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Endeavour(新米刑事モース:オックスフォード事件簿)

2018年05月04日 | Radio




Endeavour(新米刑事モース:オックスフォード事件簿)

I heard morse code on TV drama the other day.
「ドラマからモールス符号が聞こえてきた」

私が好んで見るドラマの一つが、イギリスで制作されている探偵物です。
最初は「シャーロック・ホームズの冒険」続いて「名探偵ポワロ」、そして「刑事フォイル」とTV放映されるたびに見続けています。
探偵物としては少し毛色が違うように感じますが「SHERLOCK」も忘れてはいけませんね。

つい最近は「Endeavour(新米刑事モース:オックスフォード事件簿)」です、NHKのBSプレミアムから9回シリースで放映されましたが、全て見ました。
「シャーロック・ホームズの冒険」から「Endeavour(新米刑事モース:オックスフォード事件簿)」へは、段々と時代背景時代が現代に近づいて来ますが、イギリスの各時代背景が織り込まれていて楽しめました。

Endeavourの第一作を見終わって、あれっと思いました。
番組の最後で、バックグランドミュージックとして聞こえて来たのが、何となくモールス符号に聞こえたからです。
モールス符号らしきものを頭の中で聞き取ってみると「MORSE」と聞こえました。
何のことはない、主人公の名前であるモースを(欧文の)モールス符号で打っていたのでした。
何でと思ったのですが、よく考えたらモールス符号のモールスを英語で綴るとMORSEです。
モールスという発音に慣れていたのですが、ネイティブな発音だとモースの方が近いのでしょうね。
物語の中では、モースは一時的に軍隊の通信隊に身を置いて、暗号を扱っていたと言っていましたので(確か)、それも重ねてモールス符号が挿入されているのかなと感じました。
写真は私が持っている電鍵です、モールス符号を打電するための道具です。
こんな道具を持っているもので、一応モールス符号を頭の中で聞き取ることができます。
この電鍵は下の写真にあるとおり「HK-702」というモデルで、日本のハイモンドエレクトロニクスが作っていたものです。
私がこの電鍵を入手したのは1975年4月30日のことです。
何故こんなにはっきり分かるかというと、物を買うと本体へ購入年月日を書いていたことがあるからです。
したがって私の手元へ来て43年が経過した電鍵です、ただし新品ではなくて友達から中古で入手したので、本当の製造年は分かりません。
ちなみに、友人へは7,000円支払ったと記憶しています。
驚いたことに、AmazonでHK-702と検索したら、何とまだ販売されていました。
値段は14,000円、ただしWeb情報によると、現在販売されているモデルは2代目のモデルのようです。
私の持っているモデルは筐体がシルバーですが、現在販売されているモデルはブラックになっていました。
一番下のキャプチャー画面は、1975年の雑誌に掲載されていたハイモンドエレクトロニクスの広告です。
プロ向けは別として、広告を見るとHK-702はフラグシップモデル(多分HK-701)に次ぐモデルでした。
筐体の白く見える部分が大理石で作られているのですが、この大きさがフラグシップモデルよりも小さいのが決定的な違いのようです。
この電鍵を購入する前に、同じハイモンドエレクトロニクスの安いモデル(HK-703かHK-704)を購入して、モールス符号の送信練習をしました。
その後、HK-702を譲り受けて使い続けましたが、その稼働年数(電鍵としての)は長くはありませんでした、どちらかというと私の机の近くで飾り物として過ごした時間の方が圧倒的に長かったですね。

Endeavourでモールス符号を聞いて、こんなことを思い出してしまいました。
ちなみに、イギリスの探偵ものドラマを見て、イギリス人に対する見方が少し変わりました。
ドラマの中で織りなす人間ドラマは、日本人と大きな違いがないと感じたからです。
残念なのは、BSプレミアムは9回まで放映してくれましたが、イギリスではまだ制作が続けられているようです。
続きを放映してくれないかなと、期待しています。

余談ですが、このシリーズは「モース警部 (Inspector Morse) 」が先に制作されて、あとからモースの若い頃を語る「Endeavour(新米刑事モース:オックスフォード事件簿)」が制作されたことをあとで知りました。
Web検索すると、「モース警部 (Inspector Morse) 」のシリーズは、YouTubeへ結構アップされていました。
でも、YouTubeへアップされているのは英語版なので、見たのですが歯が立ちませんでした。
まあ、ドラマの英語を空で聞き取ることができたら凄いことですが。
英語はモールス符号を覚えるよりも手強いです。









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