少し涼しくなって来ましたが、どこでもセミの大合唱になっています。
今日、私が散策していたら「ミンミンミン」と頭の上からセミの鳴き声が覆いかぶさってくるような感じでした。
今日は少し遠出をしてみました、出かけた先は阿賀野市の五頭山登山道途中にある「どんぐりの森キャンプ場」です。
遠出と言っても車で30分ほどの道程で、午前9時過ぎに自宅を出て、現地で1時間ちょっと散策を楽しんで、昼過ぎには戻って来られる距離です。
旧スキー場駐車場に車を入れて、そこから「どんぐりの森キャンプ場」まで山道(車が通れますが)を登っていって、キャンプ場から折り返す私お気に入りの散策コースです。
往きは上りですので、軽く汗ばむので少し負荷をかけた運動にもなったりします。
里はアブラゼミですが、山はミンミンゼミの牙城です。
目を凝らしてセミの姿を探したのですが、爺さんの衰えた視力では駄目でした。
そうしたら鼻に何か甘い匂いを感じました、山には不似合いの香りです。
何かなと思って周りを探したら、今度は爺さんの視力でも見つかりました。
それが一番上の写真です、匂いの元は葛(クズ)の花でした、その姿に似合わない(失礼)ような芳香を漂わせます。
余談ですが、クズは緑化・土壌流失防止用としてアメリカでもてはやされたそうですが、現在はその繁殖力から侵略的な外来種として毛嫌いされているそうです。
アメリカでもてはやらせるきっかけを作ったのは何と日本だと聞きました。
日本で言うところのオオキンケイギクの逆バージョンですね。
この時期、この手の山に入っても、被写体となるような花は余り見かけません。
高原のお花畑へ行かないと駄目なようです。
それでもと思って探したのが下の写真です、地味めですが花だと思います。
今日はカンカン照りの日差しはなかったし、木々の下を歩いたので、少しの湿気を我慢すれば、気分の良い散策でした。
更に余談ですが、今日の新潟県内はCOVID-19の感染者が遂に3桁を記録しました、その数104人嬉しくない新記録です。
この調子で行くと、新潟市単独で9月には200人になるのではと予想されています。
中途半端だけど首都圏に近い新潟も、首都圏から染み出しに対しては無事ではいられなかったようです。
これからお盆ですが、2週間後の感染者数を聞くのが本当に怖いです。
お前も、不要不急の外出をしていると言われそうです。
五頭山の登山道(本来の)は分かりませんが、私の散策コースは三密どころか人とすれ違うことが少ないです、今日は3人でした、言い訳ですね。