久々の大朗報!
それは和製ドラゴン・倉田保昭が日本でブレイクする端緒となった大ヒット傑作映画「帰って来たドラゴン」が50年ぶりに我が国で再上映決定という、実に嬉しいニュースであります (^^♪
以前にもご紹介したとおり、倉田保昭が単身香港に渡り、数々のカンフーアクション映画で主に悪役を演じつつ、爆発的な人気を博した諸作の中でも、それは殊更凄い出来栄えであり、ブルース・リャンとの対決アクションのハードな連続活劇シーンは、当時人気絶頂にして夭逝したブルース・リーの存在感にも肉薄した結果として、もちろん香港や東南アジア諸国に続いて公開された日本においても、破格の集客を記録したという、文字どおり倉田保昭にとっては凱旋帰国の記念碑的映画だったんですが、以降テレビ放映はあったものの、本格的な再上映やデジタル復刻も無く、幾年月……。
その大きな要因はフィルム原盤の劣化であり、それゆえにビデオ化されたソフトは海賊版紛いの劣悪な商品となり、またDVDにしても決して公式なブツでは無かった事は言わずもがな、中には前述したテレビ放映版をコピーしただけという呆れた商品が流通し、それが今ではネット等々で高値取引されているという始末でしたからねぇ~~!?!
ところが今回、ついに制作監督のウー・シーユエンが倉田保昭の凱旋50周年を祝い、件の原盤をデジタル修復し、加えてカットされていた幾つかのシーンも入れ込んだ、つまりは世界初公開バージョンが本年7月26日より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開になるんですよっ!
いゃ~~、これにはサイケおやじも我知らず、震えましたですよ(^^♪
それについては、倉田保昭ご本人からのメッセージをご覧くださいませ。
『帰って来たドラゴン』公開決定!倉田保昭コメント
ちなみに本作の舞台は清朝末期の中国、悪が蔓延る街にやって来たドラゴン=ブルース・リャンが様々な猛者と秘宝を巡って闘うという展開で、中でも倉田保昭が演じるブラック・ジャガーは最大の難敵ですから、激しい連続アクションは、お約束以上の過激さが満載で、しかも当時はCGやワイヤーがありませんでしたから、全ては肉体と感情での表現というあたりは現代であればこそ、必ずや興奮と感動を巻き起こすはずです。
また、今では普通になった感もある、両足開きの壁昇りアクションは、この作品がオリジナルだったそうですし、倉田保昭こそが、その本家本元という真相も凄いところですよねぇ~~ (^^♪
とにかく、そんなこんなのサイケおやじの稚拙な筆よりも、これは皆様にぜひとも劇場公開に参集していただきたく、本日のご紹介となりました <(_ _)>
そして当然ながら今後、BD復刻もあるはずっ!
―― という期待はあろうかと思いますが、その時には前述したテレビ放映版の吹替音声や現在の倉田保昭からのコメント解説も入るものと決死的に希望する次第です。
そして、サイケおやじは万難を排して、再上映に臨む覚悟は出来ております。
あぁ~~、凄く楽しみだぁ~~~♪