原発事故からまもなく半年、放射能漏れの継続はもはやニュースにさえなりません。
いわば原発事故や放射能漏れは日常の出来事で、私たちはそれと共存して生きることが当たり前であるかのように慣らされてしまっています。
そして、やがて時が解決するというのが一般化してしまっています。
ではこれらはどんな経過を通じて解消されるのでしょうか。
以下は部外者の憶測ではなく、東電や監督官庁が、チャルノブイリやスリーマイル島事故の収束を参考にしながら発表している見通しのアウトラインです(9月1日「朝日」朝刊による)。
1)まず、現状の暴走事態が一応の安定を見せ、核燃料棒の取り出しが可能になるまで10年はかかります。
2)ただし、この取り出しが問題で、メルトダウンし変形している核燃料棒の取り出しには再メルトダウン(ようするに再爆発)というリスクが伴います。
3)それらを勘案すると、今後の放射能禍は順次減少といった楽観を許さない未定な状況と言えます。
4)結果として、建物や施設の解体といった段階に到達するには少なくとも数十年は要するとのことです。
(アンダーラインはあんころもちによる)
ようするに孫子の代になってやっと一段落がつくかも知れないということです。
その間排出され続ける放射能が人々に、とりわけ乳幼児に与え続ける影響も未定で、モルモットよろしく人体実験の対象とされています。
先般、やがて出産する母親が、母乳で育てたいのだが怖いので、できるだけ遠隔地の人工栄養を用いるほかはないと沈痛な思いで語っていたのが印象的でした。
この原発事故の日常化に慣らされたりしないで、脱原発を貫くべきだと思います。
いわば原発事故や放射能漏れは日常の出来事で、私たちはそれと共存して生きることが当たり前であるかのように慣らされてしまっています。
そして、やがて時が解決するというのが一般化してしまっています。
ではこれらはどんな経過を通じて解消されるのでしょうか。
以下は部外者の憶測ではなく、東電や監督官庁が、チャルノブイリやスリーマイル島事故の収束を参考にしながら発表している見通しのアウトラインです(9月1日「朝日」朝刊による)。
1)まず、現状の暴走事態が一応の安定を見せ、核燃料棒の取り出しが可能になるまで10年はかかります。
2)ただし、この取り出しが問題で、メルトダウンし変形している核燃料棒の取り出しには再メルトダウン(ようするに再爆発)というリスクが伴います。
3)それらを勘案すると、今後の放射能禍は順次減少といった楽観を許さない未定な状況と言えます。
4)結果として、建物や施設の解体といった段階に到達するには少なくとも数十年は要するとのことです。
(アンダーラインはあんころもちによる)
ようするに孫子の代になってやっと一段落がつくかも知れないということです。
その間排出され続ける放射能が人々に、とりわけ乳幼児に与え続ける影響も未定で、モルモットよろしく人体実験の対象とされています。
先般、やがて出産する母親が、母乳で育てたいのだが怖いので、できるだけ遠隔地の人工栄養を用いるほかはないと沈痛な思いで語っていたのが印象的でした。
この原発事故の日常化に慣らされたりしないで、脱原発を貫くべきだと思います。