マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

舞台跡のコロニー

2020年02月15日 | 散歩写真




上の写真は、福島潟(新潟市北区)で撮影したものです。

撮影した写真と同じ風景を見るには、福島潟の観光施設である潟来亭という建物を右にみて潟へ向かう道を真っ直ぐに行き、突き当りを左に曲がって直ぐのところです。

潟に杭が並んでいて、杭の上で羽を休めているのはカワウです。
以前は同じ杭上に、カモが羽を休めている姿を良く見たのですが、気がつくとカワウに変わっていました。
もしかすると、カワウがカモから場所を乗っ取ったのかもしれません。

並んでいる杭ですが、元々は基礎として使われていました。
かなり以前ですが、杭の上には板が貼られて岸から潟に張り出した舞台状の構造物がありました。
その構造物に足を進めると、潟の上を歩いているように感ずる事ができたんです。

何度かは、舞台状の構造物を歩いた記憶が残っています。
その構造物ですが、これまたいつの間にか消え失せていました。
福島潟は増水すると岸まで水が冠水します、その時に流されてしまったのか、それとも板が腐ってだめになったのか、他の理由があったのか、消え失せた理由は不明です。

余談ですが、福島潟の遊歩道と雁晴れ舎(環境省が設置した鳥類観察施設)を接続する橋があるのですが、こちら老朽化のため現在通行止めになっています。
新潟市は新潟県と同じ財政難(新潟市が政令指定都市になるために合併先の旧市町村へ大盤振る舞いをしたため)のために、超緊縮予算モードに突入しています。
そのため、こちらの橋は当面修理の予算がつかないのではと想像しています。
舞台状の施設、上記の橋の他に、ビュー福島潟を整備した当時は湖岸と中洲を接続する橋とか、結構潟を楽しめる施設がありました。
それが現在全滅状態に陥っています、せっかく福島潟を訪れる人が増えているのに、いささか残念です。
まあ、いつの時代も、無い袖は振れませんからね。

下の写真は、笹川流れ(村上市)で撮影しました、こちらに写っている鳥はウミウ(多分)です。
川で行う鵜飼では、カワウではなくて、ウミウを使うのは有名な話ですね。








   
コメント
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