OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ロックバンドでオンリ~~ユ~~ ♪

2020-08-07 19:28:03 | Beatles

Only You / Ringo Starr (Apple / 東芝)

先日ちょいと書きました、学生時代にサイケおやじが初体験したセミプロバンド活動において、どんなプログラムを演じていたのかと申しますと、そこは夏場のビアガーデンでしたから、必然的に客層は会社帰りのサラリーマンやOLさんが多いという事で、店側からの要望としては、懐かしい曲をやってくれという事だったんですが、こちらとしてはアメリカンロックを標榜していたので、歌謡曲っては抵抗があり、そこでちょうどブームになっていた映画「アメリカン・グラフティ」からの流れで、洋楽ナツメロを自分達の流儀でっ!

というオールディズ&ロケンロールの選曲を練習し、その中に入れていたのが、リンゴ・スターが1974年に大ヒットさせた本日掲載のシングル盤A面曲「Only You」でありました。

もちろん、これは皆様ご存知のとおり、アメリカの黒人コーラスグループとしては最高に有名なプラターズの代表曲にして、前述した映画「アメリカン・グラフティ」でも使われていた、日本人にも耳に馴染んだメロディですから、ストレートにやれれば、本当は一番良いんでしょうが、そこは通常のロックバンド編成だった我々でしたから、ちょっとでもロックぽいアレンジでっ!

という決意だったんですよ (^-^;

ちなみに、手本としたリンゴ・スターのバージョンは、1974年に発売された傑作人気アルバム「グッドナイト・ウィーン」からシングルカットされ、世界中で大ヒットしたのも当然が必然の素晴らしいカバーバージョンということで、しっかりとレコードからコピーしないと笑われますからねぇ~~、少なくともサイケおやじは必死でしたよ、実際 (^^;

なにしろリンゴ・スターのバージョンにはジョン・レノン(g)、スティーヴ・クロッパー(g)、ジェシ・エド・ディビス(g)、ドクター・ジョン(p)、ビリー・プレストン(key)、ジム・ケルトナー(ds) 等々、錚々たるメンバーがバックで演奏していたのですから、聊かの油断も禁物というわけです。

でも、そ~ゆところがプロになる気持ちなんか全くなかったアマチュアバンドの楽しさでもあるんですけどねぇ~~♪

ですから、他の演目としてはグランド・ファンクがカバーヒットさせた「The Loco-Motion」とか、ショッキング・ブルーの「Venus」、CCRの「Proud Mary」、サンタナの「Black Magic Woman」、そしてベンチャーズのインスト人気演目等々を遠慮無く(?)やれたのは、なかなか幸せな時間だったと今も感謝しております。

ということで、バンドをやるってのは練習したり、あれやこれやと演目を選んだりするのも楽しい作業ではありますが、やっぱり人前で歌って演奏するのが本分ですから、それが結局は一番でありましょう。

そして当然ながら、こちらは上手くやっているつもりでも、現実的にはウケなかったりするのは日常茶飯事で、時にはヤジられたり、紙コップなんかを投げつけられたりする場合も少なくはありませんが、それも今となっては懐かしい思い出であり、笑い話に転嫁出来るのも、時の流れの偉大さです。

現在は完全に「おやじバンド」も出来る環境ではありませんが、そんな機会があれば、万難を排して参加したい気持ちは失せていないのでした。

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