OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

この人だぁ~れ part-60:咲浜小百合

2022-01-16 18:09:21 | 歌謡曲

Dance Beatは恋するオトメの常備薬 / 咲浜小百合 (tautrs)

昭和から平成を跨いでサイケおやじが島流しにされていた7年間は、当然なかがら故郷の景色も事象も、すっかり様変わりしていた事は度々述べているとおりですが、例えばアイドル業界においても、「単体」から「集団」へと、その類型が移行してしまった歴史的(?)変動に唖然とさせられましたですねぇ……。

もちろん、そ~ゆ~変化の兆しは例の「おニャン子クラブ」の台頭から「モーニング娘」のブレイクに繋がり、サイケおやじにとっては忌まわしい「AKB」同類項に至る、その責任の所在の曖昧さが許せない領域に踏み込んでいるわけでして (>_<)

しかし、だからこそ、その間に登場し、活動していた「単体アイドル」に強く惹かれるのも、また道理でありましょうか (^^;

当然ながら、サイケおやじは、そんなこんなの現実に接していなかったところから、尚更に強い興味を覚えるわけでして、本日の主役たる咲浜小百合についても、このシングル盤以外に知る音源もありませんし、グラビアアイドルが本職だったと推察出来るのは、これを入手した店舗では、一緒に彼女の写真集が販売されていたからなんですが、真相は果たして!?

ということで、肝心の掲載盤が発売されたのは平成元(1989)年6月ですから、既にアナログ盤そのものが珍しくなっていた時期のブツというだけでゲットしてしまった本音もあるんですが、とにかく溌剌感が前面に出ているジャケ写ポートレート&スリーブデザインに、まずは嬉しい予感 (^^♪

そして実際、A面「Dance Beatは恋するオトメの常備薬」に針を落とせば、その長ったらしい曲タイトルに負けない、これが産業系ハードロックなアイドル歌謡の爆殺的な仕上がりで、如何にものキーボードとギターにビシバシのドラムスもイケていますし、派手なアップテンポのメロディ展開にも全く怯むことの無い咲浜小百合の歌いっぷりは、これぞっ!

アイドル歌謡のひとつの典型じゃ~ないでしょうか (^^♪

作詞:内藤綾子&作曲:大田黒裕司、そして編曲:樫原伸彦とクレジットされている制作スタッフが、どこまで狙っていたかは知る由もありませんが、ロリ系とはちょいと異なるキュートな声質と節回しが、これまたイイ感じなんですよっ!

あぁ~~、彼女が実際に歌っている姿に接したかったなぁ~~、と今でも痛切に思うほどです (^^ゞ

というのも、各方面で情報を集めても、彼女の活動履歴かイマイチ、はっきりしていないもんですから……。

しかし、集団アイドル台頭期にも、これだけのアイドル歌謡ポップスが作られていたという事実は不滅であると思いますし、だからこそ、サイケおやじは同種同傾向の音源探索に執念が燃え上がるというわけです (^^;

最後になりましたが、本日は未明から津波警報が日本各所に発令され、仰天させられました。

どうやらトンガ諸島に近い火山の爆発が原因らしいんですが、被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます <(_ _)>

コメント
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