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ジェヒョンを労使問題で告訴したとセフンはジスに言いました。
ジスは、セフンがこういう行動に出たのは、自分のせいだと思いました。
確かに最初はそうだったとセフン。
しかし、ジェヒョンのこれまでの生き方に興味を持ったと言いました。現在に至る過程で、思ったよりたくさんの問題があると思ったのです。
ジスは不安になりました。
ジェヒョンはストレス解消に、ドンジンとお酒を飲みました。
ジェヒョンことを、ずっと見て来たドンジンです。一番心を割って話せる友人なんでしょう。
ところが、泥酔してしまって。
気がついたら、ジスのアパートに来ていました。
君の元に来ると決めたのに、いろんなものが足に引っ掛かるんだ・・・とジェヒョン。
「一人でデモをしていた老人の事も気にかかるし、死んだ彼の息子も気にかかる。母も気がかりだし、そのバカな息子も気がかりだし。ソギョンも、ジュンソも、ジスもヨンミンも・・・。」
私への道は悪路なんです・・・と、ジスは呟きました。
その言葉を聞いたのか聞かなかったのか、ジェヒョンはそのまま眠り込んでしまいました。
結局、その夜は、ジス、ジェヒョンを家に泊めました。
気付いたら、朝になっていて、ジスは既に出かけた後でした。
ジェヒョンは、初めてジスの家の中を見ました。
生活感溢れる部屋でした。
で、また、ありとあらゆるモノを取りそろえたのです。
掃除機、鍋、化粧品、靴等々。
ジスの母と妹の死因が分かりました。
なんと、百貨店のビル崩落事故に巻き込まれてしまったのです。
その日は、ジスの誕生日でした。
ケーキを買いに百貨店に出かけると言う母と妹を残し、ジスは軍にいるジェヒョンの面会に行っていました。
そこで、ジスは事故を知ったのです。
パニックになったようにジスは駆け出しました。
靴が脱げて片方の足が裸足のままで。
片方の靴を拾ったジェヒョンは、ジスの後を追おうとしましたが、軍施設の門を出る事は許されませんでした。
脱走とみなされるからです。
それでも良いと暴れたジェヒョンは、その日、留置所に入れられてしまいました。
ジスは、呆然としながら列車に乗っていました。
なのに、途中で不慮の出来事で列車が止まってしまって。
一刻も早く駆け付けたいのにと、ジスは半狂乱になってしまいました。
やっとのことで病院に駆け付けたジスが見たのは、呆然と床に座り込む父の姿。
そして、自分のためのぺしゃんこに潰れたケーキの箱。
その時以来、ジスはケーキを食べることができなくなったのです。
ジス父も、正気を失ってしまいました。
ヨンミンの学校に向かう列車に乗っていたジスの隣に、ジェヒョンが座りました。
ところが、その列車がまたトンネルの中で停車しちゃって。
昔と同じ状況になったことで、ジスは発作を起こしてしまいました。
ジェヒョンは、ジスを抱きしめました。
その頃、学校でまた問題が起こっていました。
ジスとジェヒョンの仲が怪しいと父兄の中で噂になっていて、それを耳にした子供がジュンソに言ったもんだから、ジュンソがキレちゃって。
ヨンミンに殴りかかったのです。
ジスとジェヒョンは学校に到着し、それを聞かされました。
しかし、ヨンミンもジュンソも理由を言いません。
目撃した学生は、最初に殴ったのはヨンミンだと嘘を言いました。
それが嘘だということを、ジェヒョンは察しました。
そして、その学生から、理由も聞きました。
ジスは、ヨンミンにきちんと話をしようと思いました。
「ジュンソのお父さんは、お母さんの初恋の人なの。」
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