■アンヌのテーマ / 冬木透 (vap)

01 イメージポエム:アンヌの休暇 (ナレーション:ひし美ゆり子) / アンヌのテーマ:Nocturne
02 ウルトラ警備隊の休日 (from ウルトラセブン)
03 希望
04 ミラーマン
05 モロボシ・ダンの光と影
06 Sonata / Sieste1999 (from ウルトラセブン1999)
07 帰ってきたウルトラマン
08 ファイヤーマン
09 Tenderness (from ウルトラマンレオ)
10 ウルトラマンレオ
11 ウルトラマンA
12 アンヌのテーマ:Serenade
13 フルートとピアノのための協奏曲 1999 (from ウルトラセブン1999)
14 UGMの休日 (from ウルトラマン80)
15 心を燃やすあいつ:矢的猛の歌 (from ウルトラマン80)
16 Divertiment 1999 (from ウルトラセブン1999)
17 ウルトラの母のバラード (from ウルトラマンタロウ)
18 平和 (from ウルトラセブン)
19 アンヌのテーマ:Nocturne
02 ウルトラ警備隊の休日 (from ウルトラセブン)
03 希望
04 ミラーマン
05 モロボシ・ダンの光と影
06 Sonata / Sieste1999 (from ウルトラセブン1999)
07 帰ってきたウルトラマン
08 ファイヤーマン
09 Tenderness (from ウルトラマンレオ)
10 ウルトラマンレオ
11 ウルトラマンA
12 アンヌのテーマ:Serenade
13 フルートとピアノのための協奏曲 1999 (from ウルトラセブン1999)
14 UGMの休日 (from ウルトラマン80)
15 心を燃やすあいつ:矢的猛の歌 (from ウルトラマン80)
16 Divertiment 1999 (from ウルトラセブン1999)
17 ウルトラの母のバラード (from ウルトラマンタロウ)
18 平和 (from ウルトラセブン)
19 アンヌのテーマ:Nocturne
49年前の今日、つまり昭和42(1967)年10月1日、テレビ特撮ドラマ「ウルトラセブン(TBS)」において、そのブラウン管越しに忽然と現れた防衛軍ウルトラ警備隊の友里アンヌは、瞬時に少年時代のサイケおやじを魅了し、以来現在まで継続している片思いのトラウマは、劇中彼女を演じていた菱見百合子=現・ひし美ゆり子という女優さんへの叶わぬ恋の物語……!
なぁ~んていうのは、些か面映いわけですが、それでも自分の気持ちに偽りはありません。
ですから、菱見百合子=現・ひし美ゆり子が出ている映画やテレビ番組、雑誌グラビアや写真集等々を何時も様々な意味で心の支えとしてきたわけですが、本日掲載掲載のCDもそのひとつです。
それは前述「ウルトラセブン」の劇伴音楽を担当した冬木透が西暦2000年に制作の所謂リラクゼーション・ミュージック集で、演じられている楽曲は上記のとおり、必ずしも「ウルトラセブン」関連だけでなく、他にも自身が提供した他の特撮作品、そして特に書き下ろしたメロディも含むという、なかなか嬉しい企画盤なんですが、加えてアンヌ=ひし美ゆり子のナレーションがメインで使われるというトラックが最高のプレゼントなんですよっ!
それがド頭の「イメージポエム:アンヌの休暇」で、しかもピアノ演奏でバックに流れるメロディ「アンヌのテーマ:Nocturne」は、今回の企画と為に特に書き下ろされた珠玉の名曲♪♪~♪
もちろん、その「ナレーション」のパートは、この企画が制作中のひし美ゆり子の声ですから、決して当時のアンヌ隊員のイメージとは同じではありませんが、だからこその「お楽しみ」が妄想へと繋がるのだっ!?
という思いは失礼でも何でもなく、それもサイケおやじの本性の表れとご理解いただければ幸いでございます。
また、「アンヌのテーマ:Serenade」と「アンヌのテーマ:Nocturne」は、楽器編成とアレンジを変えての別バージョンですから、とにかく素敵なジャケ写ブックレットや裏ジャケを眺めつつ、フルートやピアノ、そしてストリングスで奏でられる冬木透の音楽世界に浸りきるのも幸せな気分ですよ♪♪~♪

なにしろ冬木透は映画やテレビの音源制作の他に、実はこれが本業かもしれないキリスト教に関わる作曲や合唱曲も多く手掛けており、当然ながらクラシック音楽にも造詣が深いのですから、独特のコード進行やミステリアスな和声感覚に浮遊させられてしまうのはムベなるかな!?!
当然ながら、それはアルバム全篇に共通する魅力です。
初出作品では、もう1曲「モロボシ・ダンの光と影」も、なかなか味わい深い仕上がりだと思います。
それと「ウルトラセブン1999」関連のトラックは前年制作の音源をリマスターしたものらしいんですが、違和感がありません。
その意味では他の「ウルトラシリーズ」作品や「ミラーマン」「ファイヤーマン」関連楽曲の新録バージョンが温故知新というか、不思議な新しさを発散させているのが面白いところでしょうか。
最後になりましたが、ブックレットには冬木透、ひし美ゆり子、田口成光が参加した座談会が掲載されていまして、これまたファンには興味深いお話が出ていますので、それは読んでのお楽しみ♪♪~♪

ということで、今年が49年目ならば、いよいよ来年は50周年!
何か素敵なプレゼントに期待する、これからの1年であります。