冷たい小雨に煙る本日の福島潟。
連続で続いていた好天がついに崩れまして、今日は朝から小雨模様でした、そんな曇り空が一日続いています。
当然気温も下がってはいるのですが、凍えるほどの寒さではないのが救いですね。
本日は、午後からビュー福島潟へ出かけました。
現在、ビュー福島潟では野呂希一氏の写真展「木の色・水の色・日本の色」が開催されていますが、本日はご本人が来場されてスライド講演会が開催されるので、そこへ参加してきました。
スクリーンへ投影されたスライドへ野呂氏がご自身で解説をつける内容で、2時間を過ごしてきました。
前段で、余りあくせく撮影はしないとおっしゃっておられたのですが、解説を聞いている限り日本中を縦横無尽に動き回っている感じでしたから、言葉とはウラハラのハードな撮影をされているようでした。
スライド講演会が終わってから質疑の時間があって、写真のセレクトについて助言の質問が出ました。
今日紹介した写真は、構図とか露出等の観点から決してベストの写真ではないが、自分が撮影した時その写真を何故撮影したのか、その時の感動を思い出してセレクトしたと説明がありました。(メモを取っていなかったので、完璧に正確な内容ではありません)
で、講演会が終わってから写真展の作品を鑑賞させていただきましたが、どう見ても完璧な写真としか思えませんでしたよ。
今回「スライド」講演会となっていたので、複製だったとしてもプロのリバーサルフィルムを鑑賞できるのかと期待を膨らませて申込をしました。
でも、スクリーンへ投影された画像はリバーサルフィルムをスキャンして、PowerPointへ貼り付けての講演会でした。
スライド=リバーサルフィルと大いなる勘違いをしてしまいました。
でも、スキャンしてクオリティの落ちた画像を見た後だけに、写真展へ展示してあった実際のプリントを見た時は「凄い!!」の一言でした。
野呂氏の写真展は11月24日までビュー福島潟で開催されています。