マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

体格

2016年12月17日 | 稲荷神社・さくら通り




It is true.
「本当なんだ」

写真は、豊栄図書館(新潟市北区)に隣接している、稲荷神社境内で撮影しました。
銅像の主は、遠藤七郎(号は甘雨)先生です。
幕末、地元の名主で尊皇攘夷の運動家として有名な方だそうです。

私、一番最初にこの像を見た時、吹き出してしまいました、不謹慎ですが。
通常、誰かを顕彰するための銅像というのは、格好良く作るのが普通ですよね。
この銅像は、どう見ても違和感がありました、私だけかも知れませんが。
体格の割には、顔がやけに大きくて、凄くアンバランスに感じました。

先日、ラジオ番組を聴いていたら、日本人の体格がどのように変化したかという話をしていました。
江戸時代の人がどのような体格をしていたのかを聞き終わった時、私は真っ先にこの銅像のことを思い出しました。

江戸時代の人は、体格的には日本人の歴史上一番背が低かったそうです。
体躯の特徴としては、顔が真四角で体の大きさに比較して大きめ、後ろ頭は才槌頭(さいづちあたま)と言って凄く出っ張っていたそうです。

ラジオの話が本当だとしたら、遠藤先生の像がピッタリなんですよね。
となると、この像は実際の遠藤先生の姿そのものを似せて作ったということになります。
決して、デフォルメして作ったのでは無いことが分かって、納得しました。
縄文時代から現代まで、日本人の体格は大きな変化を繰り返したようですから、現代の日本人が普通だと考えては駄目ですね。






コメント
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