先日育てはじめました。

やっぱり、自分が植えた物は、成長が楽しみです。

お天気が良いのは今日までとか。

週明けから梅雨の走りのような予報が出ています。アジサイの似合う季節になります。

でも、くせ毛の私とすると、湿度のと共に、ドライヤーで伸ばした髪が、あっという間にくるくるになるのが、悩みの種となる季節でもあります

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『明日、キミと』6話まで

2018-05-25 16:46:48 | 韓国ドラマのエトセトラ
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2019年3月25日がソジュンの最期の日。その時、自分とマリンはどうなるのか、事故を避けることはできるのか・・・。

それを知る未来の自分が消えたと知ったソジュン。

消えた理由、消えた日を調べなくては・・・と思いました。

2016年のドゥシクの留守宅に置き手紙を残しました。

それを、ドゥシクは読むのですが、ソジュンに連絡しませんでした。

 

マリンは、ハピネスの一件をソジュンから聞きたくて、あれこれとカマをかけました。

人知れず匿名で善行をしていた人の事がニュースになっているのを、敢えてソジュンに見せ、しきりに感心した様子を見せました。

でも、ソジュンは全く打ち明けてくれません。

 

マリンはソジュンの写真をハピネスに送りました。

自分の作品を見てから、採用するかどうかを決めてほしいと思ったのです。

広報の担当者やセヨン父は、なかなか良い写真だと気に入ったのですが、セヨンは気分悪そう。公私混同だと言い、マリンを採用することには反対しました。

マリンはセヨンが自分を嫌っていると気付いていました。

だけど、マリンは平気でした。

これまで、マリンは散々世間から非難されたり陰口をたたかリして生きてきたのです。自分を嫌う人がいても、気に病むような時期は過ぎていました。

結局、マリンは採用されました。

 

地下鉄でのタイムトリップに慣れるまで、ソジュンは3年かかりました。相当な身体へのダメージがあるようです。

今では、生きたい時間に行けるまでになっていたのです。

だから、1日に2回以上、地下鉄に乗ることは、今でも避けていました。

でも、今はそんな事言ってられません。何としても、自分が居なくなった時を突き止めなくてはいけないのです。

そして分かりました。

自分が失踪したのは、11月30日だということが。あと3カ月もないのです。

 

ある日僕が急にいなくなったら、どうする?・・・とソジュンはマリンに聞きました。

「戻って来るまで待つわよ。」

「マリン・・・僕たちいつまでも一緒に暮らそう。腹が立ったり、幻滅したり、うんざりしても、生まれた時から一つだったように僕の傍を離れるな。」

そんなに好き?・・・とマリン。

「もし君が僕の傍を離れたら正気を失うだろう。」

マリンは幸せでした。

 

でもね、仕事では相変わらずセヨンが絡んで来るんですよ。

で、とうとうお酒を飲みながら、お互いの本音を言い合うことにしました。

セヨンは思いっきり本音を言ったようですが、マリンは一切堪えません。悪口なんて、面と向かって言われて来ましたからね。平気なんです。

おまけに、お酒でもマリンの方が強かったようですね。

 

とはいえ、マリンもすっかり酔っ払った状態で帰宅しました。

ソジュンを探してるうちに、見慣れない雑誌を見つけてしまうんですよ。それは未来の雑誌で、マリンの知らない人が大統領に当選したことを知らせるモノでした。

酔っているとは言っても、マリンはその内容に疑問を感じました。

そこにソジュンが帰宅して、誤魔化そうとして、そのまま寝かせたのですが、夜中に起き出したマリンは、そのことを覚えていたのです。

そう言えば、他にも不思議なことはあった・・・とマリンは思い出しました。

必要になるかもしれないと折りたたみ傘を持たせてくれたら、本当に雨が降ったこと。

見た事も無い機能のついたスニーカーがあったこと。あの発売前のラーメンだって・・・。全自動の掃除機も・・・。

研究員の友達がいると言ったけど、セヨンは、そんな友達はいないと否定してた・・・。

 

「まさか、タイムマシンで未来に行ったとでもいうの?」

と、ソリはマリンの悩みを聞いて言いました。

冗談じゃないの・・・とマジなマリン。

この時は、冗談で済ませました。他の理由があるに違いないと。ま、普通はタイムトラベラーなんて存在、信じませんよね。

知らないことが多すぎるのが、マリンには不安なのです。

 

12月3日にお前の家で会おう・・・とソジュンはギドゥンと約束しました。

巻き込みたくないから、理由は話せないけど、その日聞きたい事がある・・・とね。

そして、2016年12月3日、ソジュンはギドゥンの家にやって来たのです。

 

僕がいなくなった・・・とソジュン。

だから来たんだろ?・・・とギドゥン。

「お前は海外へ・・・。マリンさんとは別れた。夫婦仲が悪かったんだ。婚姻届は出して無かった。」

ギドゥンが言いました。

信じられません、ソジュン。

でも、ギドゥンは言いました。戻ったら、マリンと別れろ・・・と。それがお互いの為だと。

呆然としてしまうソジュンでした。

地下鉄の終電にも遅れてしまいましたよ・・・。その時は、現代に戻れませんでした。

 

街に戻ったソジュンは、自宅近くでマリンの姿を見かけました。

うつむきながら歩くマリンの後を、そっとソジュンはつけていきました。

マリンは、家に入りました。ソジュンは、自宅の外で夜を明かしたのです。

その頃、2016年のマリンは、連絡も無いソジュンを、ずっと起きて待っていました。

 

朝早く帰ってきたソジュンに、マリンは怒りをぶつけました。

何故何も話してくれないのか、何を隠しているのか・・・と。

でも、ソジュンは言えません。

ただ、マリンがどんなに自分を心配していたかと言う事は分かりました。謝ろうと思いました。

が、上手く伝えられません。

 

頭を冷やしてこよう・・・と外に出たら、なんとそこにドゥシクが。

結婚したら人生がリセットされて未来が変わる筈だと言ったよね?・・・とソジュン。

「だけど、僕の未来がもっとこじれてしまった。」

そう言ったのを、マリンが聞いちゃった

 

ところで、ドゥシクは、何故かキム常務と手を組もうとしています。

キム常務は、多額の資金を自分に任せてくれると言うドゥシクの話を聞き、これで社長への道も開けて来たと思ったようですが・・・。

どーいうこと?

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『明日、キミと』5話まで

2018-05-25 15:29:17 | 韓国ドラマのエトセトラ
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3か月以上間があいたので、ストーリーを思い出すのが大変。

特にこの作品は、時間の行ったり来たりが激しくて、おまけに一人の人物が時間それぞれに存在しているというややこしさ。

思わず時間の経過を表にまとめようかと思ったほどです

 

ソジュンとマリンは嬉し楽しく新婚生活を始めました。

あまりにも短時間で結婚したため、お互いの事を殆ど知らないまま・・・。

例えば、マリンは意気込みはあるけど、料理の腕はさっぱり・・・とかね。

 

キム常務は妻のゴンソクに、マリンからソジュンの情報を得るよう頼みました。

ソジュンは、業界で正体不明と噂されているのです。頼りになる後ろ盾があるようでも無いし、経歴が優れているというわけでもないわけです。

彗星のように現れて、あっという間に会社を大きくしたのですから、そりゃぁ噂されますわな。

政財界とどんなつながりを持っているのか、とにかくあらゆる情報を手に入れようとしているのです。

 

ゴンソクは、夫の頼みとあっちゃ、仕方がありません。

喧嘩したばっかりだし、これまで下に見て来たマリンが自分より立場が上になったようで、気分が悪いんですよ。できるならば、関わりを持ちたくないわけです。

ソリに仲立ちをしてもらって、マリンに会いました。

 

ゴンソクが夫の洋服を買いに行くのについて行く羽目になったマリン。

ソジュンの服も買えば?・・・と言われたのですが、サイズが分かりません。

そんな事も知らないの?・・・とバカにされ、本人に聞こうとしたのですが、電話がつながりません。

その時、ソジュンは未来に行っていて、洋服を買ってる最中だったのです。2017年の新作を。

そして、忘れてはならないのが、未来の新聞雑誌。情報を得て、会社の方針に反映しなくてはいけませんからね。

 

マリンは、ゴンソクに指摘され、初めて自分がソジュンの事を何も知らないと気付きました。家族や友達など、全く知らないのですから。

ソジュンに、ギドゥンとセヨン以外の友達にも会わせて・・・と言いました。

ソジュンは、あっさりとOK。その場しのぎの返事だと分かりますが、マリンは信じ切っていました。その言葉だけで安心したのです。

 

両親は愛し合ってる男女ではなく、ただ、私の親でしかなかった・・・とマリンは言いました。

あなたは私をずっと女として見て・・・とソジュンに言いました。

二人は幸せでした。

 

ある日、マリンは戸棚の中にあったラーメンを母と一緒に食べました。

とても美味しかったので、それを写真付きの記事としてSNSにあげたのですが・・・。

なんとそれはソジュンが未来から持ち帰ったラーメンで、まだ2016年には発売されていないモノだったのです。

どこで買えるのかと言う質問が寄せられたので、マリンはソジュンに聞きました。

慌てたのはソジュンです。

それは研究者の友人からもらって、発売前の商品だから、記事を削除しないと大問題になる・・・と言って、マリンにSNSから削除させました。

そして、今後、見たことの無いモノを家で見つけても、絶対に公表するなと釘を刺しておきました。いろんな分野の研究所に友人がいるから、差しさわりが出てくるから・・・とね。

マリンくらいしか信じる人はいないでしょうね、そんな言い方

 

キム常務が企画した案を、ソジュンが白紙撤回。

キム常務は、自分が提案した企画だからか?・・・と怒りました。

ソジュンは将来、損をする事が分かっているから企画を取りやめたのです。

でも、そう説明することはできません。

自信を持って進めようとしていた企画だけに、キム常務はソジュンに詰め寄りました。

そこにいきなりドゥシクがやって来ました。

ラッキー・・・とばかり、ソジュンはキム常務を置き去りに、ドゥシクと外に出て行きました。

 

ドゥシクは、突然、海外に行くと言いました。

ソジュンは驚きます。

予定していなかった結婚をしただけに、自分の未来がどう変わるか予想もつかない今、頼りになるのはドゥシクだけです。

なのに、いなくなるなんて・・・と不安になりました。

 

マリンは婚姻届の用紙を区役所から貰って来ました。

ソジュンは、一瞬躊躇したんだけど、早く子供を作って未来を変えようと思い、サインしようとしました。

でも、マリンはまだ子供は欲しく無いと言いました。

良い親になれると思うまで、産まない・・・と。

それに、万が一自分たちが早く死んでしまったら、残された子供は?・・・と。

そこまで考えて無かったとソジュンは思いました。実際、自分とマリンは3年後には死ぬかもしれないのですから・・・。分かってて子供を持つのは無責任かもしれないと考えたのでしょう。

 

結局、サインはしたようです。

 

翌日、ドゥシクを訪ねました。

ところが、部屋にはいません。もう旅行に行ったのか?・・・と思いました。

でもね、ドゥシク、旅行に行ってはいません。偶然帰って来たのですが、ソジュンの姿を見ると隠れてしまいました。

何かある

 

ハピネスというNGOの団体を設立したのはソジュンの両親だったようです。

両親の死後、有名無実化していたのを、ソジュンが資金を出して、再建したのです。セヨンを建築チーム長、セヨン父を運営代表に据えて。

今回、セヨン父が、マリンに記念誌の写真を撮ってもらえないかと声をかけてきました。

ボランティアなので、報酬は期待できませんが、マリンはやる気になりました。仕事を始めようと考えていたところだったからです。

それに、セヨン父から、ハピネスを設立したのがソジュンだと聞いた事も理由になりました。

ソジュンの両親が例の地下鉄事故で死んだことも、セヨン父から初めて聞きました。事故後、ソジュンがハピネスを再建したんだと聞き、それは両親の意志を受け継ぎたかったからだとマリンは考えました。

ソジュンが誇らしく思えました。

 

ソジュンはドゥシクに話を聞きたいと思い、2018年に行きました。

自宅の前に、その時代のドゥシクがいました。なんだか、落ちぶれた感じで、いつもとは別人のようです。

家に入ってソジュンは驚きました。

なんと、空き家なんです。それも、随分長い間誰も住んでいない雰囲気です。

何があったんです・・・とドゥシクに聞きました。

「お前と連絡がとれない。かなり前から。」

と、ドゥシク。

お前が消えたんだ、ソジュン・・・。

マリンは?・・・と聞くと、

「何も聞くな。お前と親しくなって後悔してる。顔を見るのも辛いよ・・・。」

そう言って、ドゥシクは家を出て行ってしまったのです。

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ポスター公開♪

2018-05-25 09:23:55 | チョ・スンウ関連

既に撮影が始まっている『ライフ』

そのポスターが昨日公開され、注目が集まっているようです。

 

記事は、こちらから 『好奇心を刺激するティーザーポスター公開』(innolifeより)

              『「ライフ」意味深なポスター公開』(kstyleより)

 

つい先日やっと「秘密の森」の視聴を終えた私。まだまだシモクの姿がありありと頭に浮かびます。

同じようなスーツ姿ですが、今度は医療関係者。

いつもチョ・スンウssiの詳細なニュースを知らせてくださる管理人ペンちゃんさんの『スンウな毎日』で、確認することができますよ。

 

7月から放送開始予定だとか。

楽しみです

そして、また、我が家で視聴できる放送局でも日本初放送を

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おひとり様ドライブ♪

2018-05-24 15:49:55 | ご近所探訪

昨日の天気とはうって変わって、今日は朝からまぶしいくらいの青空

家事を済ませ、PCに向ったものの、青空が私を呼ぶんです

どこかにドライブしたいけど、時間の制約があるわけですからね。

で、以前から行きたかった道の駅に行く事にしました

 

『道の駅 風早の郷 風和里(かざはやのさと ふわり)』さん。

トップの写真は、展望デッキから見た瀬戸内海。

近くにも遠くにも、点々と島が見えます。

同じ方向を、ちょっとアップにすると、こんな感じで、小さな島が見えます

ウィークディなのに、たくさんの人が来ていましたね。車あり、バイクあり。

今治からこの辺りまでは、海岸線に沿って南に向いて走ります。

なんだか、南房総を走っている気分になりました。

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『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』26話まで

2018-05-23 18:38:53 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

私はオリニじゃない

ギルヒョンに抱きしめられたオリニは、振りほどいて叫びました。

仲間たちは、皆、口々にオリニとの思い出を話しました。もしかしたら、何か思い出すかもしれないと期待して。

ギルドンが、例の青い布を見せた時、オリニの脳裏に一瞬甦るシーンがありました。

自分が凍った川を一生懸命掘っているところ、誰かが自分とオリニの手頸をこの青い布で縛っているところ・・・。そして、自分が歯で青い布を食い千切ろうとしているところ。

でも、オリニはそれ以上思い出す事は出来ませんでした。

だから、オリニにとってこのアジトで皆と一緒に暮らすと言われても、不安でたまりませんし、怖い気持ちにもなっていました。

ギルドンとギルヒョンは、時間をかけて見守って行く事しか出来ませんでした。

 

パク氏は、よりによってスハクの友達がギルヒョンだったなんて・・・と、ショックを受けました。

でも、チュンウォン君は、これを良い機会ととらえていました。

ギルヒョンはソン・ドファンの愛弟子でした。だからこそ、燕山君も信頼して側近としたんだから、この不始末はソン・ドファンの責任でもあると、チュンウォン君は主張したのです。

ソン・ドファンの勢力をそぐ事もできるし、スハクがギルドンを捕まえたら、ソン・ドファンではなく、スハクの手柄となります。

燕山君の前で、ソン・ドファンはひたすらひれ伏して、自分も騙されたのだと訴えました。

が、燕山君の表情は苦々しいものでした。

 

スハクはモリと共にギルドンを捕まえる任に当たりました。

しかし、スハクはだったモリと一緒に行動するなんて、嫌でたまらなかったんですよ。だから、別行動をしました。

モリは呆れたように見てます。

 

民から、官軍が入って行ったという山を探し始めたスハクと軍。

知らせを聞いたギルドンたちは、警戒に当たりました。

ところが、匿っている民の赤ちゃんが泣きだしてしまってね。アジトがばれそうになってしまったのです。

そんな時、別の一行と出会いました。長官が部下を率いてやって来たのです。彼らは獣の皮を上納するために、狩りをしているところでした。

長官は、スハクに、数日狩りをしているが、官軍を見かけたことはないと言いました。

ギルドン達を助けてくれたわけです。

理由を聞くと、ギルドンたちが王宮殿に討ち入った時、重臣の首に罪状を書いた札をぶら下げた事が、気持ち良かったと言ったのです。常々、王のやり方を見て見ぬふりをし続けている重臣たちに腹をすえかねていたようです。

ここにも味方がいました。

 

燕山君は、寝られないとガリョンを呼んで話をさせていました。

気にならないのかと問われたノクスは、平然と答えました。ガリョンの手におえる王様ではない・・・と。

いつか必ず自分のところに王様は戻ってくるから・・・とね。

 

ノクスは、オンナンに聞きました。

ガリョンとどうして親しくなったのか・・・と。

オンナンは、ガリョンが青い布のことで、オリニと間違えたようだ・・・と答えました。

ノクスは、思い出しました。ギルドンが手に結んでいた青い布のことを。

 

オリニは、ソン・ドファンにギルドンたちのことを報告しに行かなくてはいけないと、こっそりとアジトを抜け出しました。

ソン・ドファンの家についた時、そこでオリニはドファンと一緒の一人の人物を見ました。

その人こそ、オリニを洗脳した人物だったのです。

何か怪しげな薬を飲ませ、名前を変え、記憶を失くさせました。

その時の様子がオリニの頭に甦って来ました。

そして、とうとう洗脳される前の記憶が甦って来たのです。

私の名前はオリニ。ギルドン兄さんに会わせてください・・・何度も何度も言った・・・と。

 

オリニは全ての記憶を取り戻しました。

勿論、ギルヒョンのことも、仲間たちのことも。

守貴単の者たちが如何に酷い事をして来たかも。

 

ガリョンは、ある夜も、また燕山君に呼ばれ、話をしました。

そのうちに眠りはじめた燕山君。

ガリョンはそっと近づきました。

その日、運平の一人が、些細なことでまた殺されたこともあって、ガリョンの怒りはピークに達していました。

簪を手にとり、燕山君を殺そうと振り上げたのですが、その手をノクスが掴んだーっ

 

王様を殺して私も死ぬためにここに来たの・・・とガリョン。

「お前の夫は誰?」

と、ノクス。

「夫は王と言う獣にずたずたにされて死んだ。私の夫は盗賊ホン・ギルドン。」

 

街では燕山君を非難し、ギルドンを王としたいという抗議文が貼られました。

他にも、様々な抗議文が貼られ、ギルドンの評価が高まる一方。燕山君はますます不機嫌になりました。

燕山君は、こういう声を押さえるために、誰かを見せしめにすることを思い付きました。

禁標を作った時、強制的に立ち退かされた村人が、不平不満を抱いているようだ・・・とスハクが言ったので、その村、香州牧が狙われました。

なんと、村人全員を逆賊として、殺せと命じたのです。

 

官軍の大群が村に向いました。

その知らせを聞いたギルドンたちはあまりにもひどいやり方に、怒りと共に恐怖も感じたようです。

王に反抗したら、こうなるぞと言う見せしめにして、民の声を押さえこもうと言う魂胆だと、すぐに察せられました。

 

何としても官軍を止めようとギルドン達は戦いを決意しました。

仲間の民たちは、自分たちも一緒に戦うと言いました。なにせ、数が圧倒的に少ないですからね。

でも、戦いに慣れない民たちを巻き込むことは、ギルドンたちの本意じゃありません。

彼らには、オム・ジャチと共にアジトに残って女性や子供たちを守ってほしいと言い残し、出て行ったのです。

 

官軍の前に立ちはだかったギルドンたち。

戦いが始まりました。

最初は、優勢だったのですが、何と言っても相手は多数。何倍もの数を誇っていますから、徐々に劣勢に。

怪我する者も出て来ましたし・・・。

そこに、突然崖の上から矢が官軍目がけて射かけられたのです。

アジトに残っている筈の民たちでした。

 

彼らは、彼らなりの戦い方で、支援に来たのです。

これで形勢は一気に逆転。

激しい戦いの後、ギルドン達が勝利したのです。

でも、民の中でも犠牲者が出ました。

一人の男性は、死ぬ前に、ギルドンに言いました。

「ホン将軍。こんな日は生まれて初めてです。実に痛快でした。気持ちいいですねぇ。自分の気持ちに素直に従うっていうのは・・・。礼を言います。」

それが最期の言葉でした。

 

泣きながら立ちあがったギルドンは言いました。

「香州牧を解放区にしてみせる

 

いよいよギルドンたち『ホン僉知』が立ち上がるのですね

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『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』25話まで

2018-05-23 14:29:23 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

オリニがソン・ドファンにギルドンは間違いなく生きている・・・と報告していたその時、ギルドンたち“ホン僉知”は祝宴会場になだれ込んでいたのです。

会場は、大混乱に陥りました。

燕山君は、ジャウォンたちに守られながら、なんとか会場を抜け出しました。

でもね、途中、行く手に立ちふさがったのは、ギルドン。

挑発するように燕山君に言いました。

「イ・ユン。怖いのか?それは気の毒に。」

そしてそのまま馬で駆けて行きました。

燕山君は、最初怯んでいましたが、ギルドンが逃げ去ったと思った瞬間、自分の馬が目に入ったのです。

すぐさま、後を追いました。

 

ギルヒョンは、ホン僉知の仲間に兵の恰好をさせ、宮中を走りました。

そして、閉じ込められている民と運平たちを救い出したのです。

 

ガリョンはその時、オンナンの牢の前に居ました。

“ホン僉知”の仲間だと聞き、ギルドンたちの意志を継ぐ者たちが助けにきてくれた・・・と思いました。

で、オンナンを牢から出し、一緒に逃げかけたのですが、途中でふとオリニの事を思い出したのです。

どうしても、オリニも一緒に・・・と思い、オンナンだけを行かせ、自分はオリニを探しに戻ってしまいましたよ。あのまま行ってれば、ギルドンと再会できたのに・・・。

オリニはその時、ソン・ドファンの元に行っていましたから、見つかる筈ないのに・・・。

結局、チャンスを逃してしまい、ガリョンもオンナンも宮中にとどまるしかありませんでした。

 

草原でギルドンに追い付いた燕山君。

ま、正確に言うと、ギルドンが燕山君をおびき出したって事ですけどね。護衛兵を振り切って燕山君一人にするのは、なかなか簡単じゃありませんからね。

燕山君は、ギルドンに聞きました。

お前は高麗王族の子孫なのか、それとも、高官の庶子なのか・・・と。

ギルドンは笑いました。

「自分は高麗王族の子孫でも高官の庶子でもない。ただ単に父の息子だ。のアモゲ、朝鮮で最も身分の低い者。」

燕山君は信じられませんでした。ギルドンのような王を王とも思わないような輩は、卑しい身からは生まれない筈・・・と。

「では聞くが。あなたは王の息子なのに、何故卑しいのですか?」

俺は両親から生まれたが、あなたの所為で変わった・・・とギルドン。

ならず者だった俺は、あなたに身体を砕かれた日、俺の骨や肉をつないでくれたのは、あなたに苦しめられている民の血と涙だ。だから、俺を止めたければ、まずあなたが止めろ。あなたが止めれば俺も止める。そして、しがない“踏み台”に戻る。

そう言って去っていくギルドンを、またも燕山君は追いました。

でもね、山道に差し掛かった時、目の前にたくさんの民が。

弓を構えて取り囲まれたのです。

 

流石に怯む燕山君。

恐怖でうろたえました。

終わりだと思った瞬間、ギルヒョンが駆け付けたのです。そして、燕山君の前に立ち、まずは自分を殺せと叫びました。

これは勿論作戦です。

こうすることで、燕山君のギルヒョンへの信頼がますます篤くなるようにギルドンたちは仕組んだのです。

 

燕山君は、ギルヒョンに抱えられながら、なんとか王宮殿に戻りました。

ギルヒョンだけが命を投げ出して自分を守ってくれた・・・と感動していました。

 

燕山君を、ソン・ドファンが待っていました。

何故、自分にギルドンが生きている事を隠していたのですかと、詰め寄りました。

何故そなたに知らせる必要がある・・・とイラついた燕山君が言いました。

ソン・ドファンは、この件を見て確信したのですがと、宮中にホンギルドンのスパイがいる可能性を示唆しました。

そして、それはノクスではないかと。

スパイ・・・と、ソン・ドファンが言いだした時、ギルヒョンは思わずぎくりと身構えました。でも、ノクスの名前が出て、ほっとしました。

 

燕山君は、本当に人の言葉に左右されやすい性格です。良く言えば信じやすい純情さを持っているということです。

ソン・ドファンのノクススパイ説がすぐに頭の中を支配しました。

考えてみれば、ノクスは、ギルドンを生かそうとしていた・・・と思いました。

しばらくの間、ノクスにも会わずに考え続け、結局、ノクスの愛したただ一人の男というのが、ギルドンでは?・・・と結論づけたのです。

ノクスは、正直に話すしかありませんでした。

 

燕山君は、心を入れ替えるどころか、ますます些細な事で臣下や民を罰するようになりました。

彼は命令するだけですが、処刑を実行する兵たちはたまったもんじゃありません。

あまりにも酷いやり方に、徐々に王に対する反感を抱くようになってきたのです。このままでは自分たちの精神が変になる・・・と。

そんな時、声をかけたのがギルヒョンでした。

 

燕山君は、唯一信頼しているギルヒョンに大軍を預け、ギルドンを捕えるよう命じたのです。

ギルヒョンはしめた・・・と思いました。

「軍の威力は兵の数ではありません。私に兵を選ばせてください。忠誠心の篤い者だけで討伐軍を編成します。」

燕山君は、このギルヒョンの言葉にも、すぐに頷きました。もっともだ・・・と思ったのです。

で、ギルヒョンは王に対して反感を抱いている兵を集めたというわけです。

目の前に死んだ筈のギルドンが現れ、仲間に・・・と声をかけられた兵は、すぐさまギルドンにつく事を決めたのです。

 

ソン・ドファンはギルヒョンに、何故ギルドンが生きていた事を黙っていたのかと、詰問しました。

ギルヒョンは、王命だったから・・・と答えました。

上の者を軽んじることになるから、師と言えど、話せなかった・・・と。上手いです

ソン・ドファンはその言葉に納得するしかありませんでした。

今回大軍を任された事も聞いていますから、ますます燕山君の信頼が篤くなったことを褒めました。

ここで、ギルヒョンはまた上手い策を。

宮中のスパイを探るためには、こちらの駒を送りこむのが良い・・・と提案したのです。そのために、車人を使わせてほしいと。

そして、その任にあたるのは、怪しまれない少女が良いかと・・・とね。オリニです。

 

ソン・ドファンはこの策を受け入れ、燕山君にも報告し、理由をつけてオリニを宮廷から追い出しました。

勿論、オリニにはあらかじめ、ソン・ドファンから、ギルドンたちを探る手段だと伝えてあります。

ガリョンは、自分も・・・とオリニの後を追おうとしましたが、それは却下されてしまいました。

 

宮廷から出たオリニに、すぐにホン僉知の仲間が接触して来ました。

案内されて行った先には、ギルドンが待っていました。

すぐにギルドンだと気付いたオリニは、緊張して後ずさりしました。

ギルドンは、いきなり兄だと名乗ることはせず、優しく手を取りました。

「心配しないで。これからは俺が守ります。」

危険な悪い人間だとギルドンを思って来たオリニです。でも、この時、それが間違いではないかと感じたかも。

とても優しい眼差しで見つめていましたからね。

 

ギルヒョンは、パク氏を訪ねました。

スハクに会って行こうと思ったのでしょうか。

でも、生憎、スハクはギルヒョンの正体を探るために出かけていて、まだ戻っていませんでした。

パク氏は、王様の信頼も篤いギルヒョンを、息子の良き友として歓待しました。

ギルヒョンは、パク氏に細長い包みを渡しました。弟が幼い頃に折った枝で作った仕置き棒です・・・と言って。

パク氏は、いったい何のことやら・・・です。

「いつまでもお元気で長生きしてください。そして、世の中がどうなるのか、しっかりと見てください。」

そう言って、ギルヒョンは席を立ちました。

包みに入っていた仕置き棒を見た瞬間、パク氏は思い出しました。昔、自分がこの枝を取って来るよう命じて、ギルドンを虎の住む山に行かせた事を。

 

ギルヒョンは、その直後、パク氏を訪ねて来たチュンウォン君と会いました。

丁寧に挨拶し、以前、とても寒くて暗くて恐ろしい場所でお会いした事がある・・・と言いました。

チュンウォン君も、すぐには思い出せませんでした。

が、直後に、思い出したのです。ギルドンたちに嵌められて、牢に居た時、会いに来て恨みがあるような話をし、あざ笑った奴だと。

慌ててスハクに知らせに行きました。

 

宮門の前で、スハクを見つけた二人は呼びとめ、ギルヒョンの話をしました。

その時、スハクは、パク・ハソンが偽物だという事実を突き止めて、慌てて帰って来たところだったのです。

スハクは、母とチュンウォン君の話を聞いて、気付きました。

パク・ハソンを名乗っていたのは、ギルヒョンだ・・・と。

 

スハクは、慌てて燕山君の前に駆けて行きました。

すぐにも、軍を呼びもどしてください・・・と頼みました。

事情を聞いた燕山君は、愕然としました。

で、ただちに探させたのですが、既に大軍も、ギルヒョンの姿も消えてしまっていたのです。

唯一信頼しきっていた人物が、よりによってギルドンの兄・・・。

その事実は、燕山君を打ちのめしました。

 

アジトに軍と共に到着したギルヒョン。

やっと懐かしい仲間たちに会えました。

そして、オリニ・・・。

オリニの姿を見つけたギルヒョンは、力いっぱい抱きしめました。自分が見失ってしまったがため、これまで苦労させることになってしまったという兄としての悔いが大きいのです。

オリニは面喰いました。何事が分かりませんでした。

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『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』24話まで

2018-05-23 10:42:01 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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何でもない事を罪とされ、牢に入れられている所謂“罪人”。その数は、半端無いものになっていて、牢の外にまで溢れている始末でした。

ギルドンは、その罪も無き罪人を迎えに行きましょう・・・とアジトに匿われている民に言いました。

でもね、彼らはごくごく普通の民です。

命の危機にさらされることなく生きていければ、それだけで良いのです。他人を救うなんて考えたことはありませんでした。

だから、尻ごみしました。ギルドンたちの呼びかけに反応する人は少なかったのです。

ソプリは、昔の自分を思い出しました。チュンウォン君に復讐するとギルドンが言いだした時、真っ先に逃げ出したことを。民の気持ちが理解できました。

 

巫女は言いました。

彼らは、戦ったことも勝った事も無い民なのだ・・・と。

だから、ギルドンたちがこれまでして来たことをきちんと話して、分かってもらうべきだとね。

ギルドンたちは、民に自分たちがこれまで如何にして戦ってきたかを話しました。それによって、民の気持ちが動いたのです。

王に・・・今の政権と戦う気持ちになりました。

そこに、昔の仲間も加わり、大所帯となって行ったのです。

ギルドンを信じ、生きるために志を一つにする仲間が増えて行きました。

 

朝廷では相変わらず人の上げ足をとったり、密告したりするという不穏な空気が満ちていました。

重臣たちは、今日は安泰でも、明日どうなるか分からない状況の今、何とかして生き伸びる方法を模索するだけが議題となってしまっていました。

彼らは、ソン・ドファンに教えを請う事を思い付きました。

ついせんだってまで、“階位も持たない外の者”と、蔑んでいたのに・・・。

 

愛想笑いを浮かべながら訪ねて来た重臣たちに、ソン・ドファンはちくっと皮肉を言いながらも、にこやかに迎え入れました。

ドファンは、燕山君の次の行動を予想し、彼らの行動を助言しました。

それが悉く当たるものですから、重臣たちもすっかりソン・ドファンを信じるようになってしまったのです。

重臣たちとソン・ドファンの仲立ちをしたギルヒョンは、そんな重臣たちの卑屈な態度を情けない思いで見ていました。今はもう、彼らは朝廷の重臣というのは名ばかりで、自分の命を守る事だけに汲々としているのですから。

そしてそういう朝廷にしてしまったのは、自分が信頼して仕えて来た燕山君なのですから。

ギルヒョンは、重臣たちや燕山君の言動を静かに見つめていて、燕山君の意図が見えて来ました。

血の嵐を起こしたのは、廃妃が理由では無い。王の力を押さえて来た過去の100年を消し、王の力に飼いならされた朝鮮を作る気だ・・・と。その為に選んだ道具は、暴力なのだと。

“この国は崩れ始めた”

と、ギルドンに手紙を書いたギルヒョンでした。

 

燕山君は、太平の世を祝う祝典を開く事を決めました。

ギルドンたちは、その日を決行の日と決めました。そして、その日に向けて準備を始めたのです。

武器は役所から盗んで来ました。お手のもんですわな

そして、民に格闘技を教えました。

ただ、ギルドンは一つだけ心配でした。それは、牢に捕らわれている罪なき人々が、自分たちが救いに行くとも知らず、死んでしまうことです。どうか、その時まで生きて耐えていてほしいとギルドンは願っていました。

 

スハクは、部下が見つけ出した本当のパク・ハソンの家に行きました。

墓は3つ。祖父と父親だと言う事は分かりましたが、もう一つは、名前が削られていて、判読不可能でした。これが本物のパク・ハソンのお墓なのね。

スハクがギルヒョンのことを疑っているのを知ったソン・ドファンは、理由を聞きました。

ドファンからしてみると、ギルヒョンは自分の教えを忠実に実行している有能な弟子です。何故疑うのか、分からないのです。

疑う理由を話しても、ソン・ドファンは疑うスハクが変だと言いました。

でも、納得できないスハク。

で、ギルドンが本当に死んだのかどうかも怪しいと言いました。

これには、ソン・ドファンも疑念がわきました。

 

ソン・ドファンは燕山君に確かめてみようと考えました。で、揺さぶってみると、明らかに燕山君の態度が変。

もしかして、生きているのでは?・・・と初めて生存説に傾きました。

 

チュンウォン君は、相変わらずパク氏をソン・ドファンから離そうとしています。スハクの将来を考えたら、離れた方が良いという主張です。

パク氏は、少しは心を動かされたように見えますが、どこまでチュンウォン君を信じているか・・・。

そして、チュンウォン君は、モリには燕山君に忠誠を誓うよう改めて念を押しました。

モリは、ギルドンが生きていることを、チュンウォン君に話しませんでした。あれは何故?

ギルドンが、ガリョンを失って気力が無さそうに見えたから、もう害は無いと思ったのでしょうか。

 

ガリョンは見習い運平としてノクスの傍に仕えていました。

ある時、ノクスに、ギルドンと別れて後悔していないか?・・・と問いました。今でもギルドンのことを心の隅に抱えているように見えたのでしょう。

「後悔していない。」

と、ノクスは答えました。確かな男を選んだから・・・と。

ただ、気になるの・・・とノクスは言いました。ギルドンを選んでいたら、自分は今どうなっていたか・・・と。

「私を想ってくれたのはギルドンだけだから。」

王様は人を想う事を知らない方だから・・・とね。

その言葉、ガリョンは切ない気持ちで聞いていました。

 

ある日、燕山君は運平たちに芸を披露させていたのですが、ふいにガリョンにも何か・・・と希望しました。

でも、ガリョンには取り立てて王に見せるほどの芸はありません。

だから、語りはどうかと言いました。

燕山君は、この時のことを覚えていて、後日、眠れない夜にガリョンを呼んだのです。ガリョンの語りを聞けば、眠れるかもしれないと思ったのです。

そして、その通りになりました。

久しぶりに心安らかに眠れる事が出来ました。

 

ノクスは、この話を聞いて、不愉快になりました。とうとう燕山君に他のお気に入りの女性が出来たと思ったのです。それがよりによって下に見ていたガリョンだなんて・・・でしょうか。

そしてもう一人、ガリョンにライバル心をむき出しになる者が。

なんと、オリニなんです。

オリニは、舞を上達して、早く興清に上げて貰いたいと思っています。たくさんのお金を貰う事で、実家の母親を助けてあげたいと考えているのです。

母親と言っても養母です。

そんな話をオンナンから聞いたガリョン。自分を敵視するオリニの気持ちが分かった気がしました。

この時、オンナンは生き別れた兄がいると聞きました。直後にギルドンが握っていた布と同じ物を持っているのを知ったので、オンナンが妹のオリニだと思い込んだのです。

 

ある時、オンランがノクスの服の裾を踏んでしまうという出来事がありました。

勿論、わざとではなく、一歩踏み出した時に、偶然踏んでしまったのです。

ノクスがよろけて倒れそうになったので、つい、周囲にいた運平たちが笑っちゃったんですね。

ノクスはバカにされたと思い込み、オンランを罰しました。

それを見たガリョンは、‘義理の妹’を助けようと、口をはさんでしまったのです。ノクスの機嫌はいっそう悪くなってしまいました。

オンナンを罰として運平用の牢に入れましたよ。

その上、燕山君に報告し,罰を決めてもらったのです。上を軽んじた者にどういう罰を与えれば良いか?・・・と。

なんと、討ち首

 

ガリョンはノクスに跪きました。でも、それで許される筈はありません。

オンナンに食事を差し入れに行きました。

どうしてこんなによくしてくれるのかとオンナンに問われたガリョンは、妹みたいな存在だからと答えました。

あの布の反対側の切れはしを持っているのは私の夫・・・と言いかけた時、オンナンが言いました。

「あれは、サンファの物です。」

サンファというのは、オリニの今の名前です。

愕然とするガリョンでした。

 

オリニは自分でできる方法を考えていました。

そして、赴いた先が、なんと、ソン・ドファンの元。

 

オリニは“車人”として行録に記されていました。

車人と言うのは、言わば、潜入して情報を集めてくるスパイのような役目のようですね。

オンナンを助けるために、ノクスを陥れようと考えたのでしょうか。ノクスとギルドンの関係が怪しいと報告しました。

そして、ギルドンは生きていると。

ノクスはそれを知っている・・・とね。

 

祝宴の日になりました。

当日の門にはギルヒョンが立っていました。不審者を徹底的にチェックするから・・・と言って、燕山君に当日の門番を任せてもらったのです。

ギルドンたちがやって来ました。

それぞれ準備の者に扮しています。

仲間たちは、ギルヒョンと久しぶりに顔を会わせました。

嬉しそうで泣きだしそうな表情の面々。それをぐっと我慢して、門をくぐって行きました。

 

そして、祝宴もたけなわとなったその時、ギルドンたちが突然現れたのです。

「ホン僉知、参上

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