マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

長野電鉄1000系

2008年06月16日 | 鉄分補給

長野駅で撮影。
湯田中へ向けて出発準備の整った長野電鉄特急型車輌1000系「ゆけむり」。




今日の新潟市は、日中は青空が広がってとても爽やかな天候でした。
でも、夕方に向かって少しずつ曇りとなりました。
まだ、梅雨入りをせず頑張っていますが、後で大雨になるのも困りものです。



6月12日は、長野へ向かうだけで夜まで全く予定がありません。
それで、長野電鉄を使って湯田中駅までの小旅行を計画しました。
目的は二つ、一つは湯田中駅に隣接して開館した「楓の湯」へ入浴すること。
もう一つは、長野電鉄が誇る特急型車輌1000系、特急「ゆけむり」に乗車することです。

車輌の写真をご覧になれば、あれれと思う方も多いでしょう。
長野電鉄特急型車輌1000系は、元々は小田急のロマンスカー10000系そのものです。
小田急を引退して、長野電鉄に払い下げられて(と言っても車輌自体は無料だった聞いた事がありますが)、第二の人生を信州の線路でおくっているわけです。
長野電鉄では、特急型車輌1000系と名付けられて、愛称は「ゆけむり」です。

「ゆけむり」は、長野電鉄長野駅と湯田中駅を結ぶ、特急として運行されています。
通常運賃に、100円だけ追加すれば乗車できますし、席は全て自由席なので先頭車両のパノラマ席を確保する事も可能です。
100円で特急?と思った方もいるでしょうが、通常の特急と同じに考えてはいけません。
実際に乗車してみると、JRの普通列車よりも遅いと感ずるでしょう。
大体、長野電鉄自体、線路が高速運転に対応しては作られていませんから、スピードを上げることができないのでしょうね。
乗っていると、線路路盤が弱いのか、車輌がへたっているのか、結構揺れがあって乗り心地は良くありません。
あと、郊外にでると線路を横切る遮断機のない踏切が至る所にあって、そのたびに盛大な警告音(ホーン)を鳴らすのでうるさいです。(でも、鉄ちゃんには心地良い音なのでしょうね)
だから割り切って、100円の追加で湯田中まで時間短縮で行けて、かつての花形特急車輌小田急のロマンスカー10000系の雰囲気を味わう事ができると思えば安いものでしょう。

当初の計画では、往路は普通列車、復路は「ゆけむり」の予定でしたが、計画は臨機応変に変更してしまう質なので、結果的に往復共に「ゆけむり」に乗車する事ができました。
昨年の6月に、長野電鉄屋代駅-須坂駅を乗車しているので、2年またぎで長野電鉄の全線を走破したことになります。
ただし、実際は昨年で走破は終わっています。
理由は、かつては運行していた木島駅-湯田中駅を学生の頃乗車しているからです。
でも、当時の事はほとんど記憶に残っていませんので、気分的には今年の乗車で全線走破と言うことにしました。

ブログを読んでその気になった方は、ローカル私鉄+特急車輌と言う不思議な組み合わせを楽しんでみてください。









湯田中駅にて撮影。
帰りに乗車した長野電鉄特急型車輌1000系「ゆけむり」先頭側。






同じく、湯田中駅で撮影。
上記と同じ車輌の最後尾。






湯田中駅プラットホームから、湯田中温泉街方面を望む。








長野電鉄特急車輌1000系「ゆけむり」の先頭車最前列席よりの眺め。
いわゆる、パノラマカーの眺めですね。
湯田中駅へ向かう途中撮影。






上記と同じ車輌からの眺め。
遠景は志賀高原方面。
かなりの、登り勾配であることが分かりますね。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 影響 | トップ | 楓の湯 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

鉄分補給」カテゴリの最新記事