マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

A(美品)レンズ でも訳あり

2020年02月22日 | 散歩写真




I had Impulse buy again.

またまた衝動買いをしちゃいました、それは被写体のブツです。
買ったのはレンズ、正式な型式は「LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. [H-X015]」という長ったらしい名前を持っています。
マイクロフォーサーズ用の単体レンズになります、フルサイズの画角に換算すると30mm相当になりますから、広角から標準の間に位置する画角レンズです。
いささか中途半端な画角ですが、使い方を誤らなければ標準レンズにも広角レンズにもなる、便利さを持っています。

先日、ルミックス G MACRO 30mm/ F2.8を購入しました、花のポートレートと食べ歩き用の撮影が目的でした。
このレンズ食べ歩き用で使う場合、料理を撮影するにはグッドなのですが、人と料理をいれた写真(テーブルを挟んで相手を撮影するシーン)を撮影するには、いささか望遠すぎるんです。
愛用しているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROでもOKなのですが、食べ歩きの撮影ではレンズが大きくお店で目立ってしまいます。
それで、スマホにビルトインされているカメラ(大体28mm前後相当)に近い単体レンズを買いたいなと思っていました。
ルミックスの場合、該当する単体レンズの選択肢は、20mm(35mm換算:40mm)、15mm(35mm換算:30mm)、14mm(35mm換算:28mm)の三択になりますが、通常であれば14mmが候補ではないかと思います。

はるか昔、フィルムの一眼レフカメラを使い始めた時、初めて購入した広角レンズは35mmでした。
このレンズで旅行時の撮影などを多々こなしましたので、35mm画角の心地よさが身にしみていました。
それで、35mmに近い単体レンズがいいなと感じたのですが、何せ該当する15mmレンズは腐ってもLEICAなので安くありません。
したがって、中古が選択肢でしたが、中古でもAランクだと35,000円前後(新品より1万円程度安い)といったところでした。
まあ、レンズは長く使えるので、35,000円でもいいかと納得したのですが、先日突然キタムラの中古検索にA(美品)28,500円というレンズがひっかかりました。
A(美品)なのに、なんでこんなに安いのかびっくりしましたが、訳ありレンズでした。
その理由は、付属品のうち付いてくるのはリアキャップのみで、フロントキャップとフードが欠品でした。
欠品している付属品のうち、フロントキャップは単品で買えます、だけどフードは単品設定がありませんでした。
結局、程度のよさと、値段の安さに負けて、注文しちゃいました。

レンズを注文してから、46mmのレンズ保護用フィルター、フードと52mmのフロントキャップ(こちらは純正)を追加注文しました。
フードは、46mmのはめ込み式であれば、各社で販売している広角レンズ用フードが使えます。
今回は、名古屋市にある八仙堂というお店から、広角レンズ用のフードを調達しました、15mmレンズに似合う小柄なデザインで、装着しても全然違和感がありません。
レンズのフィルター径が46mmなのに、52mmのフロントキャップを買ったのは間違いではありません。
フードの外側外径が52mmのためです、つまりはフード自体にレンズキャップを装着することになります。
純正以外のフードは、場合によりケラレが発生する場合がありますが、八仙堂製のフードは問題ありませんでした。
なお、私はカメラのアスペクト比を3:2に設定して撮影していますので、15mmレンズは35mm換算で31mmくらいになります。
フードは、アスペクト比3:2でも、本来の4:3でもケラレがないことを確認しました。

余談を二つほど。
一つはフードです、ルミックス G MACRO 30mm/ F2.8用にHAKUBAの標準レンズ用はめ込み式フードを買いました。
こちらのフードをLEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7へ装着しましたが、どちらのアスペクト比でもケラレは発生しませんでした。
フード本来の機能を優先する場合、HAKUBA製フードの方が深い上に価格も安いので、こちらの方が良いかもしれません。
もう一つ、このレンズは最近のレンズとしては珍しく絞りリングが付いています。
この絞りリング、レンズの評価情報では勝手に動いてしまうと評判がよくありません。
動かしてみた感じでは、評価はあたっているように感じました。
Aポジションに設定すると、カメラ本体側で絞りを制御できるのですが、Aポジションと1.7の間は少しクリック感が強いのですが、それでもゆるいかなと思いました。
私にとってレンズは撮影のための道具なので、今更絞りリングをつけるようなギミックは必要ありません。
その分のコストを手ブレ補正機能へ振り向けて欲しかったなと強く思います、年寄りには手ブレ補正機能の方が有用ですから。
このレンズ、手ブレ補正機能がないため、カメラ側に手ブレ補正が付いているカメラではないと、怖くて使えません。
私の愛機はDMC-G7とDMC-G8なので、もっぱらDMC-G8で使うことになります。

※今日の写真を撮影したシステムは、DMC-G7とルミックス G MACRO 30mm/ F2.8です。
LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7と写っているカメラはDMC-G8です。












   
コメント
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