OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

荻野目洋子は実力派シンガーだと思う

2016-10-11 16:15:40 | 歌謡曲
無国籍ロマンス / 荻野目洋子 (ビクター)
 
荻野目洋子は女優の荻野目慶子の実妹として、昭和59(1984)年に歌手デビューした時から、なかなか知名度のあるアイドルだったんですが、業界内では既に小中学生の頃から様々な芸能活動をやっていた履歴が知られていたことから、そうではなくとも実力は認められていたのでしょう。
 
ですから、アイドルの楽曲にしては相当に難しい歌をそのデビュー時から幾つも出していて、例えば昭和60(1985)年に発売された掲載のシングル盤A面曲「無国籍ロマンス」は、かなりの歌唱力が必要とされるのは、実際にカラオケで歌ってみれば納得するしかないほどです。
 
う~ん、岡田富美子の綴った歌詞に大人っぽさがあるにせよ、坂本龍一の附したメロディが強烈に洒落ていて、全篇のサウンド構成がフュージョン系モダンポップなのに加えて、サビの後半から瞬時にファルセットで歌わなければらない!?
 
いゃ~、とてもアイドルシンガーの楽曲、つまりはそれほど音楽全般を聴き込んでいない若年層をメインリスナーに想定した作りとは言い難いほどハイブラウな狙いを企図した仕上がりだと思うんですが、いかがなものでしょう。
 
当然ながらジャケ写イメージとは異なる世界を表現している感じです。
 
しかし、だからこそというか、既に当時三十路のサイケおやじにはジャストミート♪♪~♪
 
楽曲そのものよりも、その難しい作品を立派に歌いこなしている荻野目洋子というシンガーに瞠目させられましたですねぇ~~~♪
 
皆様ご存じのとおり、彼女はこの直後ぐらいからユーロビート歌謡路線の諸作、「恋してカリビアン」「ダンシング・ヒーロー」「六本木純情派」等々の大ヒットを連発し、アルバムも統一感のある傑作盤を出していくわけですが、その大ブレイクもこの「無国籍ロマンス」で証明された抜群の歌唱力とリズム感があればこそっ!
 
そしてそれは近年、子育ても一段落しての芸能界本格復帰によるテレビ出演時にも、きっちり維持されているのですから、最高です。
 
ちなみに現在の彼女がアイドル時代のイメージを裏切らないルックスであるのも、嬉しいですねぇ~~♪
 
ということで、実は前述した頃からの彼女の全盛期の楽曲はほとんどがCDであるにもかかわらず、それを1枚も持っていないサイケおやじではありますが、車の中で聴くためにも、なにかベスト盤でも物色してみたい気分です。
 
でも、彼女は決してシングル曲だけのシンガーではなく、サイケおやじの愛聴盤「ラズベリーの風」とか、なかなか素敵なオリジナルアルバムを出しているので、侮れません。
 
ええぇ~いっ! 数年前に出た箱物「アルバムコレクション」を買ってしまいそうな自分が怖いです。
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スプリンターで和む秋

2016-10-10 18:03:48 | Pops
Sun Shine On Me / Splinter (Dark Horse / ワーナーパイオニア)
 
洋楽の世界には、何故か日本寄りのミュージシャンが少なくないんですが、それだけ我が国のマーケットが侮れず、しかも日本で最初に人気を得てから本国や世界中でブレイクした歌手やグループの実績が認められているからでしょう。
 
例えばクイーンやチープ・トリック等々は殊更有名ですから、それに続けとばかりに、それなりのキャリアを有する面々が活路を求めんとするのは十分な説得力があるんじゃ~ないでしょうか。
 
本日掲載したシングル盤の主役たるスプリンターも、今となっては知る人ぞ知る存在かもしれませんが、実は1970年代中頃には鳴り物入りで紹介されていたポップスデュオで、何故ならばジョージ・ハリスンが1974年に自ら設立したダーク・ホース・レーベルの最初の契約発売ミュージシャンだったのが彼等だったんですねぇ~~!?!
 
当然ながら、そのデビューに際してはジョージ・ハリスンの前面的なバッアップがあり、作られたレコードには自らも含めて、コネクション総動員という方針も大きな話題になったんですが、結果的に鳴かず飛ばず……。
 
ちなみにスプリンターはビル・エリオットとボビー・パーヴィスのフォークデュオで、当時ビートルズの現場マネージャーだったマル・エヴァンズに発見されてのダーク・ホース・レーベル契約という幸運がありながら、同じマル・エヴァンズが見出したアイビーズバッドフィンガーのようには売れなかったのは、失礼ながら、やはりそこまでの実力が無かったというのが正解なのでしょう。
 
しかし、スプリンターには好きな人には好きとしかいえない魅力が不思議にもあるんですねぇ~♪
 
不肖サイケおやじも、実はそ~ゆ~性質の持ち主でして、聴いてい安心感に包まれるようなスプリンターのレコードは、密かな愛聴盤になっているほどです。
さて、そこで掲載したシングル盤A面曲「Sun Shine On Me」は、なんとっ! 日本制作のCMタイアップ曲で、それはトヨタの「スプリンター」であったことはジャケ写からも一目瞭然でありましょう。
 
もちろん件の車名と彼等のグループ名が一緒だったという狙いは明らかですし、レコーディングされたのが昭和51(1976)年11月頃、ちょうどスプリンターが東京音楽祭出場で来日した時だったと言われているということは、既にそれが予定の行動だったという推察も易いかもしれません。
 
と同時に、とにかくもジョージ・ハリスンの秘蔵っ子とまで喧伝されていたスプリンターが、なんとかイマイチの現状を打破しようと、我が国の洋楽市場に活路を云々という事情は理解出来るところです。
 
なにしろ出来上がった楽曲「Sun Shine On Me」が作詞:奈良橋陽子&作曲:タケカワユキヒデ、そして編曲:ミッキー吉野ということは、バックの演奏も当然ながらゴダイゴが全面的に担当したそうですから、世界戦略も抜かり無し!
 
ただし、これはゴダイゴが既に演じていた同CM曲「Sprinter Liftback」の改作という真相もあるんですが、それでも英語詞で歌われるゆったりと穏やかなメロディは、スプリンターの安心印のボーカル&ハーモニーがある限り、まさにナチュラルな和みがいっぱいなんですよ♪♪~♪
 
正直、もう少し派手さがあってもOKという気がしないでもなかったんですが、しかし発売された昭和52(1977)年といえばAORポップスが洋楽の世界ではトレンドでしたし、この当たり障りのない音楽世界こそが、スプリンターの魅力のひとつじゃ~ないかと思います。
 
しかし、現実は厳しく、結果的にこの「Sun Shine On Me」は日本だけの独自シングルだったようで、それゆえにビートルズ関連アイテムの難関盤として、世界中のコレクターから狙われていた時期もあったそうですよ、今はど~だか知る由もありませんが。
 
また、実はスプリンターはこれ以前の昭和51(1976)年、自らの代表曲「Lonly Man」の日本語バージョンのシングル盤出して、その作詞は俳優の中村雅俊が書いたとされていますが、さらに驚かされたのは、その中村雅俊が昭和50(1975)年に作詞:喜多條忠&作曲:吉田拓郎からの提供で大ヒットさせた「いつか街で会ったなら」の英語詞バージョンを昭和54(1979)年に制作発売しているという、いゃ~、ここまでやっているんですから、なにか報われないのは運否天賦というやつでしょうか……。
 
でも、そんなところもサイケおやじがスプリンターを憎めないところです。
 
ということで、今日は涼しすぎるというか、ちょっぴり寒いような気がするほどのヒンヤリ感がありましたので、いよいよハートウォームな音楽が必要とされる季節が到来したようです。
 
夏場の暑苦しい時にも、それなりに聴いて心地良いレコードは沢山あるんですが、サイケおやじ的には食欲やスポーツよりは、音楽とエロスの秋でありたいと願っているのでした。
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これがジャケ買いの一本道

2016-10-09 17:28:48 | 歌謡曲
セクシカ c/w 悲しい道 / ナナ (ワーナーパイオニア)
 
しかし、やはり「ジャケ買い」となれば、サイケおやじは女性歌手のセクシーイメージショットが使われたレコードに魅せられてしまいます。
 
本日掲載のシングル盤も全くその1枚で、中古屋で邂逅した当初はそんなでもなかったんですが、それでも何かを感じ、手に取って見ていたら、店主が「それは二つ折りのもう一方がねぇ~」とか思わせぶりな誘いを言ってくるもんですから、レジで中身に拝謁してみれば、おぉ~~~っ!
 
それが下に掲載した、最高に素敵な光景であります♪♪~♪
 
 
もちろん、レコードの収録された楽曲は正直、二の次ってやつですよ、バチアタリでありますが。
 
でも、それじゃ~済まされないので、ちょっと書かせていただきますが、まず歌っている「ナナ」とは、もちろん木の実ナナでありまして、発売されたのは昭和46(1971)年だったんですが、そんなに売れていたとは言い難いようです。
 
ところが昭和50(1975)年になって、梓みちよが例の「リリー・マルレーン」の日本語バージョンを大ヒットさせてしまったもんですから、それ以前に同曲を「悲しい道」のタイトルで吹き込んでいた木の実ナナのバージョンも知られるようになったとかっ!?
 
ただし、その「悲しい道」は掲載盤ではB面扱いであり、それでも商魂逞しい件の中古屋の店主は、わざわざジャケ写を入れ替えて展示販売していたという有様が真相のようです。
 
まあ、それはそれでOKなんですけどねぇ~~♪
 
ちなみに木の実ナナの「リリー・マルレーン」、つまり「悲しい道」の訳詩は安井かずみ、アレンジは宮川泰が担当し、これがなかなか原曲が本来の味わいと思われるシャンソン(?)っぽいものよりは、ミュージカル系というか、歌い上げる感じの和製ポップスに仕上がっているのは流石と思います。
 
しかし、「リリー・マルレーン」は作詞:ハンス・ライプ&作曲:ノルベルト・シュルツェによって1938年頃に書かれた歌で、それが第二次世界大戦当時のドイツ軍兵士の間で大ヒットしたものの、そのオリジナルバージョンを歌っていたララ・アンデルセンにユダヤ人疑惑が浮上したという、全く根拠も脆弱な不条理的処置から、それは廃盤!?
 
直ぐにドイツ軍事政権によって新バージョンが作られ、それはラジオ放送によりイギリス兵の間でも人気が高かったという伝説もあるほどなんですが、とにかくこの事件(?)を契機にしたかのように、多くの女性歌手によって歌われる事になったのは確かであり、特にマレーネ・ディートリヒのバージョンは有名かと思います。
 
尤も彼女は当時、ドイツからアメリカに逃避し、ハリウッドでスタア女優になっていましたから、結局は連合国兵士への慰問活動の一環になっていたという、そんなこんなも「音楽は世界を癒す」なぁ~んていう格言(?)の証左なんでしょうかねぇ~~。
 
閑話休題。
 
さて、一方、ジャケ写が最高のイメージになっている「セクシカ」は作詞:山上路夫&作編曲:クニ河内が提供した、これがど~聴いても、歌詞の中味共々にセックスの真っ最中を歌っているとしか思えないという、いやはやなんともの楽曲でして……。
 
当然ながら木の実ナナのボーカルも雰囲気満点(?)のミディアムスローなメロディ展開にジャストミートな甘さがニクイばかり♪♪~♪
 
もう、これは皆様に実際に聴いていただくしかありません。
 
でも、これって当時、放送禁止とかにはならなかったんでしょうかねぇ~~。一応、歌詞は文学的な表現と言えないこともありませんが、それでも相当に露骨なところがありますから、とてもお茶の間じゃ~気まずくて、聴けないでしょう。
 
しかし、それもまた、昭和歌謡曲の素晴らしさだと思いますし、実際にその頃はエロいお色気ソングが山のように制作発売されていたのですからっ!
 
ということで、これはジャケ写に偽りなし♪♪~♪
 
不覚にもサイケおやじは冒頭で述べたとおり、「レコードの収録された楽曲は正直、二の次」なぁ~んていう思い上がりは恥じの上塗り、不遜の極みと心から反省させられた次第です。
 
うむ、未だ修行が足りませぬ……。
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CDでも素敵なジャケ写、あるいはジョン・コルトレーンの1962年の咆哮

2016-10-08 17:01:48 | Jazz
The Complete 1962 Copenhagen Concert / John Colttane (Domino = CD)
 
☆CD One:
 01 Bye Bye Blackbird
 02 Chasin' The Trane
 03 The Inchworm
 04 Every Time We Say Goodbye
 05 Mr. P.C.
☆CD Two:
 01 I Want To Talk About You
 02 Traneing In
 03 Impressions
 04 My Favorite Things
 
所謂「ジャケ買い」は音楽好きには常套手段ですが、それは圧倒的にアナログ盤が優先される趣味でしょう。
 
なんたってCDに比べれば、ジャケットやスリーヴのサイズが大きいですからねぇ~~。
 
しかし、CDにだって素敵なジャケットデザインは確かに存在しているのも事実であって、それに惹かれてゲットさせられるブツだって、決して少なくはないはずです。
 
本日掲載したジョン・コルトレーンの発掘盤CDは、サイケおやじにとっては、まさにそうした中のお好み盤♪♪~♪
 
これを発見したのは、もう4~5年も前の事になりますし、中身ついても、既に出回っていた音源だったですが、このジャケ写デザインが妙に気に入ってしまったもんですから、ついついねぇ~~♪
 
そして義理堅い気持ちで聴いてみれば、やっぱりジョン・コルトレーン(ss,ts)、マッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)、そしてエルビン・ジョーンズ(ds) という顔ぶれのカルテットは凄まじく、最高! 分かっちゃ~いるけど、思わず熱くさせられる演奏がぎっしりですよ♪♪~♪
 
しかも、録音が1962年11月22日、コペンハーゲンでのライブセッションということは、何かと賛否両論はあろうとも、ジョン・コルトレーンが過激さの中にも「一定の文法」を大切にしていた頃という認識がサイケおやじにはありまして、つまりはイケイケで演じるオリジナル曲と和みの時間を提供する歌物スタンダードをひとつのコンサートの流れの中で披露していたところが、個人的には大好きなんですよっ!
 
それはいきなり容赦無く、まずは初っ端の「Bye Bye Blackbird」は誰もが一度は聴いたことのある有名スタンダード曲ですから、ジョン・コルトレーンも比較的分かり易いテーマ吹奏からのアドリブも、5分が経過した頃にはエルビン・ジョーンズもグルのなっての修羅場の真っ只中! かろうじてマッコイ・タイナーの溌溂としたピアノに救われるような気分にはなるものの、締め括りのテーマ吹奏が、これまた激しいメロディフェイクの世界に変質していくのですから、たまりません。
 
こんな地獄と天国が、21分超の演奏になっているのは、如何にも当時の勢いってやつでしょう。
 
説明不要とは思いますが、この曲はマイルス・デイビスも十八番にしていて、繊細で思わせぶりな歌心を披露していたわけですが、もしも自分のバンドでジョン・コルトレーンがここで聴かれるようなアドリブ展開をやってしまったら、御大はどのように対処するんだろうか……?
 
なぁ~んていうのは、余計なお世話!?
 
そしてさらに怖いのは、続けて始まる「Chasin' The Trane」のイケイケブルース攻撃で、このアップテンポのドシャメシャなフィーリングには、リアルタイムの聴衆も?然とさせられたんじゃ~ないでしょうか。
 
しかし、それが一方的とはいえ、狂乱狂熱の衝動を伝えてくれることは確かです。
 
また、クネクネとしたモード解釈に基づいた「The Inchworm」に続く、予定調和(?)のバラード演奏「Every Time We Say Goodbye」の心地良さは言わずもがなと思います。
 
ところが、またまた襲ってくるのが、これぞっ! コルトレーンジャズの代名詞ともいえるアップテンポの「Mr. P.C.」ですから、エルビン・ジョーンズのドカドカ煩い大車輪ドラミング、饒舌なマッコイ・タイナーのピアノ、どっしりと構えたジミー・ギャリソンのベースという子分どもの奮闘も顧みず、ひたすらに自らの魂を解放するが如きジョン・コルトレーンの咆哮には、ぐったりと疲れさせられますねぇ~、もちろん心地良くです♪♪~♪
 
そうした傾向は後半でも変りなく継続し、和みと情熱の危ういバランスをひたすらに追及する「I Want To Talk About You」は、まさにオンタイムのジョン・コルトレーンを象徴する歌物演奏だと思います。
 
また「Traneing In」は、1950年代後半からやっている変則的なブルース演奏でありながら、この時期になると基本は一緒ながら、解体と構成の比率と遣り口がズレているというか、アブストラクトな展開も不自然には聞こえないほどの逆説的統一感がバンドの纏まりとして表現されているような気がします。
 
ですから、いよいよクライマックスはジョン・コルトレーンの激烈モードを代表するオリジナル曲「Impressions」はお約束! もちろんオーラスはお待ちかねの「My Favorite Things」へ続く流れも、ジャズが「モード」という新兵器(?)を得て、世界で一番にヒップな音楽だった時代の表れでしょう。
 
ということで、簡単なご紹介ではありますが、如何にもジョン・コルトレーンらしい演奏を求めんと欲すれば、初めてその世界を体験される皆様にも、なかなか聴き易いところがありますので、これはオススメの音源です。
 
気になる音質は、モノラルミックスですが、同時期のジョン・コルトレーン・カルテットの発掘音源にはありがちだったピアノの音の薄さも、ここではそれなりにしっかり入っていますし、ドラムスもバランス良く録れていると思います。
 
もちろん、近年の高音質ブートに慣れているお若い皆様には???かもしれませんが、少なくとも1970年代からのリスナーやファンには、何らの問題無く楽しめるはずです。
 
ただし、「Traneing In」では途中で一瞬ですが、音が途切れますし、オーラスの「My Favorite Things」は強制終了で拍手を被せたとしか思えない編集が惜しいところ……。この点が以前から解消されていないのは残念ですが、それでもこれだけの凄い演奏に免じて、ど~か皆様もお楽しみ下さいませ。
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連休を前にして…

2016-10-07 19:09:14 | Weblog

隣国へ緊急出張したもんですから、本日の1枚は休載、ご理解下さいませ。

明日、帰りますねっ!

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追いつ追われつ、バクりパクられ

2016-10-06 20:06:33 | 歌謡曲
恋の追跡 / 欧陽菲菲 (東芝)
 
本来、創作活動における盗用やパクリは非難されて然るべきものですが、そこに「愛情」とか「リスペクト」等々があつたりすると、思わずニヤリ♪ としてしまうのも、世の中の不思議な心理状態かもしれません。
 
あるいはパクリが堂々とし過ぎた場合でも、何故か許せる気分にさせられるのは、例えばミエミエの芝居が、如何にも「これは芝居なんですよぉ~」というような、一種の押出しの強さに通じてしまうのも、これまた世の中の不思議かと思います。
 
本日掲載した欧陽菲菲のシングル盤A面曲「恋の追跡」は、昭和47(1972)年春に発売され、忽ちの大ヒットになった、これがプラスロック歌謡の決定版なんですが、当時のリスナーが聴いた瞬間にシビレた痛快さは、もちろん同時期に世界を席巻していたブラスロックの人気バンドたるチェイスの楽曲と極めて似通ったサウンドと音楽性に寄るところが大きいはずです。
 
もしも未聴の皆様であれば、例えばチェイスを代表するヒット曲「黒い炎」と欧陽菲菲の「恋の追跡」を聴いていただければ、後は自ずと納得されると思うばかりです。
 
しかもご丁寧な(?)ことには、曲タイトル「恋の追跡」に「ラブ・チェイス」という副題が付いているんですから、笑かしてくれますよねぇ~♪
 
そうです、元ネタをやっているミュージシャンがビル・チェイス率いるチェイスですからっ!?!
 
あぁ~、こんな確信犯を企図実現させたのが作詞:橋本淳&作編曲:筒美京平という黄金コンビあれば、本当に笑って許しての世界という以上の仕上がりは絶品であって、大ヒットしたのも自然の摂理でしょう。
 
そして欧陽菲菲の歌いっぷりが、これまた痛快の極みっては言わずもがな!
 
ということで、パクリとか盗用なんていう、物騒な言いがかりは確かに存在するとしても、そこに許せる何かがあれば素直になれるのがサイケおやじの本性です。
 
そ~ゆ~節操の無さは恥ずかしさと同一とは思いますが、自嘲する余裕が少しは残っている事は、自惚れなんでしょうねぇ……。
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ストーンズで知るボブ&アール

2016-10-05 17:30:30 | Soul
ハーレム・シャッフル / Bob&Earl (Island / フィリップス)
 
大衆ヒット曲にはリバイバルやカバー物が少なくありませんが、しかし、そのオリジナルバージョンに触れる機会は、殊更洋楽の場合は難しい事が、これまた少なくありません。
 
本日のお題、「ハーレム・シャッフル / Harlem Shuffle」にしても、サイケおやじはローリング・ストーンズが1986年に大ヒットさせた時にシビレまくった痛快ロックなんですが、最初に聴いた時、ど~も、何処かで聞いていたような気分になっていたのは正解で、実はボブ&アールと名乗る黒人ソウルデュオが1963年にオリジナルとして出していたという真相が直ぐに報じられ、あぁ~、そうかっ!
 
実はサイケおやじは幸運にも、年上の友人の黒人音楽コレクター氏から頂戴したカセットテープの中で、そのボブ&アールの「ハーレム・シャッフル」を聴いていたのでした。
 
そこで当時、あらためて前述のコレクター氏から教えていただいた諸々をちょっぴり今日は書いておきたいと思います。
 
で、まずボブ&アールはアメリカ西海岸地域で活動していた黒人コーラスグループの出身で、やっていたのは所謂「ドゥーワップ」だったようですが、そこから1950年代末頃に独立し、ボブ&アールを名乗って活動し始めたのが1960年代初頭だったようです。
 
しかし、ボブ&アールは決して同じ顔触れのコンビだったわけではなく、初代(?)はボビー・デイ&アール・ネルソンであり、この「ハーレム・シャッフル / Harlem Shuffle」を出した時には、ボビー・レルフ&アール・ネルソンというコンビになっていたそうで、つまり「ボブ」がデビュー時とは別人に交代していたという事なんですが、このあたりは芸名でさえも権利関係がきっちりしている如何にもアメリカらしい経緯と想います。
 
そして肝心の「ハーレム・シャッフル / Harlem Shuffle」は、そのボビー・レルフ&アール・ネルソンが作詞作曲を手掛けた自前のヒット曲であり、1963年には見事、全米チャートでトップ40近くにまでランクされる好成績だったと言われています。
 
しかし、おそらくはローリング・ストーンズがボブ&アールの「ハーレム・シャッフル / Harlem Shuffle」に着目したのは、何故か1969年になってイギリスや欧州各国で再発大ヒットになってからだと思われます。
 
それは掲載したシングル盤のジャケ写に記載されているとおり、「イギリス・ヒット・パレードで旋風を巻き起こした」云々というキャッチコピーにも明らかのような気がするんですが、もちろん黒人音楽全般に傾倒しているローリング・ストーンズの面々からすれば、既に1963年のアメリカでのブレイクを知っていて、さらに1969年のイギリスおける大ヒットを踏まえてのカバー作戦(?)という真相も!?
 
まあ、いずれにせよ、オーケストラのサンプリングまで用いたローリング・ストーンズのカバーバージョンは、メリハリの効いたサウンド作り、ボビー・ウォマック等々の黒人ソウルシンガー達のバックコーラスとの相性もバッチリの仕上がりでしたから、1986年に解散の危機を乗り越えて出されたという噂もあった久々のスタジオ録音アルバム「ダーティ・ワーク」に収録され、同時にシングルカットされての大ヒットは予定調和以上の結果オ~ライ♪♪~♪
 
 
当然ながらリアルタイムの流行だった12吋シングルのリミックスバージョンも幾つか作られていて、その凝った作業は、それなりにファン泣かせでしたが、そうなってみると、逆に注目されたのがボブ&アールのオリジナルヒットバージョンでした。
 
ところが、その頃は、これがなかなか聴く事が出来なくて、サイケおやじは必死になって中古屋を巡り歩いた記憶があるほどだったんですが、なぁ~に、前述したコレクター氏にあれやこれやとご指導をお願いしていたら、あっさりと掲載の日本盤シングルを譲っていただけたのですから、ありがたやぁ~~~♪
 
そしていよいよレコードで聴けたボブ&アールの「ハーレム・シャッフル」は、堂々と使われたオーケストラサウンドと熱が入って、それでいながら何処からしら思わせぶりなボーカルが妙に猥雑な印象という、なかなか黒人芸能歌謡曲という好ましさですよ♪♪~♪
 
しかもカセットコピーで聴いていた時にはそれほど感じなかったドラムスやパーカッションの存在感が、アナログレコード盤では微妙な歪みも心地良いほどですから、素敵です♪♪~♪
 
ところが、ここでサイケおやじの何時もの悪いムシが出たというか、果たして聴いている1969年のイギリスにおける大ヒットバージョンが、1963年にアメリカで流行った本家本元のテイクと同一なのか?
 
そ~ゆ~疑問が沸々と……。
 
これが実は未だに解消されていないのは、サイケおやじの不勉強による未練であります。
 
ということで、趣味の道は険しく、細くなるばかりと思いつつも、それが出来なくなったら人生お終いと覚悟しなければならないのでしょうか。
 
まだまだ、諦めるわけにはいきませんよねぇ~~~~。
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頑なな心に滲む歌もある

2016-10-04 16:57:17 | 歌謡曲
恋はみずいろ c/w 今日の日はさよなら / 森山良子 (フイリップス)
 
今日は暑かったですねぇ~~、ほとんど夏へ逆戻り!?
 
どうやら強烈な台風が襲来している所為らしいんですが、さて、やはり今の時期といえば、仕事社会では人事異動が定例でしょうか。
 
サイケおやじの職場でも信頼していた後輩が関連別会社へ移ることになり、昨日は軽い送別会に顔を出して来ましたが、その席上、件の後輩が挨拶の折、突然歌い出したのが、森山良子が昭和42(1967)年に出したというよりも、広く我が国では歌謡フォークの定番になっている「今日の日はさよなら」でした。
 
 いぃ~つまでもぉ~ 絶えるぅ~ことなくぅ~
 とぉ~もだちでぇ~いよう~
 明日の日を~ 夢みぃてぇ~
 希望の道を~~
 
いゃ~、なんとも気恥ずかしくなるような歌詞とメロディには、若い頃から感情移入出来ないサイケおやじではありますが、何故か昨夜は素直に聴けました。
 
それは本人が長年(?)ボーイスカウトの活動に勤しんで来たという熱血男であり、仕事の現場でもそんな精神を大いに発揮していた実績を目の当たりにすることも多々ありましたからねぇ~~、サイケおやじとしても、自分には持ちえない、そうしたストレートに前向きな生き様にはソリが合わない時もありながら、やはり認めざるをえない仕事の手腕には助けられていたという、なにやら自分の器量の狭さを反省されられてしまえば、別れの席でこのような歌を本人が唱うことにも妙な共感が……。
 
そして恥かしながら、思わず今朝は森山良子のレコードを取り出してしまったですよ。
 
でも、サイケおやじは頑なに「今日の日はさよなら」に針を落とすことはせず、「作詞作曲:金子詔一」というクレジットだけを確認したのは、やはり自らの器量の狭さを証明する行動と自嘲するばかり……。
 
しかし、反対に堂々とA面曲「恋はみずいろ」は聴きましたよ、しっかりと!
 
う~ん、森山良子の清涼な声質と節回しがあればこそ、漣健児の訳詩が溌剌な感性で伝わってきますねぇ~~♪
 
この歌の一番有名なヒットバージョンはヴィッキーでしょうし、アンニュイなムードのクロディーヌ・ロンジェのバージョンも人気が高いわけですが、日本語バージョンでは森山良子が一番のような気がします。
 
ところが実はこのシングル盤では、B面収録の前述「今日の日はさよなら」があまりにもウケ過ぎた所為なんでしょう、肝心の「恋はみずいろ」が意味の無い洋楽カバーと受け取られているような……。
 
もちろんフォークソングの女王であった森山良子の存在感からすれば、多かれ少なかれメッセージ性のある歌を当時のファンは好んでいたと思いますし、後に「禁じられた恋」とか「まごころ」あたりから本格的にヒット狙いの歌謡曲を出していった彼女には、相当に厳しい批判もあったと言われています。
 
しかし、節操の無いサイケおやじにすれば、ポピュラーソングを歌ってくれる時の森山良子が一番好きで、掲載したシングル盤を中古ながらゲットしたのは、全く「恋はみずいろ」を聴きたかったからに他なりません。
 
ということで、本日は特段のオチもありませんが、世相はどうあれ、自らの心の豊かさだけは失いたくありません。
 
それが何に支えられるかは十人十色でしょうし、その場・その時の感性も大きく影響しますので、一概には求められずとも、頑固さと物分かりの良さのバランスは必要なのかもしれませんねぇ~~♪
 
とりあえず、今日の日はさよならです。
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こんな素敵なデモ音源♪ ブートじゃ~ないって!

2016-10-03 17:30:45 | Rock
CSN dEMOS / Crosby, Stills & Nash (Atlantic / Rhino = CD)
 
 01 Marrakesh Express / Crosby, Stills & Nash (1969年1月録音)
    Graham Nash(vo,g)、David Crosby(vo)、Stephen Stills(b)
 02 Almost Cut My Hair / David Crosby (1969年9月録音)
 03 You Don't Have To Cry / Stephen Stills (1968年8月録音)
 04 Deja Vu / David Crosby (1969年9月録音)
 05 Sleep Song / Graham Nash (1969年11月17日録音)
 06 My Love Is A Gentle Thing / Stephen Stills (1968年8月録音)
 07 Be Yourself / Graham Nash (1971年2月8日録音)
 08 Music Is Love / David Crosby, Neil Young & Graham Nash (1970年8月23日録音)
    David Crosby(vo,g)、Neil Young(vo,g)、Graham Nash(vo)
 09 Singing Call / Stephen Stills (1970年4月30日録音)
 10 Long Time Gone / David Crosby & Stephen Stills (1968年6月13日録音)
    David Crosby(vo,g)、Stephen Stills(g,b,ds)
 11 Chicago / Graham Nash (1970年8月30日録音)
 12 Love The One You're With / Stephen Stills (1970年4月30日録音)
 
既に2009年に発売されていたCDなんですが、ご紹介が遅れていたのはサイケおやじの全く不覚であり、実は例によって買いっばなしで放置していたブツの中から先日、ようやく掘り出してきたというバチアタリを深く反省するしかないほど、内容は素晴らしいですっ!
 
それはロック史にその名を刻すクロスビー・スティルス&ナッシュ=CS&Nが、1968~1971年に残していたデモ音源を纏めたもので、当然ながらそこにはニール・ヤングが加わったトラックも含まれ、また後にメンバー各々の名義により発表された名曲もあるんですから、たまりません♪♪~♪
 
もちろん、ここに収録の各トラックは、ほとんどが本人のギターやピアノだけで演じられたテイクが多い中にあって、それでも一緒にやることになる他メンバーとの協調、また公式に発売された完パケのバージョンとの聴き比べも楽しいところでしょう。
 
で、収録曲のその後の内訳は、まず「Marrakesh Express」「You Don't Have To Cry」「Long Time Gone」がCS&Nのデビューアルバム「クロスビー・スティルス&ナッシュ」、「Almost Cut My Hair 」「Deja Vu」がニール・ヤングも参加したCSN&Yによる1970年発表のLP「デジャ・ヴ」に収録されていて、そこでの個性と協調のバランスは全く緊張と緩和の名演名唱だったことは言わずもがな、それがここでは尚更に作者自演による目的意識の高さが聞き取れると感じるのは不遜でしょうか。
 
しかしデイヴィッド・クロスビー自作のトラックでは、あの強烈な変則チューニングのギターを用いた不思議な和声感覚によるアブナイ雰囲気がなんとも深い声質共々、ネイキッドで発散されていますし、スティーヴン・スティルスが入ってバンドスタイルで作った「Long Time Gone」ではエキセントリック寸前の味わいがモロ出しですから、本気でシビレさせられますよ♪♪~♪
 
一方、スティーヴン・スティルスは、これまた独特に変則チューニングのギターを用いた弾き語りでも、案外と落ち着いているというか、しかし持ち前の黒っぽさが随所に表出されるのは感度良好♪♪~♪ 例えば「You Don't Have To Cry」は何かライブの現場のような雰囲気ですし、未完成な「My Love Is A Gentle Thing 」や「Singing Call 」にしても、なかなか強い印象を残すのは、凝ったギターワークに耳を奪われる所為もあるでしょう。
 
ですから、ギター1本で熱く演じられている「Love The One You're With」が、今に至るも人気が高いという秘密が解き明かされているのは高得点♪♪~♪ 思わず、例のコーラスを歌いたくなってしまいますよ♪♪~♪
 
そしてグラハム・ナッシュが、これまた味わい深く、本気でCS&Nの夜明け前という「Marrakesh Express」がこのCDのド頭に据えられているのも当然と思う他は無く、後の1971年に自らのソロアルバム「ソング・フォー・ビギナーズ」に入れる「Sleep Song」「Be Yourself」「Chicago」にしても、ここでのシンプルな歌と演奏だって何らの問題も無いと思うほどに素敵ですよ♪♪~♪
 
ちなみに「Sleep Song」はホリーズ時代に既に作られていながら、歌詞が男女間の夜の営みを強く連想させるという事でボツったという逸話も有名なところですが、ここでの作者の素直な歌とギターを聴いていると、難癖をつける事自体が生臭いんじゃ~ないでしょうかねぇ~~。
 
サイケおやじとしては、メロディ展開そのものが好きな曲です。
 
さて、実はサイケおやじがこのCDの中で一番気になっていたのは、CN&Yで演じられ、デイヴィッド・クロスビーの最初のソロアルバムのオープニングを飾っていた「Music Is Love」でして、静謐な雰囲気も強かった件のスタジオバージョンよりも、ここでは粗野なフィーリングからゴスペルっぽいムードが滲んだりして、輪唱形式の曲構成やギターワークの面白さもストレートに制作過程を伝えてくれていますので大満足!!
 
いゃ~、こ~ゆ~デモ音源の蔵出しは、なかなか演じている本人達の素顔が出てしまうので、公開される事も少なく、それゆえにブートの世界の楽しみだったわけですが、流石に公認されての正式盤ともなれば、的確なリマスター作業による音質の良さは特筆物です。
 
本当にギターの音色や弦の軋み具合等々が生々しく、また現場での会話とか意思の疎通やすれちがいなんかも、面白く(?)聴けると思います。
 
ということで、全篇42分弱ほどの収録時間ではありますが、それにしてもアッという間に聴き終えてしまう次の瞬間には、再びリピートさせられてしまうのは必然の喜びであります。
 
あぁ~、もっともっと、このような発掘音源が望まれるミュージシャンは数知れず、どうかCS&Nの英断(?)に続いて欲しいものですねぇ~~~。
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飛鳥まゆりの印象と実在

2016-10-02 16:02:04 | 歌謡曲
少女の記憶 / 飛鳥まゆり (東芝)
 
歌の上手いアイドルとしては、昭和46(1971)年に本日掲載のシングル盤を出した飛鳥まゆりも忘れられないと思います。
 
まあ、ルックス的には失礼ながら微妙な感じもしますが、所謂「なごみ系」というジャンルが当時は無かったもんですから、それなりの可愛さは十人十色のファン心理かもしれません。
 
しかし、繰り返しますが、彼女の歌唱力は本物!
 
それは作詞:いまいずみあきら&作曲:井上かつおが提供したA面曲「少女の記憶」を聴けば、一発!
 
とにかく竜崎孝路のアレンジが本気で真っ黒いソウルグルーヴを狙っているというか、ビシバシのビート感、ファズギター、ブリブリのエレキベースが目立ちまくる演奏パートであれば、それに臆することのない飛鳥まゆりのボーカルがブラックなコブシ回しも程好い歌いっぷりなんですねぇ~~♪
 
残念ながら、サイケおやじは彼女のレコードは、これ1枚しか持っていませんし、プロフィール等々も知るところが無いんですが、この「少女の記憶」に出会った幸せは大切にしたくなるばかりです。
 
ということで、今日はちょっと一般的に「先生」と呼ばれる偉い人(?)のパーティに動員され、作り笑いや心にもない相槌を……。
 
なんだかバカバカしさだけが積み重なった休日なもんですから、これから憂さ晴らしに街を徘徊し、またまた中古屋とかブート屋に奉仕してしまいそうな予感も、逆に言えば、それが今はサイケおやじの嬉しい生甲斐です。
 
そこでなんとか、飛鳥まゆりの他のレコードにも良い出会いがありますように、願っているのでした。
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