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あの中国の報道官へのインタビュー    らくせき

2011年01月03日 12時56分10秒 | Weblog
中国外交部の姜瑜報道官(46)。テレビで時々、御目にかかる人。
中央日報がインタビューをしています。
テレビで見ていると、きびしい話し振りですが・・・


――今年質問が最も多かった事件は。

「なんといっても韓半島情勢と関連したものだ。
われわれがこの地域におり、中国がこの地域で重要な役割をしているためだ。
今の韓半島情勢は依然としてみんなが注目している」

――韓国を訪問したことがあるか。

「戴秉国国務委員に随行して11月末に初めて韓国に行った。
それ以前にも機会はあったが日程のため行けなくなることが多かった。

――平壌(ピョンヤン)にも行ってみたか。

「2年前に外務省の招きによりニュース交流の次元で行った。
韓半島の南北の住民が平和を渇望しているということを切実に感じた」


――3年4カ月間の報道官生活で最も記憶に残ることは。

「数年間仕事をしてきたがただの一度も簡単に終えられた記者会見はなかった。
経験があっても状況が随時変わるので熱心に準備しなければならない。
政策を発表する時にメディアが核心をよく把握できるようにするのがとても重要だ」

――中国人として感じる自負心は。

「自負心を感じると同時にさらに多くの悟りと負担を感じる。
中国は開発途上国として依然として国家を発展させなければならない任務が重大だ。
中国の発展は長く平坦ではない道だ」

――中国を批判する西側メディアの報道をどう思うか。

「鋭くない質問をするメディア記者は良い記者ではない。
鋭い質問をする記者は考える記者だ。
プロの職人としてする質問はすべてが正常だと考え私も開かれた姿勢で答える」

――昨年スペインのメディアによって“美女政治家”に選ばれたが。

「そのような評価には少しも意味を付与しない。
それでも中央日報国際部が私を“今年最も注目される人物”に
選んでくれたことはありがたく思う。」

このインタビューで姜報道官は韓国統一部のイ・ジョンジュ副報道官(38、女性)を
取り上げた。
姜報道官は、「放送を通じて韓国統一部の女性報道官を見た。
とても若くて自信があふれるように見えた。
同じ女性として本当にすごくて優秀だと感じた」と述べた。

 記者についての感想は、なかなかおもしろいですね。
 日本の記者さんたちは、どう思われているんでしょうね?
 あまり質問しないかな?


コメント
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 産経は「米軍広報」なのか?!  文科系

2011年01月03日 02時31分17秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 産経新聞に、米軍自衛隊合同演習関連でこんな記事が載ったそうだ。親米、反中国の彼らの立場への批判は今はおくとしても、何故これほどまでに米軍の立場を配慮して日本の東アジア友好を顧みず、かつ、民主党政権を貶めるのか。また同時に、こういう親米(軍)派の産経のような立場と民主党政権との間に、今なお一定の矛盾がうかがえて、興味深かったものである。日本の右翼勢力が、民主党政権をもっともっと親米・反中国に引っ張っていきたいということが示されているのだから。
 「自民・民主は同じ穴の狢」と語り続けて止まぬ勢力は、胸に手を当てて考えてみるべきだろう。これも、アシュラサイトから取った。


【 日本が対中配慮要請、米軍困惑 「尖閣奪還」演習(産経新聞)“骨抜き”を図った防衛省政務三役 
  投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 12 月 31 日 11:42:32

 【ワシントン=佐々木類】日米両国が今月初めに実施した共同統合演習「キーンソード(鋭い剣)」の実施前、日本政府が尖閣諸島に特定した島嶼(とうしょ)奪還演習を行わないよう、米軍サイドに内容の変更を働きかけていたことが明らかになった。複数の米軍関係者が明らかにした。

 米海軍は海上自衛隊とともに、予定通り中国軍に不法占拠された尖閣諸島奪還を想定した演習を実施した。だが、中国への配慮を優先した日本政府の申し出に、「将兵の士気に影響が出かねない」(米海軍関係者)との受け止めと困惑が広がった、という。

 キーンソードをめぐっては、防衛省政務三役が「中国を刺激するような演習は控えるように」という指示を陸上自衛隊に出し、尖閣諸島奪還演習から「一般的な防御訓練」に名目を変更していたことが判明している。米軍関係者の証言は民主党政権が、陸自単独で行う演習だけでなく、米海軍と海上自衛隊が行う演習に対しても訓練の“骨抜き”を図ろうとしていたことを裏付けている。

 国防総省関係者は「演習では当然、中国軍を念頭に置いた。日本政府の意向は尊重するが、海自とは実質的な訓練を粛々と行った」と話している。】


『日本政府の申し出に、「将兵の士気に影響が出かねない」(米海軍関係者)との受け止めと困惑が広がった、という』
 これは何と不思議な表現であるか。産経新聞の立ち位置はそもそもどこにあるのだ。米軍にあって、日本政府にはないみたいだが。その内容も、今回のことでは中国と事を荒立てたくなかった日本政府に対して、産経がこう主張している。米軍の「仮想敵は中国」姿勢に政府は従え、中国と事を荒立てて良いのであると、産経はそう語っているのだ。

『訓練の“骨抜き”を図ろうとしていたことを裏付けている』
 これも同じことだ。中国を仮想敵にしないことが、“骨抜き”だと語っているのである。そもそも中国という国は、アメリカ以上に外国に攻めてくる国であるのか。実に好い加減な論議をする新聞だと思う。僕はアメリカの方が遙かに恐い。大量破壊兵器があるという嘘の理由をでっちあげて、国連の反対を押し切ってまでイラク戦争に踏み切った国である。
 なお、次の文章は、文民統制違反、その側面援助にさえ繋がるような不見識なものだと思うがどうだろう。
『国防総省関係者は「演習では当然、中国軍を念頭に置いた。日本政府の意向は尊重するが、海自とは実質的な訓練を粛々と行った」と話している。』
 日本政府が、米軍どころか、自衛隊にもなめられている証拠と言えるのではないか。大問題である。

 事ほど左様に、産経新聞とは、日本政府に抵抗を感じた米軍の言動をば常に熱心に、逐一報道する方針らしい。
コメント (2)
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