朝から空は快晴、雲が殆ど浮かんでいない快晴です、陽射しが凄く強くて夏らしい一日でした。
ただ、陽射しが強い割には、うだるような暑さではなくて、風が吹くと結構爽やかに感じました、こんなところに秋がやってきている気配がします。
そんな強い日差しの中、午前中は用を足しに新潟市の中心街へ出かけてきました。
新潟駅に到着したら、駅の中はお盆のUターンで、結構込み合っていて活気がありました。
駅で列車待ちをしていたら、115系の列車が入ってきたので、何となく撮影をしてしまった画像です。
今、新潟は芸術祭流行です。
新潟市では「水と土の芸術祭」そして妻有の里(十日町市)では「大地の芸術祭」が開催されています。
歴史は「大地の芸術祭」が先輩です、芸術祭の性格をチョット見すると、何だか同じような内容に感じてしまいます、何せディレクターが同一人物(北川フラム氏)なんですからやむを得ないでしょうね。
「大地の芸術祭」が最初に開催されたとき、何となく眉唾物な見方が多かったように記憶していますが、蓋を開けてみたら意外と言っては失礼ですが、当たってしまったのです。
で、その後は3年おき(確か)に開催されています。
新潟市の場合は、柳の下のドジョウを狙ったように感じます。(因みに新潟市は柳の木がシンボルツリーの扱いです)
お盆に出かけたとき、大地の芸術祭が開催されている地域を通過しました。
その日は、イササカ昼食を多めに食べすぎたので、腹ごなしに少し散歩しようということになって、ちょうど目に付いた作品の案内ボードの方向に車を向けたのが運命でした。
案内ボードがあるから作品が近いのかと思っていたら、ドンドンと山を登って行ったら、何と峠に出て、今度は下りです。
結局、曲がりくねった山道(舗装されてはいましたが)を20分ほど走って、やっと最初の展示場所へ到着することができました。
この日は、3つの作品を見てきましたが、下の画像はその様子です。
作品自体は、前衛的な作品なので、私は評価をするだけの知識を持ち合わせていません、人それぞれが感じれば良いのだと思います。
それよりも、これらの作品が展示されていた地域(十日町市 大白倉 小白倉)の眺めが凄く良かったです。
山あいの小さな集落、目を向ければ棚田が見えて、ちょうど傾きかけた夕陽が景色に陰影をつけて、すばらしい風景でした、いわゆる日本の原風景そのままなんです。
作品に触れ、本物の原風景に触れ、展示場によっては地元の人との交流もあり、これじゃ当たって当然だと感じましたね。
ただ「大地の芸術祭」は、展示されている場所が妻有の里に点在している上に、移動は自動車にならざるを得ません、自分で運転する場合は山道の運転に慣れていないと少し大変かもしれません。
移動が大変であっても、間違いなく見応えがあります、9月には芸術祭が終わってしまうようですが、一見の価値は絶対にあります。
大地の芸術祭ホームページ
作品80:小白倉庭園
作品81:はなの棲む家
作品82:木々(聞く)