朝、通る小道の様子です。
10cm弱の積雪でした、夕方も同じような状態でした。
受け売りですが、江戸時代に「炬燵開き」なる行事があったそうです。
武家は、旧暦十月の初亥の日(最初の亥の日)、町屋は、二番目の亥の日(12日後)だったそうです。
まあ、寒くなったから暖房器具(当時は炬燵)を使い始める日をわざわざ決めていたわけです、現代のように寒くなったら好きな時に暖房のスイッチを入れるなんて事はなかったようですね。
旧暦の十月は現代の十一月に当たります、で当家でも昨夜炬燵開きをしました。
昨夜は、遅くなってから雪が激しく降り始めて、気温がさらに下がりました。
電気カーペットを既に使っていたのですが、とてもそんな程度では我慢できなくて、急遽炬燵開きをしたわけです。
今は、炬燵をたてる家庭が少なくなったそうですが、雪国育ちの私は炬燵無しでは冬は過ごせません。
実家で生活していたときは、家族一人が一つの炬燵を所有していました、冬に炬燵は欠かせません。
下手に部屋全体を暖房するよりも、足元だけを暖めた方が暖かさを実感できますし、局地的な暖房なので効率的でもあります。
今朝外を見たら、真っ白でした、道路には10cm弱の雪が積もっていました。
朝は、少しだけ日が射して、瞬間広がった青空がとても綺麗でした、そしてそんな光線が綺麗なドラマを見せてもくれました。
日中は、雨と風で天候が悪化してしまって、寒いだけでした。
積もった雪に、イチョウの葉っぱが落葉して、朝日が一瞬照らした状態です。
とても、印象的な瞬間でした。
ほぼ丸坊主になった欅の梢越しに、冬の空が印象的でした。