

新潟県阿賀野市に瓢湖という湖があります。
ここは、白鳥の飛来地としてバードウオッチャーは知らない人はいないと思います。
瓢湖は、江戸時代に用水池として作られた人工の湖ですが、今は日本で越冬する白鳥の聖地となっています。
今日も、冬の晴れ間が広がりました。
青空に誘われて出かけた先が、阿賀野市(旧水原町)の瓢湖です。
足元の状態が良かったので、白鳥見物の人が沢山いました。
ただし、白鳥はほとんどが近場の水田へ餌を食べるために出かけてしまっていて、ほとんど空っぽです。
だから昼間、白鳥をウォッチングするには、近くの田んぼへ行ったほうが良く観察できます。
その代わり白鳥が留守の瓢湖には、おびただしい数のカモが湖を埋め尽くしています。
餌付けの時間になると、担当の人が湖に餌を蒔くのですが、寄ってくるのはカモがほとんどです。
100円で自腹を切れば、白鳥用の餌を購入できますので、個人でも餌付けができます。
餌付けというと、私の小学校時代を思い出します。
当時、瓢湖の白鳥を個人的に餌付けした人がいて、成功していました。
それで、白鳥の餌を送って欲しいと各地の小学校へ依頼が来ていたと記憶しています。
その要請に応じて、我が母校も餌を集めて送ったのです。
餌といっても、当時は茶殻やパンの耳など、人間の食べ残しを送りました。
今は、飼料を食べさせているように見えました、時代も代わったんですね。
聖地としては小さな湖ですが、それが逆に白鳥やカモとの距離を短くしているように思います。
楽しめる場所だと思います。





※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます