OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

鎮魂の祈り、そして復興への願い

2015-03-11 16:00:47 | Weblog

あの大震災から、4年……。

被災地に来てみて、復興の厳しい現状を痛感させられています。

なんか、毎日がお気楽な自分が情けないというか、流石に今日は神妙です。

正直、とても本日の1枚は掲載出来る気分ではなく、申し訳ございません。

サイケおやじとしては、死ぬまで出来うることをやり続ける所存です。

合掌祈念。

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アグネス・ラムの歌には…

2015-03-10 15:55:04 | 歌謡曲

■雨あがりのダウンタウン (ワーナーパイオニア)

やっぱり疲れているのでしょう……。

今日は朝っぱらから無邪気な歌が聞きたくなって、思わず掲載盤を取り出してしまいました。

ご存し、元祖グラビアアイドルのひとりして昭和50年代の日本で大ブレイクしたハワイ出身のアグネス・ラムが、予定の行動として昭和52(1977)年初夏に出した歌手デビュー曲「雨上がりのダウンタウン」こそが、屈託の無い仕上がりの好見本♪♪~♪

とにかく山川啓介の綴った歌詞にある罪の無い(?)言葉が、おそらくはほとんど日本語を喋れなかったであろう当時の彼女の可愛過ぎるカタコトで節回される時、弾厚作=加山雄三が提供したハワイアン童謡みたいな曲メロは何の違和感も無くなるのですから、たまりませんねぇ~~♪

極言すれば、アグネス・ラムが演じてこその価値観がそこにあるわけで、似たように歌がターヘな浅田美代子がこれをやったら、失礼ながらネタにもならないんじゃ……。

しかも、あれだけ青少年の精子を無駄遣いさせた張本人にしては、セクシーさが皆無という確信犯的行動が憎らしいばかりなんですよ、今となっては!?

もちろんヒットチャート的には大ヒットしたとは言い難い結果も、実はレコードはそれなりに売れていた証として、発売から数年を経た頃には中古屋でのゲットも容易だったあたりは、アグネス・ラムの永劫性の一端なのかもしれません。

ということで、本日も心身共にストレスに振り回されている感じのサイケおやじにすれば、お気楽なスケベ心が一番の安らぎでありまして、今更とは思いつつもアグネス・ラムを懐かしんでいるのでした。

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ネクラも癒しに変えちまう彼女

2015-03-09 14:20:59 | 日本のロック

からっぽの世界 / 小林啓子 (キングレコード)

ジャックスも、殊更彼等の代表曲のひとつである「からっぽの世界」も好きではありませんが、それを小林啓子が歌っているとなれば話は別!

例によって、それはサイケおやじの節操の無さを証明する言動とはいえ、どんな事象にも「例外」があるのは、この世の真理!?

等々、ノッケから苦しい言い訳を弄しつつ本日掲載したのが、その小林啓子の「からっぽの世界」をA面に入れたシングル盤です。

発売されたのは昭和47(1972)年、今も人気が高い彼女の名作LP「かなしみごっこ」からのシングルカットではありますが、結論から言わせていただければ、如何にも45回転の特性を堪能出来る、エグ味の効いたロックサウンドが小林啓子ならではの清涼にして深い声質にジャストミートしていますので、これはアナログシングルで持っていたいコレクターズアイテム♪♪~♪

と常々、サイケおやじは周囲から大顰蹙の持論を展開しては、人望を落とし続けているのが本当のところ……。

それでも肝心の歌と演奏は、やっぱり「日本語のロック」という、リアルタイムの論争に鑑みても、これがなかなか素晴らしい仕上がりで、なにしろバックを担当したのが鈴木茂(g)、新井由美=荒井由美(p)、小原礼(b)、高橋幸宏(ds) という強靭なリズムセクションですからねぇ~♪

さらにはアレンジャーが元フィンガーズのメンバーにして、確か小林啓子と結婚していた高橋信之となれば、実弟の高橋幸宏も心置きなく実力を発揮出来たのかもしれません。

そして、やっぱり気持ち良いのが、こんな暗~い歌なればこそ逆説的に輝く小林啓子のクールなポップスフィーリングでしょう。

極言すれば歌謡曲的な味わいさえも包括しているあたり、決してマイナーではありません。

だからこそサイケおやじは、失礼ながら、こんなネクラな歌である「からっぽの世界」を真正面から聴けるわけです。

ちなみに前述のアルバム「かなしみごっこ」には、現在までのニューミュージック創成に関わって来たガロやキャラメル・ママの面々、そしてここでもピアノで参加しているユーミン、はたまた「ケンとメリー」の大ヒットでお馴染みの BUZZ 等々、そういう興味も深い楽しみがありますので、ぜひとも皆様もお楽しみ下さいませ。

確か、CD化されていると思います。

ということで、何を言われようとも、サイケおやじは小林啓子が好きです、とっても♪♪~♪

最近は公私ともに不調続きの自らの身の上には、心地良すぎるのが彼女の歌声であり、そういう至福がなければ、この世は闇ですよねぇ~~~~。

あぁ~、からっぽの心身が満たされていく気がします。

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おばちゃんじゃ~ないぜっ! まゆみのロック! 

2015-03-08 11:47:01 | 歌謡曲

嫁入り前 / しのづかまゆみ (日本ビクター)

ちょっと見、どこのおばちゃん?

失礼ながら、そんな印象も強いジャケ写の主役こそが、個性派アイドルとして、今もマニアックな人気を集めているしのづかまゆみに他なりません。

なぁ~んて、本日も思い入れたっぷりに書き出してしまったわけですが、しのづかまゆみが出していた楽曲はアイドル歌謡ポップス~演歌系歌謡曲まで、なかなか幅広いイメージの歌が多く、それは彼女の歌の実力があればこそ、結果的に大ブレイクが叶わなかったのは、そんなとっちらかった売り方にあったのかもしれません。

しかし常に共通していたのは、そのソウルフルな歌いっぷりの良さ、あるいは本物? と思わせられるロックフィーリングの滲み方だとサイケおやじは思っているのですが、いかがなものでしょう。

例えば、昭和50(1975)年に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「嫁入り前」は、イントロからレアグルーヴ(?)なベースが躍動し、これぞっ! 歌謡ロックなギターやロカビリーなサックスがサウンドの要になっている演奏にノッたソウルフルなしのづかまゆみの節回しが実にたまらないんですねぇ~~♪

もちろん阿久悠が綴った歌詞は、所謂ズべ公っぽいツッパリソングであり、だからこそ井上忠夫が当時十八番にしていたロッキンソウルな作編曲には、彼女のちょっぴりスレッカラシで情の深いボーカルスタイルがジャストミートしているんですよ、ここではっ!

しかし、それゆえに狙っていたであろう、ツッパリの裏に同時に秘められてる純情みたいな部分がサイケおやじにはそれほど感じられなくて……。

厳しく言わせてもらえれば、ありきたりの歌謡ロックになってしまった感が無きにもあらずでしょうか。

ところが一方、それが大きな魅力である事も、また絶対的な真実と思わざるをえないのですから、流石に昭和の歌謡曲は味わいが違います。

むしろ8ビート歌謡の基本は、しっかりとここに楽しめますよ♪♪~♪

ということで、しのづかまゆみを聴いて、それを書いている時は必ずや、彼女の再評価を願ってやまないのがサイケおやじの本音です。

あぁ~、今こそ歌謡ロックの大々的なオムニバス復刻盤がレコード会社相互企画として出てくれないかなぁ~~~。

そして、もしも願いが叶うなら、しのづかまゆみは絶対に入りますよねぇ~~~♪

最後になりましたが、しのづかまゆみのロックフィーリングは絶対に本物だと信じているのでした。

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欲と寿命は背中合わせか…

2015-03-07 15:43:46 | Weblog

入院中の父の容体が急変したとの知らせで、昨晩から病院に泊まり込んでいました。

しかし、おかげさまで、一応の危機は脱したようで、意識が戻って、話も出来たんで、とりあえずは安心でしょうか。

何か喰いたいものがあるかと尋ねてみたら、蜆の味噌汁と即答してくれたほどですよ。

うむ、未だ欲は切れていないから、大丈夫!?

そんなふうに自分に言い聞かせて、これから寝させていただきます。

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彼女が好きって言います!

2015-03-06 14:52:58 | Pops

言わなきゃダメよ / Alma Cogan (Odeon / 東芝)

外タレが、あえて日本語で歌った持ちネタのヒット曲、所謂日本語バージョンには常に賛否両論があるわけですが、その中の一番の問題点は、何を発音しているのか?

その「わからなさ」であり、それが魅力か否か!?

じゃ~ないでしょうか?

もちろんファンとしては、憧れの洋楽スタアが日本語で歌ってくれる事そのものは尚更の親近感と優越性に浸れるわけですから、悪い気持ちはしないんですけどねぇ~、それゆえに!?

そこでサイケおやじの立場としては、如何にも馴染んだコニー・フランシスやカテリーナ・ヴァレンテも大好きですが、勢いと雰囲気さえあれば、カタコトでタドタドしい日本語バージョンも大歓迎♪♪~♪

例えば本日掲載したのはイギリスのポップス歌手として「恋の汽車ポッポ / Train Of Love」等々のヒットを放ち、1960年代前半には我が国でも人気が高かったアルマ・コーガンの日本語歌唱をA面に入れたシングル盤ということで、往年のラジオからも頻繁に流れていたのが件の「言わなきゃダメよ / Tell Him」でした。

ちなみにこの曲はアメリカの黒人ボーカルグループとしてマニアックな人気も高いエクサイターズのオリジナルヒットでありながら、サイケおやじとしてはアルマ・コーガンのカバー、それもご紹介の日本語バージョンに一番親しみがありまして、それも刷り込まれた三つ子の魂なんとやらでしょうか、とにかく今でも好きなんですねぇ~♪

そして何が好みかって言えば、ホセしばさきの訳詩が江戸っ子風の言い回しという事もありましょうが、随所に意味不明ながらも、これがロックの気持ち良さという語感の耳触りが抜群なんですよっ!

これは笑って聞き流せるという意図だってあるに違いない!?

と書けば贔屓の引き倒しになるとは思いますが、勢いがある全篇のサウンドとアルマ・コーガンの歌いっぷりの潔さはたまりません♪♪~♪

ですから、これをそのまんまコピーカバーして歌っていた日本人歌手も居た様な記憶さえあるんですが、とすればアルマ・コーガンが日本語バージョンを吹き込んだ時期は昭和37(1962)年の来日時なんでしょうかねぇ~~~。

いやはやなんとも、当時の洋楽事情は伝えられる情報量の少なさゆえに、後年になってもひとつの楽しみになっていしまうミステリ的な魅力がありました。

また、彼女は1960年代中頃に早世してしまったので……。

今となっては些か忘れられた存在かもしれませんが、サイケおやじには懐かしさよりは印象が強過ぎるボーカリストであり、特に日本語バージョンの「言わなきゃダメよ / Tell Him」は必殺の記憶媒体というわけです。

機会があれば、皆様もお楽しみ下さいませ。

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わからないことだらけ

2015-03-05 15:50:39 | Weblog

何が悪いのか、私用のPCがストライキ中です……。

というか、パスワード入れても先に進まないんですねぇ~~!?▲■?

本気で泣きそうです。

失礼致しました。

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ストレスは大敵!

2015-03-04 15:53:13 | Weblog

午前中から、さっきまで健康診断受けてました。

今回は血糖値も調べるので、病院で出された不味~い食事とか、造影剤とか、やれやれでしたが……。

やっぱり不整脈は避けようのない状態らしく、またまた薬が増えそうです。

皆様も健康には十分ご配慮くださいませ。

 

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雛祭りの懺悔

2015-03-03 15:36:40 | 歌謡曲

ざんげの値打ちもない / 北原ミレイ (東芝)

昨日から所謂就活が本格解禁(?)ということで、それは様々な集まりが各地で行われたわけですが、告白すればサイケおやじは、その就活ってのをやったことがなくて、もちろんそんなことを書いてしまえば、お若い皆様からの顰蹙は覚悟しているのですが……。

それは現在のメインの仕事が、学生時代からのバイトの続きというか、当時先輩から頂戴していたそれを続けているうちの自然の成り行きでした。

つまり卒業まで2年近く残していた時期に内定というか、件の先輩のところで働くのが当然みたいな雰囲気になっていたわけで、もちろんサイケおやじも深く考えもせず、同調しつつ学生時代の一番大切な時期に遊び呆けた結果が現在のザマですよ。

で、そのバイトというのが、その頃のサイケおやじにとっては実に不思議な仕事もあって、引っ越しの手伝いや富豪の御曹司の使いっ走りはまだしも、ある時なんか、それなりに広い畑に埋まっている印鑑を捜すという、皆目見当のつかない作業までやらされたんですから、青春のエネルギーと悪くないバイト代がなければ出来ないことが多かったんですが……。

当然皆様がご推察のとおり、中には露骨に阿漕なこともありまして、殊更今頃の時節になると忘れられない仕事がサイケおやじにはあります。

それは引っ越しの荷物運びという名目で、向かった先の家屋から家具調度品を搬出するといえば体裁は良いのですが、実際は零落した事業家の借金のカタにあれこれを物色する管財人の手伝いだったわけで、しかも一緒に作業の指示をしていたのが如何にも強欲な古物商だったんですから、手厳しい行動は避けようもありません。

特に座敷に飾られていた豪華なお雛様は骨董的な価値が素人目にも分かるほどで、だからこそ真っ先に運び出す段取りは、その家に住んでいた小学校低学年の女の子の悲しい面立ち、嫌がる泣き声、さらには畳の上に散乱してしまった雛アラレの色彩共々、今もってサイケおやじの脳裏から消え去ることはなく……。

ゆえに毎年、今頃になると否応なく、それを思い出してしまうんですよ。

あ~ぁ、あんな思いは、もう絶対に嫌なだなぁ~~~。

と、決意しつつも現在に至るまでの所業の積み重ねは、どんな大義名分があったとしても、懺悔せざるをえません。

でもねぇ……、ということで、本日はクドイ前置きに免じて掲載のシングル盤A面曲「ざんげの値打ちもない」であります。

もちろん、この歌は雛祭りには全然関係なく、それでもピュアな生き様を貫こうとした哀しい女性の物語は説明不要、作詞:阿久悠&作曲:村井邦彦、そして編曲:馬飼野俊一が渾身の名作として、我が国の音楽史に刻まれた真実は曲げようもありません。

特に発売された昭和45(1970)年当時の日本においてさえ、その歌詞の内容は衝撃性が実に大きく、また演じた北原ミレイのソウルフルな怨歌節は一度聴いたら忘れられるものではなかったんですよねぇ~~。

曲タイトルどおり、懺悔の値打もない仕儀に追われている市井の人々の多くが、この歌に共感を覚えたことは言うまでもなく、折に触れては自らの所業に重ね合わせざるをえない、「懺悔の値打ち」とは!?

今更サイケおやじには、何を語る資格なんてありませんが、懺悔しなければならない現実は山の様に抱えながら、それがひとつも出来ていない情けなさを痛切に感じているのでした。

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サイケおやじは元気です

2015-03-02 16:11:08 | Weblog

ど~でもいい説明会に自ら志願して、今日は居眠りモードに入ってきました。

でも、機密保持だとかでネットや諸々の通信は制限されているんで……。

今も密かに、これをやっている次第です。

そんなわけで、レスは遅れますが、ご容赦下さいませ。

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