高校野球、白熱していますね。本日はスリリングな勝負の連続です。魂が高揚してきますね。そんな時には、これをっ!
■What's Going On / Marvin Gay (Tamla)
1970年代ソウルの在り方を決定づけた名盤と言われていますが、私はただ、タイトル曲が好きでたまらないというだけの話です。
メロディの展開とか、ジャズっぽい演奏が何とも魅力です♪
ですから、私はこの曲が入っているアルバムは、ほとんど発作的にゲットしておりますが、何を隠そう、実は最初にこの曲に魅せられたのはダニー・ハイザウェイのライブ盤によってでした。
そしてたまらず、オリジナルが入っているこのアルバムを入手したわけですが、その統一感、何処を切っても「What's Going On」という金太郎飴的な作りには完全降伏でした。
歌詞の内容も英語がある程度理解出来るようになると、その意味深な言葉の選び方から、ただ闇雲に戦争や人種差別、環境破壊等々を嘆いているだけでは無いことが浮かびあがってきました。
ですから、英語圏、特にアメリカの人達は、恐らくこのアルバムを聞き流すということは出来ないのではなかろうか? と思っています。
そのあたりは日本人で良かったというところでしょうが、素直にこの作品を楽しめる幸せでもあります。
う~ん、それにしてもマービン・ゲイのボーカルは凄い表現力です! その人生は浮き沈みの連続で、早世してしまったわけですが、生きていたら今頃、どんな音楽をやっていたか、個人的にはそれが一番気になるミュージシャンでもあります。
今日は、各曲についてあれこれ書きません。ただ、聴くのみ! 素晴らしい音楽を文章にする虚しさを感じています。