
弥彦山の頂上は、彌彦神社の御神廟があって、神聖な場所です。
だけど、御神廟を目指して登ってゆくと、山の上には針のようなタワーが林立しています。
その殆どが放送局用の送信用タワーで、その他に行政用の無線通信設備用タワー、それに気象庁のレーダーサイト(実際には違う山の山頂ですが)まであります。
弥彦山は日本海の海岸と新潟平野の間にそびえる独立峰です。
したがって、広い新潟県に放送波を送信するには、最高の環境と言えます。
弥彦山は634メートルの高さがありますが、天然の東京スカイツリーのようなものですね。
だから、NHKや民放がこぞって送信用タワーを設置した理由がわかります。
ここからはうろ覚えの記憶ですが、弥彦山は彌彦神社の所有地だと聞いたことがあります。
神聖な山頂へ、どうしてあれだけの送信用タワー設置を許可したのか不思議に感じます。
それに、神社の境内からロープウェイが設置されていますし、ロープウェイ駅近辺にはレストランがあり、さらに展望用のパノラマタワーまで設置されています。
これらの施設も、設置をよく許可したものだと思います。
レストランの屋上には、展望台(無料)が設置されています。
展望台からの眺望は、どちらかというと新潟平野側のほうが見栄えがあると感じます。
こう見ると、新潟平野の広大さがよくわかりますね。





