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桶狭間になるか、本能寺になるかですよ。2月6日は(爆笑) キャッチホン

2011年01月22日 16時04分07秒 | Weblog
みだしのコトバは、1月19日(水)の公開インタビューで大西聰・名古屋市副市長が終わりがけに発したものです。もう少し詳しくいいますと、次のようなやりとりでした。

[ききて]戦国武将には、戦上手の人と内政にたけた人がいたようですが、信長は内政も上手だった。河村市長は、戦上手だけれども内政には問題があるのではないか、というのがきょうのお話で、これがリーダーにふさわしいのかどうかが2月6日に問われているということですね。

[副市長]桶狭間になるか、本能寺になるかですよ。2月6日は(会場、爆笑)、市民はどうやって選ぶのでしょうね。他人事のようですが、市民のレベルで決まると思いますけれども、レベルの低い人を選ぶのか、高い人を選ぶのか、どちらも民意ですから受け入れざるをえませんもんね。

このインタビューがどのような場所で、どのような形態でおこなわれたのか、その詳細情報については、[別記]をご覧ください。このインタビューは約2時間ですが、お聞きいただくことをお勧めします。

大西副市長はご存知の通り、河村市長から民間感覚の導入ということで登用された人ですが、さる1月11日に辞意を表明しました。公開インタビューへの対応は、かの市長にして、この副市長あり、といってもいい破天荒なものです。よくいえば率直、コトバを変えれば、あけすけ、あっけらかんと語っています。名古屋弁丸出しであり、論理にはどうかと思うところ多々ありです。しかし、内容の意味するところは名古屋市政における政治と行政の実態を知る上で貴重なものだと考えています。マスメディアが黙殺(沈黙)していることともあわせてです。

記憶にあるコメント~ランダムで失礼します:
〔河村市政について〕
・オープンにしたのは幹部会。経営会議は非公開
・河村さんは、政治家。議会対策ばかり。行政のことは、いわなかった
・河村さんは選挙がうまい。街に出て行くとお年寄りが握手しに駆け寄ってくるのでびっくりする
・河村さんは、肩書き(権威)のある人しか相手にしない
・議会が市長給与800万円を可決したのはミス。議会は800万にしろ、しろ、といわれ続けている
〔行財政改革について〕
・(10%減税の裏打ちは?)賃金カット
・(事業の見直しで支出の圧縮はあったのか)大きな変更なし
・(借金が増えたのでは?)「前政権」のハコモノ行政の流れの結果。減税で借金が増えましたかねえ
・保健所、土木事務所、環境事業所など、16カ所ある。集約すべき
・幼稚園の保育園の一体化はおかしい。機能がちがう。幼稚園はいらない。保育園は必要


[別記]
1/1.19公開インタビュー配布資料
  チラシと1.11「辞任について」(大西副市長)
  市民オンブズマン 事務局日誌
  http://nagoya.ombudsman.jp/data/ohnishi110119.pdf

2/1.19公開インタビューの模様(文章)
  河村市長はちゃんと仕事してるのか [2011年01月19日(水)]
  日本サードセクター経営者協会[後房雄のブログ]
  http://blog.canpan.info/jacevo-board/daily/201101/19  

3/1.19公開インタビューの模様(音声)
  【緊急企画】討論会「河村市長はちゃんと仕事してるのか?」
   ustream 夢
  http://www.ustream.tv/recorded/12109802
   *主宰者コメント:「 録画の失敗で、音声のみです。冒頭5分程度音声も無音です」
コメント (2)
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誰が時代閉塞の現状を打破するのか?  らくせき

2011年01月22日 15時12分16秒 | Weblog
名古屋市は、議会解散の賛否を問う住民投票、
市長選挙・知事選挙と3つが重なって、
オモシロイ。

しかし投票所に行って、誰に投票しようかと考えると、
頭が混乱してしまう。

今回の投票では、なにが問われているのか?
そこがスッキリと見えてこない。

市民税の10%減税、議員報酬の削減。
これが河村さんの目標。
閉塞感に陥った名古屋経済を市長として活性化したい。

では、目標を支えているのは、どういう価値観なのか?

一言でいえば、経済的な合理性を追求する?
市政も民間企業も同じ原理。
税金の負担、そして相応の公共サービス。
議員報酬の削減は、まさに、この合理性から多くの支持を
集めている。

では一番地という市民税の減税は?
河村理論でいえば、市民税が減税されれば、企業が名古屋に
やってくる。
減った分を補って余りある税収があるであろう。

ここで河村さんが言わないことがあります。
当分、税収の減った分はどうするのか?
経済的合理性から言えば、社会保障など公共支出の削減。
収益に寄与しないものは切る、でしょう。

対立候補は、対立より話し合い。
減税より福祉の重視を訴えています。
そういう意味では、これまでの延長線上の主張です。
そんな財源は、どこを搾っても出て来ない。
これでは市民を惹きつける新味があるでしょうか?

当選して、福祉重視の公約は果たせるのでしょうか?

公共的な部分が市場原理には合わないことは
市民は充分、分かっているでしょう。

しかしこれまでと同じ主張では賛同は得られないでは?
縮小再生産の世の中、福祉などの負担は、どういうカタチが
公平なのか?

経済的合理性が勝つのか?
公共的精神が、どこまで抵抗できるのか?

ホントウの争点は、新しい負担のあり方を、どう構築していくのか?
そこにあるのでは?

しかし、反河村派は、ここを争点にしているようには見えません。
また、そうしたら河村さんを論破できるのでしょうか?

閉塞感を破ってくれる方に票が流れるのではないでしょうか?



コメント (2)
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