■銀色の雨 / 小川知子 (東芝)
今日は昼過ぎからグングン気温が上がって、また強烈な青空と日差しがっ!
う~ん、梅雨は明けたんでしょうか?
いやいや、集中豪雨で被害甚大、雨が続いている地方もありますよね。
そんな時に雨の歌は自粛していたんですが、とりあえずジャケットのお洒落なデザインに免じて、またまた小川知子の人気曲をご紹介致します。
発売は昭和44(1969)年9月、おそらく彼女にとっては6枚目のシングル盤だと思いますが、それは典型的な昭和歌謡虚でありながら、イントロの琴の音色とクラシック調の重厚なストリングスが印象的♪♪~♪
ですから、ほどよいコブシを活かした小川知子のボーカルが、虚無と情熱の狭間を行き来する展開が絶妙です。
ちなみに作詞:松井由利夫、作曲:鈴木淳、編曲:森岡賢一郎という制作陣も鉄壁ですよ。
それと絶対的なのが、既に述べたようにジャケットデザインの魅力でしょう。
五線譜と音符による「雨」の表現、そしてなんとなく小中学生のような小川知子の佇まいは、かなり昔に人気を集めた「おしん」なんていうドラマの主役を演じた子役の女優さんに似ているのはご愛嬌!?!
まあ、それはそれとして、「雨」の歌としては定番化しても不思議では無い名曲に仕上がっています。
う~ん、それにしても「雨の歌」って、洋の東西を問わず、素敵な楽曲が多いですね。