
結局、デマではありませんでした、私が完璧に間違っていました。
2月29日、近所のスーパーへ行った時、トイレットペーパーの買い占め場面に出くわしました。
私は、新聞等の情報から、トイレットペーパーが無くなるということは、いわゆるデマだと判断して、買い占めに参戦することを見送りました。
翌週会社でのことです、会社の同僚の一人がトイレットペーパーを全く買えないと、嘆き続けていました。
彼は、本当に自宅にはトイレットペーパーの手持ちが無くて、困っていました。
一番上の写真は、とあるテレビ番組で、トイレットペーパーが品薄になった原因を解説しているのをキャプチャーしたものです。
ボードの中に書かれている行動のうち、私は「信じない人」かつ「買わない人」という行動を取りました。
でも、その後の報道を見ていると、結果としてトイレットペーパーが本当になくなってしまいました。
私自身は冷静な判断をしたと思っていたのですが、結果は完璧に私の間違いでした。
実は、2月29日の時点で、自宅にはしばらくは使える量のトイレットペーパーがありました。
だけど、テレビ等のトイレットペーパー騒ぎを見るにつけて、何故あの時に買わなかったのかという自責の念にとらわれつづけました。
多分、メーカーの工場を含めればトイレットペーパーの在庫は十分にあったのでしょうが、実際に店頭から品物が消えてしまうと先が見えないという不安感にとらわれます。
結論としては、2月29日に買うことが正解だったと反省しています。
それで、今日の朝スーパーへ買い出しに行った時に、トイレットペーパーとティッシュボックスを購入してきました。
これで、自分自身の心が落ち着くならば、安い買い物だと思ったからです。
先日、テレビでAEONがトイレットペーパーを店頭に山積みにして、在庫をアピールして騒動を沈静化する行動を放送していました。
余談ですが、これはこの手の騒動を沈静化させるのに良い方法だそうです。
私が利用しているスーパーは、入り口にティッシュボックスを山積みにしていました。
トイレットペーパーは、まだ入荷が十分ではないようで、いつもより棚は空いていました。
購入は、一人一個という制限が付いていたのですが、棚周りが混み合っている様子は見えませんでした。
カートにトイレットペーパーとティッシュボックスを積んでいたのは私くらいでした、お恥ずかしい。
余談ですが、これだけの騒動があっても、お店では便乗値上げをしている様子は見られませんでした。
ただし、棚だしする商品を絞ったようで、いつも販売している種類の中で、高めの商品が並んでいるように感じました。
まあ、これくらいは、仕方ないかなとは思います。
騒動が収まらないのはマスクです。
写真で、人が並んでいる様子は、マスクを購入するための行列です。
こちらのスーパーでは、マスクの入荷がある場合、トラブル防止のために、並んで購入するシステムをとっていました。
一応私も並んでみたのですが、担当の方が「今日の入荷分の引換券は配布が完了しました」と叫んでいました。
引換券を行使しなかった人が発生した場合は、行列の順番で購入できるようでしたが、私は早々に諦めました。
新型コロナウイルスもさることながら、これから(いや既にかもしれません)花粉症の季節到来なのに、マスクが購入できないことは大変なことです。
あんな、高値転売を許してしまったので、騒動が更に大きくなった感じがします。
政府と高値転売の場所貸しをした企業は、直ぐに対策を取ればよかったのです。
もっとも、場所貸しをした企業は、販売額に応じて手数料収入が入るわけですから、対策を取るなどという自分の首をしめる行動は取らないでしょうね。
利益を上げるために高値転売を傍観した企業行動、物の値段は需要と供給で決まる、経済学理論の正しさを十分に体験できました。
そうなると、政府のお手並み拝見です、長期政権を続けたいはずですから、何とかするはずです。
と、自分がトイレットペーパー買い占めに参戦しなかった自責の念で戯言です。
次回は、遠慮なく参戦します、多分。
今日は朝から快晴、風は少し冷たさを感じたけど、春を感じさせました。
最後の2枚は今日の青空を撮影したものです、木々の芽も相当膨らんでいました。




