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ノ将軍は既にウインがIMディフェンス元会長の娘だということを、知っていました。
ヨン・ムングが得意げに報告するのを、今更・・・と言う呆れた表情で見ました。
放っておけとノ将軍は言いましたが、ヨン・ムングは注意しなくてはいけないと思っていました。
金の亡者だったべマンが、ウインと会ったことで人が変わってしまったのが不思議なのです。2人の間に何か共通の事があるに違いないと思っていました。
それでIMの代表が務まるのか?と、ノ将軍が言いました。
ヨン・ムングも負けてはいません。今後は弁護士ではなく、代表と呼んでくださいと言いましたよ。
ウインたちは、ノ将軍が想像以上の怪物ではないかと考えるようになっていました。
ウォン大隊長の足を切断したのだったら・・・と。
べマンたちは、ウォン大隊長を追い詰めるために、ク元兵長に記者会見をさせる予定でいます。
しかし、確たる証拠も必要だとウインは言いました。
それが、中隊長の頭の中に埋まったままになっている銃弾。
位置が悪くて摘出するのは難しいと軍医官が判断したので、そのままになっています。しかし、ウォン大隊長の息の掛かった軍医官の話です。鵜呑みにすることは出来ません。
キム上等兵は、手術に同意しました。1%でも勇気があるのなら進めと言う、兄中隊長から以前聞いていた言葉があるからです。
ウォン大隊長は、べマンから秘密全て知ってるぞと匂わされ、お尻に火がついた気分でした。
記者会見などされたら、自分の地位も名誉も全て消えてしまいます。罪人となってしまうのですから。
同時に、べマンは罠も仕掛けていました。
黒幕の存在も気づいているぞと匂わせていたのです。
黒幕の言いなりになったんだろ?・・・なんてね。
ウォン大隊長はすぐさま、ノ将軍に連絡しました。べマンが全て知っていると。
そして記者会見の日になりました。
しかし、ク元兵長が現れません。
なんと、ウォン大隊長に命じられた輩が捕まえて暴行を加えていたのです。
丁度べマンと通話中だったのが幸いしました。
通話を切らないまま拉致されたので、居場所が特定できました。
記者会見に集まったマスコミは、いくら待ってもク元兵長が現れないので、帰ろうとしました。
そこで、ト刑事が甥っこのために一肌脱ぎました。
必死に引き留めてくれたのです。
ク元兵長は、暴行を加えられながらも、ウォン大隊長の命令には従いませんでした。
そこに、赤いウィッグをつけたウイン登場ですよ
カッコ良いのよ、これが
あっという間に、暴力団を倒し、ク元兵長を救い出しました。
記者会見場にク元兵長が到着しました。
傷だらけの姿のままク元兵長は壇上に立ち、自分が目撃した事実を公表しようとしました。
しかし、記者たちは、口々に今更?・・・と、ク元兵長を非難しました。
ク元兵長は、正直に保身のために口を噤んだことを告白。
証拠は?と、記者。
そこで、べマンが証拠を示しました。銃弾でした。
中隊長の頭から、摘出されたのは、地雷の破片ではなく、銃弾でした。
手術は成功したのです。
では、あの足は?と、記者。
「英雄譚のために自ら切断したか、もしくは黒幕がいるか。会見に向かうク兵長を拉致して会見の妨害を試みた者がいます。絶対に黒幕がいます。これは英雄の自作自演ではなく大事件の予告編です。」
と、べマンが言いました。
そして続けました。
「ホン・ムソプ軍団長、再捜査のため、懲戒処分を解いてください。」
大勢のマスコミを通しての言葉じゃ、無下に拒否することも出来ないでしょうね。
その頃、ウインはウォン大隊長に相対していました。
お前は誰だと怯むウォン大隊長。
全てノ・ファヨンの仕業ろ?と、ウインが言いました。
今回の事も、6年前チャ会長に罪を着せたのも・・・と。
ウインに襲い掛かろうとしましたが、不自由な体ではウインの相手になどなりません。
イ・ジェシクは会見を見て、激怒してノ将軍に連絡して来ました。
息子の次は部下かと。
そして、翌日の愛国会で対応策を示せと言いました。
ノ将軍が何と言おうと、聞く耳持たない感じです。流石のノ将軍も悩みました。
そこに、傷だらけのウォン大隊長が突然乗り込んで来たのです。
これまでノ将軍のために働いて来て、様々な事件の証拠を持っているようです、こういう時の保険として。
自分を見捨てるようならば、その保険によって、ノ将軍だけじゃなく、イ・ジェシクもホン・ムソプ軍団長も、道連れになるぞと脅しました。
ウォン大隊長、地雷を踏んだね。
ノ将軍はすぐに動きました。
まず、ウォン大隊長を逮捕すると法務参謀に指示を出しました。
根拠として、ウォン大隊長が自分に自白したと説明。
法務参謀は、べマンとウインの懲戒処分が解かれたと報告しました。
ホン・ムソプ軍団長直々のお達しで、表彰すべきだとまで言ったんだそうです。
自分を通さずに勝手な決定をしたと、ノ将軍は不快になりました。
翌朝、ユン捜査官とアン捜査官がウォン大隊長逮捕に向かいました。
しかし、2人が見たのは、自殺したウォン大隊長の姿でした。
愛国会の会合が開かれました。
ノ将軍を責めるホン・ムソプ軍団長とホ副軍団長。
イ・ジェシクから対応策を問われ、ノ将軍はイ・ジェシクの決定に従うと言いました。
そこに、ウォン大隊長の自殺が知らされました。
イ・ジェシクは何かを感づいたようです。ノ将軍に目を向けました。
もち、ノ将軍の仕業でした。
ところで、新兵教育隊にいるテナムは、何もかも初めてのことに戸惑いまくり。
気の良い先輩が教育に当たってくれてはいますが、我慢にも限界が来そうです。
ウォン大隊長の事件は、自殺とほぼ断定されていますが、一応、関係者に事情聴取するのが決まりでした。
で、ノ将軍に参考人として来てもらったのですが、ヨン・ムングも一緒でした。
そうじゃなくても、ぼろなど出す筈がありません。
帰りしな、ヨン・ムングがウインに名刺を差し出しました。IMの会長の名刺です。
そして言いました。今後、“IM”の名は無くなると。社名を変更すると言う事です。
会長だったウインの父とテナムの印象が悪いので、それを一掃するためだと言いました。
ウイン、ヨン・ムングが自分の正体を知っていると気付きました。
べマンは、臆病者のウォン大隊長が何の保険も持っていなかったなんてことは考えられませんでした。
だから、必ず何か残しているに違いないと。