まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

人気店に行って来ました!( `ー´)ノ

2025-01-21 16:02:40 | 食べ物関連

とっても良い天気で

気温もそこそこ上がる予報だったので、うどん遍路に出かけて来ました

新規店です

 

『SIRAKAWA』さん。

上が、“葱油醤油うどん 小+ちくわ天”。

下が、“たこちくかけ 小”。

〆て1200円也。

 

葱油は既に麺にかけられて供されます。それに、適度の醤油をかけて食べるスタイル。

どちらも、注文後、ちくわを揚げてくれますから、さくさく熱々。

麺は細目で長いです

柔らかい食感ですが、しこっと伸びがあるタイプ。

量は、多くも無く少なくもなく、本当に適度。

そして、かけうどんの出汁が、めっちゃ美味しい

ネットでの評価で、出汁が薄いというのを読んでいたので、注目していたのですが、全然そんなことないです

塩味を感じるというよりは、出汁のコクを感じました。

だから、全部飲み干せます。

久しぶりに、出汁全飲してしまいましたよ

アルフィーも、同感だと申しておりました。

 

元々、ネット上ではとても評判が高く、人気店だと言うのを聞いていたので、開店とほぼ同時に入店しました。

おかげで、待つことなく、着席できました。

大満足です。

 

帰りに、このところ高騰している野菜を求めに、JAの店舗を回って来ました。

で、仕入れたのが、こちら

四国でも500円ほどに高騰しているキャベツがなんと一玉200円でした

それに、大きく新鮮な白菜一玉が350円。

レタスが、大玉で298円。

菜の花が120円。大根が150円。

驚きの安さ&新鮮さです。

 

そして、もう一つゲットしたのが、写真の一番前に写っている『かつお油うどん』

HPをご覧になっていただければ、詳細が分かります。

以前から、youtuberヤグタウンさんの動画で見ていたので、試してみる事にしました。

感想は、後日アップします。乞うご期待

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』17話まで

2025-01-20 13:49:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ギルチェは、チョンチョニとダジムと3人でウネの家を出て行きました。

清に拉致され乱暴されたと言う噂は、やはりギルチェだけじゃなく、妹や弟の将来にまで差し障るモノです。

だから、ギルチェは別々に生きる事を選択したのです。

 

装身具を売って、小さな家を買いました。

3人で夕焼け空を眺め、どうやって生きて行こうかと、話しました。

不安だったでしょうが、自由でもありました。

 

仁祖の周辺では、真偽不明の噂が飛び交っていました。

謀叛を起こそうと準備をした者がいるとか、彼らが推挙しようとしたのは、最初世子だったが、後に別の者になったとか・・・。

仁祖の世子への疑念は膨らむばかり。

確たる証拠も無いのに、思い込みで臣下を疑ったりしています。

呪いの札を埋めた者がいると言っては、女官たちに拷問を加えています。

 

ヨンジュンは、そんな朝廷のありさまを情けない思いで見つめています。

ヨンジュンの報告を聞いたチャン・チョルも心を痛めました。

 

ジャンヒョンに幸せに生きると約束したのに、このありさま・・・とギルチェは流石に気落ちしています。

そんなある夜、一人の女性が井戸に身を投げようとするのを見かけ、引き留めました。

見ると、以前、清の兵に崖に追い詰められた時、一緒に生き残る約束をした女性でした。

やはり、帰国したものの、一族の恥だと言われ追い出されてしまったようです。

その女性スンアを家に連れて行きました。

その後、親や家を失くした孤児たちの世話もするようになりました。

 

カクファは、今のところドルゴンに大切に扱われているようですが、臣下たちはその権力が長続きしないだろうと見ている者も多いようです。

カクファ自身も、それは十分分かっているようです。

だから、ジャンヒョンに傍にいてほしいと思っているのかもしれません。信じられる者が他にいないのでしょう。

ただ、そうとは言えないようですね。プライドの高いカクファは・・・。

ジャンヒョンも、それを察しているようですね。

自分とギルチェの邪魔をし続けるカクファを、排除しきれない理由は、哀れみを感じているせいかもしれません。

 

ドルゴンが、世子の朝鮮帰還を許可しました。

世子と世子嬪は勿論、家臣たちも泣いて喜びました。

しかし、仁祖は素直に喜ぶどころか、世子に自分の地位を奪われるのではないかと、恐怖におののいています。

 

ジャンヒョンの元にいる捕虜たちも喜びました。

以前、世子は自分が朝鮮に戻る時には、必ず彼らも連れて帰ると約束してくれたからです。

しかし、それが反故となってしまったのです。

仁祖が世子の勢力が拡大することを恐れていると、察せられたからです。

以前帰った時、捕虜を連れて帰ったことが、問題視されて、当時の担当者が罰せられていました。

それでも、世子は約束したんだからと捕虜を連れ帰ると言いましたが、ピョ内官が必死に止めました。

世子の身の安全を考えると、仁祖に余計な疑いを抱かれない事が最優先だと思ったからです。

 

報告を受けたジャンヒョンは憤慨しました。

今回はダメでも、後に・・・と言われても、その日が来ない事は容易に想像が出来ました。

ジャンヒョンから話を聞かされたヤンチョンも怒りました。

ヤンチョンは、残された捕虜が心配だから、自分が一緒に残ると言いました。

様々な事情を考えると、今回は、ジャンヒョンが世子と共に朝鮮に戻り、ちゃんと捕虜の話をつけてくることが最善だと思われました。

不安がる捕虜たちに、ヤンチョンは丁寧に説明し、納得させました。

 

ジャンヒョンは、カクファに朝鮮に戻ると告げました。

ギルチェとよりを戻すことを恐れているようなカクファ。

ジャンヒョンは、カクファに言いました。

ギルチェに付きまとう様なことはしないし、望むのなら、カクファの傍に残ると。

一旦朝鮮に戻るが、必ず清に戻ってくる代わりに、残された捕虜たちを保護し、無事に国境を超えられるようにしてほしいと。

 

ギルチェは、世子が朝鮮に戻ると言う話を聞きました。

ジャンヒョンも戻ってくると思いました。

幸せに生きると約束したのに、今のこの生活を知られたくないと思いました。

 

世子の行列を見に行ったギルチェとチョンチョニ。

確かに、ジャンヒョンはいました。

しかし、思わず顔を背けてしまったギルチェでした。

 

ジャンヒョンはギルチェの近況を探りました。

が、なかなか分かりません。

 

リャンウムは、あっという間にギルチェの住まいを探し当てました。

ジャンヒョンに知らせず、一人で会いに行きました。

そして、貧しい暮らしをジャンヒョンに知られたくないのでは?と、策を授けたのです。

幸せな姿を見せれば、ジャンヒョンはギルチェを諦める筈だと言いました。

ギルチェは、リャンウムの提案を受けました。

 

ギルチェは、両班の奥様の格好をして、ジャンヒョンに会いに行きました。

お腹に詰め物をして妊娠中と偽りました。

駕籠まで用意し、夫に大切にされている妻のフリをしました。

ジャンヒョンは微笑みながら、ギルチェの話を聞きました。

そして最後に言いました。

リャンウムが今度久しぶりに歌を歌うので、聞きに来てほしいと。

 

ジャンヒョンが騙される筈がありません。

ちゃんと、ギルチェの芝居を見破っていました。

クジャムが調べ上げていましたし。

住まいも突き止めていました。孤児たちを養いながら、貧しい暮らしをしていると知りました。

心から楽しそうに笑うギルチェを見ると、乗り込んで事実を暴く気になれませんでした。

ただ、悔しそうでした。胸が痛んだ事でしょう。

 

リャンウムの歌を披露する夜、ギルチェが現れました。

リャンウムの歌を聞くと、ギルチェは昔の思い出が蘇りました。

これまでのジャンヒョンとの様々な思い出が蘇り、涙がこぼれそうになりました。

狼狽したギルチェは、体調が悪くなったと、急に背を向けて出て行きました。

 

ジャンヒョンは、ギルチェに芝居だと分かっていると言いました。真実を知っていると。

ギルチェは、ジャンヒョンにばれるかもしれないと予感していました。

それでも、清ではジャンヒョンの思いを酌んで別れたのと同じように、今回は自分の気持ちを察してくれと言いました。

「幸せなんです、哀れだと思わないでください。」

 

リャンウムは、ギルチェから、事実がばれたが、ジャンヒョンを説得したと聞かされました。

でも、リャンウムには、ジャンヒョンが説得されたとは思えません。

ジャンヒョンがギルチェのために苦しむのを見たくないと思いました。

ジャンヒョンの気持ちを全く理解していないギルチェなど、ジャンヒョンに愛されるに値しない女だと思いました。

ギルチェへの憎しみが募ったようです。

 

リャンウムは、ジャンヒョンに言いました。

「あの女はこの世で己が一番大事なんだ。お前の想いなど・・・。」

口を慎めと、ジャンヒョンが言葉を遮りました。

リャンウムのためなら死ねるとジャンヒョンは言いました。

「しかし、今はギルチェのために生きたい。私を邪魔する者は、それが誰であっても縁を切るつもりだ。」

リャンウムは、ジャンヒョンの想いを知り、心を決めました。

ジャンヒョンはギルチェのために生きろと。そして自分はジャンヒョンと行動を共にする・・・と。

 

ジャンヒョンはギルチェの元に行きました。

ギルチェも、ジャンヒョンが来ると察していたようです。

ジャンヒョンは言いました。

「貧しいギルチェ、裕福なギルチェ、奔放なギルチェ、素直なギルチェ、私を慕わぬギルチェ、私を慕うギルチェ、何であれ、ギルチェがいればいい。」

ギルチェは、ならば・・・と、清の者に辱められたギルチェは?と言いました。

「辛いだろうから、抱きしめてやる。」

そう言って、ジャンヒョンは優しくギルチェを抱きしめました。

辛かっただろう・・・でも、もう大丈夫だ。私が傍にいると。

 

やっとギルチェは素直になれました。

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オヤツは楽しい(*´▽`*)

2025-01-18 21:03:35 | 食べ物関連

昨日のオヤツは、こちら

ご存じ、ミスド

dポイントで交換しました

 

一方、こちらはいつもの手作りパイたち

手作り感満載でしょ

アップルパイと餡子パイです。

いつものように、卵黄でメイクはしていません。

味に特段の差は無いと思いたいです。

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『花様年華~君といた季節~』3話まで

2025-01-18 15:25:18 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

学生時代のジスとジェヒョンの回想シーンがとにかく綺麗です。

ひたすらジェヒョンを追いかけるジスと、そんなジスに少しずつ心を動かされて行くジェヒョン。

若くて、初々しくて、純粋です。

 

ジェヒョンが、ジュンソとヨンミンの騒動を不問に付したことを知ったソギョンは激怒しました。

いくらジェヒョンが子供同士のことで、大したことじゃ無かったと言っても、聞く耳を持ちません。

このままでは、ジュンソがロクな人間にならないとジェヒョンは言いましたが、それも理解出来ないようです。

話は平行線のままでした。

久しぶりに、財閥の我儘娘を見ましたね。

 

ジスはヨンミンの学校の保護者会の代表を務めています。

自分が望んだ事じゃないようですし、周囲のママ友と生活レベルが格段に違うのも、ジスには苦痛になっていました。

そんな時、ジスがスーパーに勤めていたこと、不当解雇に抗議してデモに参加していたことを知られてしまったことで、代表の座を自ら降りてほしいと言われました。

ま~、この言って来たママ友もソギョンと同じ人種のようです。

ジスは、あっさりと了承しました。

 

これだけでも嫌な気分になったのに、追い打ちをかけるように元夫のセフンから呼び出されてしまいました。

ヨンミンに連絡が取れないが、何かあったのではないかとセフンは聞きました。

事件を起こしたとは言えません。

だから、適当に誤魔化したのですが、セフンは信じたかどうか・・・。

しかし、こんな些細なことでジスを呼び出すのも、セフンはまだジスに想いを残しているからのようです。

 

今、こんなにいがみ合っているジスとセフンの出会いは、どうも、弁護士と依頼人・・・それも容疑者だったようですね。

ジスはいったいどんな事件を起こしたのでしょう。

自分のしたことを一切隠し立てせず、意図的にした事だと認めていました。

その堂々とした姿を、セフンは覚えています。

 

カン秘書がジスのことを洗いざらい調べて来ました。

報告を受けたジェヒョンは、一気に不安になりました。

離婚して女手一つで息子を育てているというのですから。それも、定職も持たず・・・。

 

ジェヒョンは学生運動をしていた頃とは全く違う生き方をしている言えます。

財閥の婿となり、かなり冷徹なやり方をしてきたようです。

ジスが協力しているデモのスーパーは、ヒョンソングループの店です。今回ジェヒョンが出所して任された席というのが、このスーパーでした。

 

ジスの大学の同期だったチュ・ヨンウと言う男性がいます。

ヨンウはオシャレなお店を経営していて、ジスは常連です。

悩みを聞いてもらったりして、息抜きの出来る場所になっています。

ヨンウは、ずっとジスを想い続けていますが、告白したことはありません。

いつもジスの近くで居られることを、幸せだと感じているのです。

 

ジェヒョンは、ジスの事が気になって、心配でたまりません。

で、ついつい、ストーカーのような行動をとってしまうのですが、その時のジェヒョンが、年甲斐もなくおたおたするのが可愛いと言うか、キャラ変してると言うか。

いつも冷静沈着なジェヒョンが、学生の頃のような行動をとってしまうんですもんね。

自分が出来ない場合は、カン秘書に命じて行動を見張らせたりしています。

 

それによって分かったことが。

なんと、ジスがデモに参加してるじゃありませんか。

ジスの前職が自分の会社のスーパーだったと分かったわけです。

先日、このデモをどうするか、部下に聞かれ、ジェヒョンは放っておけばよいと言い放ったところでした。

そのうち、強制退去させるから・・・と。

ジェヒョン、ここでもジスと繋がってしまったことに、複雑な思いを感じたようです。

 

一方、ジスも、ジェヒョンの現在を知りました。

デモの参加者が見ていた雑誌に載っていたのです。

あまりにも違ってしまった自分とジェヒョンの環境に、ジスもまたショックを受けたようです。

 

ソギョンは中学校に乗り込み、校長に猛抗議しました。

ジェヒョンが指示したと校長は言いましたが、ソギョンは一切引きません。

そして、審議会を開くよう強要したのです。

いくらジェヒョンが止めるよう言っても、全く聞きません。

 

連絡を受けたジスは、ジェヒョンとソギョンと話そうと思いましたが、連絡の取り様がありません。

ヨンウンに連絡を取ったけれど、ヨンウンも投げやりな態度です。

事件を起こした理由も、ジスに話しません。何もかもムカついただけだとしか。

ヨンウン、ジュンソたちに陰湿ないじめを受けているのです。

蹴られたり、教科書を破られたり・・・。

ヨンミンは、それを母に言えませんでした。

 

ソギョンは、また学校に行き、校長と相談していました。あくまでも、自分たちが表に出ないよう、内密にヨンウンを処罰させようと考えているようです。

そこに、ジスが。

必死に謝りました。

ソギョンの見下すような視線も気づきましたし、言ってることに抗議したい気持ちもありましたが、それらを全て抑え込みました。

育てた母親の自分に責任があると言い、何でもすると言いました。

それなら、態度で示せとソギョンは言いました。

ジスは、その場に跪きました。

流石に校長は驚き、おろおろとしました。

ソギョンは満足げです。

 

その時、ジェヒョンがやって来たのです。

跪くジスを見ると、我慢できませんでした。

「立ってください。立て。ユン・ジス

そして、ジスの腕を取って立ち上がらせました。

 

これを見てソギョンが激怒。嫉妬したのです。

ジェヒョンは、校長とジスに席を外してくれと言い、ソギョンと2人で話しました。

ソギョンが、ジスとの関係を怒るのを見て、ジェヒョンも隠し玉を出しました。

実は、出所して、ソギョンが若いモデルと浮気している事実を掴んでいたのです。

 

ソギョン、結局、引き下がるしか出来ませんでした。

審議会の一件も取り下げました。

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『花様年華~君といた季節~』2話まで

2025-01-17 23:34:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

レビューするつもりが無かったので、1話は視聴後、即、削除してしまいました

よって、2話からとなります。

 

ハン・ジェヒョン=ユ・ジテssiは、4年の刑期を終えて出所しました。

ジェヒョンは、義父であるヒョンソングループチャン会長の罪を肩代わりしていたようですね。

出所したら、それ相応の地位で迎えるとチャン会長は言っていましたが、窓際的な地位を与えられたようです。

 

穏やかで全く感情を見せないジェヒョンですが、内心では何やら考えがあるようです。

ホテルで部下から報告を受けている時、ふと聞こえてきたピアノの曲。

ジェヒョンには忘れられない曲でした。

思わず涙がこみ上げてくるほどに・・・。

 

法学部の学生だったジェヒョン=ジニョンssiは学生運動にのめり込んでいました。

ある日、デモ中に、取締隊と乱闘になってしまい、偶然通りかかったユン・ジス=チョン・ソ二さんが巻き込まれてしまいました。

ジスは、ピアノ科に通う学生です。

転んでしまったジスを助けてくれたのは、ジェヒョン。

怪我をした手にハンカチを巻いてくれました。

ジスは、ジェヒョンに一目ぼれ

それからというもの、ジスはひたすらジェヒョンを探す日々。

名前すら聞けないで別れてしまいましたから。

 

やっとのことで、演台に立つジェヒョンを見つけた時の、ジスの笑顔が本当に可愛い

ジスは、大人しそうな風貌とは違って、かなり積極的。

戸惑うジェヒョンに、一方的にアピールしまくり。

が、ジェヒョンは全く相手にしません。

 

でもある時、偶然同じ映画のビデオを予約したことから、少し距離が縮まりました。

「Love Letter」です。

これって、中山美穂さん主演のあの作品のことOSTを覚えていないので、分からなかったのですが。

 

学生時代の友人が亡くなったと言う連絡が入りました。

学生運動を共にしていたファジンと言う女性です。

ジスは、お葬式に行けませんでした。

何か、会えない事情があるようです。

 

ジェヒョンは参列しましたが、ファジンの夫とちょっとした諍いを起こしてしまいました。

生前、ファジンがジェヒョンにお金を借りに来たことがありました。

しかし、その時、ジェヒョンは冷たく応対してしまったのです。どうも、別の事情があって苛立っている時だったようで。

ファジンが、病気の治療のためのお金を借りに来たとは知らず、結局、そのまま別れてしまっていました。

 

ジスは離婚しています。

息子ヨンミンの親権はジスにあるようです。

親権を貰う代わりに慰謝料等の金銭的補償を拒否したジスは、女手一つでヨンミンを育てています。

ヨンミンは、かなり頭が良いようで、貧しい家庭ではありますが、国際中学と言う名門校に特待生として入学しました。

ジスはホテルのピアノの演奏のアルバイトもしています。

父親が介護が必要な状態らしく、そちらの費用も馬鹿になりません。

その上、スーパーでの不当解雇に抗議するデモに協力もしてます。

 

そんなある日、ヨンミンが中学で事件を起こしてしまいました。

友達と喧嘩して、イスを投げつけて怪我をさせたと言うのです。

 

丁度、ジェヒョンがジスの演奏をホテルで聞いている時でした。

ジェヒョンは、演奏している曲が、昔ジスが弾いていた曲だったので、もしかしたら・・・と思ったようですね。

でも、ジスは仮面をして演奏しています。

それでも、確かめようとしたとき、妻ソギョンから怒りの連絡が入ったのです。

出所したばかりのジェヒョンは、義父チャン会長から、しばらく休むよう言われたので、しばらく会っていない息子との関係を考え、彼が世話をすることになっていました。

 

ジェヒョンは、ずっとジスを探しているようですね。

いったいどういう事情があったのかは、まだこれから・・・ですね。

 

ジェヒョンとソギョンの息子ジュンソが、ヨンミンと同級生だったのです。

そして、今回、ヨンミンが椅子を投げつけた相手というのが、ジュンソだったと言うわけです。

 

慌てて学校に駆け付けたジェヒョン。

と言っても、かなり距離があるようですね、学校まで。

そこで息子ジュンソに会った瞬間、ジェヒョンはほっとしました。

特に大きな怪我をしたわけじゃないと分かったからです。

事情を聞いた時、ジュンソの態度から、何か引っかかるものを感じました。

昔、似たようなことがあったようです。その時、ジュンソにも責任があったのでしょうね。

今回も同じような事があったんだろうと、ジェヒョンは察しました。

ジュンソを責めたりはしませんでしたが。

 

ジスも慌てて学校に駆け付けました。

彼女の場合は、列車で。

離婚した時、元夫セフンは、ヨンミンに何かあったら自分が親権を貰うと言い放っていました。ジスに未練があるからのようです。

だからこそ、ジスは必死に駆け付けたのでしょう。

 

校長は、ジェヒョンに平謝りしました。

ヨンミンもその場にいましたが、ジェヒョンはヨンミンに席を外させました。

このような場に子供を居させたくないと思ったのです。

それに、ヨンミンが暴力を振るうような子には見えなかったのです。

その時、ジスが入って来ました。

 

心からお詫びします・・・と頭を下げる女性の手を見て、ジェヒョンは驚きました。

そして、視線をあげたら、そこに立っていたのはジス。

ジスには、昔から癖がありました。手を組んで動かす癖が。

年月が経ってはいましたが、ジスだとすぐに分かりました。

ジェヒョンは感情が抑えきれず、何も言わずに部屋を出て行ってしまいました。

 

ジスも、校長もその態度に驚きました。

相当怒ってらっしゃるようだと、校長はジスを責めました。

慌てて後を追った校長に、ジェヒョンは、この件はもう不問に付すと言いました。大したことじゃないようだからと。

 

ジスはヨンミンに会い、事情を聞こうとしましたが、ヨンミンは何も話しません。

 

帰り、ジスが最寄り駅に到着した時、既に最終電車は出てしまった後でした。

途方に暮れてホームに立ち尽くすジスの隣に、ジェヒョンが。

ジェヒョンは、車で帰ろうとしていた時、ジスが歩いて駅に向かうのを見かけたので、後を追って来たのです。

ここは雪国ですね・・・と、ジェヒョンが声をかけました。

振り向いたジスは、男性が、さっき会ったヨンミンが傷つけた相手の子の父親だと気付きました。

そして、次の瞬間、ジスも気づいたのです、ジェヒョンだと。

 

「見つけた、ユン・ジス。」

ジェヒョンが言いました。

昔、同じセリフを言ったことがありました。

ジスは涙がこぼれました。ジェヒョンも・・・です。

ジェヒョン、今と同じセリフを言った時のジスの姿が、今目の前にいるジスと被りました。

この若い頃のジスとジェヒョンのシーンが、とっても綺麗です

 

なすすべもなく別れてしまったことがずっと僕を苦しめて来たと、ジェヒョンは言いました。

だから、ずっと探していたと。

ジスは言いました、すべて忘れてしまったと。

それが嘘だと、ジェヒョンはちゃんと分かっていました。

 

結局、帰る手立ての無い2人は、農家のような宿に泊まる事になりました。

このシーンが、「冬ソナ」を思い出させるものでして。

別々の部屋に泊まったことは、「冬ソナ」とは違いましたけどね。

昔の思い出が、次々と蘇る2人です。

 

実は、数日前、ジェヒョンが出所した日、乗った車が、横断歩道で歩行者に接触しそうになったことがありまして。

運転していたのは、秘書のカン・ジュヌでした。

接触しそうになって転んだのが、ジスだったのです。

その時、ジスはハンカチを落として行きました。

そのハンカチ、ジェヒョンとジスが初めて会ったデモの日に、怪我をしたジスの手に巻いてくれたモノだったのです。

 

ジスと再会して、その歩行者がジスだったとジェヒョンは気づきました。

そして、まだハンカチを持っていたんだということも。

忘れたなんて、嘘だと思いました。

 

ジェヒョンはジスにためらいなく接します。

しかし、ジスはどうしても一歩引いてしまうんです。

 

ご主人が心配してるんじゃ?と、ジェヒョンが聞きました。

ジスは、大丈夫だと言いました。ゆっくり帰って来いと言われた・・・と。

勿論、嘘です。

仕事は?と聞かれ、弁護士だとジスは答えました。

次々に質問するジェヒョンを、ジスは止めました。

「こういう会話は窮屈です。今回の事は感謝します。必要なら謝礼もします。でも、そこまでです。同じ学校の保護者と言うだけです。記憶の無い昔の話をされても困ります。」

そう言ってジスは一人道を急ぎました。

 

しかし、お互い、列車を利用するしかありませんし、降りる駅も同じソウル。

気づまりな時間でした。

 

ソウル駅で、ジェヒョンは迎えの車に乗り込もうとしました。

その時、バス停で長い列に並んでバスを待つジスの姿が目に留まりました。

夫が弁護士ならば、タクシーに乗るくらいの余裕はあるだろうと思ったようです。或いは、夫が迎えに来るとか。

気になったジェヒョンは、秘書のカン・ジュヌにジスの事を調べるよう命じました。

 

ジスは施設に父の見舞いに行きました。

父親は、認知症のようで、まるで子供のようにプラモデルを組み立てていました。

そんな父に、ジスは問わず語りをしました。

ヨンミンが、イスを投げた理由をどうしても言わないと、担任から連絡が来るまで、ジスはそのことを忘れてしまっていました。

ジェヒョンと再会したことが頭を占めていたのです。

悪い母親よね・・・とジス。

ジスは、ジェヒョンの事を忘れたことは無かったようです。ジェヒョンのことが心にあるから生きて来られたと言っても過言じゃないようです。

何度も、再会する時のことを想像してもいたようです。

でも、こんな惨めな再会は予期していませんでした。

ただ、嬉しかったことは確かでした。泣けてくるほどに・・・。

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「花様年華~君といた季節~」あらすじ

2025-01-16 15:08:08 |   ★「か」行

ユ・ジテssi、イ・ボヨンさん、ジニョン(GOT7)ssi、チョン・ソ二さん出演のラブストーリー。

たまたま目について、視聴開始しました。

見るだけで記事に書くつもりは無かったのですが、記録に残したくなって、急遽書き始めました。

 

BSフジでの視聴なので、話数も違いますし、カットシーンも多数あるとおもいます。

そこをご承知くださいませ

 

       1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで

       8話まで  9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  

       14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで

       20話まで  21話まで  22話(最終話)まで

 

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』16話まで

2025-01-16 13:54:49 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ギルチェは、ジャンヒョンがこれまで自分に与えてくれた恩を知り、このまま清に残る事を選びました。

すくなくとも、ジャンヒョンに恩のいくばくかを返せるまでは。

リャンウムは、ギルチェがすぐにでもジャンヒョンから離れると思っていました。

側にいると、ジャンヒョンに悪いことが起こると言われたのですから。

「私は出て行かない。ジャンヒョンさまにとって、私は呪いではないと証明する。」

と、リャンウムにきっぱりと言いました。

 

皇帝ホンタイジの体調はますます悪化していました。

一刻も早く、自分がそして清と言うこの国が天命を受けたものだということを世に知らしめねばならないと焦っていました。

皇族に朝鮮の捕虜を虐げたりしてはならぬと下した命を守っているか・・・とカクファに確認しました。

ホンタイジはカクファを一番信頼しています。

カクファは、自分に朝鮮の捕虜についての権限を与えてほしいと頼みました。

ホンタイジは、カクファが逃げた捕虜を殺していることを、ちゃんと知っていました。民心を失わないためにも、やり過ぎるなと注意し、権限を与えました。

 

ホンタイジの体調が悪化している事は、朝鮮にも報告されていました。

仁祖は、どんな報告もマイナスに考えてしまう傾向があります。その根底には、自分が清の皇帝の前で何度も頭を下げさせられた屈辱と恐怖があるからです。

体調が悪くなったら、今度はどんな命令が下されるか分からないと、また不安におののきました。

で、チャン・チョルを相談役として迎えたいと言い出したのです。

少し前まで重用していたチェ・ミョンギルは既に謀叛の罪で断罪されていました。

ころころ変わる仁祖のやり方について行けず、いつ自分も危なくなるか分からないことを思うと、とうてい仁祖に仕える事は出来ないと思い、朝廷を離れる大臣も出て来ています。

 

チャン・チョルも仁祖のあり様に不安を抱いているようです。

自分ではとうてい役に立たないと考え、弟子を出仕させることにしました。

ヨンジュンたちです。

仁祖の目や耳になれと言って送り出しました。

これって、責任回避してるとしか思えないんですけど・・・あたくし

 

ジャンヒョンは、ギルチェに、夫への義理立ては無用だと言いました。

だから、自分と一緒にいてくれないかと。ここじゃなくて、どこでも良い・・・と。

しかし、ギルチェは拒みました。

夫から直接事情を聞いてから・・・と。

 

ホンタイジが亡くなりました。

6歳の息子が皇位を継ぎました。そして、ドルゴンという人物が摂政王となったのです。

これまでも、何度か名前を聞きましたが・・・。どういう立場の人物だったか、忘れてしまいましたよ

ただ、ホンタイジが皇位についた時、ドルゴンの母を殉死させたということですから、ホンタイジの政権や思想をそのまま引き継ぐとは思えません。

朝鮮はどうなる・・・と、仁祖も世子も不安になりました。

 

ジャンヒョンは、ヨンゴルテにこれまで以上に働きかけ、朝鮮の立場を守ってくれるよう頼みました。

 

ドルゴンは、カクファを取り込みたいと考えました。

カクファは手を組むにあたり、2つの条件を出しました。

1つ目は、モンゴルには嫁がないということ。2つ目は捕虜を捕らえる権限がほしいということ。

 

ジャンヒョンは、ヨンゴルテからその話を聞き、カクファに直接真意を尋ねました。

「私が欲しいのはお前だ。」

と、カクファは言いました。

ジャンヒョンが拒むなら、ギルチェを含めた朝鮮の捕虜たちを皆殺しにすると言いました。

 

ジャンヒョンは悩みました。

ギルチェを取ると言う事は、捕虜たち全員の命が奪われるということになります。

ドルゴンは、清の国土を広げるために邁進していて、今、朝鮮の捕虜など全く興味が無い状態でした。

カクファに権限が渡った今、カクファの一存でどうにでもなると言う事です。

 

ドルゴンが、世子を朝鮮行きを許しました。

この時点で、ジャンヒョンはギルチェを手放す覚悟をしたようです。

世子が朝鮮に行くとき、ギルチェも一緒に帰ればよいと、言いました。

もう少し残ると言うギルチェを、ジャンヒョンは冷たく突き放したのです。

愛想が尽きた・・・と。

拒んだら?とギルチェが言うと、

「夫がいる身で恥を知りなさい。」

とまで・・・。

 

ギルチェは朝鮮に帰る決意をしました。

今、ジャンヒョンが望んでいることだから・・・と。望み通りにしてあげたいと思ったのです。

 

「朝鮮に帰ったら、ここでのことは全て忘れて幸せになりなさい。騒々しく、華やかに、ギルチェらしく・・・。」

と、ジャンヒョンは言って、ギルチェを送り出しました。

見送りには行けないとジャンヒョンは言いました。

しかし、行列が見えなくなるまで、見えなくなった後も、ジャンヒョンは立ち尽くしたままでした。

 

世子一行が朝鮮に到着しました。

仁祖は、またも根拠のない疑念に囚われていて、世子に会おうとしません。

王宮では、仁祖を呪っている者がいるとの噂が飛び交っていて、それを信じたようです。

チャン・チョルは、その事態を憂いました。

 

ギルチェも到着しました。

ウネも妹や弟も大喜びで迎えました。父も、ギルチェのことを思いだしたような表情です。

ヨンジュンも、心から喜びました。

 

ク武官自身はギルチェを受け入れたい気持ちではいました。

が、既に別の女性と住んでいて、女性のお腹には命が宿っていました。

そして、世間もそう簡単に受け入れてはくれませんでした。

捕虜として連れていかれた=清で体を汚されたと、世間では見るのが普通でした。

ク武官がこだわるのも、その一点でした。

 

ギルチェの父は苦しみました。

何もしてあげられない自分を責めました。

そして、とうとう、ギルチェが恥辱にまみれて生きるよりは・・・とギルチェの首を絞めようとしたのです。

 

ギルチェは決心しました。

ク武官に自分から離縁を申し入れました。

清で耐えがたい屈辱を受けたが、ジャンヒョンが助けてくれたと言いました。

辱めを受けたことは自分のせいではない、離縁を申し入れる理由はそれではないと。

「ジャンヒョン様に心を捧げました。申し訳ありません。それゆえ、離縁します。」

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『財閥家の末息子~Reborn Rich~』11話まで

2025-01-15 14:35:14 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドジュンにしてやられた感のあるヤンチョルの3兄妹。

ドンギはこのままではいられないと、あの手この手を考えています。

ドジュンよりは、ソンジュンだろうと考えたドンギ。

左遷されたソンジュンを元の地位に戻してやりたいと、ヤンチョルに掛け合いました。

ドジュンが世間の非難を浴びている今、財閥スニャンの立場を回復させられるのは、ソンジュンしかいないと言いました。

妻のヒョンミンの実家・・・ヒョンソン日報を動かして、ソンジュンに好意的な記事を書かせてはどうか・・・なんてね。

しかし、ヤンチョルは情けないと言った表情を浮かべて、ドンギの話を聞いていました。

が、結局、ヤンチョルはソンジュンを復帰させることにしたようです。

 

ミラクル社の相場操縦の疑惑をかき立てたのは、ヒョンソン日報が最初でした。

ヒョンミンの指示のようですね。

それを、ソンジュンは気づいていましたし、ヤンチョルも勿論察しているでしょう。

ヒョンミンは、ソンジュンの復帰は自分の手柄だと思い込んでいますが・・・。

 

ミニョンは、ミラクル社・・・正確には、ドジュンへの疑惑を捜査し続けていました。

そして、とうとう、ミラクル社が株価を操作した証拠は全く無いということを証明できました。

一抹の不安を感じていたミニョンですが、それが払拭出来て、本当に喜びました。

一番最初にドジュンに知らせに行きました。

ドジュンは、その気持ちが嬉しくてたまらなかったようです。

「今日が最後だ。君が僕を容疑者として捜査することは二度と無い。」

そう言って、ミニョンを抱きしめました。

 

そして、あの日になりました。

ヤンチョルが、スニャン金融持ち株会社を任せたいとドジュンに言いました。

車はスニャン博物館に向かっていました。

そこで記者会見の後、翌週には理事会を開くつもりだ・・・とヤンチョルは言いました。

ドジュンも流石に思いもよらない話でした。

そこに、まず1台の車が横から突っ込んで来ました。

そして、トドメのように、トラックが突っ込んできたのです。

まさか、死んじゃうと思いましたよ。

前世では、ドジュンは既に亡くなっていたのですから。前世で起こったことは必ず今世でも起こると、ドジュンは経験してきましたから。

 

しかし、そこに予想外の事が。

ハ運転手の車が、トラックとドジュンたちの車の間に挟まるように突っ込んできて停まったのです

ハ運転手の車のお陰で、ドジュンたちへの衝撃はかなり軽減されました。

おかげで、ドジュンも、ヤンチョルも軽傷で済んだのです。

ハ運転手は重症です。が、命に別状は無さそうです。

ドジュンは出来得る限りの手を尽くして助けてほしいと、医者に頼みました。

突っ込んで来たトラックの運転手は即死したようです。

 

警察の捜査の前に、いち早く駆け付けたヤンチョルの直属の部下ウ室長が、トラック運転手のポケットから、ヤンチョルとドジュンが乗る車のナンバーを記したメモを見つけていました。

ただの事故ではありませんと、ウ室長はドジュンに言いました。

「最初から、会長をターゲットとしていたかと。」

指示した人物を見つけてくださいと、ドジュンはウ室長に指示しました。

 

前世でヒョンウはスニャン財閥の誰かに殺されました。

今世にドジュンとして生まれ、また殺されるわけにはいかないと、ドジュンは思いました。

なんとしても生き延びて犯人を見つけて見せると、改めて固く心に誓いました。そして、自分に与えられた二度目の人生の秘密も・・・と。

 

このニュースは、即座に広まりました。

 

駆け付けてきたスニャン財閥の家族たち。

ヤンチョルの妻ピルオクに、院長は、ヤンチョルは絶対安静だと面会を禁止しました。

昏睡状態にあると言いました。

 

株式市場の混乱を避けるため、ヤンチョルの病状はしばらく秘密にしておくのが良いかと・・・と、イ秘書室長は言いました。

その日予定されていた金融持ち株会社についての記者会見と、翌週の理事会の件で、ヨンギとドンギが言い争いになってしまいました。

全て自分の利益ゆえのことです。

ピルオクは激怒しました。

夫ヤンチョルの言った通り、自分が産んだ子の中には、まともな子は一人もいないと。

 

ヤンチョルは頭の傷以外、特段怪我は無さそうです。意識もあるし、動く事も出来ます。

イ秘書室長は、それを知った上で、病院長と共に、面会謝絶の措置をとったのです。

全てヤンチョルの指示でした。

ヤンチョルは、イ秘書室長から、ウ室長の調査内容の報告を受けていました。

最初に衝突してきた車の運転手は逃走中のようです。車も既に廃車にされている可能性が高いとウ室長は報告してきたようです。

もういい・・・と辛そうな顔でヤンチョルは言いました。

子供たちの誰かが企てたことだと、ヤンチョルは考えたのです。

 

ドジュンは、院長からヤンチョルの隠して来た病気の事を知らされたようです。

だから、焦るように自分を金融持ち株会社の社長にしようとしたんだと思いました。

ヤンチョルはドジュンに言いました。

広報チームに連絡しろと。こんなにひどい衝突だったのに、自分たちは助かったわけで。スニャンの車の安全性を身をもって証明したことになるんだと。

ドジュンは、ちゃんとヤンチョルの気持ちを理解していました。

ヤンチョルもそれを感じています。

ドジュンの手を取って言いました。

「約束してくれ。身体に気を付けろ。誰も信じるな。」

はい・・・と、ドジュンは言いました。

 

ヤンチョルも辛かったでしょうが、ドジュンも辛かったのです。

死にかけたのですから。前世に引き続き、今世もです・・・。

怖かっただろうし、辛かっただろうし、悔しかっただろうし・・・。

そんなドジュンを、ミニョンが待っていました。

心配したのにと、泣きながら詰め寄るミニョンをドジュンは固く抱きしめました。

ドジュンは初めて泣きました。

 

病院長は昏睡状態だと言ったのに、スニャンの広報チームは、スニャンの自動車の安全性を主張する広告を出しました。

ヤンチョルは無事なのかどうなのかと、誰しもが思いました。

特に子供たちは。

ファヨンは真相を確かめようと病院長の元に駆け付けました。

するとそこにいたのはドンギ。

昏睡状態でも良いから、ヤンチョルに会わせてくれと、ドンギとファヨンは迫りました。

半ば脅しのように言うドンギたちを宥める事はできないと病院長は思いました。

仕方なく、ICUに家族が入ると連絡を入れました。

 

ICUの前にいたのは、ユンギ。

そうでした、ユンギはつい先日、財産分けのような形で、儲けの期待できない財団を受け取っていましたね。

スニャン病院の理事長として、院長が独断で面会を許可するのなら、院長を解任することもできると、珍しくキツクユンギは言い放ちました。

これ以上病院で騒ぎを起こすようなら、家族と言えど、立ち入りを禁止することもできると。

ドンギたちは引き下がらざるを得ませんでした。

院長が連絡したのはユンギにだったのです。グッジョブでしたね

 

ユンギには、ドジュンから事の経緯を説明してあったようです。

事故も、家族の中の誰かの指示によるものだと。

元々、信用もしていないスニャン財閥一家ですが、ここまでとは・・・とユンギは呆れるしショックでもありました。

この話を聞いてしまった母のへインは、警察に通報すると息巻きました。

しかし、ドジュン自身を守るためにもこの方法が最善だとドジュンが説得しました。

とにかく、内密に・・・と家族で決めました。

 

ウ室長はなかなかの腕利きです。

トラック運転手の線から、一人の男性を見つけました。

事故の計画を立てた人物です。

指示は、全てコインロッカーを通してやり取りされたようです。

報酬も、ロッカーに入っていました。

絵です。古美術の・・・。

 

ウ室長の調査内容は、ミニョンに報告されているようですね。

ミニョンは、その絵が、ヒョンミンの画廊所有のモノだったことを突き止めました。

で、ヒョンミンに直接事情を聞きに行ったのです。

交通事故を偽装した謝礼に渡された可能性があると、ミニョンははっきり言いました。

ヒョンミンは、1カ月前に盗難にあったと言いました。

 

ヒョンミンは知っていました。

その絵を持ち出したのは、ソンジュンだということを。

誰にあげたの?と、ヒョンミンに聞かれ、ソンジュンは答えられませんでした。

 

ヤンチョルは更にショックを受けました。

ソンジュン、そしてヒョンミンまで関わっていると知った時、ヤンチョルの精神は綻びかけてしまいました。

とても怖い・・・と泣きだしました。どうして私を殺そうとしたんだ・・・と。

ドジュンの顔まで忘れてしまいました。

イ秘書室長の事は分かるのに、ドジュンの事が分からなくなってしまったのです。

 

ええーっここで認知症発症それとも、錯乱

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』15話まで

2025-01-13 15:42:35 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

世子嬪は、ギルチェにお礼を言いました。元孫を救ってくれたことに・・・です。

何でも望みを言いなさいと言いました。

すぐにでも、朝鮮に帰して貰えそうでした。

しかし、ギルチェは当地にもう少し留まると言いました。

一瞬、意識の戻ったジャンヒョンですが、そのまま、また意識を失った状態にありました。

ジャンヒョンをこのまま放って帰国することは出来ませんでした。

 

チョンチョニは、下働きとして買われていました。

雇主の母親の世話など、大変な状況ではありましたが、まだ環境的にはマシだったようです。

が、ある日、雇主に乱暴されそうになった時、クジャムが飛び込んで来ました。

チョンチョニ、救われました。

 

意識が戻った時、ジャンヒョンが見たのは、側で眠るギルチェの姿。

自分の手を握ったまま、寝台にもたれかかって眠っていました。

それが嬉しくて、ジャンヒョンは眠ったフリを続けました。

 

そんな時、クジャムと一緒にチョンチョニが戻って来たのです。

ギルチェは泣いて喜びました。

 

クジャムとヤンチョンは、ジャンヒョンの仮病に気づいていました。

情けないとクジャムは言いましたが、治ったらギルチェとチョンチョニは朝鮮に戻る事になると聞き、慌ててジャンヒョンの芝居に付き合うことにしました。

 

屋敷で保護している捕虜たちは、折を見て朝鮮に逃がしています。

生活の足しにと、お金まで貸して。

寝込んでいるジャンヒョンの代わりに、ヤンチョンが主に役割を担っています。

が、朝鮮で待っている家族がいる者はまだ良いけれど、家族が受け入れてくれる保証の無い者や雇い主に処罰される恐れがある者などは、帰ろうとしません。

そういう者たちの行く末に、ヤンチョンは頭を悩ませました。

 

ヨンジュンは、ただひたすらに清が攻め入る前の国に戻したいと思っています。

仁祖に対して、思いの丈をぶつけるように上疏を書いています。

 

ギルチェは、ジャンヒョンの世話と合わせて、世子嬪に作ってもらった鍛冶場で農機具を作ったり治したりする作業を始めました。

農作業を手伝ったりもしています。

元気に楽しそうに働くギルチェは、とても頼もしいです。

ジャンヒョンは心配しながらも、そういう心配をすることが楽しそうでした。

何より、ギルチェの心からの笑顔を見られて、嬉しくてたまりません。

 

ギルチェたちの働きによって、田には見事に稲が実りました。

黄金に輝く田を見て、世子たちは皆感動しました。

朝鮮の秋は、こうだった・・・と皆懐かしがりました。

世子は、初めて農民たちの働きを知りました。そうやって作ってくれた米で自分たちは生かされて来たということを初めて知ったのです。

 

こんなに実りの季節を迎えたというのに、ジャンヒョンはまだ目を開けません。

一生このままなのではないかと、ギルチェは不安が募っていました。

ギルチェの不安な呟きを聞いたら、流石にジャンヒョン、もう仮病を使ってる場合じゃありません。

目を開きました。

 

それでも、まだ足に痛みがあるようで・・・。

これも仮病かと思ったのですが、それでもないみたいです。

 

あの日何故私を捨てたのですか?と、ジャンヒョンがギルチェに問いました。

捨ててはいません・・・と、ギルチェ。

「私には夢のまた夢でした。あなたには私が必要ない。」

私はそなた無しで生きられると何故思った?と、ジャンヒョン。

ギルチェもジャンヒョンも、お互いの本当の気持ちを理解し合っているのかいないのか・・・。

 

そんな2人を、冷たい目で見つめている者が。

カクファです。

もう2人のことを解放してくれたわけじゃないのね

そして、そんなカクファを、矢で狙っていたのが、リャンウム。

しかし、結局、射る事はしませんでした。

ここでカクファを殺していたら、後の運命は変わったかもしれないのに・・・。

 

リャンウムは、ジャンヒョンの事が心配でなりません。

ギルチェを想う気持ちが、どれほど深いかも充分分かっています。

それでも、ギルチェと関わることで、これまで何度も命を落としかけているわけですからね。

命の恩人でもあり、心から愛しているジャンヒョンを失ったら、自分は生きていけないと、リャンウムは思っているのです。

きっと、ジャンヒョンはその気持ちを知ってるのでしょうが、触れたことは全くありません。

ギルチェも、リャンウムの想いに薄々勘づいているようです。

 

リャンウムは、意を決して朝鮮に帰るようギルチェに言いました。

ジャンヒョンの世話は自分がするからと。

ギルチェは、リャンウムが以前、ジャンヒョンは死んだと嘘をついたことを咎めました。

すると、リャンウムは、これまでジャンヒョンがギルチェのせいで如何に大変な目に遭って来たかを話しました。

島でギルチェを助けたのは、ジャンヒョンだったと知りました。天然痘にかかりながらも、多くの敵を倒したのはジャンヒョンだったと。

ク武官が言っていた事、以前ジャンヒョンが言っていたことは真実だったと分かりました。

そして、今回も・・・。

「あなたはジャンヒョンにとって呪いだ。」

と、リャンウムは言いました。

 

ギルチェは、ジャンヒョンとのシーンを思い出しました。

いつも自分を助けてくれたのはジャンヒョンでした。

ギルチェになんと憎まれ口をたたかれながらも、命を救ってくれました。

それを、自分は全く分かってあげなかったわけで・・・。

傷つけただけでした。

血に染まったジャンヒョンの衣を抱きしめて、ギルチェは泣きました。

 

カクファがジャンヒョンの前に現れました。

カクファは、ギルチェはもう朝鮮に帰さねばならないと言いました。

ジャンヒョンの傍でいることを認めたつもりは無いと。

そうしなければ、どんな目に遭うか分からないぞと脅しました。

思わずカクファの首を絞めたジャンヒョン。

「あの人に手を出したら、殺してやる。」

お前の気持ちは分かる・・・とカクファ。

カクファもまた、ジャンヒョンを同じ気持ちで見ているからでしょうね。

「助けたいなら、朝鮮に帰せ。」

と、カクファは言いました。

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今日のオヤツ(*´▽`*)

2025-01-12 14:33:18 | 食べ物関連

香川県観音寺市にある『白栄堂』さんのお菓子“観音寺”です。

香川県産の私は、昔からこのお菓子に馴染みがあります

久しぶりに、いただきました

味は昔と全く変わりませんね。

上品な甘さで、しつこくありません。

愛媛県の銘菓“母恵夢(ポエム)”とちょっと似てる気がしますが、ポエムを和風に寄せた感じです。

 

美味しゅうございました。

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』14話まで

2025-01-11 16:47:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

リャンウムから話を聞いたジャンヒョンとクジャムは、慌てて捕虜市場に行きました。

チョンチョニの姿は、既にその市場からは消えていました。

遠くに売られたと聞かされ、クジャムはすぐさま探しに行きました。

そして、ジャンヒョンは、ギルチェが競りにかけられようとしているところに、行き合わせたと言うわけでした。

 

汚れた姿で気力の尽きたようなギルチェを見て、ジャンヒョンは大きなショックを受けました。

何故ここにと、涙をこぼしながら詰め寄りました。

ギルチェは、会いたいと言う思いと、こんな姿を見られたくないと言う思いが交錯する中、何も言えません。

その時、ジャンヒョンの頭を市場の頭が殴りつけ、ジャンヒョンは意識を失ってしまったのです。

リャンウムが、ギルチェを売らないように話はつけました。

 

意識が戻ったジャンヒョンは、市場に向かいました。

幸せに暮らすべきだとジャンヒョンはギルチェに言いました。

そして、何故自分を訪ねなかったんだと言いました。救いを求めるべきだということです。

しかし、ギルチェは何の関係も無いのに?と冷たく言うだけ。

「恩を施しても、何も返せません。だから、何もしないで。」

と、ギルチェは言いました。

が、ジャンヒョンはキッパリと言いました。

「嫌だ。何を言おうと此度は決して従わない。」

 

ジャンヒョンは市場の頭を力づくで従わせました。

収容されている捕虜を全て解放しろということです。

 

ジャンヒョンの屋敷に迎えられ、ギルチェはほっとしたようです。

部屋の外からジャンヒョンが呟くようにギルチェに語りかけました。

何がいけなかったのか、分からない・・・と。

これまで出会いと別れを繰り返して来た2人の関係。

出会って別れ、再会して別れを繰り返して来ました。

気持ちが離れて別れたのではなく、その時々の事情で選択した道でした。どうしようもなくて選択したわけです。

ジャンヒョンがギルチェを置いていくしかなかったり、ギルチェが家族を選択してしまったり・・・。

こうなった今でも、ギルチェはク武官の妻です。

すんなりと2人で生きていくなんてことは出来ない時代でした。

でも、ギルチェがやっと捕虜ではないと証明され、朝鮮に戻れるかと思ったのに。

なんと、突然ギルチェの姿が消えてしまったのです。

カクファがギルチェを有無を言わさず買って侍女にしてしまったのです。

 

ジャンヒョンは慌ててカクファの元に行きました。

いつもの冷静沈着な態度ではないジャンヒョンを見て、カクファは驚きました。

そんなジャンヒョンを見たら、余計に意地悪をしたくなりました。

ギルチェを皇帝に献上すると言い出しました。

ジャンヒョンは、カクファの心情を察しました。

 

ギルチェの通訳として、ドゥルプンが連れて来られました。

ギルチェは、カクファの言動を見て、敢えて敬語を使いませんでした。ドゥルプンは、咄嗟に敬語で通訳しましたが、カクファは朝鮮語を理解出来るので、ギルチェの反抗的なモノ言いをちゃんと分かっています。

芯が強く、プライドの高い人間だということを察しました。

 

ところで、ドゥルプンはダジムの母親でした。

以前、ギルチェとチョンチョニがダジムの名前を口にしたのを聞いていた時から、気になっていました。

ギルチェに確認し、ダジムを助けてくれたのがギルチェだと分かると、泣いて感謝しました。

そして、カクファがジャンヒョンを気に入っているから、ギルチェに辛く当たろうとしているということを教えてくれました。ギルチェの出方次第で、ジャンヒョンに危険が及ぶと。

 

その頃、清は松山城というところで明と戦争中でした。

ところが、食糧が戦地に届かず、兵たちが困窮していたのです。

皇帝ホンタイジは、食糧を朝鮮から運ばせようと指示を出していたのですが、それが滞っていたのです。

どうも、ホンタイジは病のようです。

だから、焦っているのです。

 

ホンタイジから追及されたヨンゴルテは、すぐさま世子にプレッシャーをかけました。

朝鮮も無視しているわけではありません。

食糧を運ぼうにも、人手も牛馬も足りない状況なのです。

ジャンヒョンが策を提案しました。

一旦、近くにいる耿仲明という人物から米を借り、朝鮮から米が届き次第、返すと言う策です。

自分が耿仲明を説得すると言いました。

その代わり一つ願いがある・・・とジャンヒョンは言いました。

カクファの侍女に朝鮮の捕虜がいるのだが、その者が朝鮮に戻れるよう口添えしてほしいと言う事です。

しかし、そんな事を頼めば、世子の立場が悪くなる可能性があります。たった一人の侍女のために、そこまでできないと言われても仕方のないことです。

が、ジャンヒョンは引き下がりません。

ギルチェは、戦いのさなか、世子の息子元孫の命を救った功臣でもあると言いました。

側室が嫉妬にかられて虐待している事実もあることから、万が一その者がホンタイジの気に留まるようなことがあったら、命に係わると。

 

ク武官は、一度は諦めて帰国しましたが、やはりギルチェを忘れることはできないでいました。

だから、自分の代わりに人を遣わして探させているとヨンジュンに言いました。

ヨンジュンが探しに行くと言ったからです。まさか、嘘じゃないよね薄情だと思われたくないための・・・。

 

一方、ウネは、寝込んでいました。

幼いころから、自分とは全く違う性格のギルチェを、ウネはとても好きでした。

困った時はいつも助けてくれ、力になってくれました。

なんといっても、命の恩人でもあります。

なのに自分はギルチェを探しに行くことも出来ないでいます。

情けなくてたまらない気持ちでした。

そんな妻を、ヨンジュンも切ない思いで見ています。彼も自分の力の無さを情けなく思っているのです。

ならば、自分に出来る事は何かと考えた時、ヨンジュンの頭に浮かんだのは、チャン・チョルのことでした。

ギルチェを探しに行く道中、苦しんでいる民を多く見かけましたし、結局、ギルチェを救う事も出来ませんでした。

チャン・チョルに弟子入りし、国と民のために自分を使ってほしいと言いました。

 

ギルチェは、カクファに逆らう様なことはしないと心に誓いました。

ジャンヒョンを危険な目に遭わせないように・・・ですね。

だから、皇帝に仕えてはどうかと言われた時も、素直に従いました。

 

ジャンヒョンは、言葉巧みに耿仲明を説得しました。

耿仲明は、米を松山城に送る事を了承しました。

 

約束通り、世子は皇帝ホンタイジにギルチェの解放を願い出ました。

ところが、既にギルチェはホンタイジと顔を合わせていたのです。

 

ギルチェは堂々とホンタイジと相対していました。

ドゥルプンから満州語を習い、自分の心を人を介さずホンタイジに訴えたいと考えたのです。

流石です、ギルチェ。

ギルチェは、自分は捕虜ではないと言いました。

そして、自分以外にも同じような境遇の女性がいて、嫉妬から熱湯を浴びせられたり、指を切られたりという虐待を受けていると言いました。

それらが、ホンタイジの栄光に影をさすことになるのではないかと。

言葉を覚えて必死に訴えるギルチェの行動に、ホンタイジは心を動かされました。

臣下に厳命しました。そう言う行動は自分に対する反逆に等しいと。

 

しかし、親王は、ギルチェは捕虜だと言い張ったのです。

ホンタイジは、忠臣である親王を信じました。

で、ギルチェはこれまで通り、カクファの管轄下に置かれることになってしまいました。

 

ジャンヒョンはカクファに跪いて頼みました。

罰するなら自分を罰してくれと。何をされてもよいと。

だから、ギルチェは・・・と。

 

もう一度狩りに行こうと、カクファは言いました。捕虜狩りのことです。

命を懸けろと、カクファは言いました。

 

リャンウムは不吉だから、行くなとジャンヒョンを止めました。

しかし、ジャンヒョンは言いました。

「夫人になにかあれば、私は死ぬ。」

 

ギルチェは突然解放されました。

朝鮮に帰って良いとカクファが言ったと、ドゥルプンが言いました。

今すぐ出立し、ジャンヒョンに会ってはならないと。

ドゥルプンはお金を渡し、見送りました。

罠でした。

 

カクファがジャンヒョンに提案した狩りとは、捕虜狩りのこと。

そして、その捕虜と言うのが、ギルチェ。

お金を盗んで逃げたとカクファは言いました。そう言う捕虜は殺して良いと皇帝も許可していると。

「私が勝てば、お前も女も助かる。その代わり、死ぬまで女は私の侍女だ。もしお前が勝てば、女は国に返そう。その代わり、お前は死ぬ。」

おいっ

 

ジャンヒョンは必死に駆けました。

ギルチェの名前を力の限り呼びました。

ギルチェは気づきましたが、絶対にジャンヒョンと会うなと言われていますから、背を向けて足を速めました。

必死に駆けてくるジャンヒョンを見て、ギルチェは止まりました。

カクファが引き絞った矢がギルチェの足元に放たれました。

それを見たジャンヒョンは、更に必死にギルチェに向かって走りました。

ジャンヒョンがギルチェのところに到達する寸前、カクファの矢が背中に

 

ジャンヒョンは、背中に矢を立てたままギルチェを抱き留めて倒れました。

「私の勝ちだ。もう大丈夫だ。」

そのままジャンヒョンは意識を失いました。

 

カクファは初めて女のために命を懸ける男を見ました。

生まれて初めて望んでも手に入れられないモノがあると知りました。

カクファはギルチェを解放しました。

 

カクファの屋敷を出ると、ヤンチョンがギルチェを待っていました。

そして、屋敷に案内しました。

ギルチェは必死にジャンヒョンを介抱しました。

意識の戻ったジャンヒョンに、ギルチェは泣きながらお礼を言いました。

もう捕虜ではありません、あなたのお陰です・・・と。

 

いやもう、泣けて泣けて

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』13話まで

2025-01-10 15:38:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

今度こそ、再会すると思ったのに、この時もまたギルチェとジャンヒョンはお互いに気づくことはありませんでした。

ギルチェがここにいるなんて、ジャンヒョンは思いもしませんからね。

 

ギルチェはチョンチョニと手をつないで、必死に逃げました。

途中、襲われそうになった時、ダジムの祖父が庇ってくれました。ダジムを助けてくれたお礼だと言いました。

一緒に逃げていた女性たちは、崖に追い詰められた時、身を投げました。

清の者に身を汚されることが恐怖だったからです。

しかし、ギルチェは死にませんでした。絶対に生き残ってやると、固く心に誓ったのです。

 

ギルチェたちは捕まって、再度捕虜市場に連れていかれました。

ここで、ギルチェはチョンチョニと引き裂かれてしまったのです。

 

ク武官は、ようやく清に近づきました。

宿屋には、同じように捕虜になった家族を引き取りに行く者が泊まっていました。

捕虜をお金を出して引き取りに行く者は大勢いました。

しかし、大金を要求されて断念せざるを得なくなる者も多くて、同部屋になった者も同じ状況だったようです。

引き取りに行くのは、親や子供の場合がほとんど。

妻や娘といった女性の場合は、体を汚されるということで、諦める事が多かったようです。

ク武官は、その現実を知らされ、絶望しました。

捕虜市場の現実を見ると、更に絶望的な気持ちになったク武官は、既に売られたと言われ、その後を探す気力が失われてしまったのです。

結局、すごすごと戻る事しか出来ませんでした。

 

朝鮮では、ウネが毎日ギルチェとチョンチョニ、そして迎えに行ったク武官の無事を祈り続けていました。

ヨンジュンは、そんなウネを見ると、自分も何かせねばと思いまして、役所に相談に行きましたが、清の顔色を窺うしかない役人は全く頼りになりません。

ヨンジュンは、儒者のチャン・チョルを頼りました。

何人かの捕虜を連れ戻すことが出来たと耳にしたからです。

が、大義名分が無いと言われました。

元々、チャン・チョルのことを指示て良いのかどうか、半信半疑だったこともあり、ヨンジュンは引き下がろうとしたのですが。

儒生たちが、今の国のあり様を真剣に憂い、この先どうすればよいか、民を救うには・・・と学び続けている姿を見ると、やはり心が動かされました。

しかし、ある時、儒者の中に、一人の男を見つけたのです。

以前、仁祖の傍で見かけた男です。

仁祖のスパイ

 

ク武官が1人で帰って来たのを見て、皆が衝撃を受けました。

ウネは諦めきれません。

で、一人でも清に行ってギルチェを連れ戻したいと思ったのです。

しかし、それはヨンジュンによって未然に防がれました。

無謀ですよね、あまりにも。世間知らずのウネが行ったとしても、ウネまでもが捕虜になってしまうのは目に見えています。

 

リャンウムは、そんな様子を見て、動きました。

ジャンヒョンの想いを考えると、このままギルチェを見捨てる事は出来ないと思いました。

ギルチェに何かあったら、ジャンヒョン自身が壊れてしまうと思ったのです。

それだけは見たくないと。

 

ジャンヒョンが集めた牛で、世子嬪の指示の元、農地の開拓は進み始め、農作業にも明るさが見えて来ました。

そんな時、ジャンヒョンは、両班の奥様が間違えて捕虜として連れて来られたと言う話を聞きました。

チョンチョニが縋った役人は、ちゃんと名前を覚えていなくて、ギルチェではなく、偶然同じ境遇にあった女性の事になってしまっていたのです。

おいっ

 

ところで、以前から逃げた捕虜を捕まえる集団の頭として何度もジャンヒョンと顔を合わせた女性がいましたが。

それが何と、皇帝ホンタイジの娘カクファでしたよ

カクファは、ジャンヒョンのことを気に留めていました。

自分を恐れることなく真っ直ぐに目を見て話すし、決して見下しているわけでもないジャンヒョンが新鮮だったようです。

一方で、不愛想で自信満々なカクファを見ると、ジャンヒョンはギルチェを思い出します。

「皇族は朝鮮の侍女に夜伽をさせる。だからお前も私と共寝せよ。」

率直に言うカクファに、ジャンヒョンは苦笑しました。

そして、そんな事をすれば首が飛びます・・・と、きっぱり断りました。

 

カクファは、ジャンヒョンのことを調べさせました。

世子に頼りにされている事を知りました。親しくしている女性もいないと分かりました。

カクファは、すぐにジャンヒョンを誘いました。

が、今度も、ジャンヒョンは優しくしてくれはしたものの、それ以上の事はありませんでした。

 

ギルチェは、ある男に売られてしまいました。

しかし、思うままになるギルチェではありません。

散々暴れたせいで、捕虜市場に返されてしまったのです。

その時、夫が迎えに来たと知らされました。

しかし、売られたと知ると、そのまま帰った・・・と。

ギルチェ、たった一つの綱が切れたと思いました。

 

そんな時、捕虜市場で遠くにジャンヒョンの姿を見たのです。

凍り付きました。

呼べ声が届く距離だったでしょう。

しかし、ギルチェは身を隠してしまいました。

ジャンヒョンの目にも、その動きはちらっと留まったのですが、そのままスルーしてしまいました。

 

その夜、ギルチェは牢で夢を見ました。

また夫が迎えに来た、珍しいこともあるものだ・・・と言われて目をあげると、そこに立っていたのはジャンヒョン。

夢でした。

 

翌日、ギルチェは売られようとしていました。

両班の奥様だと言われ、その美貌に清の買い手たちは沸き上がりました。

そこにジャンヒョンが現れたのです。

また幻だとギルチェは思いました。

しかし、現実でした。

 

リャンウムが清に到着したのです。

ジャンヒョンはリャンウムから事情を聞き、捕虜市場にやってきたのでしょう。

 

止める男たちをなぎ倒し、ギルチェの傍に来たジャンヒョン。

涙がこぼれ落ちていました。

何故だと、ジャンヒョンが叫びました。

 

ラスト、泣けた~っ

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『財閥家の末息子~Reborn Rich~』10話まで

2025-01-09 14:35:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミニョンが持ってきた証拠というのは、イム常務の録音した音声データ。

ファヨンがイム常務の制止を聞かずに独断で百貨店の資産を流用したうえ、ニューデータの株の暴落で大きな損失を発生させた経緯が証明されました。

じゃぁ、イム常務を連れ去ったのは、誰

検察?ヤンチョル?

話の様子から、連れ去ったのはイ秘書室長の指示で、その前に既に音声データをイム常務は検察に渡していたってことのようです。

 

ここに至っても、ファヨンはドジュンに・・・いえ、ミラクル社に百貨店の株を渡そうとはしませんでした。

意地でも渡さないと息巻いていました。

しかし、ドジュンに言われたんです。収監されれば、その株は紙切れ同然になりますよ・・・と。

百貨店は倒産するしかないと言う事です。

そんなこと、ヤンチョルが許す筈ありませんよね。夫のチェ市長だってそうです。

株を譲渡すれば、少なくとも、ヤンチョルの娘として生き残る事は出来るとドジュンは言いました。

悔しさで泣きながらも、ファヨンは契約書に判を押すしかありませんでした。

 

百貨店のオーナーになったドジュンですが、自分が経営トップに納まることはせず、別の人物を社長に据えました。

視察したヤンチョルが、ドジュンの目の前で倒れそうになってしまいました。

病の症状でしょうね。

ドジュンは慌てて支えましたが、異変に気付いた

ヤンチョルは、気丈なフリをして、冗談めかして言いました。

私の体には心臓が3つあるらしいと。

「金への執着心、人を信じない疑心、いつだろうと誰だろうと裏切ることができる変心だ。」

そして続けました。誰かに仕事を任せても絶対に信じるなと。

「誰も信じず、誰にも心を開くな。結局、それが全部弱みになる。」

 

一方、ファヨンに対する横領事件の捜査は不起訴で終了させられました。

スニャンの影響が及んでいるようです。

証拠も揃っているのにと、ミニョンが抗議しても、部長は聞き入れませんでした。

それどころか、担当を変えられてしまったのです。

それをミニョンは我慢しました。

地方に飛ばされて二度とソウルには戻れないぞと言われたら、従うしかなかったのです。

 

やり場のない怒りを、ミニョンはドジュンにぶつけました。

反発をしながらも結局は部長の言うとおりにした卑屈な自分を、ドジュンは良い検事になると言いました。

あなたは嘘をついた・・・とミニョンは言いました。

そのまま、席を立ったミニョンの後を、ドジュンが追いました。

その時、ソ・テジが復帰したとTVのニュースが知らせていたからです。

「これでも僕が嘘をついたって?」

と、ドジュン。

自分を信じられないなら僕を信じてと、ドジュンが言いました。

思わず、ミニョン、ドジュンにキスしちゃった

一瞬驚いたドジュンですが、ドジュンもキスしました。

これって、前世ではなかった展開ですよね。

 

韓国の通貨危機が終わりを迎えました。

IMFへの借金を返済完了したのです。2001年のことでした。

ドジュンは、これらの事態に的確な指示を出しているため、ミラクル社はどんどん成長しています。

今では、社員も多く雇っています。

 

スニャングループも対応してはいますが、肝心なヨンギがイマイチついて行けていない様子。

ヤンチョルは不安げです。

ヨンギの頭にあるのは、左遷されたソンジュンの地位を戻してやりたいということだけです。

ソンジュンが、この2年間、如何に頑張ったか、ヤンチョルに報告しました。

だから、新しく作られる金融持ち株会社にソンジュンを・・・と言ったのですが、ヤンチョルは意に介しません。

「だったら、ずっとそこにいろ。」

と、ヤンチョルは言いました。

ヨンギは失望の色を隠せませんでした。

 

ヒョンミンは、ソンジュンの妻として、ヤンチョルやヨンギ、ヨンギ妻にも上手く仕えています。

ヨンギ夫婦は、ヒョンミンを信頼するようになっていますね。

 

ドンギは、ヤンチョルが秘密にしている病気のことを、院長から聞き出したようです。

だから、ヤンチョルがスニャングループを再編成しようとしているのを聞き、焦っているのではないかと考えました。いつ、脳動静脈の奇形部分が動くか分からないから。

金融持ち株会社が、その他のグループ会社の上に位置するとなると、金融持ち株会社のオーナーこそが、スニャングループのトップだと考えたドンギは、何とかしてその地位を手に入れようと考えました。

ドンギはヨンギと違って頭の回転が速く、機を見るのにもたけているようですからね。

 

ドジュンとミニョンは順調に交際を続けています。

きっとまだ誰も2人の関係に気づいていないんでしょうね。

相談相手になってくれるし、頼りになるドジュンですが、ミニョンはただ一つ不安な事がありました。

検事と言う自分の前で、ドジュンが容疑者になるようなことが起こることです。

 

その不安が的中しました。

その頃、ニューデータ社は粉飾決算と相場操縦の疑いで捜査を受けていました。

その余波を受けて、ミラクル社も同じ容疑を掛けられてしまったのです。

ヒョンソン日報の記事が切っ掛けでした。

ヒョンミンの実家ですね。

 

ドンギとチェ市長は、このニュースをさらに拡散させました。

スニャン3世であるドジュンの名を敢えて広めたわけです。

財閥3世と言う立場は、世間の噂をさらに過熱させるものとなりました。

担当となったミニョンは、自分たちが発表するより先にドジュンの名がニュースに上がったことで、上層部が世論を味方につけようと動いたと察しました。

部長に抗議しましたが、相変わらず聞き流されてしまうだけでした。

 

ミラクル社には抗議が殺到し、投資金を引き上げると言う連絡も相次ぎました。

このままでは、ミラクル社が立ち行かなくなってしまいそうです。

 

ドジュンはヤンチョルに呼ばれ、事実を確認されました。

株価操作なんてしていないと、ドジュンはキッパリ答えました。

それを聞いて、検察に抗議をしようとしたヤンチョルを、ドンギが止めました。

そんな事をしたら、財閥が検察の捜査権を侵害していると騒がれるだけだと。

それより・・・とドンギが口にしたのは、自分のスニャン証券が買収するという策。

スニャンが乗り出せば、投資家の騒ぎも納まるし、税務調査に乗り出そうとしている金融当局の動きも抑えられると言いました。

ヤンチョルは、それを認めようとしました。

ドジュンは慌てて、その必要は無いと言いました。

しかし、ヤンチョルは冷たく言いました。

「私が心配してるのはお前じゃない。スニャン、私を心配してるんだ。」

ドンギは満足げでした。

 

ヤンチョルは、ドンギを金融持ち株会社のトップに据えるのも良いかもしれないとイ秘書室長に言いました。

本心

 

オ・セヒョンと側近のレイチェルは悩みました。

あれこれ案を出しましたが、どれも最善とは思えません。

ドジュンが言いました。僕に従ってくれますか?と。

ドジュンが言ったのは、持っている外国株を全て売却し現金化するということ。

驚いたオ・セヒョンたち。

しかし、ドジュンの勘を信じ、それに賭けたのです。

 

ドンギは今もずっとドジュンの動きをスパイのハ運転手から仕入れています。

今では、かなり内密な情報まで手に入れているようで。

ドジュンはそれを知った上で、敢えて見逃してきたようです。

というか、ハ運転手は、既にドジュン側についているのです。

 

ドジュンは、この先起こる惨事を知っています。

9.11です。

ヒョンウの世界で起こったことは、今のこの世界でも必ず起こることを知っているからです。

 

ミラクル社は、ドジュンの指示で損害を免れました。

しかし、ドジュンが外国株に投資しているのを知ったドンギは、同じ会社に自分も投資していましてね。それらはすべて大損害を引き起こす羽目に。

オ・セヒョンは、またもドジュンの勘が当たったことに愕然としました。

これをどう理解すればよいのか、分からないでしょうね。

 

ドンギは損失を埋めようと躍起になりました。

しかし、打った手はすべて裏目に出ました。

一方、ドジュンたちミラクル社は、この機会を逃さず、更に成長したのです。

 

パニックになりそうなドンギの前に、ドジュンが現れました。

スニャン証券を買うとドジュンが言いました。

社長であるドンギの経営能力に疑問を抱いた団体が、次々に契約解除を申し出ていました。

このままでは、スニャン証券は終わりです。

ドンギは、ドジュンの差しだした書類にサインするしかありませんでした。

 

ある日、ヤンチョルがドジュンを迎えに来ました。行くところがあると言いました。

ところがその途中、ヤンチョルとドジュンが乗る車に、一台の車が横から突っ込んできたのです

そして、次は、トドメのようにトラックまで

 

追突されて振り回される車の中で、ドジュンの・・・いえ、ヒョンウの忘れていた記憶が蘇りました。

ヒョンウがスニャン一族の家系図に“ドジュン”の存在を見たことが無いと思ったのは、死んでいたからだということを。

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『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』12話まで

2025-01-08 21:38:13 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

前話のラストで、ジャンヒョンがギルチェを見つけたと思い込んだのですが、違いましたね

話は、少し前にさかのぼります。

 

ク武官は、やはりギルチェがチョンチョニと共にジャンヒョンの元に走ったと思っていました。

ウネが手引きしたんじゃないかと。

以前、ウネはギルチェをジャンヒョンの元に行かせた経緯がありましたからね。

ウネは当然否定しましたし、ヨンジュンも否定しました。

が、ク武官は疑いを捨てる事が出来ません。

そこに、リャンウムがダジムを連れて現れました。

 

毎日、ギルチェの様子を見に来ていたリャンウムが、ダジムを見つけ、話を聞いたのです。

どうして自分がギルチェに関わらないといけないのかと躊躇する気持ちもありました。

しかし、リャンウムは、ジャンヒョンの真摯な想いを無下にすることは出来なかったのです。

 

ク武官は、リャンウムがジャンヒョンと親しいと知っています。だから、この行動こそがジャンヒョンが連れ去ったと言う証拠だと思ってしまいました。

が、リャンウムは勿論、ウネもヨンジュンも清の者が拉致したに違いないと主張しました。

そして、リャンウムとヨンジュンが直ちに後を追うと言ったのです。

ク武官、2人を信じて任せるしかありませんでした。

 

リャンウムは、清の者がよく通る道を行きました。

ヨンジュンは、疑われると分かっていて、何故ク武官の家に来たのかと、リャンウムに問いました。

以前自分もジャンヒョンに同じような質問をしたことを、リャンウムは思いだしました。

ジャンヒョンがヨンジュンの危機を命がけで救った時のことですね。

恋敵のヨンジュンが死んだ方が良いのでは?と、リャンウムは聞いたわけです。

その時ジャンヒョンは言いました、あの人の身に何かあれば、誰かが悲しむ。それは見たくない・・・と。

「私も同じです。」

と、リャンウムはヨンジュンに言いました。

 

ギルチェたちは、ずっと歩き詰めで、疲弊しきっていました。

しかし、立ち止まったり座り込んだりすることは許されません。そんなことをしたら、足手まといとみなされ、その場で殺されてしまうからです。

飲まず食わずで歩かされているので、とうとう、チョンチョニが倒れそうになってしまいました。

ギルチェは自分を拉致した男にノリゲを渡して、チョンチョニを牛車に乗せてもらい、自分は歩き続けました。

持ちこたえるのよと、ギルチェはチョンチョニに言い聞かせました。

 

ヨンゴルテが世子に自分たちの食糧は自ら用意しろという皇帝の命令を伝えて来ました。

理由はあれこれ言いましたが、自分たちを朝鮮に帰らせるつもりが無いからだと、世子は思いました。

とにかく、何とかして食糧を賄わなければいけなくなったわけです。

大臣たちは、皆、何も分からないと困り果てたのですが、世子嬪が、農作業を少し知っていると言いました。

ジャンヒョンが良い手を思いつきました。

捕まった捕虜たちは、皆、元農民でした。その捕虜たちを買いもどして、農作業に当たらせると言う策です。

 

ジャンヒョンは、世子とピョ内官と一緒に捕虜の収容所に行きました。

そこで、過酷な状況に置かれている朝鮮人捕虜たちを見た世子。

次々に死んでいく捕虜たち、恥辱にまみれた捕虜売買の様子。

世子が思わず嘔吐してしまうほどに劣悪な環境でした。

何故自害せずに恥辱を受けているんだと、世子は口走りました。朝鮮の恥だと。

「ならば、何故朝鮮の王は9回も頭を下げる恥辱を受けても生きているのですか?」

ジャンヒョンが言いました。

激怒した世子は、思わずジャンヒョンに刀を突きつけました。

が、結局、斬る事は出来ませんでした。

 

冷静になった世子は、改めてジャンヒョンの考えを知りたいと思ったようです。

ここまで王の事を貶める事の出来るジャンヒョンは、この時代では不忠と言えます。

なのに、何故自分と一緒に清に来たのか、理由が分からなかったのです。

「世子さまの運命が知りたかったのです。」

と、ジャンヒョンは言いました。

耐え抜けないと思っていたが、立派に耐えていると言いました。

世子はそれがお世辞だと思ったようです。

自分は父である仁祖を守る事も出来ていないのに・・・と。

しかし、ジャンヒョンは言いました。

子が親を守るのではなく、親の役目が子を守る事なんだと。

そして、続けました。

最後まで耐え抜いてください・・・と。民に蔑まれようと、仁祖に疑われようと・・・。

 

ジャンヒョンは、捕虜の中から、年老いた者を買い入れました。

そして、農作業に当たらせたのです。

捕虜たちの願いはただ一つ。いつの日か朝鮮に帰りたいということ。死ぬなら朝鮮の地でということ。

世子は約束しました。

自分もいつ帰れるか分からないが、自分が帰る時には、皆も必ず連れて帰ると。

 

ギルチェたちは、国境辺りまでたどり着いていました。

兵たちが休憩を取った時、ギルチェは隙を見て、血で手紙を書きました。

ちゃんと届くかどうかわかりません。

しかし、何としても自分の消息を家族に知らせたかったのです。

近くにいた民の女性に指輪と共に投げました。

 

ここに、リャンウムとヨンジュンがやって来たのです。

ギルチェの似顔絵を見せて、人たちに聞いて回っていました。

そして、ギルチェの手紙を持った女性に出会いました。

似顔絵を見て、女性は自分に指輪と手紙を投げてよこした女性だと気付き、リャンウムたちに声をかけたのです。

手紙には、ギルチェの字で清の都に連れていかれ・・・と血で書かれていました。

途中で途切れているのは、切迫した状況だったせいだと、容易に想像できました。

 

ク武官は、それを見て、ようやくギルチェが清の者に拉致されたと信じました。

泣いている場合ではありません。

お金をかき集めて、一人、清に向かいました。

 

ギルチェたちは、とうとう都に到着しました。

王宮の前で、跪かされたギルチェたち。

そこにジャンヒョンが。

逃げた捕虜の処罰を見届けるよう皇帝から命令が下っていたので、尻込みする大臣たちに代わって立ち会ったのです。

しかし、2人はお互いに気づきませんでした。

 

ギルチェとチョンチョニは、親王という人物の屋敷に連れていかれました。

ここは、ヨンナンたちが逃走した屋敷でした。

親王は、ギルチェとチョンチョニを気に入り、自分に仕えるよう命じました。

言葉が分からないギルチェは、同じ朝鮮人の侍女ドゥルプンに騙されて、親王に媚びるような言動をしてしまいました。

それに激怒した側室が、ギルチェに罰を与えようとしたのですが、侍女頭のヤンスが止めました。

何とか危機を脱したギルチェ。

チョンチョニは、ジャンヒョンに助けを求めようと言いましたが、ギルチェは死んだ方がマシだと、それを了承しません。

 

親王がギルチェを見初めたと知ったチョンチョニは、もうじっとしていられませんでした。

朝鮮の役人を見つけ、ジャンヒョンに伝言を頼みました。

ギルチェがいると一言・・・。

 

とうとう親王がギルチェを召し出そうとしました。

体に傷が無いことを確かめられたギルチェ。その意味をドゥルプンに聞き、ギルチェは決心しました。

傷を作ればよいと。

側にあった大きな花瓶で自分の顔に傷を作ったのです。

ギルチェとチョンチョニは、即、捕虜市場に送られてしまいました。

 

捕虜市場には、ダジムの祖父もいました。

こんなところにギルチェが連れて来られるなんて・・・という表情です。

 

翌日、捕虜市場で暴動が起こりました。

捕虜の一部が、流行り病が発生したと騒ぎを起こし、その隙に牢から逃げ出したのです。

ダジムの祖父は、すぐさまギルチェたちの牢の鍵を壊しました。

ギルチェとチョンチョニは、他の捕虜たちと一緒に逃げ出しました。

しかし、捕虜狩りに見つかってしまって。

危うく矢で射られそうになったところに現れたのが、ジャンヒョンとクジャム。

2人は、農作業に必要な牛を買い入れにモンゴルまで出かけた帰りでした。

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「アテナ」あらすじ

2025-01-08 13:51:19 |   ★「あ」行

チョン・ウソンssi、チャ・スンウォンssi、スエさん、イ・ジアさん出演の2010年の作品

訪問してくださった方のお陰で、また、あらすじ一覧を作っていなかったことを発見出来ました

今さらですが、一覧を作りました。

 

       2話まで  4話まで  6話まで  8話まで  10話まで

       12話まで  14話まで  16話まで  18話まで  最終話まで

 

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