


「日本三名園」といえば異論はありますが、金沢市の兼六園、岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園と言われています。
どの庭園も、江戸時代の大名が作った庭園ですね。
新発田諏訪神社のかえり台輪が始まるまで、結構時間がありました。
待ち時間を利用して、新発田市にある「清水園(清水御殿)」という大名の下屋敷(別荘)を見学してきました。
場所は、新発田諏訪神社から歩いて10分ほどのところです。
さすがに日本三名園ほどの広大な庭園ではありませんが、散策するには手頃な広さの庭園でした。
一番上の写真は、御殿の書院から庭園を眺めた様子、二枚目はお殿様が庭園を見たであろう眺めです。
何故かと言うと、書院にある上段の間から撮影しました、ボランティアの方によればお殿様の眺めだと説明していました。
ボランティアの方が説明した受け売りですが、清水園は本来であれば重要文化財クラスの施設なのですが、明治以降建物に手を入れすぎてしまって、指定を逃したそうです。
これも受け売りですが、御殿は大名家の建物としては凄く質素に感じました。
なにせ、障子戸に火事で焼けてしまった部材を再利用しているところもありました。
幕府に遠慮したのか、殿様の世界観なのかは、分かりません。
ただ、書院に座って庭園を眺めると、心落ち着く質素さだなと感じました。
入場料は少し高かったけど(700円)、待ち時間を十分に楽しむことが出来ました。










































