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ウィキリークス(12)これが犯罪なら  文科系

2011年01月18日 22時55分51秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 ウィキリークスがまた、暴露を再開しています。予告されていて話題になっていた、米銀行関係の重要資料も出され始めましたから、これは近くまとめてみます。
 やはり、ウィキの震度には凄いものがあります。現在進行中のチュニジア革命も、この淵源はウィキリークスによる大統領一族腐敗状況の暴露にあったようです。チュニジア情勢には、独裁者カダフィとか、王族独裁が多い中東なども戦々恐々のようです。王族支配を使って中東の石油を食い物にしているからこそ、アメリカなどのイラン(革命)憎しも起こった。例えば、サウジアラビヤの王様がアメリカにこう要請したことも、ウィキで暴露されましたね。「イランを攻撃してくれ」

 新自由主義世界経済・政治というものも、実は権力者達が蔭でやりたい放題の世界であって、極悪な陰謀が渦巻いているもの。これを暴くのは、とにかく民主主義です。極悪な秘密のある奴らこそ、ウィキを恐れる。

 今回のニュースは毎日JPからのもの。アサンジュ氏の強姦? これが強姦なら、日本は強姦者だらけの国になってしまうでしょう。改めて、そういうことを教えてくれる記事でした。 


【 知りたい!:性的虐待か陰謀か アサンジ容疑者、焦点は避妊具

 米外交機密公電を暴露し、ホワイトハウスにとって「最も危険な存在」になった男は、スパイ小説もどきの「ハニートラップ(甘い落とし穴)」に陥ったのか--。内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(39)=保釈中=が問われているのは強姦(ごうかん)や性的虐待。舞台となったスウェーデンで一体何があったのか。【ストックホルムで樋口直樹】

 次第に明らかになってきた容疑の「実態」は、凶悪なイメージからかけ離れたものだった。事件の核心は、避妊具の装着などを巡る知人女性とのトラブル。捜査資料を基にしたという英ガーディアン紙などの報道によると、事件は昨年8月、ストックホルムへの10日間の講演旅行中に起こった。アサンジ容疑者はスウェーデン入りをアレンジした女性宅に泊まり込み、性的関係を持つ一方、講演会に参加した別の女性ともほぼ同時期に関係した。いずれも性交渉自体は当事者間の合意によるものだったが、アサンジ容疑者は避妊具の着用に反対した。

 最初の女性によると、アサンジ容疑者は結局、避妊具の使用で同意したが、同容疑者が事前に避妊具に「何かをした」(女性)ため破れてしまった。2人目の女性の話では、交渉は数回に及び、うち1回は女性が眠った状態の時で、「意思に反して」避妊具も使われなかったという。

 アサンジ容疑者側は避妊具への細工を否定。2人目の女性についても、女性側の積極的なアプローチを強調するなど、容疑を全面的に否認している。

 女性側の訴えは一見軽微のようだが、男女同権社会の意識が強いスウェーデンでは性犯罪の定義は広い。同国の犯罪事情に詳しいジャーナリスト、ワフルベルク氏は「合意による性交であっても、女性側の意に反して避妊具を使わなければ、性的虐待に問われる可能性がある」と指摘する。

 一方、スウェーデンでアサンジ容疑者の逮捕状が発付された後、いったん取り下げられ、再び手配された不自然な経緯や、最初の女性と米中央情報局(CIA)の関係を指摘する未確認情報などもある。容疑者の支持者らが事件について「信用失墜を狙った米情報機関などのハニートラップだ」と信じる根拠のひとつだ。

 アサンジ容疑者はスウェーデンへの身柄引き渡しに反対している。「米国への引き渡しにつながる可能性もある」と恐れているからだ。

 アサンジ容疑者側の主張を受け、国際的な支援の輪も広がった。ただ、スウェーデンでは、「報道の自由」におけるウィキリークスの「功績」と、今回の個人的な事件を切り離して考える冷静な見方も根強い。英字紙ザ・ローカルのサベジ記者によると「政府と検察は適切な距離を保っており、国民の多くは『陰謀説』をそれほど信じていない」と言う。】

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