OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

これもプレイガール歌謡♪ そして明日は最高のお年玉♪

2014-01-04 15:24:26 | プレイガール

風知草 / 山崎一美 (テイチク)

予てからお知らせのとおり明日、1月5日の午後2時から、FM amgasaki で放送される「原坂一郎と片山由美子の子どもの世界」は、プレイガール&特撮ファンにとってはもちろん、全ての人に素晴らしいお年玉が用意されています♪♪~♪

なんとっ!

電話ゲストに、ひし美ゆり子が登場し、片山由美子と楽しいトークセッション♪♪~♪

当然ながら、少年時代から怪獣博士であり、プレイガールの熱烈なファンである原坂一郎先生の軽妙な仕切りはお約束ですし、現代では普通になっているサイマル放送により、ネットでも楽しめるのですから、もはや聞き逃したら後悔は必至でしょう。

ご存じのとおり、ひし美ゆり子&片山由美子のトークショウが昨年12月23日に開催されながら、参加が叶わなかった夥しいファンへの心遣いというか、常にファンを大切にされている御両人ならではの企画に、心から感謝のサイケおやじであります。

さて、そこで本日もプレイガール歌謡から、素敵な歌謡フォークの名曲名唱を選んでみたんですが、主役たる山崎一美って???

そういう女優さんがレギュラーメンバーで登場していたのかなぁ……?

という疑問を抱かれる皆様もいらっしゃると思います。

しかし山崎一美は昭和46(1971)年5月31日放送の第113話から正式にメンバーに加わった「太田きよみ」というのは当時の芸名であり、実はこれ以前にも「篠雪子」名義で同番組に数本のゲスト出演も果たしていたのですから、プレイガールの中毒的愛好者には、その後のあれこれにも一生追いかけていく覚悟があるというわけです。

それはプレイガール出演終了後の昭和48(1973)年に「橘モナ」と改名して、歌手に転向! シングル盤を2枚ほど出した後、昭和51(1976)年にレコード会社を移籍し、今度は「山崎一美」になって、掲載のシングル盤を発売したのです。

ちなみに気になるのは、プレイガールのレギュラーメンバーとしてのキャラクター設定で、修行中の現代女武芸者という強気のイメージから、出演を重ねる間に、何故かそれを忘れた弱い存在となり、先輩メンバーの足手まといみたいな役割に変身(?)してしまったのは、マニアの間では永遠の謎とされるほど!?

ただし、前述した初レギュラー登場作では、きっちり歌手に[なりすます」という「芸」を披露しているのですから、後に本職へ転向したのも必然の流れだったのかもしれません。

そこでサイケおやじがイチオシなのが、このシングル盤A面曲「風知草(かぜしりぐさ)」で、全体としては当時の流行ど真ん中だった歌謡フォーク調ながら、彼女のボーカルが「西田佐知子+日吉ミミ」というフィーリングが入った、せつない情熱の節回し♪♪~♪

ゆうき詩子の綴った歌詞を丁寧に表現するナチュラルな技巧も流石ですし、後に結婚される曽根幸明が書いたメロディの爽やかな哀愁、さらには演奏パートの物凄いエレキベースが印象的な高田弘のアレンジも、秀逸の極みと思います。

あぁ、当然ながら、この「風知草」はCD化されていますが、カラオケってあるんでしょうかねぇ~?

もしも無かったら、今こそ作られるべきかもしれませんよ。

ということで、プレガール歌謡に事寄せて、とにかく明日放送予定の前述のラジオ番組「原坂一郎と片山由美子の子どもの世界(FM amgasaki)」は、ひし美ゆり子の電話ゲスト出演があります。

そして初めて件のラジオ番組に接してしまえば、後は毎週の放送が待ち遠しいお楽しみになることは必定!

万難を排して、お楽しみ下さいませ(敬称略)。


朝加真由美はフェロモンを隠しきれない

2014-01-03 15:58:00 | 歌謡曲

優しい関係 c/w Hold On Me / 朝加真由美 (フィリップス)

お正月エロジャケ特集の最終日は、お若い皆様には意外と驚かれる人選かもしれません。

なにしろ現在の朝加真由美は、物分かりの良い母親とか、気丈な女将さん等々の役柄を得意するイヤミの無い女優ですからねぇ、まさかこんなフェロモン満点のレコードを出していた歌手としての芸歴なんて、ちょいと結びつきが納得されないような……。

しかし現実は確固して残り、デビュー当時は「あさかまゆみ」の芸名も使っていた清純派として、アイドルチックな歌手活動もあり、様々なテレビドラマやバラエティ番組で爽やかな印象を与えつつも、実は秘められた濃厚なフェロモンを感じとっていたのが、リアルタイムの青少年諸氏でありましょう。

そして二十代後半から三十代には、乳首モロ見せのヌードはもちろん、スケスケの衣装で疑似ヘアヌードまで披露していた事は、その頃に世に出た雑誌グラビアや写真集等々にしっかり焼き付けられているんですよっ!

で、掲載のシングル盤は昭和56(1981)年に発売された人気お宝作品で、それはジャケ写に登場している二十代半ばの朝加真由美が全てを物語っているはずです。

う~ん、同時期の彼女のヌードショットに接した皆様であれば、こういう下着系ファッションの妄想誘発効果は説明不要♪♪~♪ また、例えそれを知らずとも、ナチュラルに男を狂わせる美乳の雰囲気は、充分に伝わってくると思います。

もちろん、微妙な憂いが滲む面立ち、その唇の雰囲気も良い感じ♪♪~♪

あっ、肝心のレコードの中身については、A面「優しい関係」が作詞:朝加真由美(!)、作曲:中島正雄、そして編曲:河内純一の手懸けた、この時代としては正統的な歌謡曲!?!

さらにB面「Hold On Me」が作曲:稲村一志3&編曲:河内純一に、これまたご本人が作新を担当した、なかなかAORな都会派ニューミュージックで、むしろジャケ写のイメージには、こちらがジャストミートだったりしますよ♪♪~♪

ところが、ここまで書いていながら、サイケおやじには、その全てを楽しむ事が叶いません。

何故ならば、中古ゲットした時点から、ディスクにソリがあって、両面とも前半1/4ほどが聴けないという悲しき現実が……。

ですから現在でも、これはサイケおやじの自室の壁に鎮座している、所謂目の保養の1枚なんですよねぇ。

まあ、それもこういうブツの大切な役割と思えば本望かもしれません。

ということで、朝加真由美も今年既にロクマル近辺でありながら、決してその佇まいは世間一般のオバチャンとは隔絶した印象と思います。

ここからはあくまでもサイケおやじの思い込みになりますが、彼女に限らず、若い頃に出し惜しみをしなかった女優さんやアイドル歌手は、齢を重ねても決して老けこむことはありません。

結局、そうした尊い行動が報われていると言ってしまえば、贔屓の引き倒しかもしませんが、現在のメジャーな女性芸能人の消極的な姿勢には、例えば朝加真由美をお手本にしていただきたい!

そんなふうに感じているのでした。


高見恭子がエロスの実在だった頃

2014-01-02 15:38:55 | 歌謡曲

べじたぶる c/w 夢にあなた / 高見恭子 (ポリスター)

高見順の小説はかなり読んでいたので、所謂非嫡出子の愛娘という高見恭子がマスコミや芸能界に登場した時、サイケおやじは、なかなか妄想をたっぷり含んだ興味を抱いてしまいました。

なにしろ、あえて詳らかには書きませんが、彼女の存在そのものが、父親の小説の中のリアルな現実ですからねぇ~。

失礼ながら、そういう観点で彼女に接していた者は少なくなかったと思っています。

しかし彼女は、そんなこんなを置き去りにするような感性の持ち主として、鮮やかに芸能界を駆け抜けながら、多くの著作や公私の区別がつき難い行動で、確固とした個性を発揮してきました。

そして現在では、元プロレスラーで代議士の馳浩夫人である事は言うまでもないでしょう。

さて、そこで本日掲載のシングル盤は、昭和58(1983)年に発売された、エロジャケ特集には欠かせない1枚であり、それゆえに今では「無かった」事にされているという噂の傑作♪♪~♪

あぁ、何んと言っても、この男好きのするポーズが、エロいですよねぇ~♪

思わず別角度から凝視したくなるのが、欲望のスイッチ直前の衝動でありましょう。

さらに中身の歌が収録両面共に、実はサイケおやじが苦手なテクノポップな歌謡曲でありながら、このジャケットを愛でながら聴けば、それほどの苦痛にならないという魔法があるんですから、たまりません♪♪~♪

まずアップテンポのA面「べじたぶる」が作詞:島武実、作曲:南志亜恋、編曲:国吉良一という、個人的には馴染みの無い制作陣とはいえ、スピードがついた如何にも当時の流行最先端というべきなんでしょうねぇ、とにかくこれはこれで今となっては懐かしいサウンドだと思います。

些かノリ遅れ気味の彼女のボーカルが、逆にい良い感じなのも計算された仕掛かもしれません。

しかし一方、B面「夢にあなた」は、これが悔しいんですが、リアルタイムで相当にサイケおやじのツボにジャストミート!

そのエキセントリックなラテンビートのスカスカな用い方が、何故かジョン・ウェットン(b) とビル・ブルフォード(ds) が在籍していた時期のキング・クリムゾンみたいに感じられ、すると随所で目立つギターがフリップ御大、バイオリンチックなシンセ系キーボードが、ディヴィッド・クロスに聞こえてくるんですから、あ~ら、不思議♪♪~♪

もちろん無機質な高見恭子の歌い回しは大正解というところでしょうが、当然ながら、作詞の眞太朗も、また作編曲の国吉良一にしても、全くの埒外であったはずです。

ということで、こんな事ばっかり書いてしまっては、ご亭主の裏投げや各方面からお叱りは覚悟しておりますが、それもこれも、痛烈なジャケ写のイメージ故の事とご理解いただきとうございます。

う~ん、エロスには、それだけのパワーがあるんですよっ!

新年早々、独断と偏見の強烈な勘違い、失礼致しました。


迎春に蘇る昭和歌謡曲の予感

2014-01-01 15:55:26 | 歌謡曲

アダムとイヴ / ラブ・ウィンクス (ワーナーパイオニア)

謹賀新年♪

あけましておめでとうございます♪

そこで拙ブログも祝祭ムードのエロジャケ特集、その新春一発目は、これぞっ! バスタオルの有効活用が極まった傑作を出してきました。

どうです、分かっちゃ~いるけど、妄想は止まずってもんでしょう♪♪~♪

その主役たるラヴ・ウィンクスは、キャンディーズのフォロワーグループのひとつでありながら、関西ベースだった所為でしょうか、度々のメンバーチェンジがあった事は今や歴史とはいえ、些か不明瞭な部分も多く、しかし掲載のシングル盤で公式レコードデビューした昭和52(1977)年春には吉岡美欣、森川祐見子、塩原智美」の三人組だったと言われています。

それでも肝心のA面曲「アダムとイヴ」が作詞:千家和也&作編曲:川口真のヒットメーカーコンビの制作となれば、関係スタッフ陣は相当に力が入っていたんじゃ~ないでしょうか。

実際、「アダムとイヴ」はアップテンポのR&R歌謡であり、絶妙に入れ込まれたモータウン~ノーザンビートが素敵ですし、冒頭から――

 それだけはやめて~♪ それだけはやめて~♪

――と、キメのフレーズをキャッチーなコーラスワークで聞かせるプロデューースは流石と思うばかり♪♪~♪

あぁ、このジャケットにして、この歌ありって感じでしょうか、最高に御目出度い気分は保証付きですよ♪♪~♪

あまり言いたくはありませんが、AKBとかいう学芸会集団も、あんな起承転結の無い歌ばっかりやっていないで、こういう方向性を示して欲しいもんですよ。

もちろんジャケ写のイメージも同様ですが、まあ、ひっくり返っても、出来ないでしょうねぇ……。

また、簡単に出来てしまっては、昭和歌謡曲の崇高な位置付けも穢れてしまうわけですが、まあ、いいか。

今年こそ、こういう歌が復活してくれる予感が、サイケおやじには説明不要にあるとうわけです。

ということで、皆様のご多幸を祈念しつつ、新しい年が明けても独断と偏見の拙ブログではありますが、ひとつよろしくお付き合い、お願い申し上げます。

今年は良いことが、本当にあって欲しいですねぇ~~。