「オンエア―」以来のパクちゃんこと、パク・ヨンハ氏の作品です。
2話まで見た限り、パクちゃんと呼んじゃいけない雰囲気
柔和なイメージから脱却しようとしてる意気込みが感じられる作品です。
共演は、キム・ガンウ氏やパク・シヨンさん。その他、お馴染みの芸達者な脇役の方々がた~っぷり
「オンエア―」についての記事は、こちらとこちらから。
ヨンハ氏(これからは、こう呼ぶ事にします)は、一応大卒なんだけど、ど~も仕事にも精を出さず、お気楽に過ごしてました。仕事は兄の冷凍食品会社の手伝い。
恋人(パク・シヨンさん)も居るし、てきとーな、でも平和でそこそこ幸せな毎日を過ごしていました。
それが、ある日、一気に崩れ去ってしまいます
兄の会社の餃子が、所謂”ごみ餃子”と、マスコミに報道されてしまうのです。
でも、それは、完全に報道の誤りでした。
いくら訂正記事を新聞紙上に載せてもらったとしても、一旦報道されてしまうと、ネット社会である韓国では、あっという間にネット上での誹謗中傷の嵐が広がってしまいます。
そして、会社は倒産、悪質な金融会社からの借金の取り立ては厳しく、家庭は崩壊の一途を辿るのです。
その上、それを苦にした兄は、自殺。だから、保険金も受け取れず、莫大な借金だけが残ってしまいます。
ヨンハ氏は、自分の身体を担保に、借金をし、兄の借金を肩代わりするのですが、当然返す当てもありません。
そこで彼は、誤報をしたTV局の記者を生放送中に襲撃し、結局、殺人未遂で逮捕されるのです。
それは、借金から逃れる為でもあったようです。
その”ゴミ餃子事件”を仕掛けたのは、キム・ガンウ氏。
彼は、巨大企業の後継者です。でも、父親の後を継ぐ意思は無く、その莫大な資産を利用して、他企業の買収等によって、もっと多くの金を儲けようとしています。
ヨンハ兄の会社も、本当は、別の大きな冷凍食品会社を狙って仕掛けた策のあおりを受けて倒産してしまったという訳なのです。
ガンウ氏は、表向き冷静沈着で、紳士的。でも、裏には冷徹で非情な顔を持って居ます。
ガンウ氏の妹は、まるで江戸川乱歩の小説「屋根裏の散歩者」ように、父が大切な接客をしてる応接間の天井に穴を開けて、その会話を盗み聞きしています。
その中で、ヨンハ兄の会社が倒産し、兄が自殺したと言う事を知ります。そして、ヨンハ氏が収容されている刑務所に面会に行き、
「うちの会社の為に、あなたのお兄さんの会社が倒産しお兄さんが自殺してしまったようだ。」
と、謝るのです。
ヨンハ氏は、ガンウ妹の話を聞き、”ごみ餃子事件”に、裏の事情があるのではないかと初めて思うのです。
しかし、ヨンハ氏。刑務所の中では、先輩受刑者たちの苛めの対象です。
最初は、怯えていた彼も、ワザと騒ぎを起こす事で、服役の期間を延ばそうと思ったようです。そうすれば、今の自分を捨てて、新しい自分に成れるかもしれないと。
ヨンハ氏が、事件の真相を探るという目的をもつ事で、生き方も変わってくる・・・そんな流れのようですね。
いやいや、刑務所での苛めのシーンは、観てられませんでしたね。
痛そうだし、気持ち悪いし・・・
その辺りは、スルーしつつ、一気に2話、観終わりました。
面白そうです