It is worth taking a picture.
「それだけの価値はあります」
師走に入って、いよいよ今年も締めくくになりました。
巷では、年末前の大イベント、クリスマス大商戦でお店などのディスプレイも賑やかになっています。
写真は、我が家の玄関にデコレートされているサンタさんです。
「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm」(以下Elmarit)を使って撮影しました。
撮影データは、F2.8、1/13秒、露出補正+2/3、ISO800、WBはAUTOです。
下の写真は、フォーカスポイント(サンタさんの目)付近をクロッピングした画像です。
サンタさんの目付近は、きっちりと解像していますし、外にもフォーカスが合っている帽子とか袋の布目は質感を感じます。
ISO800で撮影したとは思えません、DMC-G7の画像処理も優秀なのでしょが、Elmaritの描写力が遺憾なく発揮されていると感じます。
遅いシャッタースピードにも関わらず、手ブレ補正機能のお陰で、撮影した画像には酷いブレは見えません。
サンタさんの後方にクリスマスツリーが写っていますが、金色の飾りが玉ボケになっています。
Webの情報で、ここにElmaritの欠点だと指摘されている部分が確認できます。
それは、画像周辺部の玉ボケが口径食のために、ラグビーボール状に歪んでいることです。
でも、私が持っているフルサイズカメラのマクロレンズも、周辺部の玉ボケは同様に歪んでいます。
絞れば口径食は消えて行きますが、開放で口径食をなくすには相当のパワーが必要なので、レンズ価格とのトレードオフです。
まあ、Leicaの名前をもらったばかりに、アラ探しをされてしまうのは、やむを得ないとは思いますが。
Elmaritは、カタログ価格が95,000円(税別)、価格ドットコムの最安値が6万円ちょっとです、この価格でLeicaレンズの雰囲気が味わえるのを高いと思うか、妥当と思うかでしょうね。
周辺減光と口径食をなくすにはコストが掛かるはずですから、今度はおいそれと手が出ないマクロレンズになる可能性が大です。
私は、Elmaritのマクロレンズとしての描写力、軽さ、手ぶれ補正機能は、価格に見合っていると思います。
唯一、気になるのはマニュアルフォーカス時の操作性です、切り替えスイッチを付けてほしかったです。
余談ですが、Elmaritのフィルター径は46mmという小さめなサイズです。
フィルターも購入する予定でしたが、私のジャック箱を漁ったら、何と46mmのフィルターが見つかりました、それも袋入りの。
ハードオフのジャック箱から見つけたようですが、何故こんな小さめのフィルターを購入したのか不思議でした。
私が所有している交換レンズには、こんな小さめのフィルターが必要なレンズが見当たりません。
想像ですが、以前フィルムのコンパクトAFカメラに凝っていたので、多分それらのカメラ用に購入したのではと思っています。
一応、ケンコー製のMCタイプなので、性能は問題ないです。