■ロコモーション / Grand Funk (Capitol / 東芝)
やっぱり昨日と今日は各交通機関が乱れまくりでしたねぇ~。
天変地異には勝てないのが人間の営みと諦めるのも、何か悔しいと思うのは、明らかに思い上がりと分かってはいるんですが……。
てな事をツラツラ考えながら、それでも列車で移動中のサイケおやじですから、本日はそのまんまの名曲ロックを懐かしさと共にご紹介♪♪~♪
それが掲載したシングル盤A面曲「ロコモーション / The Loco-Motion」で、原曲は作詞:ジェリー・ゴーフィン&作曲:キャロル・キングが提供し、リトル・エヴァが歌っては1962年に大ヒットさせた、この時点では所謂アメリカン・オールディズだったんですが、ご丁寧にそれをグランド・ファンク・レイルロード改めグランド・ファンクがカバーしてしまうなんてのは、ストーンズがボブ・ディランの「Like a Rolling Stone」をやらかした様な、シャレにならないファンサービス!?
なにしろ発売された1974年にはヒットチャートの首位に輝くという、まさに目からウロコが落ちまくる会心の一撃でしたからねぇ~~♪
いきなりマーク・ファーナーが「素」で曲頭を歌い出し、次いで楽しくもファジーなメンバーの合唱追従から、ドッカァ~~ンッとヘヴィなハードロックが始まれば、それでツカミはすっかりOK♪♪~♪
そして以降はグイノリのアメリカンロックが展開されるんですから、ロックファンというよりも、既に洋楽好きにはたまらない世界が披露されるというわけです。
ちなみに当時のグランド・ファンクはマーク・ファーナー(vo.g)、クレイグ・フロスト(key)、メル・サッチャー(vo,b)、ドン・ブリューワー(vo,ds) という4人組で、しかもプロデュースを担当したのがトッド・ラングレンであれば、デビューの頃の猪突猛進から、さらに大衆性を追求する姿勢にモデルチェンジした証が、バンド名の短縮とパワーポップなサウンドの提示であり、この「ロコモーション / The Loco-Motion」こそが単純にして明快な結論だったのでしょう。
何を言われたとしても、ヒットチャートを席巻し、ライブの現場でも大ウケしていたのは間違いのない結果でありました。
また、こうした方法論はアマチュアバンドを「その気」にさせる効果も満点で、恥ずかしながらサイケおやじも学生時代に入れてもらっていたバンドで、このコピーに勤しんだ過去もあり、特に演奏アンサンブルのリフの構成とか、間奏のギターソロの如何にもハードロックな風情は、自分らにだってっ!?!
そんな決意を煽るのには絶好だったんですよ♪♪~♪
しかも後に知ったことではありますが、グランド・ファンクがこのレコードを作った発端が、最初はスタジオでのお遊びであったとか!?
思わず納得させられてしまう逸話も、俺達だって、やろうぜっ!
なぁ~んていう意気込み(?)に繋がったというわけですが、その頃はオールディズのリバイバルブームが広がっていた事も、大切な要件だったと思います。
ということで、久々の列車の旅も悪くありませんねぇ~~♪
これから駅弁、食べますよぉ~~♪
ジミー・ペイジに親指を下に向けられようと、やる者・観る者・聴く者すべてが、ノー天気の境地で、ひとつになれる、こんな極楽ソングは、今となっては、貴重の極み、と言っても過言ではないでしょう。
ジャケット上、「衝撃」の二文字も、笑いを狙っているとしか思えまへん。
誰が2重弦(12弦)ギターを弾いてるのでしょうか?♪分かりませんが、多分“トミー・デデスコ”なんでしょうね!
ベンチャーズ初期作品にリード・ギターで参加してましたから音的にナントヤラ・・・・・~です。
米国8枚目のアルバムにも収録されてます。日本盤firstシングル
リンボ・ロックとのカップリング(1963年3月発売)でアコギの心地よい音が堪りません!♪
しかしながら?ジミー・ストレンジのような気がしないでもありません♪・・・・・・当時の真相が不透明!
コメント、感謝です。
何でもバカになれる時ほど、楽しい事はありませんよねぇ~♪ GFRの楽曲は演奏しても、なかなか楽しいんですよ、なんかノリが出し易いというか(微笑)。
コメント、感謝です。
ベンチャーズのスタジオ録音盤には、必ずしもバンドメンバーが全て参加していないトラックがあると思いますよ。
しかし、出来上がったレコードには、しっかりベンチャーズの味が浸み込んでいるんですから、怖くなります(微笑)。
往年のハリウッドポップスを支えたスタジオミュージシャンは、自らの個性を抑制し、主役に合わせる技量が抜群という、まさに手品師的名人芸だったと思うばかりです。