ブログ開始初期の頃視聴した作品には、一覧を作り忘れているものが多々あります。
気付いた作品から、作ってはいるのですが、内容は伴わないけれど記事数だけは多いこのブログゆえ、漏れもあります。
もし、お気づきのことがあれば、コメントでもお知らせいただければ幸いです
ただ、一つお断りしておきますが。
記事と全く関係の無いコメントは、申し訳ありませんが、削除させていただきます。
桜前線も北に向かって順調に進んでいるようですね。
いつか、ここより北の地域で桜を見てみたいものです。
相変わらずマイペースで散歩を続けている私ですが。
桜が注目されている間に、他の花々も開花準備を整えていたようです。
一気にいろんな色の花たちが咲き始めました。
沈丁花とツツジ、ハナズオウはピークを過ぎ、新芽が伸び始めています。
梅も青い実が育ち始めています。
いろんなものが、動き始めていますね。
さぁ、私もそろそろブログを引っ越しするかどうかの決断をしなくちゃいけません。
諦めるには長い時間を費やして来たこのブログです。
その時間と労力、思いが勿体なくて・・・。
まだしばらく野暮用が続くので、それが一段落したら、決断するつもりです。
この歳&知識ゆえ、作業の理解が出来るかどうか、新しい環境に馴染めるかどうかが、不安です。
レビュー一覧は、こちらから。
ソンフンは、養父リュ判事に会いに行っていました。
真実を聞かせてほしいと、ソンフンは言いました。
リュ判事は、妻であるソンジュン母を守りたかったと言いました。
選択の余地は無かったと。
「その対価がユンジョンだったのですか?」
と、ソンフンが言うと、リュ判事は激高しました。
まさか、自分が性接待を受けたことを知られているとは思ってもみなかったようです。
リュ判事は開き直りました。
今からでも罪を認め、謝罪するようソンフンは言いましたが、全く聞く耳を持ちません。
それどころか、ソンフンに銃を突きつけたのです。
この会話を、ソンフンは携帯を通話状態にして、ソンジュンに聞かせていました。
到着したソンジュンが見たのは、ソンフンに向かって銃を突き付けている父。
次の瞬間、リュ判事は発砲。
幸い、ソンフンの腕に当たりました。
ソンジュンは、父に手錠をかけました。
ソンジュンはソンフンに一つだけ聞きたいことがあると言いました。
「一度でも俺を弟だと思ったか?」
ソンフンは、首を横に振りました。最初から復讐に利用しただけだと。
ソンジュンは泣きながらソンフンを殴りました。
ウンギはソンジュンが心配でした。
大丈夫?と声をかけました。
そして、こんな時に悪いけど、見てほしいモノがあると言って、動画を見せました。
チョルホに大金を渡した日、ヨム署長が何者かにチョルホの始末を命令している瞬間が映っている動画です。
報告を受けたヨム署長が始末したとソンジュン母に言うと、ソンジュン母は驚くことなく、ほっとした態度を示しました。
ソンジュン、ますます気が滅入りますわな。
ウンギは、世間に一連の事件が起きた理由を知らせるべきだと言いました。
その動画は、TVで公表されました。
ヨム署長の通話履歴から、手を下した者も分かりました。
ペク社長の手下だった男です。
ヨム署長も、もう逃げられませんでした。
ソンジュンに手錠をかけられました。
ソンジュン母は、息子に縋ろうとしました。
が、ソンジュンは、それを拒絶。
母の手首に手錠をかけました。
ウンギは、自分が生かされた理由をソンフンに聞きました。
殺す人間と生かす人間を分ける基準は何だ?と。
希望福祉園の事実を公表するためには、この方法が最善だと思った・・・とソンフンは言いました。
ユナも?と、ウンギが鋭く聞くと、ソンフンは答えられませんでした。
実は、確かにソンフンが計画を立てました。
しかし、途中から、ユンジェが暴走し始めてしまったのです。
まるで殺人を楽しんでいるようでした。
ソンフンは、自分が予想した以上に事は複雑になり、復讐対象者じゃない者まで被害が及ぶようになってしまったことを、激怒し、ユンジェに詰め寄りました。
ユンジェを外そうとしましたが、もしそうなったらジョンスまで外れると言い出したので、仕方なくそのままにした次第でした。
いつしか、ソンフンが手を付けられない状況になってしまったわけです。
ユナの場合がまさにそれでした。
「あなたがどんな目に遭い、何があったとしても、殺人の言い訳にはならない。」
真っ直ぐにソンフンを見つめながら、ウンギが言いました。
ウンギは、事件に巻き込まれた者として、関係者の一人として、希望福祉園の実情を世間に知らしめる決心をしました。
世の中には次々と事件が起こり、世間は新しい事件に目が向くと、古い事件の事は簡単に忘れ去ってしまいます。
ウンギは、そんな事をさせたく無いと思いました。被害者たちのためにも。
有志と一緒に、福祉園の実状を世間の人たちに訴え続けました。小さな運動ですが、立ち止まることなく、地道に続けたのです。
一方、ソンジュンは苦しみを忘れようとして、刑事の仕事に必死に取り組んでいました。
家にも帰らず、眠らず、一心不乱に・・・。
そんなソンジュンを心配して、キム刑事がウンギに連絡してきました。
ところで、ジョンスは逮捕されなかったのね。
協力したんじゃなかったっけ
ユンジェとペク社長が刑務所で死にました。
2人ともお互いを復讐の最終ターゲットと決めていたのです。
殺し合って、2人とも死ぬと言う悲惨な最期でした。
この話を聞いたジョンスは、自殺しました。
ソンフンも、自殺を図りましたが、寸でのところで発見され、命は助かりました。
ソンフンの体に多くの自傷の痕があるのが分かりました。
連絡を受けたソンジュンは、意識の無いソンフンの体の傷跡をそっと確認しました。
ソンフンが苦しみ続けてきたことを知りました。
ずっと憧れ、目標だったソンフンの本当の姿が見えたように思えたでしょう。
だからと言って、ソンフンの罪が消えるとは思っていません。
このまま苦しみながら生き続けることが、罪の償いになるとソンジュンは思っています。
希望福祉園の実態を世間に知らしめる活動を地道に続けているウンギたちの前に、パク・ムヒョクと言う人物が現れました。
彼もまた、希望福祉園の元園生で、苦しみから逃れるために必死に勉強し、弁護士になっていました。
そのまま希望福祉園の記憶を忘れ、遠ざかろうとしましたが、今回の事件を知って、気持ちが変わったそうです。
被害者の沈黙も、加害者の手助けになると思ったようです。だから、ウンギたちの活動に協力しようと思ったのです。
そんな時、ソンフンが国民参加裁判を要請しました。
パク・ムヒョクはソンフンの弁護士を引き受けました。
ソンフンの書いた嘆願書を示し、この一連の事件に至る経過と動機を詳細に説明しました。
ウンギ母も元看護師として証言台に立ちました。
ソンジュンも、証言しました。
ソンフンの罪を、正確に証言しました。
そして言いました。どんな動機でも、殺人の名分にはなりません・・・と。
ソンフンは、ずっと訴えたかったことを話し、最後に、全ての人に謝罪しました。
陪審員は全員一致で有罪と言う結論を出しました。
裁判長は、無期懲役を言い渡しました。
面会に行ったソンジュンは、ソンフンに一言だけ言いました。
「兄さん。もう過去から出て来て。」
重い内容でしたね。
捜査の仕方とか、突っ込みどころはあれこれありましたが、まぁ、許容範囲です。
テギョンssiの、眼差しがとても澄んでいて、表情がいかにも“弟”に見えました。
3月に千葉に来て、もう1カ月が経ちます。
あっという間です、ホント。
この1カ月、楽しいスケジュールがひしめいていたので、余計に時の過ぎるのが速く感じたのかもしれません。
四国では室内でマシーンを使ってウォーキング。
千葉では、坂道をせっせと散歩しています。毎日ではありませんが。
以前に比べると、各段に散歩のハードルが下がっています。
昔の私では考えられません
ただ、歳を考えると無理は禁物。
歩く気分になった時、行きたい方向へ、少しの負荷がかかるレベルで歩くことにしています。
散歩の目標物の一つが“富士山”。
ところが、春はどうしても靄や霞がかかってしまって、晴れているにもかかわらず富士山を目視することが出来ない事が多いんです。
このところ、ず~っとそうでした
でも、昨日は、なんとか見ることが出来ました
それが、トップの写真。
望遠&画素数の少ない携帯ゆえ、これが精いっぱいです。
でも、目では、もっとはっきり見えましたよ
帰宅して、すぐにアルフィーにも報告しました。
「今日は見えたよ」
レビュー一覧は、こちらから。
ソンジュンは、殆どの記憶を取り戻しました。
そこで知ったのは、ソンフンがこれらの事件に深く関わってきたということ。
何よりショックだったのは、ソンジュン自身を“チョン・ユンジェ”に仕立て上げるのに重要な役割を果たしていたと言う事です。
ソンフンが掛けてくれた“兄”としての優しい言葉が全て嘘だったと思いました。
自分がずっと慕って来た“兄”は、長い時間をかけて復讐していたんだと思いました。
ソンジュンは、ユンジェに聞きました。ソンフンが裏切ったと言うのはどういう意味だ?と。
ユンジェは、その質問でソンジュンの記憶が戻ったと気づきました。
ソンフンが味方だと信じ切っているソンジュンを苦しめたかったようです。幸せな気分など、感じさせたくなかったのでしょうね。
だから、記憶を取り戻させ、真実を突きつけたかったのでしょう。苦しめるために。
しかし、ソンジュンは気づいていました。
ユンジェが動揺し焦っていることに。
ユンジェは、ソンフンがまだ自分の味方なのか、或いは裏切ってソンジュン側についたのか判断しかねている状態でした。
ソンジュンが聞きました。いつから殺人の計画を立てたんだ?と。
「お前を僕にしたあの日だ。」
と、ユンジェ。
あの日から兄さんと2人で計画を?と、ソンジュン。
そして言いました。兄さんに裏切られそうで不安なんだろ・・・と。
ユンジェは一瞬表情が強張りましたが、すぐにしらばっくれました。
しかし、ソンジュンは不安をさらにあおるように言いました。
「共犯が裏切る理由を知ってるか?罪を共犯者にかぶせるためだ。お前が監獄で腐っていく間に、兄さんは順風満帆に生きて行く。それでもいいか?」
ソンジュンはユンジェが主犯でジョンスが共犯。そして、ソンフンが第2の共犯者だと考えました。
以前、ソンジュンはソンフンを疑った時期がありました。
しかし、ユンジェに刺されたことで、その疑いは消えていたのです。
それも全てソンフンの計画だったのかと、ソンジュンは気づきました。
ペク社長の娘の事件の担当判事となり、陪審員を選ぶことから、全て。
判事でありながら、全ての事件の現場にいたり、捜査にさりげなく介入していたわけで・・・。
捜査をしようとしていたのではなく、妨害していたのか?と、ソンジュンは思いました。
ソンジュン母は大金を準備し、チョルホに渡しました。
チョルホは、放送は取りやめると言い、録画ビデオテープをヨム署長に渡しました。
その時、意味ありげにチョルホが言いました。
放送は止めても、まだ真実を知るものが他にもいる、灯台下暗しだ・・・と。ソンフンのことですね。
ソンジュン母とヨム署長は、まさかソンフンの事だとは気づいていません。
2人と別れた後、チョルホはあっけなく殺されてしまいました。犯人が誰かは分かりません。
ソンフン?ジョンス?
ウンギとソンフンは、放送の事で相談するため、チョルホと会う約束をしていました。
しかし、チョルホは結局現れませんでした。
チョルホがソンフンのことを警戒した方が良いとほのめかしたのには理由がありました。
実は、ソンジュン母とヨム署長をビデオテープを公表すると言うネタで脅したのは、ソンフンの入れ知恵だったのです。
番組を作ると言う話をしたら、2人がどう出るかを見てほしいとソンフンは言いました。
しかし、テープは拉致された時ユンジェに奪われていたので、チョルホの手元にはありません。
持っているフリをすればよいとソンフンは言ったわけです。
だから、ヨム署長がチェックしたテープには、何も録画されてはいませんでした。
チョルホに騙されたと、ヨム署長は激怒しても後の祭りでした。
ほっとして帰宅したソンジュン母に、バイク便が届きました。
ジョンスでしたね、届けたのは。
封筒に入っていたのは、写真。
どうも、ソンジュン父・・・リュ判事が写っているようですが、詳細は分かりません。
希望福祉園の別荘にリュ判事が行った時の写真のようですね。それはつまり、リュ判事も性接待を受けていたということになります
ソンジュン母は、ソンフンの仕業かもしれないと言いました。
ソンフンは、全てを知ってるわけだから・・・と。
ソンジュンは、帰宅したソンフンに対して、明らかにそれまでとは違う冷たい態度を取りました。
あのペンダントも外していました。
そして、外で話を・・・とウンギを連れ出したのです。
ソンフンが、ソンジュンの変化に気づかない筈はありません。
ソンジュンは、ウンギに言いました。
「兄さんが疑わしいから、明日の朝にでも引っ越しして。」
そう聞いてもウンギが冷静なことに、少々違和感を覚えてしまった私です。
チョルホの遺体が発見されました。
行方の分からないジョンス仕業では?と、思われましたが、全く手掛かりはありません。
ソンフンがユンジェの面会に行きました。
早くここから出してくれとユンジェ。
ソンジュンが何かに気が付いたとソンフンが言いました。
ユンジェは嬉しそうに、思いだすために協力してやったと言いました。
「共犯が誰かすぐに気づいたよ。」
お前は本当に救いようがないと、ソンフンは怒りを込めてユンジェに言いました。
そして、ユンジェがソンジュンに言われた言葉をそのまま自らの口で言ったのです。
「これだけは言える。お前を人とは思わないのは事実だ。」
ソンジュンの言葉通り、ソンフンはユンジェを捨てたのです。
ユンジェが計画から外れた行動をとり続けるから、省いたと言うわけです。復讐は完了したわけではなく、まだ継続中だから。
ソンフンの言葉にユンジェはショックを受けました。
チョルホの行動を探っていたソンジュンは、直前に行った店を探し当てました。
そこで2人の人と会っていたと店の者が言いました。
部屋を調べてみると、隠しカメラがセットされているじゃありませんか。
その映像をチェックすると、映っていたのはヨム署長と母。
隠しカメラをセットしたのは、ソンフンと思われました。
母にチョルホと会った理由を聞きました。
母は、ヨム署長に誘われて行き、3人で食事をしただけだと言いました。
ソンジュンは大金の入ったカバンをチョルホに渡したのが、隠しカメラに映っていると冷たく言いました。
子供だましのような嘘をつき続ける母でしたが、いつまでも言い逃れは出来ません。
結局、チョルホに脅されたんだと保身に走りました。
脅迫されるようなことがあったのかと、ソンジュン。
両親は、一言も話しません。話せませんわな。
「頼むから、正しい決断をして。」
そう言って、ソンジュンは家を出て行きました。
ソンジュンはソンフンに連絡しました。
「チョルホを殺したろ。」
ソンジュンは続けました。
3人が、20年前と同じかどうか、確認したんだろ?と。
3人は全く変わってなかったな・・・と。
だから、チョルホをまず殺して、ヨム署長と母さんも・・・とソンジュンが言うと、
「鋭いな。」
と、あっさりソンフンが言いました。
ソンジュンは絶望的な気持ちでした。
両親は醜い過去を隠し続けてきたし、ずっと追い求めて来たある意味憧れの存在だったソンフンが、一連の事件の共犯だと認めたのですからね。
ソンフンが、ウンギに何やら封筒を渡しました。預かってほしいと。
あなたなら、上手く活用してくれると思うから・・・と。
この殺人の計画をしたのはソンフンだと、ユンジェが言いました。自分が巻きこんだわけじゃないと。
「兄さんは、復讐の設計者で、僕が実行者だ。それに、まだ続いてる。」
ソンジュン、衝撃のあまり、言葉が出ません。
ユンジェはそんなソンジュンを見て楽しそうでした。
放送局にヨム署長とソンジュン母がチョルホと会っているところの映像が送られて来ました。
映像だけじゃ無く、チョルホにお金を渡して放送を止めるよう説得する言葉も録音されていました。
送り主は、翌日にも次の映像を送ると伝えていました。
ヨム署長とソンジュン母は、焦りまくりですが、どうしようもありません。
ソンジュンは、ソンフンの仕業だと思いました。
ソンフンは止まるつもりは無いようだと。
そこに、ウンギが駆け付けて来ました。ソンフンから預かったモノを届けに来たのです。
それは、ソンフンが20年前に書いた嘆願書でした。
宛名は、リュ判事。つまり、ソンジュン父、ソンフンの養父です。
希望福祉園の実情を訴えようと、書いたものでした。
読んだリュ判事は、考慮すると受け取っておきながら、結局、ソンフンの願ったような事態にはならなかったのです。
園長が横領罪に問われただけでした。
この時でしょうね、リュ判事に性接待が行われたのは。
ソンジュンにソンフンから連絡が入りました。
「釣り場に来い。」
昨日、突然発表されたのが、
《gooブログサービス終了のお知らせ》
あまりのショックに、頭が凍り付いて、一瞬何を言ってるのか、理解出来ませんでした。
えですよ。
なにせ、このブログを続けることを20年以上生きがいと思って来ましたから。
呆然とし、途方にくれ、その後、ありとあらゆる場所をクリックし、情報を仕入れました。
で分かったのは、決断や作業は明日以降にしか出来ないということ。
gooブログユーザーの皆さま、どう考えればよいのか、どんな手段があるのか、是非、教えていただければ幸いです。
レビュー一覧は、こちらから。
ユンジェは逮捕されました。
一方で、人質になっていた人たちには世間から注目が集まる事になりました。
人質にされた理由・・・ですわな。
ソンジュン母・・・福祉部長官ともなると、マスコミも注目するのも当たり前です。
ソンジュン母は、記者会見を開きました。
そして、自分は拉致されたのではなく、犯人を説得するために行ったんだと言いましたよ。
ソンフンの出身園だからだ・・・と。
あっさりとソンフンは養子だと明かし、そちらに衆目を集める作戦に出たのです。
自分のしたことを反省する気はさらさらなく、何とか地位やプライドを守ろうとしたわけです。
ヨム署長は、自分の事は棚に上げて、サイコパスの通り魔殺人で片付けるよう、強力班をせっつきました。
「サイコパスは良いけど、通り魔殺人は違います。署長もご存じでしょ。」
と、ソンジュンは冷たい目で言いました。
怒るヨム署長にナ刑事が追い打ちをかけるように言いました。
「署長、被害者の事情聴取をしたいのですが。忙しいなら、書面でお願いしましょうか?」
何も言えないヨム署長でした。
ユンジェの取り調べが始まりました。
ユンジェは、ソンフンを“兄さん”と呼び、いかにも親しげに振舞いました。
が、自分を刺したのはユンジェだとソンフンが証言したと聞くと、少し動揺した様子を見せました。
しかし、どの事件においても、直接的な証拠が無いんですよね。
このままでは、最悪、釈放されてしまいます。
問われるのは、ソンフンへの殺人未遂と8人を拉致監禁した特殊暴行罪くらいになってしまいます。
ソンジュンが気づきました。
どの事件でも、犯行の瞬間を撮影していました。ヨム署長にも犯行の映像を送って来たわけですから。
どこかに原本があるに違いないと思ったのです。
ところが、ユンジェのPCから、ハードディスクが抜き取られてしまっていましてね。
データを手に入れられなかったのです。
ヨム署長が、立場をつかって、抜き取り、始末しちゃってましたよ
何とかして証拠を掴みたいと思ったソンジュンは、ソンフンにユンジェと対面してもらうことにしました。
会話から、ヒントを掴もうと考えたのです。
ユンジェはソンフンの耳元で囁きました。
「一番安全な場所に隠してるよ。」
そして、ソンジュンのために俺を裏切ったのか?と。
ウンギは、ソンフンに言いました。
希望福祉園の真実を私たちが公表しませんか?と。
このままでは、別の事件が起きたら忘れさられてしまうから・・・と。
被害者が泣き寝入りしないためにも、そして加害者が図々しく生きて行く現実を変えなくては・・・と。
TVの視聴率の高い番組で公表すればよいと、ウンギは言いました。
ソンフンは協力すると決めたようです。
ソンジュンは、ユンジェをおだて、自然な会話を仕向けました。
すると、ユンジェは得意げに話し始めたのです。
チョン・マンチュンが見た車の中の人物・・・それは、ユンジェでした。
マンチュンは、ユンジェの指示通りにそれがソンジュンだったと嘘の証言をしたわけです。
ユンジェは、ソンジュンが事件の真相について知って行くのを、楽しげに嬉しそうに見ていました。
上から目線でソンジュンを見ていました。
まるで、教えを授けているような感じで。
しかし、ソンジュンが見せた動画で、表情が変わりました。
それこそ、ユンジェが映した犯行時の映像で、紛れもなく殺人の証拠だったからです。
ソンジュンは、それを、警察の証拠品保管室に置かれている自分のイヤホンケースの中で発見していました。
「お見事だ。誰も思わない場所だ。」
まさか、兄さんが教えたのか?兄さんが俺を裏切る筈はない・・・と、ユンジェは呟きました。
何故当事者じゃなく、家族を殺したんだ?と、ソンジュン。
「教えてやったんだよ。大切なモノを奪われる苦しみがどんなものか。」
ユンジェは姉ユンジョンを殺された苦しみと同じことを味あわせたわけです。
それが正義だと言うユンジェに、ソンジュンは冷たく言いました。
「正義?お前は殺人に快感をおぼえるただのサイコパスだ。兄さんもお前のような屑を人とは思わない」
ソンジュンの言葉は、ユンジェに大きなショックを与えたようです。
あの時殺しておけば・・・とユンジェ。
それは、ソンジュンが遊具の上から転落すると言う事故のこと。
本当は、ユンジェが後ろから突き落としたのです。
そして、ソンフンが“ユンジェ”と声をかけたのは、ソンジュンに対してではなく、後ろにいたユンジェを止めようとしてだったのです。
その事故で記憶を失くしてしまったソンジュンに、“チョン・ユンジェ”が本当の名前だと教え込んだのも、ユンジェだったのです。
「俺に何をした」
ソンジュンは、ユンジェに殴りかかりました。
「よく考えろ。そのペンダントを何故お前が持ってるのか。」
と、ユンジェは揶揄う様に言って笑いました。
ソンジュンは、ソンフンに真実を聞きました。
遊具から転落した事故の真実です。
ユンジェを守りたいと思ったし、怖かった・・・とソンフン。
ソンジュンが記憶を失ったのを知って、何も無かったこととしてやり過ごせると思った・・・と。
ソンジュンは何とも言えない気持ちになりました。あまりにも無責任だと思ったのかもしれません。
その後、ユンジェは白紙になったソンジュンの記憶に、自分の記憶を植え付けました。
希望福祉園のチョン・ユンジェとして生きて来た20年間が、悔しくてたまらないのでしょうね、ソンジュンは。
まだ思いだせない何かがあるようにソンジュンは感じていました。
例えば、そのペンダントのことです。
「それは僕があげた。本当の弟だと思っていたから。」
と、ソンフンが言いました。
ソンジュン、嬉しそうな表情になりました。
そうは言いましたが、本当は、ユンジョンがユンジェとソンフンに家族の印としてくれたモノでした。
ユンジョンは、聾唖者だったようです。
希望福祉園についての記事が出ました。
おろおろするヨム署長がソンジュン母に呼び出されました。
2人を待っていたのは、チョルホ。
今度、TVで希望福祉園をドキュメンタリー番組で取り上げると言いました。
勿論、2人とも大慌てです。
実は、数日前、チョルホはソンフンから、その提案をされていたのです。それによって、20年前の罪を償わないかと。
しかし、チョルホ、この期に及んでも欲が出たようです。
ソンジュン母とヨム署長にとっては絶対に隠し通したい過去です。
そこをつつけば、大金を手に入れられると考えたようです。
ヨム署長は、何としてもチョルホが持っている証拠のビデオを手に入れるから、ソンジュン母はお金を準備してくれと言いました。
チョルホが番組で真実を公表すると言う計画は、ウンギも聞いていました。
ギョンジャにも協力を頼みましたが、ギョンジャは関わりたく無いと言いました。
連行されるユンジェを、遠くからジョンスが見ていました。
ジョンスに後を託した感じです。
そして意味ありげにペンダントの謎は解けたのかとソンジュンに聞いたユンジェ。
感動的な事実を知ったとソンジュンが言うと、ユンジェは解けてないんだな・・・と言いました。
「誰の仕業なのか、まだ分からない?本当に覚えてないのか、覚えてないフリなのか。真実を知るのが怖いんだろ。」
隙をついて、ソンジュンを階段から突き落としました。
ソンジュン、その衝撃で、別の記憶が蘇りました。
ソンフンがペンダントを渡しながら、ソンジュンに言っていました。
「前の名前は、ユンジェだ。ここに来る前には希望福祉園にいた。お前は13番だった。」
ソンフンとユンジェは2人で、ソンジュンを“チョン・ユンジェ”に仕立て上げていました。
希望福祉園の事は話しちゃダメだ、そうじゃないと、捨てられてまた連れ戻される・・・と。
「これがお前の運命だと思って諦めろ。」
つまり、ユンジェだけじゃなく、ソンフンも一緒になって復讐していたということですね。
それが、ソンジュンを別の人間に仕立て上げるということ・・・。
レビュー一覧は、こちらから。
インソンがソンフンの病室に忍び込んだその時、ソンフンの意識が戻りました。
インソンがソンフンの首に手を伸ばした瞬間、病室に入って来た人物が。
ペク社長です。
インソンは、医者のフリをして、さりげなく病室から出て行きました。
ペク社長は、敢えて顔を見られないように背けたため、インソンだと気付きません。
ペク社長は、“ユンジェ”だけを追っていました。
だから、ソンフンにユンジェの居場所を吐かせようと考えたわけです。
が、ソンフンが言うわけはありません。
その瞬間、ペク社長は、さっき出て行った“医者”が13番だと察しました。
慌てて後を追いましたが、既にインソンの姿はありませんでした。
ソンジュンは慌ててスッキのところに行きました。
が、店は閉まったままです。
ソンジュンは、ソンフンに現場に行った理由を聞きました。
ソンフンは、反対にソンジュンが何故現場に来たのかと問いました。
ソンジュンは、正直に話しました。ソンフンを疑って尾行していたことを。
ソンフンは、ソンジュンに嘘をついたり、知った事実を隠していたのは、ペク社長を泳がせて犯人に辿り着きたいと考えていたからでした。
ペク社長が必死に犯人を追いかけていたのは事実ですから。
そして、辿り着いた容疑者を追っていて、刺されたわけです。
「チョン・インソン。」
と、ソンフンは自分を刺した犯人の名前を挙げました。
強力班は、チョン・インソンを指名手配しました。
それで分かったのは、インソンが名前や経歴等の全てを詐称していたこと。
スッキは郊外のペンションにいました。インソンと一緒にゆっくりと過ごそうと考えたようです。
しかし、不安を感じるようになっていました。
桃アレルギーだった筈なのに、インソンは昔から桃が好きだった・・・なんて平気で食べましたし。
もしかしたら、本当の息子じゃないのではと言う不安が湧いてきたのは事実でしょう。
そんな時、ソンジュンがやってきて、DNA検査をした方が良いと2人の歯ブラシを持ち帰ろうとしました。
それを見たら、スッキは、意地になったように、息子に間違いないと言い張ったのです。
危険だとソンジュンは言いましたが、スッキはそこを動こうとはしませんでした。
科捜研から検査結果が出ました。
インソンとスッキは他人。
白骨死体とインソンとは姉弟だと。
スッキの姿が消えました。
ヨム署長、ウンギ、ウンギ母、ソンジュン母、ジョンス、ギョンジャも行方不明となりました。
以前から行方不明のままのチョルホもいれれば、8名となります。
チョン・ユンジェが一か所に集めているのかもしれないと、ソンジュンは言いました。
ソンフンが、思いだしたのは、ユンジョンが監禁されていた別荘。
ソンジュンとソンフンは、そこに駆け付けました。
が、インソンはその動きをちゃんとキャッチしていました。
既に爆弾が仕掛けられていて、ドアを開けると爆発するようになっているとインソンから電話が入ったのです。
プレゼントがあるとインソン。
別荘の庭にはドラム缶が放置されていました。中には、遺体が
誰の
ソンジュンは、その別荘があまりにも静かなのに違和感を覚えました。
人質がいるのは、ここではないのではないかと思いました。
「チョン・ユンジェが行きそうな場所は一つしかない。」
と、ソンフン。
希望福祉園です。
行方不明になっている8人のうち、ジョンスを除く7人は、希望福祉園の地下牢にいました。
ペク社長も加えられていて、人質は8人に増えていました。
地下牢の入り口には爆弾が仕掛けられていました。
「僕が望むのはお前たちの死だ。」
と、インソン・・・ユンジェが言いました。
ユンジェは離れた場所で、この様子を監視カメラで見ていました。
「代表で1人死ねば、残りは助けてやる。」
と、ユンジェ。10分の猶予をやると。
人質たちを仲違いさせようと言う魂胆ですね。
予想通り、醜い争いが始まりました。
チョルホやヨム署長、ソンジュン母は、自分以外の人物を犠牲者にしようとしましたし、お互いに自分には罪は無いと言い合いました。
スッキは、自分が・・・と名乗りをあげようとしましたが、ウンギが止めました。
しかし、多かれ少なかれ、人質たちには罪があったのです。
ソンジュン母は、チョルホが希望福祉園の情報を公表しようとしていたのを、大金を渡して止めていました。
ヨム署長は、スッキから子供の捜索願を受けながらも、全く探そうとしていなかったばかりか、ユンジョンに暴行を加え、死に至らせていました。
罪を指摘され、ヨム署長は、ソンジュン父も同じように接待を受けていたと叫びました。
えソンジュン父も
ペク社長がウンギを犠牲者にしようとナイフを振り上げた時、ウンギ母が叫びました。
「やめてあなたの子よ
」
やっぱりね
ウンギは呆然としました。
悪魔のような所業のペク社長が父親だなんて・・・ね。
ユンジェは、この事実も知っていたのです。
その時外から車のけたたましいクラクションが聞こえました。
ソンジュンたちが到着したのです。
10分が過ぎましたが、爆発しません。
ユンジェは、様子を見に、地下牢に向かいました。
すると、さっきまで争っていた人質たちの姿がありません。
驚くユンジェの頭に銃口が突きつけられました。ソンジュンです。
レビュー一覧は、こちらから。
ソンフンは命は助かりましたが、重傷で意識不明に陥りました。
ソンジュンは、自分の疑いは的外れだったと知りました。ソンフンも犯人を追っていただけなんだと。
そして、ソンフンは、犯人が分かったんだと。
ソンフンの体の中に、凶器の一部が残ったままでした。
手掛かりはそれだけでした。
その刃物は、熟練した職人が作ったと思われ、形から、刺身包丁だと判明しました。そして、新品ではない事も判明しました。
留置所にいたペク社長は、精神病院に移されていました。
突然、自傷行為を始めて、抑えきれなかったため、移送されたのです。
でもこれはヨム署長の計画でした。
ペク社長を脱走させ、ソンフンを殺させようと考えたのです。
ソンフンが11番だと知り、これ以上希望福祉園のことを喋られてはマズいと考え、口封じを狙ったってわけです。
その頃、希望福祉園の元園生の保護者が、希望福祉園の悪事の真相解明と補償を求めて、一人デモをしていました。
通りかかったソンジュン母に訴えましたが、ソンジュン母は快く引き受けた体を装い、そのままスルーしました。
ソンジュンも、そのデモを目撃。
保護者に話を聞き、元園生にも会わせてもらいました。
45番と呼ばれていた元園生は、精神的に不安定さを増していて、本名を呼ばれると発作を起こしてしまう始末。
ソンジュンは、仕事柄問題行動を起こす子供たちに寄り添って来たウンギに、45番と話をしてもらう事にしました。
ウンギは、少しずつ45番の心を解きほぐしていきました。
ソンジュンから、ソンフンが話す希望福祉園の実情を教えてもらったことも、参考になったようです。
ソンジュンたちが行きつけの食堂の女主人スッキが長い間探し続けていた息子がインソンだと分かりました。
インソンは、店に張り出している写真を見て、自分だととっくに分かっていたようです。
しかし、名乗り出るのを躊躇していたように見えます。
ウンギから、親は探し続けているのかもしれないと言われ、名乗り出る決心がついたのかと思ったのですが・・・。
DNA検査した?とソンジュンに聞かれましたが、スッキはしなくても分かると疑いなく信じ込みました。
でもね、これ、そんな簡単な話じゃないんですよね。
スッキは、お祝いの会を、チャールズの店で開きました。
強力班のメンバーや陪審員たちが集まり、賑やかな会になりました。
しかしそこでソンジュンは、インソンの足首に大きな傷を見つけたのです。
“12番は脱走しようとして罠にかかり、足首に大怪我した”という、ウンギ母の話を思い出しました。
インソンに確かめると、養子に行く前からあった傷だと言いました。
「時々夢に見ます。森の中を走っている時、罠にかかる夢を。」
と、インソン。しかし、養子に行く前の記憶は失ってしまったと言いました。
調べてみると、やはり希望福祉園出身だと言う事が判明しました。
12番はインソンだと強力班は断定しました。
残るは24番だけ。
もしかしたら、チャールズでは?という推定も出ましたが、どちらかと言うと、行方不明の兄の方ではないかと、ソンジュンは言いました。
スッキもチャールズの両親もヨム署長に子供の捜索を相談していました。
しかし、ヨム署長は全て知っていて、探せないようにしていたと思われました。
いつまでヨム署長を泳がせれば良いんだと、ナ刑事は苛立って言いました。
確証が見つかるまで、動くなとオチーム長は言いました。
アン・テホを捜索中、携帯が見つかった場所では白骨死体も見つかっていました。
ソンジュンは、その白骨死体に自分が掛けているのと同じペンダントが掛けられている事に気づきました。
検死の結果、白骨死体の主は少女で死因は不明でした。
DNA鑑定も困難ということで、ソンジュンは復顔を依頼しました。
ソンフンの体に残っていた凶器が刺身包丁だと知ったソンジュンは、チャールズに会いに行きました。
そこで、あっという間に凶器を発見したのです。
捨てずに保管してあったのは、ちょいと変ですよね。
45番の元園生が、ウンギに言いました。
「7番と24番は逃げた。」
そして、24番をピクニックに誘おうと。
「24番って誰?」
と、ウンギ。
イ・ヒョンス・・・チャールズ本名イ・ジョンスの兄でした。
ジョンスはソンフンを刺したと言い、凶器を保管してあったのは、大事なモノだからだと言いました。
しかし、ソンジュンは、それが嘘だと察しました。
で、凶器の刺身包丁を作った職人を訪ねました。
購入者の名前が分かりました。
“チョン・ユンジェ”です。弟にプレゼントすると言っていたようです。
その事実を突きつけられたジョンスは、ユンジェと言う名前を知らないと言いました。
「だったら、チョン・ユンジェを詐称するイ・ヒョンスか」
と、ソンジュン。
「イ・ジョンス、お前は犯人じゃない。俺が包丁を見つけるように仕向けていた。兄さんを刺した犯人を知ってるだろ。庇うために嘘を言ってる。」
しかし、ジョンスはこれまでと同じ供述を繰り返すだけでした。
希望福祉園の敷地から、多くの白骨死体が見つかりました。
ユナの遺体発見現場には、血で“チョウン・・・”と書きかけた文字が残されていました。
ユナのダイイングメッセージだと思われました。
ソンジュンは、それをウンギに見せました。ショックを受ける事は分かっていましたが、やはりウンギしか分かる人はいないと思ったのです。
ウンギ思いだしました。
以前、ユナがインソンを見た時、誰なのかと問われたウンギは
「いい(チョウン)青年。」
と言ったことを。
まさかと思いました。しかし、ユナが指すのはそれしか思い浮かびませんでした。
ウンギから話を聞いたソンジュンは、すぐさま、インソンの養子になった時の書類をチェックしました。
書類に貼られていたのは、チョン・ユンジェの写真。
ソンフンと姉と一緒に写っていた写真の少年だったのです。
その頃、ペク社長が精神病院を脱走していました。
行先は、ソンフンの病室。
が、先客がいました。
インソンです。
ソンフンが危険ーっ